Isshuukan Friends . Episode 7 isshuukan|friends|episode Isshuukan Freunde. Isshuukan Friends. Amigos de Isshuukan. 《一书馆的朋友们》第 7 集

藤宮 さん は 変わった ふじみや|||かわった

藤宮 さん ふじみや|

ノート ありがとう のーと|

教室 に いる 時 も 素っ気無く は なく なり きょうしつ|||じ||そっけなく||| |||||coldly|||

どう いたし まして

少しずつ だ けど いろんな 人 と 話せる よう に なった すこしずつ||||じん||はなせる|||

あの う 今度 の 期末 テスト だ けど さ ぁ ||こんど||きまつ|てすと|||| ||||final|||||

ここ の 問題 の 公式 いろいろ 教え て ||もんだい||こうしき||おしえ|

そして 俺 は と いえ ば |おれ||||

月曜日 に なって も 友達 に なって ください と 言わ なく なって い た げつようび||||ともだち|||||いわ||||

声 を かける 前 に こえ|||ぜん|

もし かして 長谷 くん です か ||はせ|||

と 言わ れる 事 が 多く なった から だ けど |いわ||こと||おおく||||

いろんな 事 が 前 に 進 ん で いる と いえ ば 嬉しく も 思う |こと||ぜん||すすむ|||||||うれしく||おもう

じゃ こっち の 問題 は |||もんだい|

それ 私 も 知り たい |わたくし||しり|

でも

少し 前 まで あった 俺 と 藤宮 さん だけ の 特別 な 時間 が 減った か と 思う と すこし|ぜん|||おれ||ふじみや||||とくべつ||じかん||へった|||おもう|

明日 も こうして 君 の そば に い て あした|||きみ|||||

同じ 時 を 過ごし て い たい な おなじ|じ||すごし||||

ゆっくり ページ を めくる よう に なった |ぺーじ|||||

増やし て ゆ こ う 君 と の 印 し ふやし|||||きみ|||いん|

言葉 に でき ない こと 押し寄せ て き て も ことば|||||おしよせ||||

大丈夫 怖がら なく て いい よ だいじょうぶ|こわがら||||

君 を 連れ 去り に 行く よ 果てしない あの 空 へ と きみ||つれ|さり||いく||はてしない||から||

感じる まま に 描 こ う 明日 と いう 虹 の 橋 を かんじる|||えが|||あした|||にじ||きょう|

君 が 落とし た 忘れ物 僕 が きっと 探し出す よ きみ||おとし||わすれもの|ぼく|||さがしだす|

何度 でも 会い たい から 大切 な 輝く 笑顔 に なんど||あい|||たいせつ||かがやく|えがお|

三 メートル 二十 みっ|めーとる|にじゅう

藤宮 さん ふじみや|

西村 さん 芹 澤 さん にしむら||せり|さわ| ||celery||

ね ね 正直 な ところ ||しょうじき||

長谷 くん と どういう 関係 な の はせ||||かんけい||

どうして 長谷 くん の 事 |はせ|||こと

その 反応 やっぱり 何 か ある ん だ |はんのう||なん||||

前 から 気 に なって た ん だ よ ね ぜん||き|||||||

昼 休み に 二 人 と も い ない し ひる|やすみ||ふた|じん|||||

で 正直 な ところ どう な の |しょうじき|||||

長谷 くん は す っ ごく 大事 な お 友達 だ よ はせ||||||だいじ|||ともだち||

純情 じゅんじょう pure-hearted

ね ね いつ から 二 人 は 仲 いい の ||||ふた|じん||なか||

五 月 くらい から かな いつ|つき|||

最初 は やっぱり 長谷 くん から 声 かけ て き た ん だ よ ね さいしょ|||はせ|||こえ||||||||

なんて 声 かけ られ た の |こえ||||

それ は はっきり 覚え てる よ |||おぼえ||

俺 と 友達 に なって ください って 言って くれ た の おれ||ともだち|||||いって|||

長谷 くん も 純情 はせ|||じゅんじょう

純情 じゅんじょう

長谷 くん って なんとなく いい 人 そう な 気 が する ん だ よ ね はせ|||||じん|||き||||||

すごく いい 人 だ よ ||じん||

今 まで 誰 に も 心 を 開か なかった 藤宮 さん が 心 を 開 い たって こと は いま||だれ|||こころ||あか||ふじみや|||こころ||ひらき||||

そういう こと な ん だ ろ う ね

こら こら hey|

で どう いい 人 な の |||じん||

とにかく 優しく て 私 の こと 気 遣って くれ て |やさしく||わたくし|||き|つかって|| ||||||concern|||

すごく 信頼 できる 人 だ よ |しんらい||じん|| |trust||||

私 長谷 くん と 出会え て 本当 に よかった と 思って る の わたくし|はせ|||であえ||ほんとう||||おもって||

や だ 聞い てる 私 の 方 が ドキドキ し てき ちゃ う ||ききい||わたくし||かた||どきどき||||

それ で それ で

沙 希 ちゃん だ いさご|まれ||

行き ます いき|

三十八 センチ さんじゅうはち|せんち thirty-eight|

新 記録 しん|きろく

頑張った じゃ ん がんばった||

そう いえ ば 桐生 くん と も 友達 な ん だ よ ね |||きりゅう||||ともだち|||||

この 間 皆 で 勉強 会 し た って 沙 希 に 聞い た |あいだ|みな||べんきょう|かい||||いさご|まれ||ききい| |||||||||saki|hope|||

桐生 くん いい よ ね きりゅう||||

長谷 くん も いい と 思う けど あたし は 桐生 くん 派 か なぁ はせ|||||おもう||||きりゅう||は||

馴れ合い を 好ま ない 感じ が いい よ ね なれあい||このま||かんじ|||| familiarity||does not prefer||||||

この 子 ミーハー だ から 気 に し ない で ね |こ||||き||||| ||fickle person||||||||

沙 希 も 桐生 くん 格好いい と 思う よ ね いさご|まれ||きりゅう||かっこいい||おもう|| |||||cool||||

誰 だ っけ 男子 二 人 の どっち か だれ|||だんし|ふた|じん|||

もう 沙 希 ったら 忘れ ん 坊 さん な ん だ から |いさご|まれ||わすれ||ぼう||||| |well||||||||||

カワイイ

舞子 は 沙 希 に 甘 すぎ だ よ まいこ||いさご|まれ||あま|||

だって ちっちゃ く て 可愛い ん だ もん ||||かわいい|||

三 人 は すごく 仲 が いい ん だ ね みっ|じん|||なか|||||

藤宮 さん も 友達 でしょ う ふじみや|||ともだち||

沙 希 の 友達 は 私 たち の 友達 だ もん いさご|まれ||ともだち||わたくし|||ともだち||

私 も 香織 ちゃん って 呼 ん じゃ お う か なぁ わたくし||かおり|||よ||||||

呼 ん じゃ え よ|||

香織 ちゃん かおり|

は ～ い

あれ れ 香織 ちゃん どうか し た の ||かおり|||||

や だ 香織 ちゃん 照れ てる ||かおり||てれ|

ドキドキ し ちゃ う どきどき|||

こら こら

と いう 事 が あって ね 友達 が また 増え た ん だ ||こと||||ともだち|||ふえ|||

よかった ね

藍 ちゃん は すごく しっかり し て て 三 人 の 纏め 役 で あい||||||||みっ|じん||まとめ|やく| |||||||||||leader|leader|

舞子 ちゃん は 明るく て 見 て て とても 面白い の まいこ|||あかるく||み||||おもしろい|

記憶 の こと は 言った の きおく||||いった|

簡単 に は 言って み た けど かんたん|||いって|||

沙 希 ちゃん と 同じ 忘れ ん 坊 さん って 思わ れ た みたい いさご|まれ|||おなじ|わすれ||ぼう|||おもわ|||

その くらい で も いい かも ね

日記 に 書く 事 が 増え て 大変 だ けど にっき||かく|こと||ふえ||たいへん||

すごく 嬉しい なぁ |うれしい|

こう やって 日記 は 俺 以外 の 内容 も だんだん と 増え て いく ん だ ね ||にっき||おれ|いがい||ないよう||||ふえ|||||

そう だ ね

藤宮 さん ふじみや|

今日 の 放課後 期末 テスト の 勉強 教え て もらえ ない か な きょう||ほうかご|きまつ|てすと||べんきょう|おしえ|||||

じゃあ 沙 希 ちゃん も |いさご|まれ||

でき れ ば マンツーマン で お 願い し ます ||||||ねがい|| |||one-on-one|||||

わかった いい よ

ありがとう

長谷 くん はせ|

やった ぁ 勉強 だ ||べんきょう|

やった ぁ

まずは この 問題 に 挑戦 ね ||もんだい||ちょうせん|

教科 書 と か ノート 見て い いよ きょうか|しょ|||のーと|みて||

相変わらず の 空気 だ な あいかわらず||くうき|| ||atmosphere||

で … 出 や がった |だ|| |came out||suddenly appeared

完全 に 邪魔者 扱い か かんぜん||じゃまもの|あつかい|

だって お前 いつも 当たり前 の よう に いる から |おまえ||あたりまえ|||||

そう さ せた の お前 じゃ ん ||||おまえ||

そう だ けど そう じゃ ない ん だ よ

いい から ちょっと

藤宮 さん ちょっと 待って ね ふじみや|||まって|

分 る だ ろ う ぶん||||

いや 全然 |ぜんぜん

俺 だって その … おれ||

ゆっくり 話し たい 時 が ある と いう か |はなし||じ|||||

その …

偶に は 二 人 っきり に さ せ や がれ この ヤロウ たまに||ふた|じん|||||||| occasionally|||||||||let||you

本音 丸出し じゃ ねぇ か ほんね|まるだし||| true feelings|fully exposed|||

とにかく 今日 は お前 要ら ない |きょう||おまえ|いら| ||||don't need|

帰れ かえれ

は いはい

ホン っ ト あいつ 自分勝手 だ よ なぁ ほん||||じぶんかって||| really|||||||

ま ぁ お前 も だって 言わ れ そう だ けど ||おまえ|||いわ||||

すみません

クラス の 人 だ くらす||じん|

確か お 名前 は … 忘れ まし た たしか||なまえ||わすれ||

思い出 そう と し た 意志 は 酌 ん で やる よ おもいで|||||いし||しゃく|||| |||||||toasting||||

ところで な に これ

さっき 廊下 歩 い て たら 井上 先生 に 頼ま れ まし て |ろうか|ふ||||いのうえ|せんせい||たのま|||

頑張れ がんばれ

もう 一 度 お 名前 教え て ください |ひと|たび||なまえ|おしえ||

桐生 きりゅう

桐生 きりゅう Kiryu

そう で し た っけ

本人 が 言って ん だ から 間違い ねぇ だ ろ ほんにん||いって||||まちがい|||

じゃ 下 の 名前 教え て ください |した||なまえ|おしえ||

そっち の 方 が 覚え や すいか も ||かた||おぼえ||| ||||||watermelon|

どうせ 無理 だ から いい よ |むり||||

桐生 くん きりゅう|

なんか 思い出せ そう な 気 が する ん だ けど なぁ |おもいだせ|||き|||||| |remember||||||||| I feel like I might be able to remember something, but...

藤宮 さん 退屈 じゃ ない ふじみや||たいくつ|| ||boredom|| Fujimiya-san, aren't you bored?

う うん 大丈夫 ||だいじょうぶ No, I'm fine.

いつも 長谷 くん に は 支え て もらって る し |はせ||||ささえ||||

私 が 力 に なれる 事 が ある なら させ て もらい たい の わたくし||ちから|||こと||||さ せ||||

だから 分 ら ない ところ は 何でも 聞い て ね |ぶん|||||なんでも|ききい||

天使 だ てんし|

なんでもない

数学 好き な の って 昔 から な の すうがく|すき||||むかし|||

小学校 の 算数 も 好き だった よ しょうがっこう||さんすう||すき||

でも 勉強 に 力 を 入れ 始め た の は 高 学年 ぐらい だった よう な |べんきょう||ちから||いれ|はじめ||||たか|がくねん||||

そう な ん だ なんで

えっ と 確か ね ||たしか|

確か たしか

なん で でしょ う

ちょっと 記憶 が 曖昧 で |きおく||あいまい|

じゃ 好き な 数字 は |すき||すうじ|

今 は 特に 浮かば ない けど いま||とくに|うかば|| |||does not come to mind||

一 と か は 好き だった 気 が する ひと||||すき||き||

ちょっと 意外 |いがい

そう かな

そう だ よ

でも

藤宮 さん が 成績 いい の って 数学 に 限った こと じゃ ない もん な ふじみや|||せいせき||||すうがく||かぎった||||| |||||||||limited|||||

そんな 事 ない よ 普通 だ よ |こと|||ふつう||

そんな 事 ある って |こと||

優しい し しっかり し てる し 可愛い し やさしい||||||かわいい|

文句 の 付け 所 が ない もん なぁ もんく||つけ|しょ|||| ||complaint|||||

か … 可愛い って いう か その … ほら |かわいい|||||

なんと いう か

客観 的 に 見 て そう 思う って いう か きゃっかん|てき||み|||おもう||| objective|||||||||

そんな 事 ない と 思う けど |こと|||おもう|

そんな 事 は ある の |こと|||

だって 同じ クラス に なった 時 から ずっと 可愛い って 思って た し |おなじ|くらす|||じ|||かわいい||おもって||

と … とりあえず そういう 事 だ から |||こと||

男 の 人 に 可愛い って 言って もらった の 初めて だった から おとこ||じん||かわいい||いって|||はじめて||

びっくり し ちゃ った

でも 素直 に 嬉しい |すなお||うれしい

ありがとう

沙 希 ちゃん いさご|まれ|

香織 ちゃん こんにちは かおり||

と いう か 山岸 さん いつ から そこ に い た の |||やまきし||||||||

話 聞い て た はなし|ききい||

可愛い と か そういう やり取り 辺り から かわいい||||やりとり|あたり|

そう な ん だ

どうか し た の

これ を 張る よう に 先生 に 頼ま れ た ん だ けど ||はる|||せんせい||たのま||||| ||stick||||||||||

やっぱり 無理 っぽい の で 手伝って ください な |むり||||てつだって||

いい よ

と いう わけ で ちょいと この 人 お 借り し ます ||||||じん||かり|| ||||a little||||||

そこ に 張って ください ||はって|

どこ ここ

もう 少し 上 |すこし|うえ

この 辺 |ほとり

もっと 上 もっと |うえ|

無 茶 だ よ む|ちゃ||

バランス 崩し そう ばらんす|くずし| |collapse|

落ち てき て も 支え られ ない から ね おち||||ささえ||||

は いはい

と 言い つつ |いい|

危ない 山岸 さん あぶない|やまきし|

危ない って ちょ っ … 落ちる あぶない||||おちる

聞い てる ちょっと 山岸 さん ききい|||やまきし|

沙 希 いる いさご|まれ|

い たい た

二 人 共 どう し た の ふた|じん|とも||||

「 どう し た の 」 じゃ な いわ よ

放課後 図書 室 に 集合 って 言った じゃ ない ほうかご|としょ|しつ||しゅうごう||いった|| |library|||||||

忘れ て た わすれ||

もう ほんと に

あら あら 長谷 くん いい よう に 使わ れ てる ねぇ ||はせ|||||つかわ|||

おかげ さま で

本当 使える やつ です よ こっち の 男子 は ほんとう|つかえる||||||だんし|

山岸 さん 図書 室 に 用 が ある ん だったら 行って いい よ やまきし||としょ|しつ||よう|||||おこなって||

後 は やっと く から あと||||

本当 です か ほんとう||

長谷 くん さ っす が はせ||||

じゃあ 香織 ちゃん また ね |かおり|||

どうも ありがとう

まったく もう

この 後 図書 室 に 行く |あと|としょ|しつ||いく

もう すぐ 夏 休み だ なぁ ||なつ|やすみ||

もう すぐ 夏 休み です ねぇ ||なつ|やすみ||

暗 っ あん| dark|

夏 休み 中 さ なつ|やすみ|なか|

俺 が 週 一 以上 会い たい って 言ったら どう する おれ||しゅう|ひと|いじょう|あい|||いったら||

なに それ 気持ち 悪い ||きもち|わるい

だ よ なぁ

藤宮 さん の こと どう しよ う ふじみや||||||

せっかく の 長期 休暇 な の に な ||ちょうき|きゅうか|||| |||vacation||||

2 週間 以上 空く だけ でも 不安 な ん だ けど しゅうかん|いじょう|あく|||ふあん||||

ある 意味 いい 機会 かも よ |いみ||きかい||

どういう こと だ よ

夏 休み は あえて ずっと 会わ ねえ の なつ|やすみ||||あわ||

で 夏 休み 終わって から 久々 の ご 対面 |なつ|やすみ|おわって||ひさびさ|||たいめん ||||||||meeting

その 時 に 自分 の こと 少し でも 覚え てる か 試し て みる と か |じ||じぶん|||すこし||おぼえ|||ためし||||

まったく 覚え て なか ったら どう して くれる ん だ よ |おぼえ|||||||||

お前 少し 藤宮 の こと 信用 して やれ よ おまえ|すこし|ふじみや|||しんよう|||

そういう 問題 じゃ ない だ ろ う |もんだい|||||

じゃあ 普通 に 本人 と 相談 すれ ば いい ん じ や ね |ふつう||ほんにん||そうだん|||||||

まあ そう だ けど さ

藤宮 さん は 全然 気 に し て なく て ふじみや|||ぜんぜん|き|||||

普通 に 夏 休み 楽しみ に し て たら ふつう||なつ|やすみ|たのしみ||||

なんだか なぁ み たい な

前 から 思って た けど ぜん||おもって||

お前 って すげ え 女々しい よ な おまえ||||めめしい|| ||||effeminate||

俺 は せっかく の 努力 が 水 の 泡 に なる の が 嫌 な の おれ||||どりょく||すい||あわ|||||いや||

は いはい

つ う か お前 |||おまえ

単純 に 夏 休み 中 藤宮 に 会え ない の が 寂しい だけ だ ろ たんじゅん||なつ|やすみ|なか|ふじみや||あえ||||さびしい|||

文句 ある か もんく||

別に べつに

てい うか なんで いつも 悪い 方向 に しか 考え ない わけ ||||わるい|ほうこう|||かんがえ||

藤宮 と 友達 に なって から 初めて の 夏 休み じゃ ん ふじみや||ともだち||||はじめて||なつ|やすみ||

リア 充 的 に 楽しい イベント が たくさん ある ん じゃ ねぇ の りあ|まこと|てき||たのしい|いべんと||||||| |充実|||||||||||

俺 な ん か が 誘って も いい と 思う おれ|||||さそって||||おもう

て いう か どこ まで 誘って いい と 思う |||||さそって|||おもう

てい うか 何 誘って も 彼 氏 彼女 に しか 見え ない 気 が し て ||なん|さそって||かれ|うじ|かのじょ|||みえ||き|||

どう しよ う

めん どく せ ぇ |troublesome||

藤宮 の こと だ し ふじみや||||

素直 に 何 誘って も 喜んで 来 そう だ と 思う けど すなお||なん|さそって||よろこんで|らい||||おもう|

例えば たとえば

海 と か プール 花火 大会 と か 何でも ある じゃ ん うみ|||ぷーる|はなび|たいかい|||なんでも|||

やっ べ ぇ 夏 休み すげ え 楽しみ に なって き た |||なつ|やすみ|||たのしみ||||

ねぇ 藤宮 さん |ふじみや|

もう 少し で 夏 休み だ ね |すこし||なつ|やすみ||

夏 休み は 毎年 すごく 楽しみ な ん だ なつ|やすみ||まいとし||たのしみ|||

夏 休み は ね お 父さん が いつも 旅行 に 連れ て 行って くれる の なつ|やすみ||||とうさん|||りょこう||つれ||おこなって||

今年 は どこ に 行く の か なぁ ことし||||いく|||

長谷 くん は 何 か 夏 休み の 予定 ある の はせ|||なん||なつ|やすみ||よてい||

俺 は 特に は おれ||とくに|

そう な ん だ

海外 って 行った こと ある かいがい||おこなった||

私 は ね 何度 か 行った こと ある ん だ けど … わたくし|||なんど||おこなった|||||

夏 休み の こと 話し て ない なつ|やすみ|||はなし||

いや 何 度 か 話 そ う と し た ん だ けど |なん|たび||はなし||||||||

なかなか タイミング が … |たいみんぐ|

じゃ どう する ん だ よ

あいつ ケイ タイ 持って ねえ ん だ ろ う ||たい|もって||||| |probably|||||||

どう しよ う ね

まあ いざ と なったら

藤宮 さん ち 押しかけ ちゃ って も いい か なぁ なんて ふじみや|||おしかけ||||||| |||suddenly visiting|||||||

お前 に そんな 勇気 ない と 思う けど おまえ|||ゆうき|||おもう|

俺 だって それなり に 行動 力 ある よ おれ||||こうどう|ちから|| ||to some extent|||||

現 時点 で 話し たい こと も 話せ て ない のに か げん|じてん||はなし||||はなせ|||| current|||||||||||

本当 に 行動 力 ある ん だったら 今 すぐ 話し に 行け ほんとう||こうどう|ちから||||いま||はなし||いけ

どうせ 藤宮 まだ そのへん 歩 い てる ん だ から |ふじみや|||ふ||||| |||around there||||||

走れ ば 間に合う だ ろ う はしれ||まにあう|||

将 吾 すすむ|われ

いい加減 背中 を 押す 手間 が 省 ける と いい ん だ けど なぁ いいかげん|せなか||おす|てま||しょう||||||| |||push||||||||||

ホント ごめん ほんと|

この 借り は いつか 返す わ |かり|||かえす|

藤宮 さん ふじみや|

どう し た の

夏 休み も 会 お う なつ|やすみ||かい||

そう だ ね

どう し た の 改まって ||||あらたまって ||||suddenly

いや 夏 休み だ と 学校 ない から |なつ|やすみ|||がっこう||

予定 合わせ ない と 会え ない し よてい|あわせ|||あえ||

そ っ か そう いえ ば そう だ よ ね

私 てっきり 夏 休み の 間 も 長谷 くん と 当たり前 の よう に 会 える と 思って て わたくし||なつ|やすみ||あいだ||はせ|||あたりまえ||||かい|||おもって| |surely|||||||||||||||||

そ っ か そう だ よ ね

学校 も ない もん ね がっこう||||

夏 休み あんまり 会え ない なつ|やすみ||あえ|

いやいや 会え る だ から こそ 約束 し に 来 た と いう か |あえ|||||やくそく|||らい||||

そ っか ぁ よかった ぁ

じゃ ぁ 夏 休み も いっぱい 会 お う ね ||なつ|やすみ|||かい|||

じゃ ぁ 行って くる ||おこなって|

あれ どこ で 会う ん だ 俺 たち |||あう|||おれ|

香織 なら 友達 に 会う って 出かけ た けど かおり||ともだち||あう||でかけ||

そ … そう です か

でも おかしい わ ね

香織 の 友達 って てっきり 長谷 くん か と 思って た ん だ けど かおり||ともだち|||はせ||||おもって||||

どう し た の すれ違い ||||すれちがい

香織 ママ そういう 展開 けっこう 好き よ かおり|まま||てんかい||すき|

すみません お邪魔 し まし た |おじゃま|||

い た

よかった 来 て くれ た ん だ ね |らい||||||

いつも 通り 会う って 言ったら |とおり|あう||いったら

最後 は ここ しか 思い浮かば なく て さいご||||おもいうかば|| ||||couldn't think of||

私服 で 学校 の 中 入る の 怖かった よ しふく||がっこう||なか|はいる||こわかった|

先生 に 見つかったら 怒ら れ そう で せんせい||みつかったら|いから|||

だったら 無理 し て 中 に 入ら なく て も |むり|||なか||はいら|||

そう かもし れ ない けど

でも 長谷 くん なら きっと 来 て くれる って 分 って たから |はせ||||らい||||ぶん||

頑張れ た と いう か がんばれ||||

長谷 くん はせ|

何でもない なんでもない

あれ 藤宮 さん 今日 月曜日 だ よ ね |ふじみや||きょう|げつようび|||

記憶 は きおく|

日記 は 朝 読 ん だ よ にっき||あさ|よ|||

で その 時 は 長谷 くん かって 思った ん だ けど ||じ||はせ|||おもった|||

思った ん だ けど おもった|||

私 当たり 前 の よう に 長谷 くん が 長谷 くん だって 分かった よ わたくし|あたり|ぜん||||はせ|||はせ|||わかった|

初めて 会った と は 全く 思わ なかった はじめて|あった|||まったく|おもわ|

この 時 俺 は 悟った |じ|おれ||さとった ||||realized

ねえ 長谷 くん |はせ|

一 週間 ごと に 巻き 戻って い た 藤宮 さん の 歯車 が ひと|しゅうかん|||まき|もどって|||ふじみや|||はぐるま| ||||return|||||||gear|

私 長谷 くん の こと 知って る よ わたくし|はせ||||しって||

もう ほとんど 俺 の 歯車 と 噛み合って き てる と いう こと に ||おれ||はぐるま||かみあって|||||| |almost|||||meshing||||||

改札 の 前 繋ぐ 手 と 手 かいさつ||ぜん|つなぐ|て||て

いつも の ざわめき

新しい 風 あたらしい|かぜ

明るく 見送る はず だった のに あかるく|みおくる|||

うまく 笑え ず に |わらえ||

君 を 見て い た きみ||みて||

君 が 大人 に なって く その 季節 が きみ||おとな|||||きせつ|

悲しい 歌 で 溢れ ない よう に かなしい|うた||あふれ|||

最後 に 何 か 君 に 伝え たく て さいご||なん||きみ||つたえ||

さよなら に 変わる 言葉 を 僕 は 探し て た ||かわる|ことば||ぼく||さがし||

そう いえ ば

どうして 今日 放課後 待って て くれ た の |きょう|ほうかご|まって||||

一緒 に 帰る 約束 し て た わけ じゃ ない のに いっしょ||かえる|やくそく|||||||

そう そう 渡し たい もの が あって ||わたし||||

はい お 誕生日 おめでとう ||たんじょうび|

そ っか 今日 俺 誕生日 か ||きょう|おれ|たんじょうび|

でも 藤宮 さん なんで 知って … |ふじみや|||しって

クッキー くっきー

実は 先週 桐生 くん が ぽ そっと 私 に 聞こえる よう に 言って くれ て じつは|せんしゅう|きりゅう|||||わたくし||きこえる|||いって|| |||||a little|||||||||

マジ で

じゃ これ 渡す ため に わざわざ 教室 で 待って て くれ た ん だ ||わたす||||きょうしつ||まって|||||

念のため 忘れ ない よう に って ねんのため|わすれ||||

ちゃんと 書 い て おい た ん だ |しょ||||||

藤宮 さん ふじみや|

はい

藤宮 さん は 俺 の こと どう 思って ます か ふじみや|||おれ||||おもって||

何 聞い て ん だ 俺 なん|ききい||||おれ

ごめん 今 の なし |いま||

私 は 長谷 くん の こと 好き だ よ わたくし||はせ||||すき||

落ち着け 俺 おちつけ|おれ

この先 の 展開 は 見え てる だ ろ う このさき||てんかい||みえ||||

将 吾 や 山岸 さん の こと も 好き だ よ ね すすむ|われ||やまきし|||||すき|||

数学 も 好き だ よ ね すうがく||すき|||

好き だ よ すき||