GITS :SAC Ep.01
gits|sac|ep
GITS: SAC Ep.01
GITS:SAC Ep.01.
GITS:SAC Ep.01.
GITS : SAC Ep.01
GITS: SAC Ep.01
ГИТС: САК, эпизод 01
GITS:SAC Ep.01.
GITS:SAC Ep.01
GITS:SAC 第 01 集.
粗筋 ♠ 新 浜 市 内 の 料亭 で 外務 大臣 が 芸者 ロボット に 拘束 さ れた 。
あらすじ|しん|はま|し|うち||りょうてい||がいむ|だいじん||げいしゃ|ろぼっと||こうそく||
Synopsis ♠ The Minister of Foreign Affairs was detained by a geisha robot at a restaurant in Niihama City.
조근 ♠ 신하마 시내 의 요정 에서 외무 장관 이 게이샤 로봇 에 구속 되었다 .
Sinopse ♠ O Ministro das Relações Exteriores foi detido por um robô gueixa em um restaurante na cidade de Shinhama.
現場 に 急行 した 公安 9 課 は 、 この 一 件 に 軍 の 調査 部 が 介入 し た がって いる 事 を 知る 。
げんば||きゅうこう||こうあん|か|||ひと|けん||ぐん||ちょうさ|ぶ||かいにゅう|||||こと||しる
Public Security Section 9 rushes to the scene and learns that the military's investigative department wants to intervene in this case.
현장 에 급행한 공안 9 과 는 , 이 일건 에 군의 조사부 가 개입 하고 싶어 하고 있는 것을 알고 있다 .
混乱 する 現場 の 状況 を 一括 した 荒巻 は 、 素子 ら に 突入 を 指示 。
こんらん||げんば||じょうきょう||いっかつ||あらまき||もとこ|||とつにゅう||しじ
Aramaki sums up the chaotic scene and orders Motoko and others to rush in.
혼란 하는 현장 의 상황 을 일괄한 아라마키 는 , 소자 들에게 돌입 을 지시 .
無事 、 大臣 の 保護 に 成功 する のだ が ・・・
ぶじ|だいじん||ほご||せいこう|||
Safely, I succeed in protecting the minister, but...
무사히 장관의 보호에 성공하지만...
第 2 話 暴走 の 証明 TESTATION
だい|はなし|ぼうそう||しょうめい|testation
Episode 2 Proof of Runaway TESTATION
登場 人物 ♠ 草薙 素子 荒巻 大 輔 バトーイシカワトグササイトーパズボーマタチコマ 久保田 外務 大臣 用語 ♠ 公安 9 課 一ノ瀬 レポート セリフ ♠ あらゆる ネット が 眼 根 を 巡らせ 光 や 電子 と なった 意思 を ある 一方 向 に 向かわ せた と して も ” 孤人 ” が 複合 体 と して の ” 個 ” に なる程 に は 情報 化 されて いない 時代 ・・・ A . D .2030 「 ドレッド から サマセット へ 。
とうじょう|じんぶつ|くさなぎ|もとこ|あらまき|だい|すけ||くぼた|がいむ|だいじん|ようご|こうあん|か|いちのせ|れぽーと|せりふ||ねっと||がん|ね||めぐらせ|ひかり||でんし|||いし|||いっぽう|むかい||むかわ|||||こにん||ふくごう|からだ||||こ||なるほど|||じょうほう|か|さ れて||じだい|a|d||||
Characters ♠ Motoko Kusanagi , Daisuke Aramaki , Batou Ishikawa Togusa Saito Pazuboma Tachikoma , Minister of Foreign Affairs Terminology ♠ Public Security Section 9 Ichinose Report Lines ♠ All kinds of nets turned light and electrons into a certain direction . Even so , the `` solitary '' has not become a complex `` individual '' in an age when information has not been developed ... A. D. 2030 `` From Dread to Somerset .
外壁 と 屋上 の 空調 機 に 睡眠 誘発 ガス 注入 装置 の 取り付け 完了 。」
がいへき||おくじょう||くうちょう|き||すいみん|ゆうはつ|がす|ちゅうにゅう|そうち||とりつけ|かんりょう
The installation of the sleep-inducing gas injection device on the outer wall and rooftop air conditioner is complete. ”
「 了解 。
りょうかい
0220 に セット し 、 合図 を 待て 。」
|せっと||あいず||まて
「 くっ」 「 ぐ ああ ぁあ 」 「 ぐ ・・・ ぐ ああ ぁあ 」 「 お前 等 警察 か 。
||||||||おまえ|とう|けいさつ|
最 早 体制 に 正義 は 成し 得 ない !
さい|はや|たいせい||せいぎ||なし|とく|
Justice cannot be achieved by the system as it is now!
「 世の中 に 不満 が ある なら 自分 を 変えろ 。
よのなか||ふまん||||じぶん||かえろ
それ が 嫌 なら 耳 と 眼 を 閉じ 口 を 噤 んで 孤独に 暮らせ 。
||いや||みみ||がん||とじ|くち||きん||こどくに|くらせ
それ も 嫌 なら ・・・」
||いや|
荒巻 大 輔 : 少佐 。
あらまき|だい|すけ|しょうさ
全員 装備 A 2 で 召集 を かけろ 。
ぜんいん|そうび|a||しょうしゅう||
場所 は 82- D 3。
ばしょ||d
草薙 素子 : 聞いた ?
くさなぎ|もとこ|きいた
バトー 。
バトー : ああ 、 聞いて る よ 。
||きいて||
astandaloneepisode : 公安 9 課 SECTION -9♠
|こうあん|か|section
1「 納得 の いく 説明 無し に 指揮 権 を 渡す 事 は 出来 ん 。
なっとく|||せつめい|なし||しき|けん||わたす|こと||でき|
この 事件 は 警察 管轄 だ 。」
|じけん||けいさつ|かんかつ|
「 説明 する 責任 は ない 。
せつめい||せきにん||
意地 を 張ら ず に 我が 軍 に 指揮 権 を 譲り たまえ 。」
いじ||はら|||わが|ぐん||しき|けん||ゆずり|
2「 そちら こそ 。」
「 詰まら ん 事 で 揉めて いて 構わ ん 状況 か ?
つまら||こと||もめて||かまわ||じょうきょう|
「 あ ・・・」 「 荒巻 ・・・」
|あらまき
「 問題 は 中 の 客 の 方 だろう 。」
もんだい||なか||きゃく||かた|
「 はっ・・・ 現在 拘束 されて いる と 思わ れる 客 は 外務 大臣 、 そして 大臣 の 秘書 官 、 大臣 の 後援 会長 と 北米 産業 振興 会 から の 来客 が 2 名 。
|げんざい|こうそく|さ れて|||おもわ||きゃく||がいむ|だいじん||だいじん||ひしょ|かん|だいじん||こうえん|かいちょう||ほくべい|さんぎょう|しんこう|かい|||らいきゃく||な
芸者 ロボット が 大臣 達 を 拘束 して から 17 分 が 経過 した 所 です 。」
げいしゃ|ろぼっと||だいじん|さとる||こうそく|||ぶん||けいか||しょ|
2「 自力 で 脱出 して きた 女将 の 話 で は その後 2 名 の 犠牲 者 が 出た かも しれ ない と の 事 です が 、 現在 料亭 内 の 状況 が どう なって いる か は 確認 出来て おりません 。」
じりき||だっしゅつ|||おかみ||はなし|||そのご|な||ぎせい|もの||でた||||||こと|||げんざい|りょうてい|うち||じょうきょう|||||||かくにん|できて|おり ませ ん
「 犯行 声明 や 要求 は ?
はんこう|せいめい||ようきゅう|
2「 今 の 所 ありません 。」
いま||しょ|あり ませ ん
「 通信 封鎖 は ?
つうしん|ふうさ|
「 内 で やって る 。」
うち|||
「 報道 管制 は ?
ほうどう|かんせい|
2「 コード 14 を 実行 して 9 分 。
こーど||じっこう||ぶん
長く は 持ちません 。」
ながく||もち ませ ん
「 本件 は 今 より 公安 9 課 が 処理 する 。
ほんけん||いま||こうあん|か||しょり|
そのまま 待機 しろ 。」
|たいき|
「 はっ!
「 久保田 。」
くぼた
荒巻 大 輔 : 軍 が 介入 したい 理由 は ?
あらまき|だい|すけ|ぐん||かいにゅう|し たい|りゆう|
久保田 : 内 の 関係 者 が 中 に いる 。
くぼた|うち||かんけい|もの||なか||
それ 以上 今 は 言え ん 。
|いじょう|いま||いえ|
荒巻 大 輔 : 分かった 。
あらまき|だい|すけ|わかった
事情 は 後 で 聴く 。
じじょう||あと||きく
儂 に 任せろ 。
どう||まかせろ
少佐 草薙 素子 : まだ よ 。
しょうさ|くさなぎ|もとこ||
荒巻 大 輔 : 軍 が 介入 し た がって いる 。
あらまき|だい|すけ|ぐん||かいにゅう||||
背中 に 用心 しろ 。
せなか||ようじん|
草薙 素子 : ご 親切に どうも 。
くさなぎ|もとこ||しんせつに|
バトー 。
バトー : まだ 移動 中 。
||いどう|なか
さっき 狙撃 隊 の 通信 聞いたら 盗聴 ノイズ が 入って た の は それ か 。
|そげき|たい||つうしん|きいたら|とうちょう|||はいって|||||
草薙 素子 : トグサ 、 イシカワ 。
くさなぎ|もとこ||
イシカワ : 少佐 、 回線 が 多 すぎる 。
|しょうさ|かいせん||おお|
特定に 2 時間 は かかり そうだ 。
とくていに|じかん|||そう だ
草薙 素子 : トグサ 、 中庭 に 出て 突入 に 備えろ 。
くさなぎ|もとこ||なかにわ||でて|とつにゅう||そなえろ
トグサ : 了解 。
|りょうかい
草薙 素子 : サイトー 。
くさなぎ|もとこ|
サイトー : 映像 カーテン は 中和 した が 、 木 が 多く 狙撃 可能 範囲 は 狭い 。
|えいぞう|かーてん||ちゅうわ|||き||おおく|そげき|かのう|はんい||せまい
草薙 素子 : パズ 、 ボーマ 。
くさなぎ|もとこ||
パズ : いつでも 。
草薙 素子 : ロボット 芸者 を 操作 して いる 奴 が 近く に いる 筈 だ 。
くさなぎ|もとこ|ろぼっと|げいしゃ||そうさ|||やつ||ちかく|||はず|
トランス は 撃つ な 。
とらんす||うつ|
敵 が 証拠 を 消す 前 に ウイルス を 送り込む 。
てき||しょうこ||けす|ぜん||ういるす||おくりこむ
バトー : 少佐 、 ロボット 芸者 が 待遇 の 改善 を 要求 して きたら ?
|しょうさ|ろぼっと|げいしゃ||たいぐう||かいぜん||ようきゅう||
トグサ : あんた は ・・・ 草薙 素子 : 全員 そのまま 。
|||くさなぎ|もとこ|ぜんいん|
スタンバイ OK 。
すたんばい|ok
荒巻 大 輔 : よし 、 行け !
あらまき|だい|すけ||いけ
草薙 素子 : GO !
くさなぎ|もとこ|go
「 う ・・・ ああ ぁ ・・・ は ・・・」
「 パズ 、 ボーマ 、 探査 ウイルス を 追跡 しろ 。
||たんさ|ういるす||ついせき|
バトー は 援護 を 。」
||えんご|
バトー : ああ 、 いい 響き だ 。
|||ひびき|
草薙 素子 : ぼやっと する な トグサ 。
くさなぎ|もとこ|ぼや っと|||
課長 、 現場 を 制圧 。
かちょう|げんば||せいあつ
人質 1 名 が 緊急 医療 必要 。
ひとじち|な||きんきゅう|いりょう|ひつよう
重度 の 外傷 有 。
じゅうど||がいしょう|ゆう
もう 1 名 は 頭部 の 損傷 から 死亡 を 確認 。
|な||とうぶ||そんしょう||しぼう||かくにん
犯人 は バトー 達 が 追跡 中 。
はんにん|||さとる||ついせき|なか
荒巻 大 輔 : よし 、 大臣 以下 全員 を 外 に 誘導 しろ 。
あらまき|だい|すけ||だいじん|いか|ぜんいん||がい||ゆうどう|
用心 して だ 。
ようじん||
正面 玄関 に テント 通路 と ワゴン 4 台 を 用意 した 。
しょうめん|げんかん||てんと|つうろ||わごん|だい||ようい|
警戒 態勢 B 6 で 移動 しろ 。
けいかい|たいせい|b||いどう|
草薙 素子 : 了解 。
くさなぎ|もとこ|りょうかい
トグサ 「 歩けます か ?
|あるけ ます|
大臣 。」
だいじん
「 ああ 、 助かった よ 。
|たすかった|
有難う 。」
ありがたう
パズ : 少佐 、 標的 は サイボーグ 。
|しょうさ|ひょうてき||
記録 と 照合 中 。
きろく||しょうごう|なか
今 の 所 該当 者 無し 。
いま||しょ|がいとう|もの|なし
草薙 素子 : 何 を 待って いた の か 聞き出す 迄殺 すな 。
くさなぎ|もとこ|なん||まって||||ききだす|までさつ|
バトー : ボーマ 、 もう じき 合流 する 。
||||ごうりゅう|
パズ : 車 の 前 に 飛び出す な よ 。
|くるま||ぜん||とびだす||
バトー : 子供 か ?
|こども|
俺 は !
おれ|
タチコマ 、 付いて 来 てる か !
|ついて|らい||
「 遅 え ぞ タチコマ !
おそ|||
「 観念 した か ?
かんねん||
」 男 「 う ぅ ・・・!
おとこ||
」 「 ああ !
「 ふう ・・・」 「 や ばいか も ・・・」
「 入れ 。」
いれ
「 話 を 聞こう か 。」
はなし||きこう|
「 ああ ・・・ 実は 脳 に ダメージ を 受けた 大臣 の 秘書 官 、 彼女 は 私 の 部下 で 大臣 の 身辺 を 内偵 さ せて いた 。」
|じつは|のう||だめーじ||うけた|だいじん||ひしょ|かん|かのじょ||わたくし||ぶか||だいじん||しんぺん||ないてい|||
「 外務 大臣 を ?
がいむ|だいじん|
「 うむ 。
最近 彼 の 周辺 で 一ノ瀬 レポート に 興味 を 示す 動き が あって ね 。」
さいきん|かれ||しゅうへん||いちのせ|れぽーと||きょうみ||しめす|うごき|||
「 非 常時 に おける 外交 及び 軍事 的 戦術 シナリオ を 含む 法 だ な 。」
ひ|じょうじ|||がいこう|および|ぐんじ|てき|せんじゅつ|しなりお||ふくむ|ほう||
「 うむ 、 もちろん 軍 が 開示 要求 を 受ければ それ を 拒め ない 。
||ぐん||かいじ|ようきゅう||うければ|||こばめ|
しかし 大臣 直々 の 指示 と 言う 訳 で も なかった し 、 今 迄 は 何とか 遣り過ごして 来た 。
|だいじん|じきじき||しじ||いう|やく|||||いま|まで||なんとか|やりすごして|きた
内偵 は 言わば 安全 確認 の 為 の 通常 業務 だった 。」
ないてい||いわば|あんぜん|かくにん||ため||つうじょう|ぎょうむ|
「 では 、 何故 秘書 官 が 襲撃 を ?
|なぜ|ひしょ|かん||しゅうげき|
「 うむ 、 何 か 掴み かけた 為 に 消さ れ かけた 可能 性 は ある 。」
|なん||つかみ||ため||けさ|||かのう|せい||
「 大臣 の 身辺 状況 は ?
だいじん||しんぺん|じょうきょう|
「 一 通り 洗った 段階 で は 白 。
ひと|とおり|あらった|だんかい|||しろ
脅迫 されて いる 様子 も 口座 に 不振な 動き も ない 。」
きょうはく|さ れて||ようす||こうざ||ふしんな|うごき||
「 お前 らしく も ない 。」
おまえ|||
「 う うむ 、 今回 は 抜かった よ ・・・」
||こんかい||ぬかった|
「 お前 が 良ければ この 件 内 で 調べて みよう と 思う が 、 どう だ ?
おまえ||よければ||けん|うち||しらべて|||おもう|||
「 助かる 。
たすかる
だが お前 の 経歴 に 傷 が 付く 様 な 事 は する な 。
|おまえ||けいれき||きず||つく|さま||こと|||
最後 は 俺 が 被る 。」
さいご||おれ||かぶる
「 で ?
「 大臣 の 身辺 を もう 一 度 洗い 直せ 。
だいじん||しんぺん|||ひと|たび|あらい|なおせ
それ と 料亭 内 で 何 が 起きて いた の か を 徹底 的に 調べろ 。
||りょうてい|うち||なん||おきて|||||てってい|てきに|しらべろ
儂 は 一ノ瀬 レポート と 軍 の 利害 関係 を 洗い 直す 。」
どう||いちのせ|れぽーと||ぐん||りがい|かんけい||あらい|なおす
「 あら 、 彼 友人 じゃ なかった の ?
|かれ|ゆうじん|||
「 そうだ 。
そう だ
だから 儂 が 調べる 。」
|どう||しらべる
「 自分 で 記憶 を 焼き 消す と は 見上げた 根性 だ 。
じぶん||きおく||やき|けす|||みあげた|こんじょう|
脳 に 障害 が 残っち まう かも しれ ない のに 。
のう||しょうがい||ざん っち|||||
お陰 で 俺 は 笑い もんだ ぜ 。」
おかげ||おれ||わらい||
「 経費 の 無駄 使い ね 。
けいひ||むだ|つかい|
任務 の 度 に 慌てて 射撃 練習 する 位 なら 、 義 体 化 する 事 を お 勧め する けど ?
にんむ||たび||あわてて|しゃげき|れんしゅう||くらい||ただし|からだ|か||こと|||すすめ||
「 それって 、 俺 も サイボーグ 化 しろって 事 ・・・」 「 公私 混同 を 命令 で 出す 程 野暮じゃ ない わ 。
それ って|おれ|||か|しろ って|こと|こうし|こんどう||めいれい||だす|ほど|やぼじゃ||
今日 の 射撃 に したって 上出来だ と 思って る わ よ 。
きょう||しゃげき|||じょうできだ||おもって|||
でも 貫通 弾 が 人質 に 当たり そうだ と 思った の なら 、 その 場 の 判断 で 応用 を 利かせ なさい 。
|かんつう|たま||ひとじち||あたり|そう だ||おもった||||じょう||はんだん||おうよう||きかせ|
その 9 ミリ 、 腰 に 下げて た んでしょ ?
|みり|こし||さげて||
もう ・・・ 何の 為 に あんた を 本庁 から 引き抜いた と 思って る の かしら ?
|なんの|ため||||ほんちょう||ひきぬいた||おもって|||
落ち込む 暇 が あったら 自分 の 特技 で 貢献 しよう と 思わ ない ?
おちこむ|いとま|||じぶん||とくぎ||こうけん|||おもわ|
あたし 達 が 突入 する 迄 の 10 数 分間 、 何 が 起きて いた の か 徹底 的に 洗う わ よ 。」
|さとる||とつにゅう||まで||すう|ぶん かん|なん||おきて||||てってい|てきに|あらう||
「 お 孫 さん は 元気 かね ?
|まご|||げんき|
「 どう 思う ?
|おもう
「 せっかちだ なお 前 さん は 。
||ぜん||
ふむ ・・・ 一ノ瀬 レポート は 軍 の 予算 に 影響 し ない 。
|いちのせ|れぽーと||ぐん||よさん||えいきょう||
君 が 興味 を 持つ 様 な 物 で も ない 。」
きみ||きょうみ||もつ|さま||ぶつ|||
「 政 、 官 、 どちら の 意向 だ ?
まつりごと|かん|||いこう|
「 あれ で 損 を する 軍人 は あれ を 知る 立場 に ない 。
||そん|||ぐんじん||||しる|たちば||
知ら ない 物 は 探さ ない 。
しら||ぶつ||さがさ|
君 の 言葉 だ 。」
きみ||ことば|
「 相変わらず だ な 。」
あいかわらず||
「 近く に 海老 の 旨 い 店 が 出来た 。
ちかく||えび||むね||てん||できた
寄って 行 かんか ?
よって|ぎょう|
「 また 今度 な 。」
|こんど|
「 少佐 が お 待ち です 。」
しょうさ|||まち|
「 うむ 。」
「 何 が 出た ?
なん||でた
「 事件 直後 の 柳 の 間 の 映像 。
じけん|ちょくご||やなぎ||あいだ||えいぞう
それ と 料亭 内 に 設置 して ある カメラ から の 気 に なる 映像 よ 。」
||りょうてい|うち||せっち|||かめら|||き|||えいぞう|
「 うむ 。」
「 その 男 、 北米 ニュートロン 社 製 の 脊椎 ユニット を 搭載 して いた 筈 な のに 、 潰れた 筐体 の パーツ を 集めて も 元 の 筐体 に 組み 上がら ない 事 が 判明 。
|おとこ|ほくべい||しゃ|せい||せきつい|||とうさい|||はず|||つぶれた|きょうたい||||あつめて||もと||きょうたい||くみ|あがら||こと||はんめい
次 は 外務 大臣 と 芸者 の トイレ 前 の 映像 ね 。」
つぎ||がいむ|だいじん||げいしゃ||といれ|ぜん||えいぞう|
「 芸者 と ?
げいしゃ|
「 ええ 、 彼 酔う と 時々 芸者 と 体 を 取り替えて 遊んで いた みたい ・・・ それ は 死亡 した 北米 産業 の 役員 よ 。」
|かれ|よう||ときどき|げいしゃ||からだ||とりかえて|あそんで|||||しぼう||ほくべい|さんぎょう||やくいん|
「 彼 も その 遊び に ?
かれ|||あそび|
「 そこ 迄 は ・・・ トイレ 内 の 映像 は なかった わ 。
|まで||といれ|うち||えいぞう|||
で 、 心配に なった 秘書 官 が 登場 。
|しんぱいに||ひしょ|かん||とうじょう
そこね 、 秘書 官 が 襲わ れた の 。」
|ひしょ|かん||おそわ||
「 うむ 。」
「 死亡 した 北米 産業 の 役員 が 最初に 襲わ れ 、 その後 に 秘書 官 が 襲わ れた と 証言 して いる もう 一 人 の 北米 役員 の 話 と は 食い違う わ 。
しぼう||ほくべい|さんぎょう||やくいん||さいしょに|おそわ||そのご||ひしょ|かん||おそわ|||しょうげん||||ひと|じん||ほくべい|やくいん||はなし|||くいちがう|
後援 会長 は かなり 酔って いて 詳細 を 覚えて いない けど 、 初め に 聞いた の は 秘書 官 の 悲鳴 だった 気 が する と 警察 で は 答えて いる 。」
こうえん|かいちょう|||よって||しょうさい||おぼえて|||はじめ||きいた|||ひしょ|かん||ひめい||き||||けいさつ|||こたえて|
「 彼女 は 何 を 見た のだ ?
かのじょ||なん||みた|
トグサ ( 彼女 は 何 を 見た んだ ?
|かのじょ||なん||みた|
トグサ 「 歩けます か ?
|あるけ ます|
大臣 」
だいじん
「 ああ 、 助かった よ 。
|たすかった|
有難う 。」
ありがたう
トグサ : あ ・・・!
少佐 !
しょうさ
外務 大臣 の 奴 、 芸者 と 体 を 入れ替える 趣味 が あったって 証言 ありました よ ね !
がいむ|だいじん||やつ|げいしゃ||からだ||いれかえる|しゅみ||あった って|しょうげん|あり ました||
草薙 素子 : ええ 、 それ で ?
くさなぎ|もとこ|||
トグサ : 大臣 は 脳 殻 を 積み替えられた んじゃ ない でしょう か 。
|だいじん||のう|から||つみかえ られた||||
敵 の 狙い が 一ノ瀬 レポート だ と したら 、 必要な の は 外務 大臣 と して の 容姿 、 外見 だった ので は ?
てき||ねらい||いちのせ|れぽーと||||ひつような|||がいむ|だいじん||||ようし|がいけん|||
草薙 素子 : 秘書 官 は 大臣 が 脳 殻 を 積み替えられる 所 を 見て しまった ・・・ 草薙 素子 「 イシカワ !
くさなぎ|もとこ|ひしょ|かん||だいじん||のう|から||つみかえ られる|しょ||みて||くさなぎ|もとこ|
「 久保田 、 荒巻 だ 。
くぼた|あらまき|
外務 大臣 の 事 だ が 」
がいむ|だいじん||こと||
「 たった今 外務 大臣 が 北米 産業 振興 会 の 連中 と 一緒に 来て いる 。
たったいま|がいむ|だいじん||ほくべい|さんぎょう|しんこう|かい||れんちゅう||いっしょに|きて|
一ノ瀬 レポート を 持っていった 。
いちのせ|れぽーと||もっていった
コピー 不可 の 暗号 プリント を 渡した んで 再 デジタライズ で 若干 の 時間 稼ぎ は 出来る が ・・・」
こぴー|ふか||あんごう|ぷりんと||わたした||さい|||じゃっかん||じかん|かせぎ||できる|
「 大臣 は 今 何 処 だ ?
だいじん||いま|なん|しょ|
「 空港 に 向かって いる 。
くうこう||むかって|
北米 産業 振興 会 主催 の パーティ で 挨拶 する 為 アメリカ に 飛ぶ らしい 。」
ほくべい|さんぎょう|しんこう|かい|しゅさい||ぱーてぃ||あいさつ||ため|あめりか||とぶ|
草薙 素子 : バトー 、 装備 L 2 で 緊急 起動 。
くさなぎ|もとこ||そうび|l||きんきゅう|きどう
トグサ と サイトー を 拾って そのまま 空港 に 向かう !
||||ひろって||くうこう||むかう
官僚 「 大臣 、 申し訳 ありません 。
かんりょう|だいじん|もうしわけ|あり ませ ん
専用 機 が 天候 不順 で 15 分 程 遅れて いる そうです 。」
せんよう|き||てんこう|ふじゅん||ぶん|ほど|おくれて||そう です
「 そう か 。」
「 先 に 出る わ 。」
さき||でる|
「 ん ・・・ ん ん !
官僚 「 大臣 、 お 待た せ しました 。
かんりょう|だいじん||また||し ました
専用 機 が 到着 した そうです 。」
せんよう|き||とうちゃく||そう です
「 お 待ち ください 大臣 。」
|まち||だいじん
「 ん ?
君 か 。
きみ|
夕べ は 助かった よ 。
ゆうべ||たすかった|
一体 何の 用 かね ?
いったい|なんの|よう|
「 これ を お 届け に 参りました 。」
|||とどけ||まいり ました
「 何 かね ・・・?
なん|
病気 療養 に つき 公務 を 辞退 いたします 旨 ・・・ 私 が ?
びょうき|りょうよう|||こうむ||じたい|いたし ます|むね|わたくし|
後任 人事 と は どういう 事 だ !
こうにん|じんじ||||こと|
「 お 読み に なった 現在 、 貴方 は もう 大臣 では ありません 。」
|よみ|||げんざい|あなた|||だいじん||あり ませ ん
「 なんだ と !
何の 権限 で !
なんの|けんげん|
」 「 総理 並びに 与党 役員 会 の 承認 事項 です 。
そうり|ならびに|よとう|やくいん|かい||しょうにん|じこう|
何で したら ご 確認 を 。
なんで|||かくにん|
議員 、 貴方 に は 昨夜 の 事件 で スパイ 容疑 、 並びに 諸 外国 へ の 政治 的 亡命 の 嫌疑 も かけられて おります 。
ぎいん|あなた|||さくや||じけん||すぱい|ようぎ|ならびに|しょ|がいこく|||せいじ|てき|ぼうめい||けんぎ||かけ られて|おり ます
ご 同行 願えます か な ?
|どうこう|ねがえ ます||
」「 貴 様 !
とうと|さま
何 様 の つもり だ ・・・!
なん|さま|||
あ ・・・」
トグサ 「 やめろ !
守る べき 大臣 は そい つ じゃ ない 。」
まもる||だいじん|||||
トグサ 「 脳 殻 を 確保 しました 。」
|のう|から||かくほ|し ました
「 うむ 。