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劇場版 BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸 (2007.12.22), 劇場版 BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸 (2007.12.22) (1)

劇場 版 BLEACH The DiamondDust Rebellion もう 一 つ の 氷 輪 丸 (2007.12.22) (1)

首尾 は どう

松本 副 隊長 異常 あり ませ ん

大事な 仕事 よ 手 を 抜か ないで

しかし 王 印 って いう の は 体 何 な んです か

警備 を 言いつけて おき ながら 目立つ な なんて ...

権威 だ か 何だか 知ら ない っす けど

王族 に 関わる 秘 宝 よ

王族 以外 に は その 存在 を 目 に する こと さえ 禁じ られた

さらさ れる こと の ない 秘 宝

使用 方法 も 能力 も 我々 に 知る よし も ない

ただ 数 十 年 ごと に ああ やって 保管 地 を 遷移 さ せて いる

移ろ える 力 それ が 王 印

なんて ね

だから 私 も 詳しく は 知ら ない けど

とにかく これ は 私 たち 十 番 隊 に 課せ られた 任務

気 を 緩め ないで 監視 よろしく

隊長

松本 か

各 部署 異常 あり ませ ん

間近で 見る と さらに 荘厳です ね

権威 に は 飾り が 必要だ から な

また 隊長 まで ...

そんな こと 言ったら 怒ら れ ます よ

そんな こと より お前 は ...

何 っ

松本

副 隊長

包囲

死ね

うなれ 灰 猫

何者 だ

待て

誰 だ お前 は

王 印 は ?

分かり ませ ん

隊長

懐かしい な

顔 を 見せろ

待て

隊長

隊長

王 印 が

延焼 を 食い止めろ

松本 副 隊長 申し訳 あり ませ ん

取り逃がし ました 負傷 者 多数

副 隊長 ?

何 だ これ

... たく よう

うち の 近く で 騒ぎ 起こす んじゃ ねえ よ

な ... 何 だ よ これ は

お前 ら は

隠密 機動

待てよ ! 俺 は 死 神 代行 の 黒崎 一 護 だ

待て

黒崎 一 護 ここ で 何 を して いる ?

あんた は ...

二 番 隊 隊長 兼 隠密 機動 総 司令 官 砕 蜂 だ

結 界 を 張って おいた はずだ が な

何 が あった

何 だ よ これ

本来 なら 死 神 代行 に 話す いわれ は ない のだ が

何 だって そんな

発見 したら 早急に 知らせろ

ちょ ... 待て

黒崎

石田 なんで ここ に

昨日 から この 付近 一帯 に 結 界 が 張ら れて いた の に は 気づいて いた が

一体 何 が あった んだ

実は ...

降って きた か

いや 霊 圧 を 消して いた んだろう

霊 圧 ?

冬 獅郎 !?

冬 獅郎 !

くさ ... か

そう か

周辺 は くまなく 捜索 いたし ました が

王 印 の 痕跡 は 発見 でき ず

やはり 襲撃 者 が 持ち去った もの と 思わ れ ます

なお 対象 を 追跡 した と の 報告 を 受けて いる 護衛 隊 責任 者

日 番 谷 十 番 隊 隊長 です が ...

自ら 霊 圧 を 封じた 形跡 が 残さ れ ず ...

お 待ち ください

日 番 谷 隊長 が 職務 を 放棄 した ような 発言 は ...

では なぜ そのような 行為 を した のだ

これ は 明確な 法規 違反 だ

しかし 私 は

やめ い

十 番 隊 に は 全員 蟄居 を 申しつける

場合 に よって は 廃絶 も 覚悟 して おけ

廃絶 !

十 番 隊 そのもの が 取り つぶし に なる と いう こと です か

隊 士 たち に 落ち度 は あり ませ ん

責任 なら すべて 副 隊長 の この 私 に

口 を 慎め 松本

副 隊長 の 命 一 つ で 責任 が 取れる 事態 と 思う か

分 際 を わきまえよ

まずは 王 印 を 捜し出し 回収 する と 同時に

事件 の 主要 関係 者 と 目さ れる 十 番 隊 隊長

日 番 谷 冬 師 郎 の 身柄 確保 を 最 優先 と する

これ は 緊急 特令 である

これ より 十 番 隊 に は 当分 の 間

隊舎 内 で の 謹慎 を 申しつける

なお 日 番 谷 十 番 隊 隊長 の 身柄 の 拘束

および 事件 の 解決 まで は

内通 者 が 存在 する 恐れ も ある ゆえ

全員 斬 魄刀 を 没収 する

な ... なぜ です か ?

そんな

我々 を 疑う の か

事件 解決 まで ここ で おとなしく 待て と 言う んです か

そんな バカな

横暴だ

我々 に も 潔白 を 示す 機会 を ...

これ は 厳命 である

副 隊長

松本 副 隊長

失礼 し ます

と いう ところ か なあ

それ じゃあ まだ 何も 分かって い ない ので は ないで す か

それなのに

奪わ れた 王 印 は それほど 大切な もの って こと ね

きっと 日 番 谷 隊長 は すぐに 戻って き ます よ

そう ね まったく

どうして みんな 何も 言わ ず に い なく なる の かしら

日 番 谷 隊長 は 市丸 と は 違い ます

恋 次

斬 魄刀 の 徴集 終了 し ました

これ より 保管 庫 に 移動 し ます

各自 身 を 慎み 沙汰 を 待つ ように

そろそろ 隊舎 門 を 閉鎖 いたし ます

松本 副 隊長 は 自室 に お 戻り ください

阿 散 井 副 隊長 時間 です

分かった 今 行く

行く ぜ

では

待って

一 つ 調べて ほしい こと が ある の

隊長 が 追いかけて った その 男 だ けど

アタシ も 隊長 と 関係 が ある と 思う

で なきゃ 隊長 が あんな

君 が 天才 少年 って ウワサ の 日 番 谷 冬 獅郎 かい

何 だ よ お前

俺 は 必す 死 神 に なって 尸 魂 界 の ため に 命 を かける

そう な の か

俺 は ...

すげ ー な 冬 獅郎 や っば お前 は 天才 だ よ

関係 ね

でも 次 は 絶対 負け ない ぜ

冬 獅郎 俺 たち ずっと 友達 だ よ な

ここ は ?

黒崎 ここ は

俺 ん ち だ

て め え が こっち で くたばって ん の を

ほって おく わけに も いか ねえ から な

そう か それ てま なかった

隠密 機動 が お前 の こと を 捜して た ぞ

ああ って それ だけ かよ

お め え なんで 隠れて んだ よ

なんとか 言えよ

お前 に は 関係ない

いっ て め え

まあ いい けど よ

取り返す

盗ま れた の は 王族 の 宝 王 印 だ

お前 の ような 死 神 代行 が 関わ れる 話 じゃ ねえ

ほん っと に

かわい げ の ねえ 野郎 だ な て め え は

大丈夫 か

大した こと は ねえ

悪い が もう 少し 寝か せて くれ

まったく

明日 の 朝 井上 呼ぶ から それ まで おとなしく して ろ

った く

コソコソ す んな よ

出て いく 時 は 堂々と 出て いきゃ いい じゃ ねえ かよ

なんで やましい こと して る みたいな マネ す んだ よ

世話に なった 礼 を 言う

お め え なんで 一 人 で 行こう と して んだ よ

何 を そんなに 思いつめて る んだ

何 が 言い たい

クサカ って の と 関係 あん の か ?

誰 だ

お前 を 襲い 王 印 を 奪った の が

クサカ って やつ な の か ?

殺さ れた 男 の 名前 だ

殺さ れた ? 誰 に ?

冬 獅郎

何の つもりだ よ

邪魔 を する な

うる せ え 目 の 前 で ガチャガチャ やられて ほっとく わけに いく か よ

隠密 機動 に 連絡 する か うち に 戻る か

どっち か 選べ

誰 だ

日 番 谷 冬 獅郎 を こちら に 渡して もらおう

何 だって

邪魔 を する のであれば 排除 する

な っ

冬 獅郎 何 の つもりだ

冬 獅郎

頼む

ならば これ で

どう だ

月 牙 天 衝

あの 攻撃 を はじく と は

あの 男 一体

待て

冬 獅郎

て め え は 何 を

しっかり しろ 一 護 一 護

な っ さけ ねえ なぁ

俺 が 喝 を 入れて やる ぜ

起きろ クソ 一 護

おい 恋 次

たっ 痛 っ

ほ ー ら こっち の ほう が はえ ー だ ろ 起こす の

て め え いきなり なんて ことし や がん だ

いつまでも ボーッ と して ん の が ワリー んだ よ

何 だ と

一 護 何 が あった

く っそ

一体 どれ くらい 気 を 失って た んだ 俺 は

冬 獅郎 の やつ どこ へ

冬 獅郎 って

まさか 日 番 谷 隊長 に 会った の か

いつ どこ に いた

お前 ら

その 羽織 日 番 谷 隊長 の

あいつ

一 護 お前 なんで 止め なかった

止めた さ けど 行 っち まったん だ よ

なんか わけ の 分から ねえ 女 を 追っかけて な

女 ?

仮面 の 軍勢 に も 破 面 に も 見えた けど

よく 分から ねえ

それ で 日 番 谷 隊長 は 何と

何も 言わ なかった の か

いや 王 印 を 取り返す って

でも それ だけ じゃ ねえ んだ

なんか ... そうだ

クサカ って 誰 だ

クサカ

殺さ れた 男 の 名 だ と か 言って た けど

そん 時 の あいつ

恋 次 一 度 尸 魂 界 に 戻って

その クサカ を 調べて くれ ぬ か

松本 副 隊長 が 言って いた 襲撃 者 と

何 か 関係 が ある の かも しれ ぬ

いい けど なんで 俺 が

私 で は 松本 副 隊長 と の 接見 は かなわ ぬ はずだ

それ と

いやな 役回り だ な

二 人 の 死 神 は いら ぬ

決め ねば なら ぬ

選ば ねば なら ぬ

ただ 一 人 の 死 神 に

正当なる 持ち主 を

それ なら 俺 は 氷 輪 丸 を 捨てる

逆らって は なら ぬ

疑って は なら ぬ

我ら 中央 四十六 室 の 決定 は 絶対 なり

やめろ 草冠 は 草冠 は 俺 の 大切な ...

どう だった 日 番 谷 は

どうやら 本当に

護 廷 十三 隊 と は 連絡 を 取って い ない ようです

やつ ら に 確保 さ れる 前 に お 連れ し ます か

いや もう 少し 様子 を 見よう

やつ の 力 が 俺 と 同じである 限り

居場所 は もう ここ に は ない

やつ は 俺 に 従う しか ない んだ

日 番 谷 隊長 が 真 央 霊 術 院 に 入って きた の は

私 が 朽木 家 に 引さ 取ら れて から で よく は 知ら ぬ のだ

同じ 流 魂 街 出身 と は いえ 私 が いた の は 「 戌 吊 」 で

日 番 谷 隊長 は 「 潤 林 安 」 で

五 番 隊 の 雛 森 副 隊長 と は 兄弟 の ように 育った と 聞く

なら その 雛 森 って 人 に 話 を 聞けば

あいにく 副 隊長 は 今 療養 中 だ

それ に 私 の 勘 だ が 日 番 谷 隊長 は

雛 森 副 隊長 に も 肝心な こと は 話して い ない ように 思う

つらい こと なら なおさら

そういう 人 の ような 気 が する んだ

強い 人 な んだ ね

チッ 強い もんか よ

本当に 強い やつ が なんで 周り を 悲しま せる んだ よ

ここ で これ 以上 考えて も し かた あり ませ ん よ

アタシ も 調べて み ます から

とりあえず 皆さん は 日 番 谷 隊長 の 行方 を 追って ください

ダメだ

松本 乱 菊 と の 接見 は 禁じ られて る

いい じゃ ない っす か ちよ っと 話 を する くらい

ダメだ ダメだ

総 隊長 ならびに 二 番 隊 砕 蜂 隊長 の 命令 だ

何 だ よ 融通 きか ねえ な

この ラッキョ 頭 が

えっ 何 だて め え

今 俺 様 を 侮辱 した ろ

して ない

今 ラッキョ 頭 って 言った だ ろ

知ら ねえ な

にぎやかだ ねえ

京 楽 隊長

僕 が 一緒に 入る よ それ なら いい だ ろ

八 番 隊 隊長 が 信用 でき ない かい ?

クサカ ?

分から ない わ 聞いた こと も ない と 思う

そう です か

副 隊長 の くせ に

隊長 の こと を 何も 知ら ない なんて ね

まず 分から ない こと が いく つ か あり ます

日 番 谷 隊長 は

その クサカ と いう 男 と どんな 関係 な の か

男 は 何者 な の か

男 は 事件 と 関係 が ある の か

ある と したら 何 か

謎 だらけ ね

調べれば いい んです

で できる んです か

人 が 人 の こと を すべて 知る なんて こと は

土台 無理な 話 です

少し 手間 は かかり ます が 分から なければ 調べる

簡単な 話 じゃ あり ませ ん か

何 です か 隊長

さすが 七 緒 ちゃん

七 緒 ちゃん なら きっと なんとか して くれる

よね ...

あの

お 願い しま っす

ありがとう 七 緒 いつか お 礼 する わ

お礼 なら これ で

劇場 版 BLEACH The DiamondDust Rebellion もう 一 つ の 氷 輪 丸 (2007.12.22) (1) げきじょう|はん||||||ひと|||こおり|りん|まる

首尾 は どう しゅび||

松本 副 隊長 異常 あり ませ ん まつもと|ふく|たいちょう|いじょう|||

大事な 仕事 よ 手 を 抜か ないで だいじな|しごと||て||ぬか|

しかし 王 印 って いう の は 体 何 な んです か |おう|いん|||||からだ|なん||ん です|

警備 を 言いつけて おき ながら 目立つ な なんて ... けいび||いいつけて|||めだつ||

権威 だ か 何だか 知ら ない っす けど けんい|||なんだか|しら|||

王族 に 関わる 秘 宝 よ おうぞく||かかわる|ひ|たから|

王族 以外 に は その 存在 を 目 に する こと さえ 禁じ られた おうぞく|いがい||||そんざい||め|||||きんじ|

さらさ れる こと の ない 秘 宝 |||||ひ|たから

使用 方法 も 能力 も 我々 に 知る よし も ない しよう|ほうほう||のうりょく||われわれ||しる|||

ただ 数 十 年 ごと に ああ やって 保管 地 を 遷移 さ せて いる |すう|じゅう|とし|||||ほかん|ち||せんい|||

移ろ える 力 それ が 王 印 うつろ||ちから|||おう|いん

なんて ね

だから 私 も 詳しく は 知ら ない けど |わたくし||くわしく||しら||

とにかく これ は 私 たち 十 番 隊 に 課せ られた 任務 |||わたくし||じゅう|ばん|たい||かせ||にんむ

気 を 緩め ないで 監視 よろしく き||ゆるめ||かんし|

隊長 たいちょう

松本 か まつもと|

各 部署 異常 あり ませ ん かく|ぶしょ|いじょう|||

間近で 見る と さらに 荘厳です ね まぢかで|みる|||そうごん です|

権威 に は 飾り が 必要だ から な けんい|||かざり||ひつようだ||

また 隊長 まで ... |たいちょう|

そんな こと 言ったら 怒ら れ ます よ ||いったら|いから|||

そんな こと より お前 は ... |||おまえ|

何 っ なん|

松本 まつもと

副 隊長 ふく|たいちょう

包囲 ほうい

死ね しね

うなれ 灰 猫 |はい|ねこ

何者 だ なにもの|

待て まて

誰 だ お前 は だれ||おまえ|

王 印 は ? おう|いん|

分かり ませ ん わかり||

隊長 たいちょう

懐かしい な なつかしい|

顔 を 見せろ かお||みせろ

待て まて

隊長 たいちょう

隊長 たいちょう

王 印 が おう|いん|

延焼 を 食い止めろ えんしょう||くいとめろ

松本 副 隊長 申し訳 あり ませ ん まつもと|ふく|たいちょう|もうし わけ|||

取り逃がし ました 負傷 者 多数 とりにがし||ふしょう|もの|たすう

副 隊長 ? ふく|たいちょう

何 だ これ なん||

... たく よう

うち の 近く で 騒ぎ 起こす んじゃ ねえ よ ||ちかく||さわぎ|おこす|||

な ... 何 だ よ これ は |なん||||

お前 ら は おまえ||

隠密 機動 おんみつ|きどう

待てよ ! 俺 は 死 神 代行 の 黒崎 一 護 だ まてよ|おれ||し|かみ|だいこう||くろさき|ひと|まもる|

待て まて

黒崎 一 護 ここ で 何 を して いる ? くろさき|ひと|まもる|||なん|||

あんた は ...

二 番 隊 隊長 兼 隠密 機動 総 司令 官 砕 蜂 だ ふた|ばん|たい|たいちょう|けん|おんみつ|きどう|そう|しれい|かん|くだ|はち|

結 界 を 張って おいた はずだ が な けつ|かい||はって||||

何 が あった なん||

何 だ よ これ なん|||

本来 なら 死 神 代行 に 話す いわれ は ない のだ が ほんらい||し|かみ|だいこう||はなす|いわ れ||||

何 だって そんな なん||

発見 したら 早急に 知らせろ はっけん||そうきゅうに|しらせろ

ちょ ... 待て |まて

黒崎 くろさき

石田 なんで ここ に いしだ|||

昨日 から この 付近 一帯 に 結 界 が 張ら れて いた の に は 気づいて いた が きのう|||ふきん|いったい||けつ|かい||はら||||||きづいて||

一体 何 が あった んだ いったい|なん|||

実は ... じつは

降って きた か ふって||

いや 霊 圧 を 消して いた んだろう |れい|あっ||けして||

霊 圧 ? れい|あっ

冬 獅郎 !? ふゆ|しろう

冬 獅郎 ! ふゆ|しろう

くさ ... か

そう か

周辺 は くまなく 捜索 いたし ました が しゅうへん|||そうさく|||

王 印 の 痕跡 は 発見 でき ず おう|いん||こんせき||はっけん||

やはり 襲撃 者 が 持ち去った もの と 思わ れ ます |しゅうげき|もの||もちさった|||おもわ||

なお 対象 を 追跡 した と の 報告 を 受けて いる 護衛 隊 責任 者 |たいしょう||ついせき||||ほうこく||うけて||ごえい|たい|せきにん|もの

日 番 谷 十 番 隊 隊長 です が ... ひ|ばん|たに|じゅう|ばん|たい|たいちょう||

自ら 霊 圧 を 封じた 形跡 が 残さ れ ず ... おのずから|れい|あっ||ほうじた|けいせき||のこさ||

お 待ち ください |まち|

日 番 谷 隊長 が 職務 を 放棄 した ような 発言 は ... ひ|ばん|たに|たいちょう||しょくむ||ほうき|||はつげん|

では なぜ そのような 行為 を した のだ |||こうい|||

これ は 明確な 法規 違反 だ ||めいかくな|ほうき|いはん|

しかし 私 は |わたくし|

やめ い

十 番 隊 に は 全員 蟄居 を 申しつける じゅう|ばん|たい|||ぜんいん|ちっきょ||もうしつける

場合 に よって は 廃絶 も 覚悟 して おけ ばあい||||はいぜつ||かくご||

廃絶 ! はいぜつ

十 番 隊 そのもの が 取り つぶし に なる と いう こと です か じゅう|ばん|たい|その もの||とり||||||||

隊 士 たち に 落ち度 は あり ませ ん たい|し|||おちど||||

責任 なら すべて 副 隊長 の この 私 に せきにん|||ふく|たいちょう|||わたくし|

口 を 慎め 松本 くち||つつしめ|まつもと

副 隊長 の 命 一 つ で 責任 が 取れる 事態 と 思う か ふく|たいちょう||いのち|ひと|||せきにん||とれる|じたい||おもう|

分 際 を わきまえよ ぶん|さい||

まずは 王 印 を 捜し出し 回収 する と 同時に |おう|いん||さがしだし|かいしゅう|||どうじに

事件 の 主要 関係 者 と 目さ れる 十 番 隊 隊長 じけん||しゅよう|かんけい|もの||もくさ||じゅう|ばん|たい|たいちょう

日 番 谷 冬 師 郎 の 身柄 確保 を 最 優先 と する ひ|ばん|たに|ふゆ|し|ろう||みがら|かくほ||さい|ゆうせん||

これ は 緊急 特令 である ||きんきゅう|とくれい|

これ より 十 番 隊 に は 当分 の 間 ||じゅう|ばん|たい|||とうぶん||あいだ

隊舎 内 で の 謹慎 を 申しつける たいしゃ|うち|||きんしん||もうしつける

なお 日 番 谷 十 番 隊 隊長 の 身柄 の 拘束 |ひ|ばん|たに|じゅう|ばん|たい|たいちょう||みがら||こうそく

および 事件 の 解決 まで は |じけん||かいけつ||

内通 者 が 存在 する 恐れ も ある ゆえ ないつう|もの||そんざい||おそれ|||

全員 斬 魄刀 を 没収 する ぜんいん|き|はくかたな||ぼっしゅう|

な ... なぜ です か ?

そんな

我々 を 疑う の か われわれ||うたがう||

事件 解決 まで ここ で おとなしく 待て と 言う んです か じけん|かいけつ|||||まて||いう|ん です|

そんな バカな |ばかな

横暴だ おうぼうだ

我々 に も 潔白 を 示す 機会 を ... われわれ|||けっぱく||しめす|きかい|

これ は 厳命 である ||げんめい|

副 隊長 ふく|たいちょう

松本 副 隊長 まつもと|ふく|たいちょう

失礼 し ます しつれい||

と いう ところ か なあ

それ じゃあ まだ 何も 分かって い ない ので は ないで す か |||なにも|わかって|||||||

それなのに

奪わ れた 王 印 は それほど 大切な もの って こと ね うばわ||おう|いん|||たいせつな||||

きっと 日 番 谷 隊長 は すぐに 戻って き ます よ |ひ|ばん|たに|たいちょう|||もどって|||

そう ね まったく

どうして みんな 何も 言わ ず に い なく なる の かしら ||なにも|いわ|||||||

日 番 谷 隊長 は 市丸 と は 違い ます ひ|ばん|たに|たいちょう||いちまる|||ちがい|

恋 次 こい|つぎ

斬 魄刀 の 徴集 終了 し ました き|はくかたな||ちょうしゅう|しゅうりょう||

これ より 保管 庫 に 移動 し ます ||ほかん|こ||いどう||

各自 身 を 慎み 沙汰 を 待つ ように かくじ|み||つつしみ|さた||まつ|よう に

そろそろ 隊舎 門 を 閉鎖 いたし ます |たいしゃ|もん||へいさ||

松本 副 隊長 は 自室 に お 戻り ください まつもと|ふく|たいちょう||じしつ|||もどり|

阿 散 井 副 隊長 時間 です おもね|ち|い|ふく|たいちょう|じかん|

分かった 今 行く わかった|いま|いく

行く ぜ いく|

では

待って まって

一 つ 調べて ほしい こと が ある の ひと||しらべて|||||

隊長 が 追いかけて った その 男 だ けど たいちょう||おいかけて|||おとこ||

アタシ も 隊長 と 関係 が ある と 思う ||たいちょう||かんけい||||おもう

で なきゃ 隊長 が あんな ||たいちょう||

君 が 天才 少年 って ウワサ の 日 番 谷 冬 獅郎 かい きみ||てんさい|しょうねん||||ひ|ばん|たに|ふゆ|しろう|

何 だ よ お前 なん|||おまえ

俺 は 必す 死 神 に なって 尸 魂 界 の ため に 命 を かける おれ||ひっす|し|かみ|||しかばね|たましい|かい||||いのち||

そう な の か

俺 は ... おれ|

すげ ー な 冬 獅郎 や っば お前 は 天才 だ よ |-||ふゆ|しろう|||おまえ||てんさい||

関係 ね かんけい|

でも 次 は 絶対 負け ない ぜ |つぎ||ぜったい|まけ||

冬 獅郎 俺 たち ずっと 友達 だ よ な ふゆ|しろう|おれ|||ともだち|||

ここ は ?

黒崎 ここ は くろさき||

俺 ん ち だ おれ|||

て め え が こっち で くたばって ん の を

ほって おく わけに も いか ねえ から な

そう か それ てま なかった

隠密 機動 が お前 の こと を 捜して た ぞ おんみつ|きどう||おまえ||||さがして||

ああ って それ だけ かよ

お め え なんで 隠れて んだ よ ||||かくれて||

なんとか 言えよ |いえよ

お前 に は 関係ない おまえ|||かんけいない

いっ て め え

まあ いい けど よ

取り返す とりかえす

盗ま れた の は 王族 の 宝 王 印 だ ぬすま||||おうぞく||たから|おう|いん|

お前 の ような 死 神 代行 が 関わ れる 話 じゃ ねえ おまえ|||し|かみ|だいこう||かかわ||はなし||

ほん っと に

かわい げ の ねえ 野郎 だ な て め え は ||||やろう||||||

大丈夫 か だいじょうぶ|

大した こと は ねえ たいした|||

悪い が もう 少し 寝か せて くれ わるい|||すこし|ねか||

まったく

明日 の 朝 井上 呼ぶ から それ まで おとなしく して ろ あした||あさ|いのうえ|よぶ||||||

った く

コソコソ す んな よ こそこそ|||

出て いく 時 は 堂々と 出て いきゃ いい じゃ ねえ かよ でて||じ||どうどうと|でて|||||

なんで やましい こと して る みたいな マネ す んだ よ ||||||まね|||

世話に なった 礼 を 言う せわに||れい||いう

お め え なんで 一 人 で 行こう と して んだ よ ||||ひと|じん||いこう||||

何 を そんなに 思いつめて る んだ なん|||おもいつめて||

何 が 言い たい なん||いい|

クサカ って の と 関係 あん の か ? ||||かんけい|||

誰 だ だれ|

お前 を 襲い 王 印 を 奪った の が おまえ||おそい|おう|いん||うばった||

クサカ って やつ な の か ?

殺さ れた 男 の 名前 だ ころさ||おとこ||なまえ|

殺さ れた ? 誰 に ? ころさ||だれ|

冬 獅郎 ふゆ|しろう

何の つもりだ よ なんの||

邪魔 を する な じゃま|||

うる せ え 目 の 前 で ガチャガチャ やられて ほっとく わけに いく か よ |||め||ぜん||||||||

隠密 機動 に 連絡 する か うち に 戻る か おんみつ|きどう||れんらく|||||もどる|

どっち か 選べ ||えらべ

誰 だ だれ|

日 番 谷 冬 獅郎 を こちら に 渡して もらおう ひ|ばん|たに|ふゆ|しろう||||わたして|

何 だって なん|

邪魔 を する のであれば 排除 する じゃま||||はいじょ|

な っ

冬 獅郎 何 の つもりだ ふゆ|しろう|なん||

冬 獅郎 ふゆ|しろう

頼む たのむ

ならば これ で

どう だ

月 牙 天 衝 つき|きば|てん|しょう

あの 攻撃 を はじく と は |こうげき||||

あの 男 一体 |おとこ|いったい

待て まて

冬 獅郎 ふゆ|しろう

て め え は 何 を ||||なん|

しっかり しろ 一 護 一 護 ||ひと|まもる|ひと|まもる

な っ さけ ねえ なぁ

俺 が 喝 を 入れて やる ぜ おれ||かつ||いれて||

起きろ クソ 一 護 おきろ|くそ|ひと|まもる

おい 恋 次 |こい|つぎ

たっ 痛 っ |つう|

ほ ー ら こっち の ほう が はえ ー だ ろ 起こす の |-|||||||-|||おこす|

て め え いきなり なんて ことし や がん だ

いつまでも ボーッ と して ん の が ワリー んだ よ |ぼーっ||||||||

何 だ と なん||

一 護 何 が あった ひと|まもる|なん||

く っそ

一体 どれ くらい 気 を 失って た んだ 俺 は いったい|||き||うしなって|||おれ|

冬 獅郎 の やつ どこ へ ふゆ|しろう||||

冬 獅郎 って ふゆ|しろう|

まさか 日 番 谷 隊長 に 会った の か |ひ|ばん|たに|たいちょう||あった||

いつ どこ に いた

お前 ら おまえ|

その 羽織 日 番 谷 隊長 の |はおり|ひ|ばん|たに|たいちょう|

あいつ

一 護 お前 なんで 止め なかった ひと|まもる|おまえ||とどめ|

止めた さ けど 行 っち まったん だ よ とどめた|||ぎょう||||

なんか わけ の 分から ねえ 女 を 追っかけて な |||わから||おんな||おっかけて|

女 ? おんな

仮面 の 軍勢 に も 破 面 に も 見えた けど かめん||ぐんぜい|||やぶ|おもて|||みえた|

よく 分から ねえ |わから|

それ で 日 番 谷 隊長 は 何と ||ひ|ばん|たに|たいちょう||なんと

何も 言わ なかった の か なにも|いわ|||

いや 王 印 を 取り返す って |おう|いん||とりかえす|

でも それ だけ じゃ ねえ んだ

なんか ... そうだ |そう だ

クサカ って 誰 だ ||だれ|

クサカ

殺さ れた 男 の 名 だ と か 言って た けど ころさ||おとこ||な||||いって||

そん 時 の あいつ |じ||

恋 次 一 度 尸 魂 界 に 戻って こい|つぎ|ひと|たび|しかばね|たましい|かい||もどって

その クサカ を 調べて くれ ぬ か |||しらべて|||

松本 副 隊長 が 言って いた 襲撃 者 と まつもと|ふく|たいちょう||いって||しゅうげき|もの|

何 か 関係 が ある の かも しれ ぬ なん||かんけい||||||

いい けど なんで 俺 が |||おれ|

私 で は 松本 副 隊長 と の 接見 は かなわ ぬ はずだ わたくし|||まつもと|ふく|たいちょう|||せっけん||||

それ と

いやな 役回り だ な |やくまわり||

二 人 の 死 神 は いら ぬ ふた|じん||し|かみ|||

決め ねば なら ぬ きめ|||

選ば ねば なら ぬ えらば|||

ただ 一 人 の 死 神 に |ひと|じん||し|かみ|

正当なる 持ち主 を せいとうなる|もちぬし|

それ なら 俺 は 氷 輪 丸 を 捨てる ||おれ||こおり|りん|まる||すてる

逆らって は なら ぬ さからって|||

疑って は なら ぬ うたがって|||

我ら 中央 四十六 室 の 決定 は 絶対 なり われら|ちゅうおう|しじゅうろく|しつ||けってい||ぜったい|

やめろ 草冠 は 草冠 は 俺 の 大切な ... |くさかんむり||くさかんむり||おれ||たいせつな

どう だった 日 番 谷 は ||ひ|ばん|たに|

どうやら 本当に |ほんとうに

護 廷 十三 隊 と は 連絡 を 取って い ない ようです まもる|てい|じゅうさん|たい|||れんらく||とって|||よう です

やつ ら に 確保 さ れる 前 に お 連れ し ます か |||かくほ|||ぜん|||つれ|||

いや もう 少し 様子 を 見よう ||すこし|ようす||みよう

やつ の 力 が 俺 と 同じである 限り ||ちから||おれ||おなじである|かぎり

居場所 は もう ここ に は ない いばしょ||||||

やつ は 俺 に 従う しか ない んだ ||おれ||したがう|||

日 番 谷 隊長 が 真 央 霊 術 院 に 入って きた の は ひ|ばん|たに|たいちょう||まこと|なかば|れい|じゅつ|いん||はいって|||

私 が 朽木 家 に 引さ 取ら れて から で よく は 知ら ぬ のだ わたくし||くちき|いえ||ひきさ|とら||||||しら||

同じ 流 魂 街 出身 と は いえ 私 が いた の は 「 戌 吊 」 で おなじ|りゅう|たましい|がい|しゅっしん||||わたくし|||||いぬ|つり|

日 番 谷 隊長 は 「 潤 林 安 」 で ひ|ばん|たに|たいちょう||じゅん|りん|やす|

五 番 隊 の 雛 森 副 隊長 と は 兄弟 の ように 育った と 聞く いつ|ばん|たい||ひな|しげる|ふく|たいちょう|||きょうだい||よう に|そだった||きく

なら その 雛 森 って 人 に 話 を 聞けば ||ひな|しげる||じん||はなし||きけば

あいにく 副 隊長 は 今 療養 中 だ |ふく|たいちょう||いま|りょうよう|なか|

それ に 私 の 勘 だ が 日 番 谷 隊長 は ||わたくし||かん|||ひ|ばん|たに|たいちょう|

雛 森 副 隊長 に も 肝心な こと は 話して い ない ように 思う ひな|しげる|ふく|たいちょう|||かんじんな|||はなして|||よう に|おもう

つらい こと なら なおさら

そういう 人 の ような 気 が する んだ |じん|||き|||

強い 人 な んだ ね つよい|じん|||

チッ 強い もんか よ |つよい||

本当に 強い やつ が なんで 周り を 悲しま せる んだ よ ほんとうに|つよい||||まわり||かなしま|||

ここ で これ 以上 考えて も し かた あり ませ ん よ |||いじょう|かんがえて|||||||

アタシ も 調べて み ます から ||しらべて|||

とりあえず 皆さん は 日 番 谷 隊長 の 行方 を 追って ください |みなさん||ひ|ばん|たに|たいちょう||ゆくえ||おって|

ダメだ だめだ

松本 乱 菊 と の 接見 は 禁じ られて る まつもと|らん|きく|||せっけん||きんじ||

いい じゃ ない っす か ちよ っと 話 を する くらい |||||||はなし|||

ダメだ ダメだ だめだ|だめだ

総 隊長 ならびに 二 番 隊 砕 蜂 隊長 の 命令 だ そう|たいちょう||ふた|ばん|たい|くだ|はち|たいちょう||めいれい|

何 だ よ 融通 きか ねえ な なん|||ゆうずう|||

この ラッキョ 頭 が ||あたま|

えっ 何 だて め え |なん|||

今 俺 様 を 侮辱 した ろ いま|おれ|さま||ぶじょく||

して ない

今 ラッキョ 頭 って 言った だ ろ いま||あたま||いった||

知ら ねえ な しら||

にぎやかだ ねえ

京 楽 隊長 けい|がく|たいちょう

僕 が 一緒に 入る よ それ なら いい だ ろ ぼく||いっしょに|はいる||||||

八 番 隊 隊長 が 信用 でき ない かい ? やっ|ばん|たい|たいちょう||しんよう|||

クサカ ?

分から ない わ 聞いた こと も ない と 思う わから|||きいた|||||おもう

そう です か

副 隊長 の くせ に ふく|たいちょう|||

隊長 の こと を 何も 知ら ない なんて ね たいちょう||||なにも|しら|||

まず 分から ない こと が いく つ か あり ます |わから||||||||

日 番 谷 隊長 は ひ|ばん|たに|たいちょう|

その クサカ と いう 男 と どんな 関係 な の か ||||おとこ|||かんけい|||

男 は 何者 な の か おとこ||なにもの|||

男 は 事件 と 関係 が ある の か おとこ||じけん||かんけい||||

ある と したら 何 か |||なん|

謎 だらけ ね なぞ||

調べれば いい んです しらべれば||ん です

で できる んです か ||ん です|

人 が 人 の こと を すべて 知る なんて こと は じん||じん|||||しる|||

土台 無理な 話 です どだい|むりな|はなし|

少し 手間 は かかり ます が 分から なければ 調べる すこし|てま|||||わから||しらべる

簡単な 話 じゃ あり ませ ん か かんたんな|はなし|||||

何 です か 隊長 なん|||たいちょう

さすが 七 緒 ちゃん |なな|お|

七 緒 ちゃん なら きっと なんとか して くれる なな|お||||||

よね ...

あの

お 願い しま っす |ねがい||

ありがとう 七 緒 いつか お 礼 する わ |なな|お|||れい||

お礼 なら これ で お れい|||