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進撃の巨人 3, Shingeki no Kyojin Season 3 (Attack on Titan Season 3) Episode 01

Shingeki no Kyojin Season 3 (Attack on Titan Season 3) Episode 01

( エレン ) 壁 の 向こう に は 海 が ある と アルミン が 言った

海 の 向こう に は

俺 は 何 が ある と 思って た んだろう

♪〜

〜♪

( ジャン ) サシャ つまみ食い でも して みろ

リヴァイ 兵 長 に

食べ やすい 大き さ に さばいて もらう から な

( サシャ ) し ませ ん よ 多分

( ジャン ) は ?

( エレン ) お前 ら 入る 前 に

ちゃんと ホコリ や 泥 を 落として きた か ?

は あ ? やって ねえ よ

この 大 荷物 見え ねえ の か ?

( エレン ) お前 そんな 意識 で リヴァイ 兵 長 が 満足 する と 思う か ?

今朝 だって

俺 が お前 の ベッド の シーツ を 直して なかったら な …

うる せ え な ! て め え は 俺 の 母ちゃん か !

( ミカサ ) お かえり

( アルミン ) あれ ? 薪 割 ( まき わ ) りして た の ?

体 が なまって しまう から

巨人 に つかまれた んだ から まだ 動いちゃ ダメだ よ

止めた の に 聞か ねえ んだ

さっき なんて 腹筋 して た から な

う っ … て め え ! 何 のぞいて んだ

( エレン ) は あ ?

( アルミン ) ミカサ 野生 動物 じゃ ない んだ から

( サシャ ) なんだか 訓練 兵 の とき に 戻った みたいです ね

うん

でも なんで 僕ら が 新しい リヴァイ 班 に 選ば れた んだ ろ

エレン と ヒストリア を 守る 重要な 任務 な のに

( サシャ ) 優秀だ から じゃ ないで す か ?

あっ

サシャ 今 バッグ に 何 入れた の ?

パン の ような もの は 何も …

( ジャン ) おい て め え こら

( コニー ) 返せよ

( エレン ) おい それ より

兵 長 が 戻って くる まで に 掃除 終わら せ ねえ と

( アルミン ) ほら 出して

( リヴァイ ) 何の 騒ぎ だ

( コニー ) これ で 何 回 目 だ ?

貴重な 食糧 な んだ から

イモ 女 て め え いいかげんに しろ …

( 一同 ) あっ

( リヴァイ ) 時間 は 十分に あった はずだ が

まあ いい

お前 ら が ナメ た 掃除 を して いた 件 は 後回し だ

エレン

ハンジ が 実験 始め たくて うずうず して 待って る ぞ

あっ はい

( 雄 たけ び )

( ミカサ ) エレン !

( ハンジ ) どうした エレン ! 立て !

人類 の 明日 が 君 に 懸かって いる んだ

立って くれ 〜!

メガネ 今度 は 様子 が 違う ようだ が …

もう 10 メートル も ねえ し ところどころ の 肉 も 足りて ねえ

そして エレン の ケツ が 出て いる

( ハンジ ) 分かって る よ !

エレン ! まだ 動かせ そう か ?

何かしら 合図 を 送って くれ !

( ミカサ ) エレン !

( ジャン ) ミカサ !

おい また 単独 行動 だ ぞ あの 根 暗 野郎 は

処分 も 検討 し とく か ?

いや 合図 が ない

ここ まで だ

エレ 〜 ン ! ( ワイヤー 音 )

あっ つ …

あっ つい な 君 本当に

ハンジ さん 待って

エレン から 血 が 出て い ます

う お 〜! 見ろ モブリット !

エレン の 顔 が …

早く スケッチ しろ !

( モブリット ) 分 隊長 ! あなた に 人 の 心 は あり ます か !

( 切り裂く 音 )

ぬわ っ …

ごめん 取り乱した

道のり は 長 そうだ な

巨人 の 硬質 化 の 力 を 使って

壁 を 塞ぐ って の は

はい

自分 でも 最初 から 雲 を つかむ ような 話 だ と は

作戦 と して は 悪く ない

大量の 資材 の 代わり に

エレン 一 人 連れて き ゃ いい んだ から な

雲 を 雲 じゃ ない もの に できる か は エレン しだい だ

( ハンジ ) 実験 終了

総員 直ちに 撤収 せよ

( ケイジ ) 了解

目撃 者 が い ない か 確認

( ジャン ) はい !

お前 は エレン と 同じ 馬車 に 乗れ

こっち は ハンジ たち と トロスト 区 に 戻る

( クリスタ ) はい

( ニック ) とにかく 彼女 を 連れて こい

彼女 なら 我々 の 知り え ない 真相 さえ 知る こと が できる だろう

( 去る 足音 )

( エルヴィン ) そう か 今回 も 失敗 か

うまく いけば 1 日 足らず で

シガンシナ 区 に 空いた 穴 を 塞げ る と いう こと だった が …

( リヴァイ ) 何しろ 情報 が ない

硬質 化 の 方法 に ついて 教科 書 で も あれば 別だ が

あと は クリスタ

いや ヒストリア ・ レイス

あいつ から 壁 に ついて の 情報 を たどる か

彼女 が 話した 生い立ち に ついて の 報告 は 読んだ

貴族 レイス 卿 の 隠し 子

確かに 不幸で は あった らしい

だが ただ の 地方 貴族 が

なぜ 壁 の 秘密 を 知る こと が できる の か が 謎 だ

( ノック )

( ミカサ ) エレン

まだ 寝て なきゃ ダメでしょ

( エレン ) 平気だ よ

丸 1 日 寝て た から な

それ より 俺 の せい で

ウォール ・ マリア 奪還 作戦 が また 遠のいた な

エレン の せい じゃ ない から

気 に する こと ない

( コニー ) 俺 は とにかく 獣 の 巨人 と 戦えりゃ それ で …

あの サル と かって ヤツ 絶対 に 許せ ねえ

( コニー ) あっ …

そろそろ 見張り 交代 だ な

ミカサ

( ミカサ ) うん

( クリスタ ) いいね

エレン も みんな も

つらい だろう けど やり たい こと が はっきり して いて

ん ?

私 は ユミル が い なく なって 何 を し たい の か 分から なく なった

ユミル を 助け たい んじゃ ない の か ?

うん でも …

あの とき は 許せ ない と 思った し 助け たい と も 思った けど

今 は 違う 気 が して いる

ユミル は 自分 の 生き 方 を 自分 で 選んだ

もう 私 が 何 か する 権利 は ない し 必要 も ない

( エレン ) なんか やっと まともに 話した な

( クリスタ ) えっ ?

ここ へ 来た とき 自分 の こと は 話した けど

それ 以外 二 コリ と も し ない し 話 に も 乗って こない し さ

( クリスタ ) めん ど くさくて

ごめん

もう みんな に 優しくて いい 子 の クリスタ は い ない の

いや なんか その ほう が いい んじゃ ね ?

( クリスタ ) え ?

前 は 無理 して 顔 作って る 感じ で

不自然で 正直 気持ち 悪かった よ

そう

でも 今 の お前 は 別に 普通だ

ただ の バカ正直な 普通の ヤツ だ

まっ ユミル の こと は また 考えれば いい

俺 だって あいつ に は いろいろ …

そう いえば あれ は …

( サシャ ) ハンジ さん たち が 到着 し ました

居間 に 集まって ください

( リヴァイ ) あ ? なんだ と ?

死んだ んだ よ ニック 司祭 が

殺さ れた んだ

今朝 トロスト 区 の 兵舎 で

えっ …

( ラルフ ) おい

( サネス ) 現場 を 荒らす 気 か 調査 兵 !

( ラルフ ) 勝手に 近づく な

( サネス ) これ は 我々 の 仕事 だ

最近 頻発 して いる 強盗 殺人 事件 だ から な

な っ … そんな わけない だ ろ

爪 が 剥がさ れて いた ぞ

( サネス ) お前 の 所属 は どこ だ ?

( モブリット ) 第 4 分 隊長 ハンジ ・ ゾエ と 副 隊長 モブリット ・ バーナー です

組織 が ちっぽけだ と

大層な 階級 も むなしく 響く もん だ な

いい か これ は 巨人 が 人 を 殺した んじゃ ない

人 が 人 を 殺した んだ

お前 ら の 出る 幕 じゃ ない

( ハンジ ) 中央 第 1 憲兵 団 ?

(2 人 ) あっ …

( モブリット ) なぜ 王 都 の 憲兵 が こんな 最 南端 の トロスト 区 に ?

そんなに 不思議 か ?

お前 ら の ような 出がらし と 違って 使える 兵士 は 今 忙しい

ああ そういう こと です か

自分 が 使え ない 兵士 やって いる せい かな

偉い と この 兵士 さん に ビビ っちゃ い ました

握手 さ せて ください !

そう か 強盗 に 遭った の か ニック

かわいそうに

でも 彼 は 盗ま れる ような もの を 持って たかな ?

当然だ

ウォール 教 の 神 具 は 高価な 鉄製 だ と 知ら れて いる

えっ ?

ニック は ウォール 教 の 司祭 だった のです か ?

何 を 言って いる

彼 と は 個人 的な 友人 でして

でも 私 が 知る かぎり

彼 は 椅子 職人 だった はずです

ここ の 申請 書 に も そう 書き ました し …

貴 様

( ハンジ ) でも 私 は ニック の 全て を

知って る わけで は なかった と いう こと な のでしょう

( サネス ) おい 放せ

ああ ! すいません つい

では 捜査 の ほう を よろしく お 願い し ます

そして 強盗 を 捕らえた 際 は こう お 伝え ください

この やり 方 に は

それなり の 正義 と 大義 が あった の かも しれ ない

が … そんな こと 私 に とって どうでも いい こと だ

悪党 ども は

必ず 私 の 友人 が 受けた 以上 の 苦痛 を

その 身 で 生き ながら

体験 する こと に なる でしょう

ああ ! かわいそうに

そう お 伝え ください

失礼 し ます

分隊 長 ヤツ ら は 本当に ?

ああ 中央 憲兵 団 ジェル ・ サネス

ヤツ の 拳 が めく れて いた

ニック は 中央 憲兵 に 拷問 を 受け

殺さ れた んだ

( ハンジ ) ウォール 教 は 調査 兵 団 に 協力 した ニック を

ほっとか ない だろう と は 思って いた

だから 正体 を 隠して 兵舎 に いて もらった んだ けど

まさか 兵士 を 使って 殺し に 来る なんて

私 が 甘かった

私 の 責任 だ

憲兵 は ニック 司祭 を 拷問 して

どこ まで 我々 に しゃべった か 聞こう と した んです か ?

だろう な

しかも 中央 憲兵 を 動かせる と なる と

裏 に いる の は 相当 の 何 か だ

で ニック の 爪 は 何 枚 剥がさ れて いた ?

え ?

見た んだ ろ 何 枚 だ ?

一瞬 しか 見え なかった けど

見えた かぎり の 爪 は 全部

しゃべる ヤツ は 1 枚 で しゃべる が

しゃべら ねえ ヤツ は 何 枚 剥がした って 同じだ

ニック 司祭

あいつ は バカだった と は 思う が

自分 の 信じる もの を

最後 まで 曲げる こと は なかった らしい

つまり 俺 たち が レイス 家 を 嗅ぎつけた こと は

明確に なって い ない

ただ その 中央 の 何者 か に 目 を 付け られた の は 確かだろう な

( ドア が 開く 音 ) ( ニファ ) リヴァイ 兵 長

エルヴィン 団長 から 伝令 です

ニック 司祭 の こと を 伝え に 行った のです が

団長 が すぐに それ を

全員 撤収 だ ここ は 捨てる

全て の 痕跡 を 消せ

( 一同 ) あっ

( コニー ) 危 ねえ

もう 少し 遅かったら 俺 たち どう なって た んだ ?

どうして エルヴィン 団長 は この こと を …

中央 から 命令 が 出た らしい

調査 兵 団 の 壁 外 調査 を 全面 凍結

エレン と ヒストリア を 引き渡せ って な

(2 人 ) あっ

( ニファ ) それ と 私 が 手紙 を 受け取った 直後

団長 の 所 に も 憲兵 団 が …

まるで 犯罪 者 扱い じゃ ない か

( リヴァイ ) もう 裏 で どうこう って レベル じゃ ねえ な

なりふり構わず って とこ だ

( ハンジ ) そこ まで して 守り たい 壁 の 秘密 って …

それ に エレン と ヒストリア を 手 に 入れ たい 理由 は 何 だろう

殺す んじゃ なくて 手 に 入れ たい 理由 だ

さあ な

とにかく 敵 は この 2 人 を 狙って る こと が はっきり した

こんな 所 で うろついて る の は マズ い

トロスト 区 へ エレン たち を 移動 さ せる

なぜ あえて ニック 司祭 が 殺さ れた トロスト 区 に ?

中央 へ 向かう ほう が ヤバ い だろう

まだ ごたついて る トロスト 区 の ほう が 紛れ やすい

町 なか の ほう が いざ って ときに こいつ を 使える しな

確かに

それ に 一方的に 狙わ れる の は 不利だ

こっち も 敵 の 顔 くらい は 確認 する

( ハンジ たち ) えっ

( リヴァイ ) ハンジ お前 の 班 から 何 人 か 借りる ぞ

もちろん

よし 私 は エルヴィン の ほう に つく

モブリット は 私 と

ほか の 者 は リヴァイ に 従って くれ

( ケイジ たち ) 了解

あっ ハンジ さん

これ

ユミル と ベルトルト が 話して いた こと で

思い出した こと が あって

話す 時間 が なかった んで ここ に

分かった

あと で 読ま せて もらう よ

はっ ! ( いななき )

( カーフェン ) ヤツ ら 随分 と 素早い で すね

( ケニー ) フン そりゃ 鍛え 方 が 違う から な あの チビ は

( カーフェン ) 知り合い な んです か ?

( ケニー ) 古い な

( 鐘 の 音 )

( リヴァイ ) あまり 団子 ( だんご ) に なって 歩く な よ

逆に 目立つ

エレン と ヒストリア も 普通に 歩け

なんで 王家 の 旗 が こんなに ある んだ ?

あっ 今日 って 王政 設立 記念日 じゃ …

年 に 1 回 の 特別 配給 が ある 日 です よ

( コニー ) ああ 〜

( 兵士 ) ただいま より 配給 を 始める

( コニー ) ん ?

( 兵士 ) トロスト 区 の 窮状 を お 聞き に なった フリッツ 王 が

王家 の 備蓄 を 開放 して くださった

( 人々 の どよめき )

( 兵士 ) 十 分 用意 が ある 慌て ず に 並べ

( 市民 ) ありがたい

( 市民 ) フリッツ 王 万歳 !

さすが 王様 気前 いい で すね

ある 所 に は ある って こと だ

食い物 で 釣られる と 人間 は 弱い

( アウリール ) 今回 の 配給 で 備蓄 が 6 割 を 切って しまった と か

少し 国民 の 機嫌 を 取り 過ぎた ので は ないで す かな ?

レイス 卿

( ロッド ) 必要だ

ここ で もう 一 度 王家 の 求心力 を 上げて おか なければ

それ より も 力 と その 器 だ

急が なければ なら ない

( ゲラルド ) 憲兵 団 は 失敗 した ようだ が

( サネス ) すぐに 戻って 探索 を 続け ます

( ロッド ) いや もう すぐ 手 に 入る だろう

あれ が 動いて いる

ん ?

気 を つけろ !

後ろ だ !

あっ アルミ …

じゃ なくて クリスタ と エレン が また さらわ れて しまった !

( エレン ) 大丈夫 か ?

あいつ 絶対 俺 に 似て ねえ のに

馬 面 な のに

( 男 の あえぎ 声 )

( 男 ) なあ どう だ

声 を 聞か せて くれよ

なあ どう だ

いい だ ろ ?

かわい 子 ちゃん の 声 が 聞き たい な

( 男 ) ハア ハア …

( ジャン ) う っ …

( ジャン ) これ だけ は 二度と ごめん だ と 思って た んだ

あの 野郎 の 身代わり なんて …

( 男 ) 意外に 筋肉 が ある ね

( ワイヤー 音 )

( リヴァイ ) 中 の 様子 は どう だった ?

( ミカサ ) 急が ない と アルミン の 変装 が バレ て しまい ます

それ に かわいそうです

( リヴァイ ) そう か

( ミカサ ) 脚 の 調子 は どう です か ?

わりと 動く ようだ 悪く ない

それ より

賊 の 連中 あれ は ただ の 素人 だ

なんで そんな の を 使った んだ か

あと は お前 ら で 十分だろう

俺 は エレン の ほう へ 行く

とりあえず ヤツ ら を 押さえたら すぐに 合流 しろ

了解

( リヴァイ ) それ から 念のため に 言って おく こと が ある

アルミン たち に も 伝えろ

( ドア が 開く 音 )

( リーブス ) 本当に エレン と クリスタ で 間違い ない んだろう な

( 部下 ) はい 特徴 は 一致 して ます

( リーブス ) ん ? 見張り は ?

( 部下 ) うわ っ

(2 人 ) あっ …

( ミカサ ) ふ っ !

( 部下 ) が っ …

( フレーゲル ) ひ っ ( リーブス ) 何 だ ?

( フレーゲル ) が っ …

( ジャン ) 動く な よ

う っ う う …

コニー 本当に 4 人 で 全部 な の ?

( コニー ) ああ 全部 だ

近く に は 誰 も い ねえ

う っ !

動く と 次 は どこ に 当たる か 分かり ませ ん よ

( ミカサ ) とりあえず こいつ ら ここ に 拘束 して

兵 士長 と 合流 する

( アルミン ) どういう こと ?

( ミカサ ) 兵 士長 の 命令

それ と 伝言 も

(2 人 ) あっ ?

( ケイジ ) おい ちょっと 通して くれ

( ニファ ) 兵 長

どう だ ?

道 が 混 ん でる 以外 異常 あり ませ ん

ピクシス 司令 の 宿舎 まで あと 少し です

替え玉 作戦 の ほう は ?

成功 だ

その わりに は 浮か ない 顔 です ね

いや

( リヴァイ ) 何 か 妙だ

中央 憲兵 が 使う 手 じゃ ない

ヤツ ら は 気位 が 高い

素人 は 使わ ない

どこ か で こういう …

もし あの 馬車 を 尾行 する なら

目標 を 集団 で つける とき は …

( ニファ ) 兵 長

もう すぐ 馬車 が 移動 し ます

ニファ 切り裂き ケニー を 知って る か ?

都 の 大量 殺人 鬼 です か ?

憲兵 が 100 人 以上 も 喉 を 裂か れた と いう

でも 何 年 か 前 に はやった 都市 伝説 です よ ね

そい つ は いる 全て 本当だ

( ニファ ) え ?

ガキ の ころ ヤツ と 暮らした 時期 が ある

ええ ? どうした ん です か 急に

こんな とき に 冗談 言う なんて

( リヴァイ ) そうだ

ヤツ なら 平気で 素人 も 使う

目標 を 集団 で つける とき は 両 斜め 後方 と

見晴らし の いい 高台

あっ ニファ !

( 銃声 )

( リヴァイ ) くっ …

( アーベル ) あっ

( 銃声 )

( 悲鳴 )

( ケニー ) よ お リヴァイ

大きく なった か ?

( ケニー ) ひ ゃっ ほ 〜!

お っ ?

お め え も あんまり 変わって ねえ な

ケニ −!

( アルミン ) ケニー と 再会 した リヴァイ

敵 の 狙い は エレン と ヒストリア であった

2 人 を 取り戻す ため

リヴァイ たち が 銃 を 向けた 相手 と は …

次回 「 痛み 」

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( エレン ) 壁 の 向こう に は 海 が ある と アルミン が 言った |かべ||むこう|||うみ||||||いった

海 の 向こう に は うみ||むこう||

俺 は 何 が ある と 思って た んだろう おれ||なん||||おもって||

♪〜

〜♪

( ジャン ) サシャ つまみ食い でも して みろ ||つまみぐい|||

リヴァイ 兵 長 に |つわもの|ちょう|

食べ やすい 大き さ に さばいて もらう から な たべ||おおき||||||

( サシャ ) し ませ ん よ   多分 |||||たぶん

( ジャン ) は ?

( エレン ) お前 ら 入る 前 に |おまえ||はいる|ぜん|

ちゃんと ホコリ や 泥 を 落として きた か ? |||どろ||おとして||

は あ ?  やって ねえ よ

この 大 荷物 見え ねえ の か ? |だい|にもつ|みえ|||

( エレン ) お前 そんな 意識 で リヴァイ 兵 長 が 満足 する と 思う か ? |おまえ||いしき|||つわもの|ちょう||まんぞく|||おもう|

今朝 だって けさ|

俺 が お前 の ベッド の シーツ を 直して なかったら な … おれ||おまえ||べっど||しーつ||なおして||

うる せ え な ! て め え は 俺 の 母ちゃん か ! ||||||||おれ||かあちゃん|

( ミカサ ) お かえり

( アルミン ) あれ ?  薪 割 ( まき わ ) りして た の ? ||まき|わり|||||

体 が なまって しまう から からだ||||

巨人 に つかまれた んだ から まだ 動いちゃ ダメだ よ きょじん||||||うごいちゃ|だめだ|

止めた の に 聞か ねえ んだ とどめた|||きか||

さっき なんて 腹筋 して た から な ||ふっきん||||

う っ … て め え !  何 のぞいて んだ |||||なん||

( エレン ) は あ ?

( アルミン ) ミカサ 野生 動物 じゃ ない んだ から ||やせい|どうぶつ||||

( サシャ ) なんだか 訓練 兵 の とき に 戻った みたいです ね ||くんれん|つわもの||||もどった||

うん

でも なんで 僕ら が 新しい リヴァイ 班 に 選ば れた んだ ろ ||ぼくら||あたらしい||はん||えらば|||

エレン と ヒストリア を 守る 重要な 任務 な のに ||||まもる|じゅうような|にんむ||

( サシャ ) 優秀だ から じゃ ないで す か ? |ゆうしゅうだ|||||

あっ

サシャ 今 バッグ に 何 入れた の ? |いま|ばっぐ||なん|いれた|

パン の ような もの は 何も … ぱん|||||なにも

( ジャン ) おい   て め え こら

( コニー ) 返せよ |かえせよ

( エレン ) おい それ より

兵 長 が 戻って くる まで に 掃除 終わら せ ねえ と つわもの|ちょう||もどって||||そうじ|おわら|||

( アルミン ) ほら 出して ||だして

( リヴァイ ) 何の 騒ぎ だ |なんの|さわぎ|

( コニー ) これ で 何 回 目 だ ? |||なん|かい|め|

貴重な 食糧 な んだ から きちょうな|しょくりょう|||

イモ 女 て め え いいかげんに しろ … いも|おんな|||||

( 一同 ) あっ いちどう|

( リヴァイ ) 時間 は 十分に あった はずだ が |じかん||じゅうぶんに|||

まあ いい

お前 ら が ナメ た 掃除 を して いた 件 は 後回し だ おまえ|||||そうじ||||けん||あとまわし|

エレン

ハンジ が 実験 始め たくて うずうず して 待って る ぞ ||じっけん|はじめ||||まって||

あっ はい

( 雄 たけ び ) おす||

( ミカサ ) エレン !

( ハンジ ) どうした エレン !  立て ! |||たて

人類 の 明日 が 君 に 懸かって いる んだ じんるい||あした||きみ||かかって||

立って くれ 〜! たって|

メガネ 今度 は 様子 が 違う ようだ が … めがね|こんど||ようす||ちがう||

もう 10 メートル も ねえ し ところどころ の 肉 も 足りて ねえ |めーとる||||||にく||たりて|

そして エレン の ケツ が 出て いる |||||でて|

( ハンジ ) 分かって る よ ! |わかって||

エレン !  まだ 動かせ そう か ? ||うごかせ||

何かしら 合図 を 送って くれ ! なにかしら|あいず||おくって|

( ミカサ ) エレン !

( ジャン ) ミカサ !

おい また 単独 行動 だ ぞ あの 根 暗 野郎 は ||たんどく|こうどう||||ね|あん|やろう|

処分 も 検討 し とく か ? しょぶん||けんとう|||

いや 合図 が ない |あいず||

ここ まで だ

エレ 〜 ン ! ( ワイヤー 音 ) |||おと

あっ つ …

あっ つい な 君 本当に |||きみ|ほんとうに

ハンジ さん 待って ||まって

エレン から 血 が 出て い ます ||ち||でて||

う お 〜!  見ろ モブリット ! ||みろ|

エレン の 顔 が … ||かお|

早く スケッチ しろ ! はやく|すけっち|

( モブリット ) 分 隊長 ! あなた に 人 の 心 は あり ます か ! |ぶん|たいちょう|||じん||こころ||||

( 切り裂く 音 ) きりさく|おと

ぬわ っ …

ごめん 取り乱した |とりみだした

道のり は 長 そうだ な みちのり||ちょう|そう だ|

巨人 の 硬質 化 の 力 を 使って きょじん||こえしつ|か||ちから||つかって

壁 を 塞ぐ って の は かべ||ふさぐ|||

はい

自分 でも 最初 から 雲 を つかむ ような 話 だ と は じぶん||さいしょ||くも||||はなし|||

作戦 と して は 悪く ない さくせん||||わるく|

大量の 資材 の 代わり に たいりょうの|しざい||かわり|

エレン 一 人 連れて き ゃ いい んだ から な |ひと|じん|つれて||||||

雲 を 雲 じゃ ない もの に できる か は エレン しだい だ くも||くも||||||||||

( ハンジ ) 実験 終了 |じっけん|しゅうりょう

総員 直ちに 撤収 せよ そういん|ただちに|てっしゅう|

( ケイジ ) 了解 |りょうかい

目撃 者 が い ない か 確認 もくげき|もの|||||かくにん

( ジャン ) はい !

お前 は エレン と 同じ 馬車 に 乗れ おまえ||||おなじ|ばしゃ||のれ

こっち は ハンジ たち と トロスト 区 に 戻る ||||||く||もどる

( クリスタ ) はい

( ニック ) とにかく 彼女 を 連れて こい ||かのじょ||つれて|

彼女 なら 我々 の 知り え ない 真相 さえ 知る こと が できる だろう かのじょ||われわれ||しり|||しんそう||しる||||

( 去る 足音 ) さる|あしおと

( エルヴィン ) そう か   今回 も 失敗 か |||こんかい||しっぱい|

うまく いけば 1 日 足らず で ||ひ|たら ず|

シガンシナ 区 に 空いた 穴 を 塞げ る と いう こと だった が … |く||あいた|あな||ふさげ||||||

( リヴァイ ) 何しろ 情報 が ない |なにしろ|じょうほう||

硬質 化 の 方法 に ついて 教科 書 で も あれば 別だ が こえしつ|か||ほうほう|||きょうか|しょ||||べつだ|

あと は クリスタ

いや ヒストリア ・ レイス

あいつ から 壁 に ついて の 情報 を たどる か ||かべ||||じょうほう|||

彼女 が 話した 生い立ち に ついて の 報告 は 読んだ かのじょ||はなした|おいたち||||ほうこく||よんだ

貴族 レイス 卿 の 隠し 子 きぞく||きょう||かくし|こ

確かに 不幸で は あった らしい たしかに|ふこうで|||

だが ただ の 地方 貴族 が |||ちほう|きぞく|

なぜ 壁 の 秘密 を 知る こと が できる の か が 謎 だ |かべ||ひみつ||しる|||||||なぞ|

( ノック )

( ミカサ ) エレン

まだ 寝て なきゃ ダメでしょ |ねて||だめでしょ

( エレン ) 平気だ よ |へいきだ|

丸 1 日 寝て た から な まる|ひ|ねて|||

それ より 俺 の せい で ||おれ|||

ウォール ・ マリア 奪還 作戦 が また 遠のいた な |まりあ|だっかん|さくせん|||とおのいた|

エレン の せい じゃ ない から

気 に する こと ない き||||

( コニー ) 俺 は とにかく 獣 の 巨人 と 戦えりゃ それ で … |おれ|||けだもの||きょじん||たたかえりゃ||

あの サル と かって ヤツ 絶対 に 許せ ねえ |さる|||やつ|ぜったい||ゆるせ|

( コニー ) あっ …

そろそろ 見張り 交代 だ な |みはり|こうたい||

ミカサ

( ミカサ ) うん

( クリスタ ) いいね

エレン も みんな も

つらい だろう けど やり たい こと が はっきり して いて

ん ?

私 は ユミル が い なく なって 何 を し たい の か 分から なく なった わたくし|||||||なん||||||わから||

ユミル を 助け たい んじゃ ない の か ? ||たすけ|||||

うん   でも …

あの とき は 許せ ない と 思った し 助け たい と も 思った けど |||ゆるせ|||おもった||たすけ||||おもった|

今 は 違う 気 が して いる いま||ちがう|き|||

ユミル は 自分 の 生き 方 を 自分 で 選んだ ||じぶん||いき|かた||じぶん||えらんだ

もう 私 が 何 か する 権利 は ない し 必要 も ない |わたくし||なん|||けんり||||ひつよう||

( エレン ) なんか やっと まともに 話した な ||||はなした|

( クリスタ ) えっ ?

ここ へ 来た とき 自分 の こと は 話した けど ||きた||じぶん||||はなした|

それ 以外 二 コリ と も し ない し 話 に も 乗って こない し さ |いがい|ふた|||||||はなし|||のって|||

( クリスタ ) めん ど くさくて

ごめん

もう みんな に 優しくて いい 子 の クリスタ は い ない の |||やさしくて||こ||||||

いや なんか その ほう が いい んじゃ ね ?

( クリスタ ) え ?

前 は 無理 して 顔 作って る 感じ で ぜん||むり||かお|つくって||かんじ|

不自然で 正直 気持ち 悪かった よ ふしぜんで|しょうじき|きもち|わるかった|

そう

でも 今 の お前 は 別に 普通だ |いま||おまえ||べつに|ふつうだ

ただ の バカ正直な 普通の ヤツ だ ||ばかしょうじきな|ふつうの|やつ|

まっ ユミル の こと は また 考えれば いい ||||||かんがえれば|

俺 だって あいつ に は いろいろ … おれ|||||

そう いえば あれ は …

( サシャ ) ハンジ さん たち が 到着 し ました |||||とうちゃく||

居間 に 集まって ください いま||あつまって|

( リヴァイ ) あ ?  なんだ と ?

死んだ んだ よ   ニック 司祭 が しんだ||||しさい|

殺さ れた んだ ころさ||

今朝 トロスト 区 の 兵舎 で けさ||く||へいしゃ|

えっ …

( ラルフ ) おい

( サネス ) 現場 を 荒らす 気 か 調査 兵 ! |げんば||あらす|き||ちょうさ|つわもの

( ラルフ ) 勝手に 近づく な |かってに|ちかづく|

( サネス ) これ は 我々 の 仕事 だ |||われわれ||しごと|

最近 頻発 して いる 強盗 殺人 事件 だ から な さいきん|ひんぱつ|||ごうとう|さつじん|じけん|||

な っ … そんな わけない だ ろ

爪 が 剥がさ れて いた ぞ つめ||はがさ|||

( サネス ) お前 の 所属 は どこ だ ? |おまえ||しょぞく|||

( モブリット ) 第 4 分 隊長 ハンジ ・ ゾエ と 副 隊長 モブリット ・ バーナー です |だい|ぶん|たいちょう||||ふく|たいちょう||ばーなー|

組織 が ちっぽけだ と そしき|||

大層な 階級 も むなしく 響く もん だ な たいそうな|かいきゅう|||ひびく|||

いい か これ は 巨人 が 人 を 殺した んじゃ ない ||||きょじん||じん||ころした||

人 が 人 を 殺した んだ じん||じん||ころした|

お前 ら の 出る 幕 じゃ ない おまえ|||でる|まく||

( ハンジ ) 中央 第 1 憲兵 団 ? |ちゅうおう|だい|けんぺい|だん

(2 人 ) あっ … じん|

( モブリット ) なぜ 王 都 の 憲兵 が こんな 最 南端 の トロスト 区 に ? ||おう|と||けんぺい|||さい|なんたん|||く|

そんなに 不思議 か ? |ふしぎ|

お前 ら の ような 出がらし と 違って 使える 兵士 は 今 忙しい おまえ||||でがらし||ちがって|つかえる|へいし||いま|いそがしい

ああ そういう こと です か

自分 が 使え ない 兵士 やって いる せい かな じぶん||つかえ||へいし||||

偉い と この 兵士 さん に ビビ っちゃ い ました えらい|||へいし||||||

握手 さ せて ください ! あくしゅ|||

そう か   強盗 に 遭った の か ニック ||ごうとう||あった|||

かわいそうに

でも 彼 は 盗ま れる ような もの を 持って たかな ? |かれ||ぬすま|||||もって|

当然だ とうぜんだ

ウォール 教 の 神 具 は 高価な 鉄製 だ と 知ら れて いる |きょう||かみ|つぶさ||こうかな|てつせい|||しら||

えっ ?

ニック は ウォール 教 の 司祭 だった のです か ? |||きょう||しさい|||

何 を 言って いる なん||いって|

彼 と は 個人 的な 友人 でして かれ|||こじん|てきな|ゆうじん|

でも 私 が 知る かぎり |わたくし||しる|

彼 は 椅子 職人 だった はずです かれ||いす|しょくにん||

ここ の 申請 書 に も そう 書き ました し … ||しんせい|しょ||||かき||

貴 様 とうと|さま

( ハンジ ) でも 私 は ニック の 全て を ||わたくし||||すべて|

知って る わけで は なかった と いう こと な のでしょう しって|||||||||

( サネス ) おい 放せ ||はなせ

ああ !  すいません つい

では 捜査 の ほう を よろしく お 願い し ます |そうさ||||||ねがい||

そして 強盗 を 捕らえた 際 は こう お 伝え ください |ごうとう||とらえた|さい||||つたえ|

この やり 方 に は ||かた||

それなり の 正義 と 大義 が あった の かも しれ ない ||せいぎ||たいぎ||||||

が … そんな こと 私 に とって どうでも いい こと だ |||わたくし||||||

悪党 ども は あくとう||

必ず 私 の 友人 が 受けた 以上 の 苦痛 を かならず|わたくし||ゆうじん||うけた|いじょう||くつう|

その 身 で 生き ながら |み||いき|

体験 する こと に なる でしょう たいけん|||||

ああ !  かわいそうに

そう お 伝え ください ||つたえ|

失礼 し ます しつれい||

分隊 長 ヤツ ら は 本当に ? ぶんたい|ちょう|やつ|||ほんとうに

ああ 中央 憲兵 団 ジェル ・ サネス |ちゅうおう|けんぺい|だん||

ヤツ の 拳 が めく れて いた やつ||けん||||

ニック は 中央 憲兵 に 拷問 を 受け ||ちゅうおう|けんぺい||ごうもん||うけ

殺さ れた んだ ころさ||

( ハンジ ) ウォール 教 は 調査 兵 団 に 協力 した ニック を ||きょう||ちょうさ|つわもの|だん||きょうりょく|||

ほっとか ない だろう と は 思って いた ほっと か|||||おもって|

だから 正体 を 隠して 兵舎 に いて もらった んだ けど |しょうたい||かくして|へいしゃ|||||

まさか 兵士 を 使って 殺し に 来る なんて |へいし||つかって|ころし||くる|

私 が 甘かった わたくし||あまかった

私 の 責任 だ わたくし||せきにん|

憲兵 は ニック 司祭 を 拷問 して けんぺい|||しさい||ごうもん|

どこ まで 我々 に しゃべった か 聞こう と した んです か ? ||われわれ||||きこう||||

だろう な

しかも 中央 憲兵 を 動かせる と なる と |ちゅうおう|けんぺい||うごかせる|||

裏 に いる の は 相当 の 何 か だ うら|||||そうとう||なん||

で ニック の 爪 は 何 枚 剥がさ れて いた ? |||つめ||なん|まい|はがさ||

え ?

見た んだ ろ   何 枚 だ ? みた|||なん|まい|

一瞬 しか 見え なかった けど いっしゅん||みえ||

見えた かぎり の 爪 は 全部 みえた|||つめ||ぜんぶ

しゃべる ヤツ は 1 枚 で しゃべる が |やつ||まい|||

しゃべら ねえ ヤツ は 何 枚 剥がした って 同じだ ||やつ||なん|まい|はがした||おなじだ

ニック 司祭 |しさい

あいつ は バカだった と は 思う が ||ばかだった|||おもう|

自分 の 信じる もの を じぶん||しんじる||

最後 まで 曲げる こと は なかった らしい さいご||まげる||||

つまり 俺 たち が レイス 家 を 嗅ぎつけた こと は |おれ||||いえ||かぎつけた||

明確に なって い ない めいかくに|||

ただ その 中央 の 何者 か に 目 を 付け られた の は 確かだろう な ||ちゅうおう||なにもの|||め||つけ||||たしかだろう|

( ドア が 開く 音 ) ( ニファ ) リヴァイ 兵 長 どあ||あく|おと|||つわもの|ちょう

エルヴィン 団長 から 伝令 です |だんちょう||でんれい|

ニック 司祭 の こと を 伝え に 行った のです が |しさい||||つたえ||おこなった||

団長 が すぐに それ を だんちょう||||

全員 撤収 だ   ここ は 捨てる ぜんいん|てっしゅう||||すてる

全て の 痕跡 を 消せ すべて||こんせき||けせ

( 一同 ) あっ いちどう|

( コニー ) 危 ねえ |き|

もう 少し 遅かったら 俺 たち どう なって た んだ ? |すこし|おそかったら|おれ|||||

どうして エルヴィン 団長 は この こと を … ||だんちょう||||

中央 から 命令 が 出た らしい ちゅうおう||めいれい||でた|

調査 兵 団 の 壁 外 調査 を 全面 凍結 ちょうさ|つわもの|だん||かべ|がい|ちょうさ||ぜんめん|とうけつ

エレン と ヒストリア を 引き渡せ って な ||||ひきわたせ||

(2 人 ) あっ じん|

( ニファ ) それ と 私 が 手紙 を 受け取った 直後 |||わたくし||てがみ||うけとった|ちょくご

団長 の 所 に も 憲兵 団 が … だんちょう||しょ|||けんぺい|だん|

まるで 犯罪 者 扱い じゃ ない か |はんざい|もの|あつかい|||

( リヴァイ ) もう 裏 で どうこう って レベル じゃ ねえ な ||うら||||れべる|||

なりふり構わず って とこ だ なりふりかまわず|||

( ハンジ ) そこ まで して 守り たい 壁 の 秘密 って … ||||まもり||かべ||ひみつ|

それ に エレン と ヒストリア を 手 に 入れ たい 理由 は 何 だろう ||||||て||いれ||りゆう||なん|

殺す んじゃ なくて 手 に 入れ たい 理由 だ ころす|||て||いれ||りゆう|

さあ な

とにかく 敵 は この 2 人 を 狙って る こと が はっきり した |てき|||じん||ねらって|||||

こんな 所 で うろついて る の は マズ い |しょ|||||||

トロスト 区 へ エレン たち を 移動 さ せる |く|||||いどう||

なぜ あえて ニック 司祭 が 殺さ れた トロスト 区 に ? |||しさい||ころさ|||く|

中央 へ 向かう ほう が ヤバ い だろう ちゅうおう||むかう|||||

まだ ごたついて る トロスト 区 の ほう が 紛れ やすい ||||く||||まぎれ|

町 なか の ほう が いざ って ときに こいつ を 使える しな まち||||||||||つかえる|

確かに たしかに

それ に 一方的に 狙わ れる の は 不利だ ||いっぽうてきに|ねらわ||||ふりだ

こっち も 敵 の 顔 くらい は 確認 する ||てき||かお|||かくにん|

( ハンジ たち ) えっ

( リヴァイ ) ハンジ お前 の 班 から 何 人 か 借りる ぞ ||おまえ||はん||なん|じん||かりる|

もちろん

よし 私 は エルヴィン の ほう に つく |わたくし||||||

モブリット は 私 と ||わたくし|

ほか の 者 は リヴァイ に 従って くれ ||もの||||したがって|

( ケイジ たち ) 了解 ||りょうかい

あっ ハンジ さん

これ

ユミル と ベルトルト が 話して いた こと で ||||はなして|||

思い出した こと が あって おもいだした|||

話す 時間 が なかった んで ここ に はなす|じかん|||||

分かった わかった

あと で 読ま せて もらう よ ||よま|||

はっ ! ( いななき )

( カーフェン ) ヤツ ら 随分 と 素早い で すね |やつ||ずいぶん||すばやい||

( ケニー ) フン そりゃ 鍛え 方 が 違う から な あの チビ は |ふん||きたえ|かた||ちがう|||||

( カーフェン ) 知り合い な んです か ? |しりあい|||

( ケニー ) 古い な |ふるい|

( 鐘 の 音 ) かね||おと

( リヴァイ ) あまり 団子 ( だんご ) に なって 歩く な よ ||だんご||||あるく||

逆に 目立つ ぎゃくに|めだつ

エレン と ヒストリア も 普通に 歩け ||||ふつうに|あるけ

なんで 王家 の 旗 が こんなに ある んだ ? |おうけ||き||||

あっ 今日 って 王政 設立 記念日 じゃ … |きょう||おうせい|せつりつ|きねんび|

年 に 1 回 の 特別 配給 が ある 日 です よ とし||かい||とくべつ|はいきゅう|||ひ||

( コニー ) ああ 〜

( 兵士 ) ただいま より 配給 を 始める へいし|||はいきゅう||はじめる

( コニー ) ん ?

( 兵士 ) トロスト 区 の 窮状 を お 聞き に なった フリッツ 王 が へいし||く||きゅうじょう|||きき||||おう|

王家 の 備蓄 を 開放 して くださった おうけ||びちく||かいほう||

( 人々 の どよめき ) ひとびと||

( 兵士 ) 十 分 用意 が ある   慌て ず に 並べ へいし|じゅう|ぶん|ようい|||あわて|||ならべ

( 市民 ) ありがたい しみん|

( 市民 ) フリッツ 王 万歳 ! しみん||おう|ばんざい

さすが 王様   気前 いい で すね |おうさま|きまえ|||

ある 所 に は ある って こと だ |しょ||||||

食い物 で 釣られる と 人間 は 弱い くいもの||つられる||にんげん||よわい

( アウリール ) 今回 の 配給 で 備蓄 が 6 割 を 切って しまった と か |こんかい||はいきゅう||びちく||わり||きって|||

少し 国民 の 機嫌 を 取り 過ぎた ので は ないで す かな ? すこし|こくみん||きげん||とり|すぎた|||||

レイス 卿 |きょう

( ロッド ) 必要だ |ひつようだ

ここ で もう 一 度 王家 の 求心力 を 上げて おか なければ |||ひと|たび|おうけ||きゅうしんりょく||あげて||

それ より も 力 と その 器 だ |||ちから|||うつわ|

急が なければ なら ない いそが|||

( ゲラルド ) 憲兵 団 は 失敗 した ようだ が |けんぺい|だん||しっぱい|||

( サネス ) すぐに 戻って 探索 を 続け ます ||もどって|たんさく||つづけ|

( ロッド ) いや もう すぐ 手 に 入る だろう ||||て||はいる|

あれ が 動いて いる ||うごいて|

ん ?

気 を つけろ ! き||

後ろ だ ! うしろ|

あっ アルミ … |あるみ

じゃ なくて クリスタ と エレン が また さらわ れて しまった !

( エレン ) 大丈夫 か ? |だいじょうぶ|

あいつ 絶対 俺 に 似て ねえ のに |ぜったい|おれ||にて||

馬 面 な のに うま|おもて||

( 男 の あえぎ 声 ) おとこ|||こえ

( 男 ) なあ どう だ おとこ|||

声 を 聞か せて くれよ こえ||きか||

なあ どう だ

いい だ ろ ?

かわい 子 ちゃん の 声 が 聞き たい な |こ|||こえ||きき||

( 男 ) ハア ハア … おとこ||

( ジャン ) う っ …

( ジャン ) これ だけ は 二度と ごめん だ と 思って た んだ ||||にどと||||おもって||

あの 野郎 の 身代わり なんて … |やろう||みがわり|

( 男 ) 意外に 筋肉 が ある ね おとこ|いがいに|きんにく|||

( ワイヤー 音 ) |おと

( リヴァイ ) 中 の 様子 は どう だった ? |なか||ようす|||

( ミカサ ) 急が ない と アルミン の 変装 が バレ て しまい ます |いそが|||||へんそう|||||

それ に かわいそうです

( リヴァイ ) そう か

( ミカサ ) 脚 の 調子 は どう です か ? |あし||ちょうし||||

わりと 動く ようだ   悪く ない |うごく||わるく|

それ より

賊 の 連中 あれ は ただ の 素人 だ ぞく||れんちゅう|||||しろうと|

なんで そんな の を 使った んだ か ||||つかった||

あと は お前 ら で 十分だろう ||おまえ|||じゅうぶんだろう

俺 は エレン の ほう へ 行く おれ||||||いく

とりあえず ヤツ ら を 押さえたら すぐに 合流 しろ |やつ|||おさえたら||ごうりゅう|

了解 りょうかい

( リヴァイ ) それ から 念のため に 言って おく こと が ある |||ねんのため||いって||||

アルミン たち に も 伝えろ ||||つたえろ

( ドア が 開く 音 ) どあ||あく|おと

( リーブス ) 本当に エレン と クリスタ で 間違い ない んだろう な |ほんとうに|||||まちがい|||

( 部下 ) はい 特徴 は 一致 して ます ぶか||とくちょう||いっち||

( リーブス ) ん ?  見張り は ? ||みはり|

( 部下 ) うわ っ ぶか||

(2 人 ) あっ … じん|

( ミカサ ) ふ っ !

( 部下 ) が っ … ぶか||

( フレーゲル ) ひ っ ( リーブス ) 何 だ ? ||||なん|

( フレーゲル ) が っ …

( ジャン ) 動く な よ |うごく||

う っ う う …

コニー 本当に 4 人 で 全部 な の ? |ほんとうに|じん||ぜんぶ||

( コニー ) ああ 全部 だ ||ぜんぶ|

近く に は 誰 も い ねえ ちかく|||だれ|||

う っ !

動く と 次 は どこ に 当たる か 分かり ませ ん よ うごく||つぎ||||あたる||わかり|||

( ミカサ ) とりあえず こいつ ら ここ に 拘束 して ||||||こうそく|

兵 士長 と 合流 する つわもの|しちょう||ごうりゅう|

( アルミン ) どういう こと ?

( ミカサ ) 兵 士長 の 命令 |つわもの|しちょう||めいれい

それ と 伝言 も ||でんごん|

(2 人 ) あっ ? じん|

( ケイジ ) おい ちょっと 通して くれ |||とおして|

( ニファ ) 兵 長 |つわもの|ちょう

どう だ ?

道 が 混 ん でる 以外 異常 あり ませ ん どう||こん|||いがい|いじょう|||

ピクシス 司令 の 宿舎 まで あと 少し です |しれい||しゅくしゃ|||すこし|

替え玉 作戦 の ほう は ? かえだま|さくせん|||

成功 だ せいこう|

その わりに は 浮か ない 顔 です ね |||うか||かお||

いや

( リヴァイ ) 何 か 妙だ |なん||みょうだ

中央 憲兵 が 使う 手 じゃ ない ちゅうおう|けんぺい||つかう|て||

ヤツ ら は 気位 が 高い やつ|||きぐらい||たかい

素人 は 使わ ない しろうと||つかわ|

どこ か で こういう …

もし あの 馬車 を 尾行 する なら ||ばしゃ||びこう||

目標 を 集団 で つける とき は … もくひょう||しゅうだん||||

( ニファ ) 兵 長 |つわもの|ちょう

もう すぐ 馬車 が 移動 し ます ||ばしゃ||いどう||

ニファ 切り裂き ケニー を 知って る か ? |きりさき|||しって||

都 の 大量 殺人 鬼 です か ? と||たいりょう|さつじん|おに||

憲兵 が 100 人 以上 も 喉 を 裂か れた と いう けんぺい||じん|いじょう||のど||さか|||

でも 何 年 か 前 に はやった 都市 伝説 です よ ね |なん|とし||ぜん|||とし|でんせつ|||

そい つ は いる   全て 本当だ ||||すべて|ほんとうだ

( ニファ ) え ?

ガキ の ころ ヤツ と 暮らした 時期 が ある がき|||やつ||くらした|じき||

ええ ?  どうした ん です か 急に |||||きゅうに

こんな とき に 冗談 言う なんて |||じょうだん|いう|

( リヴァイ ) そうだ |そう だ

ヤツ なら 平気で 素人 も 使う やつ||へいきで|しろうと||つかう

目標 を 集団 で つける とき は 両 斜め 後方 と もくひょう||しゅうだん|||||りょう|ななめ|こうほう|

見晴らし の いい 高台 みはらし|||たかだい

あっ ニファ !

( 銃声 ) じゅうせい

( リヴァイ ) くっ …

( アーベル ) あっ

( 銃声 ) じゅうせい

( 悲鳴 ) ひめい

( ケニー ) よ お リヴァイ

大きく なった か ? おおきく||

( ケニー ) ひ ゃっ ほ 〜!

お っ ?

お め え も あんまり 変わって ねえ な |||||かわって||

ケニ −!

( アルミン ) ケニー と 再会 した リヴァイ |||さいかい||

敵 の 狙い は エレン と ヒストリア であった てき||ねらい|||||

2 人 を 取り戻す ため じん||とりもどす|

リヴァイ たち が 銃 を 向けた 相手 と は … |||じゅう||むけた|あいて||

次回 「 痛み 」 じかい|いたみ