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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン5 - 094 - 雨一夜

NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン5 - 094 - 雨一夜

( 大 蛇 丸 ) それ で ?

( カブト ) はい 幽鬼 丸 の 力 に 問題 は ない でしょう 。

あと は 薬 を 調整 する だけ です 。

( 大 蛇 丸 ) いつ 完成 する の ?

そう 時間 は かかり ませ ん よ 。

( 大 蛇 丸 ) なら 紅 蓮 と 幽鬼 丸 を 先 に 出発 さ せ なさい 。

( カブト ) 以前 も 言い ました が 大丈夫です か あの 女 ?

フフフ … しかたない の よ 。

これ は 紅 蓮 に しか でき ない こと だ から 。

紅 蓮 と 幽鬼 丸 の 力 が 一 つ に なって ➡

初めて この 作戦 は 実 を 結ぶ の よ 。

♪♪~

フッ …。

( 紅 蓮 ) いつまで 私 を 待た せる 気 だ !

フッ … もう 待たなくて も いい 。

大 蛇 丸 様 の 命令 が 出た 。

本当 か !

《 単純な ヤツ め 》

幽鬼 丸 !

( 幽鬼 丸 ) どこ か に 帰る の ? そこ は ボク の 帰る 場所 ?

なんだ コイツ は ?

お前 が 連れて いく の は この 子 だ 。

私 に ガキ の お守り を しろ って の かよ !

フン … さっそく 文句 か 。

大 蛇 丸 様 へ の 忠誠 は ウソ な の か ?

ま ぁ お前 の が さつ さ で は 子供 に 好か れ は しまい が な 。

大 蛇 丸 様 の そば に 仕えて る だけ で 調子 に 乗る な 。

キサマ など いつでも 殺せる んだ 。

《 なるほど 手近に ある 物質 を 瞬時 に 結晶 化 。

丸 腰 に 見えて コイツ の 周り は 武器 だらけ って こと か 。

これ が 晶 遁 …。

大 蛇 丸 様 も 一目 置く わけだ な 》

きっと ボク が 死んだら ➡

お前 の 転生 も うまく は いか ない ぞ 。

( カブト ) 大 蛇 丸 様 と ひと つ に なり たい んだろう ?

きれい …。

( 紅 蓮 ) お前 何 言って んだ ?

もっと 降ら ない の か な ? ワケ の わかん ねえ ヤツ だ 。

フフフ … いい コンビ だ な 。

おっと ボク は すぐに 追いつく 。 幽鬼 丸 と 先 に 出発 して くれ 。

チッ … まあ いい 。

だが 私 に ふざけた 態度 を 取る と 許さ ない よ 。

気 を つけろ 。 あの 辺り に 何者 か が 近づいて いる 。

なんだ と !? なぜ お前 が そんな こと を ?

言って なかった かな ? お前 の アジト に 向かう 途中 ➡

あの 辺り を 探って いた 木 ノ 葉 の 暗部 を 1 人 始末 した 。

すでに 木 ノ 葉 が 動いて いる はずだ 。

相手 に する の は 厄介だ 。 適当に 撒く と いい 。

そんな こと は 私 が 決める 。 ( カブト ) 幽鬼 丸 の 任務 に 失敗 すれば ➡

お前 の 転生 の 話 も なくなる こと を 忘れる な 。

♪♪~

《 木 ノ 葉 か …》

《 まさか あの 連中 木 ノ 葉 に 寝返ったり し ない だろう ね 》

ボク は 帰れる の か な …。

帰れる と いい なぁ 。

でも ボク に は 帰る 場所 が ある の か な …。

(( ナルト : 思って る ヤツ が いる 所 が 帰って くる 場所 な んだ !))

きっと ある よ ね 。

( リンジ ) これ を 見ろ 。 コイツ は 犬 の 爪 跡 だ 。

犬 か …。

《 まず った な 》

( シノ ) 反応 が 感じとれ ない くらい 弱く なって いる 。

♪♪~

( シノ ) 見つけた 。

( 水晶 を 削る 音 )

よし 卵 を 持って いる 。

孵化 できれば …。

♪♪~

だいたい よ ぉ ガマオヤビン の 息子 な のに ➡

どうして 水 遁 が でき ね えん だって ば よ !

ガマオヤビン てば !

(( ガマ 文 太 : 鉄砲 玉 !))

って す ん げ え 水 遁 の 使い 手 じゃ ねえ かよ !

( ガマ 吉 ) んな こと 言った って ➡

でき ねえ もん は でき ねえ ん じゃけん 。

ウダウダ 言う な 。 何 だ それ !?

何 じゃ い ! ( 木 ノ 葉 丸 ) ま ぁま ぁ ナルト 兄ちゃん 。

ここ は ガマ 竜 さん の 修業 から やる しか ない ぞ コレ !

小僧 ! オメエ よう 物事 わか っと る の ぉ 。

… って そんな ヒマ ある わけ ねえ だ ろ !

イヤ なら こっち も オメエ の 修業 に 付き合う の は やめ じゃ 。

また ガマ 力 さん に 手伝って もらう んじゃ のう 。

(( ガマ 力 : イヤ ~ ン ウッフ ~ ン ))

わかった 。 やっぱり ガマ 竜 の 修業 に ➡

オレ も 付き合う って ば よ 。

おうか 。 ま ぁ わかれば い い ん じゃけん 。 わかれば 。

で 水 遁 の 術 って 何 から やる んだ ?

( ガマ 竜 ) あ …。 改めて 言わ れれば ➡

どう やって いい の か わから ん のう 。

あ そう か ! 水 遁 だ から とりあえず ➡

水 を 飲めば いい んじゃ ねえ か ?

なるほど 。

あぁ そうじゃ のう 。 え ~!?

( ヌラリ ) 敵 が うろついて る って 本当 ?

間違い ない 。 この 山 に 潜伏 して いる 。

( キギリ ) いったい 誰 な んです ?

わから ん 。 大 蛇 丸 の アジト を 探して いた と なる と ➡

暁 か … 木 ノ 葉 か …。

( ヌラリ ) どう する ? こっち から 仕掛ける ?

紅 蓮 さん が い ない と なる と ➡

こっち も 無事で 済む と いう 保証 は ない 。

( ゴズ ) 意外だ な 。 ( リンジ ) ん ? 何 が だ ?

てっきり オレ は 今 こそ ➡

お前たち が 逃げ出す か と 思って いた 。

逃げ出す だ と ?

大 蛇 丸 の 情報 を 手 土産 に ➡

木 ノ 葉 に 取り入る チャンス だ 。

フン … なるほど ね 。

そんな 考え は これ っぽ っち も 思いつか なかった 。

フッ そう か オメエ さん 木 ノ 葉 に 投降 し たい の か 。

そんな つもり は 毛頭 ない 。

なら オメエ さん が 紅 蓮 さん に 従う 理由 は 何 だ ?

個人 的な 理由 だ 。

ほう 。

った く 私 一 人 なら ➡

とっくに 目的 地 に 着いて る って のに …。

( 幽鬼 丸 ) ボク あそこ は もう 行き たく ない 。

頭 痛く なる し …。 イヤ だ な 帰り たい 。

でも ボク の 帰る ところ ない んだった 。

あ でも この 前 会った 人 は ➡

誰 か が ボク の こと を 思って くれた とき ➡

そこ が ボク の 帰る 場所 に なる んだ って 言って て …。

けど ボク の こと を 思って くれる 人 は ➡

どう やって つくる の か な ?

( 紅 蓮 ) ベラベラ しゃべって ないで もっと 速く 歩け ない の か !

《 った く な んだ この ガキ は …》

♪♪~

赤い 椿 か 白い 椿 どっち が 好き ?

椿 。 椿 ?

それ 。

あぁ 確かに これ は 椿 だ 。

椿 が 好き ? 椿 …。

椿 なんて 好きじゃ ない 。

たまたま だ 。

あっ おい !

どうした !? ハァ ハァ …。

( 雷鳴 )

ハァ ハァ ハァ …。

( 雷鳴 )

クッソ …。

クソッ この 雨 じゃ アジト に 引き返す わけに も いか ない し 。

( 幽鬼 丸 ) う ぅ … 寒い 。

なに !? 寒い の か ?

あっ 熱 が !

♪♪~

( 火 を 熾 す 音 )

( ヤマト ) お呼び でしょう か 。

( 綱 手 ) ヤマト 。 カカシ 班 の 援護 に 向かって もらい たい 。

( ヤマト ) カカシ 先輩 の ?

ただ の 探索 だ と 聞いて い ます が ➡

何 か あった んです か ? ( 綱 手 ) 敵 と ニアミス した らしい 。

ただ その 敵 が 問題 だ 。

( 綱 手 ) これ まで 見た こと も ない 術 を 使う 。

見た こと の ない 術 …。

まだ はっきり した こと は 言え ない 。

今 カカシ が 送って きた サンプル を ➡

急いで 分析 さ せて いる ところ だ 。

誰 を 連れて 行き ます ?

空 から の 索敵 の ため に サイ ➡

ケガ 人 が 出た とき の ため に サクラ を 同行 しろ 。

その サクラ だ が 私 の 仕事 で 出て いる 。

明朝 戻って くる 予定 だ 。

サクラ が 戻り しだい 出発 しろ 。

わかり ました 。 でも 大 蛇 丸 がらみ だ と ➡

ナルト は 行き た がる でしょう ね 。

いい か この こと は 絶対 に ナルト に 知らせる な !

( カカシ ) どう だ 何 か 見つかった か ?

( ヒナタ ) ダメ です 何も 。

( キバ ) こっち も まるで ダメ だ 。

特に 雨 に 降ら れちゃ ➡

オレ たち の 鼻 に は 不利な 条件 が 重なる ぜ 。

進展 な しか …。

う っ !

( キバ ) コウモリ も 雨宿り か …。

コウモリ 。 ( ヒナタ ) 私 もう 一 度 探索 に 行って き ます 。

いや 待て 。 動く な 。 え ?

どうした キバ ?

いや ずっと 考えて た んだ 。 犬 笛 の 謎 を な 。

犬 笛 の 謎 ?

ああ 犬 笛 の 周波 数 と 同じ 超 音波 を 使う 動物 が いる 。

コイツ だ 。

なるほど 。

ヤツ ら は コウモリ を 操って いる と いう んだ な 。

でも どの コウモリ が ?

さあ な そこ まで は わから ねえ が 闇 雲 に 動けば ➡

余計に ヤツ ら に 居場所 を 知ら れる こと に なる 。

( キバ ) いや すでに 監視 さ れて る かも しれ ねえ 。

里 で 分析 して もらって いる 結晶 の 結果 さえ 出れば ➡

なに か 手段 を 講じ られる が …。

( カカシ ) ここ は シノ の 蟲 に 期待 する しか ない か 。

♪♪~

ハァ ハァ …。

《 紅 蓮 : 大 蛇 丸 様 に 吉報 を 届け なきゃ なら な いって のに 。

今 コイツ に 死な れちゃ 困る んだ 。 いい か 死ぬ な よ 》

♪♪~

( キギリ ) 遅 え な まだ かよ 。

( リンジ ) 確かに もう 戻って も いい 頃 だ な 。

♪♪~

《 リンジ と ゴズ も 連れて くる んだった な 》

(( 気 を つけろ 。 あの 辺り に 何者 か が 近づいて いる ))

《 こんな ところ で グズグズ して る わけに は いか な いって のに 》

大丈夫 か ?

あったかい 。

♪♪~

♪♪~

( 紅 蓮 ) しまった !

♬( 笹 笛 )

( 紅 蓮 ) 何 を して いる ?

紅 蓮 さん …。

もう 具合 は いい の か ?

お前 に い なく なら れちゃ 困る から な 。

お前 は 大 蛇 丸 様 から の 大事な 預かり もの だ 。

( 紅 蓮 ) それ は ?

か あ さま に …。

そう いえば お前 家族 は ?

か あ さま は … 帰って こ なかった …。

だから … ボク の 帰る 場所 は …。

♪♪~

椿 … 好きな んだろう ?

この 椿 は 決して 枯れ は し ない 。

私 が 死な ない かぎり は な 。

( 紅 蓮 ) 行く ぞ 。

♪♪~

ハハッ … いい こ だ ぞ ~ 赤 丸 !

しかし 赤 丸 って ば ホント デカ く なった よ なぁ …。

そう か ぁ ? お前 さ ホント に 赤 丸 の 成長 と か ➡

全然 気づか なかった の か よ ?

ん ~ そう だ な 言わ れて みれば …。

どう だ ? かゆい ところ は ない か ? 赤 丸 。 ( 赤 丸 ) ワン !

( キバ ) 若干 シャンプ ー の 減り が …➡

早く なった 気 は した な … それ に …。

どう だ ? 気持 いい か ? 赤 丸 。 ワンッ !

ブラッシング で 取れる 毛 の 量 が 増えた 気 も する ような …。

あと は …。

さ ぁ こい 赤 丸 ! 散歩 に いく ぞ !

( キバ ) 赤 丸 を 頭 に 乗せた 途端 ➡

急に 意識 が ぶ っ 飛んだ こと が あった っけ …。

でも ま ぁ 些細 な こと だ しな 。 んな ワケ ねえ だ ろ !

だって 昔 から 白い し フカフカ だし 鼻 黒い し …。

ワン ! これ で 気づけ って 言わ れて も ➡

困る よ な ? 赤 丸 ! ワン !

うん 。 何 か もう …➡

どうでも いい って ば よ 。

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NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン5 - 094 - 雨一夜 naruto||しっぷう つたい|しーずん|あめ いちや Naruto Shippuden Season 5-094 - A Night of Rain Naruto Shippuden - Saison 5 - 094 - Une nuit de pluie Naruto Shippuden - Säsong 5 - 094 - En natt av regn

( 大 蛇 丸 ) それ で ? だい|へび|まる||

( カブト ) はい 幽鬼 丸 の 力 に 問題 は ない でしょう 。 ||ゆうき|まる||ちから||もんだい|||

あと は 薬 を 調整 する だけ です 。 ||くすり||ちょうせい|||

( 大 蛇 丸 ) いつ 完成 する の ? だい|へび|まる||かんせい||

そう 時間 は かかり ませ ん よ 。 |じかん|||||

( 大 蛇 丸 ) なら 紅 蓮 と 幽鬼 丸 を 先 に 出発 さ せ なさい 。 だい|へび|まる||くれない|はす||ゆうき|まる||さき||しゅっぱつ|||

( カブト ) 以前 も 言い ました が 大丈夫です か あの 女 ? |いぜん||いい|||だいじょうぶです|||おんな

フフフ … しかたない の よ 。

これ は 紅 蓮 に しか でき ない こと だ から 。 ||くれない|はす|||||||

紅 蓮 と 幽鬼 丸 の 力 が 一 つ に なって ➡ くれない|はす||ゆうき|まる||ちから||ひと|||

初めて この 作戦 は 実 を 結ぶ の よ 。 はじめて||さくせん||み||むすぶ||

♪♪~

フッ …。

( 紅 蓮 ) いつまで 私 を 待た せる 気 だ ! くれない|はす||わたくし||また||き|

フッ … もう 待たなくて も いい 。 ||またなくて||

大 蛇 丸 様 の 命令 が 出た 。 だい|へび|まる|さま||めいれい||でた

本当 か ! ほんとう|

《 単純な ヤツ め 》 たんじゅんな||

幽鬼 丸 ! ゆうき|まる

( 幽鬼 丸 ) どこ か に 帰る の ? そこ は ボク の 帰る 場所 ? ゆうき|まる||||かえる||||||かえる|ばしょ

なんだ コイツ は ?

お前 が 連れて いく の は この 子 だ 。 おまえ||つれて|||||こ|

私 に ガキ の お守り を しろ って の かよ ! わたくし||||おもり|||||

フン … さっそく 文句 か 。 ||もんく|

大 蛇 丸 様 へ の 忠誠 は ウソ な の か ? だい|へび|まる|さま|||ちゅうせい|||||

ま ぁ お前 の が さつ さ で は 子供 に 好か れ は しまい が な 。 ||おまえ|||||||こども||すか|||||

大 蛇 丸 様 の そば に 仕えて る だけ で 調子 に 乗る な 。 だい|へび|まる|さま||||つかえて||||ちょうし||のる|

キサマ など いつでも 殺せる んだ 。 |||ころせる|

《 なるほど 手近に ある 物質 を 瞬時 に 結晶 化 。 |てぢかに||ぶっしつ||しゅんじ||けっしょう|か

丸 腰 に 見えて コイツ の 周り は 武器 だらけ って こと か 。 まる|こし||みえて|||まわり||ぶき||||

これ が 晶 遁 …。 ||あき|とん

大 蛇 丸 様 も 一目 置く わけだ な 》 だい|へび|まる|さま||いちもく|おく||

きっと ボク が 死んだら ➡ |||しんだら

お前 の 転生 も うまく は いか ない ぞ 。 おまえ||てんせい||||||

( カブト ) 大 蛇 丸 様 と ひと つ に なり たい んだろう ? |だい|へび|まる|さま|||||||

きれい …。

( 紅 蓮 ) お前 何 言って んだ ? くれない|はす|おまえ|なん|いって|

もっと 降ら ない の か な ? ワケ の わかん ねえ ヤツ だ 。 |ふら||||||||||

フフフ … いい コンビ だ な 。

おっと ボク は すぐに 追いつく 。 幽鬼 丸 と 先 に 出発 して くれ 。 ||||おいつく|ゆうき|まる||さき||しゅっぱつ||

チッ … まあ いい 。

だが 私 に ふざけた 態度 を 取る と 許さ ない よ 。 |わたくし|||たいど||とる||ゆるさ||

気 を つけろ 。 あの 辺り に 何者 か が 近づいて いる 。 き||||あたり||なにもの|||ちかづいて|

なんだ と !? なぜ お前 が そんな こと を ? |||おまえ||||

言って なかった かな ? お前 の アジト に 向かう 途中 ➡ いって|||おまえ||||むかう|とちゅう

あの 辺り を 探って いた 木 ノ 葉 の 暗部 を 1 人 始末 した 。 |あたり||さぐって||き||は||あんぶ||じん|しまつ|

すでに 木 ノ 葉 が 動いて いる はずだ 。 |き||は||うごいて||

相手 に する の は 厄介だ 。 適当に 撒く と いい 。 あいて|||||やっかいだ|てきとうに|まく||

そんな こと は 私 が 決める 。 ( カブト ) 幽鬼 丸 の 任務 に 失敗 すれば ➡ |||わたくし||きめる||ゆうき|まる||にんむ||しっぱい|

お前 の 転生 の 話 も なくなる こと を 忘れる な 。 おまえ||てんせい||はなし|||||わすれる|

♪♪~

《 木 ノ 葉 か …》 き||は|

《 まさか あの 連中 木 ノ 葉 に 寝返ったり し ない だろう ね 》 ||れんちゅう|き||は||ねがえったり||||

ボク は 帰れる の か な …。 ||かえれる|||

帰れる と いい なぁ 。 かえれる|||

でも ボク に は 帰る 場所 が ある の か な …。 ||||かえる|ばしょ|||||

(( ナルト : 思って る ヤツ が いる 所 が 帰って くる 場所 な んだ !)) |おもって|||||しょ||かえって||ばしょ||

きっと ある よ ね 。

( リンジ ) これ を 見ろ 。 コイツ は 犬 の 爪 跡 だ 。 |||みろ|||いぬ||つめ|あと|

犬 か …。 いぬ|

《 まず った な 》

( シノ ) 反応 が 感じとれ ない くらい 弱く なって いる 。 |はんのう||かんじとれ|||よわく||

♪♪~

( シノ ) 見つけた 。 |みつけた

( 水晶 を 削る 音 ) すいしょう||けずる|おと

よし 卵 を 持って いる 。 |たまご||もって|

孵化 できれば …。 ふか|

♪♪~

だいたい よ ぉ ガマオヤビン の 息子 な のに ➡ |||||むすこ||

どうして 水 遁 が でき ね えん だって ば よ ! |すい|とん|||||||

ガマオヤビン てば !

(( ガマ 文 太 : 鉄砲 玉 !)) |ぶん|ふと|てっぽう|たま

って す ん げ え 水 遁 の 使い 手 じゃ ねえ かよ ! |||||すい|とん||つかい|て|||

( ガマ 吉 ) んな こと 言った って ➡ |きち|||いった|

でき ねえ もん は でき ねえ ん じゃけん 。

ウダウダ 言う な 。 何 だ それ !? |いう||なん||

何 じゃ い ! ( 木 ノ 葉 丸 ) ま ぁま ぁ ナルト 兄ちゃん 。 なん|||き||は|まる|||||にいちゃん

ここ は ガマ 竜 さん の 修業 から やる しか ない ぞ コレ ! |||りゅう|||しゅぎょう||||||

小僧 ! オメエ よう 物事 わか っと る の ぉ 。 こぞう|||ものごと|||||

… って そんな ヒマ ある わけ ねえ だ ろ !

イヤ なら こっち も オメエ の 修業 に 付き合う の は やめ じゃ 。 ||||||しゅぎょう||つきあう||||

また ガマ 力 さん に 手伝って もらう んじゃ のう 。 ||ちから|||てつだって|||

(( ガマ 力 : イヤ ~ ン ウッフ ~ ン )) |ちから||||

わかった 。 やっぱり ガマ 竜 の 修業 に ➡ |||りゅう||しゅぎょう|

オレ も 付き合う って ば よ 。 ||つきあう|||

おうか 。 ま ぁ わかれば い い ん じゃけん 。 わかれば 。

で 水 遁 の 術 って 何 から やる んだ ? |すい|とん||じゅつ||なん|||

( ガマ 竜 ) あ …。 改めて 言わ れれば ➡ |りゅう||あらためて|いわ|

どう やって いい の か わから ん のう 。

あ そう か ! 水 遁 だ から とりあえず ➡ |||すい|とん|||

水 を 飲めば いい んじゃ ねえ か ? すい||のめば||||

なるほど 。

あぁ そうじゃ のう 。 え ~!? |そう じゃ||

( ヌラリ ) 敵 が うろついて る って 本当 ? |てき|||||ほんとう

間違い ない 。 この 山 に 潜伏 して いる 。 まちがい|||やま||せんぷく||

( キギリ ) いったい 誰 な んです ? ||だれ||

わから ん 。 大 蛇 丸 の アジト を 探して いた と なる と ➡ ||だい|へび|まる||||さがして||||

暁 か … 木 ノ 葉 か …。 あかつき||き||は|

( ヌラリ ) どう する ? こっち から 仕掛ける ? |||||しかける

紅 蓮 さん が い ない と なる と ➡ くれない|はす|||||||

こっち も 無事で 済む と いう 保証 は ない 。 ||ぶじで|すむ|||ほしょう||

( ゴズ ) 意外だ な 。 ( リンジ ) ん ? 何 が だ ? |いがいだ||||なん||

てっきり オレ は 今 こそ ➡ |||いま|

お前たち が 逃げ出す か と 思って いた 。 おまえたち||にげだす|||おもって|

逃げ出す だ と ? にげだす||

大 蛇 丸 の 情報 を 手 土産 に ➡ だい|へび|まる||じょうほう||て|みやげ|

木 ノ 葉 に 取り入る チャンス だ 。 き||は||とりいる||

フン … なるほど ね 。

そんな 考え は これ っぽ っち も 思いつか なかった 。 |かんがえ||||||おもいつか|

フッ そう か オメエ さん 木 ノ 葉 に 投降 し たい の か 。 |||||き||は||とうこう||||

そんな つもり は 毛頭 ない 。 |||もうとう|

なら オメエ さん が 紅 蓮 さん に 従う 理由 は 何 だ ? ||||くれない|はす|||したがう|りゆう||なん|

個人 的な 理由 だ 。 こじん|てきな|りゆう|

ほう 。

った く 私 一 人 なら ➡ ||わたくし|ひと|じん|

とっくに 目的 地 に 着いて る って のに …。 |もくてき|ち||ついて|||

( 幽鬼 丸 ) ボク あそこ は もう 行き たく ない 。 ゆうき|まる|||||いき||

頭 痛く なる し …。 イヤ だ な 帰り たい 。 あたま|いたく||||||かえり|

でも ボク の 帰る ところ ない んだった 。 |||かえる|||

あ でも この 前 会った 人 は ➡ |||ぜん|あった|じん|

誰 か が ボク の こと を 思って くれた とき ➡ だれ|||||||おもって||

そこ が ボク の 帰る 場所 に なる んだ って 言って て …。 ||||かえる|ばしょ|||||いって|

けど ボク の こと を 思って くれる 人 は ➡ |||||おもって||じん|

どう やって つくる の か な ?

( 紅 蓮 ) ベラベラ しゃべって ないで もっと 速く 歩け ない の か ! くれない|はす|||||はやく|あるけ|||

《 った く な んだ この ガキ は …》

♪♪~

赤い 椿 か 白い 椿 どっち が 好き ? あかい|つばき||しろい|つばき|||すき

椿 。 椿 ? つばき|つばき

それ 。

あぁ 確かに これ は 椿 だ 。 |たしかに|||つばき|

椿 が 好き ? 椿 …。 つばき||すき|つばき

椿 なんて 好きじゃ ない 。 つばき||すきじゃ|

たまたま だ 。

あっ おい !

どうした !? ハァ ハァ …。

( 雷鳴 ) らいめい

ハァ ハァ ハァ …。

( 雷鳴 ) らいめい

クッソ …。

クソッ この 雨 じゃ アジト に 引き返す わけに も いか ない し 。 ||あめ||||ひきかえす|||||

( 幽鬼 丸 ) う ぅ … 寒い 。 ゆうき|まる|||さむい

なに !? 寒い の か ? |さむい||

あっ 熱 が ! |ねつ|

♪♪~

( 火 を 熾 す 音 ) ひ||し||おと

( ヤマト ) お呼び でしょう か 。 |および||

( 綱 手 ) ヤマト 。 カカシ 班 の 援護 に 向かって もらい たい 。 つな|て|||はん||えんご||むかって||

( ヤマト ) カカシ 先輩 の ? ||せんぱい|

ただ の 探索 だ と 聞いて い ます が ➡ ||たんさく|||きいて|||

何 か あった んです か ? ( 綱 手 ) 敵 と ニアミス した らしい 。 なん|||||つな|て|てき||||

ただ その 敵 が 問題 だ 。 ||てき||もんだい|

( 綱 手 ) これ まで 見た こと も ない 術 を 使う 。 つな|て|||みた||||じゅつ||つかう

見た こと の ない 術 …。 みた||||じゅつ

まだ はっきり した こと は 言え ない 。 |||||いえ|

今 カカシ が 送って きた サンプル を ➡ いま|||おくって|||

急いで 分析 さ せて いる ところ だ 。 いそいで|ぶんせき|||||

誰 を 連れて 行き ます ? だれ||つれて|いき|

空 から の 索敵 の ため に サイ ➡ から|||さくてき||||

ケガ 人 が 出た とき の ため に サクラ を 同行 しろ 。 |じん||でた|||||||どうこう|

その サクラ だ が 私 の 仕事 で 出て いる 。 ||||わたくし||しごと||でて|

明朝 戻って くる 予定 だ 。 みょうちょう|もどって||よてい|

サクラ が 戻り しだい 出発 しろ 。 ||もどり||しゅっぱつ|

わかり ました 。 でも 大 蛇 丸 がらみ だ と ➡ |||だい|へび|まる|||

ナルト は 行き た がる でしょう ね 。 ||いき||||

いい か この こと は 絶対 に ナルト に 知らせる な ! |||||ぜったい||||しらせる|

( カカシ ) どう だ 何 か 見つかった か ? |||なん||みつかった|

( ヒナタ ) ダメ です 何も 。 |||なにも

( キバ ) こっち も まるで ダメ だ 。

特に 雨 に 降ら れちゃ ➡ とくに|あめ||ふら|

オレ たち の 鼻 に は 不利な 条件 が 重なる ぜ 。 |||はな|||ふりな|じょうけん||かさなる|

進展 な しか …。 しんてん||

う っ !

( キバ ) コウモリ も 雨宿り か …。 |||あまやどり|

コウモリ 。 ( ヒナタ ) 私 もう 一 度 探索 に 行って き ます 。 ||わたくし||ひと|たび|たんさく||おこなって||

いや 待て 。 動く な 。 え ? |まて|うごく||

どうした キバ ?

いや ずっと 考えて た んだ 。 犬 笛 の 謎 を な 。 ||かんがえて|||いぬ|ふえ||なぞ||

犬 笛 の 謎 ? いぬ|ふえ||なぞ

ああ 犬 笛 の 周波 数 と 同じ 超 音波 を 使う 動物 が いる 。 |いぬ|ふえ||しゅうは|すう||おなじ|ちょう|おんぱ||つかう|どうぶつ||

コイツ だ 。

なるほど 。

ヤツ ら は コウモリ を 操って いる と いう んだ な 。 |||||あやつって|||||

でも どの コウモリ が ?

さあ な そこ まで は わから ねえ が 闇 雲 に 動けば ➡ ||||||||やみ|くも||うごけば

余計に ヤツ ら に 居場所 を 知ら れる こと に なる 。 よけいに||||いばしょ||しら||||

( キバ ) いや すでに 監視 さ れて る かも しれ ねえ 。 |||かんし||||||

里 で 分析 して もらって いる 結晶 の 結果 さえ 出れば ➡ さと||ぶんせき||||けっしょう||けっか||でれば

なに か 手段 を 講じ られる が …。 ||しゅだん||こうじ||

( カカシ ) ここ は シノ の 蟲 に 期待 する しか ない か 。 |||||むし||きたい||||

♪♪~

ハァ ハァ …。

《 紅 蓮 : 大 蛇 丸 様 に 吉報 を 届け なきゃ なら な いって のに 。 くれない|はす|だい|へび|まる|さま||きっぽう||とどけ|||||

今 コイツ に 死な れちゃ 困る んだ 。 いい か 死ぬ な よ 》 いま|||しな||こまる||||しぬ||

♪♪~

( キギリ ) 遅 え な まだ かよ 。 |おそ||||

( リンジ ) 確かに もう 戻って も いい 頃 だ な 。 |たしかに||もどって|||ころ||

♪♪~

《 リンジ と ゴズ も 連れて くる んだった な 》 ||||つれて|||

(( 気 を つけろ 。 あの 辺り に 何者 か が 近づいて いる )) き||||あたり||なにもの|||ちかづいて|

《 こんな ところ で グズグズ して る わけに は いか な いって のに 》

大丈夫 か ? だいじょうぶ|

あったかい 。

♪♪~

♪♪~

( 紅 蓮 ) しまった ! くれない|はす|

♬( 笹 笛 ) ささ|ふえ

( 紅 蓮 ) 何 を して いる ? くれない|はす|なん|||

紅 蓮 さん …。 くれない|はす|

もう 具合 は いい の か ? |ぐあい||||

お前 に い なく なら れちゃ 困る から な 。 おまえ||||||こまる||

お前 は 大 蛇 丸 様 から の 大事な 預かり もの だ 。 おまえ||だい|へび|まる|さま|||だいじな|あずかり||

( 紅 蓮 ) それ は ? くれない|はす||

か あ さま に …。

そう いえば お前 家族 は ? ||おまえ|かぞく|

か あ さま は … 帰って こ なかった …。 ||||かえって||

だから … ボク の 帰る 場所 は …。 |||かえる|ばしょ|

♪♪~

椿 … 好きな んだろう ? つばき|すきな|

この 椿 は 決して 枯れ は し ない 。 |つばき||けっして|かれ|||

私 が 死な ない かぎり は な 。 わたくし||しな||||

( 紅 蓮 ) 行く ぞ 。 くれない|はす|いく|

♪♪~

ハハッ … いい こ だ ぞ ~ 赤 丸 ! |||||あか|まる

しかし 赤 丸 って ば ホント デカ く なった よ なぁ …。 |あか|まる||||||||

そう か ぁ ? お前 さ ホント に 赤 丸 の 成長 と か ➡ |||おまえ||||あか|まる||せいちょう||

全然 気づか なかった の か よ ? ぜんぜん|きづか||||

ん ~ そう だ な 言わ れて みれば …。 ||||いわ||

どう だ ? かゆい ところ は ない か ? 赤 丸 。 ( 赤 丸 ) ワン ! |||||||あか|まる|あか|まる|

( キバ ) 若干 シャンプ ー の 減り が …➡ |じゃっかん||||へり|

早く なった 気 は した な … それ に …。 はやく||き|||||

どう だ ? 気持 いい か ? 赤 丸 。 ワンッ ! ||きもち|||あか|まる|

ブラッシング で 取れる 毛 の 量 が 増えた 気 も する ような …。 ||とれる|け||りょう||ふえた|き|||

あと は …。

さ ぁ こい 赤 丸 ! 散歩 に いく ぞ ! |||あか|まる|さんぽ|||

( キバ ) 赤 丸 を 頭 に 乗せた 途端 ➡ |あか|まる||あたま||のせた|とたん

急に 意識 が ぶ っ 飛んだ こと が あった っけ …。 きゅうに|いしき||||とんだ||||

でも ま ぁ 些細 な こと だ しな 。 んな ワケ ねえ だ ろ ! |||ささい|||||||||

だって 昔 から 白い し フカフカ だし 鼻 黒い し …。 |むかし||しろい||||はな|くろい|

ワン ! これ で 気づけ って 言わ れて も ➡ |||きづけ||いわ||

困る よ な ? 赤 丸 ! ワン ! こまる|||あか|まる|

うん 。 何 か もう …➡ |なん||

どうでも いい って ば よ 。