11.1.1 決闘クラブ - The Dueling Club
けっとう くらぶ|the|dueling|club
Duelclub||Dueling|
dueling club||dueling|club
11.1.1 Duellierclub - Der Duellierclub
11.1.1 The Dueling Club
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第 11 章 決闘 クラブ - The Dueling Club
だい|しょう|けっとう|くらぶ|the|dueling|club
chapter|chapter|dueling|club||Dueling|
日曜 の 朝 、 ハリー が 目 を 覚ます と 、 医務 室 の 中 は 冬 の 陽射 し で 輝いて いた 。
にちよう||あさ|||め||さます||いむ|しつ||なか||ふゆ||ひざし|||かがやいて|
||||||||||||||||Sonne||||
Sunday|||Harry|(subject marker)|||wakes up||infirmary|office||||winter||sunlight|||was shining|
When Harry woke up on Sunday morning, the inside of the medical office was shining in the winter sun.
腕 の 骨 は 再生 して いた が 、 まだ こわばった まま だった 。
うで||こつ||さいせい|||||||
||кость||восстанавливался|||||||
|||||||||steif||
arm||bone|(topic marker)|regenerated||||still|stiffened||was
The bones of the arm were regenerating, but they were still stiff.
ハリー は 急いで 起き上がり 、 コリン の ベッド の 方 を 見た 。
||いそいで|おきあがり|||べっど||かた||みた
||quickly|sat up|Colin||||||
Harry got up in a hurry and looked towards Colin's bed.
昨日 ハリー が 着替え を した とき と 同じ ように 、 コリン の ベッド も 周り を 丈 長 の カーテン で 囲って あり 、 外 から は 見え ない ように なって いた 。
きのう|||きがえ|||||おなじ||||べっど||まわり||たけ|ちょう||かーてん||かこって||がい|||みえ||||
yesterday|||changing clothes|||when|||like|||||around||length|long||curtain||surrounded|was|outside|||||||
Just as Harry changed his clothes yesterday, Colin's bed was surrounded by a long curtain that was invisible from the outside.
ハリー が 起き 出した の に 気づいた マダム ・ ポンフリー が 、 朝食 を お盆 に 載せて 慌 しく やって きて 、 ハリー の 腕 や 指 の 曲げ 伸ばし を 始めた 。
||おき|だした|||きづいた||||ちょうしょく||おぼん||のせて|こう||||||うで||ゆび||まげ|のばし||はじめた
||woke up|started||||madam|Pomfrey||breakfast||tray||loaded|in a hurry|to stretch|||||arm||finger||bending|stretching||
Madame Pomfrey, noticing Harry's waking up, rushed to put breakfast on the tray and began to bend and stretch Harry's arms and fingers.
「 すべて 順調 」
|じゅんちょう
everything|smooth
"Everything is going well"
オートミール を 左手 で ぎ ご ち なり 口 に 運んで いる ハリー に 向かって 、 マダム ・ ポンフリー が 言った 。
||ひだりて||||||くち||はこんで||||むかって||||いった
oatmeal||left hand||with|with|ち|making|||carrying||||toward||||said
Madame Pomfrey said to Harry, who was carrying the oatmeal with his left hand and his mouth.
「 食べ 終わったら 帰って よろしい 」
たべ|おわったら|かえって|
|after eating||fine
"You may go home when you finish eating."
ハリー は 、 ぎこちない 腕 で できる かぎり 速く 着替え を すませ 、 グリフィンドール 塔 へ と 急 い だ 。
|||うで||||はやく|きがえ||すま せ||とう|||きゅう||
||awkward||||as much as possible|as fast as possible|changing clothes||finished|Gryffindor|tower|||hurried||
Harry hurriedly changed as fast as he could with his awkward arms and rushed to the Gryffindor tower.
ロン と ハーマイオニー に 、 コリン や ドビー の こと を 話し たくて うずうず して いた 。
||||||||||はなし||||
Ron||Hermione||||Dobby|||||want|itching to||
He was itching to talk to Ron and Hermione about Colin and Dobby.
しかし 、 二 人 は い なかった 。
|ふた|じん|||
However, the two were not there.
いったい どこ に 行った のだろう 、 と 考え ながら 、 ハリー は また 外 に 出た が 、 骨 が 生えた か どう か を 気 に も し なかった のだろう か 、 と 尐 し 傷ついて いた 。
|||おこなった|||かんがえ|||||がい||でた||こつ||はえた|||||き||||||||||きずついて|
||||I wonder|||||||||||bone||grew|||||||||||||少し||a little hurt|
Harry went out again, wondering where he had gone, but was hurt, wondering if he had bones or not.
図書 館 の 前 を 通り過ぎよう と した とき 、 パーシー ・ ウィーズリー が 中 から ふら り と 現れた 。
としょ|かん||ぜん||とおりすぎよう|||||||なか|||||あらわれた
|||||||||||||||||появился
books|||||about to pass||||Percy Weasley|Weasley||||suddenly|||suddenly appeared
As I tried to pass in front of the library, Percy Weasley fluttered from the inside.
この前 出会った とき よく ずっと 機嫌 が よ さ そうだった 。
この まえ|であった||||きげん||||そう だった
the other day|||||good mood|||it|seemed
When I met him the other day, he seemed to be in a good mood all the time.
「 ああ 、 おはよう 、 ハリー 。
昨日 は すばらしい 飛びっぷり だった ね 。
きのう|||とび っぷり||
|||Flugstil||
yesterday|||jumping ability||
Yesterday was a wonderful flying performance.
ほんとに すばらし かった 。
|wunderbar|
|wonderful|
It was really wonderful.
グリフィンドール が 寮 杯 獲得 の トップ に 躍り出た よ ―― 君 の おかげ で 五〇 点 も 獲得 し た !」
||りょう|さかずき|かくとく||とっぷ||おどりでた||きみ||||いつ|てん||かくとく||
||||||||ist aufgestiegen|||||||||||
|(subject marker)|dormitory|cup|acquired||top||jumped to the top|||||||||acquired||
Gryffindor has jumped to the top of the House Cup standings—thanks to you, we scored 50 points!
「 ロン と ハーマイオニー を 見かけ なかった ?」 と ハリー が 開いた 。
||||みかけ|||||あいた
||||saw|||||opened
Harry asked, "Haven't you seen Ron and Hermione?"
「 いい や 、 見て ない 」 パーシー の 笑顔 が 曇った 。
||みて||||えがお||くもった
||||||smile||clouded over
"No, I haven't seen them," Percy's smile dimmed.
「 ロン は まさか また 女子 用 トイレ なんか に いやし ない だろう ね ......」
||||じょし|よう|といれ||||||
||||girls|for||||wouldn't relax|||
"Ron isn't, by any chance, in the girls' bathroom again, is he..."
ハリー は 無理に 笑い声 を あげて 見せた 。
||むりに|わらいごえ|||みせた
||forcedly|laughter|||showed
Harry forced him to laugh.
そして 、 パーシー の 姿 が 見え なり なる と すぐ 「 嘆き の マートル 」 の トイレ に 直行 した 。
|||すがた||みえ|||||なげき||||といれ||ちょっこう|
|||appearance||could be seen|suddenly appeared||||sorrow||Myrtle||||directly headed|
Then, as soon as Percy was visible, he went straight to the toilet of "Moaning Myrtle".
なぜ ロン と ハーマイオニー が また あそこ へ 行く の か 、 わけ が わから なかった が 。
||||||||いく|||||||
|||||||||||reason|(subject marker)|||
I didn't understand why Ron and Hermione went there again.
とにかく フィルチ も 監督 生 も 、 誰 も 周り に いない こと を 確かめて から トイレ の ドア を 開ける と 、 二 人 の 声 が 、 内 鍵 を かけた 小 部屋 の 一 つ から 聞こえて きた 。
|||かんとく|せい||だれ||まわり|||||たしかめて||といれ||どあ||あける||ふた|じん||こえ||うち|かぎ|||しょう|へや||ひと|||きこえて|
anyway|Filch||director|live||||around|||||make sure|||||||||||||inside|lock||locked|||||||heard|
Anyway, when I opened the toilet door after making sure that no one was around, neither Filch nor the supervisor, I heard two voices from one of the small rooms with the internal lock.
「 僕 だ よ 」
ぼく||
I||
ドア を 後ろ手 に 閉め ながら ハリー が 声 を かけた 。
どあ||うしろで||しめ||||こえ||
||behind||closed||||||called
Harry called out, closing the door behind him.
小 部屋 の 中 から ゴツン 、 パシャ 、 ハッと 息 を 呑 む 声 が した か と 思う と 、 ハーマイオニー の 片 目 が 鍵 穴 から こっち を 覗いた 。
しょう|へや||なか||||はっと|いき||どん||こえ|||||おもう||||かた|め||かぎ|あな||||のぞいた
|||||||||||||||||||||片(1)||||||||
|||||Geräusch|Patschen|||||||||||||||||||||||
small|room||||bang|splash|suddenly|breath||gulp|||||||||||one|eye||key|hole||||peeked at
I wondered if there was a breathtaking voice from inside the small room, and one of Hermione's eyes looked into me through the keyhole.
「 ハリー ! ああ 、 驚か さ ないで よ 。
||おどろか|||
||surprise|||please
"Harry! Oh, don't scare me.
入って ―― 腕 は どう !」
はいって|うで||
|arm||
Get in―― how's your arm!
「 大丈夫 」
だいじょうぶ
I'm fine.
ハリー は 狭い 小 部屋 に ぎ ゅう ぎ ゅう 入り込み ながら 答えた 。
||せまい|しょう|へや||||||はいりこみ||こたえた
||||||||||eingeklemmt||
||narrow|small|room|||squeezing||squeezed|squeezed in||
Harry replied while squeezing into the narrow small room.
古い 大 鍋 が 便座 の 上 に チョコン と 置か れ 、 パチパチ 音 が する ので 、 鍋 の 下 で 火 を 焚 いて いる こと が わかった 。
ふるい|だい|なべ||べんざ||うえ||||おか|||おと||||なべ||した||ひ||ふん|||||
||||Toilette||||||||||||||||||||||||
old|big|pot||toilet seat||||neatly||placed||popping|||||pot||||fire||burning|||||
An old large pot was placed on top of the toilet, and since it was making popping sounds, it was understood that a fire was lit underneath the pot.
防水 性 の 持ち 運び できる 火 を 焚 く 呪文 は 、 ハーマイオニー の 十八 番 だった 。
ぼうすい|せい||もち|はこび||ひ||ふん||じゅもん||||じゅうはち|ばん|
||||||||||||||восемнадцатый||
waterproof|property||possessing|carrying||||burn||spell||Hermione||eighteenth|favorite|was
The waterproof portable fire-starting spell was Hermione's specialty.
「 君 に 面会 に 行く べきだった んだ けど 、 先 に ポリジュース 薬 に 取りかかろうって 決めた ん だ 」
きみ||めんかい||いく||||さき|||くすり||とりかかろう って|きめた||
|||||||||||||anfangen|||
||meeting|||should have|||first||polyjuice potion|potion||start working on|decided||
"I should have come to see you, but I decided to tackle the Polyjuice Potion first."
ハリー が ぎ ゅう ぎ ゅう 詰め の 小 部屋 の 内 鍵 を なんとか 掛け 直した とき 、 ロン が 説明 した 。
||||||つめ||しょう|へや||うち|かぎ|||かけ|なおした||||せつめい|
|||cow|||packed|||||inside|key|||locked|relocked||||explained|
When Harry managed to re-lock the inside of the cramped compartment, Ron explained, "I'm not sure I'm going to be able to get in there.
「 ここ が 薬 を 隠す のに 一 番 安全な 場所 だ と 思って 」
||くすり||かくす||ひと|ばん|あんぜんな|ばしょ|||おもって
||||hide|||best|safest|place|||
I thought this was the safest place to hide the medicine.
ハリー は コリン の こと を 二 人 に 話し はじめた が 、 ハーマイオニー が それ を 遮った 。
||||||ふた|じん||はなし|||||||さえぎった
||||||||||||||||interrupted
Harry started talking about Colin to the two, but Hermione interrupted him.
「 もう 知って る わ 。
|しって||
|know||
I already know.
マクゴナガル 先生 が 今朝 、 フリットウィック 先生 に 話して る の を 間 い ちゃった の 。
|せんせい||けさ||せんせい||はなして||||あいだ||ちゃ った|
|||this morning||||||||||saw|
Professor McGonagall was talking to Professor Flitwick this morning.
だから 私 たち 、 すぐに 始め なきゃって 思った の よ ――」
|わたくし|||はじめ|なきゃ って|おもった||
|||||have to|||
So we thought we had to start right away --
「 マルフォイ に 吐か せる の が 早ければ 早い ほど いい 」 ロン が 唸る ように 言った 。
||はか||||はやければ|はやい|||||うなる||いった
||spucken||||||||||||
||vomit||||as早く|sooner|||||groaned||
"The sooner we make Malfoy spit it out, the better," Ron said with a groan.
「 僕 が 何 を 考えて る か 言おう か ! マルフォイ の やつ 、 クィディッチ の 試合 の あと 、 気分 最低 で 、 腹いせ に コリン を やった んだ と 思う な 」
ぼく||なん||かんがえて|||いおう|||||||しあい|||きぶん|さいてい||はらいせ|||||||おもう|
||||thinking about||||||||Quidditch||game|||feeling|worst||venting frustration||||||||
"I'll tell you what I'm thinking! I think that Malfoy was in a bad mood after the Quidditch match, and he took out Colin out of spite.
「 もう 一 つ 話 が ある んだ 」
|ひと||はなし|||
"There is another story."
ハーマイオニー が ニワヤナギ の 束 を ちぎって は 、 煎じ 薬 の 中 に 投げ入れて いる の を 眺め なが ら 、 ハリー が 言った 。
||||たば||||せんじ|くすり||なか||なげいれて||||ながめ|な が||||いった
||||||reißt||siedend||||||||||||||
||willow||bundle||tore off||brewing|||||threw in||||watching|||||
Harry said, watching Hermione tear off the bunch of Niwayanagi and throw it into the decoction.
「 夜中 に ドビー が 僕 の ところ に 来た んだ 」
よなか||||ぼく||||きた|
midnight|||||||||
"Dobby came to me in the middle of the night."
ロン と ハーマイオニー が 驚いた ように 顔 を 上げた 。
||||おどろいた||かお||あげた
||||surprised||||
Ron and Hermione looked up in surprise.
ハリー は ドビー の 話した こと と いう より 話して くれ なかった こと を 全部 二 人 に 話して 聞か せ た 。
||||はなした|||||はなして|||||ぜんぶ|ふた|じん||はなして|きか||
||Dobby||||||than||||||all|||||let hear||
Harry told the two of them everything that Dobby had not said rather than what he had said.
ロン も ハーマイオニー も 口 を ポカン と 開けた まま 聞いて いた 。
||||くち||||あけた||きいて|
||||||with mouth agape|||||
Both Ron and Hermione listened with their mouths agape.
「『 秘密の 部屋 』 は 以前 に も 開けられた こと が ある の ?」 ハーマイオニー が 聞いた 。
ひみつの|へや||いぜん|||あけ られた|||||||きいた
secret|room||before|||was opened|||||||
"Has the 'Secret Room' been opened before?" Hermione asked.
「 これ で 決まった な 」 ロン が 意気揚々と 言った 。
||きまった||||いきようようと|いった
||||||радостно|
this||settled||||triumphantly|
"This is it, then!" Ron said confidently.
「 ルシウス ・ マルフォイ が 学生 だった とき に 『 部屋 』 を 開けた に 違いない 。
|||がくせい||||へや||あけた||ちがいない
Lucius|||student||||||||
"Lucius Malfoy must have opened the 'Room' when he was a student."
今度 は 我ら が 親 愛 ドラコ に 開け 方 を 教えた んだ 。
こんど||われら||おや|あい|||あけ|かた||おしえた|
this time||we|(subject marker)|parent|affection|Draco|||||taught|
This time we taught Dear Draco how to open it.
まちがい ない 。
それにしても 、 ドビー が そこ に どんな 怪物 が いる か 、 教えて くれて たら よかった のに 。
||||||かいぶつ||||おしえて||||
still||||||monster||||told me||||
Anyway, I wish Dobby could tell me what kind of monster was there.
そんな 怪物 が 学校 の 周り を うろうろ して る の に 、 どうして 今 まで 誰 も 気づか なかった の か 、 それ が 知りたい よ 」
|かいぶつ||がっこう||まわり||||||||いま||だれ||きづか||||||しり たい|
|монстр|||||||||||||||||||||||
|monster||school||||wandering around||||||||||noticed||||||want to know|
I want to know why such a monster is wandering around the school and no one has ever noticed it. "
「 それ 、 きっと 透明に なれる の よ 」 ヒル を 突ついて 大 鍋 の 底 の 方 に 沈め ながら ハーマイオ ニー が 言った 。
||とうめいに||||||つついて|だい|なべ||そこ||かた||しずめ|||||いった
||transparent||||||stochern|||||||||||||
that||transparent|||you know|bug||poked||big pot||bottom||direction||sink|||||
"That's sure to be transparent," said Hermione, poking the leech and sinking it towards the bottom of the pot.
「 で なき や 、 何 か に 変装 して る わ ね ―― 鎧 と か なんか に 。
|||なん|||へんそう|||||よろい||||
at|not|or||quotation particle||disguise|||||armor||||locative particle
"I'm disguised as something, like armor."
『 カメレオン お化け 』 の 話 、 読 ん だ こと ある わ ......」
|おばけ||はなし|よ|||||
Chamäleon|||||||||
chameleon|ghost|||read|||||
I've read the story of "Cameleon Haunted" ... "
「 ハーマイオニー 、 君 、 本 の 読み 過ぎ だ よ 」
|きみ|ほん||よみ|すぎ||
|||||too much||
"Hermione, you read too much of the book."
ロン が ヒル の 上 から 死んだ クサカゲロウ を 、 袋 ごと 鋼 に あけ ながら 言った 。
||||うえ||しんだ|||ふくろ||はがね||||いった
||bug|||||lacewing||bag|bag|steel|||while opening|
Ron said the dead lacewing from the top of the leech, opening the bag and steel into the steel.
空 に なった 袋 を くしゃくしゃに 丸め ながら 、 ロン は ハリー の 方 を 振り返った 。
から|||ふくろ|||まるめ||||||かた||ふりかえった
|||||zerknüllt|||||||||
empty|||bag||crumpled up|crumple up||||||||looked back
Ron looked back at Harry, crumpling the empty bag.
「 それ じゃ 、 ドビー が 僕たち の 邪魔 を して 汽車 に 乗れ なり したり へ 君 の 腕 を へし折ったり し た の か ......」 ロン は 困った もん だ 、 と いう ふうに 首 を 振り ながら 言った 。
||||ぼくたち||じゃま|||きしゃ||のれ||||きみ||うで||へしおったり|||||||こまった||||||くび||ふり||いった
||||||||||||||||||||||||||плохо||||||||||
|||||||||||||||||||brechen|||||||||||||||||
||Dobby||||trouble|||train||got on||||||arm||broke|||||||troubled|||||in that way|neck||shook||
"Then, did Dobby get in the way of us and get on the train or break your arm ..." Ron shook his head, saying that he was in trouble. I said while.
「 ねえ 、 ハリー 、 わかる かい ? ドビー が 君 の 命 を 救おう と する の を やめ ない と 、 結局 、 君 を 死な せて しまう よ 」
||||||きみ||いのち||すくおう||||||||けっきょく|きみ||しな|||
||||||||||||||||||в конце концов||||||
||||||||life||save||||||||after all|you||die|||you know
"Hey, Harry, do you know? If Dobby doesn't stop trying to save your life, you'll end up killing you."
コリン ・ クリービー が 襲わ れ 、 今 は 医務 室 に 死んだ ように 横たわって いる と いう ニュース は 、 月曜 の 朝 に は 学校 中 に 広まって いた 。
|||おそわ||いま||いむ|しつ||しんだ||よこたわって||||にゅーす||げつよう||あさ|||がっこう|なか||ひろまって|
|||атаковать||||||||||||||||||||||||
|||attacked||||medical office|infirmary||has died||lying down||||||Monday||morning||||||spread|
The news that Colin Creevy had been attacked and was now lying dead in the infirmary had spread throughout the school by Monday morning.
疑心 暗鬼 が 黒 雲 の ように 広がった 。
ぎしん|あんき||くろ|くも|||ひろがった
suspicion|dark spirit||black|cloud|||spread out
Doubts and fears spread like black clouds.
一 年生 は しっかり 固まって グループ で 城 の 中 を 移動 する ように なり 、 一 人 で 勝手に 動く と 襲わ れる と 怖がって いる ようだった 。
ひと|ねんせい|||かたまって|ぐるーぷ||しろ||なか||いどう||||ひと|じん||かってに|うごく||おそわ|||こわがって||
||||firmly gathered|group||castle||||moving around|||came to||||on one's own|moved||would be attacked|||afraid||
The first graders began to solidify and move through the castle as a group, and seemed scared to be attacked if they moved on their own.
ジニー ・ ウィーズリー は 「 妖精 の 魔法 」 の クラス で コリン と 隣 合わせ の 席 だった ので 、 すっかり 落ち込んで いた 。
|||ようせい||まほう||くらす||||となり|あわせ||せき||||おちこんで|
|||fairy||magic||||||next to|next to||seat|||completely|downcast|
Ginny Weasley was completely depressed because he was sitting next to Colin in the "Fairy Magic" class.
フレッド と ジョージ が 励まそう と した が 、 ハリー は 、 二 人 の やり 方 で は 逆 効果 だ と 思った 。
||じょーじ||はげまそう||||||ふた|じん|||かた|||ぎゃく|こうか|||おもった
||||ermutigen|||||||||||||||||
||George||encourage|||||||||||||counterproductive|counterproductive effect|||
Fred and George tried to cheer him up, but Harry thought they were having the opposite effect.
双子 は 毛 を 生やしたり 、 おでき だらけ に なったり して 、 銅像 の 陰 から 代わり ばん こ に ジニー の 前 に 飛び出した のだ 。
ふたご||け||はやしたり||||||どうぞう||かげ||かわり||||||ぜん||とびだした|
||||wachsen lassen|Pickel||||||||||||||||||
twins||hair||grew hair|boil|full||became||bronze statue||shadow||instead of|alternately|||||||jumped out|
The twins grew hair and became full of boil, and jumped out of the shadow of the statue in front of Genie.
パーシー が カンカン に 怒って 、 ジニー が 悪夢 に うなされて いる と ママ に 手紙 を 書く ぞ と 脅し て 、 やっと 二 人 を やめ させた 。
||かんかん||いかって|||あくむ|||||まま||てがみ||かく|||おどし|||ふた|じん|||さ せた
|||||||кошмар||страдает от кошмара|||||||||||||||||
|||||||||geplagt|||||||||||||||||
||very angry||very angry|||bad dream||suffering from nightmares|||||letter||to write|||threatened|||||||made them stop
Percy was angry with Kankan and threatened to write a letter to Mom that Ginny had a nightmare, and finally stopped them.
やがて 、 先生 に 隠れて 、 魔よけ 、 お守り など 護身 用 グッズ の 取引 が 、 校 内 で 爆発 的に はやり だした 。
|せんせい||かくれて|まよけ|おもり||ごしん|よう|ぐっず||とりひき||こう|うち||ばくはつ|てきに||
eventually|||secretly|amulet|amulet||self-defense|for|goods||transaction||school|||explosively increased||suddenly became popular|
Eventually, hiding behind the teacher, trading of self-defense goods such as amulets and amulets began explosively within the school.
ネビル ・ ロングボトム は 悪臭 の する 大きな 青 たまねぎ 、 尖った 紫 の 水晶 、 腐った イモリ の 尻 尾 を 買い込んだ 。
|||あくしゅう|||おおきな|あお||とがった|むらさき||すいしょう|くさった|いもり||しり|お||かいこんだ
|||||||||острое|фиолетового|||||||||
||||||||Zwiebel|||||||||||gekauft
|||bad smell|||big|blue|onion|pointed|purple||purple crystal|rotten|salamander||butt|tail||stocked up on
Neville Longbottom bought a large, stinking green onion, a sharp purple crystal, and a rotten newt tail.
買って しまった あと で 、 他の グリフィンドール 生 が ―― 君 は 純血 な のだ から 襲わ れる はず は ない ―― と 指摘 した 。
かって||||たの||せい||きみ||じゅんけつ||||おそわ||||||してき|
bought||||||student||||pure blood||||would not be attacked||||||pointed out|
After I bought it, another Gryffindor student pointed out that you shouldn't be attacked because you're pure blood.
「 最初に フィルチ が 狙わ れた もの 」 丸顔 に 恐怖 を 浮かべて ネビル が 言った 。
さいしょに|||ねらわ|||まるがお||きょうふ||うかべて|||いった
at first|Filch||targeted||thing|round face||fear||showing|||
"The first thing Filch was aimed at," said Neville, with a horror on his round face.
「 それ に 、 僕 が スクイブ だって こと 、 みんな 知って る んだ もの 」
||ぼく||||||しって|||
||||squib|after all|||knows|||after all
"And everyone knows that I'm a squib."
十二 月 の 第 二 週 目 に 、 例年 の 通り 、 マクゴナガル 先生 が クリスマス 休暇 中 、 学校 に 残る 生徒 の 名前 を 調べ に きた 。
じゅうに|つき||だい|ふた|しゅう|め||れいねん||とおり||せんせい||くりすます|きゅうか|なか|がっこう||のこる|せいと||なまえ||しらべ||
|||||||||||||||отпуск|||||||||||
||||||||wie gewohnt||||||||||||||||||
|December||ordinal number|||time||every year||as usual|||||vacation||school||remaining|student||||to investigate||
In the second week of December, as usual, Professor McGonagall came to investigate the names of students who would remain at school during the Christmas holidays.
ハリー 、 ロン 、 ハーマイオニー の 三 人 は 名前 を 書いた 。
||||みっ|じん||なまえ||かいた
|||||||name||wrote
Harry, Ron, and Hermione wrote down their names.
マルフォイ も 残る と 聞いて 、 三 人 は ますます 怪しい と にらんだ 。
||のこる||きいて|みっ|じん|||あやしい||
|||||||||||misstrauen
||will remain||heard|||||suspicious||glared at
Upon hearing that Malfoy would also be staying, the three felt increasingly suspicious.
休暇 中 なら 、 ポリジュース 薬 を 使って 、 マルフォイ を うまく 白状 さ せる のに 、 絶好 の チャンス だ 。
きゅうか|なか|||くすり||つかって||||はくじょう||||ぜっこう||ちゃんす|
vacation||||||using||||confess||||perfect opportunity|||
If you're on vacation, this is the perfect time to use the Polyjuice Potion to successfully get Malfoy to confess.
残念 ながら 、 煎じ 薬 は まだ 半分 しか でき上がって いない 。
ざんねん||せんじ|くすり|||はんぶん||できあがって|
||||||||fertiggestellt|
regrettably||brewed||||||not ready|
Unfortunately, the decoction is only half done.
あと 必要な の は 、 二 角 獣 < パイコーン > の 角 と 毒 ツルヘビ の 皮 だった 。
|ひつような|||ふた|かど|けだもの|||かど||どく|||かわ|
|necessary||||horn|beast|bicorn||horn||poison|poisonous snake||skin|
All that was needed was the horns of the two-horned beast <Paicorn> and the skin of the poisonous vine snake.
それ を 手 に 入れる こと が できる の は 、 ただ 一 カ所 、 スネイプ 個人 の 薬 棚 しか ない 。
||て||いれる|||||||ひと|かしょ||こじん||くすり|たな||
||||||||||||one place||individual|||shelf||
There is only one place to get it: Snape's private medicine cabinet.
ハリー 自身 は 、 スネイプ の 研究 室 に 盗み に 入って 捕まる より 、 スリザリン の 伝説 の 怪物 と 対 決する 方 が まだ ましだ と 思えた 。
|じしん||||けんきゅう|しつ||ぬすみ||はいって|つかまる||||でんせつ||かいぶつ||たい|けっする|かた|||||おもえた
||||||||||||||||||||||||besser||
|Harry||||research|||theft|||caught||||legend||monster||confronting|to confront||||better off||could be thought
Harry himself seemed better off confronting Slytherin's legendary monster than stealing and being caught in Snape's lab.
「 必要な の は ――」 木曜日 の 午後 の 、 スリザリン と の 合同 の 魔法 薬 の 授業 が 、 だんだん 近づ いて きた とき 、 ハーマイオニー が きびきび と 言った 。
ひつような|||もくようび||ごご|||||ごうどう||まほう|くすり||じゅぎょう|||ちかづ||||||||いった
necessary|||Thursday||afternoon|||||joint|||||class||gradually|approaching|||when|||quickly||
Hermione said briskly as Thursday afternoon's joint Potions class with Slytherin grew closer and closer.
「 気 を そらす こと よ 。
き||||
||distract|fact|
"Don't be distracted.
そして わたし たち の うち 誰 か 一 人 が スネイプ の 研究 室 に 忍び込み 、 必 要 な もの を いただく の 」
|||||だれ||ひと|じん||||けんきゅう|しつ||しのびこみ|ひつ|かなめ|||||
|||||||||||||||einbrechen|||||||
||||house||||||||research|||sneaking in|necessary|necessary things||||receive|
Then one of us will sneak into Snape's lab and get what we need."
ハリー と ロン は 不安 げ に ハーマイオニー を 見た 。
||||ふあん|||||みた
||||anxiety|||||
Harry and Ron looked at Hermione nervously.
「 わたし が 実行 犯 に なる の が いい と 思う の 」 ハーマイオニー は 、 平然と 続けた 。
||じっこう|はん|||||||おもう||||へいぜんと|つづけた
|||||||||||||||продолжила
||||||||||||||ruhig|
||execution|perpetrator|||||||||||calmly|continued
"I think it's good for me to be the perpetrator," Hermione continued calmly.
「 あなた たち 二 人 は 、 今度 事 を 起こしたら 退 校 処分 でしょ 。
||ふた|じん||こんど|こと||おこしたら|しりぞ|こう|しょぶん|
|||||next|trouble||if you cause|expulsion|school|expulsion|
You two will be expelled from school if you ever cause trouble again.
わたし なら 前科 が ない し 。
||ぜんか|||
||criminal record|||
I don't have a criminal record.
だか ら 、 あなた たち は 一 騒ぎ 起こして 、 ほんの 五 分 ぐらい スネイプ を 足止め して おいて くれれば それ で いい の 」
|||||ひと|さわぎ|おこして||いつ|ぶん||||あしどめ|||||||
so||||||commotion|cause a commotion|just||||||stall||おいて|||||
So it's okay if you guys make a fuss and keep Snape stuck for only about five minutes. "
ハリー は 力なく 微笑んだ 。
||ちからなく|ほおえんだ
||без сил|улыбнулся
||without strength|smiled weakly
Harry smiled weakly.
スネイプ の 魔法 薬 の クラス で 騒ぎ を 起こす なんて 、 それ で 無事 と 言える なら 、 眠れる ドラゴン の 目 を 突っついて も 無事だ 、 と いう ような もの だ 。
||まほう|くすり||くらす||さわぎ||おこす||||ぶじ||いえる||ねむれる|||め||つ っ ついて||ぶじだ|||||
||||||||||||||||||||||stochern|||||||
|||||||commotion||to cause||that||safely|||if|sleeping|||eye||poke||safe|||||
It's like making a fuss in Snape's magical class, and if that's okay, it's okay to poke the eyes of a sleeping dragon.
魔法 薬 の クラス は 大 地下 牢 の 一 つ で 行わ れた 。
まほう|くすり||くらす||だい|ちか|ろう||ひと|||おこなわ|
|||||big|underground|prison|||||conducted|
The magic drug class was held in one of the Great Dungeons.
木曜 の 午後 の 授業 は 、 いつも と 変わら ず 進行 した 。
もくよう||ごご||じゅぎょう||||かわら||しんこう|
Donnerstag|||||||||||
Thursday||afternoon||class||always||not different||proceeded|did
Thursday afternoon classes proceeded as usual.
大 鍋 が 二十 個 、 机 と 机 の 間 で 湯気 を 立て 、 机 の 上 に は 真鍮 の 秤 と 、 材料 の 入った 広 口 ビン が 置いて ある 。
だい|なべ||にじゅう|こ|つくえ||つくえ||あいだ||ゆげ||たて|つくえ||うえ|||しんちゅう||はかり||ざいりょう||はいった|ひろ|くち|||おいて|
|||||||||||||||||||латунь||||||||||||
|||||||||||||||||||||Waage||||||||||
|pot|||pieces|desk||||between||steam||||||||brass||scale||ingredients|||wide||bottle||placed|
There are twenty large pots, steaming between the desks, a brass scale and a wide-mouthed bottle containing the ingredients on the desk.
スネイプ は 煙 の 中 を 歩き回り 、 グリフィンドール 生 の 作業 に 意地 の 悪い 批評 を し 、 スリザリン 生 は それ を 聞いて ザマミロ と 嘲笑った 。
||けむり||なか||あるきまわり||せい||さぎょう||いじ||わるい|ひひょう||||せい||||きいて|||ちょうしょう った
||дым||||||||||||||||||||||||
||||||||||||||||||||||||Zamamiro||hatte sich darüber lustig gemacht
||smoke||||walking around||||work||spite||bad|bad criticism|||||||||serves you right||mocked
Snape roamed in the smoke, making nasty criticisms of Gryffindor's work, and Slytherin's ridicule with Zamamiro.
ドラコ ・ マルフォイ は スネイプ の お気に入り で 、 ロン と ハリー と に 、 ふぐ の 目玉 を 投げつけ て いた 。
|||||おきにいり|||||||||めだま||なげつけ||
|||||любимчик|||||||||||||
|||||favorite|||||||pufferfish||eyeball||thrown at||
Draco Malfoy was Snape's favorite, throwing blowfish eyeballs at Ron and Harry.
それ に 仕返し を しよう もの なら 、「 不公平です 」 と 抗議 する 隙 も 与え ず 、 二 人 と も 処罰 を 受 ける こと を 、 ドラコ は 知っている のだ 。
||しかえし|||||ふこうへいです||こうぎ||すき||あたえ||ふた|じん|||しょばつ||じゅ||||||しっている|
|||||||||протест|||||||||||||||||||
|||||||es ist unfair|||||||||||||||||||||
||revenge|||||unfairです||protest||opportunity||provided||||||punishment||received|will|||Draco|||emphatic particle
Draco knows that if he were to revenge, he would not give him a chance to protest that he was "unfair," and that both of them would be punished.
ハリー の 「 ふくれ 薬 」 は 水っぽ 過ぎた が 、 頭 は もっと 重要な こと で いっぱいだった 。
|||くすり||みずっぽ|すぎた||あたま|||じゅうような|||
||faule|||wässrig|||||||||
Harry||puffed|||watery||||||more important|||
Harry's "blister medicine" was too watery, but his head was full of more important things.
ハーマ イオニー の 合図 を 待って いた のだ 。
|||あいず||まって||
|||знак||||
|||signal||||
I was waiting for Hermione's signal.
スネイプ が 立ち止まって 薬 が 薄 過ぎる と 嘲った の も ほとんど 耳 に 入ら なかった 。
||たちどまって|くすり||うす|すぎる||あざけった||||みみ||はいら|
||||||||spottete|||||||
||stopped|||too weak|||mocked||||ear|||
I could hardly hear Snape mocking me for how weak the potion was.
スネイプ が ハリー に 背 を 向けて そこ を 立ち去り 、 ネビル を いびり に 行った とき 、 ハーマイオ ニー が ハリー の 視線 を 捉えて 、 こっく り 合図 した 。
||||せ||むけて|||たちさり|||||おこなった|||||||しせん||とらえて|こ っく||あいず|
|||||||||verließ|||ärgern|||||||||||||||
||||back|||||departed|||bully|||||||||gaze||caught|nodded||nod|
When Snape turned his back to Harry and left to bully Neville, Hermione caught Harry's gaze and nodded as a signal.
ハリー は すばやく 大 鍋 の 陰 に 身 を 隠し 、 ポケット から フレッド の 「 フィリバスター の 長々 花 火 」 を 取り出し 、 杖 で ちょいと 突ついた 。
|||だい|なべ||かげ||み||かくし|ぽけっと||||||ながなが|か|ひ||とりだし|つえ|||つついた
|||||||||||||||||||||||||stieß
||quickly||pot||shadow||body||hidden|||Fred||firework||long-lasting|firework|fireworks||took out|wand|||tapped
Harry quickly hid himself behind the pot, took out Fred's "Filibuster Fireworks" from his pocket, and poked it a little with his wand.
花火 は シュウシュウ 、 パチパチ と 音 を たて はじめた 。
はなび|||||おと|||
||シュウシュウ||||||
fireworks||hissing|popping||||made|
The fireworks began to make a sizzling and popping sound.
あと 数 秒 しか ない 。
|すう|びょう||
|a few|seconds||
There are only a few seconds left.
ハリー は スッ と 立ち上がり 、 狙い を 定めて 花火 を ポーン と 高く 放り投げ た 。
||||たちあがり|ねらい||さだめて|はなび||||たかく|ほうりなげ|
Harry||suddenly||stood up|aim||aimed at|||with a bang||high|threw high|
Harry stood up quickly, aimed, and threw the fireworks high into the air.
まさに 命中 。
|めいちゅう
exactly|hit
It's a true hit.
花火 は ゴイル の 大 鍋 に ポトリ と 落ちた 。
はなび||||だい|なべ||||おちた
|||||pot||plopped||
The fireworks fell into Goyle's big pot.
ゴイル の 薬 が 爆発 し 、 クラス 中 に 雤 の ように 降り注いだ 。
||くすり||ばくはつ||くらす|なか|||||ふりそそいだ
||||||||||||herabregnete
||||exploded|||||snow|||fell like rain
The potion from Goyle exploded and showered down like rain in the classroom.
「 ふくれ 薬 」 の 飛 沫 が かかった 生徒 は 、 悲鳴 を あげた 。
|くすり||と|まつ|||せいと||ひめい||
swelling|||splash|spray|||student||scream||
The students hit by the spray of the 'swelling potion' screamed.
マルフォイ は 、 顔 いっぱい に 薬 を 浴びて 、 鼻 が 風船 の ように 膨れ はじめた 。
||かお|||くすり||あびて|はな||ふうせん|||ふくれ|
||face|||||drenched with|||balloon|||swelled|
Malfoy was drenched in the potion, and his nose began to swell up like a balloon.
ゴイル は 、 大 皿 の ように 大きく なった 目 を 、 両手 で 覆い ながら 右往左往 して いた 。
||だい|さら|||おおきく||め||りょうて||おおい||うおうさおう||
||||||||||||||hin und her laufen||
||big|plate|||||||both hands||covered||to and fro||
Goyle was going back and forth, covering his eyes, which had grown like a large plate, with both hands.
スネイプ は 騒ぎ を 鎮め 、 原因 を 突き止めよう と して いた 。
||さわぎ||しずめ|げんいん||つきとめよう|||
|||||||herausfinden|||
Snape||commotion||calm down|cause||find out|||
Snape was trying to calm the disturbance and determine the cause.
どさくさ の 中 、 ハリー は 、 ハーマイオニー が こっそり 教室 を 抜け出す の を 見届けた 。
||なか||||||きょうしつ||ぬけだす|||みとどけた
|||||||||||||hatte gesehen
confusion|||||||secretly|classroom||sneak out|||witnessed
In the midst of the chaos, Harry witnessed Hermione sneak out of the classroom.
「 静まれ ! 静まら ん か !」 スネイプ が 怒鳴った 。
しずまれ|しずまら|||||どなった
ruh dich ruhig|beruhigen|||||
be quiet|calm down|||||shouted
"Be quiet! Be quiet!" shouted Snape.
「 薬 を 浴びた 者 は 『 ぺしゃんこ 薬 』 を やる から ここ へ 来い 。
くすり||あびた|もの|||くすり||||||こい
|||||platt|||||||
||was drenched with|person||flattened|||||||come
"Those who have been doused with the potion, come here for the 'Flattening Potion'."
誰 の 仕業 か 判明 した 暁 に は ... ...」
だれ||しわざ||はんめい||あかつき||
||work||became clear||dawn||
Wenn wir herausfinden, wer das getan hat..."
When it became clear who was doing it ... "
マルフォイ が 急いで 進み 出た 。
||いそいで|すすみ|でた
|||вышел|
||quickly|advanced|came out
Malfoy hurried out.
鼻 が 小さい メロン ほど に 膨れ 、 その 重み で 頭 を 垂れて いる の を 見て 、 ハリー は 必死で 笑い を こらえた 。
はな||ちいさい|めろん|||ふくれ||おもみ||あたま||しだれて||||みて|||ひっしで|わらい||
|||melon|||swelled||weight||||drooping|||||||desperately|||suppressed laughter
Harry desperately stopped laughing when he saw his nose swelling as small as a melon and hanging his head under its weight.
クラス の 半分 は 、 ドシンドシン と スネイプ の 机 の 前 に 重い 体 を 運んだ 。
くらす||はんぶん||||||つくえ||ぜん||おもい|からだ||はこんだ
||||Doshindoshin|||||||||||
class||||with a thud||||||||heavy|body||carried
Half of the class carried heavy bodies in front of Doshin Doshin and Snape's desks.
棍棒 の ように なった 腕 を 、 だ ら り と ぶら下げて いる 者 、 唇 が 巨大に 膨れ上がって 、 口 を きく こと も でき ない 者 。
こんぼう||||うで||||||ぶらさげて||もの|くちびる||きょだいに|ふくれあがって|くち|||||||もの
|||||||||||||||riesig|aufgeplustert||||||||
club||||arm||copula|drifting|||hanging down||person|lips||enormously|swollen up|||to speak|||||
Those who hang their arms like clubs, and those whose lips are hugely swollen and unable to speak.
そんな 中 で 、 ハリー は 、 ハーマイオニー が する り と 地下 牢教 室 に 戻って きた の を 見た 。
|なか|||||||||ちか|ろうきょう|しつ||もどって||||みた
|||||||||||Verlies|||||||
|||||||to do|suddenly||underground|dungeon classroom|classroom||||||
Meanwhile, Harry saw Hermione returning to the underground prison room.
ローブ の 前 の 方 が 盛り上がって いる 。
||ぜん||かた||もりあがって|
robe||||direction||bunched up|is
The front of the robe is swelling.
みんな が 解毒 剤 を 飲み 、 いろいろな 「 ふくれ 」 が 収まった とき 、 スネイプ は ゴイル の 大 鍋 の 底 を さらい 、 黒こげ の 縮れた 花火 の 燃え カス を すくい上げた 。
||げどく|ざい||のみ||||おさまった||||||だい|なべ||そこ|||くろこげ||ちぢれた|はなび||もえ|||すくいあげた
||антидот|||||пухлости||||||||||||||||||||||
||||||||||||||||||||schaufelte|schwarz verbrannt||||||||hochgehoben
||detoxification|medicine||||bump||settled down|||||||cauldron||bottom||scraped up|charred||curled|fireworks||burned residue|remnants||scooped up
Everyone drank the antidote, and when various 'swellings' were contained, Snape scooped the bottom of Goyle's large cauldron and picked up the blackened, curled remnants of fireworks.
急に みんな シーン と なった 。
きゅうに||しーん||
suddenly||silence||
Suddenly, everyone fell silent.
「 これ を 投げ入れた 者 が 誰 か わかった 暁 に は 」 スネイプ が 低い 声 で 言った 。
||なげいれた|もの||だれ|||あかつき|||||ひくい|こえ||いった
this||threw in||||||at dawn|||||low|||
"When I find out who threw this in," Snape said in a low voice.
「 我 輩 が 、 まち が い なく そや つ を 退学 に さ せて やる 」
われ|やから|||||||||たいがく||||
||||||||||отчисление||||
I|we|(subject marker)|mistake||||that|||expel||||
"I will definitely drop him out of school."
ハリー は 、 いったい 誰 なんだろう と いう 表情 ―― どうぞ そう 見えます ように ―― を 取り繕った 。
|||だれ||||ひょうじょう|||みえ ます|||とりつくろった
|||||||||||||versteckt
|||||||expression|please|||||put on a facade
Harry put on an expression of wondering who in the world he was - please, let me see that.
スネイプ が ハリー の 顔 を まっすぐに 見据えて いた 。
||||かお|||みすえて|
||||||straight|staring at|
Snape was staring straight at Harry's face.
それ から 十 分 後 に 鳴った 終業 ベル が 、 どんなに ありがたかった か しれ ない 。
||じゅう|ぶん|あと||なった|しゅうぎょう|べる||||||
||||||rang|end of work|||how much|thankful|||not
I can't express how grateful I was for the ending bell that rang ten minutes later.
三 人 が 急いで 「 嘆き の マートル 」 の トイレ に 戻る 途中 、 ハリー は 、 二 人 に 話しかけた 。
みっ|じん||いそいで|なげき||||といれ||もどる|とちゅう|||ふた|じん||はなしかけた
|||quickly|sorrow|||||||on the way||||||
On their way back to the 'Moaning Myrtle' bathroom in a hurry, Harry spoke to the two of them.
「 スネイプ は 僕 が やったって わかって る よ 。
||ぼく||やった って|||
||I||I did it|||
"I know I did Snape.
ばれて る よ 」
being found out||
They know."
ハーマイオニー は 、 大 鍋 に 新しい 材料 を 放り込み 、 夢中で かき混ぜ はじめた 。
||だい|なべ||あたらしい|ざいりょう||ほうりこみ|むちゅうで|かきまぜ|
|||||||||внимательно||
||||||||hineinwerfen||rühren|
|||pot||new|ingredients||threw in|with enthusiasm|stirred vigorously|
Hermione threw the new ingredients into a large pot and began stirring feverishly.
「 あと 二 週間 で できあがる わ よ 」 と 嬉し そうに 言った 。
|ふた|しゅうかん||||||うれし|そう に|いった
||||will be ready||||happy||
"It will be ready in two weeks," he said happily.
「 スネイプ は 君 が やったって 証明 で きや し ない 。
||きみ||やった って|しょうめい||||
||||didn't do|proof||could||
Snape can't prove you did it.
あいつ に いったい 何 が できる !」
|||なん||
that person|||||can do
What can he do! "
ロン が ハリー を 安心 さ せる ように 言った 。
||||あんしん||||いった
||||relief||||
Ron said to Harry to reassure him.
「 相手 は スネイプ だ もの 。
あいて||||
partner||||after all
"The other party is Snape.
何 か 臭う よ 」
なん||くさう|
||smells|
It smells something. "
ハリー が そう 言った とき 、 煎じ 薬 が ブクブク と 泡だった 。
|||いった||せんじ|くすり||||あわだった
|||||brewing|||bubbling up||bubbled up
When Harry said this, the infusion bubbled.
それ から 一 週間 後 、 ハリー 、 ロン 、 ハーマイオニー が 玄関 ホール を 歩いて いる と 、 掲示板 の 前 に ちょっと した 人だかり が できて いて 、 貼り 出さ れた ばかりの 羊 皮 紙 を 読んで いた 。
||ひと|しゅうかん|あと|||||げんかん|ほーる||あるいて|||けいじばん||ぜん||||ひとだかり||||はり|ださ|||ひつじ|かわ|かみ||よんで|
|||||||||прихожая|||||||||||||||||||||||||
|||||||||entrance hall||||||bulletin board||||||crowd||||posted|posted|||sheep|||||
A week later, as Harry, Ron, and Hermione were walking down the front hall, there was a small crowd in front of the bulletin board, reading the freshly pasted sheep skin.
シューマス ・ フィネガン と ディーン ・ トーマス が 、 興奮 した 顔 で 三 人 を 手招き した 。
||||||こうふん||かお||みっ|じん||てまねき|
Schumas||||||||||||||
Schumas|Finnegan|||Thomas||excitement||face|with||||beckoned|
Schumas Finnegan and Dean Thomas beckoned to them with excited faces.
「『 決闘 クラブ 』 を 始める んだって !」 シューマス が 言った 。
けっとう|くらぶ||はじめる|ん だって|||いった
duel|club|||I hear|Schumas||
"I heard that they are starting a 'Duel Club!" said Schumas.
「 今夜 が 第 一 回 目 だ 。
こんや||だい|ひと|かい|め|
tonight||first||||
"Tonight is the first meeting."
決闘 の 練習 なら 悪く ない な 。
けっとう||れんしゅう||わるく||
duel||practice||||sentence-ending particle
Practicing dueling isn't a bad idea.
近々 役 に 立つ かも ......」 「 え ! ハリー 、 スリザリン の 怪物 と 決闘 なんか できる と 思って る の !」 そう 言い ながら も 、 ロン も 興味 津 々 で 掲示 を 読んだ 。
ちかぢか|やく||たつ||||||かいぶつ||けっとう||||おもって||||いい|||||きょうみ|つ|||けいじ||よんだ
скоро||||||||||||||||||||||||||||||
soon|role||||||||monster||duel|||||||||||||interest|eager|||notice||
Maybe it will be useful in the near future ... "" Eh! Harry, I think we can have a duel with the Slytherin monster! "While saying so, Ron also read the bulletin with interest.
「 役 に 立つ かも ね 」 三 人 で 夕食 に 向かう 途中 、 ロン が ハリー と ハーマイオニー に 言った 。
やく||たつ|||みっ|じん||ゆうしょく||むかう|とちゅう|||||||いった
role||||||||dinner||toward|on the way|||||||
Maybe it'll help," Ron said to Harry and Hermione as the three of them were on their way to dinner.
「 僕たち も 行こう か !」 ハリー も ハーマイオニー も 大 乗り気で 、 その 晩 八 時 に 三 人 は 、 再び 大広間 へ と 急いだ 。
ぼくたち||いこう||||||だい|のりきで||ばん|やっ|じ||みっ|じん||ふたたび|おおひろま|||いそいだ
we|||||||||enthusiastically|that|evening|||||||once again|great hall|||hurried
Let's go too! Harry and Hermione were both very enthusiastic, and that evening at eight o'clock, the three of them hurried back to the Great Hall.
食事 用 の 長い テーブル は 取り払わ れ 、 一方 の 壁 に 沿って 、 金色 の 舞台 が 出現 して いた 。
しょくじ|よう||ながい|てーぶる||とりはらわ||いっぽう||かべ||そって|きんいろ||ぶたい||しゅつげん||
meal|for|||||removed||on the other hand||wall||along|golden||stage||appeared||
The long table for dining had been removed, and a golden stage had appeared along one wall.
何 千 本もの 蝋燭 が 宙 を 漂い 、 舞台 を 照らして いる 。
なん|せん|ほんもの|ろうそく||ちゅう||ただよい|ぶたい||てらして|
||Hunderte|||||||||
|thousand|thousand|candles||air||floating|stage||lighting up|
Thousands of candles floated in the air, illuminating the stage.
天井 は 何度 も 見慣れた ビロード の ような 黒 で 、 その 下 に は 、 おのおの 杖 を 持ち 、 興奮 した 面持ち で 、 ほとんど 学校 中 の 生徒 が 集 まって いる ようだった 。
てんじょう||なんど||みなれた|びろーど|||くろ|||した||||つえ||もち|こうふん||おももち|||がっこう|なか||せいと||しゅう|||
ceiling||many times||familiar|velvet|||black||||||each|staff||holding|excitement||excited expression||almost|school|||||gathered|||
The ceiling was many times familiar velvety black, underneath each with a cane and an excited look, almost like a group of students from all over school.
「 いったい 誰 が 教える の かしら ?」 ペチャクチャ と 、 おしゃべりな 生徒 たち の 群れ の 中 に 割 り 込み ながら 、 ハーマイオニー が 言った 。
|だれ||おしえる||||||せいと|||むれ||なか||わり||こみ||||いった
||||||перепалка||||||||||||||||
|||to teach||I wonder|chit-chat||talkative||||group||||interrupt||interrupting||||
"Who teaches?" Said Hermione, breaking into a crowd of talkative students.
「 誰 か が 言って た けど 、 フリットウィック 先生って 、 若い とき 、 決闘 チャンピオン だった ん ですって 。
だれ|||いって||||せんせい って|わかい||けっとう|ちゃんぴおん|||で すって
||||||||молодом||||||
|||||||teacher|young|young|duel|champion|||supposedly
"Someone said that Professor Flitwick was a duel champion when he was young.
たぶん 彼 だ わ 」
|かれ||
|he||
It's probably him.
「 誰 だって いい よ 。
だれ|||
It doesn't really matter who.
あいつ で なければ ......」 と ハリー が 言い かけた が 、 その あと は うめき声 だった 。
||||||いい||||||うめきごえ|
that guy||if not|||||||that|||groan|
Harry started to say, 'Unless it's that guy...', but after that, it was just a groan.
ギルデロイ ・ ロックハート が 舞台 に 登場 した のだ 。
|||ぶたい||とうじょう||
|||stage||appeared on stage||quotation particle
Gilderoy Lockhart took the stage.
きらびやかに 深 紫 の ローブ を まとい 、 後ろ に 、 誰 あろう 、 いつも の 黒 装束 の スネイブ を 従え て いる 。
|ふか|むらさき|||||うしろ||だれ||||くろ|しょうぞく||||したがえ||
glänzend||||||||||||||Gewand||||||
brilliantly|deep|deep purple||||draped in||||there may be|||black|clothing||snake||followed||
Draped in a splendidly deep purple robe, accompanied behind by none other than the usually black-clad Snaive.
ロック ハート は 観衆 に 手 を 振り 「 静粛に 」 と 呼びかけた 。
ろっく|はーと||かんしゅう||て||ふり|せいしゅくに||よびかけた
|||audience||||waved|quietly||called out
Rock Hart waved to the audience and called out, "Silence!"
「 みなさん 、 集まって 。
|あつまって
|gathering together
"Everyone, gather around."
さあ 、 集まって 。
|あつまって
みなさん 、 私 が よく 見えます か ! 私 の 声 が 聞こえます か ! 結構 、 結構 !」
|わたくし|||みえ ます||わたくし||こえ||きこえ ます||けっこう|けっこう
|||||||||||ли|хорошо|
everyone||||can be seen||||||can be heard||quite well|quite well
Can you see me well, everyone! Can you hear my voice!
「 ダンブルドア 校長 先生 から 、 私 が この 小さな 決闘 クラブ を 始める お 許し を いただき まし た 。
|こうちょう|せんせい||わたくし|||ちいさな|けっとう|くらぶ||はじめる||ゆるし||||
|principal||from|||||duel|club||||permission|||ました|
Dumbledore, the principal, has given me permission to start my own little dueling club.
私 自身 が 、 数え 切れ ない ほど 経験 して きた ように 、 自ら を 護 る 必要 が 生じた 万一 の 場合に 備えて 、 みなさん を しっかり 鍛え 上げる ため に です ―― 詳しく は 、 私 の 著書 を 読んで くだ さい 」
わたくし|じしん||かぞえ|きれ|||けいけん||||おのずから||まもる||ひつよう||しょうじた|まんいち||ばあい に|そなえて||||きたえ|あげる||||くわしく||わたくし||ちょしょ||よんで||
||||||||||||||||||||||||||||||подробно||||||||
||||||||||||||||||||für den Fall||||||||||||||||||
|myself||count|countless|not||experience||||by oneself||protect||necessity||arose|just in case||possibility|prepared for||||train|||||in detail||||book|||please|
Just in case I need to protect myself, as I have experienced countless times, to train you well-read my book for more information. Please give me "
「 では 、 助手 の スネイプ 先生 を ご 紹介 しましょう 」
|じょしゅ|||せんせい|||しょうかい|し ましょう
|assistant|||||honorific prefix|introduction|
"Then, let me introduce you to my assistant, Professor Snape."
ロック ハート は 満面 の 笑み を 振りまいた 。
ろっく|はーと||まんめん||えみ||ふりまいた
|||||||verbreitete
|||full face||smile||spread
Rock Heart gave a big smile.
「 スネイプ 先生 が おっしゃる に は 、 決闘 に ついて ごく わずか ご存知 らしい 。
|せんせい|||||けっとう|||||ごぞんじ|
|||says|||duel|||very|just a little|know|
"Mr. Snape seems to know very little about the duel.
訓練 を 始める に あたり 、 短い 模範 演技 を する のに 、 勇敢に も 、 手伝って くださる と いう ご 了承 を いただき ま した 。
くんれん||はじめる|||みじかい|もはん|えんぎ||||ゆうかんに||てつだって|||||りょうしょう||||
тренировка||||||||||||||||||||||
training|||||short|model|demonstration||||bravely||helping|||||understanding||||
In starting the training, I would like to thank you for your courageous help in giving me a short model performance.
さて さて 、 お 若い みなさん に ご 心配 を お かけ したく は ありません ―― 私 が 彼 と 手 合わ せ した あと でも 、 みなさん の 魔法 薬 の 先生 は 、 ちゃんと 存在 します 。
|||わかい||||しんぱい||||||あり ませ ん|わたくし||かれ||て|あわ|||||||まほう|くすり||せんせい|||そんざい|し ます
|||||||||||||||||||合わ(1)||||||||||||||
|||young||||worry||||want|||||he||hand|matched||||||||||||properly|exists|will do
Well, I don't want to worry young people--even after I've worked with him, your magical medicine teacher is still there.
ご 心配 め さる な !」
|しんぱい|||
|worry|don’t|will befall|
Don't worry! "
「 相 討ち で 、 両方 やられっち まえば いい と 思わ ない か ?」 ロン が ハリー の 耳 に ささやいた 。
そう|うち||りょうほう|やられ っち||||おもわ|||||||みみ||
||||erledigt|||||||||||||
mutual|mutually assured destruction|at|both|got killed|if both|||think|||||||ear||
"Why don't you think it's okay to do both in a fight?" Ron whispered to Harry's ear.
スネイプ の 上 唇 が めくれ上がって いた 。
||うえ|くちびる||めくれあがって|
|||||поднялось|
|||||hochgeklappt|
|||upper lip||curled up|
Snape's upper lip was puckered up.
ロック ハート は よく 笑って いられる な 、 と ハリー は 思った 。
ろっく|はーと|||わらって|いら れる|||||おもった
|||||able to be|||||
Harry thought that Rock Heart couldn't laugh a lot.
―― スネイプ が あんな 表情 で 僕 を 見たら 、 僕 なら 回れ 右 して 、 全速力 で スネイプ から 逃げる けど ――。
|||ひょうじょう||ぼく||みたら|ぼく||まわれ|みぎ||ぜんそくりょく||||にげる|
|||выражение лица|||||||||||||||
|||expression||I|||||turn around|turn right||full speed||||run away|
――If Snape looked at me with such an expression, I would turn around and run away from Snape at full speed.
ロック ハート と スネイプ は 向き合って 一礼 した 。
ろっく|はーと||||むきあって|いちれい|
|||||встретились лицом к лицу|поклон|
|||||faced each other|a bow|
Lockhart and Snape turned to each other and bowed.
尐 なく と も ロック ハート の 方 は 、 腕 を 振り上げ 、 くねくね 回し ながら 体 の 前 に 持ってきて 、 大げさな 礼 を した 。
||||ろっく|はーと||かた||うで||ふりあげ||まわし||からだ||ぜん||もってきて|おおげさな|れい||
||||||||||||||||||||громкое|||
|||||||||arm||raised|wobbling|twisting|||||||exaggerated|bow||
The Rock Heart, at least, gave an exaggerated gratitude by raising his arm and twisting it in front of his body.
スネイプ は 不機嫌に ぐ いと 頭 を 下げた だけ だった 。
||ふきげんに|||あたま||さげた||
||sullenly|just|just|||lowered||
Snape just bowed in a sullen mood.
それ から 二 人 と も 杖 を 剣 の ように 前 に 突き出して 構えた 。
||ふた|じん|||つえ||けん|||ぜん||つきだして|かまえた
||||||staff||sword|||||thrusting forward|readied
Then both of them thrust their staffs forward like swords and took their stance.
「 ご覧 の ように 、 私 たち は 作法 に 従って 杖 を 構えて います 」
ごらん|||わたくし|||さほう||したがって|つえ||かまえて|い ます
смотрите||||||этикет||согласно|посох||держим|
please look||like||||etiquette||accordance with|staff||holding|
As you can see, we are holding our staffs according to the proper manners.
ロック ハート は シーン と した 観衆 に 向かって 説明 した 。
ろっく|はーと||しーん|||かんしゅう||むかって|せつめい|
|||scene|||audience|||explained|
Lockhart explained to the silent audience.
「 三 つ 数えて 、 最初の 術 を かけます 。
みっ||かぞえて|さいしょの|じゅつ||かけ ます
three||counting|first|magic||will cast
"Count three and apply the first technique.
もちろん 、 どちら も 相手 を 殺す つもり は ありません 」
|||あいて||ころす|||あり ませ ん
|||opponent|||||
Of course, neither is going to kill the other. "
「 僕 に は そう は 思え ない けど 」 スネイプ が 歯 を むき 出して いる の を 見て 、 ハリー が 呟いた 。
ぼく|||||おもえ|||||は|||だして||||みて|||つぶやいた
I|||||doesn't seem||but|||tooth||bared||||||||muttered
"I don't think so," Harry muttered when he saw Snape bare his teeth.
「 一 ―― 二 ―― 三 ――」
ひと|ふた|みっ
二 人 と も 杖 を 肩 より 高く 振り上げた 。
ふた|じん|||つえ||かた||たかく|ふりあげた
||||||shoulder|than||raised
They both raised their canes higher than their shoulders.
スネイプ が 叫んだ 。
||さけんだ
||shouted
Snape shouted.
「 エクスペリアームス !< 武器 よ 去れ >」
|ぶき||され
|оружие|да|
Expelliarmus|||geh weg
disarming charm|weapon||go
"Expelliarmus! <Go away, weapon>"