Hikaru no go episode 3 (audio+subtitle)
hikaru|||||
Hikaru no go Folge 3 (Audio+Untertitel)
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Hikaru no go епізод 3 (аудіо+субтитри)
Hikaru no go 第 3 集(音频+字幕)
光之行第3集(音頻+字幕)
平安 時代 の 碁 打ち 藤原 佐 為 は
へいあん|じだい||ご|うち|ふしわら|たすく|ため|
Fujiwara no Sadame war ein Go-Spieler aus der Heian-Zeit.
Hei era's go killing Fujiwara Saki
平安时代的围棋手藤原佐江
遥かな 時 を 越えて
はるかな|じ||こえて
distant|||
Weit über die Zeit hinaus
Far Beyond the Time
超越遥远的时间
進藤 ヒカル
しんどう|
Hikaru Shindo
新堂光
の 心 に 蘇った
|こころ||よみがえった
Als ich es das erste Mal sah, kam es mir wieder in den Sinn
I was revived in the hearts and minds of the
在心中复活
「 神 の 一 手 」 を 極める ため に
かみ||ひと|て||きわめる||
Die "göttliche Bewegung" zu meistern.
進藤 ヒカル
塔 矢 ?
しんどう||とう|や
||tower|
Shindo, Hikaru.
塔 矢 じゃ ない か
とう|や|||
|arrow|||
Es ist ein Turmpfeil, nicht wahr?
どう した んだ よ
|did||
いや
囲碁 大会 に は 出 なかった の か
|いご|たいかい|||だ|||
|go|tournament|||participate|||
君 は ?
きみ|
俺 ?
おれ
俺 は チラッ と 覗いた だけ な んだ けど
おれ||||のぞいた||||
||glanced||peeked||||
でも さ
あんな の 初めて だった よ
||はじめて||
like||||
俺 より 小さい 奴 なんか も いて さ
おれ||ちいさい|やつ||||
皆 真剣な んだ よ
みな|しんけんな||
|serious||
ちょっと
感動 だ よ
かんどう||
emotion||
感動 ?
かんどう
君 は 真剣に なった こと が ない の
きみ||しんけんに|||||
||seriously|||||
?
真剣 ?
しんけん
serious
手 を 見せて くれ ない か
て||みせて|||
||show|||
手 ?
て
特に 爪 が 磨 り 減って いる わけで も ない …
とくに|つめ||みがく||へって||||
|nails||polished||worn||so||
碁石 に いつも 触れて いる 手 と は 到底 思え ない
ごいし|||ふれて||て|||とうてい|おもえ|
||||||||at all|cannot believe|
何 な んだ よ
なん|||
ごめん
君 は プロ に なる の ?
きみ||ぷろ|||
プロ ?
ぷろ
俺 が
おれ|
プロ ?
そんな の 考え こと ねぇ よ
ぷろ|||かんがえ|||
塔 矢 プロ に なる つもりな の か
とう|や|ぷろ|||||
|||||intending||
なる よ
あ は は そう か
塔 矢 は プロ 目指し てる の か
とう|や||ぷろ|まなざし|||
||||aim|doing||
囲碁 の プロ って 儲かる の か
いご||ぷろ||もうかる||
||||profitable||
タイトル 戦 の 賞金 なら
たいとる|いくさ||しょうきん|
title|||prize money|
名人 戦 で 三千六百万 で
めいじん|いくさ||さんせんろくひゃくまん|
|||36 million|
棋 聖戦 が 四千二百万
き|せいせん||しせんにひゃくまん
|holy war||42 million
おいおい タイトル 戦って いく つ ある んだ よ ?
|たいとる|たたかって|||||
hey||fight|||||
全部 勝ったり する と
ぜんぶ|かったり||
|winning||
全部 で 八 冠
ぜんぶ||やっ|かん
|||titles
賞金 総額 は 一億八千万 くらい さ
しょうきん|そうがく||いちおくはっせんまん||
|total||180 million||
一億 !
いちおく
100 million
?
佐 為
たすく|ため
お前 の 腕 なら
おまえ||うで|
名人 戦 くらい ちょ ろ い だろう ?
めいじん|いくさ|||||
お 金 の ため に 碁 を 打つ なんて
|きむ||||ご||うつ|
まあ ちょっと だけ さ
ちょっと だけ ?
ちょっと プロ に なって
|ぷろ||
ちょこちょこ っと
quickly|
タイトル の 一 つ や 二 つ 取る の も 悪く ない か なって
たいとる||ひと|||ふた||とる|||わるく|||
|||||||take|||not bad|||
ちょっと プロ に なって
ちょこちょこ っと タイトル の 一 つ 二 つ 取る ?
|ぷろ|||||たいとる||ひと||ふた||とる
ふざける な
joking|
その 言葉 プロ の 人 すべて を 侮辱 する 言葉 だ ぞ
|ことば|ぷろ||じん|||ぶじょく||ことば||
|||||||insult||||
俺 …
おれ
君 が 碁 を 打つ はず が ない
きみ||ご||うつ|||
碁 を 打って きた 者 が そんな 暴言 を 吐く もの か
ご||うって||もの|||ぼうげん||はく||
|||||||abusive language||spout||
ちょっと プロ に なる ?
|ぷろ||
棋士 の 高み を 知っている の か
きし||たかみ||しっている||
professional shogi player||||||
忍耐 努力 辛酸 苦汁
にんたい|どりょく|しんさん|くじゅう
patience|effort|bitterness|bitterness
果ては 絶望 まで 乗り越えて なお
はては|ぜつぼう||のりこえて|
to|despair||overcoming|still
その 高み に 届か なかった 者 さえ いる んだ ぞ !
|たかみ||とどか||もの||||
|||reached|||even|||
父 の 傍ら で そんな 棋士 たち を 見て きた
ちち||かたわら|||きし|||みて|
father||side|||||||
それ を 君 は !
||きみ|
僕 も それ を 覚悟 で 努力 して きた
ぼく||||かくご||どりょく||
||||resolve||||
小さい 頃 から 毎日 毎日
ちいさい|ころ||まいにち|まいにち
何 時間 も 碁 を 打って きた
なん|じかん||ご||うって|
どんなに 苦しくて も 打って きた んだ
|くるしくて||うって||
no matter how|painful||||
なぜ 僕 が こんな 奴 に 負けた んだろう ?
|ぼく|||やつ||まけた|
!
今 から 一 局 打た ない か
いま||ひと|きょく|うた||
僕 は プロ に なる
ぼく||ぷろ||
いずれ なる
sooner or later|
君 が 苦 も なく プロ に なり
きみ||く|||ぷろ||
||hard|||||
あっさり タイトル を 取る と いう の なら
|たいとる||とる||||
easily|||||||
こんな ところ で 僕 に 負けて は
|||ぼく||まけて|
|||||losing|
話 に なる まい
はなし|||
|||probably not
今 から 僕 と 打とう !
いま||ぼく||だとう
||||play
佐 為 どう する
たすく|ため||
いい でしょう
そう
僕 と で 神 の 一 手 を 極めよう と いう 志 に 生きる のならば
|ぼく|||かみ||ひと|て||きわめよう|||こころざし||いきる|
|||||||||master|||will|||if you live
こんな ところ で 負ける わけに は いか ない
|||まける||||
|||to lose|possible||possible|
進藤 ヒカル は 確かに 初心 者 で は ない
しんどう|||たしかに|しょしん|もの|||
侮れ ない
あなどれ|
cannot underestimate|
ただ 妙に 古い 定石 を 打つ
|みょうに|ふるい|じょうせき||うつ
|odd||||
秀 策 の コスミ も そう だ
しゅう|さく|||||
|||cosmic|||
あの 手 は コミ の ない 時代 だ から 好手 と さ れた んだ
|て||こみ|||じだい|||こうしゅ||||
そこ だ
そこ に 彼 を 突き崩す 隙 が ある
||かれ||つきくずす|すき||
||||to expose|gap||
こいつ 怒っちゃ って ま
|いかっちゃ||
|got angry||emphasis
冗談 だ ぜ
じょうだん||
joke||
通じる だろう 普通
つうじる||ふつう
understand||usual
冗談 ?
じょうだん
本当に 冗談 ?
ほんとうに|じょうだん
あ もう ど いつも こいつ も 冗談 の 通じ ない 奴 ばっかり だ
||||||じょうだん||つうじ||やつ||
||how||||||understand|||only|
大体 な
だいたい|
この 前 の 対局
|ぜん||たいきょく
だって たっ だ 二 目 差 の 勝ち じゃ ん
|||ふた|め|さ||かち||
|told||||||||
それ に さ 小学生 相手 に
|||しょうがくせい|あいて|
その 程度 の お前 が
|ていど||おまえ|
|level|||
あっさり プロ に なって
|ぷろ||
easily|||
ぱぱ っと タイトル を 取れる なんて ぜんぜん 思って ねぇ よ
||たいとる||とれる|||おもって||
dad|||||||||
ヒカル
この 前 の 対局
私 本気じゃ あり ませ ん よ
|ぜん||たいきょく|わたくし|ほんきじゃ||||
|||||serious||||
あれ は 指導 碁 です
||しどう|ご|
指導 碁 ?
しどう|ご
指導 碁 と いう の は
しどう|ご||||
相手 を 正しい 筋 へ 導いて やる の が 目的 です
あいて||ただしい|すじ||みちびいて||||もくてき|
|||||to guide||||purpose|
指導 者 は 勝ち に 拘った
しどう|もの||かち||こだわった
|||||insisted
無 茶 な 打ち 方 は し ませ ん
む|ちゃ||うち|かた||||
|absurd|||||||
じゃ 取り合え ず こいつ より は 強い んだ
|とりあえ|||||つよい|
|let's tackle||||||
つ っ でも 俺 と 同じ ただ の 小学生 だ から な
|||おれ||おなじ|||しょうがくせい|||
佐 為 の 方 が 強くて 当たり前 か
たすく|ため||かた||つよくて|あたりまえ|
|||||strong||
今 なんと 言い ました ヒカル
いま||いい||
彼 は ただ の 小学生 で は あり ませ ん よ
かれ||||しょうがくせい||||||
未熟 ながら
みじゅく|
inexperienced|
輝く ような 一 手 を 放って くる のです
かがやく||ひと|て||はなって||
shining|||||let||
彼 の 一 手 一 手
かれ||ひと|て|ひと|て
私 自身 が 覚醒 して いく の を 感じ ます
わたくし|じしん||かくせい|||||かんじ|
|||awakening||||||
この 子 が 成長 したら 獅子 に 化ける か
|こ||せいちょう||しし||ばける|
|||grown||lion||transform|
龍 に 化ける か
りゅう||ばける|
dragon|||
そして 今 その 彼 が 牙 を むいて いる
|いま||かれ||きば|||
|||||fang||bared|
奥 が 空いて る とこ 借りる よ
おく||あいて|||かりる|
||empty|||to rent|
アキラ 君 ?
|きみ
君 は …
きみ|
こんにちは
あの 子
|こ
そう だ あの 時 の
|||じ|
そう だ あの 子 だ よ
|||こ||
ちょっと
どうぞ
こいつ 平気 で ギャラリー し ょっ てるよ
|へいき||ぎゃらりー|||
|||gallery||lightly|doing
互先 で いい よ ね
ごさき||||
each other||||
互先 って 白 に コミ が 付く やつ ?
ごさき||しろ||こみ||つく|
||||||attached|
僕 が ニギ ろう
ぼく|||
||going|to cut
当たった 偶数 だ
あたった|ぐうすう|
|even number|
俺 が 黒 だ な
おれ||くろ||
コミ が 五 目 半
こみ||いつ|め|はん
お 願い し ます
|ねがい||
よろしく
佐 為
の 四 右上 スミ 小 目
たすく|ため||よっ|みぎあがり|すみ|しょう|め
の 四 っと
|よっ|
さて どうした もの か
この すがすがしい 目 を した
||め||
|refreshing|||
将来 有望な 子供
しょうらい|ゆうぼうな|こども
|promising|
しかし
今 私 に 牙 を むいて いる
いま|わたくし||きば|||
紙一重 の 差 で その 牙 を ひらり と かわし
かみひとえ||さ|||きば||||
a very close call|||||||lightly||avoid
「 よし よし 」 と 頭 を 撫でて やる の が よい か
|||あたま||なでて|||||
|||||pet|||||
それとも
or
一 手 目 に 三 分 も 使って る
ひと|て|め||みっ|ぶん||つかって|
星 です か
ほし||
の 十七
|じゅうしち
の 十七
また 星 です か
|じゅうしち||ほし||
秀 策 の 時代 に は 考え られ なかった 手 です
しゅう|さく||じだい|||かんがえ|||て|
この 年 の 間 に
|とし||あいだ|
いろいろ 研究 さ れた のでしょう
|けんきゅう|||
|research|||probably
しかし
五 目 半 の 負担 …
|いつ|め|はん||ふたん
|||||burden
この 子 相手 なら いざ 知ら ず
|こ|あいて|||しら|
||||now||
力 が 対等の 者 が 相手 と なれば
ちから||たいとうの|もの||あいて||
||equal|||||becomes
ずいぶん 厳しい 負担 と なる
|きびしい|ふたん||
considerably|severe|burden||
もっと 一 手 の 働き を 追究 して いか なくて は
|ひと|て||はたらき||ついきゅう||||
||||work||pursue||||
の 三
|みっ
最善 の 一 手 の 追究
さいぜん||ひと|て||ついきゅう
|||||pursuit
なんという 喜び であろう
|よろこび|
what||probably
何 だ よ こいつ マジ で 怒って ん の か
なん||||||いかって|||
||||seriously||angry|||
次の 一 手 ここ で コスム の は 確かに 温い かも しれ ない
つぎの|ひと|て||||||たしかに|ぬるい|||
|||||cosmo||||lukewarm|||
それ と ハサミ の 方 が 足 が 速い か …
||はさみ||かた||あし||はやい|
||scissors||||||fast|
私 の コスム 手 を 待って いる の か
わたくし|||て||まって|||
ならば それ も よかろう
|||good
の 十六 コスミ
|じゅうろく|
さ 来る が よい
|くる||
あり ませ ん
佐 為
中 押し です
たすく|ため|なか|おし|
|||push|
彼 は 自分 の 負け を 宣言 した のです
かれ||じぶん||まけ||せんげん||
||||||declaration||
だって
この 前 の 対局 の まだ 半分 ぐらい しか 打って ない んだ ぜ !
|ぜん||たいきょく|||はんぶん|||うって|||
?
塔 矢 お前 すげ ー よ
とう|や|おまえ||-|
|||amazing||
お前 の 真剣 さ って 怖い ぐらい だ ぜ
おまえ||しんけん|||こわい|||
|||||scary|||
一 手 ごと に
ひと|て||
||at a time|
お前 の 気迫 が 俺 に ぶつかって きて さ
おまえ||きはく||おれ||||
||spirit||||coming up against||
全国 大会 の あいつ ら も すごかった けど
ぜんこく|たいかい||||||
||||||amazing|
本当 皆 真剣で
ほんとう|みな|しんけんで
||serious
聞いちゃ い ない …
きいちゃ||
heard||
聞いちゃ い ない んだ
きいちゃ|||
俺 の 言葉 なんか
おれ||ことば|
俺 帰る よ
おれ|かえる|
じゃあ な
well|
お 父さん
|とうさん
|father
お 父さん
お 父さん 僕 囲碁 の 才能 ある かな
|とうさん||とうさん|ぼく|いご||さいのう||
|||||||talent||
囲碁 の 才能 か
いご||さいのう|
それ が お前 に ある か どう か は 私 に は 分から ん が
||おまえ|||||||わたくし|||わから||
そんな もの なんか なくて も
お前 は もっと すごい 才能 を 二 つ 持って いる
おまえ||||さいのう||ふた||もって|
一 つ は 誰 より も 努力 を 惜しま ない 才能
ひと|||だれ|||どりょく||おしま||さいのう
||||||||spare||
もう 一 つ は 限りなく 囲碁 を 愛する 才能 だ
|ひと|||かぎりなく|いご||あいする|さいのう|
||||limitlessly|||||
お 父さん
僕 は 今 まで お 父さん の 言葉 を 誇り に
|とうさん|ぼく||いま|||とうさん||ことば||ほこり|
|||||||||||pride|
まっすぐに 歩いて き ました
|あるいて||
straight|||
でも 今 何 か 見え ない 壁 が
|いま|なん||みえ||かべ|
||||||wall|
僕 の 前 に ある んです
ぼく||ぜん|||
見え ない … 大きな … 壁 が
みえ||おおきな|かべ|
何で 勝ち 方 した んだ よ
なんで|かち|かた|||
上手に 二 目 差 で 勝つ んじゃ なかった の か
じょうずに|ふた|め|さ||かつ||||
skillfully|||||win||||
な おい 佐 為 !
||たすく|ため
あの 子供 一 太刀 で 首 と 胴 を 切り離す しか なかった
|こども|ひと|たち||くび||どう||きりはなす||
|||sword||||body||sever||
頭 を 撫でる 余裕 など 彼 は 与えて くれ なかった
あたま||なでる|よゆう||かれ||あたえて||
||caress|leeway||||gave||
おい 何 だ こいつ いきなり
|なん|||
||||suddenly
びっくり した わ
surprised||
君 は 真剣に なった こと が ない の
真剣 …
きみ||しんけんに||||||しんけん
||||||||seriously
で おかしい んだ
むか ぁし 昔 ある 所 に
||むかし||しょ|
towards|day||||
お 爺さん と お 婆さん が 住んで いて
|じいさん|||ばあさん||すんで|
|grandfather|||grandmother|||
その 隣 に …
|となり|
で ね 先 から 聞いて る ?
||さき||きいて|
うん …
ヒカル
帰り道 こっち だ よ
|かえりみち|||
|way home|this||
ちょっと
また 囲碁 教室 に 行く の ?
||いご|きょうしつ||いく|
今日 は 囲碁 教室 の 日 じゃ ねよ
きょう||いご|きょうしつ||ひ||
|||||||isn't it
もう
最近 の ヒカル 変 !
|さいきん|||へん
||||weird
塔 矢 お前 の 真剣 さ って 何 だ ?
とう|や|おまえ||しんけん|||なん|
囲碁 って 何 だ ?
いご||なん|
お前 も 佐 為 の ように
おまえ||たすく|ため||
神 の 一 手 を 極めよう と して いる の か
かみ||ひと|て||きわめよう|||||
|||||mastering|||||
ヒカル 今日 も 碁 を 打って くれる のです か
|きょう||ご||うって|||
いやだ よ
だって ここ まで 来て …
|||きて
今 そんな 気分 じゃ ねぇ の
いま||きぶん|||
||mood|||
君 ちょっと
きみ|
先生
今 ちょうど そこ で あの 男の子 を 捉 まえ ました
せんせい|いま|||||おとこのこ||そく||
||just||||||caught|caught|
あの 男の子 です
|おとこのこ|
子供 囲碁 大会 で
こども|いご|たいかい|
の 二 を 即答 した あの
|ふた||そくとう||
|||immediate answer||
おう また 君 か
||きみ|
今日 アキラ 君 い ない よ
きょう||きみ|||
そう か
アキラ に 勝った と いう の も 君 だった の か
||かった|||||きみ|||
あれ どこ か で …
あ あの 時 の
||じ|
神 の 一 手 に 一 番 近い
かみ||ひと|て||ひと|ばん|ちかい
塔 矢 の 親父 ?
とう|や||おやじ
|||father
君 の 実力 が 知り たい
きみ||じつりょく||しり|
||||known|
座り たまえ
すわり|
sit|please
あ いや 俺 は …
||おれ|
ヒカル !
彼 と 打た せて ください !
かれ||うた||
本因坊 秀 策 と して 存在 した 私 に 挑んで きた
ほんいんぼう|しゅう|さく|||そんざい||わたくし||いどんで|
|||||existed||||challenged|
数多 の 好敵手 たち
かずおお||こうてきしゅ|
many||formidable rivals|
この 者 の 気迫 まさしく 彼等 と 同じ
|もの||きはく||かれら||おなじ
|||fighting spirit|truly|they||
石 を 三 つ 置き なさい
いし||みっ||おき|
アキラ と は いつも それ で 打って いる
||||||うって|
それ が アキラ の 実力 だ
||||じつりょく|
この 人 塔 矢 と 同じ 目 を して いる
|じん|とう|や||おなじ|め|||
きっと 佐 為 も
|たすく|ため|
俺 だけ なんだか 仲間はずれ
おれ|||なかまはずれ
||somehow|left out
俺 が … 俺 が 打ち たい
おれ||おれ||うち|
俺 が
いく ぞ
おれ|||
の 三 カカリ
|みっ|
||suspension
の 三
かっこいい
|みっ|
||cool
の 三 ツケ
|みっ|つけ
||three
塔 矢 の 打ち 方 も
とう|や||うち|かた|
上手な もん だ と 思った けど
じょうずな||||おもった|
good|||||
この 人 も …
|じん|
アキラ に は 二 歳 の 時 から 碁 を 教えた
|||ふた|さい||じ||ご||おしえた
||||||||||taught
私 と は 毎朝 打って いる
わたくし|||まいあさ|うって|
腕 は すでに
うで||
プロ 並み だ
ぷろ|なみ|
|equal to|
すげ ー !
|-
指先 が 光って る ようだ
ゆびさき||ひかって||
fingertip||shining||it seems
の 四 星
|よっ|ほし
アマ の 大会 に は 出さん
あま||たいかい|||しゅっさん
amateur|||||will not participate
あの 子 が 子供 の 大会 に 出たら
|こ||こども||たいかい||でたら
|||||||if she participates
まだ 伸びる 子 の 芽 を 摘む こと に なる
|のびる|こ||め||つまむ|||
|will grow|||bud||pluck|||
あの 子 は 別格 な のだ
|こ||べっかく||
|||not ordinary||is
だからこそ
that's why
その アキラ に 勝った 子供 が いる など 私 に は 信じ られ ん
|||かった|こども||||わたくし|||しんじ||
|||||||||||believe||
の 二 サガリ
|ふた|
||sagari
指 が 石 を つかむ
ゆび||いし||
||||grabs
持ち替えて 挟む
もちかえて|はさむ
switching hands|
その 指 が 盤上 へ 石 を 放つ
|ゆび||ばんじょう||いし||はなつ
|||board||||places
輝く 指先
かがやく|ゆびさき
俺 も あんなふうに 打って たら
おれ|||うって|
||like that||if
の 十六 星
|じゅうろく|ほし
俺 も あんなふうに …
おれ||
あんなふうに 打って たら !
|うって|
ヒカル