NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン4 - 082 - 第十班
♬~
( 泣き声 )
( カカシ ) アスマ …。
( 木 ノ 葉 丸 ) う っ … アスマ 叔父ちゃん 。
( いの ) シカマル は ? ( チョウジ ) もう 出かけた って ➡
おばちゃん 言って た のに 。
( 子供 の はしゃぎ 声 )
コラッ ! 屋根 に 上がって 遊んじゃ ダメ って ➡
いつも 言って る でしょ ! ごめんなさい 。
( シカマル ) ハハッ 。
あぁ シカマル !
( シカマル ) あぁ どうも 。 最近 ごぶさた やね ~。
忙し い ん ? あぁ … ま ぁ 。
また 寄って な 。
アスマ 先生 や チョウジ 君 に も よろしゅう ね 。
あっ …。 そう や ! 先生 に は ➡
たまった ツケ も 返して もらわ ん と な 。 アハハハ !
あ あの … アスマ は …。 うん ?
殉職 し ました 。
じゃあ … 昨日 死んだ って 言って た の …。
そんな …。
( シカマル の 母 ) シカマル … そろそろ 夕食 を …。
( シカマル ) いい や … 食欲 ねえ んだ 。
( シカク ) シカマル … 少し つき合え 。
( 将棋 を 差す 音 )
( シカク ) 今日 は やけに 雑だ な 。
それ じゃ 勝て ん ぞ 。 うる せ ぇよ 。
暁 か … ヤツ ら 強い か ? あぁ 。
で どう する んだ 。
アスマ ほど の 男 が かなわない なら お前 など 歯がた たんか 。
本当に いい ヤツ だった な 。 あぁ 。
将棋 は 弱かった が …。
それ で いい の か ?
人 の 打ち 筋 に ケチ つけ ん な よ 。
違う 。 お前 は どう し たい んだ 。
ま ぁ みすみす 死に に いく ほど バカ じゃ ない か 。
親 と して も ありがたい しな 。
息子 の 葬式 なん ざ ごめん だ 。
お前 は よく やって る よ 。 親 と して も 鼻 が 高い ぞ 。
頭 も 切れる し 才能 も ある 。 木 ノ 葉 の 将来 を 担える 器 だ 。
だが … アスマ は 死んだ 。
( シカマル ) 何 が 言い たい んだ よ ?
本心 だ 。
( シカマル ) 気色 悪い んだ よ !! アンタ が そんな ベラベラ しゃべ ん の !
どうせ オレ は 役立た ず の 臆病 もん だ よ !
いや 。 ( シカマル ) じゃあ 何 な んだ よ !
さらけ出し ち まえ 。
悲しみ も 恐れ も 憤り も …。
何もかも 腹 ん 中 全部 吐き出し ち まえ 。
そして それ から だ 。
( シカマル ) うわ ~ っ !
骨 は 拾って やる ぞ 。
( シカマル ) うわ ~ っ …。
♪♪~
フン 。
( 子供 の はしゃぎ 声 )
ち わ ~ す 。
( チョウジ の 母 ) あ … シカマル !
( シカマル ) どうも 。 ( チョウジ の 母 ) 大変だった ね …。
アスマ が あんな こと に …。
もう … なんて 言って いい の か …。 あの 子 も そりゃ 悲しんで …。
( チョウザ ) シカマル 。
あなた …。
チョウジ に 用 なんだ ろ ?
( チョウザ ) アイツ なら 裏山 に いる ぞ 。
へ ぇ …。
( チョウジ の お腹 が 鳴る 音 )
( チョウジ の お腹 が 鳴る 音 )
( シカマル ) また ずいぶん と 深く えぐって んな 。
あ … シカマル ! ( お腹 の 鳴る 音 )
ハハ … おばさん から これ 預かって きた ぜ !
で いつ ?
やる んだろう ? ボク 何 すれば いい ?
うん ? え ぇ ~ っ まさか ボク は …。
フッ なら 早速 ひと 仕事 頼める かな ?
はっ … うん !
シカマル ! やる の ね !
ありがとう な 。
( タバコ に 火 を つける 音 )
♪♪~
顔 出す の 遅れて すま ねえ 。
でも もう 迷う の やめた よ 。
オレ ら す っげ ぇ ムチャ な こと ➡
しよう と して る かも しん ねえ けど 見守って いて くれよ な 。
♪♪~
… アスマ 先生 。
… アスマ 先生 。
アスマ … 先生 。
♪♪~
準備 できた ?
いくよ ! シカマル 。
あぁ 。
( 綱 手 ) 待て !
( いの ) 五 代 目 様 …。 ( 綱 手 ) どこ へ 行く 気 だ ?
( シカマル ) 任務 命令 は 継続 中 です よ ね ?
オレ ら は 新しく 班 を 編成 して これ から 任務 に 向かい ます 。
身勝手な 行動 は 許さ ん !
シカマル 。 お前 は ➡
こちら で 再 編成 した 小 隊 に 組み込む 。
そして しっかり と した プラン を 立てて から 行か せる 。
あと で 増 援 を 送って くれれば いい っす よ 。
オレ ら の 連携 で すでに 作戦 も 立てて あり ます から 。
いいかげんに しろ !
アスマ は 死んだ 。 今 の お前 ら は 3 人きり だ 。
アスマ は オレ たち と 共に いる 。
弔い 合戦 でも する つもり か ?
お前 らしく も ない 。 犬死に し たい の か ?
オレ たち だって バカ じゃ ない っす よ 。
死に に いく つもり なんて 毛頭 ない っす から 。 ただ …。
ただ … なんだ ?
このまま 逃げて 筋 を 通さ ねえ まま 生きて いく ような ➡
そういう 面倒 くせ ぇ 生き 方 ➡
したく ねえ ん すよ 。
成長 しろ 。
忍 に は 死 が ついてまわる 。
( 綱 手 ) ときに は 受け入れ がたい 死 も ある 。
しかし それ を 乗り越え なければ 未来 は ない 。
( シカマル ) この 形見 の ライタ ー … これ 持って っと ➡
アスマ 先生 が 近く に いる ような オレ ら を 守って くれて る ような ➡
そんな 感じ が する ん すよ 。
この 戦い の ケジメ が つく まで は この ライタ ー と も 一緒だ 。
現実 を 見ろ ! お前 ら は 3 人 しか い ない 。
小 隊 は …。 4 人 いれば いい んです よ ね ?
( チョウジ ) えっ ? ( いの ) カカシ 先生 …。
第 十 班 に は オレ が 隊長 と して 同行 し ます 。
それ で どう です か ね ?
カカシ お前 …。
止めた ところ で コイツ ら 行っちゃ い ます よ 。
だったら オレ が ついていけば 監視 役 に も なり ます し 。
ムチャ は さ せ ませ ん から 。
♪♪~
わかった 好きに しろ 。
やった !
カカシ 先生 … ナルト は いいん す か ?
( いの ) その 右手 …。
( カカシ ) な ~ に … オレ は もう アイツ に とっちゃ 用 済み だ 。
まっ それ に 今 は 別の 隊長 も ついて る しな 。
フンッ … ナルト の ヤツ 。
それ じゃ アスマ 班 行き ます か 。
( シカマル ) 感謝 する ぜ カカシ 先生 。