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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン20 - 440 - 籠の鳥

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 440 - 籠 の 鳥

( ネジ ) あなた の 言う 実験 の 結果 は 出 ました か ?

彼ら は 里 の 掟 より 仲間 どうし の 絆 を ➡

大事に する こと を 証明 して くれた はずです 。

もう 実験 を する 必要 は ない でしょう 。

今 まで さらった 木 ノ 葉 の 忍 たち 全員 を ➡

返して ください ます ね ?

父上 。

( 綱 手 ) なに 仮面 の 男 は ネジ の ?

( シズネ ) そろそろ これ が 必要 か と 思い まして 。

お ~ 気 が 利く な 。

どうぞ 。

おっと っと っと …。

あ ~ 五臓 六 腑 に 染み渡る な !

おっと 続き 続き 。

いい だろう 。

消えた みんな は どこ に いる んです ?

無事な んでしょう ね ?

むろん だ すぐ 道 案内 を さ せよう 。

お前 は 皆 を 迎え に 行って くれ 。

わかり ました 。

俺 は 後始末 を して から 合流 する 。

( シカマル ) みんな 聞いた な ?

俺 たち は 一致 団結 し アスマ たち を ➡

仲間 たち を 見つけて 助け出す !

( ナルト たち ) お ぉ !

( ナルト ) よし すぐに 行く って ば よ 。

ちょっと 待て ナルト ! なんだ よ 。

仲間 を 助け出す って お前 が 言った んだ ろ ?

言った けど よ 。

みんな が どこ に いるか まったく わかって ない んだ ぜ 。

( いの ) 手がかり も ない し …。

( リ ー ) それとも ナルト 君 は 僕たち が 知ら ない 情報 を ➡

持って いる んです か ? ( テンテン ) そうそう 。

そ … そんな もん ある わけ ねえ だろう が 。

( みんな ) あ ~?

( サスケ ) フンッ 戦闘 力 は 多少 上がった が 頭 の でき は 悪い まま だ な 。

何 だ と !? ( サクラ ) もう ケンカ は やめて !

( キバ ) や っぱ 俺 たち 探索 班 の 出番 だ な 。

( 赤 丸 ) ワン !

( ヒナタ ) その 必要 は な さ そうだ よ 。 あ ?

ワン ! ワン !

ネジ 兄さん … よく ご 無事で 。

心配 を かけた な 。

おい 敵 は どう なった ? やっ つ けち まった の か !?

いや 。 えっ 逃がし ち まった の か ?

( ネジ ) いや そう じゃ ない が …。

だったら どういう こと だって ば よ !?

ナルト ネジ に 話す 時間 を 与えよう ぜ 。

った く …。

あ … あぁ 。

で どう な んだ ? ネジ 。

( 飛 段 ) やっと お出まし か 。

あ ~ あ 待ちくたびれた ぜ 。

実験 は 終わった 。

これ を もって 傭兵 諸君 に は 解散 して いただく 。

( ヒルコ ) そう は いか ねえ な 。 見てくれ 。

( ヒルコ ) 俺 の 芸術 に 傷 を つけ られた まま ➡

引き下がれ と いう の か ?

もう すべて は 終わった 。

真実 を 証明 する こと も できた 。 解散 だ 。

お っ 待てよ 相棒 !

( 角 都 ) 仕事 は 終わった 。 カネ を もらえば もう 用 は ない 。

チッ ! しよう が ねえ な 。

あっ ? えっ !? ちょ っ … 待って くれよ !

お前たち に は 後始末 を 頼み たい 。

( 小南 ) 後始末 … です か ?

避難 して いた 住民 たち を もと の 家 に 戻して くれ 。

( 弥彦 ) あぁ 喜んで 。

それ と は 別に やって ほしい こと が ある 。

と いう わけだ 。

つまり 今 まで 起こった こと は ➡

すべて その 仮面 の 男 の 実験 だった っ つう こと か 。

ちょっと 待って ください ! ガイ 先生 たち は 無事な んです か ?

あぁ 人質 全員 の 解放 を 約束 して 道 案内 を 用意 する と 言って いた 。

道 案内 って ? 何 だ ? それ 。

なんだ お前 ら !

( 小南 ) 私 たち は 敵 で は ない わ 。

( 弥彦 ) まずは 信頼 関係 を 築か なきゃ な 。

今回 は 雇い主 の 試験 に 巻き込んで すまなかった 。

( 長門 ) 試験 は 終了 した 。 キミ たち の 仲間 は 解放 する 。

本当 か ?

俺 たち は 雨 隠れ の 忍 。

忍 の 世界 の 未来 の ため ➡

同じ 志 を 持った 仲間 を 探し 旅 を 続けて いる チ ー ム ・ ジライヤ だ 。

ウソ は …。 チ ー ム ・ ジライヤ !?

お め えら エロ 仙人 を 知って ん の か ?

ああ 僕たち の 命 の 恩人 であり 忍術 の 師匠 だ 。

( シカマル ) なるほど 襲撃 さ れ ながら も 殺意 を 感じ なかった の は ➡

試験 だった から か 。

で 俺 たち は その 試験 に パス し たって こと か ?

だ と 思う 。 な ので これ から 仲間 の 居場所 を 教える 。

小南 。

♪♪~

シノビアゲハ 。

蝶 たち が あなた たち を 仲間 の ところ へ 案内 する わ 。

俺 たち は 村人 たち を もと の 家 に 戻さ なきゃ な ん ねえ んだ 。

そろそろ 消え させて もらう ぜ 。

ちょっと 待て !

ちえっ エロ 仙人 と の こと もっと 聞き たかった のに 。

あれ に ついて行けば いい んだ な 。

ネジ 兄さん 。 ああ 。

( ヒナタ ) シノビアゲハ 。

あそこ ! あの 建物 か 。

よ ~ し みんな を 助け に 行く って ば よ !

待てよ 万が一 罠 って こと だって …。

聞いて ないし 。 った く 。

みんな !

( カカシ ) 面目ない 。

ガイ 先生 ご 無事で なにより です 。

( ガイ ) おお ! 俺 は 今 むちゃくちゃ 感動 して いる ぞ !

教え子 に 助け られる と は 先生 冥利 に 尽きる と いう もの 。

く は ~ っ !

あ ち っ … もう 少し 丁寧に やって くれ 。

たいした 傷 じゃ ない って 。

アスマ 。 ( チョウジ ) どこ か 痛い とこ あったり し ない ?

( アスマ ) いや … 心配 を かけて すまなかった 。

ほんと よかった ~。

しかし 今回 の 事件 ➡

いったい どういう こと な んだ ?

( 紅 ) あなた たち 説明 して くれる わ ね 。

あ … ああ 。

私 から 説明 しよう 。

待って くれ 。 もう この 人 は 敵 で は ない !

大丈夫だ 。

わかった って ば よ 。

まさか … あなた は 。

あなた は … 日向 ヒザシ さん 。 ( ヒナタ ) そんな …。

あなた は 私 が 3 歳 の 時 亡くなら れた はずじゃ …。

え ? そこ は まず 俺 から 説明 しよう 。

ネジ 兄さん …。

ヒナタ 様 3 歳 の 誕生日 に ➡

木 ノ 葉 を 揺るがす 大 事件 が 起きた 。

雲隠れ の 忍 に ヒナタ 様 が さらわ れ かけ ➡

ヒアシ 様 が 返り 討ち に して しまわ れた のだ 。

( ヒナタ ) 悪い の は もちろん 雲隠れ の ほう 。

当然 里 の 関係 は 悪化 し 戦い に なり かけた 。

戦い を 避け たい 木 ノ 葉 は ➡

雲隠れ と 裏 取引 を し 雲 の 条件 を のんだ 。

いや のま ざる を え なかった 。

なん だって ば よ その 条件 って …。

白 眼 の 血 継 限界 を 持つ 日向 宗 家 …。

つまり ヒナタ 様 の 父上 ➡

ヒアシ 様 の 死体 を 渡せ と いう もの だった 。

そこ で 日向 ヒアシ と 双子 の 兄弟 である ➡

俺 の 父 日向 ヒザシ が 宗 家 の 影 武者 と して ➡

殺さ れる こと で 里 の 平和 が 守ら れた んだ 。

父上 の 決意 と いきさつ は ナルト お前 が 見た とおり だ 。

それ も これ も 宗 家 を 守る ため ➡

日向 に 代々 伝わる 忌まわしき 呪 印 システム 。

生き ながら に して 逆らう こと の でき ない ➡

運命 に 流さ れ ながら も ➡

自ら の 意志 で 運命 に 逆らおう と した ➡

父上 の 生き様 だった んだ 。

( ヒザシ ) カカシ こ たび の こと 皆 に 迷惑 を かけた 。

死んだ はずの あなた が なぜ ?

うむ … 最初 私 に も わから なかった 。

長 い眠り から 覚めた とき ➡

私 は とある 男 の アジト に いた 。

(( 大 蛇 丸 : あなた が よみがえった の は ➡

私 の 術 穢土 転生 の おかげ 。

でも あなた の 心 に ➡

この世 に 対する 執着 が あった から で も ある の よ 。

執着 など ない ! 私 は 望んで この 命 を …。

一族 の ため に 望んで その 命 を 捧げた と いう の ね 。

でも その 死 が 無駄だった と したら …))

その 男 が 言う とおり かも しれ ない 。

その 時 私 は そう 思った 。

そこ で 今回 の 事件 を 計画 した んだ 。

私 の 死 が 無駄で は なかった こと を …。

私 の 死 を 受け 悪 しき 掟 や 運命 が ➡

木 ノ 葉 の 里 に 考える きっかけ を ➡

もたらして いる で あろう こと を 期待 して …。

いや そんな こと は 今 は どう で も いい 。

私 は この世 に 存在 して は なら ぬ 人間 だ 。

しかし この 術 は 自ら 解く こと は 不可能な ようだ 。

里 に 戻り この 術 の 解き 方 を 調べて もらい たい 。

その 前 に ひと つ 。 ネジ と …。

息子 と 2 人 だけ で 話 を さ せて もらい たい 。

♪♪~

ネジ あの 日 の こと を 覚えて いる か ?

(( ヒザシ : ネジ お前 は 生きろ 。

お前 は 一族 の 誰 より も ➡

日向 の 才 に 愛さ れた 男 だ 。

お前 を 宗 家 に 生んで やり たかった なぁ ))

里 や 家族 そして お前 を 守る ため と は いえ ➡

日向 の 運命 に 逆らって みた 結果 ➡

お前 に は 寂しい 思い を さ せて しまった な 。

その うえ で 一族 の 運命 に 縛ら れた お前 の 未来 が 気がかりだった 。

ああ 当然 あなた を 失った 俺 は ➡

日向 の 運命 を 憎しみ 呪う こと を バネ に して 生きて きた 。

しかし 一 人 の 下 忍 と の 出会い が 俺 の 考え 方 を 変えて くれた 。

(( ハァ … ハァ … ハァ …。

( ネジ ) 一生 ぬぐい 落とせ ぬ 印 を 背負う 運命 が どんな もの か ➡

お前 など に わかる もの か !

わかって る って ば よ 。

んで それ が 何 ?

フン ! かっこ つけ んじゃ ねえ よ !

別に て め え だけ が 特別じゃ ね えん だって ば よ !

みんな 自分 の 運命 に 逆らおう って 必死な んだ !

お前 だって そう だろう 。

ぜ って え お 前 倒して それ を 証明 して やる !

日向 の 憎しみ の 運命 だ か なんだか 知ら ねえ が な ➡

お前 が 無理だ っつ うん なら もう 何も し なくて いい !

俺 が 火影 に なって から …。

日向 を 変えて やる よ !!))

( ネジ ) うずまき ナルト やつ に 教え られた 。

籠 の 鳥 だって 賢く なれば 自分 の クチバシ で フタ を 開けよう と する 。

また 自由に 空 を 飛び たい と 思う って こと を 。

どちら に せよ 行き着く 先 は 同じな の かも しれ ない 。

ただ 後者 の 生き 方 を 選ぶ とき ➡

人 は 生きる 目的 に 向かって 頑張れる 。

そして それ を 持つ 者 が 本当に 強い のだ と 。

そして 父上 私 の 目的 は ただ 一 つ ➡

もっと 強く なり たい 誰 に も 負け ない くらい 。

今 は そう 思い ます 。

いい 仲間 が 出来た な ネジ 。

( ネジ ) 今 は ライバル です が …。

( ネジ ) 父上 ! えっ !

どうやら 術 を 探さ なくて いい ようだ 。

ああ 。

立派に なった な ネジ 。

父 様 !

♪♪~

父 様 …。

( 鳥 の 鳴き声 )

( ネジ ) ガイ …。

ヒザシ さん は お前 の 成長 する 姿 を 見届け られ なかった こと が ➡

いちばん の 心残りだった ようだ な 。

♪♪~

はい 。

( 弥彦 ) よかった な 皆 も 家 に 戻って ➡

この 村 に も 平和 が 戻った って わけだ 。

ええ それ で これ から どう する ?

木 ノ 葉 隠れ の 里 の 下 忍 たち と 組む 気 な の か ?

ああ 。 里 は 違え ど ➡

同志 と 言って も いい かも な って 思って いる 。

いつか あいつ ら と 組む 日 も 来る かも しれ ない な 。 ん ?

長門 なんだ それ 。 あの 子供 たち の ?

村 の 道 で 拾った んだ 。

みんな が 村 に 帰る どさくさ で 落として しまった らしい な 。

ハハハ ! あいつ ら ➡

また ぬいぐるみ が ない って 大騒ぎ して る だろう な 。

よし 俺 が 届けて きて やる 。

弥彦 …。 すぐ 戻る ここ で 待って て くれ 。

おっしゃ ! さっさと 戻って 父ちゃん に 報告 する って ば よ !

じゃあ ナルト 君 里 まで 僕 と 競争 し ましょう !

フン 負け ねえ って ば よ 。 僕 だって 負け ませ ん 。

俺 が 負け ない んだ って ば よ ! 僕 も です 。

俺 だって ば よ 。 僕 です !

ほんと 元気 ね 。 そう ね 。

( カカシ ) お ~ い 待って くれ 。

ま まだ 体 の 調子 が …。

ちょ ちょっと 休んで いき ましょう よ 。

やれやれ 。

えっ 。

なんだ … なん だって ば よ 。

弥彦 。

ハァ ハァ ハァ …。

長門 ?

♪♪~

うわ ぁ ~!

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 440 - 籠 の 鳥 ||しっぷう|つたい|しーずん|かご||ちょう Naruto Shippuden - Season 20 - 440 - Caged Bird

( ネジ ) あなた の 言う 実験 の 結果 は 出 ました か ? |||いう|じっけん||けっか||だ||

彼ら は 里 の 掟 より 仲間 どうし の 絆 を ➡ かれら||さと||おきて||なかま|どう し||きずな|

大事に する こと を 証明 して くれた はずです 。 だいじに||||しょうめい|||はず です

もう 実験 を する 必要 は ない でしょう 。 |じっけん|||ひつよう|||

今 まで さらった 木 ノ 葉 の 忍 たち 全員 を ➡ いま|||き||は||おし||ぜんいん|

返して ください ます ね ? かえして|||

父上 。 ちちうえ

( 綱 手 ) なに 仮面 の 男 は ネジ の ? つな|て||かめん||おとこ|||

( シズネ ) そろそろ これ が 必要 か と 思い まして 。 ||||ひつよう|||おもい|

お ~ 気 が 利く な 。 |き||きく|

どうぞ 。

おっと っと っと …。

あ ~ 五臓 六 腑 に 染み渡る な ! |ごぞう|むっ|ふ||しみわたる|

おっと 続き 続き 。 |つづき|つづき

いい だろう 。

消えた みんな は どこ に いる んです ? きえた||||||ん です

無事な んでしょう ね ? ぶじな||

むろん だ すぐ 道 案内 を さ せよう 。 |||どう|あんない|||

お前 は 皆 を 迎え に 行って くれ 。 おまえ||みな||むかえ||おこなって|

わかり ました 。

俺 は 後始末 を して から 合流 する 。 おれ||あとしまつ||||ごうりゅう|

( シカマル ) みんな 聞いた な ? ||きいた|

俺 たち は 一致 団結 し アスマ たち を ➡ おれ|||いっち|だんけつ||||

仲間 たち を 見つけて 助け出す ! なかま|||みつけて|たすけだす

( ナルト たち ) お ぉ !

( ナルト ) よし すぐに 行く って ば よ 。 |||いく|||

ちょっと 待て ナルト ! なんだ よ 。 |まて|||

仲間 を 助け出す って お前 が 言った んだ ろ ? なかま||たすけだす||おまえ||いった||

言った けど よ 。 いった||

みんな が どこ に いるか まったく わかって ない んだ ぜ 。

( いの ) 手がかり も ない し …。 |てがかり|||

( リ ー ) それとも ナルト 君 は 僕たち が 知ら ない 情報 を ➡ ||||きみ||ぼくたち||しら||じょうほう|

持って いる んです か ? ( テンテン ) そうそう 。 もって||ん です|||そう そう

そ … そんな もん ある わけ ねえ だろう が 。

( みんな ) あ ~?

( サスケ ) フンッ 戦闘 力 は 多少 上がった が 頭 の でき は 悪い まま だ な 。 ||せんとう|ちから||たしょう|あがった||あたま||||わるい|||

何 だ と !? ( サクラ ) もう ケンカ は やめて ! なん|||||||

( キバ ) や っぱ 俺 たち 探索 班 の 出番 だ な 。 |||おれ||たんさく|はん||でばん||

( 赤 丸 ) ワン ! あか|まる|

( ヒナタ ) その 必要 は な さ そうだ よ 。 あ ? ||ひつよう||||そう だ||

ワン ! ワン !

ネジ 兄さん … よく ご 無事で 。 |にいさん|||ぶじで

心配 を かけた な 。 しんぱい|||

おい 敵 は どう なった ? やっ つ けち まった の か !? |てき|||||||||

いや 。 えっ 逃がし ち まった の か ? ||にがし||||

( ネジ ) いや そう じゃ ない が …。

だったら どういう こと だって ば よ !?

ナルト ネジ に 話す 時間 を 与えよう ぜ 。 |||はなす|じかん||あたえよう|

った く …。

あ … あぁ 。

で どう な んだ ? ネジ 。

( 飛 段 ) やっと お出まし か 。 と|だん||おでまし|

あ ~ あ 待ちくたびれた ぜ 。 ||まちくたびれた|

実験 は 終わった 。 じっけん||おわった

これ を もって 傭兵 諸君 に は 解散 して いただく 。 |||ようへい|しょくん|||かいさん||

( ヒルコ ) そう は いか ねえ な 。 見てくれ 。 ||||||みてくれ

( ヒルコ ) 俺 の 芸術 に 傷 を つけ られた まま ➡ |おれ||げいじゅつ||きず||||

引き下がれ と いう の か ? ひきさがれ||||

もう すべて は 終わった 。 |||おわった

真実 を 証明 する こと も できた 。 解散 だ 。 しんじつ||しょうめい|||||かいさん|

お っ 待てよ 相棒 ! ||まてよ|あいぼう

( 角 都 ) 仕事 は 終わった 。 カネ を もらえば もう 用 は ない 。 かど|と|しごと||おわった|||||よう||

チッ ! しよう が ねえ な 。

あっ ? えっ !? ちょ っ … 待って くれよ ! ||||まって|

お前たち に は 後始末 を 頼み たい 。 おまえたち|||あとしまつ||たのみ|

( 小南 ) 後始末 … です か ? こみなみ|あとしまつ||

避難 して いた 住民 たち を もと の 家 に 戻して くれ 。 ひなん|||じゅうみん|||||いえ||もどして|

( 弥彦 ) あぁ 喜んで 。 やひこ||よろこんで

それ と は 別に やって ほしい こと が ある 。 |||べつに|||||

と いう わけだ 。

つまり 今 まで 起こった こと は ➡ |いま||おこった||

すべて その 仮面 の 男 の 実験 だった っ つう こと か 。 ||かめん||おとこ||じっけん|||||

ちょっと 待って ください ! ガイ 先生 たち は 無事な んです か ? |まって|||せんせい|||ぶじな|ん です|

あぁ 人質 全員 の 解放 を 約束 して 道 案内 を 用意 する と 言って いた 。 |ひとじち|ぜんいん||かいほう||やくそく||どう|あんない||ようい|||いって|

道 案内 って ? 何 だ ? それ 。 どう|あんない||なん||

なんだ お前 ら ! |おまえ|

( 小南 ) 私 たち は 敵 で は ない わ 。 こみなみ|わたくし|||てき||||

( 弥彦 ) まずは 信頼 関係 を 築か なきゃ な 。 やひこ||しんらい|かんけい||きずか||

今回 は 雇い主 の 試験 に 巻き込んで すまなかった 。 こんかい||やといぬし||しけん||まきこんで|

( 長門 ) 試験 は 終了 した 。 キミ たち の 仲間 は 解放 する 。 ながと|しけん||しゅうりょう|||||なかま||かいほう|

本当 か ? ほんとう|

俺 たち は 雨 隠れ の 忍 。 おれ|||あめ|かくれ||おし

忍 の 世界 の 未来 の ため ➡ おし||せかい||みらい||

同じ 志 を 持った 仲間 を 探し 旅 を 続けて いる チ ー ム ・ ジライヤ だ 。 おなじ|こころざし||もった|なかま||さがし|たび||つづけて||||||

ウソ は …。 チ ー ム ・ ジライヤ !?

お め えら エロ 仙人 を 知って ん の か ? ||||せんにん||しって|||

ああ 僕たち の 命 の 恩人 であり 忍術 の 師匠 だ 。 |ぼくたち||いのち||おんじん||にんじゅつ||ししょう|

( シカマル ) なるほど 襲撃 さ れ ながら も 殺意 を 感じ なかった の は ➡ ||しゅうげき|||||さつい||かんじ|||

試験 だった から か 。 しけん|||

で 俺 たち は その 試験 に パス し たって こと か ? |おれ||||しけん||||||

だ と 思う 。 な ので これ から 仲間 の 居場所 を 教える 。 ||おもう|||||なかま||いばしょ||おしえる

小南 。 こみなみ

♪♪~

シノビアゲハ 。

蝶 たち が あなた たち を 仲間 の ところ へ 案内 する わ 。 ちょう||||||なかま||||あんない||

俺 たち は 村人 たち を もと の 家 に 戻さ なきゃ な ん ねえ んだ 。 おれ|||むらびと|||||いえ||もどさ|||||

そろそろ 消え させて もらう ぜ 。 |きえ|さ せて||

ちょっと 待て ! |まて

ちえっ エロ 仙人 と の こと もっと 聞き たかった のに 。 ||せんにん|||||きき||

あれ に ついて行けば いい んだ な 。 ||ついていけば|||

ネジ 兄さん 。 ああ 。 |にいさん|

( ヒナタ ) シノビアゲハ 。

あそこ ! あの 建物 か 。 ||たてもの|

よ ~ し みんな を 助け に 行く って ば よ ! ||||たすけ||いく|||

待てよ 万が一 罠 って こと だって …。 まてよ|まんがいち|わな|||

聞いて ないし 。 った く 。 きいて|||

みんな !

( カカシ ) 面目ない 。 |めんぼくない

ガイ 先生 ご 無事で なにより です 。 |せんせい||ぶじで||

( ガイ ) おお ! 俺 は 今 むちゃくちゃ 感動 して いる ぞ ! ||おれ||いま||かんどう|||

教え子 に 助け られる と は 先生 冥利 に 尽きる と いう もの 。 おしえご||たすけ||||せんせい|みょうり||つきる|||

く は ~ っ !

あ ち っ … もう 少し 丁寧に やって くれ 。 ||||すこし|ていねいに||

たいした 傷 じゃ ない って 。 |きず|||

アスマ 。 ( チョウジ ) どこ か 痛い とこ あったり し ない ? ||||いたい||||

( アスマ ) いや … 心配 を かけて すまなかった 。 ||しんぱい|||

ほんと よかった ~。

しかし 今回 の 事件 ➡ |こんかい||じけん

いったい どういう こと な んだ ?

( 紅 ) あなた たち 説明 して くれる わ ね 。 くれない|||せつめい||||

あ … ああ 。

私 から 説明 しよう 。 わたくし||せつめい|

待って くれ 。 もう この 人 は 敵 で は ない ! まって||||じん||てき|||

大丈夫だ 。 だいじょうぶだ

わかった って ば よ 。

まさか … あなた は 。

あなた は … 日向 ヒザシ さん 。 ( ヒナタ ) そんな …。 ||ひゅうが||||

あなた は 私 が 3 歳 の 時 亡くなら れた はずじゃ …。 ||わたくし||さい||じ|なくなら||

え ? そこ は まず 俺 から 説明 しよう 。 ||||おれ||せつめい|

ネジ 兄さん …。 |にいさん

ヒナタ 様 3 歳 の 誕生日 に ➡ |さま|さい||たんじょうび|

木 ノ 葉 を 揺るがす 大 事件 が 起きた 。 き||は||ゆるがす|だい|じけん||おきた

雲隠れ の 忍 に ヒナタ 様 が さらわ れ かけ ➡ くもがくれ||おし|||さま||||

ヒアシ 様 が 返り 討ち に して しまわ れた のだ 。 |さま||かえり|うち|||||

( ヒナタ ) 悪い の は もちろん 雲隠れ の ほう 。 |わるい||||くもがくれ||

当然 里 の 関係 は 悪化 し 戦い に なり かけた 。 とうぜん|さと||かんけい||あっか||たたかい|||

戦い を 避け たい 木 ノ 葉 は ➡ たたかい||さけ||き||は|

雲隠れ と 裏 取引 を し 雲 の 条件 を のんだ 。 くもがくれ||うら|とりひき|||くも||じょうけん||

いや のま ざる を え なかった 。

なん だって ば よ その 条件 って …。 |||||じょうけん|

白 眼 の 血 継 限界 を 持つ 日向 宗 家 …。 しろ|がん||ち|つ|げんかい||もつ|ひゅうが|はじめ|いえ

つまり ヒナタ 様 の 父上 ➡ ||さま||ちちうえ

ヒアシ 様 の 死体 を 渡せ と いう もの だった 。 |さま||したい||わたせ||||

そこ で 日向 ヒアシ と 双子 の 兄弟 である ➡ ||ひゅうが|||ふたご||きょうだい|

俺 の 父 日向 ヒザシ が 宗 家 の 影 武者 と して ➡ おれ||ちち|ひゅうが|||はじめ|いえ||かげ|むしゃ||

殺さ れる こと で 里 の 平和 が 守ら れた んだ 。 ころさ||||さと||へいわ||まもら||

父上 の 決意 と いきさつ は ナルト お前 が 見た とおり だ 。 ちちうえ||けつい|||||おまえ||みた||

それ も これ も 宗 家 を 守る ため ➡ ||||はじめ|いえ||まもる|

日向 に 代々 伝わる 忌まわしき 呪 印 システム 。 ひゅうが||だいだい|つたわる|いまわしき|まじない|いん|

生き ながら に して 逆らう こと の でき ない ➡ いき||||さからう||||

運命 に 流さ れ ながら も ➡ うんめい||ながさ|||

自ら の 意志 で 運命 に 逆らおう と した ➡ おのずから||いし||うんめい||さからおう||

父上 の 生き様 だった んだ 。 ちちうえ||いきざま||

( ヒザシ ) カカシ こ たび の こと 皆 に 迷惑 を かけた 。 ||||||みな||めいわく||

死んだ はずの あなた が なぜ ? しんだ||||

うむ … 最初 私 に も わから なかった 。 |さいしょ|わたくし||||

長 い眠り から 覚めた とき ➡ ちょう|いねむり||さめた|

私 は とある 男 の アジト に いた 。 わたくし|||おとこ||||

(( 大 蛇 丸 : あなた が よみがえった の は ➡ だい|へび|まる|||||

私 の 術 穢土 転生 の おかげ 。 わたくし||じゅつ|えど|てんせい||

でも あなた の 心 に ➡ |||こころ|

この世 に 対する 執着 が あった から で も ある の よ 。 このよ||たいする|しゅうちゃく||||||||

執着 など ない ! 私 は 望んで この 命 を …。 しゅうちゃく|||わたくし||のぞんで||いのち|

一族 の ため に 望んで その 命 を 捧げた と いう の ね 。 いちぞく||||のぞんで||いのち||ささげた||||

でも その 死 が 無駄だった と したら …)) ||し||むだだった||

その 男 が 言う とおり かも しれ ない 。 |おとこ||いう||||

その 時 私 は そう 思った 。 |じ|わたくし|||おもった

そこ で 今回 の 事件 を 計画 した んだ 。 ||こんかい||じけん||けいかく||

私 の 死 が 無駄で は なかった こと を …。 わたくし||し||むだで||||

私 の 死 を 受け 悪 しき 掟 や 運命 が ➡ わたくし||し||うけ|あく||おきて||うんめい|

木 ノ 葉 の 里 に 考える きっかけ を ➡ き||は||さと||かんがえる||

もたらして いる で あろう こと を 期待 して …。 ||||||きたい|

いや そんな こと は 今 は どう で も いい 。 ||||いま|||||

私 は この世 に 存在 して は なら ぬ 人間 だ 。 わたくし||このよ||そんざい|||||にんげん|

しかし この 術 は 自ら 解く こと は 不可能な ようだ 。 ||じゅつ||おのずから|とく|||ふかのうな|

里 に 戻り この 術 の 解き 方 を 調べて もらい たい 。 さと||もどり||じゅつ||とき|かた||しらべて||

その 前 に ひと つ 。 ネジ と …。 |ぜん|||||

息子 と 2 人 だけ で 話 を さ せて もらい たい 。 むすこ||じん|||はなし|||||

♪♪~

ネジ あの 日 の こと を 覚えて いる か ? ||ひ||||おぼえて||

(( ヒザシ : ネジ お前 は 生きろ 。 ||おまえ||いきろ

お前 は 一族 の 誰 より も ➡ おまえ||いちぞく||だれ||

日向 の 才 に 愛さ れた 男 だ 。 ひゅうが||さい||あいさ||おとこ|

お前 を 宗 家 に 生んで やり たかった なぁ )) おまえ||はじめ|いえ||うんで|||

里 や 家族 そして お前 を 守る ため と は いえ ➡ さと||かぞく||おまえ||まもる||||

日向 の 運命 に 逆らって みた 結果 ➡ ひゅうが||うんめい||さからって||けっか

お前 に は 寂しい 思い を さ せて しまった な 。 おまえ|||さびしい|おもい|||||

その うえ で 一族 の 運命 に 縛ら れた お前 の 未来 が 気がかりだった 。 |||いちぞく||うんめい||しばら||おまえ||みらい||きがかりだった

ああ 当然 あなた を 失った 俺 は ➡ |とうぜん|||うしなった|おれ|

日向 の 運命 を 憎しみ 呪う こと を バネ に して 生きて きた 。 ひゅうが||うんめい||にくしみ|のろう||||||いきて|

しかし 一 人 の 下 忍 と の 出会い が 俺 の 考え 方 を 変えて くれた 。 |ひと|じん||した|おし|||であい||おれ||かんがえ|かた||かえて|

(( ハァ … ハァ … ハァ …。

( ネジ ) 一生 ぬぐい 落とせ ぬ 印 を 背負う 運命 が どんな もの か ➡ |いっしょう||おとせ||いん||せおう|うんめい||||

お前 など に わかる もの か ! おまえ|||||

わかって る って ば よ 。

んで それ が 何 ? |||なん

フン ! かっこ つけ んじゃ ねえ よ !

別に て め え だけ が 特別じゃ ね えん だって ば よ ! べつに||||||とくべつじゃ|||||

みんな 自分 の 運命 に 逆らおう って 必死な んだ ! |じぶん||うんめい||さからおう||ひっしな|

お前 だって そう だろう 。 おまえ|||

ぜ って え お 前 倒して それ を 証明 して やる ! ||||ぜん|たおして|||しょうめい||

日向 の 憎しみ の 運命 だ か なんだか 知ら ねえ が な ➡ ひゅうが||にくしみ||うんめい||||しら|||

お前 が 無理だ っつ うん なら もう 何も し なくて いい ! おまえ||むりだ|||||なにも|||

俺 が 火影 に なって から …。 おれ||ほかげ|||

日向 を 変えて やる よ !!)) ひゅうが||かえて||

( ネジ ) うずまき ナルト やつ に 教え られた 。 |||||おしえ|

籠 の 鳥 だって 賢く なれば 自分 の クチバシ で フタ を 開けよう と する 。 かご||ちょう||かしこく||じぶん||||||あけよう||

また 自由に 空 を 飛び たい と 思う って こと を 。 |じゆうに|から||とび|||おもう|||

どちら に せよ 行き着く 先 は 同じな の かも しれ ない 。 |||ゆきつく|さき||おなじな||||

ただ 後者 の 生き 方 を 選ぶ とき ➡ |こうしゃ||いき|かた||えらぶ|

人 は 生きる 目的 に 向かって 頑張れる 。 じん||いきる|もくてき||むかって|がんばれる

そして それ を 持つ 者 が 本当に 強い のだ と 。 |||もつ|もの||ほんとうに|つよい||

そして 父上 私 の 目的 は ただ 一 つ ➡ |ちちうえ|わたくし||もくてき|||ひと|

もっと 強く なり たい 誰 に も 負け ない くらい 。 |つよく|||だれ|||まけ||

今 は そう 思い ます 。 いま|||おもい|

いい 仲間 が 出来た な ネジ 。 |なかま||できた||

( ネジ ) 今 は ライバル です が …。 |いま||||

( ネジ ) 父上 ! えっ ! |ちちうえ|

どうやら 術 を 探さ なくて いい ようだ 。 |じゅつ||さがさ|||

ああ 。

立派に なった な ネジ 。 りっぱに|||

父 様 ! ちち|さま

♪♪~

父 様 …。 ちち|さま

( 鳥 の 鳴き声 ) ちょう||なきごえ

( ネジ ) ガイ …。

ヒザシ さん は お前 の 成長 する 姿 を 見届け られ なかった こと が ➡ |||おまえ||せいちょう||すがた||みとどけ||||

いちばん の 心残りだった ようだ な 。 ||こころのこりだった||

♪♪~

はい 。

( 弥彦 ) よかった な 皆 も 家 に 戻って ➡ やひこ|||みな||いえ||もどって

この 村 に も 平和 が 戻った って わけだ 。 |むら|||へいわ||もどった||

ええ それ で これ から どう する ?

木 ノ 葉 隠れ の 里 の 下 忍 たち と 組む 気 な の か ? き||は|かくれ||さと||した|おし|||くむ|き|||

ああ 。 里 は 違え ど ➡ |さと||ちがえ|

同志 と 言って も いい かも な って 思って いる 。 どうし||いって||||||おもって|

いつか あいつ ら と 組む 日 も 来る かも しれ ない な 。 ん ? ||||くむ|ひ||くる|||||

長門 なんだ それ 。 あの 子供 たち の ? ながと||||こども||

村 の 道 で 拾った んだ 。 むら||どう||ひろった|

みんな が 村 に 帰る どさくさ で 落として しまった らしい な 。 ||むら||かえる|||おとして|||

ハハハ ! あいつ ら ➡

また ぬいぐるみ が ない って 大騒ぎ して る だろう な 。 |||||おおさわぎ||||

よし 俺 が 届けて きて やる 。 |おれ||とどけて||

弥彦 …。 すぐ 戻る ここ で 待って て くれ 。 やひこ||もどる|||まって||

おっしゃ ! さっさと 戻って 父ちゃん に 報告 する って ば よ ! ||もどって|とうちゃん||ほうこく||||

じゃあ ナルト 君 里 まで 僕 と 競争 し ましょう ! ||きみ|さと||ぼく||きょうそう||

フン 負け ねえ って ば よ 。 僕 だって 負け ませ ん 。 |まけ|||||ぼく||まけ||

俺 が 負け ない んだ って ば よ ! 僕 も です 。 おれ||まけ||||||ぼく||

俺 だって ば よ 。 僕 です ! おれ||||ぼく|

ほんと 元気 ね 。 そう ね 。 |げんき|||

( カカシ ) お ~ い 待って くれ 。 |||まって|

ま まだ 体 の 調子 が …。 ||からだ||ちょうし|

ちょ ちょっと 休んで いき ましょう よ 。 ||やすんで|||

やれやれ 。

えっ 。

なんだ … なん だって ば よ 。

弥彦 。 やひこ

ハァ ハァ ハァ …。

長門 ? ながと

♪♪~

うわ ぁ ~!