NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 105 - 結 界 攻防 戦
( 紅 蓮 ) じきに 着く 。
( カブト ) 準備 は いい か ? 幽鬼 丸 。
( 幽鬼 丸 ) どうしても やら なきゃ ダメ な の か な …。
それ が お前 の 役割 だ 。
でも きっと また 苦しく なる 。
(( なんなら ボク から 幽鬼 丸 に 教えて あげて も いい んだ けど ね 。
唯一 帰る 場所 だ と 信じて いた 優しい 紅 蓮 さん は ➡
自分 の 母親 を 殺した 極悪 人 だった って ね 。
やめろ ! なら ボク の 命令 に ➡
素直に 従う んだ ね ))
♪♪~
時間 が ない 。 急ぐ ぞ !
♪♪~
( カカシ ) どう だ ? ( サイ ) まだ 反応 が あり ませ ん 。
そう か …。
さっき の 戦い で ➡
ヤツ は 相当 の チャクラ を 消費 して いる はずだ 。
(( ぐ っ !))
叩く なら 今 だ 。 ヤツ に 余計な 時間 を 与え たく ない 。
そう です ね 。 捜索 範囲 を 広げ ます 。
( ナルト ) クソッ ! 晶 遁使 い の ヤツ どこ に 消え や がった んだ !?
( シノ ) 焦り は 禁物 だ 。
わかって る 。
でも アイツ を 逃がせば 幽鬼 丸 は …。
絶対 に 見つけて やる !
( 鬼 霧 ) あぁ …。
( 濡 羅 吏 ) もう なんて ざま よ 最悪 。
アンタ たち 今にも 死に そうじゃ ない 。
( 鬼 鳳 ) ケッ お互いさまだろう が よ 。
なんか 意識 が 遠く なって きた 。
こんな ところ で くたばって たまる か よ 。
オレ ら は あの アジト で さえ 生き延びた んだ 。
( 紅 蓮 ) あれ が 三尾 を 捕らえる 封印 か 。
まず いな かなり 作業 が 進行 して いる 。
さあ 幽鬼 丸 。
時間 が ない って のに 。
おい 紅 蓮 ソイツ を どうにか しろ 。 ( 幽鬼 丸 ) 紅 蓮 さん 。
もう いい 。
お前 裏切る の か ?
アンタ に 逆らう 気 は ない 。
でも あの 術 は ダメ ー ジ が で か すぎる 。
だから 頼む もう 一 度 だけ 私 に やら せて くれ 。
この 期 に 及んで また それ か 。
そう やって 幽鬼 丸 を 出し 渋った 挙句 ➡
お前 は ほんとの 手 駒 を 失い 自分 自身 で さえ ボロボロ の ありさま 。
そんな 状態 で まともに 戦える と でも ?
それ は …。
今 の お前 に できる の は せいぜい …。
そう だ な 幽鬼 丸 を 使わ ない 方法 も ある に は ある か 。
ただし こと は 一刻 を 争う 。
お前 が ボク の 作戦 に 全面 的に のる の が 条件 だ 。
わかった 。
少し でも おかしな 素振り を 見せたり ➡
失敗 した とき は 遠慮 なく 彼 を 使わ せて もらう よ 。
ああ 。
フン そういう こと さ 。
来い 幽鬼 丸 。
安心 しろ 巻き込ま れ ない ところ まで ➡
連れて 行く だけ だ 。
それ で 作戦 は ?
鱗 児 に 作戦 は 伝えて おく お前 は その 指示 に 従え 。
( カブト ) ここ なら 三尾 の 力 も 届か ない だろう 。
紅 蓮 さん 大丈夫な の か な 。
自分 から 言い出した んだ 。
命 に 代えて も やって もらう さ 。
この 場 を 動く な よ 。
( 物音 )
作戦 を 聞こう か 。
( 鱗 児 ) 紅 蓮 さん 。
さっさと しろ 時間 が 惜しい 。
はい カブト さん の 情報 に よれば 封印 を 警護 して いる 2 人 は ➡
暗 器 使い と 体 術 使い 。
一 度 不意打ち を くらって いる ので 警戒 を 強めて いる はずだ と 。
なるほど な 。 つまり ヤツ ら の 目 を ひきつける ハデ な 陽動 役 。
囮 が 必要 って わけ か 。 フッ 。
わかった その 作戦 で いこう 。
手前 の 2 人 は 引き受ける 。
でも いい んです かい ? 紅 蓮 さん 。
囮 なら 残り の チャクラ で も やり よう は ある さ 。
お前 は 隙 を うかがい 封印 を 破る こと に 集中 しろ 。
( サクラ ) 封印 内 に 三尾 が 完全に 入り ました 。
( シズネ ) よし で は このまま 結 界 四方 封 陣 の 範囲 を 狭め ➡
三尾 の 自由 を 完全に 奪う 。 (3 人 ) はい !
( リ ー ) あっ テンテン ! ( テンテン ) わかって る 。
何者 です !?
大事な 封印 を 守る の が ガキ 2 匹 と は 笑わ せる ね 。
その 術 まさか 晶 遁 使い です か !?
対 晶 遁班 が 迎えうった んじゃ …。
どう する ? ケツ まくって 逃げる かい ?
とんでもない ! 噂 の 晶 遁使 いと の 手 合わせ ➡
望む ところ です ! い きがるじゃ ない か 。
木 ノ 葉 の ガキ が さ 。
みんな 集中 して !
網 は 十分に 狭まった 。
これ より 四方 より 錠 を かけ ➡
三尾 を 完全に 封印 する 。 (3 人 ) はい !
結 界 四方 封 陣 施錠 !
♪♪~
ボク が 相手 です !
で いや ! うわ !
手応え が 妙です これ は まるで …。
残念だった ね 。
結晶 で 体 を 覆って …。
《 った く こんな 相手 。
いつも なら とっくに 終わって る って のに 》
まだまだ !
《 残り の チャクラ から いって 私 が 使える 術 は ➡
あと 1 つ か 2 つ が せいぜい 。 ならば …》
《 次 で 決める !》
♪♪~
( いの ) ああ ! いの !
《 コントロ ー ル が …》
《 クッ 失敗 か 》
すみません ! まだ 網 は 破ら れて い ない !
呼吸 を 合わせ もう 一 度 封印 の 錠 を かけ 直す の よ !
くたばれ !
♪♪~
今 です !
(2 人 ) うわ ~!
まずい ! しまった !
くらえ !! コラボ 忍法 ガマ 鉄砲 !
う う ! なに !?
ナルト 君 !
( ガマ 竜 ) わ ~ い うまく いった よ !
( ガマ 吉 ) この くらい できて 当然じゃ !
やっと 見つけた ぜ 晶 遁 使い 。
キサマ !
《 なんと して も あの 封印 だけ は …》
シノ 。
な なに !? あ !
封印 が ! ( サクラ たち ) キャ ー !
( ヤマト ) 先輩 ! ん ?
ヤマト か 。
( ヤマト ) 先輩 の 読み どおり 我々 は 敵 の 陽動 部隊 と 接触 し ました 。
しかし 敵 の 戦力 は たいした 脅威 で は なく 戦闘 は 終了 。
その後 隊 を 2 つ に わけ 封印 班 の 警護 に は ➡
リ ー と テンテン を 向かわ せ ました 。
そちら は ?
まずい ぞ 。 晶 遁 を 破る 方法 は 見つけた もの の ヤツ に 逃げ られた 。
えっ ! お前たち は すぐに ➡
封印 班 の 援護 に 向かって くれ 。
しまった !
《 これ で は 結 界 が 保て ない 》
( ヒナタ ) なんて 大きい の ?
何 これ ?
( みんな ) キャ ー ッ !
いけない !
うわ ~ っ !
なんて チャクラ だ 。 これ が 三尾 。
結 界 が 破ら れた 。
( トビ ) う っひ ゃ ~ 先輩 !
ノルマ が 出 ました よ ~!
グオ ー ッ !!
う ぅっ …!
兄ちゃん 怖い よ !
なんちゅう 衝撃 波 じゃ !
オメエ ! また 厄介な ところ に ワシ ら を 呼び出し おって !
んな こ と 言って る 場合 じゃ ねえ って ば よ !
目的 は 果たした 。 これ で お前 ら に ➡
三尾 を 封印 する 術 は なくなった わけだ 。
テメエ 許さ ねえ !
フンッ 。 鱗 児 退く ぞ !
逃がさ ん !
♪♪~
う お ぉ ~!! う お ~!
うわ ~! ダメ じゃ ~!
う っ … うわ っ !!
あっ !
う ぅっ !
紅 蓮 さん … あっ !
は ぁ … はっ !
♪♪~
ヒッ ! ぐ 紅 蓮 さん !
♪♪~
( 幽鬼 丸 ) 逃げて !
う っ う ぅ …。
アイツ ら は !? あそこ だ 。
♪♪~
ダメ だ …。
ダメ だ ! やめて …。
イヤ だ !!
イヤ だ ~!!
( 大 蛇 丸 ) カブト め … 幽鬼 丸 の 力 を 引き出そう と ➡
ずいぶん 焦って いる よう ね 。
でも 強制 さ れた 先 に など 本当の 力 は あり は し ない 。
心から 何 か を 欲し 強く 願った とき ➡
初めて 己 で すら 知り え ぬ 本当の 力 を 出す こと が できる の よ 。
♪♪~
これ は …。
何 だ ? あれ は …。
オレ 見た こと が ある 。
あれ は あの とき と 同じ …。
♪♪~
あっ … 幽鬼 丸 !
え ~ と 今日 の ミニコ ー ナ ー は と …。 ( 扉 が 開く 音 )
大変です よ ナルト 君 !!
(2 人 ) 大変 よ ナルト !
今日 の ミニコ ー ナ ー なん です が …。 ああ そん なら ここ に 台本 が …。
それ が あり え ない の よ !
台本 が 真っ白な の ! え ~ っ !?
スタッフ が 手 抜いて ん の よ ! ( テンテン ) 現場 放棄 よ ね 。
伊達 ! 出て こい や !!
カンペ が … なに なに ? アドリブ で つなげ って 。
こっち は 本 編 で 疲れて んだ よ …。 ならば !
この ボク の ワンマンショ ー で ! ボク の 美しい 肉体 …。
( いの ) そんな ん じゃ 数字 取れ ない わ よ !
私 の 色 香 で 男子 たち を 釘付け に …。
そんな の より 私 の 武器 コレクション を …。
いや ここ は や っぱ 主役 の オレ が バシッ と 決めて だ な …。
いや … なんか 動き が … 変 だって ば よ …。
ちょっと ! 間に合った と 思ったら …。
( いの ) や だ ! 止まっちゃ った 。 ( サクラ ) い … 色 まで …。
おい こら ! 伊達 っち !! いい加減に しろ ! あ ~ っ …。
なんなら ボク が 描き ましょう か ? 監督 。