ソードアート ・オンライン 19 ルグルー 回廊
|おんらいん||かいろう
||Ruguru|Korridor
Sword Art Online 19 Luglou Corridor
視界 が 明るく なった
しかい||あかるく|
暗 視 能力 付加 魔法 か
あん|し|のうりょく|ふか|まほう|
dunkel|sehen||Zusatz||
Ist das eine magische Fähigkeit, die Nachtsicht verleiht?
スプリガン も 捨てた もん じゃ ない わ ね
||すてた|||||
Spriggan ist auch nichts, was man wegwerfen sollte.
あ その 言い 方 なんか 傷つく
||いい|かた||きずつく
|||||verletzen
Oh, diese Ausdrucksweise verletzt mich irgendwie.
でも 使える 魔法 は 暗記 して おいた ほう が いい わ よ
|つかえる|まほう||あんき|||||||
||||das Auswendiglernen|||||||
得意な の は 幻惑 魔法 ぐらい だ けど
とくいな|||げんわく|まほう|||
|||Verwirrung||||
幻惑
げんわく
幻 を 見せる の
まぼろし||みせる|
実戦 で は あんまり 役 に 立た ない けど ね
じっせん||||やく||たた|||
Einsatz|||||||||
まあ スプリガン の しょ ぼ い 魔法 が
||||||まほう|
||||小|||
生死 を 分ける 状況 だって 無い と も 限ら ない し
せいし||わける|じょうきょう||ない|||かぎら||
|||Situation|||||||
Es könnte auch Situationen geben, die über Leben und Tod entscheiden.
さらに 傷つく
|きずつく
Noch weiter verletzt.
機械 的に 暗記 する んじゃ なくて
きかい|てきに|あんき|||
Maschine|||||
Es geht nicht darum, mechanisch auswendig zu lernen.
「 力 の 言葉 」 の 意味 を 覚えて
ちから||ことば||いみ||おぼえて
魔法 の 効果 と 関連 を 付けて 記憶 する の よ
まほう||こうか||かんれん||つけて|きおく|||
|||||||Gedächtnis|||
まさか ゲーム の 中 で 英語 の 勉強 みたいな 真似 する こと に なる と は
|げーむ||なか||えいご||べんきょう||まね||||||
言 っと く けど 上級 スペル なんて 二十 ワード くらい ある んだ から ね
げん||||じょうきゅう|||にじゅう||||||
||||||||Wörter|||||
俺 もう ピュアファイター で いい よ
おれ|||||
||Pure Fighter|||
泣き 言わ ない
なき|いわ|
メッセージ 入った
めっせーじ|はいった
ごめん ちょっと 待って
||まって
また レコン か
どうせ 大した こと じゃ ない んだろう けど
|たいした|||||
やっぱり 思った とおり だった 気 を つけて S
|おもった|||き|||s
何 だ こりゃ S ?
なん|||s
さ し す
sa shi su
どうした の
Was ist los?
えー と ね
Ähm, also
パパ 接近 する 反応 が あり ます
ぱぱ|せっきん||はんのう|||
モンスター か
いえ プレーヤー です
|ぷれーやー|
多い で す 十二 人
おおい|||じゅうに|じん
十二
じゅうに
ちょっと いやな 予感 が する の
||よかん|||
隠れて やり過ごそう
かくれて|やりすごそう
|vorbeikommen
Verstecken und vorbeigehen
でも どこ に
Aber wo
ま そこ は オマカセ よ ん
|||Omakase||
Nun, das überlasse ich dir
おい
喋る とき は 最低の ボリューム で ね
しゃべる|||さいていの|ぼりゅーむ||
|||minimalen|||
あんまり 大きい 声 出す と 魔法 が 解けちゃ う から
|おおきい|こえ|だす||まほう||とけちゃ||
|||||||geht||
了解
りょうかい
もう すぐ 視界 に 入り ます
||しかい||はいり|
||||kommt|
あれ は 何 だ
||なん|
まだ 見えて ない でしょう
|みえて||
プレーヤー じゃ ない けど コウモリ かな
ぷれーやー||||こうもり|
||||Fledermaus|
赤くて ちっちゃ い
あかくて||
おい どう した んだ よ
あれ は 高位 魔法 の トレーシング ・ サーチャー よ
||こうい|まほう||||
|||||Tracing||
潰さ ない と
つぶさ||
zerstören||
走る よ キリト 君
はしる|||きみ
また 隠れる の は 駄目な の か
|かくれる|||だめな||
トレーサー を 潰した の は 敵 に も もう バレ てる
||つぶした|||てき|||||
||zerstört||||||||
とても 誤 魔 化 し きれ ない よ
|ご|ま|か||||
それ に さっき の は 火 属性 の 使い 魔 な の
|||||ひ|ぞくせい||つかい|ま||
って こと は 今 接近 して る パーティー は
|||いま|せっきん|||ぱーてぃー|
サラマンダー か
でも どうして こんな ところ に サラマンダー の 集団 が
|||||||しゅうだん|
湖 だ
こ|
どうやら 逃げ切れ そうだ な
|にげきれ|そう だ|
|entkommen||
油断 して 落 っこ ち ないで よ
ゆだん||おと||||
Vorsicht||fallen||||
ヤバ っ
Yaba|
ムダ よ
むだ|
もっと 早く 言って くれよ
|はやく|いって|
キミ が せっかち すぎる んだ よ
きみ|||||
||ungeduldig|||
これ は 土 魔法 の 障壁 だ から
||つち|まほう||しょうへき||
|||||Barriere||
物理 攻撃 じゃ 破れ ない
ぶつり|こうげき||やぶれ|
湖 に 飛び込む の は アリ
こ||とびこむ|||あり
ナシ
Birne
ここ に は 超 高 レベル の 水 竜 型 モンスター が 棲 ん でる らしい わ
|||ちょう|たか|れべる||すい|りゅう|かた|||せい||||
||||||||||||lebt||||
ウンディーネ の 援護 無し に 水中 戦 する の は 自殺 行為 よ
||えんご|なし||すいちゅう|いくさ||||じさつ|こうい|
|||||unter Wasser||||||Handlung|
じゃあ 戦う しか ない わけ か
|たたかう||||
それ しか ない んだ けど ちょっと ヤバ いか も よ
サラマンダー が こんな 高位 の 土 魔法 を 使える って こと は
|||こうい||つち|まほう||つかえる|||
|||hohem||||||||
よっぽど 手練 の メイジ が 混ざって る んだ わ
|てだれ||||まざって|||
|geschickt||||mischen|||
リーファ 君 の 剣 の 腕 を 信用 して ない わけじゃ ない んだ けど
|きみ||けん||うで||しんよう||||||
Ich vertraue nicht auf deine Schwertkampffähigkeiten, Leaf, aber.
ここ は サポート に 回って もらえ ない か
||さぽーと||まわって|||
||||kommen|||
Könntest du nicht hier als Unterstützung zurückbleiben?
俺 の 後ろ で 回復 役 に 徹して ほしい んだ
おれ||うしろ||かいふく|やく||てっして||
|||||||durchhalten||
Ich möchte, dass du hinter mir bleibst und dich ganz auf das Heilen konzentrierst.
その ほう が 俺 も 思い切り 戦える し
|||おれ||おもいきり|たたかえる|
これ は キリト 君 対策 だ
|||きみ|たいさく|
||||Maßnahme|
キリト 君
|きみ
このまま じゃ キリト 君 の HP が 尽きる だけ
|||きみ||hp||つきる|
もう いい よ キリト 君
||||きみ
やられたら また 何 時間 か 飛べば 済む こと じゃ ない
||なん|じかん||とべば|すむ|||
wenn (man) geschlagen wird|||||fliegen||||
もう 諦めよう よ
|あきらめよう|
|aufgeben|
いやだ
俺 が 生きて いる 間 は パーティー メンバー を 殺さ せ やしない
おれ||いきて||あいだ||ぱーてぃー|めんばー||ころさ||
それ だけ は 絶対 いやだ
|||ぜったい|
くそ っ 何 なんだ こいつ
||なん||
チャンス は 今 しか あり ませ ん
ちゃんす||いま||||
チャンス
ちゃんす
残り の マナ を 全部 使って
のこり||||ぜんぶ|つかって
次の 魔法 攻撃 を どうにか 防いで ください
つぎの|まほう|こうげき|||ふせいで|
|||||verhindern|
で でも そんな ことし たって
パパ 今 です
ぱぱ|いま|
この 呪文 は 幻 属性 の
|じゅもん||まぼろし|ぞくせい|
でも これ って 見た目 が ただ モンスター に なる だけ じゃ
|||みため|||||||
キリト 君 な の
|きみ||
馬鹿 体勢 を 崩す な
ばか|たいせい||くずす|
|Haltung||verderben|
ヤツ は 見た目 と リーチ だけ だ
やつ||みため||||
||||Reichweite||
元 の 作戦 どおり 陣形 を 保てば ダメージ は 通ら ない
もと||さくせん||じんけい||たもてば|だめーじ||とおら|
||||||halten||||
ば 爆裂 魔法 だ
|ばくれつ|まほう|
|Explosion||
退却 退却
たいきゃく|たいきゃく
|Rückzug
やめて くれ
キリト 君 そい つ 生かし といて
|きみ|||いかし|
||||leben|
すごかった です ね
war beeindruckend||
いて て
さあ 誰 の 命令 な の か 説明 して もらい ましょう か
|だれ||めいれい||||せつめい||||
こ 殺す なら 殺し や がれ
|ころす||ころし||
この
いや あ 暴れた 暴れた
||あばれた|あばれた
|||gewalttätig
よ ナイスファイト
|guter Kampf
いい 作戦 だった よ
|さくせん||
俺 一 人 だったら そっこう やられて た なあ
おれ|ひと|じん|||||
||||sofort|verliert||
ちょ ちょっと キリト 君
|||きみ
まあまあ
さて 物 は 相談 なんだ が キミ
|ぶつ||そうだん|||きみ
Nun, es gibt etwas zu besprechen, mein Freund.
これ 今 の 戦闘 で ゲット した アイテム と ユルト な んだ けど
|いま||せんとう||げっと||あいてむ|||||
|||||||||Yurt|||
Das hier ist ein Item, das ich im jetzigen Kampf bekommen habe, mit einem Yurt.
質問 に 答えて くれたら キミ に あげちゃ おうか な ー なんて
しつもん||こたえて||きみ|||||-|
||||||geben||||
Wenn du meine Fragen beantwortest, könnte ich es dir vielleicht geben.
マジ
マジ マジ
男 って
おとこ|
なんか み も ふた も ないで す よ ね
Es scheint irgendwie nichts zu sein, oder?
今日 の 夕方 かな ジータクス さん
きょう||ゆうがた|||
||||Jitakus|
Vielleicht heute Abend, Gitatukusu-san.
あ さっき の メージ 隊 の リーダー な んだ けど
||||たい||りーだー|||
|||Mäuse||||||
Ah, ich bin der Anführer der früheren Einheit.
あの 人 から 携帯 メール で 呼び出さ れて さ
|じん||けいたい|めーる||よびださ||
入って みたら たった 二 人 を 十 何 人 で 狩る っつ ー じゃ ん
はいって|||ふた|じん||じゅう|なん|じん||かる||-||
|||||||||||sagen|||
Als ich hinein ging, dachte ich, dass es vielleicht nur zwei Leute sind, die von zehn oder mehr gejagt werden.
イジメ か よって 思った んだ けど さ
|||おもった|||
Ich dachte, es sei Mobbing.
カゲムネ さん を やった 相手 だ っつ ー から なるほど なって
||||あいて|||-|||
Ich verstehe jetzt, dass es derjenige war, der Kagemune-san angegriffen hat.
カゲムネ って の は 誰 だ
||||だれ|
ランス 隊 の 隊長 だ よ シルフ 狩り の 名人 な んだ けど さ
|たい||たいちょう||||かり||めいじん||||
|||||||Jagd||Meister||||
昨日 コテンパン に やられて 逃げ 帰って きた んだ よ ね
きのう||||にげ|かえって||||
|k.o.||||||||
あんた が やった んだ ろ
で その ジータクス さん は なんで あたし 達 を 狙った の
|||||||さとる||ねらった|
もっと 上 の 命令 だった みたいだ ぜ
|うえ||めいれい|||
なんか 「 作戦 」 の 邪魔に なる と か
|さくせん||じゃまに|||
「 作戦 」 って の は
さくせん|||
俺 みたいな 下っぱ に は 教えて くれ ない んだ けど さ
おれ||したっぱ|||おしえて|||||
||Untergebener||||||||
相当で かいこ と 狙って る みたいだ ぜ
そうとうで|||ねらって|||
vermutlich|sehr|||||
今日 入った とき すげ え 人数 の 軍隊 が 北 に 飛んで く の を 見た よ
きょう|はいった||||にんずう||ぐんたい||きた||とんで||||みた|
北 世界 樹 攻略 に 挑戦 する 気 な の
きた|せかい|き|こうりゃく||ちょうせん||き||
|||||Herausforderung||||
まさか 最低 でも 全軍 に エンシェントウェポン 級 の 装備 が 必要 だって
|さいてい||ぜんぐん|||きゅう||そうび||ひつよう|
|||||Ancient Weapon||||||
金 貯 め てる とこ だ ぜ
きむ|ちょ|||||
|sparen|||||
俺 が 知って る の は こんな トコ だ
おれ||しって||||||
さっき の 話 本当だろう な
||はなし|ほんとうだろう|
|||ist das wirklich|
ああ 取引 で 嘘 は つか ない さ
|とりひき||うそ||||
ね さっき 大 暴れ した 悪魔
||だい|あばれ||あくま
キリト 君 な んだ よ ねえ
|きみ||||
うん 多分 ね
|たぶん|
多分 って
たぶん|
俺 たまに ある んだ よ な
おれ|||||
戦闘 中 に ブチ 切れて 記憶 が 飛んだり と か
せんとう|なか|||きれて|きおく||とんだり||
|||verrückt||||fliegen||
うわ こわ っ
まあ さっき の は 何となく 覚え てるよ
||||なんとなく|おぼえ|
|||||erinnere|
ユイ に 言わ れる まま 魔法 使ったら
ゆい||いわ|||まほう|つかったら
||||||wenn sie es benutzt
今 です
いま|
なんか 自分 が えらい 大きく なって さ
|じぶん|||おおきく||
剣 も なくなる し 仕方ない から 手づかみ で
けん||||しかたない||てづかみ|
||||||Handgreifen|
ぼ り ぼ り 齧ったり も して ました よ
||||かじったり||||
||||nagen||||
ああ そう 言えば モンスター 気分 が 味わえて なかなか 楽しい 体験 だった ぜ
||いえば||きぶん||あじわえて||たのしい|たいけん||
||||||erleben|||||
その 味 と かした の
|あじ|||
|||香り|
焦げ かけ の 焼肉 の 風味 と 歯ごたえ が
こげ|||やきにく||ふうみ||はごたえ|
|||Grillfleisch||Geschmack||Bissfestigkeit|
ああ や っぱ いい 言わ ないで
||||いわ|
ここ が ルグルー か
いて て て
さっき の は パパ が 悪い です
|||ぱぱ||わるい|
本当だ よ
ほんとうだ|
殺伐 と した 空気 を 和ま せよう と いう ウィット に 満ちた ジョーク じゃ ない か
さつばつ|||くうき||なごま||||||みちた|じょーく|||
tödlch|||||entspannen||||||||||
Das ist doch ein witziger Scherz, um die grausame Atmosphäre aufzulockern.
次 や ったら ぶった 斬る から ね
つぎ||||きる||
|||schlagen|||
Beim nächsten Mal werde ich dich zerschmettern.
あっ はい
Ah, ja.
そう 言えば さ
|いえば|
サラマンダーズ に 襲わ れる 前 なんか メッセージ 届いて なかった
||おそわ||ぜん||めっせーじ|とどいて|
Salamanders||||||||
ああ 忘れて た
|わすれて|
何 よ レコン 寝ちゃ った の かな
なん|||ねちゃ|||
|||geschlafen|||
一応 向こう で 連絡 取って みたら
いちおう|むこう||れんらく|とって|
じゃあ ちょっと だけ 落ちて 確認 して くる から さ
|||おちて|かくにん||||
キリト 君 待って て
|きみ|まって|
あたし の 体 よろしく ユイ ちゃん
||からだ||ゆい|
はい
パパ が あたし に 悪戯 し ない ように 監視 して て ね
ぱぱ||||いたずら||||かんし|||
||||Streich||||Überwachung|||
了解 です
りょうかい|
あの な
もしもし 長田 くん
|ちょうだ|
何 な の 一体
なん|||いったい
ああ ようやく 出た
||でた
もう 遅い よ 直 葉 ちゃん
|おそい||なお|は|
ちょっと 中 で ゴタゴタ して て ね
|なか||ごたごた|||
|||Unordnung|||
た 大変な んだ シグルド の 野郎 僕たち を
|たいへんな||||やろう|ぼくたち|
そ それ だけ じゃ ない 領主 の サクヤ さん も 売り や がった んだ よ
|||||りょうしゅ|||||うり||||
|||||Lehnsherr|||||||||
売った って
うった|
どういう 意味 な の 最初 から 説明 して よ
|いみ|||さいしょ||せつめい||
||||||Erklärung||
うん 時間 ない のに
|じかん||
えと ほら 昨日 古 森 エリア で サラマンダー に 襲わ れた 時 さ
||きのう|ふる|しげる|えりあ||||おそわ||じ|
直 葉 ちゃん なんか おかしい と 思わ なかった
なお|は|||||おもわ|
おかし いって 何 か あった っけ
||なん|||
シグルド が 囮 に なる って 言って 三 人 くらい 引っ張って いった じゃ ない
||おとり||||いって|みっ|じん||ひっぱって|||
|Subjektpartikel|Lockvogel||||||||gezogen|||
ああ そう 言えば
||いえば
あれ シグルド らしく ない よ
いつも なら 囮 は 誰 か に やら せる でしょう
||おとり||だれ|||||
||Lockvogel|||||||
ああ 確かに
|たしかに
でも それ って どういう こと な の
だから さ あいつ サラマンダー と 内通 して た んだ よ 多分 相当 前 から
|||||ないつう|||||たぶん|そうとう|ぜん|
|||||verraten||||||||
は ? あんた それ 確証 は ある の
|||かくしょう|||
僕 なんか 引っかかる と 思って
ぼく||ひっかかる||おもって
今朝 から ずっと 透明 化 の 魔法 で シグルド を つけて た んだ
けさ|||とうめい|か||まほう||||||
|||transparent|||||||||
そし たら 裏道 で あいつ ら も 透明 マント かぶって 消える から
||うらみち|||||とうめい|まんと||きえる|
||Hinterweg||||||Umhang|||
こりゃ いよいよ 何 か ある と 思って さ
||なん||||おもって|
地下 水道 のめっちゃ 奥 の ほう で 妙な 二 人 組 が 待って た ん けど
ちか|すいどう||おく||||みょうな|ふた|じん|くみ||まって|||
||sehr|||||||||||||
なんと そい つら サラマンダー じゃ ないで す か
こいつ は 当たり だ と 思って 聞き 耳 立てて たら
||あたり|||おもって|きき|みみ|たてて|
サラマンダー が リーファ ちゃん に トレーサー 付けた と か 言って て さ
||||||つけた|||いって||
じゃ レコン は
地下 水道 で 毒 矢 を 撃た れて 麻痺 した まま サラマンダー に 捕まって ます
ちか|すいどう||どく|や||うた||まひ|||||つかまって|
||||||||Lähmung|||||gefangen|
だから リアルで 電話 して 来た んだ
|りあるで|でんわ||きた|
内通 だけ じゃ ない
ないつう|||
Infiltration|||
実は 今日 サクヤ さん が ケットシー と 同盟 を 調印 する って んで
じつは|きょう||||||どうめい||ちょういん|||
|||||Kettoschii||||unterzeichnen|||
極秘 で 中立 域 に 出て る らしい んだ よ
ごくひ||ちゅうりつ|いき||でて||||
streng geheim|||gebiet||||||
Es scheint, dass sie heimlich in die neutrale Zone gegangen sind.
シグルド の やつ サラマンダー の 大 部隊 に 調印 式 を 襲わ せる 気 な んだ
|||||だい|ぶたい||ちょういん|しき||おそわ||き||
||||||||Unterzeichnung|||||||
Dieser Sigurd plant anscheinend, die Zeremonie der großen Truppe von Salamander anzugreifen.
行か なきゃ
いか|
Ich muss gehen.
お 帰り リーファ
|かえり|
お かえり なさい
キリト 君 ごめんなさい
|きみ|
あたし 急いで 行か なきゃ いけない 用事 が できちゃ った
|いそいで|いか|||ようじ|||
|||||||fertig geworden|
説明 して る 時間 も な さ そう な の
せつめい|||じかん||||||
たぶん ここ に も 帰って これ ない かも しれ ない
||||かえって|||||
じゃあ 移動 し ながら 話 を 聞こう
|いどう|||はなし||きこう
えっ
どっち に して も ここ から は 足 を 使って 出 ない と いけない んだろう
|||||||あし||つかって|だ||||
分かった
わかった
それ で 40 分 後 に 蝶 の 谷 を 抜けた あたり で
||ぶん|あと||ちょう||たに||ぬけた||
|||||Schmetterling||||||
Es ist etwa 40 Minuten später, als wir das Tal der Schmetterlinge verlassen.
シルフ と ケットシー の 領主 の 会談 が 始まる の
||||りょうしゅ||かいだん||はじまる|
||||||Gespräch|||
Das Treffen der Herrscher von Sylph und Kettshi beginnt.
なるほど いく つ か 聞いて い いか な
||||きいて|||
Verstehe, darf ich einige Fragen stellen?
どうぞ
シルフ と ケットシー の 領主 を 襲う こと で
||||りょうしゅ||おそう||
サラマンダー に は どんな メリット が ある んだ
||||めりっと|||
まず 同盟 を 邪魔 できる よ ね
|どうめい||じゃま|||
シルフ 側 から 漏れた 情報 で 領主 を 討た れたら
|がわ||もれた|じょうほう||りょうしゅ||うた|
|||verloren|||||töten|
Wenn Informationen von der Sylphe durchsickern und der Herrscher angegriffen wird,
ケットシー 側 は 黙って ない でしょう
|がわ||だまって||
wird die Seite von der Katze sicher nicht still bleiben,
そう だ な
das stimmt.
下手 したら シルフ と ケットシー で 戦争 に なる かも しれ ない
へた||||||せんそう|||||
schlecht|||||||||||
あと は 領主 を 討つ と 領主 館 に 蓄積 さ れて る 資金 の 三 割 を 入手 できて
||りょうしゅ||うつ||りょうしゅ|かん||ちくせき||||しきん||みっ|わり||にゅうしゅ|
||||schlagen|||Haus||Akkumulation||||Geld|||||erhalten|
Dann können wir den Herrscher besiegen und 30 Prozent des Geldes, das im Herrenhaus angesammelt ist, erhalten.
十 日間 街 を 占領 して 税金 を 自由に 掛け られる
じゅう|にち かん|がい||せんりょう||ぜいきん||じゆうに|かけ|
||||besetzen||Steuern||||
Wenn wir die Stadt zehn Tage lang besetzen, können wir Steuern nach Belieben erheben.
そんな こと が できる の か
Ist das wirklich möglich?
だから ね キリト くん
これ は シルフ 族 の 問題 だ から これ 以上 君 が 付き合って くれる 理由 は ない よ
|||ぞく||もんだい||||いじょう|きみ||つきあって||りゆう|||
|||Rasse||||||||||||||
多分 会談 場 に 行ったら 生きて 帰れ ない から
たぶん|かいだん|じょう||おこなったら|いきて|かえれ||
また スイルベーン から 出直し だろう しね
|||でなおし||
|||neu anfangen||
う うん もっと 言えば
|||いえば
世界 樹 の 上 に 行き たい ん なら
せかい|き||うえ||いき|||
君 は サラマンダー に 協力 する の が 最善 かも しれ ない
きみ||||きょうりょく||||さいぜん|||
||||||||das Beste|||
サラマンダー が この 作戦 に 成功 すれば
|||さくせん||せいこう|
|||||Erfolg|
万全の 体勢 で 世界 樹 攻略 に 挑む と 思う
ばんぜんの|たいせい||せかい|き|こうりゃく||いどむ||おもう
von bester Verfassung|Haltung||||||herangehen||
Ich denke, ich werde mit einem vollendeten Plan die Weltbaum-Herausforderung angehen.
スプリガン の 君 なら 傭兵 と して 雇って くれる かも
||きみ||ようへい|||やとって||
||||Söldner|||einstellen||
Wenn du ein Spriggan bist, könntest du mich vielleicht als Söldner anheuern.
だから 今 ここ で あたし を 斬って も 文句 は 言わ ない わ
|いま|||||きって||もんく||いわ||
||||||schneiden||||||
Deshalb werde ich hier und jetzt keine Beschwerden äußern, auch wenn du mich jetzt tötest.
所詮 ゲーム なんだ から 何でも あり だ
しょせん|げーむ|||なんでも||
schließlich||||||
殺し たければ 殺す し 奪い たければ 奪う
ころし||ころす||うばい||うばう
|||||wenn du willst|nehmen
Wenn du töten willst, dann töte; wenn du rauben willst, dann raube.
そんなふうに 言う 奴 に は 嫌って ほど 出くわした よ
|いう|やつ|||きらって||でくわした|
so (in dieser) Weise|||||||begegnet|
Ich bin auf solche Typen gestoßen, die so reden, mehr als ich es hasse.
一面で は それ も 事実 だ 俺 も 昔 は そう 思って いた
いちめんで||||じじつ||おれ||むかし|||おもって|
auf der einen Seite||||||||||||
In gewissem Sinne ist das auch wahr. Ich habe früher auch so gedacht.
でも そう じゃ ない んだ
仮想 世界 だ から こそ 守ら なきゃ なら ない もの が ある
かそう|せかい||||まもら||||||
俺 は それ を 大切な 人 に 教わった
おれ||||たいせつな|じん||おそわった
この 世界 で 欲望 に 身 を 任せれば その 代償 は リアル の 人格 へ と 還って いく
|せかい||よくぼう||み||まかせれば||だいしょう||りある||じんかく|||かえって|
|||Verlangen||||||Preis||||Persönlichkeit|||zurück|
プレイヤー と キャラクター は 一体 なんだ
ぷれいやー||きゃらくたー||いったい|
俺 リーファ の こと 好きだ よ
おれ||||すきだ|
友達 に なり たい と 思う
ともだち|||||おもう
たとえ どんな 理由 が あって も 自分 の 利益 の ため に そういう 相手 を 斬る ような こと は
||りゆう||||じぶん||りえき|||||あいて||きる|||
|||||||||||||||töten|||
俺 は 絶対 に し ない
おれ||ぜったい|||
キリト くん
ありがとう
ごめん 偉 そうな こ と 言って 悪い 癖 な んだ
|えら|そう な|||いって|わるい|くせ||
|eigenartig||||||||
う うん 嬉しかった
||うれしかった
しまった 時間 無駄に しちゃ った かな
|じかん|むだに|||
ユイ 走る から ナビ よろしく
ゆい|はしる|||
了解 です
りょうかい|
ちょっと 手 を 拝借
|て||はいしゃく
|||leihen
え あの
行く ぞ
いく|
あ あの モンスター が
出口 だ
でぐち|