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フルメタル・パニック! The Second Raid, フルメタル・パニック! The Second Raid#5

フルメタル ・パニック ! The Second Raid#5

心 描き出す 地図 上 の 未知なる フロンティア

扉 開いたら 道 は 続いて いる よ

埃 巻き上げて 君 の 街 へ

空 と 大地 が 重なる ルート で

走る 南 風 に 乗って 蒼 く 染まる 風 を 切って

心 ごと 駆けだして いる んだ

真昼 の 月 を 追い越して 昨日 と は 違う 世界 へ

どこまでも 走り抜けて く あの 風 の ように

あの 風 の ように

きっと 君 は 今日 の 日 も 真っ直ぐ 明日 を 見て る

風 が 吹く あの 丘 に 咲いた 向日 葵 の ように

どんなに 遠く 離れて いて も この 歌声 が 君 に 届く ように

涙 が ずっと 止まら ない 夜 君 の 窓 を 照らす 月 に なり たい

また 必ず 会える と

そう 思う から …

宗 介

痛い じゃ ない か

あんた 誰 の 車 を バラ して る と 思って ん の

不明だ

だからこそ こうして この 不審 車両 を 調べて いる

不審 車両 ?

車 爆弾 だ

プラスチック 爆薬 を 隠して 積めば

こうした 車両 は 恐ろしい 武器 に なる

1983 年 に も

中東 で テロリスト の トラック が 米軍 基地 に カミカゼアタック を …

今 の は かなり 痛かった ぞ

これ は 神楽坂 先生 の 新しい 車

あの 人 つい さっき 洗車 しよう と ウキウキ して た の よ

困った すぐに は 戻せ ん

だったら バラ すな

こちら ウルズ 7

2 と 6 が ?

了解 した ルート 10 で 現地 に 向かう

急用 が できた 早退 する

また ?

だって どう す ん の よ この 始末

それ に あした から 中間 テスト な の よ

わかって ん の … って ちょっと 宗 介

極力 一 人 で は 出歩く な

行っちゃ った …

以上 の 理由 に より

隊員 個々 人 の 過去 や 気質 資産 状況 を 追跡 調査 する の は

物理 的に 不可能です

ビンセント ・ ブルーノ の 裏切り 行為 に ついて は

彼 が 情報 部 所属 の 隊員 だった こと を 鑑み ます と

我々 の 管理 責任 が 皆無である と は 言い ませ ん

しかし 情報 部 の 活動 に も 限界 が ある こと は ご 理解 いただき たい

30 分 も 資料 を 読み上げた 結論 が それ か

笑え ない ジョーク だ な

アミット 将軍 情報 部長 と して 他 に 言う べき こと は ない の か ね

これ は 構造 問題 だ

ミスリル が 傭兵 部隊 である 以上

どれ だけ 報酬 を 払って も それ 以上 の 大金 を ちらつかせれば 寝返る 者 は 出て くる

以前 TDD -1 が テロリスト の 潜入 を 許した こと を お 忘れ で は ある まい

有能な 指揮 官 であれば 態度 が おかしい 部下 の 存在 に は 気付く はずだ

これ は 現場 管理 者 の 責任 だ と 思う が …

隊員 の チェック は 情報 部 の 仕事 で は ない か

指揮 官 の 能力 を うんぬん する の は 筋違い と いう もの だ

雇用 段階 で は シロ でも

配属 後 の こと に まで は 責任 は 負え ん よ ボーダー 提督

こちら に は 他 に 仕事 が いくら で も ある のだ から な

例えば 身柄 が 作戦 部 預かり に なって いる 千鳥 かなめ

様子 見 など と なまぬるい こと を 言わ ず 情報 部 に 身柄 を 引き渡して くれる だけ でも

我々 の 労力 は だいぶ 軽減 さ れる のだ

千鳥 かなめ の 扱い に は 最大 限 の 配慮 が 必要 と 思わ れ ます が

さすが 同類 だけ あって ウィスパード の 処遇 に は 慎重だ な

テスタロッサ 大佐

議論 は 出尽くした ようだ

マロリー 卿 の ご 意見 を 伺い たい が

ミスタ ・ アミット の 指摘 した 構造 問題 は 創設 当初 から 予想 さ れた こと だ

正規 軍 と 異なり 民族 や 宗教 国家 体制 など に より どころ を 持た ない 我々 ミスリル は

国際 紛争 の 阻止 と いう 人 に よって は 異論 の ある ような 理念 を 信じ なければ なら ん

その リスク を 理解 し その 上 で 諸君 は 戦って いる もの だ と 私 は 考えて いた が

違う かね

よろしい

では この 問題 に ついて の 糾弾 の 応酬 は これ まで と する

もちろん 対策 は 打ち たまえ

現行 の 諸 手続き を 洗い 直し 対応 策 を 各自 提言 する ように

以上 だ で は ごきげんよう

毎度 の こと で は ある が な

作戦 部 は もっと 正確な 情報 を よこせ と 言い

情報 部 は これ が 精いっぱい だ と やり返す

どんな 組織 でも 似た ような もの だろう が

わかって い ます

どう だろう な

やはり 私 は 今 の 立場 が お 前向きだ と は 思え ん よ

研究 部 に も 大切な 仕事 は ある し

そろそろ …

それ は 何度 も 申し上げて い ます

私 は ここ を 離れ ませ ん

強情な ところ は おやじ 譲り だ な やつ も 私 を 困ら せた もの だ

ごめんなさい おじ さま

でも みんな 私 の 大切な 仲間 な んです

せめて お前 の 兄 が いて くれれば お前 の 負担 も 半分 以下 に なる のだろう が

レナード め どこ で 何 を して る の やら …

それ より あの 裏切り者 ビンセント ・ ブルーノ の 件 だ が

現在 進行 中 です

とても 遠く で

「 ラ ・ ベラ ・ シチリア 」 麗し の 島

まさに 天国 だ な

東洋 系 が お好み の よう ね

そう 君 の ような 黒 髪 の 美女 なら なおさら だ

あなた アメリカ 人 でしょ

やっぱり わかる かね

私 も 2 年 ほど ボルティモア に 住んで たから ピンと 来た わ

都会 的 って いう の か こっち の 男 と は 匂い が 違う もの

口 が うまい な どこ で 習った の か な

忘れた わ あちこち で いろんな 経験 を 積んで きた から

どんな 経験 ?

そう いえば 君 の 名前 も 聞いて なかった な

知り たい ?

知り たい な

そう じゃ ない と あの とき に 君 の 名前 を 呼べ ない から ね

名前 だけ ?

もっと いろいろ 聞き たく ない ?

聞き たい さ もちろん たっぷり と いろいろ と ね

そう じゃあ

教えて あ げ る

南京 じゃ 世話に なった わ ね

私 の 名前 は メリッサ ・ マオ

ミスリル 作戦 部 トゥアハー ・ デ ・ ダナン 陸 戦 部隊 SRT 所属 階級 は 曹長

コール サイン は ウルズ 2

ついでに 言えば あんた ら の せい で 仲間 を 殺さ れた ばかりの

引き金 を 引き たくて うずうず して いる 女 よ

やめ とけよ ねえさん

際どい シーン だった な カーテン の 陰 で ハラハラ して た ぜ

頼んだ の は 銃 だけ でしょ 何の ぞい てん の よ

ご挨拶 だ な

陰 から 見守る ナイト の つもりだった のに

まっ 気持ち は わかる けど な

でも ここ は 我慢 だ ろ

たまに は まともな こと も 言う じゃ ない

おどけて ん の は 仮 の 姿 さ これ こそ 俺 の 素顔 だ よ

この シチリア の 月 の せい か な

いつも は 隠して る 恋心 も

夜 の 女神 の 前 で は あらわに なって しまい そうだ

知って る かい

夜 の 女神 ヘカテ は 復讐 の 女神 で も ある んだ

今夜 の 君 に は そんな 麗句 が まさしく ふさわしい

場所 を わきまえたら ?

周り に は 怖い お にいさん が うようよ してん の よ

悲しい 現実 だ よ な

さっ 仕事 仕事

車 まで の ルート は

問題 ない 全員 眠ら せた

この 茂み の 先 だ

オーケー

ど … どうも

嫌 何 が 全員 眠ら せた よ あんな こと まで 知る か よ

絶体絶命 ね しかも 武器 は これ だけ

くそ ライフル が ありゃ なあ

こう なったら くたばる 前 に この 男 を …

ちょ っ おいおい

捨てばち に なる な ウルズ 2

宗 介

今 開いた 穴 から 脱出 しろ

宗 介

お前 今日 テスト だ ろ

肯定 だ

しかし 脱出 ルート が 変更 に なった ので

その 伝言 と 支援 に 来た

変更 ?

ヘリ が …

説明 は あと

了解

ヘリ が 直接 ピックアップ に 来る から

その 合流 地点 まで 案内 する

それにしても 変わった 水着 だ な

違う これ は 社交 用

来た ぜ

5 6 7 8 9

じゅ …13 台

もっと 速く 走れ ない の

無理だ

いかん せ ん 古い 車 な ので パワー が ない

もう

撃って くる ぞ 伏せろ

くそ

やっぱり 防弾 か

やっぱり 殺して 捨てよう かしら

ああ だんだん 名案 に 思えて きた ぜ

身 を 軽く する の か

そう よ じゃ ない と 追いつか れる わ

ならば その 男 だけ で は 不十分だ な

後部 シート の 中 に 武器 が ある から

それ も まとめて 捨てる と いい

武器 ?

早く 言え ばか

言わ なかった か

言わ なかった わ よ った く

何 だ 騒がしい …

うれし そうだ な

気 の せ いっしょ

さあ パーティー の 続き と いく わ よ

野郎 ども 覚悟 は いい ?

いつでも

どこ でも

ロックンロール

派手な パレード に な っち まった な

善良な 市民 に は 迷惑 よ ね

クルツ 援護

どっち が 迷惑な んだ か なぁ

曲がる ぞ

早く 言え ばか 野郎

だから 早く 言え って …

見る な

痛 ぇ

今度 前 向いたら ぶ っ 殺す よ

わった よ

村 を 出る ぞ

よっ しゃ 1 発 ぶち かます わ よ

予定 が 狂い ました ミスター ・ ゲイツ 指示 を

ちょうど いい で は ない か

わざわざ やつ を 連れ出す 手間 を 省いて くれた のだ

感謝 の 意 を 込めて 全員 まとめて 口 を 封じて さしあげろ

了解

今夜 は だめな の テスト 中 だ から

そう 頑張って る の

まあまあ かな

ねえ 次 会える の いつ

ねえ ねえ かな ちゃん テスト 勉強 ちゃん と できた ?

まあ ね 恭子 は

だめ

でも 私 も あれ だ けど

相良 君 今日 も 来 ない ね テスト 受け なくて 大丈夫 かな

ほんと あの ばか 単位 落として も いい の かしら

ケータイ に は かけて みた ?

かな ちゃん が 脅して あげれば ちゃんと 来る かも よ

何 それ

無駄 無駄

あいつ こういう とき は 絶対 連絡 取れ ない んだ から

どこ で 何 やって んだ か 知ら ない けど さ

留守 電 サービス に も つなが ん ないし ほん と 迷惑な の よ ね

いちいち 連絡 して やって る 身 に も なれ って の

つながった よ

そう な の ?

それ と ね

もしもし 宗 介

千鳥 か どうした

雑音 ひどい ね どこ に いる の

カニカッティ だ

カニ 買って … なに

あの さ もう テスト 始まって る んだ よ 忘れちゃ った の ?

覚えて いる が 急用 が 入った やむ を えん

やむ を えんじゃ ない でしょ

せっかく 古文 の ノート 貸して あげた のに

あと 神楽坂 先生 の 件 なだめる の 大変だった んだ から

それ は … すまなかった

すまなかった じゃ 済まない の よ

あんた 私 の 気苦労 わかって ん の ?

わかって る

わかって ない 誠意 が ない

ちょっと 聞いて ん の

聞いて …

聞いて いる … 直線 に 出る ぞ

いや な … 何 よ

いや こっち の こと だ 運転 中 で な

あと 4 台

もしもし 運転 中 って 車 を ?

肯定 だ

危ない なぁ 走り ながら ケータイ 使う の って 交通 違反 な の よ

大体 あんた 高校 生 でしょ 一 度 ど っか に 止め なさい よ

そう も いか ん 止まる と 追試 も 受け られ なく なる

そう だ あの 美人 は …

ねえ あんた マジ で 単位 や ばい わ よ

しょっちゅう 学校 も 休んで る し

任務 だ しかたがない

でも そんな こと 先生 に 説明 でき ない でしょ

単位 落としたら 進級 でき ない の よ

言わ れて みれば そうだ が

ダブったら どう する の ?

私 たち の ほう が 先 に 卒業 しちゃ う じゃ ない

それ は 困る な

私 だって 困る わ よ …

何 だ と

何でもない

聞こえ なかった もう 一 度

あと 1 台

違う 女 の 下着 は 白

何 誰 か いる の

気 に する な それ で さっき は 何と

いい わ よ もう どうせ うわ の 空 な んでしょ ?

いや 周囲 が 騒がしい … 騒がしい んだ

何 か 宗 介 って さ …

たまに 私 の 話 と か 全然 まじめに 聞いて くれて ない ような 気 が する んだ けど

それ は 誤解 だ 千鳥

どう だ か

本当だ

誓って 言う 俺 は いつでも まじめだ 今 こうして 話 を …

伏せろ

今 の 誰 ねえ ちょっと

もしもし もしもし

副 長 ただちに ワー …

千鳥 今 片づいた それ で 何の 話 だった

もう いい

千鳥

とにかく なるべく 早く 学校 来 なさ いよ

わか …

ばか

どうした の 宗 介

8 時 方向 AS だ

まず いわ ね

こちら も まずい

飛ばせ 宗 介

わかって る

サベージ 最近 の マフィア は あんな もん まで 持って ん の か よ

そんな の 聞いた こと ない わ よ

じゃあ ありゃ 幻 か よ

連中 に 聞いて よ

おい 宗 介 もっと スピード 上げろ

向こう は 100 キロ 以上 出せる んだ ぞ

もう 目いっぱい 飛ばして いる これ が 限界 だ

撃って くる ぞ

エンジン が

なに

M 9

うち の やつ だ よ な どこ の 所属 だ

わから ん

お迎え の よう ね

失敗 し ました だ

はい サベージ 3 機 が 大破 です

ただ 乗員 は 全員 … 死亡 して いる ので

こちら の 情報 が 漏れる こと は ない か と

ブルーノ が 奪わ れた んで は 何にも なら んだろう が

アーバレスト の 奪取 ブルーノ の 始末

こう も 連続 して 任務 に 失敗 する と は な

実際 これ 以上 失点 を 重ねる わけに は いかんな

どこ か で ポイント を 稼いで おか ねば …

そろそろ さよなら する 頃合い の よう ね

あれ を もらって から

そう あれ を もらって から ね

教えて くれて も いい でしょ

いったい 誰 が 乗って た んです か あの 黒い M 9

諸君 に は 知る 資格 が ない

現場 責任 者 の 私 に も です か

いずれ わかる 戻ったら 報告 書 の 提出 を 急げ 以上

むかつく った く もう

どうして あの おやじ は い っつ も い っつ も い っつ も あれ な の かしら

まったく なあ 宗 介

中間 テスト の 勉強 か

肯定 だ これ 以上 単位 を 落とす わけに は いか ん

そんなに や ば いん なら 日本 に 残って 勉強 して りゃ いい じゃ ねえ か

かなめ も 心配 して んだ ろ

こちら の 仕事 も 重要だ

現に さっき 俺 が 来 なかったら どう なって いた

なんとか した さ なあ ねえさん

まあ 正直 いく つ か 次の 手 は 考えて た けど ね

そう か

でも 助かった の は 本当 よ

でも ね 私 ちょっと 気 に なる な つまり …

進級 の こと か

そう じゃ なくて あんた の 今 の 状況 全部 よ

かなめ の 護衛 や って こういう 作戦 に も 参加 して

ついでに アーバレスト に も 乗って

これ って 負担 すぎ ない ?

最初 は 私 も まあ 一時的な もの なら って 考えて たわ

あんた は 仕事 を 問題 なく こなして たから ね

でも 最近 は …

俺 は ミス など して い ない

今 は ね

でも いくら 人手 不足 だ から って 限度 が ある わ

そもそも あんた だけ が かなめ の 護衛 を し なきゃ いけない 理由 は ない んだ から

あんた 自身 は どう 思って る わけ

何 が だ

これ から の 身 の 振り 方 よ

命令 に 従う それ だけ だ

あんた って いつも それ ね

私 が 言って ん の は あんた の 人生 設計 未来 の 話 よ

まだ 17 でしょ これ から 先 の こと と か 少し は 考えたり し ない の ?

あんた 任務 と か 命令 と か そういう 方便 に 逃げて ない ?

逃げて いる 俺 が か

そう よ 人 の 言う こと は いはい 聞いて る ほう が 生きる の は ずっと 楽だろう しね

何 か ねえさん 妙に 絡む ね

べつに 前 から 思って た こと よ

まっ 勉強 なんて 適当に やっと けって

どうせ 偽造 文書 で 潜り込んだ んだ し 卒業 し なきゃ な ん ねえ わけで も ねえ だ ろ

未来 …

穏やかな 時間 が 戻って きた

流れ ゆく 日々 移り ゆく 季節

これ まで 知ら なかった 安らぎ に 浸り

俺 は 静寂 の 中 で まどろんで いた

次回 エッジ ・ オブ ・ ヘヴン

暗雲 は 音 も なく 忍び寄る

本 字幕 由 诸神 字幕 组 出品 仅供 学 习 交流 禁止 用 于商 业 用途

更多 中日 双 语 字幕 尽 在 www . kamigami . org 和 微 博 @ 诸神 字幕 组

台本 整理 : gen 翻 译 : domi 校 对 : 小 江 时间 轴 : Foyzi 压制 : 結城 有紀


フルメタル ・パニック ! The Second Raid#5 |ぱにっく|||

心 描き出す 地図 上 の 未知なる フロンティア こころ|えがきだす|ちず|うえ||みちなる|

扉 開いたら 道 は 続いて いる よ とびら|あいたら|どう||つづいて||

埃 巻き上げて   君 の 街 へ ほこり|まきあげて|きみ||がい|

空 と 大地 が 重なる ルート で から||だいち||かさなる|るーと|

走る 南 風 に 乗って   蒼 く 染まる 風 を 切って はしる|みなみ|かぜ||のって|あお||そまる|かぜ||きって

心 ごと 駆けだして いる んだ こころ||かけだして||

真昼 の 月 を 追い越して   昨日 と は 違う 世界 へ まひる||つき||おいこして|きのう|||ちがう|せかい|

どこまでも 走り抜けて く あの 風 の ように |はしりぬけて|||かぜ||よう に

あの 風 の ように |かぜ||よう に

きっと 君 は 今日 の 日 も   真っ直ぐ 明日 を 見て る |きみ||きょう||ひ||まっすぐ|あした||みて|

風 が 吹く あの 丘 に 咲いた   向日 葵 の ように かぜ||ふく||おか||さいた|むこう|あおい||よう に

どんなに 遠く 離れて いて も   この 歌声 が 君 に 届く ように |とおく|はなれて||||うたごえ||きみ||とどく|よう に

涙 が ずっと   止まら ない 夜   君 の 窓 を 照らす 月 に なり たい なみだ|||とまら||よ|きみ||まど||てらす|つき|||

また 必ず   会える と |かならず|あえる|

そう 思う から … |おもう|

宗 介 はじめ|かい

痛い じゃ ない か いたい|||

あんた 誰 の 車 を バラ して る と 思って ん の |だれ||くるま||ばら||||おもって||

不明だ ふめいだ

だからこそ   こうして この 不審 車両 を 調べて いる |||ふしん|しゃりょう||しらべて|

不審 車両 ? ふしん|しゃりょう

車 爆弾 だ くるま|ばくだん|

プラスチック 爆薬 を 隠して 積めば ぷらすちっく|ばくやく||かくして|つめば

こうした 車両 は 恐ろしい 武器 に なる |しゃりょう||おそろしい|ぶき||

1983 年 に も とし||

中東 で テロリスト の トラック が 米軍 基地 に カミカゼアタック を … ちゅうとう||てろりすと||とらっく||べいぐん|きち|||

今 の は かなり 痛かった ぞ いま||||いたかった|

これ は 神楽坂 先生 の 新しい 車 ||かぐらざか|せんせい||あたらしい|くるま

あの 人   つい さっき 洗車 しよう と ウキウキ して た の よ |じん|||せんしゃ|||うきうき||||

困った   すぐに は 戻せ ん こまった|||もどせ|

だったら バラ すな |ばら|

こちら ウルズ 7

2 と 6 が ?

了解 した   ルート 10 で 現地 に 向かう りょうかい||るーと||げんち||むかう

急用 が できた   早退 する きゅうよう|||そうたい|

また ?

だって どう す ん の よ   この 始末 |||||||しまつ

それ に   あした から 中間 テスト な の よ ||||ちゅうかん|てすと|||

わかって ん の … って   ちょっと 宗 介 |||||はじめ|かい

極力   一 人 で は 出歩く な きょくりょく|ひと|じん|||であるく|

行っちゃ った … おこなっちゃ|

以上 の 理由 に より いじょう||りゆう||

隊員 個々 人 の 過去 や 気質   資産 状況 を 追跡 調査 する の は たいいん|ここ|じん||かこ||きしつ|しさん|じょうきょう||ついせき|ちょうさ|||

物理 的に 不可能です ぶつり|てきに|ふかのう です

ビンセント ・ ブルーノ の 裏切り 行為 に ついて は |||うらぎり|こうい|||

彼 が 情報 部 所属 の 隊員 だった こと を 鑑み ます と かれ||じょうほう|ぶ|しょぞく||たいいん||||かんがみ||

我々 の 管理 責任 が 皆無である と は 言い ませ ん われわれ||かんり|せきにん||かいむである|||いい||

しかし   情報 部 の 活動 に も 限界 が ある こと は ご 理解 いただき たい |じょうほう|ぶ||かつどう|||げんかい||||||りかい||

30 分 も 資料 を 読み上げた 結論 が それ か ぶん||しりょう||よみあげた|けつろん|||

笑え ない ジョーク だ な わらえ||じょーく||

アミット 将軍   情報 部長 と して 他 に 言う べき こと は ない の か ね |しょうぐん|じょうほう|ぶちょう|||た||いう|||||||

これ は 構造 問題 だ ||こうぞう|もんだい|

ミスリル が 傭兵 部隊 である 以上 ||ようへい|ぶたい||いじょう

どれ だけ 報酬 を 払って も   それ 以上 の 大金 を ちらつかせれば   寝返る 者 は 出て くる ||ほうしゅう||はらって|||いじょう||たいきん|||ねがえる|もの||でて|

以前   TDD -1 が テロリスト の 潜入 を 許した こと を お 忘れ で は ある まい いぜん|||てろりすと||せんにゅう||ゆるした||||わすれ||||

有能な 指揮 官 であれば 態度 が おかしい 部下 の 存在 に は 気付く はずだ ゆうのうな|しき|かん||たいど|||ぶか||そんざい|||きづく|

これ は 現場 管理 者 の 責任 だ と 思う が … ||げんば|かんり|もの||せきにん|||おもう|

隊員 の チェック は 情報 部 の 仕事 で は ない か たいいん||ちぇっく||じょうほう|ぶ||しごと||||

指揮 官 の 能力 を うんぬん する の は 筋違い と いう もの だ しき|かん||のうりょく||||||すじちがい||||

雇用 段階 で は シロ でも こよう|だんかい||||

配属 後 の こと に まで は 責任 は 負え ん よ   ボーダー 提督 はいぞく|あと||||||せきにん||おえ||||ていとく

こちら に は 他 に 仕事 が いくら で も ある のだ から な |||た||しごと||||||||

例えば   身柄 が 作戦 部 預かり に なって いる 千鳥 かなめ たとえば|みがら||さくせん|ぶ|あずかり||||ちどり|

様子 見 など と なまぬるい こと を 言わ ず   情報 部 に 身柄 を 引き渡して くれる だけ でも ようす|み||||||いわ||じょうほう|ぶ||みがら||ひきわたして|||

我々 の 労力 は だいぶ 軽減 さ れる のだ われわれ||ろうりょく|||けいげん|||

千鳥 かなめ の 扱い に は   最大 限 の 配慮 が 必要 と 思わ れ ます が ちどり|||あつかい|||さいだい|げん||はいりょ||ひつよう||おもわ|||

さすが 同類 だけ あって   ウィスパード の 処遇 に は 慎重だ な |どうるい|||||しょぐう|||しんちょうだ|

テスタロッサ 大佐 |たいさ

議論 は 出尽くした ようだ ぎろん||でつくした|

マロリー 卿 の ご 意見 を 伺い たい が |きょう|||いけん||うかがい||

ミスタ ・ アミット の 指摘 した 構造 問題 は   創設 当初 から 予想 さ れた こと だ |||してき||こうぞう|もんだい||そうせつ|とうしょ||よそう||||

正規 軍 と 異なり   民族 や 宗教   国家 体制 など に より どころ を 持た ない 我々 ミスリル は せいき|ぐん||ことなり|みんぞく||しゅうきょう|こっか|たいせい||||||もた||われわれ||

国際 紛争 の 阻止 と いう   人 に よって は   異論 の ある ような 理念 を 信じ なければ なら ん こくさい|ふんそう||そし|||じん||||いろん||||りねん||しんじ|||

その リスク を 理解 し   その 上 で 諸君 は 戦って いる もの だ と 私 は 考えて いた が |りすく||りかい|||うえ||しょくん||たたかって|||||わたくし||かんがえて||

違う かね ちがう|

よろしい

では   この 問題 に ついて の   糾弾 の 応酬 は これ まで と する ||もんだい||||きゅうだん||おうしゅう|||||

もちろん   対策 は 打ち たまえ |たいさく||うち|

現行 の 諸 手続き を 洗い 直し   対応 策 を 各自 提言 する ように げんこう||しょ|てつづき||あらい|なおし|たいおう|さく||かくじ|ていげん||よう に

以上 だ   で は   ごきげんよう いじょう||||

毎度 の こと で は ある が な まいど|||||||

作戦 部 は もっと 正確な 情報 を よこせ と 言い さくせん|ぶ|||せいかくな|じょうほう||||いい

情報 部 は これ が 精いっぱい だ と やり返す じょうほう|ぶ||||せいいっぱい|||やりかえす

どんな 組織 でも 似た ような もの だろう が |そしき||にた||||

わかって い ます

どう だろう な

やはり 私 は   今 の 立場 が お 前向きだ と は 思え ん よ |わたくし||いま||たちば|||まえむきだ|||おもえ||

研究 部 に も 大切な 仕事 は ある し けんきゅう|ぶ|||たいせつな|しごと|||

そろそろ …

それ は 何度 も 申し上げて い ます ||なんど||もうしあげて||

私 は ここ を 離れ ませ ん わたくし||||はなれ||

強情な ところ は おやじ 譲り だ な   やつ も 私 を 困ら せた もの だ ごうじょうな||||ゆずり|||||わたくし||こまら|||

ごめんなさい   おじ さま

でも   みんな 私 の 大切な 仲間 な んです ||わたくし||たいせつな|なかま||ん です

せめて   お前 の 兄 が いて くれれば   お前 の 負担 も 半分 以下 に なる のだろう が |おまえ||あに||||おまえ||ふたん||はんぶん|いか||||

レナード め   どこ で 何 を して る の やら … ||||なん|||||

それ より   あの 裏切り者 ビンセント ・ ブルーノ の 件 だ が |||うらぎりもの||||けん||

現在 進行 中 です げんざい|しんこう|なか|

とても 遠く で |とおく|

「 ラ ・ ベラ ・ シチリア 」  麗し の 島 |べら||うるわし||しま

まさに 天国 だ な |てんごく||

東洋 系 が お好み の よう ね とうよう|けい||おこのみ|||

そう   君 の ような 黒 髪 の 美女 なら   なおさら だ |きみ|||くろ|かみ||びじょ|||

あなた   アメリカ 人 でしょ |あめりか|じん|

やっぱり わかる かね

私 も 2 年 ほど ボルティモア に 住んで たから ピンと 来た わ わたくし||とし||||すんで||ぴんと|きた|

都会 的 って いう の か   こっち の 男 と は 匂い が 違う もの とかい|てき|||||||おとこ|||におい||ちがう|

口 が うまい な   どこ で 習った の か な くち||||||ならった|||

忘れた わ   あちこち で いろんな 経験 を 積んで きた から わすれた|||||けいけん||つんで||

どんな 経験 ? |けいけん

そう いえば 君 の 名前 も 聞いて なかった な ||きみ||なまえ||きいて||

知り たい ? しり|

知り たい な しり||

そう じゃ ない と あの とき に 君 の 名前 を 呼べ ない から ね |||||||きみ||なまえ||よべ|||

名前 だけ ? なまえ|

もっと いろいろ 聞き たく ない ? ||きき||

聞き たい さ   もちろん   たっぷり と   いろいろ と ね きき||||||||

そう   じゃあ

教えて あ   げ   る おしえて|||

南京 じゃ 世話に なった わ ね なんきん||せわに|||

私 の 名前 は メリッサ ・ マオ わたくし||なまえ|||

ミスリル 作戦 部   トゥアハー ・ デ ・ ダナン 陸 戦 部隊 SRT 所属   階級 は 曹長 |さくせん|ぶ||||りく|いくさ|ぶたい||しょぞく|かいきゅう||そうちょう

コール サイン は ウルズ 2 こーる|さいん||

ついでに 言えば   あんた ら の せい で 仲間 を 殺さ れた ばかりの |いえば||||||なかま||ころさ||

引き金 を 引き たくて   うずうず して いる 女 よ ひきがね||ひき|||||おんな|

やめ とけよ   ねえさん

際どい シーン だった な   カーテン の 陰 で ハラハラ して た ぜ きわどい|しーん|||かーてん||かげ||はらはら|||

頼んだ の は 銃 だけ でしょ   何の ぞい てん の よ たのんだ|||じゅう|||なんの||||

ご挨拶 だ な ごあいさつ||

陰 から 見守る ナイト の つもりだった のに かげ||みまもる||||

まっ   気持ち は わかる けど な |きもち||||

でも   ここ は 我慢 だ ろ |||がまん||

たまに は まともな こと も 言う じゃ ない |||||いう||

おどけて ん の は 仮 の 姿 さ   これ こそ 俺 の 素顔 だ よ ||||かり||すがた||||おれ||すがお||

この シチリア の 月 の せい か な |||つき||||

いつも は 隠して る 恋心 も ||かくして||こいごころ|

夜 の 女神 の 前 で は あらわに なって しまい そうだ よ||めがみ||ぜん||||||そう だ

知って る かい しって||

夜 の 女神 ヘカテ は   復讐 の 女神 で も ある んだ よ||めがみ|||ふくしゅう||めがみ||||

今夜 の 君 に は   そんな 麗句 が まさしく ふさわしい こんや||きみ||||れいく|||

場所 を わきまえたら ? ばしょ||

周り に は 怖い お にいさん が うようよ してん の よ まわり|||こわい|||||||

悲しい 現実 だ よ な かなしい|げんじつ|||

さっ   仕事 仕事 |しごと|しごと

車 まで の ルート は くるま|||るーと|

問題 ない   全員 眠ら せた もんだい||ぜんいん|ねむら|

この 茂み の 先 だ |しげみ||さき|

オーケー おーけー

ど … どうも

嫌 何 が 全員 眠ら せた よ いや|なん||ぜんいん|ねむら|| あんな こと まで 知る か よ |||しる||

絶体絶命 ね   しかも 武器 は これ だけ ぜったいぜつめい|||ぶき|||

くそ   ライフル が ありゃ なあ |らいふる|||

こう なったら   くたばる 前 に この 男 を … |||ぜん|||おとこ|

ちょ っ   おいおい

捨てばち に なる な   ウルズ 2 すてばち||||

宗 介 はじめ|かい

今 開いた 穴 から 脱出 しろ いま|あいた|あな||だっしゅつ|

宗 介 はじめ|かい

お前   今日 テスト だ ろ おまえ|きょう|てすと||

肯定 だ こうてい|

しかし   脱出 ルート が 変更 に なった ので |だっしゅつ|るーと||へんこう|||

その 伝言 と 支援 に 来た |でんごん||しえん||きた

変更 ? へんこう

ヘリ が … へり|

説明 は あと せつめい||

了解 りょうかい

ヘリ が 直接 ピックアップ に 来る から へり||ちょくせつ|||くる|

その 合流 地点 まで 案内 する |ごうりゅう|ちてん||あんない|

それにしても 変わった 水着 だ な |かわった|みずぎ||

違う   これ は 社交 用 ちがう|||しゃこう|よう

来た ぜ きた|

5 6 7 8 9

じゅ …13 台 |だい

もっと 速く 走れ ない の |はやく|はしれ||

無理だ むりだ

いかん せ ん 古い 車 な ので   パワー が ない |||ふるい|くるま|||ぱわー||

もう

撃って くる ぞ   伏せろ うって|||ふせろ

くそ

やっぱり 防弾 か |ぼうだん|

やっぱり 殺して 捨てよう かしら |ころして|すてよう|

ああ   だんだん 名案 に 思えて きた ぜ ||めいあん||おもえて||

身 を 軽く する の か み||かるく|||

そう よ   じゃ ない と 追いつか れる わ |||||おいつか||

ならば その 男 だけ で は 不十分だ な ||おとこ||||ふじゅうぶんだ|

後部 シート の 中 に 武器 が ある から こうぶ|しーと||なか||ぶき|||

それ も まとめて 捨てる と いい |||すてる||

武器 ? ぶき

早く 言え   ばか はやく|いえ|

言わ なかった か いわ||

言わ なかった わ よ   った く いわ|||||

何 だ   騒がしい … なん||さわがしい

うれし そうだ な |そう だ|

気 の せ いっしょ き|||

さあ   パーティー の 続き と いく わ よ |ぱーてぃー||つづき||||

野郎 ども   覚悟 は いい ? やろう||かくご||

いつでも

どこ でも

ロックンロール

派手な パレード に な っち まった な はでな|ぱれーど|||||

善良な 市民 に は 迷惑 よ ね ぜんりょうな|しみん|||めいわく||

クルツ   援護 |えんご

どっち が 迷惑な んだ か なぁ ||めいわくな|||

曲がる ぞ まがる|

早く 言え   ばか 野郎 はやく|いえ||やろう

だから   早く 言え って … |はやく|いえ|

見る な みる|

痛 ぇ つう|

今度 前 向いたら ぶ っ 殺す よ こんど|ぜん|むいたら|||ころす|

わった よ

村 を 出る ぞ むら||でる|

よっ しゃ  1 発 ぶち かます わ よ ||はつ||||

予定 が 狂い ました   ミスター ・ ゲイツ   指示 を よてい||くるい||みすたー||しじ|

ちょうど いい で は ない か

わざわざ やつ を 連れ出す 手間 を 省いて くれた のだ |||つれだす|てま||はぶいて||

感謝 の 意 を 込めて   全員 まとめて 口 を 封じて さしあげろ かんしゃ||い||こめて|ぜんいん||くち||ほうじて|

了解 りょうかい

今夜 は だめな の   テスト 中 だ から こんや||||てすと|なか||

そう   頑張って る の |がんばって||

まあまあ かな

ねえ   次 会える の いつ |つぎ|あえる||

ねえ ねえ   かな ちゃん   テスト 勉強 ちゃん と できた ? ||||てすと|べんきょう|||

まあ ね   恭子 は ||きょうこ|

だめ

でも   私 も あれ だ けど |わたくし||||

相良 君 今日 も 来 ない ね   テスト 受け なくて 大丈夫 かな さがら|きみ|きょう||らい|||てすと|うけ||だいじょうぶ|

ほんと   あの ばか 単位 落として も いい の かしら |||たんい|おとして||||

ケータイ に は かけて みた ?

かな ちゃん が 脅して あげれば ちゃんと 来る かも よ |||おどして|||くる||

何 それ なん|

無駄 無駄 むだ|むだ

あいつ こういう とき は 絶対 連絡 取れ ない んだ から ||||ぜったい|れんらく|とれ|||

どこ で 何 やって んだ か   知ら ない けど さ ||なん||||しら|||

留守 電 サービス に も つなが ん ないし   ほん と 迷惑な の よ ね るす|いなずま|さーびす|||つな が|||||めいわくな|||

いちいち 連絡 して やって る   身 に も なれ って の |れんらく||||み|||||

つながった よ

そう な の ?

それ と ね

もしもし   宗 介 |はじめ|かい

千鳥 か   どうした ちどり||

雑音 ひどい ね   どこ に いる の ざつおん||||||

カニカッティ だ

カニ 買って … なに かに|かって|

あの さ   もう テスト 始まって る んだ よ   忘れちゃ った の ? |||てすと|はじまって||||わすれちゃ||

覚えて いる が 急用 が 入った   やむ を えん おぼえて|||きゅうよう||はいった|||

やむ を えんじゃ ない でしょ

せっかく 古文 の ノート 貸して あげた のに |こぶん||のーと|かして||

あと 神楽坂 先生 の 件   なだめる の 大変だった んだ から |かぐらざか|せんせい||けん|||たいへんだった||

それ は … すまなかった

すまなかった じゃ 済まない の よ ||すまない||

あんた   私 の 気苦労 わかって ん の ? |わたくし||きぐろう|||

わかって る

わかって ない   誠意 が ない ||せいい||

ちょっと   聞いて ん の |きいて||

聞いて … きいて

聞いて いる … 直線 に 出る ぞ きいて||ちょくせん||でる|

いや   な … 何 よ ||なん|

いや   こっち の こと だ   運転 中 で な |||||うんてん|なか||

あと 4 台 |だい

もしもし   運転 中 って   車 を ? |うんてん|なか||くるま|

肯定 だ こうてい|

危ない なぁ   走り ながら ケータイ 使う の って 交通 違反 な の よ あぶない||はしり|||つかう|||こうつう|いはん|||

大体   あんた 高校 生 でしょ   一 度 ど っか に 止め なさい よ だいたい||こうこう|せい||ひと|たび||||とどめ||

そう も いか ん   止まる と 追試 も 受け られ なく なる ||||とまる||ついし||うけ|||

そう だ   あの 美人 は … |||びじん|

ねえ   あんた   マジ で 単位 や ばい わ よ ||||たんい||||

しょっちゅう 学校 も 休んで る し |がっこう||やすんで||

任務 だ   しかたがない にんむ||しかたが ない

でも そんな こと 先生 に 説明 でき ない でしょ |||せんせい||せつめい|||

単位 落としたら 進級 でき ない の よ たんい|おとしたら|しんきゅう||||

言わ れて みれば そうだ が いわ|||そう だ|

ダブったら どう する の ? だぶったら|||

私 たち の ほう が 先 に 卒業 しちゃ う じゃ ない わたくし|||||さき||そつぎょう||||

それ は 困る な ||こまる|

私 だって 困る わ よ … わたくし||こまる||

何 だ と なん||

何でもない なんでもない

聞こえ なかった   もう 一 度 きこえ|||ひと|たび

あと 1 台 |だい

違う   女 の 下着 は 白 ちがう|おんな||したぎ||しろ

何   誰 か いる の なん|だれ|||

気 に する な   それ で さっき は 何と き||||||||なんと

いい わ よ   もう どうせ うわ の 空 な んでしょ ? |||||||から||

いや   周囲 が 騒がしい … 騒がしい んだ |しゅうい||さわがしい|さわがしい|

何 か 宗 介 って さ … なん||はじめ|かい||

たまに 私 の 話 と か 全然 まじめに 聞いて くれて ない ような 気 が する んだ けど |わたくし||はなし|||ぜんぜん||きいて||||き||||

それ は 誤解 だ   千鳥 ||ごかい||ちどり

どう だ か

本当だ ほんとうだ

誓って 言う   俺 は いつでも まじめだ   今 こうして 話 を … ちかって|いう|おれ||||いま||はなし|

伏せろ ふせろ

今 の 誰   ねえ   ちょっと いま||だれ||

もしもし   もしもし

副 長   ただちに ワー … ふく|ちょう||

千鳥   今 片づいた   それ で 何の 話 だった ちどり|いま|かたづいた|||なんの|はなし|

もう いい

千鳥 ちどり

とにかく   なるべく 早く 学校 来 なさ いよ ||はやく|がっこう|らい|な さ|

わか …

ばか

どうした の   宗 介 ||はじめ|かい

8 時 方向   AS だ じ|ほうこう||

まず いわ ね

こちら も まずい

飛ばせ 宗 介 とばせ|はじめ|かい

わかって る

サベージ   最近 の マフィア は あんな もん まで 持って ん の か よ |さいきん||まふぃあ|||||もって||||

そんな の 聞いた こと ない わ よ ||きいた||||

じゃあ   ありゃ 幻 か よ ||まぼろし||

連中 に 聞いて よ れんちゅう||きいて|

おい 宗 介   もっと スピード 上げろ |はじめ|かい||すぴーど|あげろ

向こう は 100 キロ 以上 出せる んだ ぞ むこう||きろ|いじょう|だせる||

もう 目いっぱい 飛ばして いる   これ が 限界 だ |めいっぱい|とばして||||げんかい|

撃って くる ぞ うって||

エンジン が えんじん|

なに

M 9

うち の やつ だ よ な   どこ の 所属 だ ||||||||しょぞく|

わから ん

お迎え の よう ね おむかえ|||

失敗 し ました だ しっぱい|||

はい   サベージ 3 機 が 大破 です ||き||たいは|

ただ 乗員 は 全員 … 死亡 して いる ので |じょういん||ぜんいん|しぼう|||

こちら の 情報 が 漏れる こと は ない か と ||じょうほう||もれる|||||

ブルーノ が 奪わ れた んで は 何にも なら んだろう が ||うばわ||||なんにも|||

アーバレスト の 奪取   ブルーノ の 始末 ||だっしゅ|||しまつ

こう も 連続 して   任務 に 失敗 する と は な ||れんぞく||にんむ||しっぱい||||

実際   これ 以上 失点 を 重ねる わけに は いかんな じっさい||いじょう|しってん||かさねる|||

どこ か で ポイント を 稼いで おか ねば … |||ぽいんと||かせいで||

そろそろ   さよなら する 頃合い の よう ね |||ころあい|||

あれ を もらって から

そう   あれ を もらって から ね

教えて くれて も いい でしょ おしえて||||

いったい 誰 が 乗って た んです か   あの 黒い M 9 |だれ||のって||ん です|||くろい|

諸君 に は 知る 資格 が ない しょくん|||しる|しかく||

現場 責任 者 の 私 に も です か げんば|せきにん|もの||わたくし||||

いずれ わかる   戻ったら 報告 書 の 提出 を 急げ   以上 ||もどったら|ほうこく|しょ||ていしゅつ||いそげ|いじょう

むかつく   った く   もう

どうして   あの おやじ は い っつ も い っつ も い っつ も あれ な の かしら

まったく   なあ   宗 介 ||はじめ|かい

中間 テスト の 勉強 か ちゅうかん|てすと||べんきょう|

肯定 だ   これ 以上 単位 を 落とす わけに は いか ん こうてい|||いじょう|たんい||おとす||||

そんなに や ば いん なら   日本 に 残って 勉強 して りゃ いい じゃ ねえ か |||||にっぽん||のこって|べんきょう||||||

かなめ も 心配 して んだ ろ ||しんぱい|||

こちら の 仕事 も 重要だ ||しごと||じゅうようだ

現に さっき 俺 が 来 なかったら どう なって いた げんに||おれ||らい||||

なんとか した さ   なあ   ねえさん

まあ   正直 いく つ か 次の 手 は 考えて た けど ね |しょうじき||||つぎの|て||かんがえて|||

そう か

でも   助かった の は 本当 よ |たすかった|||ほんとう|

でも ね   私 ちょっと 気 に なる な   つまり … ||わたくし||き||||

進級 の こと か しんきゅう|||

そう じゃ なくて あんた の 今 の 状況   全部 よ |||||いま||じょうきょう|ぜんぶ|

かなめ の 護衛 や って   こういう 作戦 に も 参加 して ||ごえい||||さくせん|||さんか|

ついでに アーバレスト に も 乗って ||||のって

これ って 負担 すぎ ない ? ||ふたん||

最初 は 私 も   まあ 一時的な もの なら って 考えて たわ さいしょ||わたくし|||いちじてきな||||かんがえて|

あんた は 仕事 を 問題 なく こなして たから ね ||しごと||もんだい||||

でも   最近 は … |さいきん|

俺 は ミス など して い ない おれ||みす||||

今 は ね いま||

でも いくら 人手 不足 だ から って 限度 が ある わ ||ひとで|ふそく||||げんど|||

そもそも あんた だけ が   かなめ の 護衛 を し なきゃ いけない 理由 は ない んだ から ||||||ごえい|||||りゆう||||

あんた 自身 は どう 思って る わけ |じしん|||おもって||

何 が だ なん||

これ から の 身 の 振り 方 よ |||み||ふり|かた|

命令 に 従う   それ だけ だ めいれい||したがう|||

あんた って いつも それ ね

私 が 言って ん の は あんた の 人生 設計   未来 の 話 よ わたくし||いって||||||じんせい|せっけい|みらい||はなし|

まだ 17 でしょ   これ から 先 の こと と か 少し は 考えたり し ない の ? ||||さき|||||すこし||かんがえたり|||

あんた   任務 と か 命令 と か そういう 方便 に 逃げて ない ? |にんむ|||めいれい||||ほうべん||にげて|

逃げて いる   俺 が か にげて||おれ||

そう よ   人 の 言う こと   は いはい 聞いて る ほう が   生きる の は ずっと 楽だろう しね ||じん||いう||||きいて||||いきる||||らくだろう|

何 か ねえさん   妙に 絡む ね なん|||みょうに|からむ|

べつに   前 から 思って た こと よ |ぜん||おもって|||

まっ   勉強 なんて 適当に やっと けって |べんきょう||てきとうに||

どうせ 偽造 文書 で 潜り込んだ んだ し   卒業 し なきゃ な ん ねえ わけで も ねえ だ ろ |ぎぞう|ぶんしょ||もぐりこんだ|||そつぎょう||||||||||

未来 … みらい

穏やかな 時間 が 戻って きた おだやかな|じかん||もどって|

流れ ゆく 日々   移り ゆく 季節 ながれ||ひび|うつり||きせつ

これ まで 知ら なかった 安らぎ に 浸り ||しら||やすらぎ||ひたり

俺 は 静寂 の 中 で まどろんで いた おれ||せいじゃく||なか|||

次回   エッジ ・ オブ ・ ヘヴン じかい||おぶ|

暗雲 は 音 も なく 忍び寄る あんうん||おと|||しのびよる

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台本 整理 : gen 翻 译 : domi 校 对 : 小 江 时间 轴 : Foyzi 压制 : 結城 有紀 だいほん|せいり||ひるがえ|||こう||しょう|こう||||压せい|ゆうき|ゆき