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ナルト, Naruto Episode 105

Naruto Episode 105

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ひからび た 言葉 を つ ない で

♪ それ でも 僕等 シンプル な

♪ 想い を 伝え たい だけ な の

♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は

♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て

♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ

♪ それ でも あの 出来事 が

♪ 君 を 苦しめる だ ろ ?

♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ

♪ このまま 何 も 残ら ず に

♪ あなた と 分かち合う だけ

♪ やがて 僕等 は

♪ それ が 全て だ と 気 が つい て

♪ 悲しみ は 頬 を 伝って

♪ 涙 の 河 に なる だけ

♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって

♪ 溶け合う の よ

( フクスケ ) ダッハ ハハ … !

さ ぁ さ ぁ 飲め や 歌 え や !

めでて ぇ な ! ( アオイ ) やれやれ 。

前祝い に し ちゃ 派手 に やり 過ぎ です よ 。

始末 し て き た か ?

ええ 。

それ より 小 降り に なって き まし た よ 。

こんな 茶 番 レース 早く 終わら せる べき じゃ ない です か ?

フン 分かった よ 。

一 っ 走り 行って くる か !

♪ ~

♪ ~

( ナルト ) こ … この 上 か ? ( イダテ ) ああ 。

か ぁ ~ ずいぶん 長い 階段 だって ば よ 。

( イダテ ) 別名 心臓 破り の 石段 って 呼ば れ てる 。

ヘッ お も しれ ぇ 一気に 行く ぜ !

ドリャ ~ ラララ … !

( サクラ ) ちょっと うそ でしょ … 。

( サスケ ) どんな スタミナ し てる ん だ ? あいつ は 。

♪ ~

( 大政 ) 親分 。 ( 次郎 長 ) ん ?

( 大政 ) イダテ の ヤツ が こっち に 向かって る そう です 。

( 男性 ) 親分 の 言って い た とおり ヤツ は 逃げ て ませ ん でし た 。

( 次郎 長 ) 当然 だ 。

( 次郎 長 ) 《 あいつ は 俺 が 見込 ん だ 男 だ 》

( 次郎 長 ) 《 さ ぁ もう 少し だ 走って こい イダテ ! 》

ハァ ハァ ハァ … 。

( イダテ ) なぁ お前 … 。 は ぁ ?

言 っと く が 俺 は まだ お前 の こと 信じ た わけ じゃ ねえ ぞ 。

あぁ は いはい 別 に かまわ ねえ って ば よ 。

( イダテ ) ヘッ 。

< そんな お前 の こと を

信じ て くれる 人 が 1 人 いる ん だ ろ ! >

中 忍 試験 の 時 … 。 あ ?

やっぱり 10 問 目 の 問題 が 出 た って 言って た な 。

あぁ 問題 を 受ける か 受け ない か 決めろ なんて いう

変 な 問題 だった ぜ 。

( イダテ ) 3 年 前

俺 の 時 も 似 た よう な 問題 だった 。

( イビキ ) < よし これ から 第

( イダテ ) 《

兄貴 は どんな 問題 を 出す つもり な ん だ ? 》

( イビキ ) <

三 人 一 組 どうし の 争い だ >

( ざわめき )

< 3 人 で

その 中 の 1 人 は 確実 に

落第 する > ( イダテ ) < えっ >

( イビキ ) < そして 落第 し た ヤツ は 一生 下 忍 の まま

二 度 と 中 忍 試験 は 受け させ ない >

( 忍 1 ) < そ … そんな ! > ( 忍 2 ) < それ じゃあ 何 の ため に

俺 たち は 今 まで 一緒に … >

( イビキ ) < ここ で は 俺 が ルール だ 口答え は 一切 許さ ん >

( イビキ ) < 棄権 を し たけ れ ば すれ ば いい >

< ここ で 棄権 し 半年 後 を 待つ の も 手 だ ぞ 。

3 人 の 中 で 1 人 でも 棄権 し た 者 が 出 た 場合

もちろん 全員 失格 。

だが 半年 後 に もう 一 度

中 忍 試験 を 受ける こと が 許さ れる 。

さ ぁ どう する ? >

( イダテ ) 《 仲間 の 誰 か 一 人 が 落とさ れる 。

俺 は 受かる 自信 が ある 》

( イダテ ) 《 でも あいつ ら の どちら か 1 人 は

一生 下 忍 の まま … 》

♪ ~

< 仲間 と 人生 を 懸け た 選択 だ 。

やめる なら 今 だ ぞ >

( イビキ ) < 棄権 する 者 は もう い ない の か ? >

( イビキ ) < いい ん だ な ? >

< では ここ に 残った 者 全員 に …

失格 を 言い渡す ! >

< な … 何で ? >

( 忍 3 ) < ちょ … ちょっと 待って くれ ! >

( 忍 4 ) < こっち は 覚悟 決め て ここ に 残った ん だ ぞ ! ? >

< そんな 覚悟 など 下 の 下 だ !

貴 様 ら み て ぇ な カス に 中 忍 に なる 資格 なんて ねえ !

以上 だ >

なるほど な 。

お前 ら の 時 は どんな 試験 だった ?

う ~ ん … 。

すっかり 忘れ ち まった 。

って いう か 説明 さ れ た ん だ けど よく 分か ん なかった ん だって ば よ 。

( イダテ ) 俺 は 兄貴 の ことば を 信じ て 教室 に 残った 。

なのに 不 合格 に さ れ た ん だ !

納得 行く わけ ねえ 。

俺 は 兄貴 に 問いただし た 。

< 兄貴 何 だ よ あの 試験 ! >

( イビキ ) < 忍 は 裏 の 裏 を 読め 。

それ は あの 試験 を 通じ て 理解 し て い た はず だ >

< それ でも 納得 行 か ねえ ! どんな 危険 な 任務 でも

飛び込 ん で く 勇気 が 必要 な ん じゃ ねえ の か ! ? >

( イビキ ) < イダテ 。

本当 に 納得 が 行か ない の か ? >

< 当然 だ ろ あんな の … >

( イビキ ) < お前 忍者 やめろ >

( イダテ ) < やめろ って 言う なら やめ て やら ぁ 。

だけど どう し て 俺 が ダメ な の か 教え て くれ ! >

( イビキ ) < それ は 自分 で …

自分 自身 の 力 で 気付く もの だ >

いまだ に あの 時 の 答え は 分から ねえ 。

その あと アオイ に だまさ れ た の か ?

ああ そう だ … 。

( 歓声 と 拍手 )

そ ~ ら 着 い た ぞ 頂上 だ っと … 。

こっか ら は 俺 一 人 で 行く お前 は 休 ん でろ 。

あ ? お前 まだ そんな こと 言って ん の か ?

これ 以上 お前 たち の 力 を 借りる わけ に は いか ねえ 。

自分 で … 自分 自身 の 力 で 勝た なきゃ 意味 が ね え ん だ !

あっ おい イダテ !

( イダテ ) 《 行 ける ぜ ! サクラ さん の 薬 が 効 い た み て ぇ だ ! 》

ぐ っ ! く そ っ !

こんな の 痛く ねえ !

こっか ら 挽回 だ !

この つり 橋 を 渡れ ば オオ ウズ 島 か 。

急 い だ ほう が いい 。 ( フクスケ ) お っ !

イダテ の ヤツ が 藻 土 呂 木 神社 まで 来 た よう です 。

何 ! ? ( アオイ ) 木 ノ 葉 の 下 忍 を

少々 侮って い た よう です 。

この くそ 野郎 ! て め ぇ ちゃん と 始末 し なかった の か ! ?

( アオイ ) 今 は そんな こと を 言って いる 場合 じゃ ない 。

早く 橋 を 渡って ください 。 ( フクスケ ) った く 使え ねえ 忍者 だ 。

おい 俺 は 仕事 だ から て め ぇ を 助け てる だけ だ 。

これ 以上 ナメ た 口 利く と や っち まう ぞ 。

( フクスケ ) う っ … す … す ん ませ ん … 。

( アオイ ) 分かったら とっとと 行け ! ( フクスケ ) は … はい !

( イダテ ) 《 い た ! フクスケ の 野郎 だ ! 》

あっ !

大した もん だ 。

まさか ここ まで 来る と は 思わ なかった ぜ 。

( イダテ ) 《 あれ は 雷神 の 剣 … 》

♪ ~

やめろ ! ( アオイ ) フン 。

やめろ ~ !

う わ っ !

ムダ な こと は よせ 。

二 代 目 火影 が 使った と いわ れる 伝説 の 刀 雷神 の 剣 に

かなう 者 は い ない 。

( アオイ ) お前 も よく 知って いる はず だ 。

何しろ こいつ を 盗み出し て くれ た

張本人 な ん だ から な 。

くそ … 。

( アオイ ) 泥 だんご と は ガキ の ケンカ だ な まるで 。

悪 ぃ な ! クナイ が なく って よ 。

ナルト !

だけど 今度 の だんご は そんな ん じゃ よけ られ ねえ ぜ 。

影 分身 の 術 !

♪ ~

チャクラ を 手のひら に 集中 さ せ てる 。

行く ぞ ~ !

行く ぞ !

♪ ~

もう いっち ょ !

♪ ~

ドリャ ~ !

あっ !

フフフ … 何 を する つもり か 知ら ん が … 。

あっ 。 ( アオイ ) ハッ !

忍法 如 雨 露 千 本 !

う わ っ ! ( アオイ ) 残念 だった な 。

この 雷神 の 剣 は どんな もの でも 切り裂く 。

チャクラ の 塊 でも 例外 で は ない 。

ナルト !

( アオイ ) もう めん どくさい こと が 起き ない よう に

念 に は 念 を 入れ ない と な 。

て め ぇ の 相手 は この 俺 だ イダテ に 手 出す ん じゃ ねえ !

( アオイ ) フッ まだ そんな こと を 言って いる の か 。

助け合い かばい 合い 信頼 し 合う 。

ムカムカ し て くる な 。

弱い ヤツ ら は 支え合って い ない と 生き て は いけ ない 。

だから 簡単 に 人 を 信じ そして 裏切ら れる 。

お前 ら みたい な 弱い ヤツ は 逃げ回って りゃ い い ん だ 。

なぁ イダテ 。

この 雷神 の 剣 を 盗み出し た 時 も

そう だった よ な ?

< 見え た ぞ あれ が 雨 隠れ の 里 だ 。

ん ! ? >

< アオイ 先生 ? >

( イダテ ) < う わ っ !

アオイ 先生 ! >

< イダテ > ( イダテ ) < 兄貴 >

< この バカ 者 ! すぐ に 里 に 戻って 自首 する ん だ ! >

( イビキ ) < 貴 様 自分 の し た こと が どんな こと か

分かって いる の か ! ? > ( 暗部 1 ) < う わ っ ! >

( 暗部 2 ) < う わ っ ! > ( イビキ ) < 何 ! ? >

( アオイ ) < 相変わらず 厳しい です ね 。

かわいい 弟 な の に です が

あなた が ここ に 現れ た の は 実に 好都合 >

< アオイ 先生 … >

( アオイ ) < この 禁 術 の 巻物 は

上 忍 クラス で なけ れ ば 解読 でき ない 。

兄弟 そろって 木 ノ 葉 を 裏切って もらい ます よ >

♪ ~

( イビキ ) < う っ !

う わ ~ ! >

♪ ~

< イビキ さん いいかげん 解読 し て ください よ >

( イビキ ) < 断る >

< 死 を 選ぶ ん です か ? イダテ と 一緒に >

< えっ … >

< そい つ も 忍 の 端くれ だ 。

死 など 恐れ は し ない >

< う っ ! >

< そう で も ない みたい です よ 。

この 顔 は 恐怖 に ひきつった 顔 だ >

< チッ >

< 忍者 なんか やめ た ! 俺 は 忍者 を やめる !

だから 殺さ ない で くれ ! >

< 読み 解 い て ください よ 。

目 の 前 で かわいい 弟 が 殺さ れる ところ なんて

見 たく ない でしょ ? >

( イビキ ) < 弟 だ と ? その 愚か 者 が か ? >

< 兄貴 … >

< 俺 に は その 程度 の 脅し など 無意味 だ >

( アオイ ) < おい イビキ 木 ノ 葉 の 里 が そんなに 大事 か ? >

< 命 を 懸けて 守った って

て め ぇ なんか ただ の 駒 じゃ ねえ か ! >

< フッ だ から お前 は 裏切った の か 。

あわれ な 男 だ >

< この 野郎 ! >

( イビキ ) < フッ ! > ( アオイ ) < う っ !

う お ~ ! >

( アオイ ) < あ ~ !

あっ ! う … う あっ ! >

< イダテ !

お前 は 逃げろ ! >

< 兄貴 は ? >

( イビキ ) < 俺 は 後始末 を つけ て から 行く >

( アオイ ) < そう は いく か ! >

< くっ ! >

< 兄貴 ! > ( イビキ ) < 早く 行け ! >

< でも 兄貴 ! >

< 行け ! お前 が いる と 邪魔 だ ! >

< さ せる か ! > ( イビキ ) < 行け ! >

♪ ~

♪ ~

あきれ た よ 。

こんな バカ な ヤツ の ため に 命 を 懸ける と は な 。

お前 は その あと ただただ 逃げ た 。

里 に 戻って 助け を 呼ぶ こと も でき た はず だ 。

しかし それ を し なかった 。

イビキ が 死 ん だ と 思って い た

… など と いう 言い訳 は 利か ん 事実 生き て い た の だ から な 。

その 点 イビキ は 立派 だった ぞ 。

たび重なる 拷問 に 耐え 抜 い た ばかり で なく

何 も 白状 し ない まま

禁 術 の 巻物 まで 取り戻し て いった ん だ 。

それ も これ も

みんな 出来 損ない の 弟 の ため に し た こと だった と は な 。

お前 は 里 を 裏切り 兄貴 を 見捨て

自分 の こと だけ しか 考え られ なく なった 。

血 を 分け た お 前 を 命懸け で 助け た イビキ で さえ

お前 は 信じ なかった 。

罪 に 問わ れる の が 怖く て

お前 は 生まれ故郷 で ある 木 ノ 葉 の 里 を 信じ なかった 。

誰 も 信じ ない

誰 から も 信じ られ ない 。

俺 に とって お前 ほど 優秀 な 生徒 は い ない 。

褒美 に 一瞬 で 死な せ て やる よ 。

あっ !

( クナイ が ぶつかる 音 )

フッ 。

イダテ さん ! サスケ ! サクラ ちゃん !

休 ん でろ ナルト 。

こいつ は 俺 が 倒す !

ヘッヘヘ … カッコ つけ ん なって ば よ 。

フン 何 人 現れよ う と この 俺 に は 勝 て ない 。

雨 隠れ の 上 忍 雷神 の 剣 を 持つ

この 緑青 アオイ に は な 。

そう か よ 。

おもしろい じゃ ねえ か 。

雷神 の 剣 と この 俺 の 千鳥 と

どっち が 上 か 試し て やる ぜ !

♪ ~

あ ~ !

♪ ~

フン うわさ は 本当 だった な 。

里 の 名門 うち は 一族 の 中 で 生き残った の は

いちばん 出来 の 悪い ヤツ だって な 。

♪ ~

サスケ 君 ! ( イダテ ) サクラ さん 逃げろ !

ヤツ は どんな ヤツ でも 容赦 は し ない !

皆殺し に さ れ ち まう !

嫌 よ ! えっ ?

イダテ さん を 絶対 守る そう 約束 し た でしょ ?

あたし たち を 信じ て !

あと は 手負い の うさぎ ちゃん と

優秀 な 生徒 さん だけ か 。

2 人 そろって あの世 に 行け 。

取り消せ … 。 ( アオイ ) ん ?

取り消せ 。

( アオイ ) 何 を だ ?

さっき … 言った こと だ !

うち は の 生き残り を …

この 俺 を …

ナメ る な ~

う お ~ !

♪ ~

この ~ !

♪ ~

う あ ~ !

あ ~ !

♪ ~

サスケ 君 !

♪ ~

サスケ 君 起き て !

海 の 底 は さぞ 冷た か ろ う 。

やめろ ~ !

う わ っ ! イダテ !

♪ ~

う わ っ ! サクラ ちゃん ! ?

♪ ~

サクラ ちゃ ~ ん !

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ごく たま に

♪ 僕 たま に

♪ 夢 に 破れる ひと の カケラ が

♪ ヤマ の よう に 見える

♪ ~

♪ 神様 に

♪ 仏 様 に

♪ すがり 泣 い て いる ひと の カケラ が

♪ ヤマ の よう に 見える

♪ ~

♪ ダン ラン ダンス で ランデブー

♪ 俺 勝利 の ポ ー ズ だ ランダラン ( round around )

♪ シェイク シェイク 探 そ う じゃ ない

♪ 終わら ない バイバイ の リズム で

♪ ~

♪ ヤマ の よう に 見える …

♪ ~

♪ ヤマ の よう に 見える …

♪ ヤマ の よう に 見える …

♪ ヤマ の よう に 見える …

〈 一体 どう すりゃ い い ん だ ? 二 代 目 火影 の あの 刀 。

サスケ の 千鳥 でも 俺 の 螺旋 丸 でも びくとも し ねえ じゃ ねぇ か !

でも この 勝負 負ける わけ に は いか ねえ ん だ 。

俺 は 絶対 逃げ ねえ 。

どう し て も 技 が 効か ね えっ つ う なら な

何度 だって 食らわせ 続け て やる ! 〉

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Naruto Episode 105 Naruto Episodio 105

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ひからび た 言葉 を つ ない で ||ことば||||

♪ それ でも 僕等 シンプル な ||ぼくら|しんぷる|

♪ 想い を 伝え たい だけ な の おもい||つたえ||||

♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は ふきぬける|||||ひ||かぜ|

♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て きのう||はいきょ||うちすて|

♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ きみ||わらう|いま||いきる||

♪ それ でも あの 出来事 が |||できごと|

♪ 君 を 苦しめる だ ろ ? きみ||くるしめる||

♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ |||さよなら|||

♪ このまま 何 も 残ら ず に |なん||のこら||

♪ あなた と 分かち合う だけ ||わかちあう|

♪ やがて 僕等 は |ぼくら|

♪ それ が 全て だ と 気 が つい て ||すべて|||き|||

♪ 悲しみ は 頬 を 伝って かなしみ||ほお||つたって

♪ 涙 の 河 に なる だけ なみだ||かわ|||

♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって ゆれる|おもい||つよい|うず||

♪ 溶け合う の よ とけあう||

( フクスケ ) ダッハ ハハ … !

さ ぁ さ ぁ 飲め や 歌 え や ! ||||のめ||うた||

めでて ぇ な ! ( アオイ ) やれやれ 。

前祝い に し ちゃ 派手 に やり 過ぎ です よ 。 まえいわい||||はで|||すぎ||

始末 し て き た か ? しまつ|||||

ええ 。

それ より 小 降り に なって き まし た よ 。 ||しょう|ふり||||||

こんな 茶 番 レース 早く 終わら せる べき じゃ ない です か ? |ちゃ|ばん|れーす|はやく|おわら||||||

フン 分かった よ 。 ふん|わかった|

一 っ 走り 行って くる か ! ひと||はしり|おこなって||

♪ ~

♪ ~

( ナルト ) こ … この 上 か ? ( イダテ ) ああ 。 |||うえ|||

か ぁ ~ ずいぶん 長い 階段 だって ば よ 。 |||ながい|かいだん|||

( イダテ ) 別名 心臓 破り の 石段 って 呼ば れ てる 。 |べつめい|しんぞう|やぶり||いしだん||よば||

ヘッ お も しれ ぇ 一気に 行く ぜ ! |||||いっきに|いく|

ドリャ ~ ラララ … !

( サクラ ) ちょっと うそ でしょ … 。

( サスケ ) どんな スタミナ し てる ん だ ? あいつ は 。 ||すたみな||||||

♪ ~

( 大政 ) 親分 。 ( 次郎 長 ) ん ? たいせい|おやぶん|じろう|ちょう|

( 大政 ) イダテ の ヤツ が こっち に 向かって る そう です 。 たいせい|||やつ||||むかって|||

( 男性 ) 親分 の 言って い た とおり ヤツ は 逃げ て ませ ん でし た 。 だんせい|おやぶん||いって||||やつ||にげ|||||

( 次郎 長 ) 当然 だ 。 じろう|ちょう|とうぜん|

( 次郎 長 ) 《 あいつ は 俺 が 見込 ん だ 男 だ 》 じろう|ちょう|||おれ||みこ|||おとこ|

( 次郎 長 ) 《 さ ぁ もう 少し だ 走って こい イダテ ! 》 じろう|ちょう||||すこし||はしって||

ハァ ハァ ハァ … 。

( イダテ ) なぁ お前 … 。 は ぁ ? ||おまえ||

言 っと く が 俺 は まだ お前 の こと 信じ た わけ じゃ ねえ ぞ 。 げん||||おれ|||おまえ|||しんじ|||||

あぁ は いはい 別 に かまわ ねえ って ば よ 。 |||べつ||||||

( イダテ ) ヘッ 。

< そんな お前 の こと を |おまえ|||

信じ て くれる 人 が 1 人 いる ん だ ろ ! > しんじ|||じん||じん||||

中 忍 試験 の 時 … 。 あ ? なか|おし|しけん||じ|

やっぱり 10 問 目 の 問題 が 出 た って 言って た な 。 |とい|め||もんだい||だ|||いって||

あぁ 問題 を 受ける か 受け ない か 決めろ なんて いう |もんだい||うける||うけ|||きめろ||

変 な 問題 だった ぜ 。 へん||もんだい||

( イダテ ) 3 年 前 |とし|ぜん

俺 の 時 も 似 た よう な 問題 だった 。 おれ||じ||に||||もんだい|

( イビキ ) < よし これ から 第 ||||だい

( イダテ ) 《

兄貴 は どんな 問題 を 出す つもり な ん だ ? 》 あにき|||もんだい||だす||||

( イビキ ) <

三 人 一 組 どうし の 争い だ > みっ|じん|ひと|くみ|どう し||あらそい|

( ざわめき )

< 3 人 で じん|

その 中 の 1 人 は 確実 に |なか||じん||かくじつ|

落第 する > ( イダテ ) < えっ > らくだい|||

( イビキ ) < そして 落第 し た ヤツ は 一生 下 忍 の まま ||らくだい|||やつ||いっしょう|した|おし||

二 度 と 中 忍 試験 は 受け させ ない > ふた|たび||なか|おし|しけん||うけ|さ せ|

( 忍 1 ) < そ … そんな ! > ( 忍 2 ) < それ じゃあ 何 の ため に おし|||おし|||なん|||

俺 たち は 今 まで 一緒に … > おれ|||いま||いっしょに

( イビキ ) < ここ で は 俺 が ルール だ 口答え は 一切 許さ ん > ||||おれ||るーる||くちごたえ||いっさい|ゆるさ|

( イビキ ) < 棄権 を し たけ れ ば すれ ば いい > |きけん||||||||

< ここ で 棄権 し 半年 後 を 待つ の も 手 だ ぞ 。 ||きけん||はんとし|あと||まつ|||て||

3 人 の 中 で 1 人 でも 棄権 し た 者 が 出 た 場合 じん||なか||じん||きけん|||もの||だ||ばあい

もちろん 全員 失格 。 |ぜんいん|しっかく

だが 半年 後 に もう 一 度 |はんとし|あと|||ひと|たび

中 忍 試験 を 受ける こと が 許さ れる 。 なか|おし|しけん||うける|||ゆるさ|

さ ぁ どう する ? >

( イダテ ) 《 仲間 の 誰 か 一 人 が 落とさ れる 。 |なかま||だれ||ひと|じん||おとさ|

俺 は 受かる 自信 が ある 》 おれ||うかる|じしん||

( イダテ ) 《 でも あいつ ら の どちら か 1 人 は |||||||じん|

一生 下 忍 の まま … 》 いっしょう|した|おし||

♪ ~

< 仲間 と 人生 を 懸け た 選択 だ 。 なかま||じんせい||かけ||せんたく|

やめる なら 今 だ ぞ > ||いま||

( イビキ ) < 棄権 する 者 は もう い ない の か ? > |きけん||もの||||||

( イビキ ) < いい ん だ な ? >

< では ここ に 残った 者 全員 に … |||のこった|もの|ぜんいん|

失格 を 言い渡す ! > しっかく||いいわたす

< な … 何で ? > |なんで

( 忍 3 ) < ちょ … ちょっと 待って くれ ! > おし|||まって|

( 忍 4 ) < こっち は 覚悟 決め て ここ に 残った ん だ ぞ ! ? > おし|||かくご|きめ||||のこった|||

< そんな 覚悟 など 下 の 下 だ ! |かくご||した||した|

貴 様 ら み て ぇ な カス に 中 忍 に なる 資格 なんて ねえ ! とうと|さま||||||||なか|おし|||しかく||

以上 だ > いじょう|

なるほど な 。

お前 ら の 時 は どんな 試験 だった ? おまえ|||じ|||しけん|

う ~ ん … 。

すっかり 忘れ ち まった 。 |わすれ||

って いう か 説明 さ れ た ん だ けど よく 分か ん なかった ん だって ば よ 。 |||せつめい||||||||わか||||||

( イダテ ) 俺 は 兄貴 の ことば を 信じ て 教室 に 残った 。 |おれ||あにき||||しんじ||きょうしつ||のこった

なのに 不 合格 に さ れ た ん だ ! |ふ|ごうかく||||||

納得 行く わけ ねえ 。 なっとく|いく||

俺 は 兄貴 に 問いただし た 。 おれ||あにき||といただし|

< 兄貴 何 だ よ あの 試験 ! > あにき|なん||||しけん

( イビキ ) < 忍 は 裏 の 裏 を 読め 。 |おし||うら||うら||よめ

それ は あの 試験 を 通じ て 理解 し て い た はず だ > |||しけん||つうじ||りかい||||||

< それ でも 納得 行 か ねえ ! どんな 危険 な 任務 でも ||なっとく|ぎょう||||きけん||にんむ|

飛び込 ん で く 勇気 が 必要 な ん じゃ ねえ の か ! ? > とびこ||||ゆうき||ひつよう||||||

( イビキ ) < イダテ 。

本当 に 納得 が 行か ない の か ? > ほんとう||なっとく||いか|||

< 当然 だ ろ あんな の … > とうぜん||||

( イビキ ) < お前 忍者 やめろ > |おまえ|にんじゃ|

( イダテ ) < やめろ って 言う なら やめ て やら ぁ 。 |||いう|||||

だけど どう し て 俺 が ダメ な の か 教え て くれ ! > ||||おれ||だめ||||おしえ||

( イビキ ) < それ は 自分 で … |||じぶん|

自分 自身 の 力 で 気付く もの だ > じぶん|じしん||ちから||きづく||

いまだ に あの 時 の 答え は 分から ねえ 。 |||じ||こたえ||わから|

その あと アオイ に だまさ れ た の か ? ||あおい||||||

ああ そう だ … 。

( 歓声 と 拍手 ) かんせい||はくしゅ

そ ~ ら 着 い た ぞ 頂上 だ っと … 。 ||ちゃく||||ちょうじょう||

こっか ら は 俺 一 人 で 行く お前 は 休 ん でろ 。 |||おれ|ひと|じん||いく|おまえ||きゅう||

あ ? お前 まだ そんな こと 言って ん の か ? |おまえ||||いって|||

これ 以上 お前 たち の 力 を 借りる わけ に は いか ねえ 。 |いじょう|おまえ|||ちから||かりる|||||

自分 で … 自分 自身 の 力 で 勝た なきゃ 意味 が ね え ん だ ! じぶん||じぶん|じしん||ちから||かた||いみ|||||

あっ おい イダテ !

( イダテ ) 《 行 ける ぜ ! サクラ さん の 薬 が 効 い た み て ぇ だ ! 》 |ぎょう|||さくら|||くすり||き||||||

ぐ っ ! く そ っ !

こんな の 痛く ねえ ! ||いたく|

こっか ら 挽回 だ ! ||ばんかい|

この つり 橋 を 渡れ ば オオ ウズ 島 か 。 ||きょう||わたれ||||しま|

急 い だ ほう が いい 。 ( フクスケ ) お っ ! きゅう||||||||

イダテ の ヤツ が 藻 土 呂 木 神社 まで 来 た よう です 。 ||やつ||も|つち|ろ|き|じんじゃ||らい|||

何 ! ? ( アオイ ) 木 ノ 葉 の 下 忍 を なん||き||は||した|おし|

少々 侮って い た よう です 。 しょうしょう|あなどって||||

この くそ 野郎 ! て め ぇ ちゃん と 始末 し なかった の か ! ? ||やろう||||||しまつ||||

( アオイ ) 今 は そんな こと を 言って いる 場合 じゃ ない 。 |いま|||||いって||ばあい||

早く 橋 を 渡って ください 。 ( フクスケ ) った く 使え ねえ 忍者 だ 。 はやく|きょう||わたって|||||つかえ||にんじゃ|

おい 俺 は 仕事 だ から て め ぇ を 助け てる だけ だ 。 |おれ||しごと|||||||たすけ|||

これ 以上 ナメ た 口 利く と や っち まう ぞ 。 |いじょう|||くち|きく|||||

( フクスケ ) う っ … す … す ん ませ ん … 。

( アオイ ) 分かったら とっとと 行け ! ( フクスケ ) は … はい ! |わかったら||いけ|||

( イダテ ) 《 い た ! フクスケ の 野郎 だ ! 》 |||||やろう|

あっ !

大した もん だ 。 たいした||

まさか ここ まで 来る と は 思わ なかった ぜ 。 |||くる|||おもわ||

( イダテ ) 《 あれ は 雷神 の 剣 … 》 |||らいじん||けん

♪ ~

やめろ ! ( アオイ ) フン 。 ||ふん

やめろ ~ !

う わ っ !

ムダ な こと は よせ 。 むだ||||

二 代 目 火影 が 使った と いわ れる 伝説 の 刀 雷神 の 剣 に ふた|だい|め|ほかげ||つかった||||でんせつ||かたな|らいじん||けん|

かなう 者 は い ない 。 |もの|||

( アオイ ) お前 も よく 知って いる はず だ 。 |おまえ|||しって|||

何しろ こいつ を 盗み出し て くれ た なにしろ|||ぬすみだし|||

張本人 な ん だ から な 。 ちょうほんにん|||||

くそ … 。

( アオイ ) 泥 だんご と は ガキ の ケンカ だ な まるで 。 |どろ||||がき||けんか|||

悪 ぃ な ! クナイ が なく って よ 。 あく|||||||

ナルト !

だけど 今度 の だんご は そんな ん じゃ よけ られ ねえ ぜ 。 |こんど||||||||||

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

♪ ~

チャクラ を 手のひら に 集中 さ せ てる 。 ||てのひら||しゅうちゅう|||

行く ぞ ~ ! いく|

行く ぞ ! いく|

♪ ~

もう いっち ょ !

♪ ~

ドリャ ~ !

あっ !

フフフ … 何 を する つもり か 知ら ん が … 。 |なん|||||しら||

あっ 。 ( アオイ ) ハッ !

忍法 如 雨 露 千 本 ! にんぽう|ごと|あめ|ろ|せん|ほん

う わ っ ! ( アオイ ) 残念 だった な 。 ||||ざんねん||

この 雷神 の 剣 は どんな もの でも 切り裂く 。 |らいじん||けん|||||きりさく

チャクラ の 塊 でも 例外 で は ない 。 ||かたまり||れいがい|||

ナルト !

( アオイ ) もう めん どくさい こと が 起き ない よう に ||||||おき|||

念 に は 念 を 入れ ない と な 。 ねん|||ねん||いれ|||

て め ぇ の 相手 は この 俺 だ イダテ に 手 出す ん じゃ ねえ ! ||||あいて|||おれ||||て|だす|||

( アオイ ) フッ まだ そんな こと を 言って いる の か 。 ||||||いって|||

助け合い かばい 合い 信頼 し 合う 。 たすけあい||あい|しんらい||あう

ムカムカ し て くる な 。 むかむか||||

弱い ヤツ ら は 支え合って い ない と 生き て は いけ ない 。 よわい|やつ|||ささえあって||||いき||||

だから 簡単 に 人 を 信じ そして 裏切ら れる 。 |かんたん||じん||しんじ||うらぎら|

お前 ら みたい な 弱い ヤツ は 逃げ回って りゃ い い ん だ 。 おまえ||||よわい|やつ||にげまわって|||||

なぁ イダテ 。

この 雷神 の 剣 を 盗み出し た 時 も |らいじん||けん||ぬすみだし||じ|

そう だった よ な ?

< 見え た ぞ あれ が 雨 隠れ の 里 だ 。 みえ|||||あめ|かくれ||さと|

ん ! ? >

< アオイ 先生 ? > あおい|せんせい

( イダテ ) < う わ っ !

アオイ 先生 ! > あおい|せんせい

< イダテ > ( イダテ ) < 兄貴 > ||あにき

< この バカ 者 ! すぐ に 里 に 戻って 自首 する ん だ ! > |ばか|もの|||さと||もどって|じしゅ|||

( イビキ ) < 貴 様 自分 の し た こと が どんな こと か |とうと|さま|じぶん||||||||

分かって いる の か ! ? > ( 暗部 1 ) < う わ っ ! > わかって||||あんぶ|||

( 暗部 2 ) < う わ っ ! > ( イビキ ) < 何 ! ? > あんぶ|||||なん

( アオイ ) < 相変わらず 厳しい です ね 。 |あいかわらず|きびしい||

かわいい 弟 な の に です が |おとうと|||||

あなた が ここ に 現れ た の は 実に 好都合 > ||||あらわれ||||じつに|こうつごう

< アオイ 先生 … > あおい|せんせい

( アオイ ) < この 禁 術 の 巻物 は ||きん|じゅつ||まきもの|

上 忍 クラス で なけ れ ば 解読 でき ない 。 うえ|おし|くらす|||||かいどく||

兄弟 そろって 木 ノ 葉 を 裏切って もらい ます よ > きょうだい||き||は||うらぎって|||

♪ ~

( イビキ ) < う っ !

う わ ~ ! >

♪ ~

< イビキ さん いいかげん 解読 し て ください よ > |||かいどく||||

( イビキ ) < 断る > |ことわる

< 死 を 選ぶ ん です か ? イダテ と 一緒に > し||えらぶ||||||いっしょに

< えっ … >

< そい つ も 忍 の 端くれ だ 。 |||おし||はしくれ|

死 など 恐れ は し ない > し||おそれ|||

< う っ ! >

< そう で も ない みたい です よ 。

この 顔 は 恐怖 に ひきつった 顔 だ > |かお||きょうふ|||かお|

< チッ >

< 忍者 なんか やめ た ! 俺 は 忍者 を やめる ! にんじゃ||||おれ||にんじゃ||

だから 殺さ ない で くれ ! > |ころさ|||

< 読み 解 い て ください よ 。 よみ|かい||||

目 の 前 で かわいい 弟 が 殺さ れる ところ なんて め||ぜん|||おとうと||ころさ|||

見 たく ない でしょ ? > み|||

( イビキ ) < 弟 だ と ? その 愚か 者 が か ? > |おとうと||||おろか|もの||

< 兄貴 … > あにき

< 俺 に は その 程度 の 脅し など 無意味 だ > おれ||||ていど||おどし||むいみ|

( アオイ ) < おい イビキ 木 ノ 葉 の 里 が そんなに 大事 か ? > |||き||は||さと|||だいじ|

< 命 を 懸けて 守った って いのち||かけて|まもった|

て め ぇ なんか ただ の 駒 じゃ ねえ か ! > ||||||こま|||

< フッ だ から お前 は 裏切った の か 。 |||おまえ||うらぎった||

あわれ な 男 だ > ||おとこ|

< この 野郎 ! > |やろう

( イビキ ) < フッ ! > ( アオイ ) < う っ !

う お ~ ! >

( アオイ ) < あ ~ !

あっ ! う … う あっ ! >

< イダテ !

お前 は 逃げろ ! > おまえ||にげろ

< 兄貴 は ? > あにき|

( イビキ ) < 俺 は 後始末 を つけ て から 行く > |おれ||あとしまつ|||||いく

( アオイ ) < そう は いく か ! >

< くっ ! >

< 兄貴 ! > ( イビキ ) < 早く 行け ! > あにき||はやく|いけ

< でも 兄貴 ! > |あにき

< 行け ! お前 が いる と 邪魔 だ ! > いけ|おまえ||||じゃま|

< さ せる か ! > ( イビキ ) < 行け ! > ||||いけ

♪ ~

♪ ~

あきれ た よ 。

こんな バカ な ヤツ の ため に 命 を 懸ける と は な 。 |ばか||やつ||||いのち||かける|||

お前 は その あと ただただ 逃げ た 。 おまえ|||||にげ|

里 に 戻って 助け を 呼ぶ こと も でき た はず だ 。 さと||もどって|たすけ||よぶ||||||

しかし それ を し なかった 。

イビキ が 死 ん だ と 思って い た ||し||||おもって||

… など と いう 言い訳 は 利か ん 事実 生き て い た の だ から な 。 |||いい わけ||きか||じじつ|いき|||||||

その 点 イビキ は 立派 だった ぞ 。 |てん|||りっぱ||

たび重なる 拷問 に 耐え 抜 い た ばかり で なく たびかさなる|ごうもん||たえ|ぬき|||||

何 も 白状 し ない まま なん||はくじょう|||

禁 術 の 巻物 まで 取り戻し て いった ん だ 。 きん|じゅつ||まきもの||とりもどし||||

それ も これ も

みんな 出来 損ない の 弟 の ため に し た こと だった と は な 。 |でき|そこない||おとうと||||||||||

お前 は 里 を 裏切り 兄貴 を 見捨て おまえ||さと||うらぎり|あにき||みすて

自分 の こと だけ しか 考え られ なく なった 。 じぶん|||||かんがえ|||

血 を 分け た お 前 を 命懸け で 助け た イビキ で さえ ち||わけ|||ぜん||いのちがけ||たすけ||||

お前 は 信じ なかった 。 おまえ||しんじ|

罪 に 問わ れる の が 怖く て ざい||とわ||||こわく|

お前 は 生まれ故郷 で ある 木 ノ 葉 の 里 を 信じ なかった 。 おまえ||うまれこきょう|||き||は||さと||しんじ|

誰 も 信じ ない だれ||しんじ|

誰 から も 信じ られ ない 。 だれ|||しんじ||

俺 に とって お前 ほど 優秀 な 生徒 は い ない 。 おれ|||おまえ||ゆうしゅう||せいと|||

褒美 に 一瞬 で 死な せ て やる よ 。 ほうび||いっしゅん||しな||||

あっ !

( クナイ が ぶつかる 音 ) |||おと

フッ 。

イダテ さん ! サスケ ! サクラ ちゃん ! ||さすけ|さくら|

休 ん でろ ナルト 。 きゅう|||

こいつ は 俺 が 倒す ! ||おれ||たおす

ヘッヘヘ … カッコ つけ ん なって ば よ 。 |かっこ|||||

フン 何 人 現れよ う と この 俺 に は 勝 て ない 。 ふん|なん|じん|あらわれよ||||おれ|||か||

雨 隠れ の 上 忍 雷神 の 剣 を 持つ あめ|かくれ||うえ|おし|らいじん||けん||もつ

この 緑青 アオイ に は な 。 |ろくしょう|あおい|||

そう か よ 。

おもしろい じゃ ねえ か 。

雷神 の 剣 と この 俺 の 千鳥 と らいじん||けん|||おれ||ちどり|

どっち が 上 か 試し て やる ぜ ! ||うえ||ためし|||

♪ ~

あ ~ !

♪ ~

フン うわさ は 本当 だった な 。 ふん|||ほんとう||

里 の 名門 うち は 一族 の 中 で 生き残った の は さと||めいもん|||いちぞく||なか||いきのこった||

いちばん 出来 の 悪い ヤツ だって な 。 |でき||わるい|やつ||

♪ ~

サスケ 君 ! ( イダテ ) サクラ さん 逃げろ ! さすけ|きみ||さくら||にげろ

ヤツ は どんな ヤツ でも 容赦 は し ない ! やつ|||やつ||ようしゃ|||

皆殺し に さ れ ち まう ! みなごろし|||||

嫌 よ ! えっ ? いや||

イダテ さん を 絶対 守る そう 約束 し た でしょ ? |||ぜったい|まもる||やくそく|||

あたし たち を 信じ て ! |||しんじ|

あと は 手負い の うさぎ ちゃん と ||ておい||||

優秀 な 生徒 さん だけ か 。 ゆうしゅう||せいと|||

2 人 そろって あの世 に 行け 。 じん||あのよ||いけ

取り消せ … 。 ( アオイ ) ん ? とりけせ||

取り消せ 。 とりけせ

( アオイ ) 何 を だ ? |なん||

さっき … 言った こと だ ! |いった||

うち は の 生き残り を … |||いきのこり|

この 俺 を … |おれ|

ナメ る な ~

う お ~ !

♪ ~

この ~ !

♪ ~

う あ ~ !

あ ~ !

♪ ~

サスケ 君 ! さすけ|きみ

♪ ~

サスケ 君 起き て ! さすけ|きみ|おき|

海 の 底 は さぞ 冷た か ろ う 。 うみ||そこ|||つめた|||

やめろ ~ !

う わ っ ! イダテ !

♪ ~

う わ っ ! サクラ ちゃん ! ? |||さくら|

♪ ~

サクラ ちゃ ~ ん ! さくら||

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ごく たま に

♪ 僕 たま に ぼく||

♪ 夢 に 破れる ひと の カケラ が ゆめ||やぶれる||||

♪ ヤマ の よう に 見える やま||||みえる

♪ ~

♪ 神様 に かみさま|

♪ 仏 様 に ふつ|さま|

♪ すがり 泣 い て いる ひと の カケラ が |なき|||||||

♪ ヤマ の よう に 見える やま||||みえる

♪ ~

♪ ダン ラン ダンス で ランデブー |らん|だんす||

♪ 俺 勝利 の ポ ー ズ だ ランダラン ( round around ) おれ|しょうり||||||||

♪ シェイク シェイク 探 そ う じゃ ない ||さが||||

♪ 終わら ない バイバイ の リズム で おわら||||りずむ|

♪ ~

♪ ヤマ の よう に 見える … やま||||みえる

♪ ~

♪ ヤマ の よう に 見える … やま||||みえる

♪ ヤマ の よう に 見える … やま||||みえる

♪ ヤマ の よう に 見える … やま||||みえる

〈 一体 どう すりゃ い い ん だ ? 二 代 目 火影 の あの 刀 。 いったい|||||||ふた|だい|め|ほかげ|||かたな

サスケ の 千鳥 でも 俺 の 螺旋 丸 でも びくとも し ねえ じゃ ねぇ か ! さすけ||ちどり||おれ||らせん|まる|||||||

でも この 勝負 負ける わけ に は いか ねえ ん だ 。 ||しょうぶ|まける|||||||

俺 は 絶対 逃げ ねえ 。 おれ||ぜったい|にげ|

どう し て も 技 が 効か ね えっ つ う なら な ||||わざ||きか||||||

何度 だって 食らわせ 続け て やる ! 〉 なんど||くらわせ|つづけ||