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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン20 - 431 - あの笑顔をもう一度

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 431 - あの 笑顔 を もう 一 度

( サスケ ) 香 燐 ! 目 を さませ 香 燐 !

しっかり しろ ! すぐに 医療 班 を 呼んで やる !

( 香 燐 ) ああ サスケ …。 サスケ もう いい んだ 。

もう だ から ➡

だから お 願い だ …。

ねぇ サスケ 。 お 願い だ から …。

笑って よ サスケ 。

あの とき みたいに 。

( 香 燐 ) ダメ ! 香 燐 …。

具合 が 悪い って 言って た じゃ ない !

( ゾウスイ ) 早く しろ 。

力 を 貸す の が この 里 に 置いて もらう 条件 だ もの 。

だけど !

すぐに 戻る から 。 ( 香 燐 ) や だ !

いい 子 に して いて ね 。 ( 香 燐 ) 母さん !

母さん !

母さん …。

立て !

( 香 燐 ) ここ は ?

( ゾウスイ ) 奇襲 に より 我々 は 多大な 被害 を こうむった 。

里 は 今 負傷 者 で あふれ かえって いる 。

お前 の 母 だけ で は 間に合わ ない 。

( 香 燐 ) 母さん !?

うえ えっ !

離して ! 母さん が … 母さん が !

里 を 守る に は こう する しか なかった のだ 。

( ゾウスイ ) お前 の 母 を 失った の は 残念だ が ➡

まだ ケガ 人 が 残って いる 。

( うめき声 )

遅い ぞ ! あの 女 は どうした ?

死んだ 。 今日 から こいつ が あと を 継ぐ 。

え !? こんな ガキ が ? 大丈夫な の か ?

あの 女 の 娘 だ 。 同じ 能力 を 持って いる 。

嫌 … 離して ! 嫌 ぁ !

行き場 の ない やつ を 置いて やって る んだ 。

食い ぶち 分 くらい は 働いて もらわ ん と な 。

いて え ! チクショウ … いて えよ ぉ …。

大丈夫だ すぐ 治して やる から な 。

嫌 ぁ !! さ ぁ 噛む んだ !

お 願い … やめて …。

お前 の 母 は 家 に 運んで おいた 。

明日 から は 呼ば れ ず と も 病院 で 待機 して おく ように 。

♪♪~

( 泣き声 )

そっち ! チャクラ を もっと 送れ !

そい つ は もう いい 。 無駄だ !

隣 を 診て やれ ! もたもた する な ! 来い !

そっち は 薬 で 間に合う ! よし そのまま 続けろ 。

今度 は こっち だ ! 早く 来い !

ハァ … ハァ … ハァ …。

( ゾウスイ ) おい ! 仕事 だ !

ヒッ ! こんな ところ で 立ち止まる な !

でも うち 戦場 なんて …。

黙れ ! 走ら なければ ➡

俺 が お前 を 殺す ! え … う っ …。

立て ! あぁ …。

行け ! え ? さ ぁ !

母さん …。

上層 部 の 話し合い で ➡

お前 を 次の 中 忍 試験 に 参加 さ せる こと に なった 。

うち を ? この 試験 は ➡

参加 した 下 忍 の 実力 を もって 各 忍 里 の 力 を はかる 。

代理 戦争 の 側面 を 持つ ➡

我々 と して は 負ける わけに は いか ん のだ 。

( ゾウスイ ) お前 の 役目 は 他の 2 人 の 徹底 回復 。

よそ者 の 身 で 養わ れて きた のだ ➡

その こと を 肝 に 銘じて 必ず 結果 を 出せ 。

はい …。

チクショウ ! ど いつも こいつ も 化けもの か !

奪う どころ か 自分 ら の 巻物 を 守る だけ でも 精一杯 と は 。

だから って むざむざ 引ける か 。

俺 たち に は 里 の 威信 が かかって いる 。

なら もう 一 度 追尾 を かける か 。

次 こそ しとめる んだ ! う っ !

う うち は 何 を すれば …。

ついて 来 られて も 足手まといだ 。

これ を 持って 隠れて ろ 。 ( 香 燐 ) はい 。

あっ う ぅっ !

( 鳥 の さえずり )

あっ 隠れて なきゃ …。

( うなり 声 )

う っ …。

あっ !

獅子 連 弾 !

俺 たち と 同じ 地 の 書 か 。

《 あっ メ メガネ …》

じゃあ な 。

♪♪~

お前 に は 失望 さ せ られた もの だ 。

もう 少し マシ な 結果 に なる か と 思って いた が な 。

しょせん は よそ者 。

里 へ の 忠誠 など 望む べく も ない と いう こと か 。

そんな … うち は 。

ならば 証明 して みせろ 。

北 の 砦 へ と 発 つ が いい 。 北 の 砦 ?

激戦 区 だ 。

( ため息 )

北 の 砦 と は ご 苦労な こと だ 。

あの 辺り は 最近 かぐ や 一族 が 流れ込んで いる から な 。

殺戮 に しか 興味 の ない とんでもない 連中 だ 。

北 の 砦 が 防波堤 に なって は いる が …。

ああ ひどい こと に なって る って 話 だ 。

助かる わ 戦闘 員 だって 無限じゃ ない もの 。

でも あなた が いれば ➡

彼ら を 速やかに 回復 できる の よ ね ?

早速 始めて ちょうだい 。

あ … でも 。

( ため息 )

やっぱり よそ者 は …。

あっ 。

すばらしい 献身 だ わ 。

あなた たち ! 外 の 患者 も 順番 に 運んで きて !

え …。

《 香 燐 : もう 無理 … ここ に いて は 死ぬ 》

あっ … あぁ ~!

キャ ー ! 助けて !

この 赤い 髪 渦潮 の 生き残り に 間違い な さ そうだ 。

小遣い 稼ぎ に 寄って 正解 だった な 。

(2 人 ) ヘッヘッヘ …。

( 大 蛇 丸 ) 故郷 を なくした 忍 って いう の は ➡

哀れな もの ね 。

でも ね どうせ なら 自分 で 決め なさい 。

私 の もと に 来れば もう 誰 も あなた に 手 は 出せ ない わ 。

( カブト ) キミ が 香 燐 だ ね ? 大 蛇 丸 様 から 話 は 聞いて る よ 。

なんでも 珍しい 力 が ある と か 。

あの 大 蛇 丸 様 は ?

( カブト ) あの 方 は お 忙しい 方 だ から ね 。

基本 的に は キミ は 僕 の 下 に つく こと に なる 。

おいで 。

( 香 燐 ) この 人 たち は ?

実験 に 使う んだ 。

大 蛇 丸 様 が 進めて いる 研究 に は ➡

たくさんの デ ー タ が いる から ね 。

僕 は それ を キミ に も 手伝って ほしい と 考えて いる 。

さあ 着いた よ 。

彼 は 実験 中 の サンプル だ 。

弱って しまって 困って いた んだ よ 。

キミ の 力 も 見て おき たい し ね 。 さあ 。

うわ ~! キャ ー !

( カブト ) ふ ~ ん こいつ は すごい 。

さすが 大 蛇 丸 様 に 見込ま れた だけ の こと は ある 。

これ から も よろしく 頼む よ 。

( 香 憐 ) ここ は ? ( カブト ) 北 アジト 。

今 まで の と は 規模 も 設備 も 桁違い 。

本格 的な 人体 実験 場 だ よ 。

今日 から しばらく キミ に は 重 吾 の 実験 を 手伝って もらう よ 。

重 吾 ? ( カブト ) 呪 印 唯一 の オリジナル 。

殺人 鬼 の 重 吾 だ よ 。

あっ あぁ …。

香 憐 よく 頑張って くれた わ ね 。

おかげ で 重 吾 の 体液 から の 酵素 も 完成 した わ 。

どう ? あなた しだい だ けど 。

ここ を 仕切って みる 気 は ない かしら ?

大 蛇 丸 様 …。

あなた も 苦労 して きた でしょ ?

しばらく ここ で 体 を 休める と いい わ 。

もったいない お 言葉 。

若 輩者 です が ➡

大 蛇 丸 様 の ため 務め させて いただき ます 。

失礼 し ます 。

《 これ で … うち も やっと 》

今日 は 午後 から 97 番 の 手術 が ある 。

ちょっと ハ ー ド に なる から 付き添い を 頼む よ 。

わかって いる 。 死な せ なければ いい んだ ろ ?

( カブト ) そういう こと だ ね 。

あれ は ?

あぁ サスケ 君 だ よ 。

大 蛇 丸 様 の いちばん の お気に入り さ 。

彼 は ちょっと 変わって いて ね ➡

目的 を 果たす 力 を 手 に 入れる ため 自ら 進んで ここ に 来た の さ 。

( 香 燐 ) 目的 ?

( カブト ) だが おそらく それ は 果たさ れ ない 。

彼 は 大 蛇 丸 様 の 次の 器 に なる 運命 だ から ね 。

ふ ~ ん …。

( 大 蛇 丸 ) 私 は この世 を 解き明かす 者 …。

すべて を 手 に する 者 な …。

♪♪~

やっぱり あんた か … サスケ 。

香 燐 ついて 来い 。 お前 が 必要だ 。

は ぁ !? なんで お前 なんか に ! うち は ここ を 任さ れて んだ よ !

大 蛇 丸 は もう いない 。

水 月 この アジト に 捕らえ られて る や つら を ➡

全員 解放 しろ 。 な っ …。

ハァ … 相変わらず 命令 口調 だ な 。

勝手な こと すんじゃ ねえ よ !

私 が どん だけ 苦労 して ここ を シメ てき たか !

囚人 が い なけりゃ 監視 役 も 必要 なく なる わけだ 。

もう 一 度 言う 。 俺 に ついてこい 。 香 燐 。

どう する ?

サスケ !

♪♪~

や ばい …。

ほら サスケ さっさと うち に 噛みつけ 。

ほら 早く !

ああ ~ ん !

( ダンゾウ ) が は …。

く …。 サスケ !

大丈夫 か !? ほら さっさと 噛め !

ああ っ …。

香 燐 水 月 重 吾 …。

お前たち の おかげ で ➡

火影 である ダンゾウ を 倒す こと が できた 。

だが 俺 の 目的 は 今 の 木 ノ 葉 を 倒し ➡

俺 が 火影 と なって 新しい 木 ノ 葉 を 作る こと …。

ここ から が 正念場 だ 。

戦況 は ? ( 水 月 ) 相変わらず だ よ 。

った く 嫌な 連中 だ よ 。

サスケ が 火影 に なった 混乱 に 乗じて 攻めて くる なんて さ 。

( 重 吾 ) 大変だ 香 燐 が …。

( ゾウスイ ) 木 ノ 葉 の ネズミ か と 思った が …。

おもしろい やつ と 出くわした もの だ …。

知り合い です か ?

昔 草 で 飼って いた 流れ 者 だ 。

噛みついて チャクラ を 吸えば ➡

どんな 傷 でも 回復 さ せる こと が できる 。

おい ! こいつ を 医療 班 の テント へ 連れて いけ !

やめろ ! 死んで も かまわ ん !

恩 ある 里 に 牙 を 剥いた 報い だ 。

命 尽きる まで 吸い 尽くして やれ !

う … うわ … あ …。

♪♪~

香 燐 ! 目 を さませ 香 燐 !

しっかり しろ ! すぐに 医療 班 を 呼んで やる !

( 香 燐 ) ああ … サスケ … サスケ …。

もう いい んだ …。

もう … だ から お 願い だ …。

ねえ サスケ … お 願い だ から …。

笑って よ サスケ …。

今回 は 特別 企画 ➡

皆さん から の リクエスト に お 応え いたし ます 。

最初 は この 曲 『 皆 の 衆 』。


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 431 - あの 笑顔 を もう 一 度 ||しっぷう|つたい|しーずん||えがお|||ひと|たび Naruto Shippuden - Season 20 - 431 - That Smile Again Naruto Shippuden - Temporada 20 - 431 - Esa Sonrisa Otra Vez Naruto Shippuden - Saison 20 - 431 - Ce sourire encore Naruto Shippuden - Stagione 20 - 431 - Di nuovo quel sorriso Naruto Shippuden - Temporada 20 - 431 - Aquele sorriso de novo Naruto Shippuden - Säsong 20 - 431 - Det leendet igen 火影忍者 Shippuden - 第二十季 - 431 - 再次微笑 火影忍者 Shippuden - 第二十季 - 431 - 再次微笑

( サスケ ) 香 燐 ! 目 を さませ 香 燐 ! |かおり|りん|め|||かおり|りん (科林: 醒醒,柯林

しっかり しろ ! すぐに 医療 班 を 呼んで やる ! |||いりょう|はん||よんで|

( 香 燐 ) ああ サスケ …。 サスケ もう いい んだ 。 かおり|りん||||||

もう だ から ➡

だから お 願い だ …。 ||ねがい|

ねぇ サスケ 。 お 願い だ から …。 |||ねがい||

笑って よ サスケ 。 わらって||

あの とき みたいに 。

( 香 燐 ) ダメ ! 香 燐 …。 かおり|りん||かおり|りん

具合 が 悪い って 言って た じゃ ない ! ぐあい||わるい||いって|||

( ゾウスイ ) 早く しろ 。 |はやく|

力 を 貸す の が この 里 に 置いて もらう 条件 だ もの 。 ちから||かす||||さと||おいて||じょうけん||

だけど !

すぐに 戻る から 。 ( 香 燐 ) や だ ! |もどる||かおり|りん||

いい 子 に して いて ね 。 ( 香 燐 ) 母さん ! |こ|||||かおり|りん|かあさん

母さん ! かあさん

母さん …。 かあさん

立て ! たて

( 香 燐 ) ここ は ? かおり|りん||

( ゾウスイ ) 奇襲 に より 我々 は 多大な 被害 を こうむった 。 |きしゅう|||われわれ||ただいな|ひがい||

里 は 今 負傷 者 で あふれ かえって いる 。 さと||いま|ふしょう|もの||||

お前 の 母 だけ で は 間に合わ ない 。 おまえ||はは||||まにあわ|

( 香 燐 ) 母さん !? かおり|りん|かあさん

うえ えっ !

離して ! 母さん が … 母さん が ! はなして|かあさん||かあさん|

里 を 守る に は こう する しか なかった のだ 。 さと||まもる|||||||

( ゾウスイ ) お前 の 母 を 失った の は 残念だ が ➡ |おまえ||はは||うしなった|||ざんねんだ|

まだ ケガ 人 が 残って いる 。 ||じん||のこって|

( うめき声 ) うめきごえ

遅い ぞ ! あの 女 は どうした ? おそい|||おんな||

死んだ 。 今日 から こいつ が あと を 継ぐ 。 しんだ|きょう||||||つぐ

え !? こんな ガキ が ? 大丈夫な の か ? ||||だいじょうぶな||

あの 女 の 娘 だ 。 同じ 能力 を 持って いる 。 |おんな||むすめ||おなじ|のうりょく||もって|

嫌 … 離して ! 嫌 ぁ ! いや|はなして|いや|

行き場 の ない やつ を 置いて やって る んだ 。 ゆきば|||||おいて|||

食い ぶち 分 くらい は 働いて もらわ ん と な 。 くい||ぶん|||はたらいて||||

いて え ! チクショウ … いて えよ ぉ …。

大丈夫だ すぐ 治して やる から な 。 だいじょうぶだ||なおして|||

嫌 ぁ !! さ ぁ 噛む んだ ! いや||||かむ|

お 願い … やめて …。 |ねがい|

お前 の 母 は 家 に 運んで おいた 。 おまえ||はは||いえ||はこんで|

明日 から は 呼ば れ ず と も 病院 で 待機 して おく ように 。 あした|||よば|||||びょういん||たいき|||よう に

♪♪~

( 泣き声 ) なきごえ

そっち ! チャクラ を もっと 送れ ! ||||おくれ

そい つ は もう いい 。 無駄だ ! |||||むだだ

隣 を 診て やれ ! もたもた する な ! 来い ! となり||みて|||||こい

そっち は 薬 で 間に合う ! よし そのまま 続けろ 。 ||くすり||まにあう|||つづけろ

今度 は こっち だ ! 早く 来い ! こんど||||はやく|こい

ハァ … ハァ … ハァ …。

( ゾウスイ ) おい ! 仕事 だ ! ||しごと|

ヒッ ! こんな ところ で 立ち止まる な ! ||||たちどまる|

でも うち 戦場 なんて …。 ||せんじょう|

黙れ ! 走ら なければ ➡ だまれ|はしら|

俺 が お前 を 殺す ! え … う っ …。 おれ||おまえ||ころす|||

立て ! あぁ …。 たて|

行け ! え ? さ ぁ ! いけ|||

母さん …。 かあさん

上層 部 の 話し合い で ➡ じょうそう|ぶ||はなしあい|

お前 を 次の 中 忍 試験 に 参加 さ せる こと に なった 。 おまえ||つぎの|なか|おし|しけん||さんか|||||

うち を ? この 試験 は ➡ |||しけん|

参加 した 下 忍 の 実力 を もって 各 忍 里 の 力 を はかる 。 さんか||した|おし||じつりょく|||かく|おし|さと||ちから||

代理 戦争 の 側面 を 持つ ➡ だいり|せんそう||そくめん||もつ

我々 と して は 負ける わけに は いか ん のだ 。 われわれ||||まける|||||

( ゾウスイ ) お前 の 役目 は 他の 2 人 の 徹底 回復 。 |おまえ||やくめ||たの|じん||てってい|かいふく

よそ者 の 身 で 養わ れて きた のだ ➡ よそもの||み||やしなわ|||

その こと を 肝 に 銘じて 必ず 結果 を 出せ 。 |||かん||めいじて|かならず|けっか||だせ

はい …。

チクショウ ! ど いつも こいつ も 化けもの か ! |||||ばけもの|

奪う どころ か 自分 ら の 巻物 を 守る だけ でも 精一杯 と は 。 うばう|||じぶん|||まきもの||まもる|||せいいっぱい||

だから って むざむざ 引ける か 。 |||ひける|

俺 たち に は 里 の 威信 が かかって いる 。 おれ||||さと||いしん|||

なら もう 一 度 追尾 を かける か 。 ||ひと|たび|ついび|||

次 こそ しとめる んだ ! う っ ! つぎ|||||

う うち は 何 を すれば …。 |||なん||

ついて 来 られて も 足手まといだ 。 |らい|||あしでまといだ

これ を 持って 隠れて ろ 。 ( 香 燐 ) はい 。 ||もって|かくれて||かおり|りん|

あっ う ぅっ !

( 鳥 の さえずり ) ちょう||

あっ 隠れて なきゃ …。 |かくれて|

( うなり 声 ) |こえ

う っ …。

あっ !

獅子 連 弾 ! しし|れん|たま

俺 たち と 同じ 地 の 書 か 。 おれ|||おなじ|ち||しょ|

《 あっ メ メガネ …》

じゃあ な 。

♪♪~

お前 に は 失望 さ せ られた もの だ 。 おまえ|||しつぼう|||||

もう 少し マシ な 結果 に なる か と 思って いた が な 。 |すこし|||けっか|||||おもって|||

しょせん は よそ者 。 ||よそもの

里 へ の 忠誠 など 望む べく も ない と いう こと か 。 さと|||ちゅうせい||のぞむ|||||||

そんな … うち は 。

ならば 証明 して みせろ 。 |しょうめい||

北 の 砦 へ と 発 つ が いい 。 北 の 砦 ? きた||とりで|||はつ||||きた||とりで

激戦 区 だ 。 げきせん|く|

( ため息 ) ためいき

北 の 砦 と は ご 苦労な こと だ 。 きた||とりで||||くろうな||

あの 辺り は 最近 かぐ や 一族 が 流れ込んで いる から な 。 |あたり||さいきん|||いちぞく||ながれこんで|||

殺戮 に しか 興味 の ない とんでもない 連中 だ 。 さつりく|||きょうみ||||れんちゅう|

北 の 砦 が 防波堤 に なって は いる が …。 きた||とりで||ぼうはてい|||||

ああ ひどい こと に なって る って 話 だ 。 |||||||はなし|

助かる わ 戦闘 員 だって 無限じゃ ない もの 。 たすかる||せんとう|いん||むげんじゃ||

でも あなた が いれば ➡

彼ら を 速やかに 回復 できる の よ ね ? かれら||すみやかに|かいふく||||

早速 始めて ちょうだい 。 さっそく|はじめて|

あ … でも 。

( ため息 ) ためいき

やっぱり よそ者 は …。 |よそもの|

あっ 。

すばらしい 献身 だ わ 。 |けんしん||

あなた たち ! 外 の 患者 も 順番 に 運んで きて ! ||がい||かんじゃ||じゅんばん||はこんで|

え …。

《 香 燐 : もう 無理 … ここ に いて は 死ぬ 》 かおり|りん||むり|||||しぬ

あっ … あぁ ~!

キャ ー ! 助けて ! ||たすけて

この 赤い 髪 渦潮 の 生き残り に 間違い な さ そうだ 。 |あかい|かみ|うずしお||いきのこり||まちがい|||そう だ

小遣い 稼ぎ に 寄って 正解 だった な 。 こづかい|かせぎ||よって|せいかい||

(2 人 ) ヘッヘッヘ …。 じん|

( 大 蛇 丸 ) 故郷 を なくした 忍 って いう の は ➡ だい|へび|まる|こきょう|||おし||||

哀れな もの ね 。 あわれな||

でも ね どうせ なら 自分 で 決め なさい 。 ||||じぶん||きめ|

私 の もと に 来れば もう 誰 も あなた に 手 は 出せ ない わ 。 わたくし||||くれば||だれ||||て||だせ||

( カブト ) キミ が 香 燐 だ ね ? 大 蛇 丸 様 から 話 は 聞いて る よ 。 |||かおり|りん|||だい|へび|まる|さま||はなし||きいて||

なんでも 珍しい 力 が ある と か 。 |めずらしい|ちから||||

あの 大 蛇 丸 様 は ? |だい|へび|まる|さま|

( カブト ) あの 方 は お 忙しい 方 だ から ね 。 ||かた|||いそがしい|かた|||

基本 的に は キミ は 僕 の 下 に つく こと に なる 。 きほん|てきに||||ぼく||した|||||

おいで 。

( 香 燐 ) この 人 たち は ? かおり|りん||じん||

実験 に 使う んだ 。 じっけん||つかう|

大 蛇 丸 様 が 進めて いる 研究 に は ➡ だい|へび|まる|さま||すすめて||けんきゅう||

たくさんの デ ー タ が いる から ね 。

僕 は それ を キミ に も 手伝って ほしい と 考えて いる 。 ぼく|||||||てつだって|||かんがえて|

さあ 着いた よ 。 |ついた|

彼 は 実験 中 の サンプル だ 。 かれ||じっけん|なか|||

弱って しまって 困って いた んだ よ 。 よわって||こまって|||

キミ の 力 も 見て おき たい し ね 。 さあ 。 ||ちから||みて|||||

うわ ~! キャ ー !

( カブト ) ふ ~ ん こいつ は すごい 。

さすが 大 蛇 丸 様 に 見込ま れた だけ の こと は ある 。 |だい|へび|まる|さま||みこま||||||

これ から も よろしく 頼む よ 。 ||||たのむ|

( 香 憐 ) ここ は ? ( カブト ) 北 アジト 。 かおり|れん||||きた|

今 まで の と は 規模 も 設備 も 桁違い 。 いま|||||きぼ||せつび||けたちがい

本格 的な 人体 実験 場 だ よ 。 ほんかく|てきな|じんたい|じっけん|じょう||

今日 から しばらく キミ に は 重 吾 の 実験 を 手伝って もらう よ 。 きょう||||||おも|われ||じっけん||てつだって||

重 吾 ? ( カブト ) 呪 印 唯一 の オリジナル 。 おも|われ||まじない|いん|ゆいいつ||

殺人 鬼 の 重 吾 だ よ 。 さつじん|おに||おも|われ||

あっ あぁ …。

香 憐 よく 頑張って くれた わ ね 。 かおり|れん||がんばって|||

おかげ で 重 吾 の 体液 から の 酵素 も 完成 した わ 。 ||おも|われ||たいえき|||こうそ||かんせい||

どう ? あなた しだい だ けど 。

ここ を 仕切って みる 気 は ない かしら ? ||しきって||き|||

大 蛇 丸 様 …。 だい|へび|まる|さま

あなた も 苦労 して きた でしょ ? ||くろう|||

しばらく ここ で 体 を 休める と いい わ 。 |||からだ||やすめる|||

もったいない お 言葉 。 ||ことば

若 輩者 です が ➡ わか|やからもの||

大 蛇 丸 様 の ため 務め させて いただき ます 。 だい|へび|まる|さま|||つとめ|さ せて||

失礼 し ます 。 しつれい||

《 これ で … うち も やっと 》

今日 は 午後 から 97 番 の 手術 が ある 。 きょう||ごご||ばん||しゅじゅつ||

ちょっと ハ ー ド に なる から 付き添い を 頼む よ 。 |||||||つきそい||たのむ|

わかって いる 。 死な せ なければ いい んだ ろ ? ||しな|||||

( カブト ) そういう こと だ ね 。

あれ は ?

あぁ サスケ 君 だ よ 。 ||きみ||

大 蛇 丸 様 の いちばん の お気に入り さ 。 だい|へび|まる|さま||||おきにいり|

彼 は ちょっと 変わって いて ね ➡ かれ|||かわって||

目的 を 果たす 力 を 手 に 入れる ため 自ら 進んで ここ に 来た の さ 。 もくてき||はたす|ちから||て||いれる||おのずから|すすんで|||きた||

( 香 燐 ) 目的 ? かおり|りん|もくてき

( カブト ) だが おそらく それ は 果たさ れ ない 。 |||||はたさ||

彼 は 大 蛇 丸 様 の 次の 器 に なる 運命 だ から ね 。 かれ||だい|へび|まる|さま||つぎの|うつわ|||うんめい|||

ふ ~ ん …。

( 大 蛇 丸 ) 私 は この世 を 解き明かす 者 …。 だい|へび|まる|わたくし||このよ||ときあかす|もの

すべて を 手 に する 者 な …。 ||て|||もの|

♪♪~

やっぱり あんた か … サスケ 。

香 燐 ついて 来い 。 お前 が 必要だ 。 かおり|りん||こい|おまえ||ひつようだ

は ぁ !? なんで お前 なんか に ! うち は ここ を 任さ れて んだ よ ! |||おまえ|||||||まかさ|||

大 蛇 丸 は もう いない 。 だい|へび|まる|||

水 月 この アジト に 捕らえ られて る や つら を ➡ すい|つき||||とらえ|||||

全員 解放 しろ 。 な っ …。 ぜんいん|かいほう|||

ハァ … 相変わらず 命令 口調 だ な 。 |あいかわらず|めいれい|くちょう||

勝手な こと すんじゃ ねえ よ ! かってな||||

私 が どん だけ 苦労 して ここ を シメ てき たか ! わたくし||||くろう||||||

囚人 が い なけりゃ 監視 役 も 必要 なく なる わけだ 。 しゅうじん||||かんし|やく||ひつよう|||

もう 一 度 言う 。 俺 に ついてこい 。 香 燐 。 |ひと|たび|いう|おれ|||かおり|りん

どう する ?

サスケ !

♪♪~

や ばい …。

ほら サスケ さっさと うち に 噛みつけ 。 |||||かみつけ

ほら 早く ! |はやく

ああ ~ ん !

( ダンゾウ ) が は …。

く …。 サスケ !

大丈夫 か !? ほら さっさと 噛め ! だいじょうぶ||||かめ

ああ っ …。

香 燐 水 月 重 吾 …。 かおり|りん|すい|つき|おも|われ

お前たち の おかげ で ➡ おまえたち|||

火影 である ダンゾウ を 倒す こと が できた 。 ほかげ||||たおす|||

だが 俺 の 目的 は 今 の 木 ノ 葉 を 倒し ➡ |おれ||もくてき||いま||き||は||たおし

俺 が 火影 と なって 新しい 木 ノ 葉 を 作る こと …。 おれ||ほかげ|||あたらしい|き||は||つくる|

ここ から が 正念場 だ 。 |||しょうねんば|

戦況 は ? ( 水 月 ) 相変わらず だ よ 。 せんきょう||すい|つき|あいかわらず||

った く 嫌な 連中 だ よ 。 ||いやな|れんちゅう||

サスケ が 火影 に なった 混乱 に 乗じて 攻めて くる なんて さ 。 ||ほかげ|||こんらん||じょうじて|せめて|||

( 重 吾 ) 大変だ 香 燐 が …。 おも|われ|たいへんだ|かおり|りん|

( ゾウスイ ) 木 ノ 葉 の ネズミ か と 思った が …。 |き||は|||||おもった|

おもしろい やつ と 出くわした もの だ …。 |||でくわした||

知り合い です か ? しりあい||

昔 草 で 飼って いた 流れ 者 だ 。 むかし|くさ||かって||ながれ|もの|

噛みついて チャクラ を 吸えば ➡ かみついて|||すえば

どんな 傷 でも 回復 さ せる こと が できる 。 |きず||かいふく|||||

おい ! こいつ を 医療 班 の テント へ 連れて いけ ! |||いりょう|はん||||つれて|

やめろ ! 死んで も かまわ ん ! |しんで|||

恩 ある 里 に 牙 を 剥いた 報い だ 。 おん||さと||きば||むいた|むくい|

命 尽きる まで 吸い 尽くして やれ ! いのち|つきる||すい|つくして|

う … うわ … あ …。

♪♪~

香 燐 ! 目 を さませ 香 燐 ! かおり|りん|め|||かおり|りん

しっかり しろ ! すぐに 医療 班 を 呼んで やる ! |||いりょう|はん||よんで|

( 香 燐 ) ああ … サスケ … サスケ …。 かおり|りん|||

もう いい んだ …。

もう … だ から お 願い だ …。 ||||ねがい|

ねえ サスケ … お 願い だ から …。 |||ねがい||

笑って よ サスケ …。 わらって||

今回 は 特別 企画 ➡ こんかい||とくべつ|きかく

皆さん から の リクエスト に お 応え いたし ます 。 みなさん||||||こたえ||

最初 は この 曲 『 皆 の 衆 』。 さいしょ|||きょく|みな||しゅう