この 世界 に は 善意 から 生まれる 悪意 が ある
悪意 から 生まれる 善意 が ある
ルルーシュ が 起こした 行動 は
果たして どのように 受け止め られる べき もの な の か ？
裁き は 世界 の 必然 な の か ？
ギアス
この 人 なら ざる 力 を 使う 者 は
否応 なく 心 に 孤独 を 作り出し
善意 と 悪意 の 狭間 に 落ちこんで いく
されど もし
そこ から 立ち上がる 者 が いる と する ならば
そう
その者 は 確かなる 王 の 器 を 手 に して いる のだろう
夢見て た 夢
果て 無き 遠く
乾いた 日々 の 空色 ・ 手 の 中
等 間隔 音 の 中 で 試行 錯誤
時間 ・ 間隔 の 無い 空間
等 身 大 音 を たてて
僕 の 顔 造って 行く
キレイ に 片方 だけ
この 手 に 落ちた
腐り かけ の リンゴ
鏡 に 映る 僕ら の 裏側 まで
遠 感覚 人 の 中 で 試行 錯誤
時間 ・ 感覚 の 無い 空間
頭 身 台 爪 を たてて
僕 の 顔 削って 行く
キレイ に 片方 だけ
－ 遠 感覚
はい
紅 蓮 弐 式 再 調整 後 の 慣熟 訓練 は 予定 通り です
キョウト と インド 軍 区 の 間 で 話 が ついた 為
あと は 開発 チーム と ラクシャータ の 到着 待ち で
ええ 組織 の 細胞 化 現在 92％
構成 員 も 階層 １ から 14 まで 割り振って あり ます
ゼロ の 指示 通り
ブリタニア が 所有 して いる 倉庫 に も こちら の 協力 員 を 送り込み ました
カントウブロック 全 564 箇所 に も 戦力 人員 を 分散 して あり ます
発見 さ れた こちら の 拠点 は 32 箇所 うち ダミー は 11 箇所
逮捕 さ れた の は 47 名 です が
階層 ８ 以上 と は 情報 が 遮断 さ れて いる 為
ブリタニア も それ 以上 は 探れ ませ ん
キョウト の 後押し も あって か 一般 民衆 が 軍 や 警察 に 通報 する ケース は
ほぼ なくなり ました し
ブリタニア 内 の 協力 者 リスト も
はい 例の ゼロ が 手配 して おら れた グループ です
ああ それ と 藤 堂 と 四 聖 剣 に ついて は まだ 捜索 中 です
分かった 引き続き 作業 を 進めろ
いい の か ？ 私 が 使者 で
へりくだれば なめ られる そういう 相手 だ ろ ？ 中華 連邦 は
自信 が ない な 私 は お前 と 違って 謙虚だ から
その 調子 で やって くれ
パスポート は ？
よく できて いる いけ そうだ
私 達 また 別の 家 に 預け られる のです か ？
また 枢木 の 家 だ よ 今度 は 本家 の 方 に 行く んだ
ん …
歩く んだ スザク
でも …
歩く んだ
なんで すか ？ この 変な 臭い
ゴミ 捨て場 の 近く なんだ
な ？ スザク
う … う う …
ん …
う …
スザク さん ？ どうした ん です か ？
俺 は … 俺 が …
う …
あ …
ナナリー
人 の 体温 は 涙 に 効く って お 母 様 が 教えて くれ ました
俺 は … 踏み越えて み せる
お ー い ！ ルルーシュ ！
ん ？
おはよう 久しぶりだ ね
ちゃんと 来 ない と 留年 する よ
そっち こそ 似た ような もの だ ろ ？
こっち は 仕事
黒 の 騎士 団 の 動き が 活発に なって いる から
お前 技術 部 なんだ ろ ？
あぁ …
手 が 足りない んだ よ どこ も
ふ ～ ん
でも たまに は うち で 食事 でも どう だい ？
ナナリー が 寂し がって る
今日 の 予定 は ？
あぁ 今晩 なら
でも いい の かい ？ 迷惑 かけちゃ …
う ぅっ ！
う おい ！ ルルーシュ ！
どうした ？
会長 見合い する って 知って たか ？
あぁ 今日 だ ろ ？
今日 ？
知って て なんで 教え なかった ！
教えたら 泣 くだ ろ ？
笑って み せる
大丈夫 僕 も 知ら なかった から
こんな 時 に 天然 で 返す な ！
天然 ？
そういう ところ が 天然 だって いう んだ よ
じゃあ 食事 の 件 ナナリー に 言って も ？
うん
あぁ ！ 授業 ！
分かって る ！ 教えて くる だけ だって ！
俺 の 悩み は 置き去り です か …
う ふ
あっ
咲 世 子 さん ？
今日 の 授業 は ２ 限 目 から じゃあ … ん ？
ふ っ
驚いた ？
お 見合い って いったら 普通 は ホテル か レストラン だ もの ね
いえ ロイド 伯爵 は
大変 ユニークな 方 だ と 聞いて い ました から
ユニーク ！ なかなか すてきな 表現 だ ね
ええ
爵位 を はく奪 さ れて
落ち目 の アッシュフォード 家 の 女 を もらおう だ なんて
あ は どうでも いい じゃ ない 爵位 なんて さ
失礼 し ます
お 手数 を お かけ し ます
どうぞ ご ゆっくり
し なくて いい よ 時間 の 無駄だ
結婚 しよう
え ？
早 ！
んじゃ 保留 ？
ナナリー スザク が …
あ …
あ …
う … う う …
あ ！
はい
お 兄 様
ナナリー 今 どこ に いる んだ ？
分から ない んです ただ ここ から 動く なって
あっ
ナナリー ！
僕 だ よ ルル
な ！ まさか ！
油断 した ねぇ ルルーシュ 僕 が 死んだ と 思って た ？
待て マオ ！ 今 C . C . は ここ に い ない
だから 来た んだ よ ギアス の 効か ない 相手 は 厄介だ から ね
そっち の 件 は 後回し
君 に この 間 の お 礼 を し ない と 僕 は もう おさまら ない んだ
当然 500 メートル 以内 に いる んだろう な
そういう 事
探して みる かい ？
えい っ ！
タイムリミット は ５ 時間
ああ それ と
これ は 僕 と 君 の ゲーム なんだ から 警察 の 駒 を 使う の は ＮＧ だ よ
この 前 みたいに 撃た れる の は 嫌だ から
でも さ すごい よね ブリタニア の 医学 って おかげ で
ヘヘヘヘヘ …
ねぇ ルル
あの 時 の ギアス は 撃て じゃ なくて 殺せ と する べきだった んだ よ
詰め が 甘い から 妹 が …
窮地 に 立った ね 危地 に 陥った ね ピンチ だ ねぇ
待て ！ ナナリー は 関係ない ！
ゲーム に して は 悪質じゃ あり ませ ん か ？
ん ん ？
お 兄 様 を 悲しま せる つもり なら
あたし が 許し ませ ん ！
ひ ゃ は っ 大した もの だ ね 君 達 兄弟 は
皆 さ ー ん ！ お 昼 です よ ー ！
喧嘩 ？ シャーリー と ルルーシュ が ？
そ っ だ から
しばらく 他人 ごっこ に 付き合って やれ って 会長 が ああ …
どう なった んだ ろ ？ お 見合い ！
いや そんな 事 より シャーリー と ルルーシュ の …
放っておいたら ？ 夫婦 喧嘩 でしょ ？ いつも の
あれ ？ 君 は …
あ や だ 関係ない から ね 私 は
どうせ 一線 を 越えよう と した んじゃ ない の ？
一線 ？
ほら ルルーシュ って 知識 だけ で 実践 は 弱 そうじゃ ん
実践 …
経験 が 足りない んだ って
経験 ？
ふ ぅ ！
う ぅ …
あ ご 飯 足りなかった ？
アーサー どうして 君 は …
は ぁ …
よ ぉ ルルーシュ シャーリー に 何 やった んだ よ ？
え ？ いや …
プレゼント で も 贈れば ？
それ より 授業 午後 は 出 ない と …
あ …
悪い
あぁ 夜 の 件 あと で 話そう
ま ～ だ ギャンブル を やって る の かしら ねぇ ？
ん ？
ルル ？ 逆立ち して 探し回ったら
タイムリミット を １ 時間 延長 して あげる よ
チッ
こちら の 焦り は お 見通し か
しかし どう する ？
俺 の 心 を 読む 為 に も 500 メートル 以内 に いる はずな のだ が
ルルーシュ
あ ！
あ ああ …
あっ それ は …
う っ …
やっぱり ナナリー に 何 か あった んだ ね ？
お 帰り なさい
えっ ？
あっ た ただいま
すぐ お 食事 でき ます から
食事 って …
買い物 に 出た んです か ？ 外 に
いえ あり 合わせ です から
外 は まだ ブリタニア が 怖く って
何 か 思い出した 事 は ？
すみません 何も …
いい んです よ 慌て なくて も
怪我 の 事 も ある し …
ゆっくり 思い出して くれれば いい
さ ぁ でき ました お 口 に 合う と いい んです けど
あ え ？
誰 な んだ ？ ナナリー を さらった の は まさか ブリタニア の 皇室 ？
いや 俺 達 の 出自 に は 関係ない
女 を 独り占め した いって だけ の ただ の ガキ だ よ
脅さ れて いる の か ？
そう だ
取調べ を 受ける と 俺 達 の 事 が バレ る かも しれ ない
だから 軍 や 警察 に は …
仕方ない な 僕達 だけ で なんとか する しか ない
でも 本当に ギャンブル と か …
関係ない って
じゃあ 手がかり に なる 物 は ？
写真 と 俺 を 見 張れる ぐらい 近く に いる って 事 しか …
あっ そう いえば 水 が 流れて いる ような 音 が ！
水 ？
循環 システム
下 の 階層 か
でも 珍しい な
何 が ？
いつも の 君 なら すぐ 気づく のに
え ぃ …
どうした の ？
データ が 変え られて いる ロック システム を 破る しか ない
それ って 校則 違反 じゃ ？
あと で 直して おく
だったら 僕 が 壊す から
残念 もう 開いた
早い な 手 馴 れ 過ぎて ない か ？
管理 の 一部 は 生徒 会 が 受け持って いる から な
ルルーシュ
今 まで も これ を 使って 外 に 抜け出したり して いた だ ろ ？
ん ？ あぁ たまに ね
どう だ ？
君 の 推察 通り だ
監視 カメラ に マシンガン を 連動 さ せて いる
あの システム なら タイムラグ は およそ 0.05
じゃあ ここ から は 出 られ ない な 一 度 上 に 戻って システム …
え ぃっ
あっ おい ！
乱暴な 奴 だ な
さ ぁ 行こう ナナリー が 待って いる
ナナリー ！
あっ お 兄 様 スザク さん も ？
ごめん 今 すぐ
待って
上 を
あ …
爆弾
そう だ よ ルル
勝手に ついてきた 枢木 まで は 許す から ２ 人 で 頑張って みて ね
く ぅ …
ナナリー 僕達 が 爆弾 を 外す 大丈夫 安心 して
僕 と ルルーシュ が 組んで でき なかった 事 なんて ないだ ろ ？
あ … はい
ふ っふ ふ ふ …
振り子 爆弾 か
いつまでも 運動 が 止まら ない ように
ソレノイド が エネルギー を 与え 続けて いる
もし それ 以外 の 力 が 加わった 場合 爆弾 は …
爆発 する
そして 恐らく ナナリー を 動かして も … そう 考えた 方 が いい ね
被害 規模 は 分かる か ？
半径 500 メートル 以上 は …
と いう 事 は マオ は ギアス の 有効 範囲 外 に いる
誘い か これ も …
解体 の 方法 は 分かる ？
理屈 は な
起爆 装置 から 出て いる ライン を 切断 する だけ
あいつ は 本職 じゃ ない から ダミー を 割り出す 事 は 可能だ
しかし … 他の 方法 を 考え ない と
どうして ？ 区別 さえ つけば
ごく わずかな 揺れ 幅 の 中 で あれ を 切断 する
人間業 じゃ ない
分かった 僕 が やろう
簡単に 言う な ！ 情報 が 少な すぎる
慎重な の も いい けど タイムリミット が ある んだ ろ ？
それ に 情報 なら 君 の 目の前 に ある
僕 は これ でも 軍人 だ この 情報 を 使え ない か ？
ふん …
ふ ～ ふ ふ ぅん ふ っふ ふ っふ ふ ～ ん
ふ ～ ふ ふ ぅん
トイレットペーパー は まだ ある し
ん ？
う ～ ん 授業 かったり ぃ
とりあえず 卒業 まで 遊ば なくっちゃ
学校 早退 して ぇ
バカ 教師 の くせ に …
お 気楽な ガキ ども め これ だ から 学校 って やつ は ！
へ ぇ
なんだ ？
次 は 何 を 仕掛けて くる つもりだ ？
マオ の 居場所 は ナナリー を 監視 して いる カメラ の 送信 先
まさか 学校 に 戻って いる と は な
ふざけた 奴 だ
スザク に は 動く な と 伝えて ある が もはや 俺 に 残さ れた 手 は …
ようこそ ！ 泥棒 猫 君
武器 も 作戦 も なく 爆弾 も そのまま
黒 の 騎士 団 も さっき の お 友達 も 使って い ない ねぇ
どう しちゃ った の ？ ルル
分かりきった 会話 を する 気 は ない
用意 して ある んだ ろ ？ ラスト ゲーム を
う ～ ん 決着 を つけよう
君 の 得意 技 で
ん ？
久しぶりだ な こういう 時間 は
エリア 11 に 来て 以来 予想外 の 事 が 多 すぎた
き ゃぁ ！
デスクワーク ばかり で 太った んじゃ ない か ？
もう っ お 姉 様 ったら ぁ
あ は は は は ふ ふ っ
お 姉 様 この お 庭 似て いる と 思い ませ ん か ？ マリアンヌ 様 の 離宮 に
ああ そう いえば
クロヴィス 兄 様 が 指示 した んです って
意外 と 気 に 入って いた のだ な
あそこ の ルルーシュ と は 喧嘩 ばかり して いた くせ に
ライバル だった んです よ きっと
相手 は 年下 だ ぞ ？
でも 兄 様 が 遺 した 絵 の 中 に
ルルーシュ 達 を 描いた 物 が あり ました よ
そう か
早く この エリア を 平定 し ゼロ を 捕まえ ねば な
クロヴィス に …
そして ルルーシュ や ナナリー に も 申し訳 が 立た ん
ここ は 兄弟 ３ 人 が 命 を 散ら せた 天地 な のだ から
この 天秤 は ねぇ
爆弾 の 起爆 装置 でも あり 解除 スイッチ で も ある んだ
乗せる の は 互いに 取り合った 駒
この 目盛り が 完全に 僕 の 方 へ 傾けば 爆発
君 の 方 に 傾けば 爆弾 は 解除 さ れる
つまり 君 が 勝てば 妹 は 助かる って 事 さ
趣味 が 悪い な C . C . に 捨て られる 訳 だ
挑発 は 通じ ない よ 君 の 心 は 丸 分かり な んだ から
君 は 頭 を 空っぽに できる タイプ じゃ ない
いつ だって 自分 の 行動 を 見て いる 批評 家 の 自分 が いて
その 批評 家 の 自分 を
冷めて 見つめて いる もう １ 人 の 自分 が いて
そういう 人間 だ よ
ふ ふ 無駄だ よ どれ だけ 考えよう と 僕 の 勝利 は 動か ない
く ぅ くっ ！
すごい ！ ７ つ の 事 を 同時に 考えて 僕 を 惑わ せよう って 作戦 だ ね
でも ねぇ 僕 の ギアス を 君 だけ に 絞れば
何 が 真実 か 読み取る の は 簡単 さ
な ！
あぁ あぁ 最後 の 策 も 駄目だった
僕 を みくびる から 妹 の 命 が
な …
う … あ …
どう しよう もう 策 が ない
他人 を 使おう に も ナナリー を 人質 に 捕ら れて いる 以上
あ ！
ごめん ごめん 落としちゃ った ぁ
は ぁ …
あっ ！
君 の 番 だ よ ？ 急が ない と ほら ほら 時間 が なくなっちゃ うよ
妹 が い なく なっちゃ うよ ？
へ ぇ そんな 手 で いい んだ
本当に いい の ぉ ？
あ … あぁ もう いい だ ろ
あ ？
やめて くれ マオ
よ ぉく 聞こえ ない なぁ
もう 十分だ ろ ナナリー を 助けて くれ ！
は ぁ ？
俺 の … 俺 の 負け だ
ふ っ ふ ふ っ ふ は は は
はは は は は は は
はは は は は は は ！
よく 言え ました
ようやく 君 の 心 の 底 から の 声 を 聞か せて もらえ ました ねぇ
気持ち いい ！ 最高 ！
でも 駄目
はっ
これ で
あ ！
チェック だ
やめろ ぉ ー ！
は ぁ … ナナリー …
さ ぁて どんな 感じ で バラバラ に ？
ん ？
ええ ？
なぜ ？ どうして ？
え ？
まさか ！ 僕 の 意識 を 集中 さ せて ？
ど わ ！
ぐ ぅっ ！
自分 は ブリタニア 軍 准尉 枢木 スザク だ 治安 じょう 乱 の 容疑 で 君 を 拘束 する
スザク …
爆弾 を 解体 した ？ え ？
そんな … 振り子 と スピード を 合わせて ？
どの ライン を 切れば いい か は ルルーシュ が 教えて くれた から ね
俺 が 教えた ？
何 言って る ん だい ？ 君 の 指示 だ ろ ？
叫び声 が 聞こえたら 突入 しろ って 事 も
俺 が ？
あっ は ！
やはり …
そう か
マオ これ で チェックメイト だ よ
ルルーシュ まさか お前 は ！
そう らしい な
俺 は スザク に 指示 した 事 を 自分 に ギアス を かけて 忘れ させた
心 の 声 は 絶対 的な 情報 だ と 信じた お前 の 負け だ
それ に 俺 の 心 を 読む 為 に 効果 範囲 を 絞った の が 仇 に なった な
バカな …
こいつ が 失敗 したら どう する つもりだった んだ ？
そう だ な
これ は スザク を 信じて い ない と 取れ ない 作戦
咲 世 子 さん もう ＯＫ です は い お 願い し ます
咲 世 子 さん
もう 大丈夫です よ
ふん
それ で 勝った つもり か ！
よせ
放せ よ この 父親 殺し が ！
は ！
ん ？
お前 は ７ 年 前 に 実の 父親 を 殺して いる
ふん
徹底 抗戦 を 唱えて いた 父親 を 止めれば 戦争 は 終わる ？
子供 の 発想 だ ね
実際 は ただ の 人殺し
違う ！ 僕 は … 俺 は …
良かった ね バレ なくて
周り の 大人 達 が み ～ ん な で 嘘 を ついた おかげ さ
それ じゃあ 枢木 首相 が 自決 する 事 で 軍部 を いさめた って …
大 嘘 だ よ 何もかも
嘘 ？
仕方 が なかった ！ そう し なければ 日本 は …
今さら 後 づけ の 理屈 かい ？
この 死に た がり が ！
ああ ！
人 を 救い たい って ？ 救わ れ たい の は 自分 の 心 だ ろ ？
それ に 殉 じ て 死に たい んだ よ ねぇ ？
だから いつも 自分 を 死に 追い込む ！
う っ …
うわ ぁ ー ！
お前 の 善意 は ただ の 自己 満足 な んだ よ ！
罰 が 欲しい だけ の 甘え ん 坊 め ！
マオ ！
ん っ ？
お前 は 黙って いろ ！
しまった ！
が … あ …
が あ … あ … あ …
う …
あ … う …
ふん ！
待て ！
好きだった よ マオ
か は は … あ …
マオ
先 に 行って 待って いろ
Ｃ の 世界 で
あ ！
う …
俺 は …
俺 は …
モザイクカケラ ひとつひとつ
繋ぎ合わせて 描いて ゆく
あなた が くれた 出逢い と 別れ も
こんな はず じゃ ない そう 思って 眠り
目覚めれば いつも の 変わら ない 空回り
意味 も なく 繰り返し
モザイクカケラ 鮮やかに 映す
過去 の 嘘 も 過ち も
消して しまい たい と 想えば 想う ほど
振り返れば
そこ に ある スタート ライン
未 だ 進んじゃ い ない
もう 一 度 夢 を 拾い 集めて みよう
モザイクカケラ ひとつひとつ
繋ぎ合わせて 描いて ゆく
あなた が くれた 出逢い と 別れ も
俺 は 愚か 者 だ
結局 マオ に 契約 の 事 は 聞け ない まま
そして スザク
なぜ 再会 した 時 に …
いや 違う
昔 から あいつ は 伝えよう と して いた んだ
あの 時 俺 が 向き合って さえ いたら
