Blood -C Episode 8 Blood-C Episode 8

これ は 　 どういう 事 な ん だ |||こと|||

その 血 は 　 お前 の か |ち||おまえ||

違い ます ちがい|

その

時 真 さん じ|まこと|

よかった

血まみれ だ から 　 大怪我 し てる の か と 思った ちまみれ|||おおけが||||||おもった

行く ぞ いく|

え ？ 行く って 　 どこ へ |いく|||

第 八 話 「 よ の な か よ 」 だい|やっ|はなし|||||

ありがとう ござい ます

あれ は 　 何 な ん だ ||なん|||

それ に 　 なぜ 刀 を 持って いる ん だ |||かたな||もって|||

それ は

教え て くれ おしえ||

聴 い て 　 関わって 時 真 さん を 危ない 目 に 合わせ た がり ませ ん き|||かかわって|じ|まこと|||あぶない|め||あわせ||||

それ は あんた も 危ない 目 に 会う って 事 だ ろ う ||||あぶない|め||あう||こと|||

だったら 　 なおさら 知り たい ||しり|

なぜ 　 です か

分から ない の か わから|||

分かり ませ ん わかり||

回りくどい ことし て も 　 通じ ない な 　 あんた に は まわりくどい||||つうじ|||||

あんた は 　 特別 だ ||とくべつ|

俺 に とって 　 特別 な ん だ 　 小 夜 おれ|||とくべつ||||しょう|よ

だから 教え て 欲しい |おしえ||ほしい

俺 に も 出来る こと が ある かも しれ ない から おれ|||できる|||||||

誰 に も 話さ ない と 　 約束 し て いただけ ます か だれ|||はなさ|||やくそく|||||

あ では 　 お 話 し ます |||はなし|| 小 夜 ちゃん 　 ちゃんと 朝 ご飯 食べ て 学校 へ 行った よ しょう|よ|||あさ|ごはん|たべ||がっこう||おこなった|

そう か

でも 　 辛 そう だった 　 とても |しん|||

そう か

また 「 唯 芳 さん に 心配 かけ て 」 と か 思って る ん だ ろ う ね |ただ|かおり|||しんぱい|||||おもって||||||

小 夜 ちゃん 　 父 様 が 大好き だ から しょう|よ||ちち|さま||だいすき||

血 は やっぱり 重要 って 事 かな ち|||じゅうよう||こと|

コーヒー 飲む ？ こーひー|のむ

要ら ん いら|

そう 　 じゃ 　 他の もの が いい ね ||たの||||

古き もの ふるき|

それ が 　 人間 を 食う って 言う の か ||にんげん||くう||いう||

はい 　 の の さん も 　 寧 々 さん も |||||やすし|||

この 町 の 人 達 も |まち||じん|さとる|

あんた の せい じゃ ない だ ろ う

でも 　 私 は 古き もの と 戦う よう 決め られ て いる ん です |わたくし||ふるき|||たたかう||きめ|||||

古き もの を 倒し て 　 皆 を 守る と ふるき|||たおし||みな||まもる|

おい

大丈夫 　 です だいじょうぶ|

それ が 大丈夫 な 顔 か ||だいじょうぶ||かお|

時 真 さん じ|まこと|

何 だ なん|

先 から 　 如何 して 抱きしめる ん でしょ う か さき||いかが||だきしめる||||

それ 　 本気 で 　 言って る ん だ ろ う な 　 あんた は |ほんき||いって||||||||

何 か 変 です か 　 私 なん||へん|||わたくし

変 と 言う か 　 あんた は そう な ん だ よ な 　 今 は へん||いう||||||||||いま|

え 俺 は 信じる よ 　 あんた の 話 |おれ||しんじる||||はなし 目の前 で 見 てる し な 　 あの 化け物 も めのまえ||み|||||ばけもの|

違う ちがう

いいえ 　 あの う 　 化け物 じゃ なく て 　 古き もの です |||ばけもの||||ふるき||

妙 な ところ に 拘る ん だ な たえ||||こだわる|||

そう でしょう か

如何 読 ん で も 同じ だ ろ う いかが|よ||||おなじ|||

そう 　 でしょう か

簡単 に 拭った ぐらい じゃ 　 やっぱり きれい に は なら ない な かんたん||ぬぐった|||||||||

帰った ほう が いい だ ろ う 　 送る かえった|||||||おくる

いいえ 　 大丈夫 です |だいじょうぶ|

送る おくる

でも

俺 が 送り たい ん だ おれ||おくり|||

持って ます から もって||

怪我 し てる だ ろ う 　 刀 は けが||||||かたな|

これ は 　 自分 で 持ち ます ||じぶん||もち|

ありがとう ござい ます

あの う 　 時 真 さん ||じ|まこと|

何 だ なん|

優しい です ね やさしい||

何 言って ん た なん|いって||

皆 に も 　 分かって もらい たい です 　 時 真 さん は 優しい って みな|||わかって||||じ|まこと|||やさしい|

あんた だけ が 分かって れ ば いい |||わかって|||

それ じゃ もったいない です

今日 の ところ は もう いい きょう|||||

けど 　 気 に なった こと が あったら 　 言え よ |き||||||いえ|

時 真 さん に 　 です か じ|まこと||||

あ なぜ 知り たい から だ 　 小 夜 の こと が しり||||しょう|よ|||

ありがとう ござい ます

父 様 ちち|さま

父 様 ちち|さま

父 様 　 如何 なさった ん です か ちち|さま|いかが||||

父 様 ちち|さま

父 様 ちち|さま

小 夜 しょう|よ

父 様 　 よかった ちち|さま|

具合 が お 悪かった の です か 　 私 　 気づか なく て ぐあい|||わるかった||||わたくし|きづか||

いや 　 立 眩み は し た だけ だ |た|くらみ|||||

でも 　 お 顔 の 色 が ||かお||いろ|

あ 　 血 が |ち|

うん ？

私 の 血 が つい て しまって わたくし||ち||||

大丈夫 だ だいじょうぶ|

でも

落ち着き なさい 　 小 夜 おちつき||しょう|よ

私 は 大丈夫 だ から わたくし||だいじょうぶ||

本当 　 です か ほんとう||

あ 本当 に 　 本当 です か |ほんとう||ほんとう|| 本当 に 　 本当 だ ほんとう||ほんとう|

よかった

父 様 に もしも の 事 が あったら 　 私 ちち|さま||||こと|||わたくし

私 　 何も 浮かび ませ ん わたくし|なにも|うかび||

どう すれ ば 　 いい の でしょ う

父 様 ちち|さま

どうして あんなに 辛 そう な お 顔 だった ん だ ろ う ||しん||||かお|||||

父 様 が お 元気 で ない と ちち|さま|||げんき|||

私 も しょんぼり 　 お 天気 よく て も わたくし||||てんき|||

やっぱり 　 しょんぼり な の 　 しょんぼり な の

やっぱり 　 具合 が 悪く て |ぐあい||わるく|

でも 　 私 の 前 だ から 我慢 なさって |わたくし||ぜん|||がまん|

犬 さん 　 こんばん は いぬ|||

もっと 　 「 き ゃ ー 」 と か 「 い や ー 」 と か ない の か |||-|||||-|||||

怪我 は けが|

もう ほとんど 塞がって い ます ||ふさがって||

どう 思う |おもう

その 　 怪我 が すぐ 治る 自分 の 体 だ |けが|||なおる|じぶん||からだ|

良かった なぁ と よかった||

ま ぁ 　 聞い て も 無駄 だった な ||ききい|||むだ||

それ で 　 誰 と の 約束 だった か 　 思い出せ た か ||だれ|||やくそく|||おもいだせ||

いいえ 　 思い出せ ませ ん |おもいだせ||

では 　 約束 を 破ったら 　 どう なる と 思う |やくそく||やぶったら||||おもう

古き 物 を 倒し て 　 皆 を 守り ふるき|ぶつ||たおし||みな||まもり

その 約束 を 破ったら |やくそく||やぶったら

どう なる と 思う |||おもう

そう だ ね 　 せっかく の 実験 だ |||||じっけん|

やる からに は 　 勝者 と 敗者 を 決め ない と |||しょうしゃ||はいしゃ||きめ||

そして 　 勝者 に は 褒美 を 　 敗者 に は 罰 を |しょうしゃ|||ほうび||はいしゃ|||ばち|

小 夜 　 君 は 勝ったら 何 が 欲しい しょう|よ|きみ||かったら|なん||ほしい

負け たら 　 何 を 奪え ば 死ぬ より 辛い だ よ まけ||なん||うばえ||しぬ||からい||

ね 　 小 夜 |しょう|よ

いま 　 倒れる な |たおれる|

この 姿 じゃ 運べ ない |すがた||はこべ|

やっぱり 　 そう 簡単 に は 思い出せ る よう に なって い ない か ||かんたん|||おもいだせ|||||||

だが 　 外れ 掛かって も いる 　 恐らく もう 直ぐ |はずれ|かかって|||おそらく||すぐ

小 夜 　 大丈夫 か しょう|よ|だいじょうぶ|

は ー は い 　 もう 上がり ます |-||||あがり|

罰 と … 褒美 ばち||ほうび

あれ から 三 日 　 古き 物 の 動き は ない ||みっ|ひ|ふるき|ぶつ||うごき||

はい

今日 から 登校 する よう に と 　 学校 から 連絡 が あった きょう||とうこう|||||がっこう||れんらく||

そう です か

行く か いく|

はい 　 行って まいり ます |おこなって||

父 様 ちち|さま

辛く は … ない か からく|||

たった 一 人 で 古き 物 と 戦い 　 傷つき |ひと|じん||ふるき|ぶつ||たたかい|きずつき

辛く は ない か からく|||

傷 は 直ぐ 治り ます きず||すぐ|なおり|

それ に 小 夜 は 丈夫 です から ||しょう|よ||じょうぶ||

父 様 　 やはり お 加減 が ちち|さま|||かげん|

違う 　 違う の だ 　 小 夜 ちがう|ちがう|||しょう|よ

八 卦 に 何 か 出 まし た か やっ|け||なん||だ|||

次に 現れる 古き 物 が 強敵 で ある と でも つぎに|あらわれる|ふるき|ぶつ||きょうてき||||

ご 心配 なさら ない で ください |しんぱい||||

小 夜 は 必ず 倒し て 帰って き ます しょう|よ||かならず|たおし||かえって||

母 様 の よう に はは|さま|||

父 様 ちち|さま

母 … か はは|

古き 物 は 現れ た その 時 は 必ずや 討ち 果たし て こい ふるき|ぶつ||あらわれ|||じ||かならずや|うち|はたし||

小 夜 しょう|よ

小 夜 しょう|よ

おはよう ございます

大丈夫 　 顔色 悪い よ だいじょうぶ|かおいろ|わるい|

大丈夫 です だいじょうぶ|

ま ぁ 　 この 状況 じゃ 元気 に なれ て ほう が 無理 だ ろ う けど |||じょうきょう||げんき||||||むり||||

の の も ね ね も 見付から ない し ||||||みつから||

なんか ちょっと 前 に 巡査 さん も 行方 不明 に なった って ||ぜん||じゅんさ|||ゆくえ|ふめい|||

大丈夫 な の か なぁ 　 この 町 だいじょうぶ||||||まち

更衣 さん こうい|

委員 長 いいん|ちょう

休校 続き で 　 久しぶり って 感じ に なっちゃ っ た ね きゅうこう|つづき||ひさしぶり||かんじ|||||

はい

再開 は いい ん だ けど さいかい|||||

落ち着 い て 授業 が 受け られる 感じ で は な さ そう だ な おちつ|||じゅぎょう||うけ||かんじ|||||||

それ 前 も 持ってき て た けど 　 何 |ぜん||もってき||||なん

これ は

何 々 なん|

如何 し た ん だ よ いかが|||||

何 だ ろ う なん|||

何 が あった の なん|||

外 に 変 な 物 が いる ん だ よ がい||へん||ぶつ|||||

何 だ 　 あれ なん||

こんな 所 に |しょ|

あれ は

何 おい 　 動き出し た ぞ なん||うごきだし|| なんか とろ そう な 奴 だ な ||||やつ||

気色 悪い けしき|わるい

皆 　 伏せ て みな|ふせ|

一体 何 な ん だ よ いったい|なん||||

斉藤 くん さいとう|

し … 死 ん だ |し||

皆 　 逃げる ん だ みな|にげる||

い や ー ||-

ここ から 一 人 も 逃さ ない つもり か ||ひと|じん||のがさ|||

もう やめ て

小 夜 しょう|よ

更衣 さん こうい|

下がって さがって

私 が 皆 を 守る 　 もう 誰 も 死な せ は し ない わたくし||みな||まもる||だれ||しな||||

予告 よこく

君 は 何者 な ん だ きみ||なにもの|||

私 は 浮島 神社 わたくし||うきしま|じんじゃ

そう じゃ ない

君 が きみ|

更衣 小 夜 さん こうい|しょう|よ|

これ 全部 あなた が 殺し た の |ぜんぶ|||ころし||

次回 　 BLOOD - C 　 「 こころ に も 」 じかい|||||