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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン14 - 317 - シノVSトルネ!!

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 317 - シノ VS トルネ !!

( イノイチ ) 第 4 部隊 より 連絡 。

ダンゾウ 様 の 護衛 の 暗部 が 穢土 転生 さ れて いる と の こと 。

( シカク ) 行方 が わから なかった トルネ と フー の こと か 。

( イノイチ ) あぁ たぶん な 。

死んで いた の か 。 ( イノイチ ) あぁ …。

( 綱 手 )2 人 と も か ?

( イノイチ ) 確認 さ れた の は トルネ だけ です 。

各 部隊 に 伝えろ 。 見つけ しだい 最 優先 で 封印 しろ と 。

それほど の 者 な のです か ?

油 女 シクロ の 子 だ 。

穢土 転生 で 操ら れて いる なら 禁 術 を 使う 恐れ が ある 。

( 綱 手 ) ナルト に も 連絡 しろ !

ダンゾウ 様 の 護衛 に ついた もう 一 人 … フー は どうした かな ?

そう か 山中 一族 の 者 だった な 。

あぁ 根 など に やり たく は なかった が …。

♪♪~

( カブト ) どうし たんだい ?

( トルネ ) くっ !

禁 術 だろう が 何 を ためらう 必要 が ある ?

もう 誰 も 何も 禁じ ない よ 。

♪♪~

壺 毒 の 術 !

フフフフ … 細工 は 流 々 。

仕上げ を 頼む よ 。

クソ ! この 禁 術 を 使う と は …。

ん ? よく ここ が わかった な 。

( シノ ) 蟲 の 知らせ だ 。

お前 … シノ か !

トルネ さん … トルネ さん な の か ?

あぁ 。

その 様子 から 察する に 穢土 転生 さ れた のだ な 。

そう だ 。

つまり あなた は 死んだ と いう こと か 。

あぁ 残念だ が 。 ダンゾウ 様 は どうして いる ?

死んだ と 聞いて いる 。

そう か 。 あの あと マダラ に やられた か 。

事実 関係 は 少し 違う が 。

そんな こと より これ が なんだか 教えて くれ 。

壺 毒 の 術 だ 。

壺 毒 ?

この 穴 の 中 で 蟲 を 急速に 培養 して いる 。

俺 の 毒 蟲 の こと は 覚えて いる か ?

忘れる わけ が ない 。

なぜなら あなた と は 兄弟 の ように 過ごした から だ 。

(( アカデミー に は もう 慣れた か ?

まだ 慣れ ない 。

なぜなら 騒がしい クラス だ から だ 。

こうして 虫 と 遊んで いる ほう が いい 。

そう も いか ない さ 。

その うち お前 も 忍 と して 任務 に 出る 。

その とき 友達 が いる と いない で は 大 違い だ 。

トルネ は アカデミー に 行か なかった のだ ろ 。

俺 は 一族 の なか でも 特殊だ から な 。

特殊 と は なん の こと だ ?

お前 に は そろそろ 教えて おく か 。

俺 の 体 の なか に は 猛毒 を 持つ ナノサイズ の 毒 蟲 が すんで いる 。

俺 に は 毒 へ の 抗体 が ある が →

他の もの が 感染 すれば →

体中 の 細胞 を 破壊 さ れて 死ぬ 。

触る な 。 この 毒 蟲 は →

生き物 の 細胞 の なか で しか 生き られ ない 。

細胞 を 壊し ながら 増え 宿主 が 死ねば 毒 蟲 も 宿主 ともども 死ぬ 。

ウイルス の ような もの か ? そうだ 。

だから この 蟲 は 俺 の 体 の なか で しか 生き られ ない 。

だから 俺 は 誰 に も 触ら ない 。

トルネ は アカデミー に 行か なかった ので は なく →

行け なかった 。 なぜなら …。 そういう こと だ 。

だが お前 は 違う 。

早く アカデミー に 慣れて 友達 を つくれ 。

( ナルト ) ピヨーン !

お前 机 に 蟲 が たかって る って ば よ 。

( キバ ) ホントだ ! かまわ ないで くれ 。

なぜなら これ は 俺 の 飼って いる 蟲 だ 。

へ ぇ ~ 蟲 飼って んだ 。

普通 飼う なら カブト 虫 と か クワガタ だ ろ 。

なぁ なぁ この 蟲 クラス の 女の子 たち に 撒き散らそう ぜ 。

キャーッ ! って 大騒ぎ に なって →

おもしろ そう だって ば よ 。

これ は そういう 蟲 で は ない 。

蟲 は 蟲 じゃ ん 。 やろう って ば よ 。

キャーッ ! って 。 ( イルカ ) なに が キャー な の か な ?

キャーッ !

友達 と いう もの が よく わから ない 。

なぜなら みんな それぞれ に 違う から だ 。

( トルネ ) 違って いて も 一緒に 過ごせれば 友達 じゃ ない の か 。

それ ならば クラス 全員 が 友達 と いう こと に なる 。

そんな こと は ない 。

お前 は 細かく 考え すぎ なんだ よ 。

親父 …。

( ダンゾウ ) あれ が お前 の 息子 か 。 ( シビ ) はい 。

根 に 入れる に は いい ころあい だ な 。

えっ ?

知って の とおり 根 は 暗部 の 育成 機関 だ 。

さまざまな 人材 を 幼い とき から 鍛え あげる 。

根 を 再 編成 する に あたり →

油 女 一族 より 1 名 出して もらい たい 。

この こと を 三 代 目 は ?

根 の 人材 選出 は わし に 一任 さ れて いる 。

山中 一族 も うち は 一族 も →

皆 秘術 を 持つ 家系 は 根 に 人材 を 提供 して いる 。

しかし シノ は …。 お前 の 息子 ならば 優秀であろう 。

何の 話 なんだ 親父 。

言って おく が これ は 要望 で は ない 強要 だ 。

そんな …。

優秀 と いう の なら 俺 で も いい んじゃ ない か 。

トルネ 。 お前 は ?

見た ところ 下 忍 で すら ない ようだ が 。

俺 は 油 女 シクロ の 子 だ 。

あの シクロ に 子 が いた の か 。

縁 あって うち で 預かって いる 。

ほお ~ 外 へ は 出せ なかった か 。

おもしろい 。 少々 とう が 立って は いる が →

この 者 を 根 で 預かろう 。

言って おく が 誰 も 俺 と は 組め ない ぞ 。

図 に のる な 。

秘伝 忍術 の 使い 手 は お前 ばかり で は ない 。

明日 の 朝 わし の もと へ 出向け 。

わかった 。

トルネ いい の か ?

( トルネ ) 根 に 行った から って 死ぬ わけじゃ なし 。

だが お前 と は もう 会え なく なる な 。

お 別れ だ 。

どうして な んだ トルネ 。

根 に 行く と いう こと は →

これ まで と これ から の 人生 を 捨てる と いう こと …。

今 まで …。

今 まで お 世話に なり ました ))

( シノ ) その 毒 蟲 は 強力だ が 接触 感染 しか ない 。

この 術 に どんな 意味 が ある ?

壺 毒 の 術 に は 大量の 肉体 が 必要 と なる 。

それ が 禁 術 の ゆえん だ が この 戦場 で 十分に 手 に 入った 。

( トルネ ) 十分な 細胞 が あれば 蟲 は 死な ず に 増え 続ける 。

死滅 した 細胞 から ガス を 生じ させ ながら 。

そう か ガス か 。

( トルネ ) その ガス を 爆発 さ せ →

俺 の 毒 蟲 に 汚染 さ れた 細胞 を →

あたり 一帯 に 撒き散らし 接触 感染 さ せる 。

それ が 禁 術 壺 毒 の 術 だ 。

敵 味方 お構いなし と いう こと か 。

早く 味方 を 呼べ 。

お前 だけ で は 止め られ ない 。

いや たぶん あなた を 止め られる の は 俺 だけ だ 。

無理だ シノ 。 あれ から 俺 は →

根 で 厳しい 修業 を 積んだ 。

根 の 者 が 手 練れ だ と いう こと は 知っている 。

思って も み なかった が →

根 で は 友 と 呼べる 者 まで できた 。

秘術 蟲玉 !

《 トルネ : フー 》

友達 は できた か ?

シノ 。

友達 が できた か どう か わから ない 。

( シノ ) なぜなら 向こう が 俺 を →

友 と 思って いる か わから ない から だ 。

( トルネ ) あいかわらず 細かい な 。

( シノ ) 物事 を 正確に 判断 して いる だけ だ と 思う が 。

俺 は 根 に 行って よかった と 思って いる 。

俺 の 体質 で は 普通の 忍 と して 普通の 任務 は こなせ ない 。

だが 根 の 暗殺 部隊 は 俺 に 向いて いた 。

秘伝 忍術 の 使い 手 と して 。

(( ダンゾウ : お前 の 術 は 相手 に 接触 する こと が 基本 だ 。

体 術 の 実力 が 知り たい 。

この フー と 忍 組み手 を やって みろ 。

しかし 俺 の 体 に は …。

( フー ) ダンゾウ 様 から 話 は 聞いて いる 。

( フー ) 直接 素肌 に 触れ なければ いい んだ ろ ?

それ に キミ は 俺 に 触れ は し ない 。

なんだ と ?

キミ は 今日 根 に 来た ばかりの 新米 だ 。

俺 と 一緒に する な 。 クッ !

始めろ 。

だ ぁ ~!

それ で ガード した つもりだろう が …。

俺 が 本気だったら お前 もう 死んで る ぞ 。

ダンゾウ 様 が 知り たい の は 今 の お前 の 実力 だ 。

本気 を 出して もらわ ない と な 。

口 ばかり だ な 。

見せて やれ 。

はっ 。

た ぁ !

♪♪~

そら 。 うわ っ !

そこ まで 。 クソッ !

今後 お前たち 2 人 に ツーマンセル を 組ま せる 。

フー トルネ に 根 の こと を 教えて やれ 。

はい 。 コイツ と !?

心 転身 の 術 と 毒 蟲 の 術 の 連携 は 使え そうだ ))

お前 フー が どうした か 知ら ない か ?

知ら ない 。 2 人 は 行方 不明に なった と 言わ れて いる 。

そう か … フー も どこ か で 穢土 転生 さ れて いる の かも な 。

その 報告 は 受けて い ない 。

シノ 俺 の 昔話 に なぜ つきあう ?

誰 も 呼び に 行か ない が 俺 を どう やって 止める つもりだ ?

時間 稼ぎ だ と は わかって いる 。

なぜなら 蟲 の 培養 に まだ 時間 が かかる から だ 。

相 打ち 覚悟 だろう が それ は 無理だ !

俺 に 接近 戦 を 仕掛ける な !

蟲 が 使え ない 以上 これ しか ない 。

誰 か 遠距離 タイプ を 呼んで こい 。 封印 術 者 も だ !

そんな 知り合い は 今 い ない 。

シノ !

お前 ナルト か ?

分身 だ けど よ 。

お前 の チャクラ を 感じて 来て みた んだ 。

あれ が 本部 から 連絡 の あった ヤツ か 。

よく お前 が 俺 の チャクラ と わかった な 。

修業 の 成果 だって ば よ 。

いや そう で は なくて 。

シノ うかつに 攻撃 さ せる な よ 。

とにかく ぶ っ 倒せば いい んだ ろ ?

ぶ っ 倒せば 毒 蟲 が 飛び散る 。

それ に 相手 は 穢土 転生 だ 。 封印 し なければ ダメだ 。

それ と あの 人 に 触れる な 。 毒 蟲 に 感染 する 。

触れる ばかりで は ない 。

毒 塵 の 術 !

フッ !

逃げろ ! 絶対 に 吸い込む な !

触れたり 吸い込めば こう なる 。 ナルト お前 封印 術 は ない のだ な ?

あ … ああ 。 お前 は ある の か ?

封印 札 は 持た さ れて いる 。

だが これ を 貼り 付ける すべ は 今 の ところ ない な 。

その 札 を 捨てろ ! シノ !

俺 は 邪魔者 を 排除 し なくて は なら ない 。

体 が 勝手に 攻撃 を 仕掛ける !

シノ に は 指 一 本 触れ させ ねえ ! 俺 が 動き を 止めて やる !

指 一 本 触れて は なら ない の は ナルト お前 だ 。 なぜなら …。

なぜなら は いい よ シノ 。

気 を つけろ よ 人 柱 力 。 根 で 仕込ま れた 暗殺 術 。

知る か よ !

チッ …。

グアーッ !!

螺旋 丸 !

はっ !

ダメだ !

食らう な !

ナルト 。

シノ !!

あ … ああ … クソ !

人 柱 力 俺 を 倒せ 。 封印 しろ !

そう で なければ 俺 は このまま …。

おい … 大丈夫 か ?

下がって くれ ナルト 。 えっ … お前 …。

ここ から は 蟲使 い 同士 でかた を つける 。

お前 いったい どうして …。 俺 の 毒 蟲 が 触れた はずだ 。

毒 蟲 が 触れた の は この 俺 の 蟲 たち だ 。

あなた は 俺 の 兄 の ような 人だった 。

あなた と の 思い出 が わりに 俺 は あの 毒 蟲 を 飼育 した 。

エサ に 俺 の 蟲 を 与えて 育て 続けた 。

何 年 も 何 世 代 も 育てて いる うち に →

毒 蟲 に 抗体 を 持つ 蟲 が 生まれた 。

それ が この 蟲 だ 。

抗体 を 持つ この 蟲 は あなた の 毒 蟲 に 触れて も 死な ない 。

蟲使 いと は いえ そんな 特殊な 蟲 を 携行 など し ない はずだ 。

まして や これ だけ の 数 など は 。

ああ 常に 連れ 歩いた の は 10 匹 程度 だ 。

それ を この 場 で 培養 さ せた 。

術 の 結 界 の せい か 計算 より はやく 済んだ 。

シノ お前 は …。

(( 時間 稼ぎ だ と は わかって いる 。

なぜなら 蟲 の 培養 に まだ 時間 が かかる から だ ))

相変わらず 細かい な 。

昔 ほど で は ない 。 なぜなら もう 一 人 で は ない から だ 。

すまない が 封印 する 。

お前 が 謝る こと は ない 。

なぁ この 中 どう すりゃ いい んだ ?

大丈夫だ 。 術 者 が 封じ られた 以上 蟲 は やがて 死滅 する 。

けり は ついた んだ な ?

行って くれ ナルト 。 キバ や ヒナタ が 向こう に いる 。

おう 。

トルネ さん 感謝 する 。

俺 は 根 に 行か なくて よかった と 思って いる 。

なぜなら …。

おい ! オメエ は どう すんだ よ 。 早く 来い よ シノ !

なぜなら 友 が できた から だ 。

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 11 組 の 皆さん に よる →

華麗な ステージ を お 届け いたし ます 。

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 317 - シノ VS トルネ !! ||しっぷう|つたい|しーずん|しの|| Naruto Shippuden - Season 14 - 317 - Shino VS Torn!

( イノイチ ) 第 4 部隊 より   連絡 。 |だい|ぶたい||れんらく

ダンゾウ 様 の 護衛 の 暗部 が 穢土 転生 さ れて いる と の こと 。 |さま||ごえい||あんぶ||えど|てんせい||||||

( シカク ) 行方 が わから なかった トルネ と フー の こと か 。 |ゆくえ|||||||||

( イノイチ ) あぁ   たぶん な 。

死んで いた の か 。 ( イノイチ ) あぁ …。 しんで|||||

( 綱 手 )2 人 と も か ? つな|て|じん|||

( イノイチ ) 確認 さ れた の は トルネ だけ です 。 |かくにん|||||||

各 部隊 に 伝えろ 。  見つけ しだい 最 優先 で 封印 しろ   と 。 かく|ぶたい||つたえろ|みつけ||さい|ゆうせん||ふういん||

それほど の 者 な のです か ? ||もの||の です|

油 女 シクロ の 子 だ 。 あぶら|おんな|||こ|

穢土 転生 で 操ら れて いる なら 禁 術 を 使う 恐れ が ある 。 えど|てんせい||あやつら||||きん|じゅつ||つかう|おそれ||

( 綱 手 ) ナルト に も 連絡 しろ ! つな|て||||れんらく|

ダンゾウ 様 の 護衛 に ついた   もう 一 人 … フー は   どうした かな ? |さま||ごえい||||ひと|じん||||

そう か   山中 一族 の 者 だった な 。 ||さんちゅう|いちぞく||もの||

あぁ   根 など に やり たく は なかった が …。 |ね|||||||

♪♪~

( カブト ) どうし たんだい ? |どう し|

( トルネ ) くっ !

禁 術 だろう が 何 を ためらう 必要 が ある ? きん|じゅつ|||なん|||ひつよう||

もう   誰 も   何も 禁じ ない よ 。 |だれ||なにも|きんじ||

♪♪~

壺 毒 の 術 ! つぼ|どく||じゅつ

フフフフ …  細工 は 流 々 。 |さいく||りゅう|

仕上げ を 頼む よ 。 しあげ||たのむ|

クソ !  この 禁 術 を 使う と は …。 くそ||きん|じゅつ||つかう||

ん ?  よく   ここ が わかった な 。

( シノ ) 蟲 の 知らせ だ 。 しの|むし||しらせ|

お前 …  シノ か ! おまえ|しの|

トルネ さん …  トルネ さん な の か ?

あぁ 。

その 様子 から 察する に 穢土 転生 さ れた のだ な 。 |ようす||さっする||えど|てんせい||||

そう だ 。

つまり あなた は 死んだ と いう こと か 。 |||しんだ||||

あぁ   残念だ が 。 ダンゾウ 様 は   どうして いる ? |ざんねんだ|||さま|||

死んだ と 聞いて いる 。 しんだ||きいて|

そう か 。 あの あと   マダラ に やられた か 。 ||||まだら|||

事実 関係 は 少し 違う が 。 じじつ|かんけい||すこし|ちがう|

そんな こと より これ が なんだか   教えて くれ 。 ||||||おしえて|

壺 毒 の 術 だ 。 つぼ|どく||じゅつ|

壺 毒 ? つぼ|どく

この 穴 の 中 で 蟲 を 急速に 培養 して いる 。 |あな||なか||むし||きゅうそくに|ばいよう||

俺 の 毒 蟲 の こと は 覚えて いる か ? おれ||どく|むし||||おぼえて||

忘れる わけ が ない 。 わすれる|||

なぜなら   あなた と は 兄弟 の ように 過ごした から だ 。 ||||きょうだい||よう に|すごした||

(( アカデミー に は   もう 慣れた か ? あかでみー||||なれた|

まだ   慣れ ない 。 |なれ|

なぜなら   騒がしい クラス だ から だ 。 |さわがしい|くらす|||

こうして 虫 と 遊んで いる ほう が いい 。 |ちゅう||あそんで||||

そう も いか ない さ 。

その うち お前 も 忍 と して 任務 に 出る 。 ||おまえ||おし|||にんむ||でる

その とき 友達 が いる と いない で は 大 違い だ 。 ||ともだち|||||||だい|ちがい|

トルネ は アカデミー に 行か なかった のだ ろ 。 ||あかでみー||いか|||

俺 は 一族 の なか でも 特殊だ から な 。 おれ||いちぞく||||とくしゅだ||

特殊 と は   なん の こと だ ? とくしゅ||||||

お前 に は   そろそろ 教えて おく か 。 おまえ||||おしえて||

俺 の 体 の なか に は   猛毒 を 持つ ナノサイズ の 毒 蟲 が すんで いる 。 おれ||からだ|||||もうどく||もつ|||どく|むし|||

俺 に は   毒 へ の 抗体 が ある が → おれ|||どく|||こうたい|||

他の もの が 感染 すれば → たの|||かんせん|

体中 の 細胞 を 破壊 さ れて 死ぬ 。 たいちゅう||さいぼう||はかい|||しぬ

触る な 。  この 毒 蟲 は → さわる|||どく|むし|

生き物 の 細胞 の なか で しか 生き られ ない 。 いきもの||さいぼう|||||いき||

細胞 を 壊し ながら 増え   宿主 が 死ねば   毒 蟲 も 宿主 ともども 死ぬ 。 さいぼう||こわし||ふえ|やどぬし||しねば|どく|むし||やどぬし||しぬ

ウイルス の ような もの か ? そうだ 。 ういるす|||||そう だ

だから この 蟲 は 俺 の 体 の なか で しか 生き られ ない 。 ||むし||おれ||からだ|||||いき||

だから 俺 は 誰 に も 触ら ない 。 |おれ||だれ|||さわら|

トルネ は   アカデミー に 行か なかった ので は なく → ||あかでみー||いか||||

行け なかった 。  なぜなら …。 そういう こと だ 。 いけ|||||

だが   お前 は 違う 。 |おまえ||ちがう

早く アカデミー に 慣れて 友達 を つくれ 。 はやく|あかでみー||なれて|ともだち||

( ナルト ) ピヨーン !

お前 机 に 蟲 が たかって る って ば よ 。 おまえ|つくえ||むし||||||

( キバ ) ホントだ ! かまわ ないで くれ 。 |ほんとだ|||

なぜなら これ は 俺 の 飼って いる 蟲 だ 。 |||おれ||かって||むし|

へ ぇ ~  蟲 飼って んだ 。 ||むし|かって|

普通   飼う なら カブト 虫 と か クワガタ だ ろ 。 ふつう|かう|||ちゅう|||||

なぁ   なぁ   この 蟲   クラス の 女の子 たち に 撒き散らそう ぜ 。 |||むし|くらす||おんなのこ|||まきちらそう|

キャーッ !  って 大騒ぎ に なって → ||おおさわぎ||

おもしろ そう だって ば よ 。

これ は そういう 蟲 で は ない 。 |||むし|||

蟲 は 蟲 じゃ ん 。  やろう って ば よ 。 むし||むし||||||

キャーッ !  って 。 ( イルカ ) なに が   キャー な の か な ? ||いるか|||||||

キャーッ !

友達 と いう もの が よく わから ない 。 ともだち|||||||

なぜなら みんな それぞれ に 違う から だ 。 ||||ちがう||

( トルネ ) 違って いて も   一緒に 過ごせれば   友達 じゃ ない の か 。 |ちがって|||いっしょに|すごせれば|ともだち||||

それ ならば   クラス 全員 が 友達 と いう こと に なる 。 ||くらす|ぜんいん||ともだち|||||

そんな こと は ない 。

お前 は   細かく 考え すぎ なんだ よ 。 おまえ||こまかく|かんがえ|||

親父 …。 おやじ

( ダンゾウ ) あれ が   お前 の 息子 か 。 ( シビ ) はい 。 |||おまえ||むすこ|||

根 に 入れる に は いい ころあい だ な 。 ね||いれる||||||

えっ ?

知って の とおり 根 は 暗部 の 育成 機関 だ 。 しって|||ね||あんぶ||いくせい|きかん|

さまざまな 人材 を 幼い とき から 鍛え あげる 。 |じんざい||おさない|||きたえ|

根 を 再 編成 する に あたり → ね||さい|へんせい|||

油 女 一族 より 1 名 出して もらい たい 。 あぶら|おんな|いちぞく||な|だして||

この こと を   三 代 目 は ? |||みっ|だい|め|

根 の 人材 選出 は わし に 一任 さ れて いる 。 ね||じんざい|せんしゅつ||||いちにん|||

山中 一族 も   うち は 一族 も → さんちゅう|いちぞく||||いちぞく|

皆   秘術 を 持つ 家系 は 根 に 人材 を 提供 して いる 。 みな|ひじゅつ||もつ|かけい||ね||じんざい||ていきょう||

しかし   シノ は …。 お前 の 息子 ならば 優秀であろう 。 |しの||おまえ||むすこ||ゆうしゅうであろう

何の 話 なんだ   親父 。 なんの|はなし||おやじ

言って おく が これ は 要望 で は ない   強要 だ 。 いって|||||ようぼう||||きょうよう|

そんな …。

優秀 と いう の なら 俺 で も いい んじゃ ない か 。 ゆうしゅう|||||おれ||||||

トルネ 。 お前 は ? |おまえ|

見た ところ 下 忍 で すら ない ようだ が 。 みた||した|おし|||||

俺 は   油 女 シクロ の 子 だ 。 おれ||あぶら|おんな|||こ|

あの シクロ に 子 が いた の か 。 |||こ||||

縁 あって   うち で 預かって いる 。 えん||||あずかって|

ほお ~  外 へ は 出せ なかった か 。 |がい|||だせ||

おもしろい 。 少々 とう が 立って は いる が → |しょうしょう|||たって|||

この 者 を   根 で 預かろう 。 |もの||ね||あずかろう

言って おく が 誰 も 俺 と は 組め ない ぞ 。 いって|||だれ||おれ|||くめ||

図 に のる な 。 ず|||

秘伝 忍術 の 使い 手 は お前 ばかり で は ない 。 ひでん|にんじゅつ||つかい|て||おまえ||||

明日 の 朝   わし の もと へ 出向け 。 あした||あさ|||||でむけ

わかった 。

トルネ   いい の か ?

( トルネ ) 根 に 行った から って 死ぬ わけじゃ なし 。 |ね||おこなった|||しぬ||

だが   お前 と は もう 会え なく なる な 。 |おまえ||||あえ|||

お 別れ だ 。 |わかれ|

どうして な んだ   トルネ 。

根 に 行く と いう こと は → ね||いく||||

これ まで と   これ から の 人生 を 捨てる と いう こと …。 ||||||じんせい||すてる|||

今 まで …。 いま|

今 まで   お 世話に なり ました )) いま|||せわに||

( シノ ) その 毒 蟲 は   強力だ が 接触 感染 しか ない 。 しの||どく|むし||きょうりょくだ||せっしょく|かんせん||

この 術 に どんな 意味 が ある ? |じゅつ|||いみ||

壺 毒 の 術 に は 大量の 肉体 が 必要 と なる 。 つぼ|どく||じゅつ|||たいりょうの|にくたい||ひつよう||

それ が 禁 術 の ゆえん だ が この 戦場 で 十分に 手 に 入った 。 ||きん|じゅつ||||||せんじょう||じゅうぶんに|て||はいった

( トルネ ) 十分な 細胞 が あれば 蟲 は 死な ず に 増え 続ける 。 |じゅうぶんな|さいぼう|||むし||しな|||ふえ|つづける

死滅 した 細胞 から ガス を 生じ させ ながら 。 しめつ||さいぼう||がす||しょうじ|さ せ|

そう か   ガス か 。 ||がす|

( トルネ ) その ガス を 爆発 さ せ → ||がす||ばくはつ||

俺 の 毒 蟲 に 汚染 さ れた 細胞 を → おれ||どく|むし||おせん|||さいぼう|

あたり 一帯 に 撒き散らし 接触 感染 さ せる 。 |いったい||まきちらし|せっしょく|かんせん||

それ が 禁 術   壺 毒 の 術 だ 。 ||きん|じゅつ|つぼ|どく||じゅつ|

敵 味方   お構いなし と いう こと か 。 てき|みかた|おかまいなし||||

早く 味方 を 呼べ 。 はやく|みかた||よべ

お前 だけ で は   止め られ ない 。 おまえ||||とどめ||

いや   たぶん   あなた を 止め られる の は   俺 だけ だ 。 ||||とどめ||||おれ||

無理だ   シノ 。  あれ から 俺 は → むりだ|しの|||おれ|

根 で 厳しい 修業 を 積んだ 。 ね||きびしい|しゅぎょう||つんだ

根 の 者 が 手 練れ だ と いう こと は 知っている 。 ね||もの||て|ねれ||||||しっている

思って も み なかった が → おもって||||

根 で は   友 と 呼べる 者 まで できた 。 ね|||とも||よべる|もの||

秘術   蟲玉 ! ひじゅつ|むしたま

《 トルネ : フー 》

友達 は   できた か ? ともだち|||

シノ 。 しの

友達 が できた か どう か わから ない 。 ともだち|||||||

( シノ ) なぜなら   向こう が 俺 を → しの||むこう||おれ|

友 と 思って いる か わから ない から だ 。 とも||おもって||||||

( トルネ ) あいかわらず 細かい な 。 ||こまかい|

( シノ ) 物事 を 正確に 判断 して いる だけ だ と 思う が 。 しの|ものごと||せいかくに|はんだん||||||おもう|

俺 は   根 に 行って よかった と 思って いる 。 おれ||ね||おこなって|||おもって|

俺 の 体質 で は   普通の 忍 と して 普通の 任務 は こなせ ない 。 おれ||たいしつ|||ふつうの|おし|||ふつうの|にんむ|||

だが   根 の 暗殺 部隊 は 俺 に 向いて いた 。 |ね||あんさつ|ぶたい||おれ||むいて|

秘伝 忍術 の 使い 手 と して 。 ひでん|にんじゅつ||つかい|て||

(( ダンゾウ : お前 の 術 は 相手 に 接触 する こと が 基本 だ 。 |おまえ||じゅつ||あいて||せっしょく||||きほん|

体 術 の 実力 が 知り たい 。 からだ|じゅつ||じつりょく||しり|

この フー と   忍 組み手 を やって みろ 。 |||おし|くみて|||

しかし   俺 の 体 に は …。 |おれ||からだ||

( フー ) ダンゾウ 様 から 話 は 聞いて いる 。 ||さま||はなし||きいて|

( フー ) 直接 素肌 に 触れ なければ いい んだ ろ ? |ちょくせつ|すはだ||ふれ||||

それ に   キミ は 俺 に 触れ は し ない 。 ||きみ||おれ||ふれ|||

なんだ と ?

キミ は   今日 根 に 来た ばかりの 新米 だ 。 きみ||きょう|ね||きた||しんまい|

俺 と 一緒に する な 。 クッ ! おれ||いっしょに|||

始めろ 。 はじめろ

だ ぁ ~!

それ で ガード した つもりだろう が …。 ||がーど|||

俺 が 本気だったら お前   もう 死んで る ぞ 。 おれ||ほんきだったら|おまえ||しんで||

ダンゾウ 様 が 知り たい の は 今 の お前 の 実力 だ 。 |さま||しり||||いま||おまえ||じつりょく|

本気 を 出して もらわ ない と な 。 ほんき||だして||||

口 ばかり だ な 。 くち|||

見せて やれ 。 みせて|

はっ 。

た ぁ !

♪♪~

そら 。 うわ っ !

そこ まで 。 クソッ !

今後   お前たち 2 人 に ツーマンセル を 組ま せる 。 こんご|おまえたち|じん||||くま|

フー   トルネ に 根 の こと を 教えて やれ 。 |||ね||||おしえて|

はい 。 コイツ と !?

心 転身 の 術 と 毒 蟲 の 術 の 連携 は 使え そうだ )) こころ|てんしん||じゅつ||どく|むし||じゅつ||れんけい||つかえ|そう だ

お前 フー が   どうした か 知ら ない か ? おまえ|||||しら||

知ら ない 。 2 人 は 行方 不明に なった と 言わ れて いる 。 しら||じん||ゆくえ|ふめいに|||いわ||

そう か …  フー も どこ か で 穢土 転生 さ れて いる の かも な 。 |||||||えど|てんせい||||||

その 報告 は 受けて い ない 。 |ほうこく||うけて||

シノ   俺 の 昔話 に   なぜ   つきあう ? しの|おれ||むかしばなし|||

誰 も 呼び に 行か ない が 俺 を どう やって 止める つもりだ ? だれ||よび||いか|||おれ||||とどめる|

時間 稼ぎ だ と は   わかって いる 。 じかん|かせぎ|||||

なぜなら   蟲 の 培養 に まだ 時間 が かかる から だ 。 |むし||ばいよう|||じかん||||

相 打ち 覚悟 だろう が それ は 無理だ ! そう|うち|かくご|||||むりだ

俺 に 接近 戦 を 仕掛ける な ! おれ||せっきん|いくさ||しかける|

蟲 が 使え ない 以上   これ しか ない 。 むし||つかえ||いじょう|||

誰 か 遠距離 タイプ を 呼んで こい 。 封印 術 者 も だ ! だれ||えんきょり|たいぷ||よんで||ふういん|じゅつ|もの||

そんな 知り合い は   今 い ない 。 |しりあい||いま||

シノ ! しの

お前   ナルト か ? おまえ||

分身 だ けど よ 。 ぶんしん|||

お前 の チャクラ を 感じて 来て みた んだ 。 おまえ||||かんじて|きて||

あれ が 本部 から 連絡 の あった ヤツ か 。 ||ほんぶ||れんらく|||やつ|

よく お前 が 俺 の チャクラ と わかった な 。 |おまえ||おれ|||||

修業 の 成果 だって ば よ 。 しゅぎょう||せいか|||

いや   そう で は なくて 。

シノ   うかつに 攻撃 さ せる な よ 。 しの||こうげき||||

とにかく   ぶ っ 倒せば いい んだ ろ ? |||たおせば|||

ぶ っ 倒せば 毒 蟲 が 飛び散る 。 ||たおせば|どく|むし||とびちる

それ に 相手 は   穢土 転生 だ 。 封印 し なければ ダメだ 。 ||あいて||えど|てんせい||ふういん|||だめだ

それ と   あの 人 に 触れる な 。 毒 蟲 に 感染 する 。 |||じん||ふれる||どく|むし||かんせん|

触れる ばかりで は ない 。 ふれる|||

毒 塵 の 術 ! どく|ちり||じゅつ

フッ !

逃げろ !  絶対 に 吸い込む な ! にげろ|ぜったい||すいこむ|

触れたり 吸い込めば   こう なる 。 ナルト   お前   封印 術 は ない のだ な ? ふれたり|すいこめば||||おまえ|ふういん|じゅつ||||

あ …  ああ 。  お前 は ある の か ? ||おまえ||||

封印 札 は 持た さ れて いる 。 ふういん|さつ||もた|||

だが   これ を 貼り 付ける すべ は 今 の ところ ない な 。 |||はり|つける|||いま||||

その 札 を 捨てろ !  シノ ! |さつ||すてろ|しの

俺 は   邪魔者 を 排除 し なくて は なら ない 。 おれ||じゃまもの||はいじょ|||||

体 が 勝手に 攻撃 を 仕掛ける ! からだ||かってに|こうげき||しかける

シノ に は 指 一 本   触れ させ ねえ ! 俺 が 動き を 止めて やる ! しの|||ゆび|ひと|ほん|ふれ|さ せ||おれ||うごき||とどめて|

指 一 本   触れて は なら ない の は ナルト   お前 だ 。  なぜなら …。 ゆび|ひと|ほん|ふれて|||||||おまえ||

なぜなら は いい よ   シノ 。 ||||しの

気 を つけろ よ   人 柱 力 。 根 で 仕込ま れた 暗殺 術 。 き||||じん|ちゅう|ちから|ね||しこま||あんさつ|じゅつ

知る か よ ! しる||

チッ …。

グアーッ !!

螺旋 丸 ! らせん|まる

はっ !

ダメだ ! だめだ

食らう な ! くらう|

ナルト 。

シノ !! しの

あ …  ああ …  クソ ! ||くそ

人 柱 力   俺 を 倒せ 。  封印 しろ ! じん|ちゅう|ちから|おれ||たおせ|ふういん|

そう で なければ   俺 は   このまま …。 |||おれ||

おい …  大丈夫 か ? |だいじょうぶ|

下がって くれ   ナルト 。 えっ …  お前 …。 さがって||||おまえ

ここ から は 蟲使 い 同士 でかた を つける 。 |||むしし||どうし|||

お前   いったい   どうして …。 俺 の 毒 蟲 が 触れた はずだ 。 おまえ|||おれ||どく|むし||ふれた|

毒 蟲 が 触れた の は この 俺 の 蟲 たち だ 。 どく|むし||ふれた||||おれ||むし||

あなた は 俺 の 兄 の ような 人だった 。 ||おれ||あに|||ひとだった

あなた と の 思い出 が わりに 俺 は   あの 毒 蟲 を 飼育 した 。 |||おもいで|||おれ|||どく|むし||しいく|

エサ に 俺 の 蟲 を 与えて 育て 続けた 。 えさ||おれ||むし||あたえて|そだて|つづけた

何 年 も 何 世 代 も 育てて いる うち に → なん|とし||なん|よ|だい||そだてて|||

毒 蟲 に 抗体 を 持つ 蟲 が 生まれた 。 どく|むし||こうたい||もつ|むし||うまれた

それ が   この 蟲 だ 。 |||むし|

抗体 を 持つ   この 蟲 は あなた の 毒 蟲 に 触れて も 死な ない 。 こうたい||もつ||むし||||どく|むし||ふれて||しな|

蟲使 いと は いえ   そんな 特殊な 蟲 を 携行 など し ない はずだ 。 むしし|||||とくしゅな|むし||けいこう||||

まして や   これ だけ の 数 など は 。 |||||すう||

ああ   常に 連れ 歩いた の は 10 匹 程度 だ 。 |とわに|つれ|あるいた|||ひき|ていど|

それ を   この 場 で 培養 さ せた 。 |||じょう||ばいよう||

術 の 結 界 の せい か 計算 より はやく 済んだ 。 じゅつ||けつ|かい||||けいさん|||すんだ

シノ   お前 は …。 しの|おまえ|

(( 時間 稼ぎ だ と は   わかって いる 。 じかん|かせぎ|||||

なぜなら   蟲 の 培養 に まだ 時間 が かかる から だ )) |むし||ばいよう|||じかん||||

相変わらず   細かい な 。 あいかわらず|こまかい|

昔 ほど で は ない 。  なぜなら もう   一 人 で は ない から だ 。 むかし|||||||ひと|じん|||||

すまない が   封印 する 。 ||ふういん|

お前 が 謝る こと は ない 。 おまえ||あやまる|||

なぁ   この 中 どう すりゃ いい んだ ? ||なか||||

大丈夫だ 。  術 者 が 封じ られた 以上 蟲 は   やがて 死滅 する 。 だいじょうぶだ|じゅつ|もの||ほうじ||いじょう|むし|||しめつ|

けり は   ついた んだ な ?

行って くれ   ナルト 。 キバ や ヒナタ が 向こう に いる 。 おこなって|||||||むこう||

おう 。

トルネ さん   感謝 する 。 ||かんしゃ|

俺 は   根 に 行か なくて よかった と 思って いる 。 おれ||ね||いか||||おもって|

なぜなら …。

おい !  オメエ は   どう すんだ よ 。 早く 来い よ   シノ ! ||||||はやく|こい||しの

なぜなら   友 が できた から だ 。 |とも||||

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。 みやもと|もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた

( 松丸 ) 今回 は   ご覧 の 豪華な 歌手 11 組 の 皆さん に よる → まつまる|こんかい||ごらん||ごうかな|かしゅ|くみ||みなさん||

華麗な ステージ を お 届け いたし ます 。 かれいな|すてーじ|||とどけ||