Just Because ! Episode 3
( シャッター 音 )
( シャッター 音 )
( 小宮 ( こみ や ) 恵那 ( え な )) うーん …
ビビッ と こ ない んだ よ な ~
絶対 あの ホームラン だ よ ね
相馬 ( そう ま ) 先輩 は いい と して …
どこ の 誰 な んだろう …
( 恵那 ) あー っ ! ( 泉 ( いずみ ) 瑛 太 ( え いた )) えっ !?
( 恵那 ) 謎 の 転校 生 ! ( 瑛 太 ) あ …
うわ っ !
( 瑛 太 ) 人違い です
( 恵那 ) 私 の 目 に 狂い は ない って ! フフッ
見て ほしい 写真 あん の !
あっ プリント した やつ 家 だった !
ここ で 待って て ! すぐ 取って くる !
あの とき の 写真 コンクール に 出し たい の !
賞 取れば 廃部 じゃ ない から !
応募 して いい か 写真 見て 考えて ね ー !
連絡 先 聞い とけば よかった
( 猿渡 順 平 ( さる わた りじゅん ぺい )) 雨 う ぜ ー
よびこ ー だ り ー
メリークリスマス
( 相馬 陽斗 ( はる と )) 母ちゃん は ?
( 祖母 ) 仕事 行った よ
今日 休み だ ろ ?
休み 取った 人 の 代わり に 出る んだ って
自分 は 全然 休ま ねえ のに 大丈夫 か よ
さあ ?
心配 なら 陽子 ( よう こ ) に 直接 聞いて み
( 陽斗 ) ん …
じいちゃん は ? ボウリング ?
今日 は 大会 だって
優勝 トロフィー 楽しみに して ろ って さ
( 鈴 の 音 )
う っす それ いつも 言って ん べ
ハァ … いまさら だ よ な
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
あ … 陽斗
( 夏目 ( なつ め ) 美緒 ( み お )) ハァ …
返事 しろ って の
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
はい
( 恵那 ) あっ 会長 ?
( 美緒 ) うん
( 美緒 ) うん
( 恵那 ) 相馬 先輩 の ライン 知ら ない ?
( 恵那 ) 相馬 先輩 の ライン 知ら ない ?
な … 何 ? 急に 知ら ない けど …
( 恵那 ) えー 会長 なら 知って る と 思って た のに ~
なんで よ ?
( 恵那 ) あれ ? クラス 一緒だ よ ね ?
そう だ けど それ 理由 に なって ない って …
て か 相馬 に なんの 用 ?
( 恵那 ) コンクール に 先輩 たち の 写真 出し たい から さあ ―
応募 して いい か 聞こう と 思って
写真 部 の 未来 が 懸かって ん の !
( 美緒 ) 廃部 の 阻止 本気な んだ
あの 写真 だったら 賞 狙える っつ ー か 絶対 出し たい !
あの 写真 だったら 賞 狙える っつ ー か 絶対 出し たい !
あの 写真 だったら 賞 狙える っつ ー か 絶対 出し たい !
うん
うん
うん
あっ 会長 勉強 中 だった ? ごめん もう 切る ね
あっ 会長 勉強 中 だった ? ごめん もう 切る ね
待って ホント は 相馬 の 連 … 絡 …
( 電話 の 切れる 音 )
しかたない じゃ ん
急に 聞いて くるんだ もん
いい な ~ 一生懸命で
ハァ …
野球 部 に 聞けば いっか
謎 の 転校 生 来 ない か な ~
あっ 部室 の 大掃除 !
( ノック ) お っ ヘッ …
なんか 買う の ?
うん ? まあ ちょっと …
お 願い し ます
( 店員 ) お 預かり しま ー す
( 瑛 太 ) フゥ …
( 瑛 太 ) 杜甫 ( とほ ) い わく 将 を 射 ん と 欲すれば まず 馬 を 射よ
( 陽斗 ) なんだ そりゃ
( 瑛 太 ) 弟 に 取り入って 姉 に 好か れる べし って 話
( 陽斗 ) ほ ー う
( 清水 ( しみず ) 徹 ) ホォーッ
なんで ―
“ 大掃除 する よ !” って 言った 本人 が 来 ねえ んだ よ !
( 山口 ( や まぐち ) 薫 ) じゃあ 帰る ?
( 徹 ) う ~ っ !
嫌がらせ に あいつ が 来る 前 に ピカピカ に して やる
ゆがんで る な ~
( 森川 ( もり かわ ) 睦月 ( むつき )) お 姉ちゃん 昨日 の デート どう だった ?
( 森川 ( もり かわ ) 葉月 ( はづき )) デート じゃ ない よ 満 ( みつる ) と 弦 ( ゆ づる ) も いたし
楽し そうだった な ~
お 姉ちゃん は ?
楽しかった よ
みんな で 遊び に 行く と か 全然 した こと なかった から
最初 は よく 分から なかった けど
なんて 言って 誘わ れた の ?
( 葉月 ) 普通に ―
“ 明日 ヒマ だったら 水族 館 行か ない ?” って
それ だけ ? ( 葉月 ) うん
( 睦月 ) 全然 参考 に なら ない よ ~
( 葉月 ) なんの 参考 でしょう か ?
前 に 言った じゃ ん 気 に なる 男子 が いる って !
お 姉ちゃん に いろいろ 聞こう と 思った のに ~
お 母さん に 聞いて みたら ?
ハァ … ゲッ 父さん の パンツ
( 足音 ) ( 森川 ( もり かわ ) 満 ・ 森川 ( もり かわ ) 弦 ) お 姉 ちゃ ー ん
( 満 ) 依子 ( よりこ ) 来た よ ( 弦 ) 遊び に 来た よ
( 乾 ( い ぬい ) 依子 ) お邪魔 しま ー す
いらっしゃ ー い
( 依子 ) 随分 気 に 入ら れて ん ねえ
相馬 の ヤツ
( 葉月 ) うち お 父さん 忙しい し
上 は 私 と 睦月 だ から
お 兄さん と 遊ぶ の が 楽しかった の かも ね
フッ … なるほど ね
( 依子 ) ん ?
この 楽譜 いい の ?
ん ? もう 使わ ない から
( 依子 ) そういう もん です か
( せんべい を 食べる 音 )
( 依子 ) 推薦 もらった 大学 吹奏 楽部 強い の ?
愛好 会 は ある って 聞いた
部 は ? ( 葉月 ) ない よ
葉月 それ で いい の ?
( 葉月 ) なんで ? ( 依子 ) なんで って …
葉月 の 代って コンクール で 全国 目指して た んでしょ ?
いい ところ まで いった じゃ ん
結局 全国 は 無理だった けど ね
でも もともと 高校 まで かなって 思って た から
てっきり 大学 でも 続け ん の か と 思って た
ずっと 後輩 の 面倒 見て たし
演奏 は 好きだ よ
けど … 高校 は 全国 って 目標 が あった から
( 依子 ) 大学 でも 見つければ いい じゃ ん
目標
( 葉月 ) メンバー が 一緒 なら 見つけ られた かも ね
でも みんな バラバラ だし
( 依子 ) そりゃ 個人 で やる 私 の 陸上 と は 違う んだろう けど
けど ?
なんか もったいない
ありがとう
( 依子 ) で ? 葉月 は 大学 行って 何 す ん の ?
とりあえず 1 人 暮らし
( 依子 ) いや そう じゃ なくて …
うーん … 早く 卒業 して 就職 かな ?
入学 前 から それ かい
( 犬 の 鳴き声 )
( 犬 の 鳴き声 )
( 車 が バック する 音 )
( 車 が バック する 音 )
( 葉月 ) 私 は …
いずれ 家 の 仕事 を 手伝う こと に なる から
そ っか …
そう だった
あー 私 バカだ ~
ごめん ( 葉月 ) う うん
言って もらって 私 も スッキリ した
( 放送 部 部長 ) バイク 通学 禁止 です よ ね ?
( 渡辺 ( わた なべ )) 俺 は 言った ぞ 小 宮 に
今日 は 放送 部 の 撮影 が ある って さ
雨 だ し 今日 は やめたら ?
( 放送 部 部長 の せきばらい )
( 恵那 の 鼻歌 )
鉄道 の 写真 すげ えた まって んな
うん そう だ ね
( 徹 ) お っ おととい の ?
よく 撮れて んでしょ ?
いやいや だったら 俺 の これ と か
( 薫 ) だったら …
こんな の も あり まっ せ
( 徹 ) だ が まだ 甘い な
(2 人 ) うーん … う っ !
(2 人 ) うーん … う っ !
( ドア が 開く 音 )
ごめん 遅く なっちゃ って
おわび に ジュース
掃除 し と いて くれた んだ す っご い 片づいて んじゃ ん !
冬 休み は 臨時 特急 狙い で 行き たい な
大みそか ロマンスカー は 絶対 !
こっち 私 やる ね
( 徹 ・ 薫 ) フシュー …
( 徹 ・ 薫 ) フシュー …
( カーテン が 開く 音 )
( 恵那 ) あっ そう だ ! どう ? これ
( 恵那 ) あっ そう だ ! どう ? これ
( 徹 ・ 薫 ) えっ ?
この 間 の 写真 すごく ない ?
うん いいね
けど ちょっと 露出 アンダー だ ろ
( 恵那 ) あー そこ だけ ね 夕方 だった し
これ は これ で 雰囲気 出て る けど …
コンクール で 賞 狙う んだ ろ ?
審査 員 って そういう とこ ねちねち 言う んだ よ
( 薫 ) あー それ は あり える ね
( 徹 )“ 逆に いい !” って 発想 が ない だろう しな
2 人 も いい の 撮れたら コンクール に 出して よ ?
ちなみに この 人 って 誰 ?
( 恵那 ) それ は ね …
現在 調査 中 ! フフフッ …
( 瑛 太 ) ん ?
懐かしい な ここ
( 陽斗 ) よく キャッチボール した よ な
( 瑛 太 ) 陽斗 の 大 暴投 拾い に 行く の 大変だった
( 陽斗 ) 黙って 変化 球 投げて くる ヤツ に ―
言わ れ たく ねえ
あの ころ から そう だった な お前
来る って 分かって たら 変化 球 の 意味 ないじ ゃん
その 言い訳 も 変わって ねえ べ
( 瑛 太 ) なんで こう なった んだ か … ( 陽斗 ) ん ?
こっち 戻って きて も 何も ない と 思って た
( 陽斗 ) なんだ そりゃ
( 瑛 太 ) 学校 は 3 学期 だけ だし ―
とりあえず 卒業 する だけ って 感じ で ―
また 大学 から かなって
大学 か …
( 瑛 太 ) 偶然 陽斗 に 会った し
夏目 に も 会えた し ?
陽斗 は ? 就職 して 何 す ん の ?
あれ
俺 が 働く とこ
( 瑛 太 ) 何 造って ん の ?
( 陽斗 ) 人工 衛星 と か いろいろ
なんか すげ え な それ
( 陽斗 ) まっ 俺 は 造 ん ない けど な
瑛 太 は ? 大学 行って 何 す んだ ?
さあ ?
( 陽斗 ) 適当 か よ
( 瑛 太 ) 一般 推薦 で 早 めに 受験 を 終わら せ たかった だけ
よく 分か ん ねえ けど ガリ 勉 か ?
向こう じゃ 部活 やら なかった し バイト も して なかった し
勉強 くらい でき ない と ナメ られる し
どんな 理由 だ よ
( 瑛 太 ) あっ て かさ ―
ヒマ なら 森川 さん 誘えば いい じゃ ん
( 陽斗 ) 誘 えたら 誘って ん べ
ライン 交換 して いきなり と か が っ つい てる と 思わ れ そうだ しな
( 瑛 太 ) 日 にち 空いて 声 かけ づらく なって も 知ら ない よ
( 陽斗 ) その パターン も あった な
だから なん つ ー …
( 陽斗 ) 夏目 だ ろ ? ( 瑛 太 ) 誰 で も ない !
… が そう と も 言う
なんだ よ そっち は 進展 して ん の か
そう いや 水族 館 でも 2 人 で 消えて た もん な
( 瑛 太 ) あれ は そんな ん じゃ ない って
照れ ん な 照れ ん な !
じゃ ここ ら 辺 で
( 瑛 太 ) ああ じゃ あね
( 陽斗 ) ハァ ハァ ハァ …
ハァ ハァ …
( 足音 )
あ …
ケビン 遊んで もらえて よかった ね
いや あ … 相馬 は 涙ぐましい ね
( 携帯 電話 の バイブ 音 ) ( 陽斗 ) お っ
すげ え いい
( ケビン の 鳴き声 )
( 陽斗 ) うーん …
( 携帯 電話 の バイブ 音 ) あっ
犬 が な ~…
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
( 陽斗 ) ん ~…
ん …
( 送信 音 )
ハァ ハァ ハァ …
葉月 って さ 好きな 男子 いん の ?
急に どうした の ?
( 依子 )4 月 に なったら 葉月 こっち いない じゃ ん
そう 思ったら なんか …
ハァ ハァ ヒョー !
( 美緒 ) 泉
ごめん 呼び出して
( 瑛 太 ) いい けど 何 ?
今 から 相馬 と 連絡 を 取り たい って いう ―
後輩 の 女の子 が 来る から
泉 が つないで あげて
は ?
( 葉月 ) 依子 この 手 の 話 嫌い じゃ なかった っけ ?
( ケビン の いびき )
ん ? それ 中学 ん とき ね
誰 々 ちゃん の 好きな 誰 々 先輩 だ から
抜け駆け したら ダメ ~ みたいな 空気 に
い ~ って なった やつ でしょ ( 葉月 ) フフ …
ハァ ハァ ハァ …
ハァ ハァ …
だから 相馬 に 用事 ある って 子 が 来る から
泉 が つないで あげて よ
意味 が 分か ん ない
( 美緒 ) ん ー
推薦 で 受かって る くせ に 頭 悪い な ~
夏目 が 陽斗 に 連絡 すれば よく ね ?
ライン だって 知って んだ し
( 美緒 ) あたし は ダメな の !
なんで ?
受験 が ある し …
関係なく ね ?
ともかく 泉 に お 願い !
じゃあ いい けど さ
( 恵那 ) 会長 !
( 美緒 ) あっ 小宮 さん
あっ ! ( 美緒 ) 彼 が …
うわ っ … えっ
本命 転校 生 ゲット ! ( 瑛 太 ) う う っ う ~…
2 人 知り合い だった の ?
いや ! ( 恵那 ) うん !
う う っ ぐ っ … ( 恵那 ) ん ~…
どっち ?
( 陽斗 ) どこ だ ? ここ
依子 は 好きな 人 いる んだ
まっ 私 も 女子 だ し ん …
私 の 知って る 人 ?
ん … そう かも ?
って 私 はいいん だって !
なんか 葉月 から そういう の あんまり 感じ ない って いう か さ
バレンタイン と かも
誰 か に あげたり して なかった でしょ ?
毎年 お 父さん と 弟 たち に は あげて る
あ … そう じゃ なくて
ハァ …
こりゃ 相馬 も 苦労 する わ
( 順 平 ) あー 過去 完了 形 し たく ねえ !
死ぬ ! 受験 に 殺さ れる わ
( 石垣 陸 生 ( りく お )) あと 1 か月 しか ない 生きろ
( 順 平 ) まだ 1 か月 も ある !
長 ( なげ ) えよ
落ちたら もう 1 年 だ ぞ
あー … クリスマス な のに 怖 ( こえ ) え こ と 言う な よ !
( 陽斗 ) う お ー ! ( 順 平 ) お っ ?
う お ー !
陽斗 ?
フフッ
追う ぞ !
待て こら ー 陽斗 ー !
メリークリスマース !
メリークリスマース !
( 陸 生 ) 俺 は 予備 校 へ 行く
メリークリスマース !
( 瑛 太 ) 要 は コンクール に 俺 と 陽斗 の 写真 を ―
使い たい って 話 ?
そう !
でも すごい ね
よく 撮れて る プロ みたい
実物 より いい かも
コンクール って こと は いろんな 人 に 見 られる わけ ?
規模 に よる けど
ど っか の ホール に 出さ れたり
ネット の やつ なら ホームページ に 出る
( 瑛 太 ) なら 悪い けど …
ええ ー っ !
( テーブル を たたく 音 ) ( 恵那 ) なんで ー !?
( 瑛 太 ) 目立ち たく ない し 普通に 恥ずかしい
さすが に あの 写真 だって ―
見た 人 に 街 中 で 気づか れたり は し ない でしょ ?
絶対 ない と は 言え ない けど 絶対 ない と 思う !
ハァ …
( 瑛 太 ) じゃあ 夏目 が 被写体 に なれば ?
あたし は … 無理
それ を 人 に やら せよう と する な よ
無理 って 言った の は そう じゃ なくて …
こんな 瞬間 あたし の 予定 に ない
2 人 って つきあって ん の ?
つきあって ませ ん !
ん …
ふ ー ん
( 瑛 太 ) そう いう わけで コンクール は なし で
写真 部 が 廃部 に なって も いい の ?
正直 どう で も いい
分かった 今日 の ところ は 諦める
今日 以降 も 諦めて くれ
明日 の こと は 分から ない から ライン 教えて
あたし 予備 校 ある から もう 行く ね
だったら 俺 も
( 腕 を つかむ 音 )
会長 に は ライン 教えて んじゃ ん !
( 瑛 太 ) う っ … ( 恵那 ) ん ん ~…
ハァ ハァ ハァ …
ハァ ハァ ハァ …
だっ はっ … ハァ …
( 陽斗 の 力み 声 )
ああ … ハッハハハ …
ハァ …
あれ ? 陸 生 は ?
ハァ ハァ ハァ …
ああ …
( 陽斗 ) だ ー … ハァ …
ハァ ハァ ハァ …
ハァ ハァ …
あ …?
は ~…
( 依子 ) よく これ で すぐ 来 れた ね
ハハッ フゥ …
ハァ … すぐ 行く って 言った べ
相馬 くん ?
( 陽斗 ) 全然 平気だ し
犬 平気だ し
( ケビン ) ハァ ハァ ハァ …
( うなり 声 )
( 鳴き声 ) ( 陽斗 ) ひ ゃ あっ !
あっ あ … ああ …
あ … ああ …
( 葉月 ) ケビン め っ !
( ケビン の 鳴き声 )
( 依子 の 笑い声 )
依子 ! ( 依子 ) ごめん ごめん
( 依子 の 含み 笑い )
( 携帯 電話 の バイブ 音 )
( 瑛 太 ) 陽斗 ?
のろ け 話 なら 聞き たく ない けど
( 陽斗 ) ハハハッ … その 逆
フラ れた と か ?
( 陽斗 ) ハァ … それ に 近い 俺 犬 が ダメな の 知って る よ な
ライン じゃ すぐ 行く って いきまいて たから
克服 した の か と 思って た
( 陽斗 ) する か ! んな も ー ん !
なら 行か なきゃ よかった のに
( 陽斗 ) 森川 に は …
会い たかった
でも 俺 もう ダメだ 死に たい
( 瑛 太 ) 大げさな
( 陽斗 ) 森川 の 前 で 悲鳴 上げて 尻餅 ついた んだ ぞ ー !
( 瑛 太 ) ん …
まあ それ は 笑える かも
( 陽斗 ) いや お前 な ~
あ ~ でも 乾 なんて 腹 抱えて 笑って たわ
森川 さん は ?
( 陽斗 ) 笑って い なかった と 思う
じゃあ 案外 気 に して ない んじゃ ない ?
( 陽斗 ) でも 犬 飼って ん のに 犬 苦手な ヤツ 好きに な ん ないだ ろ
( 瑛 太 ) それ は 知ら ない けど
陽斗 が 気 に す ん なら 慣れる しか ない ね
( 陽斗 ) そうだ な
そう する !
いや 半分 冗談 だった んだ けど …
( 陽斗 ) 瑛 太 ! 協力 して くれ 頼む !
頼ま れて も うち ペット 飼って ないし な
うち 飼って る よ !
( 瑛 太 ) ん … うわ っ
( 陽斗 ) 誰 か い ん の ?
なんでもない 大丈夫
ライン 交換 して くれたら 協力 する
( 陽斗 ) お ー い
悪い あと で かけ 直す
( 陽斗 ) おい や っぱ 誰 かいん …
( 瑛 太 ) フゥ …
コンクール は なし だ から
今 は それ で いい よ ~
ストーキング も なし
これ から 分かって もらう
( 操作 音 )
フフンッ
よろしく 泉 先輩 !
あ …
犬 苦手な くせ に …
そう いや って 何 ?
フゥ …
人 の 気 も 知ら ないで …
ハァ …
あたし 何 やって んだ ろ …
♪~
~♪