Overlord II ( Overlord Season 2) Episode 12
( デミ ウル ゴス ) あっ …
( モモン ) それ で …
私 の 敵 は どちら な の か な ?
( イビル アイ ) 漆黒 の 英雄 ! 私 は 蒼 ( あお ) の 薔薇 ( ばら ) の イビル アイ
同じ アダ マン タイト 級 冒険 者 と して 要請 する !
協力 し て くれ !
ハッ !
いや 助け を 求め て どう する
彼 の 命 を 奪う わけ に は いか ない …
( モモン ) 承知 し た ( イビル アイ ) あっ …
( デミ ウル ゴス ) まずは お 名前 を 伺って も よろしい でしょう か ?
私 は ヤルダバオト と 申し ます
( モモン ) ヤルダバオト … か
分かった
私 は モモン アダ マン タイト 級 冒険 者 だ
そちら の 目的 は 何 だ ?
( デミ ウル ゴス ) 私 たち を 召喚 し 使役 する ―
強大 な アイテム が この 都市 に 流れ込 ん だ よう です
それ を 回収 する ため に 参った と いう こと に なって おり ます
( イビル アイ ) 会話 で 敵 の 情報 を 引き出 そ う と して いる の か ?
さすが 一流 の 冒険 者 だ な
( モモン ) デミ ウル …
( せきばらい ) ( モモン ) ヤルダバオト
私 たち は 敵 同士 と いう 道 しか ない ん だ な
( デミ ウル ゴス ) はい その とおり です
( モモン ) 大体 理解 し た
そういう こと なら ば …
ここ で 倒さ せ て もら お う
問題 ない な ?
( デミ ウル ゴス ) 困り ます ので 抵抗 さ せ て もらう と し ま しょ う
( モモン ) ゆく ぞ !
は あっ !
( イビル アイ ) すごい …
何 だ ろ う ? これ は …
心臓 なんて と っく の 昔 に 動き を 止め た はず な のに …
( イビル アイ ) 頑張れ モモン 様
♪~
~♪
( クライム ) ツアレ さん さあ こちら へ
( ブレイン ) 大丈夫 か ?
( クライム ) で は セバス 様 が 敵 を 引きつけ て いる うち に ―
逃げ ま しょ う
どう し まし た ? ブレイン 様
うん ? ああ いや
( ロック マイアー ) 行く ぞ
( ロック マイアー ) お っ う う っ …
う わ っ ! くっ …
( クライム ) う っ …
( ロック マイアー ) ぐ あっ … N ( クライム ) くっ …
あっ … ゼロ ! ?
( ゼロ ) その とおり だ 小僧
うん ?
その 顔 見 た 覚え が ある ブレイン ・ アングラウス だ な
サキュロント が 負け た の も 相手 が 悪かった と いう こと か
お前 の 類い まれ な 剣 の 才能 に 免じ て チャンス を やろ う
俺 に ひざまずけ そして 俺 の 部下 に なる と 誓え
そう すれ ば 助け て やろ う
フッ
ならば 死ね !
ゼロ お前 の 相手 は 俺 が しよ う
クライム 君 後ろ の 相手 は 任せる ぞ
えっ ?
( ロック マイアー ) 了解 ! ( クライム ) あっ …
( 男 の 声 ) 見破って い た か
後ろ に 回り込 ん だ り すれ ば 誰 だって うさんくさい と 思う ぞ
まっ 牢 ( ろう ) で 見 た 時 から 迷って い た が な
フンッ しょせん 小細工 か
サキュロント 後ろ の 雑魚 2 人 を 殺せ
それ ぐらい は できる な ?
も … もちろん だ ボス !
( サキュロント ) また 会った な ガキ
う おお お っ !
( ブレイン ) ふ っ !
おいおい
一流 の モンク の 拳 は 鉄 の よう に 硬く なる と いう が ―
それ 以上 だ な
( クライム ) ハァ … ハァ …
( ロック マイアー ) 支援 する ぜ
これ が 盗賊 の 戦い 方 って な
( サキュロント ) 毒 か ! ?
パウダー ・ オブ ・ ウィ ルオ ウィスプ さ
ありがとう ござい ます !
( サキュロント ) クソ が ! ( クライム ) は あっ !
( ロック マイアー ) フン … ふ っ !
( サキュロント ) え いっ !
( せき込み )
武 技 “ 能力 解放 ” !
ふ っ !
くう っ …
あ あっ
あ あっ …
い い っ …
フンッ サキュロント め
それ に 引き換え アングラウス なかなか 見事 だ
俺 の 攻撃 を ここ まで しの い だ 男 は お前 が 初めて かも しれ ん
お前 も な
では 少し ばかり 本気 を 出す と しよ う か
な っ …
( ブレイン ) それ が いい だ ろ う
フッ
お前 の それ は 剣 の 結 界 だ な
不用意 に 踏み込め ば 両 断 さ れる ん だ ろ ?
しかし ―
その 技 は 待機 し て 身構え なく て は でき ない 技 と 見 た
ふん っ !
ブレイン ・ アングラウス それ は お前 の 切り札 か ?
その とおり だ
絶対 必中 の “ 領域 ” と 神 速 の 一 刀 “ 神 閃 ( しん せ ん ) ” に よる 斬 撃
秘 剣 “ 虎 落 笛 ( も がり ぶ え ) ”
その 技 真っ向 から お前 を 打ち抜く
この 俺 こそ が 王国 最強 だ !
( セバス ) こちら に いらっしゃい まし た か
( ゼロ ) うん ! ?
な っ … どういう こと だ
六 腕 ( ろく うで ) の ヤツ ら が お前 の 相手 を し て いる はず で は …
( セバス ) あなた の 同僚 は 全員 倒し て き まし た
ヤツ ら を 相手 に 無傷 で ここ まで 来 られる はず が なか ろ う !
真実 と いう の は えてして 驚く よう な こと です
な っ …
セバス 様 地下 に い た ツアレ さん は 偽者 で し た
早く 助け に 行か ない と !
心配 し て くださって ありがとう ござい ます
ですが 大丈夫 です よ
ツアレ そこ で 少し 待って い て ください
( ツアレ ) はい
( ゼロ ) ブレイン ・ アングラウス お前 と の 勝負 は ひとまず お預け だ
この じ じい に 六 腕 の 力 を 見せ て やる
じ じい 己 の ざ れ 言 の 代償 を 命 で 支払え !
パンサー !
ファルコン !
ライノセラス !
バッファロー !
ライオン !
う ああ ああ あっ !
う う っ … うりゃ ああ あっ !
( 2 人 ) あっ …
( 3 人 ) あ あっ …
何 な ん だ お前 は …
( セバス ) フゥ … 危ない ところ で し た
どうやら わたくし の ほう が ほんの 少し だけ 強かった よう です ね
( デミ ウル ゴス ) 悪魔 の 諸 相 : 触 腕 の 翼 !
( イビル アイ ) う っ …
あっ …
( モモン ) 無傷 で 何より だ
( イビル アイ ) あっ ああ …
あっ 肩 に ! 大丈夫 です か ?
( モモン ) この 程度 何も 問題 に は なら ない
それ より も 無事 の よう で 安心 し た
( イビル アイ ) あっ ああ …
( デミ ウル ゴス ) お 見事 です 彼女 を 無傷 で 守りきる と は
この ヤルダバオト 心 より 称賛 を 送り たい と 思って おり ます
( モモン ) 世辞 は 要ら ん
( イビル アイ ) え えっ ! モ … モモン 様 ?
すまない 世界中 の バード たち よ
騎士 は か弱き 乙女 を 抱きかかえ 守り ながら 戦う ん だ !
これ は 姫 と いう より 荷物 で は …
いやいや バカ な こと を 考え て いる 場合 で は ない
( デミ ウル ゴス ) で は そろそろ 引か せ て いただき ます
私 ども の 目的 は とある アイテム です
これ より 王 都 の 一部 を 地獄 の 炎 で 包み ます
もし 侵入 し て くる と いう の で あれ ば 煉獄 ( れ ん ごく ) の 炎 が ―
あなた 方 を あの世 に 送る こと を 約束 し ま しょ う !
( イビル アイ ) あっ まずい ぞ モモン 様 早く ヤツ を 討た なく て は !
( モモン ) 無理 だ
追え ば ヤツ は 本気 に なって 戦闘 を 始める だ ろ う
そう なれ ば …
( イビル アイ ) あっ モモン 様 私 を かばって …
( モモン ) さて これ から どう し た もの か …
( イビル アイ ) そして 蟲 ( むし ) の メイド を ―
あと 一 歩 の ところ まで 追い詰め た の です が …
( モモン ) 追い詰め た ?
( ナーベラル ) う っ …
( イビル アイ ) あっ … N ( モモン ) それ で 殺し た の です か ?
( イビル アイ ) いや 殺し て は い ませ ん
その 前 に ヤルダバオト が 現れ まし た から
( モモン ) そうです か …
なるほど なる ほ … ど ! ?
ああ … N ( せきばらい )
( モモン ) えっ と その 蟲 の メイド を 殺 そ う と し た から ―
ヤルダバオト が 本気 に なった の で は ない です か ?
( イビル アイ ) 踏ま なく て いい 虎 の 尾 を 踏 ん だ …
そう おっしゃり たい の だ な
ヤルダバオト は 言って い た 王 都 の 一部 を 地獄 の 炎 で 包む と
そんな ヤツ に 仕え て いる メイド が まとも で ある はず が ない
私 は 仲間 たち が 戦い を 挑 ん だ の は 正しい 行為 だ と 信じ て いる ぞ
( モモン ) あ あっ … そうです ね あなた の 言う ほう が 正しい です ね
すみません
( イビル アイ ) あっ 頭 を 上げ て ください !
あなた の よう な すてき な 方 が …
う う っ !
すてき ? 何 を 言って いる ん だ 私 は
あ あっ だって しかたがない じゃ ない か
数 百 年 ぶり に 少女 らしい 思い を 抱 い たって いい じゃ ない か
こんなに 強く て …
そう ! 私 より 強大 で すてき な 戦士 な ん だ から !
( モモン ) イビル アイ さん ?
( イビル アイ ) う っ … あっ ああ えっ と …
( モモン ) ナーベ と 相談 事 が あり まし て 少し 失礼 し ます
( イビル アイ ) えっ ?
( モモン ) ここ なら 聞こえ ない か
と は いって も 一応 警戒 を し て おく べき だ な
それでは ナーベ よ
デミ ウル ゴス の 計画 の 大半 は 見当 が つく
しかし 精密 な 機械 で あれ ば ある ほど ―
小さな 歯車 の 狂い から すべて が 崩壊 する こと が ある
ちょっと し た 勘違い から ―
すべて が ご破算 と なる よう な こと は 避け ね ば なら ない
分かる な ?
なるほど さすが は 至高 の 御 君
( モモン ) すべて は 我が 手の内 に ある
( モモン ) … わけ が ない だ ろ
そもそも こっち は レエブン 侯 と か いう ―
大 貴族 から の 依頼 で 呼び出さ れ た ん だ ぞ
フローティング ・ ボード に 乗せ られ て ―
荷物 み たい に 運ば れ て さ
まあ 報酬 は 破格 だ から それ は いい ん だ けど
で 何 か 騒ぎ が 起き て いる から ―
“ 冒険 者 モモン の 王 都 デビュー 戦 だ し ― ”
“ かっこよく 登場 しよ う ! ” って 飛び降り た だけ な のに
ハァ … N 何で こう なって いる ん だ よ
( モモン ) うん ?
うむ … で は デミ ウル ゴス に 連絡 を 取る の だ
私 が し ない の は 今 は 魔法 を 使用 でき ない 身 で ある ため
そして … N あの 娘 の 目 が ある から だ
フンッ 監視 か
私 を 怪し ん で いる の だ ろ う な
フッ まさか その よう な こと は ない か と
どちら か と いえ ば ―
もっと 別 な 感情 に よる もの で は ない です か ?
( モモン ) それ こそ まさか だ
私 に は あの 女 の 思考 が 手 に 取る よう に 分かる ぞ
エン トマ の 話 で 腹 を 立て て しまった の は ―
致命 的 な ミス だった
あっ … さすが は アインズ 様
まさに その 眼 ( まな こ ) 玉 座 に 座ら れる 方 に ふさわしい もの か と
( モモン ) 世辞 は よせ
大体 私 の 失態 から 来 て いる 当たり前 の 考察 だ
行動 を 開始 せよ ナーベラル
はっ !
“ 伝言 ( メッセージ ) ”
( モモン ) これ で 支配 者 と して の 俺 の 評価 が 壊れる こと は ない だ ろ う
さて …
しかし あんな 子ども みたい な の が ―
アダ マン タイト 級 の 強 さ を 持つ と は …
( モモン ) お 待た せ し て すみません
運ぶ の を 手伝い ま しょ う か ?
( イビル アイ ) しばらく し たら 仲間 たち が 来る 予定 です
もしかすると ここ で 復活 の 魔法 を 発動 さ せる と いう 線 も あり ます し
( モモン ) ほう 復活 魔法 を 使える 方 が いる の です か ?
( イビル アイ ) えっ あっ はい
私 ども の リーダー で ある ラキュース は ―
第 五 位 階 信仰 系 魔法 “ レイズ ・ デッド ” を 唱え られ ます
( モモン ) それ は 復活 後 ただちに 戦闘 に 参加 でき ます か ?
( イビル アイ ) 無理 です ね
この 魔法 は 復活 時 に 膨大 な 生命 力 を 消失 さ せ て しまう の です
( モモン ) ほほ う
( イビル アイ ) な の で しばらく は 肉体 が うまく 動き ませ ん
生命 力 が 低い 者 に 至って は ―
灰 と なって しまう の で 使え ない ほど です
( モモン ) なるほど もし よけ れ ば ここ で 待って も いい です か ?
ラキュース と いう 女性 に 会って み たい の です
( イビル アイ ) な っ … なぜ ラキュース に ?
( モモン ) やはり 警戒 し て いる よう だ な
( モモン ) えっ と 同輩 に し て 先輩 たる 蒼 の 薔薇 の リーダー に ―
一 度 お 会い し て み たい の です が 何 か まずい 点 で も あり まし た か ?
( イビル アイ ) いっ いや … N は い 問題 あり ませ ん
( ナーベラル ) モモン さん あちら を ご 覧 ください
( イビル アイ ) あっ …
( クライム ) この あと セバス 様 は ?
( セバス ) ツアレ を 安全 な 場所 に つれ て いき ます
二 度 と この よう な こと が ない よう に
分かり まし た
セバス 様 昨晩 に 続き ありがとう ござい まし た
気 に し ない で ください
彼女 を 助けよ う と し て くださった 恩 は ―
どこ か で お返し し ます
( クライム ) あっ …
( 一同 ) あっ …
炎 の 壁 だ と ! ?
( 市民 たち の どよめき )
( イビル アイ ) 何 だ ? あれ は …
( モモン ) ゲヘナ の 炎 ?
( 冒険 者 たち の ざわめき )
( ラナー ) 冒険 者 の 皆さん
今回 の 非常 事態 に 集まって いただき ありがとう ござい ます
( 冒険 者 たち ) あ あっ …
( ラナー ) 本日 未明 王 都 の 一部 この 辺り に 炎 の 障壁 が 張ら れ まし た
この 炎 は 幻 に 似 た ところ が あり 接触 し て も 何ら 害 が ない よう です
実際 に 蒼 の 薔薇 の リーダー で ある 彼女 が 確認 し て おり ます
( ラキュース ) 私 が 実際 に 触れ て み た
( ラキュース ) 熱 も 一切 感じ ず ―
侵入 を 阻害 さ れる こと も なく 中 に 入れ た
壁 の 向こう に は 低 位 の 悪魔 たち が いる こと も 確認 し て いる
この 事件 を 起こし た 首 魁 ( し ゅ かい ) の 名前 は ヤルダバオト
非常に 凶悪 かつ 強大 な 悪魔 で ―
多数 の 魔物 を 従え て いる と いう 情報 が 入って おり ます
( ボリス ) どれほど 強い ん だ ?
私 の 仲間 の 2 人 ―
戦士 ガガーラン と 盗賊 ティア が 殺さ れ た わ
( イビル アイ ) しか も たった 一撃 で だ
( 冒険 者 たち ) 何 だ と ? 一撃 ! ?
( イビル アイ ) 慌てる な
確かに ヤルダバオト は 強い
それ は ヤツ と 対峙 ( たい じ ) し なす すべ なく 敗北 し た 私 が 保障 する
しかし 私 たち に は この 人 が いる !
漆黒 の 英雄 モモン 殿 だ !
( 冒険 者 たち ) おお っ !
そう です
私 たち は 決して 勝て ない 戦い に 挑む わけ で は あり ませ ん
では 詳しい 作戦 を 説明 し ます …
( ラナー ) 最後 に ―
炎 の 壁 の 中 に とらわれ て いる 民衆 を 助ける 別動隊 が 必要 です
( 冒険 者 たち の ざわめき )
悪魔 たち が 彼ら を 監禁 する の で あれ ば ―
壁 の 内側 に ある 倉庫 街 を 使う でしょ う
脱走 し ない よう 家族 を バラバラ に 分け て
クライム 行って くれ ます ね
承知 いたし まし た 一命 に 代え まし て も
( ブレイン ) 姫 さん 俺 も つい て って いい か ?
( ラナー ) よろしい の です か ? ブレイン ・ アングラウス 様
( 冒険 者 たち の ざわめき )
じゃあ 俺 も … だ な
では 皆さん 私 は ここ で ―
皆さん が 誰 1 人 欠ける こと なく 戻って くる こと を ―
神 に お 祈り し て おり ます
ご 武運 を !
( 冒険 者 たち ) おお っ ! 任せ て ください !
黄金 の 姫 ばん ざ ~ い !
( ガゼフ ) クライム
これ を 貸し て おく
これ は ?
マジック アイテム か ?
( ガゼフ ) ああ
何でも 戦士 と して の 力量 を 限界 を 突破 し て 上げ て くれる らしい
( クライム ) 限界 を 突破 ! ?
そ … そんな 希少 な 品 は お 借り でき ませ ん !
俺 も 知り合い の ばあさん から もらった もの だ
生き て 返せ
あっ …
( ブレイン ) お姫様 の ため に も 戻ら ない と な
( クライム ) はい !
( ザナック ) 冒険 者 たち で ライン を 形成 し ―
衛 士 たち に バックアップ さ せ 敵 の 布陣 を 薄める
( ザナック ) そして 最大 戦力 で ある 漆黒 の モモン と ナーベ
そして イビル アイ を 鏃 ( やじり ) と して 敵陣 中央 に 突撃 さ せる … か
( レエブン 侯 ) しかし クライム 君 の 任務 は 危険 で は ?
( ラナー ) お 兄 様 も レエブン 侯 の 兵 と 共に 王 都 内 を 見回る の でしょ う ?
それ と 同じ です
クライム は 死ぬ かも しれ ませ ん が ―
その 場合 は ラキュース が 復活 の 魔法 を かけ て くれる でしょ う
そして 魔法 に 生命 力 を 吸い取ら れ ―
弱った クライム の 面倒 は 誰 が 見る の か …
命令 に 従って 死に そして よみがえった 者 を 看病 する のに ―
誰 が 不満 を 言い ます か ?
なるほど
全部 計画 どおり か 妹 よ
( ラナー ) はい
( 2 人 ) あっ …