フルメタル ・ パニック ! The Second Raid #7
心 描き出す 地図 上 の 未知なる フロンティア
扉 開いたら 道 は 続いて いる よ
埃 巻き上げて 君 の 街 へ
空 と 大地 が 重なる ルート で
走る 南 風 に 乗って 蒼 く 染まる 風 を 切って
心 ごと 駆けだして いる んだ
真昼 の 月 を 追い越して 昨日 と は 違う 世界 へ
どこまでも 走り抜けて く あの 風 の ように
あの 風 の ように
きっと 君 は 今日 の 日 も 真っ直ぐ 明日 を 見て る
風 が 吹く あの 丘 に 咲いた 向日 葵 の ように
どんなに 遠く 離れて いて も この 歌声 が 君 に 届く ように
涙 が ずっと 止まら ない 夜 君 の 窓 を 照らす 月 に なり たい
また 必ず 会える と
そう 思う から …
レイス が 全て …
どこ に いる
出て こい レイス 俺 と 話 しろ
近く に いる の は わかって いる 返事 を したら どう だ
俺 は 相良 宗 介 軍曹
ミスリル 作戦 部 西 太平洋 戦 隊 トゥアハー ・ デ ・ ダナン 所属
ある 人物 の 護衛 を 命じ られて 4 月 20 日付け で この 東京 に 派遣 さ れた
この 人物 が 何者 か に 狙わ れる の は 次の 理由 が 考え られる
1 つ この 人物 は ウィスパード と 呼ば れる 特殊な 人間 である
2 つ ウィスパード は 主に 軍事 分野 に 関連 する と 思わ れる 未知の 知識 …
貴 様 正気 か
機密 情報 を 近所 に 向かって どなり 散らす エージェント が どこ に いる
これ は 明確な オペレーション の 妨害 行為 だ ぞ
貴 様 が 俺 を 無視 する から だ
こうして 我々 が 会話 する こと の 危険 性 が 理解 でき ない わけで は ある まい
ウルズ 7 お前 の して いる こと は …
答えろ
貴 様 の 任務 は 千鳥 かなめ の 護衛 な の か それとも 監視 な の か
答える 義務 は ない
一晩 中 ここ で 俺 の 知って る 限り の こと を 叫び 続けて も いい んだ ぞ
どうせ お 役 御免 の 身 だ
私 を 脅迫 する 気 か ウルズ 7
この こと は 正式に 作戦 部 へ 抗議 する ぞ
好きに しろ だが 質問 に は 答えて もらう
もちろん 護衛 だ
信用 でき ない
そう 思う の は 勝手だ
だが 私 に 与え られた 任務 は 千鳥 かなめ が 他の 機関 の 手 に 渡る の を 阻止 する こと に ある
それ 以上 でも それ 以下 で も ない
では なぜ 彼女 を 助け ない ?
町 の 不良 集団 に 絡ま れた こと も ある 暴力 団 に さらわ れた こと も ある
危険な 場面 は 何度 も あった
その どれ も 取る に 足ら ない チンピラ の 仕業 で は ない か
そんな もの に 私 が 出て 行く 理由 など ない
なるほど な
では A 21 と の 一 件 は どう 説明 する ?
あの とき で さえ お前 は 彼女 を 助けよう と は し なかった
どう な んだ 答えろ
敵 を 泳が せて いる つもりで いる うち に
事態 が 私 の 手 に 負えなく なった のだ
あの 人質 同士 の 交換 の とき は 私 も 冷や汗 を かいた が
手 を 出さ なかった の は 結果 と して 正解 だった
あの テロリスト たち は 彼女 の 重要 性 特異 性 を 認識 して い なかった そうで は ない か
つまり 本質 的に は 町 の チンピラ と 同じ と いう こと だ
詭弁 だ な
何と でも 言え
どのみち 彼女 の 持つ 知識 は 引きずり出さ れ なかった のだ
本来 守る べき は その 一 点 に ある
相手 が それ を 狙って 彼女 に 近づか ない かぎり 特に 私 が 出て 行く 必要 は ない
本音 が 出た な
だが 彼女 が 死んで しまって は 元 も 子 も ない ぞ
もちろん そう なら ぬ よう 最低 限 命 は 守る
信じ られ ん
べつに お前 に 信じて もらおう と は 思 っと らん よ
せいぜい 気 を もんで いる と いい
本来 この オペレーション は
ハンカ 空港 事件 以降 は 情報 部 が 担当 す べき もの だった
そこ に 作戦 部 から 横やり が 入って お前 を 居座ら せた のだ
おとり と して 有効だ と いう の が 作戦 部 の 言い分 だった が
私 に とって は 迷惑 以外 の なにもの で も ない
何度 事故 に 見せかけて お前 を 抹殺 して やろう と 思った か 知れ ん
今 から でも 遅く ない ぞ やって みろ
冗談 だ
お前 と やり合って 無傷で 済む と は 思 っと らん よ
もっとも 気晴らし は さ せて もらって いた が ね
なに
遠く から ライフル の 銃口 を 向けたり する だけ で
お前 は ひどく 落ち着か ない 様子 に なる
戦士 と して は すばらしい 嗅覚 だ が
その せい で 随分 と 失敗 も した だろう
今日 も 床屋 で の 騒ぎ は 楽しま せて もらった ぞ
貴 様 …
そう 怒る な 済んだ こと だ
いずれ に せよ そうした 遊び も 今日 で 終わり だ
お前 は 基地 に 帰って 本来 の 任務 に 戻れば いい
お互い プロ だ つまら ん いさかい は やめて おこう で は ない か
そう は いか ん 千鳥 の 安全 は どう なる ?
もはや お前 が 気 に する こと で は ない
撤収 の 命令 が 正式に 出た のだろう
よもや 命令 に 逆らう 気 で は ない だろう な
それ は …
お前 の ここ で の 生活 は ミスリル が 提供 した もの だ と いう こと を 忘れる な
お前 は 本来 高校 生 など で は ない
ただ の 傭兵 殺し屋 だ
戸籍 も 学籍 も 全て 偽装 さ れた 偽り の 身分 だ
大体 お前 自身 は どう 考えて いる のだ ?
お前 は しばしば 別の 任務 の ため に 彼女 から 離れる こと が ある で は ない か
フル タイム で 彼女 の そば に い られ ない お前 に
おとり と して いったい どれほど の 有効 性 が ある と いう のだ
そんな 状態 で お前 は 本当に 彼女 を 守り きれる と 思って いる の か
どう だ 言って みろ
どうした 答え られ ん の か
それとも 答え たく ない の か
まあ どちら でも いい
何 に せよ お前 は 私 へ の 不満 が ある なし を 別に して も
結局 は 彼女 を 私 に 任せて 東京 を 離れて いる で は ない か
要は 何も 変わら ん よ ウルズ 7
お前 が 彼女 の もと を 去る と いう の は 単に おとり 役 が 消える
私 一 人 で 護衛 する 時間 が 今 まで より 増える と いう こと
ただ それ だけ だ
そもそも お前 は 私 を 批判 する が
お前 の ような 人間 が 彼女 を 守って いける と 本気で 信じて いる の か
この 半年 お前 は 日本 社会 に 全く 適応 でき なかった
お前 の 存在 は むしろ 彼女 を 不必要に 危険に さらして いる
残念だ が お前 は 護衛 官 と して 三流 以下 だ
彼女 に とって も 結局 は 害悪 に しか なら ん
それどころか 周囲 の 人間 まで 巻き込む かも しれ ん
貴 様 に 言わ れる 筋合い は ない
図星 を 指さ れて 腹 が 立った か
どのみち これ で ままごと は 終わり だ ウルズ 7
命令 に 従い 帰 投 しろ
クエー 朝 だ
クエー 起きて
クエー かな ちゃん ち こ …
お っは よ 恭子
おはよう
何 か かな ちゃん 元気 そうだ ね
そう
うん 何 か いい こと で も あった の ?
いや べつに … あったか な ?
それほど の 話 で も ない か な
変な の
それにしても 昨日 の 相良 君 相変わらず だった ね
ほんと 進歩 が ない の よ ね あいつ
もう頭 かど っか に リモコン 式 の 電気 ショック でも 付けて やり たく なる わ
何 か 粗相 する たび に バチバチ って やる の
案外 効果 ある かも ね
ねえ どう 恭子
犬 じゃ ない んだ から
そう いえば あの あと どうした の ?
か … 帰った わ よ それ が ?
じゃあ 散髪 は どう する の か な
そう ね 自分 で やる んじゃ ない
じゃあ また ボサボサ に なっちゃ うね
あと で あいつ と 口裏 合わせ し と か なきゃ
でも 今日 何 か 機嫌 良 さ そうな んだ よ な
誰 が
かな ちゃん
気のせい だ よ
何 か 怪しい
ほんと ほんと 何にも ない って
そんな こと より さ 見た こない だの 蜘蛛 同 心
まあ 一応
どう だった ?
正直 あんまり
何で
何となく
蛸 侍 と の アクション は よかった んだ けど …
そう そこそこ
あいつ の 背中 から 出る 変な 触手
あれ が いい んだ よ
そう それ で ね
とにかく めちゃくちゃ すごい んだ
どうした の
何でもない
僕 も 知ら なかった んだ けど さ あれ 続き が ある みたいで ね
おはよう 風間 君
おはよう 千鳥 さん
宗 介 は
さあ 今朝 は まだ 見て ない けど
じゃあ まだ 来て ない の よ ね
よかった
どうした の
べ っつ に
何 か あった の
さあ
おはよう
おはよう
や べ ぇ なんとか セーフ
何 やって んだろう
起立 礼
おはよう ございます
おはよう
着席
じゃあ 出席 取る ぞ
五十嵐
はい
石原
はい
磯村
はい
魚住
う い
内田
は ー い
大見
はい
緒方
はい
出 ない の ?
うん かかって は いる みたいだ けど
どうした んだろう ?
さあ あの ばか 何 やって んだ か
命令 …
くそ っ
くそ っ …
かな ちゃん
私 もうだ め
そんなに 悪かった の ?
うん 今日 返って きた 数 Ⅱ の テスト
もう 最悪 …
まあ まあ
これ で 人生 決まる わけじゃ なし
かな ちゃん は どう だった の ?
私 私 は … まあまあ かな 裏切り者 ぉ
そう いえば かな ちゃん 前 の 期末 も 理数 科目 全部 学年 トップ だった よね
まあ まぐれ よ まぐれ
ウィスパード と して の 能力 か …
何 やっぱり 何 か ある の ?
べ … べつに 何も
ほんと ?
ねえ どんな 勉強 法 な の
ひょっとして カンニング ?
って いう か 何でも いい から 私 に も 教えて
ないしょ
君 に は 知る 資格 が ない
なんて ね
… って 相良 君 結局 来 なかった ね
そう ね
あの ばか 単位 落とす つもり かしら
ただ で さえ いろいろ や ば いって のに
ねえ もう 一 回 ケータイ に かけて みたら ?
今度 は 出る かも よ
まっ 連絡 取れ ない こと は 今 まで に も しょっちゅう あった し
いちいち 気 に する こと じゃ ない わ よ
そう
かな ちゃん が そう 言う なら それ で いい けど
うん うん そう そう
それ より さ テスト も 終わった んだ し
その うち パーッ と 遊び に 行か ない ?
みんな 誘って さ カラオケ と かう ん
うん いい かも
久々に あれ やる
10 時間 耐久 カラオケ
え ぇ また あれ
何 よ 面白かった でしょ ?
うん まあ そりゃ そう な んだ けど
次の 日 みんな バテバテ だった じゃ ん
それ が いい んだ よ
もう 動け なく なる くらい まで 歌い 倒す の
あの 達成 感 と 疲労 感
何 それ
よ ー し 決まり
みんな で 10 時間 耐久 カラオケ
とりあえず 恭子 は 絶対 参加
さて 誰 に 声 かけよう か
シオリ と マヤ と お 蓮 さん と 瑞樹 と …
何 今 の …
かな ちゃん ?
ねえ かな ちゃん
ねえ どうした の
ねえ ねえ って ば
かな ちゃん …
大丈夫 大丈夫 大丈夫 大丈夫 …
お かけ に なった 電話 は 電波 の 届か ない 場所 に ある か
電源 が 入って い ない ため かかり ませ ん
お かけ に なった 電話 は 電波 の …
大丈夫
ごめん 恭子 先 帰る ね
そんな …
今 の かな ちゃん 何 か ほっとけ ない よ
いい から …
でも
いい から
ごめん … また あした
うん …
大丈夫 何でもない
大丈夫 何でもない …
はい 千鳥 です
もしもし
誰 ?
ねえ 誰 ?
宗 介
お かけ に なった 電話 は …
もう
どう すれば …
どう すれば あいつ と 連絡 が …
そう だ 通信 機
ミスリル が 使って いる の は スペクトラム 拡散 方式 の 変調 プロセス に
独自の 量子 暗号 を 組み入れた 衛星 回線 だ
トゥアハー ・ デ ・ ダナン に 乗った あの とき の おかげ で
詳しい 方式 や 大体 の 周波 帯 は わかって いる
きっと いける
宗 介 いる ?
私 の ノート …
何で これ が こんな とこ に ?
あれっ
うそ …
激しい いらだち いさかい と 涙
俺 と 彼女 を 引き裂いた あの 機体 に 嫌悪 ばかり が 募って いく
それ が 自分 自身 へ の 呪縛 に なる と も 知ら ず
次回 ジャングル ・ グルーブ
白 と 黒 の せ ん 光 が 密林 を 駆け抜ける
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