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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン6 - 116 - 鉄壁の番人

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 116 - 鉄壁 の 番人

( 水 月 ) ひと つ 聞いて も いい かな 。 ( サスケ ) なんだ ?

どうして 仲間 を 集める の ?

オレ に は 目的 が ある 。

その 目的 に 近づく に は 小 隊 の ほう が 効率 が いい 。

大 蛇 丸 に 近づいた とき から ➡

こう なった とき の こと を 考え ➡

力 の ある 忍 を 前もって 選抜 して おいた 。

へえ 。

けど だったら 香 燐 を 選ぶ こと は ない と 思う けど ね 。

アイツ は ボク と 違って 大 蛇 丸 の 部下 だ よ 。

大 蛇 丸 に 狩り 集め られた 実験 体 を ぶち 込んだ ➡

南 の アジト の 看守 殿 だ 。

それ に 大 蛇 丸 の 命令 だ と か 言って ➡

アイツ に は 何度 も 体 を いじ くら れた よ 。

第 一 あの 性格 が 好きに なれ ない 。

確かに 扱い やす そうな 強い 忍 は 他 に いくら でも いた 。

しかし ヤツ は 他 に ない 特別な 能力 を 持って いる 。

まあ それ は 認める けど ね 。

( 香 燐 ) いい 香り 。

それ と イヤ な に おい 。

ずいぶん と 警備 が 手薄な アジト だ ね 。

塀 くらい 建てれば いい のに 。

アイツ が ここ を おさめて いる んだ 必要 ない だろう 。

に して も 静か すぎ ない か な 。

大 蛇 丸 が 死んだ と いう ウワサ が 届いて いて も ➡

おかしく ない のに さ 。

え ?

キミ だって 持って る っ しょ 。

そっち の ほう が あって る 。

開け ゴマ !

なあ やっぱり オレ は 思う んだ よ あの 噂 は 本当だった んじゃ ?

やめろ ! そい つ を 口 に した 者 が どう なって きた か …。

ああ そう だ な 。

まずい まずい !

あれ は うち は サスケ だ !

どうして こんな ところ へ ?

もう ずいぶん 前 に なる ぜ 大 蛇 丸 と ヤツ が 来た の は 。

そう だ よ なんで 大 蛇 丸 と 来 ない ?

あんな 見た こと も ねえ ヤツ と …。

あの 噂 は 本当 かも しれ ん ぞ !

大 蛇 丸 が 死んだ って !

そう か サスケ が 大 蛇 丸 を 倒した んだ よ !

それ で オレ たち を 解放 し に 来て くれた んだ ぜ !

バ ー カ そんな こと ある わけ ねえ だ ろ 。

だいたい 大 蛇 丸 が やられる わけ が ない 。

( 香 燐 ) やっぱり アンタ か サスケ 。

サスケ アンタ が ここ へ 1 人 で来 たって こと は ➡

あの 噂 は 本当だった みたいだ な 。

ひどい な ボク も いる って のに 。

で ここ に 何の 用 だ ?

サスケ が キミ に 話 が ある んだ って さ 。

立ち話 も なんだ から 別 部屋 に 案内 して くれ ない か な ?

久しぶりに 歩いたら ヘトヘト で ね 。

なんだ よ 話 って 。

だから 立ち話 も なんだ から って 言って る んだ けど ね 香 燐 。

ボク は キミ の 眼中 に ない って こと は わかって る けど さ 。

フン !

イヤ な 感じ 。 何 言って ん の お前 ?

いいかげんに しろ 香 燐 。 部屋 に 案内 しろ 。

わかった わ よ 。

香 燐 ついてこい お前 が 必要だ 。

は あ ? なんで お前 なんか に ?

ウチ は ここ を 任さ れて んだ よ 。

大 蛇 丸 は もう いない 。

捕まえて る ヤツ ら は どう すんだ よ 。

そう いや さ アイツ ら ずいぶん と おとなしかった ね 。

大 蛇 丸 が 死んだ って 噂 この アジト に も 届いて た ろ ?

前 に ここ に 来た とき より も 囚人 の 数 が 微妙に 減って る 。

それ と 入り口 前 の 庭 に ➡

最近 穴 で も 掘った ような 形跡 が いく つ か あった 。

香 燐 お前 の 頭脳 を もって すれば ➡

情報 統制 など お手の物 だ ろ 。

そ っか 大 蛇 丸 が 死んだ と いう ウワサ が 囚人 たち に 流れ ➡

暴動 に 発展 し ない ように 香 燐 が うまく 立ち回って いた 。

と いう こと か 。

おい あの ウワサ 知って る か ?

ああ 知って る 知って る 。 大 蛇 丸 が 死んだ って 話 だ ろ 。

ああ 。

( 水 月 ) 檻 の 中 に スパイ を 紛れ込ま せ ➡

ちょっと でも 大 蛇 丸 の ウワサ を する もの が いれば …。

♪♪~

香 燐 お前 の その 慎重 さ が ➡

この アジト の 秩序 を 保った 。

と いう より お前 自身 を 救った 。

嫌な 言い 方 する んじゃ ない よ !

さすが 大 蛇 丸 仕込み の 女 だ 。

こえ え 。 オレ たち が 来た こと も とっくに 感づいて た んだろう な 。

下手 すれば 殺さ れて た かも しれ ない って こと だ 。

アンタ 1 人 だったら ね 。

サスケ だったら い いって の か よ 。

そんな こと 言って ない 。 サスケ は いわば 同僚 だ 。

それ に ウワサ の 真偽 を 確かめ たかった 。

サスケ が 大 蛇 丸 を やった って いう ウワサ を ね 。

オレ が やった 。 何 簡単に 言って んだ よ !

水 月 この アジト に 捕らえ られて る ヤツ ら を 全員 解放 しろ 。

な …。 は ぁ ~。

《 相変わらず 命令 口調 だ な 》

勝手な こと すんじゃ ねえ よ !

私 が どん だけ 苦労 して ここ を しめて きた か 。

囚人 が い なけりゃ 監視 役 も 必要 なく なる わけだ 。

もう 一 度 言う 。 オレ に ついて 来い 香 燐 。

♪♪~

どう する ?

じゃあ 囚人 たち を 解放 し に 行って 来る 。

お 断り だ ね ! だいたい アンタ に ついて行く 義理 は ないだ ろ 。

ふ ~ ん 。

仕方ない 。 お前 が そこ まで 嫌がる の なら ➡

他 を 当たろう 。

やっぱり だ ぜ ! うち は サスケ が 大 蛇 丸 を 倒した と いう の は 。

ホント だった の か 。 ああ そう だ よ 。

捕まって る オレ たち は どう なる ?

もちろん 自由だ よ 。

ホ ホント か ?

ああ 。 ボク だって 同じ 捕らわれ の 身 だった 。

でも こうして 外 に いる だ ろ 。

今 から カギ を 開ける よ 。

ただ その 前 に ➡

みんな に ひと つ だけ お 願い が ある んだ 。

何 だ !? 何でも 言って くれ !

そう だ な …。 大 蛇 丸 を 倒し ➡

ボク たち の 自由 を 取り戻して くれた の は サスケ だ 。

外 に 出たら その こと を 言い 広めて くれ 。

この世 に 安定 と 平和 を もたらす 男 が ➡

現れた と ね 。

行く !

♪♪~

あっ …。

サスケ が ぁ どうしても って 言う なら ➡

ついて って やる よ !

どういう こと だ ?

心変わり が 早い な 。

よく 考えたら ぁ ➡

見張り も あきちゃ って た ところ だ し 。

( 水 月 ) なか から カギ を … あの 女 。

フンッ ! 水 月 か …。

邪魔者 は ほっといて !

ねっ サスケ 。

お前 少し は なれろ 。

ねぇ どうせ なら ウチ と サスケ だけ で いい んじゃ ない ?

水 月 なんて いら ない だ ろ あれ 。

お前 の その 小 ズル さ と 用心深 さ ➡

そして 何より その チャクラ を 感じる 能力 。

お前 は 使える と わかって いた 。

初めて 会った あの とき から 。

《 そう … あの とき …》

(( 大 蛇 丸 様 から 言わ れて 来た 。

うち は サスケ アンタ を 手伝え と 。

2 時間 前 に アジト から 118 名 の 実験 体 が 脱走 した 。

時間 的に みて 全員 まだ この 森 の なか に いる 。

捕獲 命令 は 生死 を 問わ ず と 聞いて いる 。

ああ 。

だったら とっとと 始める よ 。

《50… 60…。

70… 80… 90… 100》

見つけた 。

まずは 近場 で 潜んで る ヤツ から いくよ 。

後方 50 メ ー トル に 1 人 。 前方 10 時 の 方向 に 4 人 。

早い !

( 物音 )

♪♪~

ついてこ られる か ? 任務 だ から な 。

香 燐 オレ の 目 と なれ 。

う っ … ウチ に 命令 する な !

1 時 半 の 方向 に 潜んで る の が 3 人 。

さらに そこ から 9 時 の 方向 に 待ち伏せ 5 人 。

う っ …。

( 叫び声 )

( 物音 )

何 人 だ ? これ で 84。

サスケ どうして 殺さ ない ?

お前 ぬるい な 。

オレ が 殺し たい の は たった ひと り だけ だ 。

《 う っ … 何 ? コイツ の … この チャクラ …》

《 コイツ … かっけ え …》

香 燐 。

♪♪~

香 燐 !

ウチ の ため に … お前 …。

お前 を 失えば すべて の 実験 体 を 捕らえる こと は 困難に なる 。

わかって る 。

《 あの とき …》

《 ウチ は サスケ に … サスケ に …》

ああ … 刃 こぼれ して ない か な 。

さあ いこう よ サスケ 。 香 燐 は ダメ だった んだろう ?

いや どうやら ついてくる ようだ 。

だ … 誰 が 行く っ つった !?

ウチ は たま … たまたま 一緒に 行方 が 同じだった 。

行く だけ … だけ で …。

だから … その …。

へえ ~ なら ちょうど いいね 。 途中 まで 一緒に 行こう よ 。

ああ … 途中 まで な 。

( 水 月 ) さて 次 は 重 吾 だ ね 。

なに ! 重 吾 の ところ へ 行く だって !?

途中 まで 一緒な だけ な キミ に は 関係ない でしょう 。

関係ない けど それ が どうした ! や ん の か コラ !

行く ぞ 。

あっ … ああ 。

行って やる !

《 香 燐 : うち は サスケ … その ク ー ル な 顔 も いい けれど …》

《 この 感じ ゾクゾク する …。

今 まで 何 百 何 千 と 出会った 中 で 最高の チャクラ … グッ と くる ~!

それ に 比べて …》

ん ? 何 だ よ ?

アンタ の チャクラ 苦手だ わ 。

あぁ ?

ボク の ほう こそ !

♪♪~

いや や っぱ 女 … や っぱ 女 が いい な 。

いや 待てよ 。 や っぱ 男 か … や っぱ 男 が いい か 。

いや や っぱ 女 か …?

女 が …。

いや それ より も 男 …。

( ナルト ) うずまき ナルト の 『 ぐるぐる ラジオ 』!

本日 の ゲスト は !

( カカシ ) どうも ! はたけ カカシ です 。

それでは さっそく 。

リハ の とき さ 勝手な アドリブ 入れる の ホント やめて くん ねえ かな 。

な … なんだ と !? オレ は 現場 の 空気 を 和ま せよう とだな !

その わりに は 楽し そうだ よ な 。

そ … そういう 演技 を して る んだ 。

へ ぇ ~ まあ いい や 。

ここ で お 便り を 。 ラジオネ ー ム 鳥獣 戯画 さん 。

「 カカシ 先生 の あだ名 を 考えて みた のです が ➡

エロハリネズミ なんて どう です か ?」。

オレ の 威厳 が …。

えっ と 続いて は ラジオネ ー ム キラキラ 乙女 さん 。

「 ズバリ 結婚 し ない んです か ?

それ と 集合 時間 に 遅れて くる クセ あれ ホント 迷惑です 。

あと 私 たち の 前 で いかがわしい 本 を 読ま ないで 。

はっきり 言って す っげ ぇ セクハラ です 」。

あれ ? カカシ 先生 どうした の ?

カカシ 先生 ! また 来て くれる かな ?

二度と 来る か ぁ ~!

( ナツ ) この先 に いる エルザ を 倒し ➡

俺 は S 級 魔 導 士 に なる んだ !

誰 か いる ぞ 。 ( ハッピ ー ) 誰 だろう ?

(2 人 ) あぁ …。

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 116 - 鉄壁 の 番人 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|てっぺき||ばんにん Naruto Shippuden - Season 6 - 116 - The Iron Wall Watchers 火影忍者 Shippuden - 第六季 - 116 - 钢铁守望者

( 水 月 ) ひと つ 聞いて も いい かな 。 ( サスケ ) なんだ ? すい|つき|||きいて|||||

どうして 仲間 を 集める の ? |なかま||あつめる|

オレ に は 目的 が ある 。 |||もくてき||

その 目的 に 近づく に は 小 隊 の ほう が 効率 が いい 。 |もくてき||ちかづく|||しょう|たい||||こうりつ||

大 蛇 丸 に 近づいた とき から ➡ だい|へび|まる||ちかづいた||

こう なった とき の こと を 考え ➡ ||||||かんがえ

力 の ある 忍 を 前もって 選抜 して おいた 。 ちから|||おし||まえもって|せんばつ||

へえ 。

けど だったら 香 燐 を 選ぶ こと は ない と 思う けど ね 。 ||かおり|りん||えらぶ|||||おもう||

アイツ は ボク と 違って 大 蛇 丸 の 部下 だ よ 。 ||||ちがって|だい|へび|まる||ぶか||

大 蛇 丸 に 狩り 集め られた 実験 体 を ぶち 込んだ ➡ だい|へび|まる||かり|あつめ||じっけん|からだ|||こんだ

南 の アジト の 看守 殿 だ 。 みなみ||||かんしゅ|しんがり|

それ に 大 蛇 丸 の 命令 だ と か 言って ➡ ||だい|へび|まる||めいれい||||いって

アイツ に は 何度 も 体 を いじ くら れた よ 。 |||なんど||からだ|||||

第 一 あの 性格 が 好きに なれ ない 。 だい|ひと||せいかく||すきに||

確かに 扱い やす そうな 強い 忍 は 他 に いくら でも いた 。 たしかに|あつかい||そう な|つよい|おし||た||||

しかし ヤツ は 他 に ない 特別な 能力 を 持って いる 。 |||た|||とくべつな|のうりょく||もって|

まあ それ は 認める けど ね 。 |||みとめる||

( 香 燐 ) いい 香り 。 かおり|りん||かおり

それ と イヤ な に おい 。

ずいぶん と 警備 が 手薄な アジト だ ね 。 ||けいび||てうすな|||

塀 くらい 建てれば いい のに 。 へい||たてれば||

アイツ が ここ を おさめて いる んだ 必要 ない だろう 。 |||||||ひつよう||

に して も 静か すぎ ない か な 。 |||しずか||||

大 蛇 丸 が 死んだ と いう ウワサ が 届いて いて も ➡ だい|へび|まる||しんだ|||||とどいて||

おかしく ない のに さ 。

え ?

キミ だって 持って る っ しょ 。 ||もって|||

そっち の ほう が あって る 。

開け ゴマ ! あけ|

なあ やっぱり オレ は 思う んだ よ あの 噂 は 本当だった んじゃ ? ||||おもう||||うわさ||ほんとうだった|

やめろ ! そい つ を 口 に した 者 が どう なって きた か …。 ||||くち|||もの|||||

ああ そう だ な 。

まずい まずい !

あれ は うち は サスケ だ !

どうして こんな ところ へ ?

もう ずいぶん 前 に なる ぜ 大 蛇 丸 と ヤツ が 来た の は 。 ||ぜん||||だい|へび|まる||||きた||

そう だ よ なんで 大 蛇 丸 と 来 ない ? ||||だい|へび|まる||らい|

あんな 見た こと も ねえ ヤツ と …。 |みた|||||

あの 噂 は 本当 かも しれ ん ぞ ! |うわさ||ほんとう||||

大 蛇 丸 が 死んだ って ! だい|へび|まる||しんだ|

そう か サスケ が 大 蛇 丸 を 倒した んだ よ ! ||||だい|へび|まる||たおした||

それ で オレ たち を 解放 し に 来て くれた んだ ぜ ! |||||かいほう|||きて|||

バ ー カ そんな こと ある わけ ねえ だ ろ 。

だいたい 大 蛇 丸 が やられる わけ が ない 。 |だい|へび|まる|||||

( 香 燐 ) やっぱり アンタ か サスケ 。 かおり|りん||||

サスケ アンタ が ここ へ 1 人 で来 たって こと は ➡ |||||じん|でき|||

あの 噂 は 本当だった みたいだ な 。 |うわさ||ほんとうだった||

ひどい な ボク も いる って のに 。

で ここ に 何の 用 だ ? |||なんの|よう|

サスケ が キミ に 話 が ある んだ って さ 。 ||||はなし|||||

立ち話 も なんだ から 別 部屋 に 案内 して くれ ない か な ? たちばなし||||べつ|へや||あんない|||||

久しぶりに 歩いたら ヘトヘト で ね 。 ひさしぶりに|あるいたら|||

なんだ よ 話 って 。 ||はなし|

だから 立ち話 も なんだ から って 言って る んだ けど ね 香 燐 。 |たちばなし|||||いって|||||かおり|りん

ボク は キミ の 眼中 に ない って こと は わかって る けど さ 。 ||||がんちゅう|||||||||

フン !

イヤ な 感じ 。 何 言って ん の お前 ? ||かんじ|なん|いって|||おまえ

いいかげんに しろ 香 燐 。 部屋 に 案内 しろ 。 ||かおり|りん|へや||あんない|

わかった わ よ 。

香 燐 ついてこい お前 が 必要だ 。 かおり|りん||おまえ||ひつようだ

は あ ? なんで お前 なんか に ? |||おまえ||

ウチ は ここ を 任さ れて んだ よ 。 ||||まかさ|||

大 蛇 丸 は もう いない 。 だい|へび|まる|||

捕まえて る ヤツ ら は どう すんだ よ 。 つかまえて|||||||

そう いや さ アイツ ら ずいぶん と おとなしかった ね 。

大 蛇 丸 が 死んだ って 噂 この アジト に も 届いて た ろ ? だい|へび|まる||しんだ||うわさ|||||とどいて||

前 に ここ に 来た とき より も 囚人 の 数 が 微妙に 減って る 。 ぜん||||きた||||しゅうじん||すう||びみょうに|へって|

それ と 入り口 前 の 庭 に ➡ ||いりぐち|ぜん||にわ|

最近 穴 で も 掘った ような 形跡 が いく つ か あった 。 さいきん|あな|||ほった||けいせき|||||

香 燐 お前 の 頭脳 を もって すれば ➡ かおり|りん|おまえ||ずのう|||

情報 統制 など お手の物 だ ろ 。 じょうほう|とうせい||おてのもの||

そ っか 大 蛇 丸 が 死んだ と いう ウワサ が 囚人 たち に 流れ ➡ ||だい|へび|まる||しんだ|||||しゅうじん|||ながれ

暴動 に 発展 し ない ように 香 燐 が うまく 立ち回って いた 。 ぼうどう||はってん||||かおり|りん|||たちまわって|

と いう こと か 。

おい あの ウワサ 知って る か ? |||しって||

ああ 知って る 知って る 。 大 蛇 丸 が 死んだ って 話 だ ろ 。 |しって||しって||だい|へび|まる||しんだ||はなし||

ああ 。

( 水 月 ) 檻 の 中 に スパイ を 紛れ込ま せ ➡ すい|つき|おり||なか||||まぎれこま|

ちょっと でも 大 蛇 丸 の ウワサ を する もの が いれば …。 ||だい|へび|まる|||||||

♪♪~

香 燐 お前 の その 慎重 さ が ➡ かおり|りん|おまえ|||しんちょう||

この アジト の 秩序 を 保った 。 |||ちつじょ||たもった

と いう より お前 自身 を 救った 。 |||おまえ|じしん||すくった

嫌な 言い 方 する んじゃ ない よ ! いやな|いい|かた||||

さすが 大 蛇 丸 仕込み の 女 だ 。 |だい|へび|まる|しこみ||おんな|

こえ え 。 オレ たち が 来た こと も とっくに 感づいて た んだろう な 。 |||||きた||||かんづいて|||

下手 すれば 殺さ れて た かも しれ ない って こと だ 。 へた||ころさ||||||||

アンタ 1 人 だったら ね 。 |じん||

サスケ だったら い いって の か よ 。

そんな こと 言って ない 。 サスケ は いわば 同僚 だ 。 ||いって|||||どうりょう|

それ に ウワサ の 真偽 を 確かめ たかった 。 ||||しんぎ||たしかめ|

サスケ が 大 蛇 丸 を やった って いう ウワサ を ね 。 ||だい|へび|まる|||||||

オレ が やった 。 何 簡単に 言って んだ よ ! |||なん|かんたんに|いって||

水 月 この アジト に 捕らえ られて る ヤツ ら を 全員 解放 しろ 。 すい|つき||||とらえ||||||ぜんいん|かいほう|

な …。 は ぁ ~。

《 相変わらず 命令 口調 だ な 》 あいかわらず|めいれい|くちょう||

勝手な こと すんじゃ ねえ よ ! かってな||||

私 が どん だけ 苦労 して ここ を しめて きた か 。 わたくし||||くろう||||||

囚人 が い なけりゃ 監視 役 も 必要 なく なる わけだ 。 しゅうじん||||かんし|やく||ひつよう|||

もう 一 度 言う 。 オレ に ついて 来い 香 燐 。 |ひと|たび|いう||||こい|かおり|りん

♪♪~

どう する ?

じゃあ 囚人 たち を 解放 し に 行って 来る 。 |しゅうじん|||かいほう|||おこなって|くる

お 断り だ ね ! だいたい アンタ に ついて行く 義理 は ないだ ろ 。 |ことわり||||||ついていく|ぎり|||

ふ ~ ん 。

仕方ない 。 お前 が そこ まで 嫌がる の なら ➡ しかたない|おまえ||||いやがる||

他 を 当たろう 。 た||あたろう

やっぱり だ ぜ ! うち は サスケ が 大 蛇 丸 を 倒した と いう の は 。 |||||||だい|へび|まる||たおした||||

ホント だった の か 。 ああ そう だ よ 。

捕まって る オレ たち は どう なる ? つかまって||||||

もちろん 自由だ よ 。 |じゆうだ|

ホ ホント か ?

ああ 。 ボク だって 同じ 捕らわれ の 身 だった 。 |||おなじ|とらわれ||み|

でも こうして 外 に いる だ ろ 。 ||がい||||

今 から カギ を 開ける よ 。 いま||||あける|

ただ その 前 に ➡ ||ぜん|

みんな に ひと つ だけ お 願い が ある んだ 。 ||||||ねがい|||

何 だ !? 何でも 言って くれ ! なん||なんでも|いって|

そう だ な …。 大 蛇 丸 を 倒し ➡ |||だい|へび|まる||たおし

ボク たち の 自由 を 取り戻して くれた の は サスケ だ 。 |||じゆう||とりもどして|||||

外 に 出たら その こと を 言い 広めて くれ 。 がい||でたら||||いい|ひろめて|

この世 に 安定 と 平和 を もたらす 男 が ➡ このよ||あんてい||へいわ|||おとこ|

現れた と ね 。 あらわれた||

行く ! いく

♪♪~

あっ …。

サスケ が ぁ どうしても って 言う なら ➡ |||||いう|

ついて って やる よ !

どういう こと だ ?

心変わり が 早い な 。 こころがわり||はやい|

よく 考えたら ぁ ➡ |かんがえたら|

見張り も あきちゃ って た ところ だ し 。 みはり|||||||

( 水 月 ) なか から カギ を … あの 女 。 すい|つき||||||おんな

フンッ ! 水 月 か …。 |すい|つき|

邪魔者 は ほっといて ! じゃまもの||

ねっ サスケ 。

お前 少し は なれろ 。 おまえ|すこし||

ねぇ どうせ なら ウチ と サスケ だけ で いい んじゃ ない ?

水 月 なんて いら ない だ ろ あれ 。 すい|つき||||||

お前 の その 小 ズル さ と 用心深 さ ➡ おまえ|||しょう||||ようじんぶか|

そして 何より その チャクラ を 感じる 能力 。 |なにより||||かんじる|のうりょく

お前 は 使える と わかって いた 。 おまえ||つかえる|||

初めて 会った あの とき から 。 はじめて|あった|||

《 そう … あの とき …》

(( 大 蛇 丸 様 から 言わ れて 来た 。 だい|へび|まる|さま||いわ||きた

うち は サスケ アンタ を 手伝え と 。 |||||てつだえ|

2 時間 前 に アジト から 118 名 の 実験 体 が 脱走 した 。 じかん|ぜん||||な||じっけん|からだ||だっそう|

時間 的に みて 全員 まだ この 森 の なか に いる 。 じかん|てきに||ぜんいん|||しげる||||

捕獲 命令 は 生死 を 問わ ず と 聞いて いる 。 ほかく|めいれい||せいし||とわ|||きいて|

ああ 。

だったら とっとと 始める よ 。 ||はじめる|

《50… 60…。

70… 80… 90… 100》

見つけた 。 みつけた

まずは 近場 で 潜んで る ヤツ から いくよ 。 |ちかば||ひそんで||||

後方 50 メ ー トル に 1 人 。 前方 10 時 の 方向 に 4 人 。 こうほう|||||じん|ぜんぽう|じ||ほうこう||じん

早い ! はやい

( 物音 ) ものおと

♪♪~

ついてこ られる か ? 任務 だ から な 。 |||にんむ|||

香 燐 オレ の 目 と なれ 。 かおり|りん|||め||

う っ … ウチ に 命令 する な ! ||||めいれい||

1 時 半 の 方向 に 潜んで る の が 3 人 。 じ|はん||ほうこう||ひそんで||||じん

さらに そこ から 9 時 の 方向 に 待ち伏せ 5 人 。 |||じ||ほうこう||まちぶせ|じん

う っ …。

( 叫び声 ) さけびごえ

( 物音 ) ものおと

何 人 だ ? これ で 84。 なん|じん|||

サスケ どうして 殺さ ない ? ||ころさ|

お前 ぬるい な 。 おまえ||

オレ が 殺し たい の は たった ひと り だけ だ 。 ||ころし||||||||

《 う っ … 何 ? コイツ の … この チャクラ …》 ||なん||||

《 コイツ … かっけ え …》

香 燐 。 かおり|りん

♪♪~

香 燐 ! かおり|りん

ウチ の ため に … お前 …。 ||||おまえ

お前 を 失えば すべて の 実験 体 を 捕らえる こと は 困難に なる 。 おまえ||うしなえば|||じっけん|からだ||とらえる|||こんなんに|

わかって る 。

《 あの とき …》

《 ウチ は サスケ に … サスケ に …》

ああ … 刃 こぼれ して ない か な 。 |は|||||

さあ いこう よ サスケ 。 香 燐 は ダメ だった んだろう ? ||||かおり|りん||||

いや どうやら ついてくる ようだ 。

だ … 誰 が 行く っ つった !? |だれ||いく||

ウチ は たま … たまたま 一緒に 行方 が 同じだった 。 ||||いっしょに|ゆくえ||おなじだった

行く だけ … だけ で …。 いく|||

だから … その …。

へえ ~ なら ちょうど いいね 。 途中 まで 一緒に 行こう よ 。 ||||とちゅう||いっしょに|いこう|

ああ … 途中 まで な 。 |とちゅう||

( 水 月 ) さて 次 は 重 吾 だ ね 。 すい|つき||つぎ||おも|われ||

なに ! 重 吾 の ところ へ 行く だって !? |おも|われ||||いく|

途中 まで 一緒な だけ な キミ に は 関係ない でしょう 。 とちゅう||いっしょな||||||かんけいない|

関係ない けど それ が どうした ! や ん の か コラ ! かんけいない|||||||||

行く ぞ 。 いく|

あっ … ああ 。

行って やる ! おこなって|

《 香 燐 : うち は サスケ … その ク ー ル な 顔 も いい けれど …》 かおり|りん|||||||||かお|||

《 この 感じ ゾクゾク する …。 |かんじ||

今 まで 何 百 何 千 と 出会った 中 で 最高の チャクラ … グッ と くる ~! いま||なん|ひゃく|なん|せん||であった|なか||さいこうの||||

それ に 比べて …》 ||くらべて

ん ? 何 だ よ ? |なん||

アンタ の チャクラ 苦手だ わ 。 |||にがてだ|

あぁ ?

ボク の ほう こそ !

♪♪~

いや や っぱ 女 … や っぱ 女 が いい な 。 |||おんな|||おんな|||

いや 待てよ 。 や っぱ 男 か … や っぱ 男 が いい か 。 |まてよ|||おとこ||||おとこ|||

いや や っぱ 女 か …? |||おんな|

女 が …。 おんな|

いや それ より も 男 …。 ||||おとこ

( ナルト ) うずまき ナルト の 『 ぐるぐる ラジオ 』!

本日 の ゲスト は ! ほんじつ|||

( カカシ ) どうも ! はたけ カカシ です 。

それでは さっそく 。

リハ の とき さ 勝手な アドリブ 入れる の ホント やめて くん ねえ かな 。 ||||かってな||いれる||||||

な … なんだ と !? オレ は 現場 の 空気 を 和ま せよう とだな ! |||||げんば||くうき||なごま||

その わりに は 楽し そうだ よ な 。 |||たのし|そう だ||

そ … そういう 演技 を して る んだ 。 ||えんぎ||||

へ ぇ ~ まあ いい や 。

ここ で お 便り を 。 ラジオネ ー ム 鳥獣 戯画 さん 。 |||たより|||||ちょうじゅう|ぎが|

「 カカシ 先生 の あだ名 を 考えて みた のです が ➡ |せんせい||あだな||かんがえて|||

エロハリネズミ なんて どう です か ?」。

オレ の 威厳 が …。 ||いげん|

えっ と 続いて は ラジオネ ー ム キラキラ 乙女 さん 。 ||つづいて||||||おとめ|

「 ズバリ 結婚 し ない んです か ? |けっこん||||

それ と 集合 時間 に 遅れて くる クセ あれ ホント 迷惑です 。 ||しゅうごう|じかん||おくれて|||||めいわくです

あと 私 たち の 前 で いかがわしい 本 を 読ま ないで 。 |わたくし|||ぜん|||ほん||よま|

はっきり 言って す っげ ぇ セクハラ です 」。 |いって|||||

あれ ? カカシ 先生 どうした の ? ||せんせい||

カカシ 先生 ! また 来て くれる かな ? |せんせい||きて||

二度と 来る か ぁ ~! にどと|くる||

( ナツ ) この先 に いる エルザ を 倒し ➡ |このさき|||||たおし

俺 は S 級 魔 導 士 に なる んだ ! おれ||s|きゅう|ま|みちび|し|||

誰 か いる ぞ 。 ( ハッピ ー ) 誰 だろう ? だれ||||||だれ|

(2 人 ) あぁ …。 じん|