外 の 方 が まし
若者 が 四 、 五 人 集まって 、 おしゃべり を して い ました 。 する と その 中 の 一 人 が 、 ぷす ーー っ と 、 音 の し ない お なら を した のです 。
「 くさい ! 何 だ 、 誰 か 屁 ( へ ) を した な 」 「 本当だ ! くさい 、 くさい ! これ は たまら ん 」 みんな は 自分 の ふところ へ 、 思わず 顔 を 入れ ました 。 そこ で お なら を した 本人 も 、 何 食わ ぬ 顔 で ふところ へ 顔 を 入れ ました が 、 あわてて 顔 を 出す と 言い ました 。 「 ぷは ぁ ー ! 中 の 方 が くさい ! ♪ ちゃん ちゃん ( おしまい )