Black ★ Rock Shooter ( TV ) Episode 6
( マト ) 私 は 殺し て しまった 。 →
汚れ て しまった ことり とり の 羽 。 →
私 は ヨミ に よく 似 た 女の子 を 。 →
もう 飛ぶ こと は でき ない 。 私 は もう … 。 →
はっ !
( マト ) ああ … ああ … 。
♪♪~
う っ … N ああ あっ !
♪♪~
う っ … 。
( 叫び声 )
♪♪~
( ヨミ ) うん … 。
( ヨミ ) う う … 。
( ヨミ ) あれ ? あっ えっ ! ?
( ユウ ) マト つらかった ね 。 →
マト ご苦労さま 。 マト 戻って き て 。
( ユウ ) マト マト !
( ユウ ) は っ … マト ! マト ! マト !
( サヤ ) う っ … 。 →
どうして … N ブラック ロック シューター 。
≪ ( チャイム )
( サヤ ) はい 。 あっ … 。
( ユウ ) サヤ ちゃん 。 ( サヤ ) ああ … 。
どう しよ う !
( 頬 を たたく 音 )
( サヤ ) 何て こと し た の ! →
少女 たち に 最大 の 精神 的 負荷 を 与える こと で →
あの 世界 の 少女 たち は わずか に 残る 人間 性 を 消し去り →
真実 の 力 に 目覚める ! →
私 は 小鳥 遊 君 に 負荷 を かけ て デッド マスター を 目覚め させ た 。
そして あなた は ブラック ロック シューター を 。
まさか マト が 取り込ま れ ちゃ う なんて →
思って なかった 。 →
マト が あの 世界 に 触れる こと で →
ブラック ロック シューター が 目覚め れ ば って 。 →
それ だけ で … 。
どうして よ ! ブラック ロック シューター は →
あの 世界 を 壊し て しまう 。
そし たら 私 たち の あの 子 が どう なる か 分かって る の !
( ユウ ) だって このまま じゃ みんな つらい !
サヤ ちゃん だって ! ( サヤ ) 私 は いい の 。
( ユウ ) あっ … N サヤ ちゃん 。
( サヤ ) こう なったら 黒衣 君 を ここ で 殺し て しまえ ば 。
( ユウ ) まっ … 待って !
( サヤ ) できる わけ ない じゃ ない 。
( サヤ ) 黒衣 君 に は 何の 罪 も ない のに 。 →
実際 できる わけ ない じゃ ん よ !
♪♪~
( ユウ の 泣き声 )
( サヤ ) 黒衣 君 は →
ブラック ロック シューター の 中 で 閉じ込め られ て いる 。
サヤ ちゃん … 。
( サヤ ) ブラック ロック シューター の 中 の 黒衣 君 に 呼び掛け て みる 。
誰 か の 声 が 届け ば も しか して ! ( ユウ ) うん 。
あなた は 駄目 ! ( ユウ ) で … でも !
でも 覚え て おい て 。
私 が 一 番 に 守り たい の は →
黒衣 君 じゃ なく 私 たち の あの 子 よ 。
≪ 痛い よ つらい よ 痛い よ つらい よ →
痛い よ つらい よ 痛い よ つらい よ 痛い よ つらい よ 。
( サヤ ) 黒衣 君 ! 黒衣 君 お 願い ! →
黒衣 君 私 の 声 を 聞い て !
( サヤ ) 黒衣 君 な の ね !
( サヤ ) お 願い ! 届 い て !
( サヤ ) 私 は あの 子 と 出会った 。
( サヤ ) < 私 と あの 子 の 始まり は あの 夏 の 日 >
( サヤ ) あっ つ ー 。
( サヤ ) あっ … 。
( サヤ ) ちょ っ … N ど … どう し た の ? ねえ 。
まっ … 待って よ !
( 生徒 たち の 笑い声 )
( サヤ ) うち に おい で 。 ( ユウ ) えっ … 。
( サヤ ) いい から !
( サヤ ) ほら 食べ な 。
遠慮 し ない で ほら 。
( サヤ ) ねえ アイス と か ない ? アイス 。
( サヤ の 母 ) ねえ あれ って 3 丁目 の 神 足 さん ち の 子 でしょ ?
( サヤ ) えっ … 知って る の ?
有名 じゃ ない 。 だって … 。
< 学校 でも 家 でも ユウ は 私 なんか じゃ →
想像 もつ か ない よう な つらい 思い を し て >
< それ でも じっと こらえ て た >
< ちっちゃ い 体 に 全て の 痛 み を 押し込め て >
( サヤ ) よ ー っす !
< 何となく 放っておけ なく なって >
( サヤ ) ユウ ちゃん は 強い な 。 ( ユウ ) 強い ?
( サヤ ) うん 。 うらやましい 。
私 なんて どう で も いい こと で いっ つ も ぐちゃぐちゃ し て さ 。
ホント すごい 。 尊敬 する 。
ユウ じゃ ない →
別 の 子 が ね いる の 。 ( サヤ ) えっ ?
( ユウ ) いじめ られ たり 悲しい こと が あったり する と ね →
ユウ じゃ ない 別 の 子 が ね 出 て き て →
ユウ の 代わり に ね 痛み 引き受け て くれる の 。 →
だから ユウ は そんなに 痛く ない ん だ 。
あっ … 。
< この 子 を 一 人 に でき ない って 思った …>
< ユウ の ため に 何 か が でき れ ば …>
< ユウ の 傷 を …→
私 も 少し でも 分かって やる こと が でき れ ば >
や だ 。 これ 麦茶 じゃ なく て そうめん の つゆ じゃ ん 。
≪ ( 足音 ) ( サヤ ) えっ ?
サヤ ! ユウ ちゃん の 家 が !
えっ ! ?
ユウ ちゃん !
( ユウ の 泣き声 )
< 私 は 思って しまった >
< ユウ が やった ん だ と >
< ユウ が 自分 を 苦しめる もの に 復讐 し た ん だ と >
( ユウ ) 私 が やった って 思って る よ ね 。
( サヤ ) ユウ ちゃん … ?
あっ … 。 ( 救急 隊員 ) ほら 乗って 。
あっ !
ユウ ちゃん !
( サイレン )
( サヤ ) 《 違う ! ごめん 》 →
《 違う の ユウ ちゃん ! 》 →
《 私 は … 》
あっ !
( サヤ ) ハァ ハァ ハァ … 。
ユウ ちゃ ー ん !
< 火事 の 原因 は →
ユウ の 義理 の 父親 が 消し 忘れ た たばこ の 火 だった >
< あの 笑顔 が 忘れ られ なかった >
< どう し たら 私 は ユウ に 償う こと が できる の か >
< どう し たら …>
あっ !
ユウ ちゃん … 。
( サヤ ) 待って ! ハァ ハァ … 。
ユウ ちゃん ごめんなさい 。
ホント に 違う の 。
ずっと ユウ ちゃん の 味方 に なり たく て 。
ごめんなさい ! 許し て くれる なら →
どんな こと でも する ! だ から … 。
( ユウ ) この 世界 より →
生き て く の が つらい 世界 なんて どこ に も ない 。
ユウ ちゃん ?
今度 は 何 を 考え た の ?
変な こと し たり し ない よ 。 →
痛い の は 嫌 だ もん 。 →
だけど …→
あの 子 に 引き受け て もら お う か な って 。 →
この 痛み 。 ( サヤ ) ね … ねえ 。
どう し ちゃ った の ? ユウ ちゃん 。 ( ユウ ) どんな こと でも →
し て くれる ん だ よ ね ? 私 の ため に 。
うん 。
だったら 私 を 守って 。
守る って … 。
自分 の 名前 を 呼ぶ の 。
( サヤ ) えっ ? サヤ ?
( ユウ ) 違う 。 もう 一 つ の 名前 。
もう 一 つ の 名前 ?
( ユウ ) そう 。 あなた は … 。
( ユウ ) ブラック ゴールド ソー 。
( マト ) う お ー っ !
( サヤ ) 目覚め て 黒衣 君 ! →
お 願い !
♪♪~
あっ … 。
( ユウ ) サヤ ちゃん !
どう だった ?
( サヤ ) あの 子 が … N 私 を 守って くれ た 。
私 たち の あの 子 が … 。 ( ユウ ) あっ 。
どうして ?
私 は あの 子 に ひどい こと を … 。
なのに … 。
いい ん だ よ 。
サヤ ちゃん は 許さ れ た ん だ よ 。
う っ … N 私 は 何も でき なかった … 。
( ユウ ) いい から 。
守ら なきゃ いけなかった のに →
あの 世界 を 守ら なきゃ … 。 ( ユウ ) もう いい ん だ よ 。
よく ない … 。 ( ユウ ) もう いい の … 。
サヤ ちゃん →
ごめん ね サヤ ちゃん 。
( ユウ ) 《 ごめん ね マト 》 →
《 今ごろ あなた は … 》
( ユウ ) 今ごろ … 痛い よ ね 。
( ユウ ) 今ごろ … つらい よ ね 。
( ユウ ) ごめん ね マト 。
( ユウ ) ごめん ね ブラック ロック シューター 。
( ユウ ) 私 は あなた たち に 私 の 願い を 押し付け た 。
痛く て つらく て … 。
私 やっと 分かった 。
この 痛 み が 今 まで →
私 が 他の 子 に 押し付け て い た 心 の 痛み 。
《 もう 一 人 の 自分 は いつも 戦って る 》
《 私 たち の 悩み や ぐちゃぐちゃ し た 思い を 背負って 》
《 そして その 戦い で もう 一 人 の 自分 が 死ぬ こと で →
消滅 する 》 《 えっ … 》
《 青い 瞳 の 女の子 が 誰 か を 傷つけ て も 戦う 理由 は →
私 たち を 悩み から 救う ため … 》
《 でも … 》
《 でも 違う ん だ よ 》
♪♪~
≪ ( 戸 の 開く 音 )
あっ … 。
♪♪~
( カガリ ) ヨミ … 。
( ヨミ ) 何 ? ( カガリ ) あっ … 。
カガリ 大丈夫 ?
( カガリ ) 何 だ ろ … ? ( 生徒 ) えっ ?
何だか 分から ない けど ざ わざ わ する 。
♪♪~
《 そんな の は 絶対 違う ん だ よ 》
( 茎 道 ) 桜 満 集 が ヴォイドゲノム を 獲得 し →
王 の 力 を 回復 。 →
さらに 自分 の ヴォイド を も 出現 さ せ た 。
( 涯 ) 分かって いる 。
( 茎 道 ) 分かって … 。 まさか ?
( 涯 ) どう だ ? 真 名 。 ( 真 名 ) 「 窮屈 ね 」
( 真 名 ) 「 この 子 偽者 の くせ に 頑固 な ん だ もの 」
( 真 名 ) 「 でも もう 少し で 全部 私 に なる わ 」 →
「 そ したら 楽しい こと いっぱい し ま しょ う ね トリトン 」