Fullmetal Alchemist: Brotherhood Episode 6 fullmetal|alchemist|brotherhood|episode Fullmetal Alchemist: Brotherhood Episode 6

錬金術 は 物質 を 理解 分解 再 構築 する 科学 なり れんきんじゅつ||ぶっしつ||りかい|ぶんかい|さい|こうちく||かがく|

されど 万能 の 技 に は あら ず |ばんのう||わざ||||

無 から 有 を 生ずる こと あた わ ず む||ゆう||しょうずる||||

何 か を 得よ う と 欲 すれ ば なん|||えよ|||よく||

必ず 同等 の 対価 を 支払う もの なり かならず|どうとう||たいか||しはらう||

これ すなわち 錬金術 の 基本 等 価 交換 なり ||れんきんじゅつ||きほん|とう|か|こうかん|

錬金術 師 に 禁 忌 あり れんきんじゅつ|し||きん|い|

そ は 人体 錬成 なり ||じんたい|れんせい|

これ 何 人 も 犯す こと なかれ |なん|じん||おかす||

国家 錬金術 師 ばかり 狙う 男 スカー が こっか|れんきんじゅつ|し||ねらう|おとこ|| Only the National Alchemist

エドワード ・ エル リック を 襲う えどわーど||||おそう

スカー の 攻撃 に ||こうげき| To attack the scar

一 度 は 死 を 覚悟 する エド で あった が ひと|たび||し||かくご||||| Once Ed was prepared to die,

マスタング 大佐 ら の 介入 に より |たいさ|||かいにゅう||

一命 を 取り留め た いちめい||とりとめ|

生き て いる こと の 喜び を 改めて 知った エド と アル は いき|||||よろこび||あらためて|しった||||

それぞれ の 体 を 修復 する ため ||からだ||しゅうふく||

生まれ故郷 で ある リゼンブール に 帰る こと に し た うまれこきょう|||||かえる||||

よう

ヒューズ 中佐 ひゅーず|ちゅうさ

東方 司令 部 の 連中 忙しく て 来 れ ない って よ とうほう|しれい|ぶ||れんちゅう|いそがしく||らい||||

代わり に オレ が 見送り だ かわり||おれ||みおくり|

それ は いい ん だ けど

なんで 少佐 が |しょうさ|

当然 だ ろ う とうぜん|||

また スカー に 襲わ れ でも し て みろ |||おそわ|||||

その 体 じゃ ヤバ い だ ろ |からだ|||||

少佐 の 好意 な ん だ しょうさ||こうい|||

素直 に 受け取れ すなお||うけとれ

子供 は 遠慮 無用 こども||えんりょ|むよう

子供 扱い す ん な こども|あつかい|||

ところで アル も ちゃんと 乗って ん だ ろ う な ||||のって|||||

無論 むろん

一 人 じゃ 寂し か ろ う と 思って な ひと|じん||さびし|||||おもって|

オレ の 弟 を な ん だ と 思って ん だ おれ||おとうと||||||おもって||

お っ 時間 だ ||じかん|

じゃあ 道中 気 を つけ て な |どうちゅう|き||||

セントラル に 寄る こと が あったら 声 掛けろ や ||よる||||こえ|かけろ|

ドクター ・ マルコー どくたー|

ドクター ・ マルコー で は あり ませ ん か どくたー|||||||

セントラル の アレックス ・ ルイ ・ アーム スト ロング で あり ま |||||すと|ろんぐ|||

知り合い か しりあい|

セントラル に い た やり手 の 錬金術 師 だ ||||やりて||れんきんじゅつ|し|

錬金術 を 医療 に 応用 する 研究 を し て い た が れんきんじゅつ||いりょう||おうよう||けんきゅう||||||

イシュヴァール の 内乱 の 後 行方 不明 に なって い た ||ないらん||あと|ゆくえ|ふめい||||

降りよ う 少佐 おりよ||しょうさ

そんな 人 なら |じん|

生体 錬成 に つい て 何 か 知って る かも しれ ない せいたい|れんせい||||なん||しって||||

こういった 御 仁 を ご存じ あり ませ ん かな |ご|しとし||ごぞんじ||||

少佐 絵 うまい ね しょうさ|え||

アーム ストロング 家 に 代々 伝わる 似顔絵 術 で ある ||いえ||だいだい|つたわる|にがおえ|じゅつ||

こりゃ マウロ 先生 だ な ||せんせい||

マウロ

この 町 は 内乱 で 医師 を 徴用 さ れ て 困って た ん だ |まち||ないらん||いし||ちょうよう||||こまって|||

マウロ さん が 来 て くれ て ほんと に 助かった よ |||らい||||||たすかった|

どんな 患者 も 見捨て ない で 診 て くれる から な |かんじゃ||みすて|||み||||

有り難 ぇ よ ありがた||

パッと 光った か と 思う と もう 治っちゃ う の よ ぱっと|ひかった|||おもう|||なおっちゃ|||

ここ だ な

こんにちは

何 し に 来 た なん|||らい|

私 を 連れ戻し に 来 た の か わたくし||つれもどし||らい|||

落ち着 い て ください ドクター おちつ||||どくたー

もう あそこ に は 戻り たく ない ||||もどり||

勘弁 し て くれ かんべん|||

違い ます 話 を ちがい||はなし|

じゃあ 口封じ に 来 た か |くちふうじ||らい||

いや そう で は なく

私 は だまさ れ ん ぞ わたくし|||||

落ち着 い て ください と 言って おる の です おちつ|||||いって|||

アル

偽名 を 使って こんな 田舎 に 隠れ 住 ん で おら れ た と は ぎめい||つかって||いなか||かくれ|じゅう|||||||

噂 で は 姿 を 消す 際 に 極秘 資料 を 持ち出さ れ た と か うわさ|||すがた||けす|さい||ごくひ|しりょう||もちださ||||

私 は 耐え られ なかった わたくし||たえ||

上 から の 命令 と は いえ うえ|||めいれい|||

あんな もの の 研究 に 手 を 染め て しまって |||けんきゅう||て||しめ||

あんな もの

イシュヴァール の 内乱 で は ||ないらん||

あれ の せい で 罪 も ない 多く の 人 の 命 が ||||ざい|||おおく||じん||いのち|

私 の した こと は わたくし||||

この 命 を もって し て も 償い きれ る もの で は ない |いのち||||||つぐない||||||

それ でも できる かぎり の こと を と

ここ で 医者 を ||いしゃ|

ドクター あなた が 研究 を 命じ られ た もの と は 一体 どくたー|||けんきゅう||めいじ||||||いったい

賢 者 の 石 だ かしこ|もの||いし|

私 が 持ち出し た の は その 研究 資料 と 石 そのもの だ わたくし||もちだし|||||けんきゅう|しりょう||いし|その もの|

石 が ある の か ここ に いし||||||

石 って それ 液体 じゃ いし|||えきたい|

哲学 者 の 石 てつがく|もの||いし

天上 の 石 てんじょう||いし

大 エリクシル だい|

赤き ティンク トゥラ あかき||

第 五 実体 だい|いつ|じったい

賢 者 の 石 に いく つ も の 呼び名 が ある よう に かしこ|もの||いし||||||よびな||||

その 形状 は 石 で ある と は かぎら ない よう だ |けいじょう||いし||||||||

だが これ は 不完全 品 だ |||ふかんぜん|しな|

いつ 限界 が 来 て 使用 不能 に なる か 分から ん |げんかい||らい||しよう|ふのう||||わから|

それ でも

イシュヴァール の 内乱 で は 十分 威力 を 発揮 し た ||ないらん|||じゅうぶん|いりょく||はっき||

リオール の え せ 教主 も そう だ ||||きょうしゅ|||

不完全 品 と は いえ ふかんぜん|しな|||

ヤツ の 能力 は 確実 に 底上げ さ れ て い た やつ||のうりょく||かくじつ||そこあげ|||||

それ だけ の もの を 作り 出せ る って こと は |||||つくり|だせ||||

研究 次第 で は 完 全 品 も 夢 じゃ ない けんきゅう|しだい|||かん|ぜん|しな||ゆめ||

マルコー さん オレ に その 研究 資料 を 見せ て くれ ||おれ|||けんきゅう|しりょう||みせ||

少佐 この 子 は 一体 しょうさ||こ||いったい

彼 は 国家 錬金術 師 です かれ||こっか|れんきんじゅつ|し|

こんな 子供 が |こども|

あの 内乱 の 後 |ないらん||あと

人間 兵器 で ある こと に 耐え られ ず にんげん|へいき|||||たえ||

資格 を 返上 し た 術 師 が 何 人 い た こと か しかく||へんじょう|||じゅつ|し||なん|じん||||

なのに 君 は |きみ|

バカ な マネ だって こと は 分かって る ばか||まね||||わかって|

それ でも 目的 を 果たす まで は ||もくてき||はたす||

針 の むしろ だ ろ う が 座り 続け なきゃ いけない ん だ はり|||||||すわり|つづけ||||

そう か 禁 忌 を 犯し た か ||きん|い||おかし||

驚 い た よ おどろ|||

特定 人物 の 魂 の 錬成 を 成し遂げる と は とくてい|じんぶつ||たましい||れんせい||なしとげる||

君 なら きみ|

完全 な 賢 者 の 石 を 作り出す こと が できる かも しれ ん かんぜん||かしこ|もの||いし||つくりだす||||||

じゃあ

資料 を 見せる こと は でき ん しりょう||みせる||||

そんな

あんな もの 求めて は なら ん ||もとめて|||

体 を 取り戻す ため でも か からだ||とりもどす|||

ダメ だ だめ|

あれ は 悪魔 の 研究 だ ||あくま||けんきゅう|

知れ ば 地獄 を 見る こと に なる しれ||じごく||みる|||

地獄 なら とうに 見 た じごく|||み|

ダメ だ 帰って くれ だめ||かえって|

地獄 なら とうに 見 た じごく|||み|

本当 に いい の か ほんとう||||

不完全 品 と は いえ ふかんぜん|しな|||

石 だけ なら ば 力ずく で 取り上げる こと も でき た いし||||ちからずく||とりあげる||||

ああ のど から 手 が 出る くらい 欲しかった よ |||て||でる||ほしかった|

でも

この 町 の 人 たち の 大切 な 支え を 奪って まで |まち||じん|||たいせつ||ささえ||うばって|

元 の 体 に 戻り たく は ない よ もと||からだ||もどり||||

賢 者 の 石 が 作れ る ん だって 分かった だけ でも 収穫 だ かしこ|もの||いし||つくれ||||わかった|||しゅうかく|

また 別 の 方法 を 探す さ |べつ||ほうほう||さがす|

そういう 少佐 は よかった の か よ |しょうさ|||||

マルコー さん の こと を セントラル に 報告 し なく て さ |||||||ほうこく||||

我が 輩 が 今日 会った の は わが|やから||きょう|あった||

マウロ と いう ただ の 町 医者 だ |||||まち|いしゃ|

君 マルコー さん きみ|| 資料 が 隠し て ある 場所 だ しりょう||かくし|||ばしょ|

真実 を 知って も 後悔 し ない と いう なら これ を 見 なさい しんじつ||しって||こうかい||||||||み|

君 なら ば 真実 の 奥 の 更 なる 真実 に きみ|||しんじつ||おく||こう||しんじつ|

いや これ は 余計 だ な |||よけい||

君 たち が 元 の 体 に 戻れ る 日 が 来る の を 祈って おる よ きみ|||もと||からだ||もどれ||ひ||くる|||いのって||

兄さん なんて 書 い て ある の にいさん||しょ||||

「 国立 中央 図書 館 第 １ 分館 」 こくりつ|ちゅうおう|としょ|かん|だい|ぶんかん

なるほど 木 を 隠す に は 森 か |き||かくす|||しげる|

あそこ の 蔵書 量 は 半端 で は ない から なぁ ||ぞうしょ|りょう||はんぱ|||||

ここ に 石 の 手がかり が ある ||いし||てがかり||

捜し た わ よ マルコー さがし||||

ウィンリィ ウィンリィ

お 得意 さん が 来 た よ |とくい|||らい||

よう ばっ ちゃん

ただいま

まあ なん だ いそ の ナリ は

いろいろ あった ん だ よ

また 頼む よ |たのむ|

こっち は アーム スト ロング 少佐 |||すと|ろんぐ|しょうさ

ピナコ ・ ロック ベル だ よ |ろっく|べる||

しかし しばらく 見 ない うち に ||み|||

エド は 小さく なった ねぇ ||ちいさく||

なあ こういう 場合 普通 ||ばあい|ふつう

「 大きく なった ねぇ 」 だ ろ う おおきく|||||

大きく なって りゃ そう 言う さ おおきく||||いう|

なん だ と この ミニマム ババア ||||みにまむ|

メンテナンス に 来る とき は めんてなんす||くる||

先 に 電話 入れろ って 言った でしょ さき||でんわ|いれろ||いった|

ウィンリィ て め ぇ 殺す 気 か ||||ころす|き|

お かえり

おう

ん なぁ

おお 悪 ぃ 悪い ぶ っ 壊れ た |あく||わるい|||こぼれ|

ぶ っ 壊れ た って ||こぼれ||

私 が 丹精 込め て 作った 最高 級 機械 鎧 を わたくし||たんせい|こめ||つくった|さいこう|きゅう|きかい|よろい|

いや もう 粉々 の バラバラ に ||こなごな||ばらばら|

で 何 アル も 壊れ ちゃ って る わけ |なん|||こぼれ||||

あんた ら 一体 どんな 生活 し てん の よ ||いったい||せいかつ||||

て へ っ

った く 心配 ばっ か 掛け て ||しんぱい|||かけ|

なるほど

その 資料 と や ら を 手 に 入れる ため に |しりょう|||||て||いれる||

１ 日 も 早く セントラル に 行き たい って の かい ひ||はやく|||いき||||

そう 大至急 やって ほしい ん だ |だいしきゅう||||

うん 腕 だけ じゃ なく 足 も 調整 が 必要 だ ね |うで||||あし||ちょうせい||ひつよう||

あら 一応 身長 は 伸び て ん の ね |いちおう|しんちょう||のび||||

うる せ ぇ

足 は さておき 腕 は 一 から 作 ら に ゃ なら ん な あし|||うで||ひと||さく||||||

１ 週間 ぐらい 掛かる かな しゅうかん||かかる|

なめ ん じゃ ない よ な め||||

３ 日 だ ひ|

とりあえず は スペア で 我慢 し と くれ ||||がまん|||

や っぱ 慣れ て ない 足 は 歩き にくい な ||なれ|||あし||あるき||

慣れる 前 に 仕上げ て やる よ なれる|ぜん||しあげ|||

とはいえ

削り 出し 組み立て 接続 仕上げ 完璧 徹夜 だ わ けずり|だし|くみたて|せつぞく|しあげ|かんぺき|てつや||

悪 ぃ なぁ ムリ 言って あく|||むり|いって

１ 日 も 早く セントラル に 行き たい ん でしょ ひ||はやく|||いき|||

だったら ムリ して やろ う じゃ ない |むり|||||

そのかわり 特急 料金 が っぽ り もらう から ね |とっきゅう|りょうきん||||||

終わり まし た ぞ おわり|||

ああ すまない ね

エドワード ・ エル リック の 姿 が 見え ませ ん な えどわーど||||すがた||みえ|||

母親 の 墓参り だ と さ ははおや||はかまいり|||

少佐 しょうさ

あの 子 ら は どんな 生活 を し てる の か ねぇ |こ||||せいかつ||||||

手紙 一 つ よこしゃ し ない んで ね てがみ|ひと||||||

彼ら は セントラル でも 名 の 通った 錬金術 師 です かれら||||な||かよった|れんきんじゅつ|し|

それゆえ トラブル に も 巻き込ま れる よう です が |とらぶる|||まきこま||||

なぁ に 大丈夫 です ||だいじょうぶ|

あの 兄弟 は 強い |きょうだい||つよい

強い かい だ と いい ん だ けど ねぇ つよい||||||||

ピナコ 殿 に とって 二 人 は 孫 みたい な もの です か |しんがり|||ふた|じん||まご|||||

生まれ た とき から ずっと 見 て き た から ね うまれ|||||み|||||

あの 子 ら の 父親 と は 昔 っ から の 飲み 仲間 だった ん だ が |こ|||ちちおや|||むかし||||のみ|なかま||||

ヤツ め 妻 も 子供 も 置 い て 村 を 出 て いっち まっ た やつ||つま||こども||お|||むら||だ||||

今 じゃ 生き てる の か どう かも 分から ん いま||いき||||||わから|

そう いえ ば ウィンリィ 殿 の ご 両親 は ||||しんがり|||りょうしん|

死 ん だ よ イシュヴァール の 内乱 で し||||||ないらん|

せがれ は あの 子 の 両親 は 外科 医 だった |||こ||りょうしん||げか|い|

医者 が 足り ない って ん で 戦地 に 赴 い た が いしゃ||たり|||||せんち||おもむ|||

ひどい 戦い で し た |たたかい|||

まったく だ よ

ああ そろそろ 夕飯 の 支度 だ ね ||ゆうはん||したく||

あんた たくさん 食べ そう だ から 作り がい が ある よ ||たべ||||つくり||||

いえ そこ まで お 世話 に なる わけ に は ||||せわ|||||

飯 は みんな で 食べ た 方 が うまい めし||||たべ||かた||

寝床 も 患者 用 の ベッド が 空 い てる から 使う と いい ねどこ||かんじゃ|よう||べっど||から||||つかう||

あの 兄弟 も ここ しか 泊まる 所 が ない ん だ |きょうだい||||とまる|しょ||||

一 人 増え た って 一緒 だ よ ひと|じん|ふえ|||いっしょ||

彼ら の 家 は かれら||いえ|

ない よ

あの 子 ら に は 帰る 家 が ない |こ||||かえる|いえ||

エド が 国家 資格 を 取って 旅立つ って 日 に ||こっか|しかく||とって|たびだつ||ひ|

自分 の 家 を 焼き払 っち まっ た じぶん||いえ||やきはら|||

帰る 家 を なくす こと で かえる|いえ||||

後戻り で きん よ う に し た ん だ ろ う よ あともどり||||||||||||

帰る か みんな が 待って る かえる||||まって|

ただ い

エドワード ・ エル リック えどわーど||

母親 を 生き返ら せよ う と し た 無垢 な 愛 ははおや||いきかえら||||||むく||あい

己 の 命 を 捨てる 覚悟 で 弟 の 魂 を 錬成 し た 凄ま じき 愛 おのれ||いのち||すてる|かくご||おとうと||たましい||れんせい|||すごま||あい

思い出 の 詰まった 生家 を 燃やし て 退路 を 断つ おもいで||つまった|せいか||もやし||たいろ||たつ

鬼気 迫る 決意 きき|せまる|けつい

せめて 我が 抱擁 を |わが|ほうよう|

寄る な 暑苦しい やめろ よる||あつくるしい|

やって る やっ てる 朝 から ご 苦労 さん ||||あさ|||くろう|

徹夜 よ てつや|

に ん 夜 遅く まで ご 苦労 さん ||よ|おそく|||くろう|

この 分 だ と もう 終わっちゃ う |ぶん||||おわっちゃ|

今日 も 徹夜 よ きょう||てつや|

ん な っ

邪魔 じゃま

３ 日 で やって くれる って 言って る ん だ から ひ|||||いって||||

おとなしく 待って な よ |まって||

分かって る けど さ わかって|||

セントラル に 賢 者 の 石 の 秘密 が ある か と 思う と ||かしこ|もの||いし||ひみつ|||||おもう|

どうにも 落ち着か なく て さ |おちつか|||

お 待た せ 出来 た わ よ |また||でき|||

いい かい

お おう

いち

に ぃ の

さん

痛 たっ つう|

毎度 この 神経 つなぐ 瞬間 が イヤ で よ まいど||しんけい||しゅんかん||いや||

まっ 賢 者 の 石 が 手 に 入れ ば |かしこ|もの||いし||て||いれ|

この 痛み と も お さらば だ |いたみ|||||

残念 だ ねぇ せっかく の 金 づる が ざんねん|||||きむ||

そう よ ムリ し て 元 に 戻る こと な いわ っ よ ||むり|||もと||もどる|||||

それ に いい じゃ ない

オイル の におい おいる||

うなる ベア リング |べあ|りんぐ

人体 工学 に 基づ い て 設計 さ れ た じんたい|こうがく||もとづ|||せっけい|||

ご つく も 美しい フォルム |||うつくしい|

あぁ なんて すばらしい の かしら

機械 鎧 きかい|よろい

機械 オタク め きかい|おたく|

うる さ 錬金術 オタク ||れんきんじゅつ|おたく

よし 完成 |かんせい

どう だい

おう いい 感じ ||かんじ

今回 は クローム の 比率 を 高く し て こんかい||||ひりつ||たかく||

さび にくく し て み た の

そのかわり 強度 が 下がった から |きょうど||さがった|

あんまり ムチャ は

って 聞き なさい よ |きき||

アル お 待た せ ||また|

すぐ 直る の か |なおる||

うん ちょっと コツ が いる けど ね ||こつ||||

背中 の 内側 に ある この 印 が せなか||うちがわ||||いん|

アル の 魂 と 鎧 と の 仲立ち に なって る から ||たましい||よろい|||なかだち||||

これ を 崩さ ない よう に ||くずさ|||

お っし これ で ばっ ちり

やる か 早速 ||さっそく

また ここ も 静か に なる ねぇ |||しずか|||

いよいよ だ ね

セントラル で マルコー さん の 資料 を 手 に 入れる |||||しりょう||て||いれる

明日 の 朝 いち で 出発 だ あした||あさ|||しゅっぱつ|

また おなか 出し て 寝 てる よ しょうがない なぁ ||だし||ね||||

まるで 保護 者 だ ね アル は |ほご|もの||||

手間 の 掛かる 兄 を 持つ と 苦労 する よ てま||かかる|あに||もつ||くろう||

お前 たち いく つ に なった おまえ|||||

僕 が １４ で 兄さん が １５ ぼく|||にいさん|

私 と 同い年 で こんな ちっちゃ い くせ に わたくし||おないどし||||||

人間 兵器 だ なんて 笑っちゃ う よ ね にんげん|へいき|||わらっちゃ|||

無防備 に 寝 ちゃ って さ むぼうび||ね|||

二 人 と も あり が と ね ふた|じん||||||

何 よ 改まって なん||あらたまって

いつも 本当 の 家族 み たい に 迎え て くれる |ほんとう||かぞく||||むかえ||

ばっ ちゃんと ウィンリィ に は

感謝 し てる かんしゃ||

口 に 出さ ない けど 兄さん も そう 思って る ん だ よ くち||ださ|||にいさん|||おもって||||

アル

分かって る よ ん な こ た ぁ わかって|||||||

いちいち 言わ ん で も 分かって る |いわ||||わかって|

ばっ ちゃん ウィンリィ

あり が と

世話 ん なった な ばっ ちゃん せわ|||||

ああ

あれ ウィンリィ は

徹夜 続き だった から ねぇ てつや|つづき|||

起こし て くる かい おこし|||

ああ いい よ いい よ

手入れ は ちゃんと しろ だの ていれ||||

ああ だ こう だ うるさい から

ん じゃ

そう だ 坊主 ども ||ぼうず|

たまに は 飯 でも 食い に 帰って 来 な ||めし||くい||かえって|らい|

こんな 山奥 に 飯 だけ 食い に 来い って か |やまおく||めし||くい||こい||

エド アル

いって ら っ さ い

おう

丸 １ 日 寝 ちゃ った まる|ひ|ね||

ほんと に もう あいつ が 来る と いっ つ も 大 戦争 |||||くる|||||だい|せんそう

あっ

あれっ

賢 者 の 石 の 手がかり は そこ に あった かしこ|もの||いし||てがかり||||

だが 敵 の 魔 の 手 は 確実 に 目標 を 捉え |てき||ま||て||かくじつ||もくひょう||とらえ

少年 たち は 真実 の 奥 の 更 なる 真実 に よって しょうねん|||しんじつ||おく||こう||しんじつ||

迷宮 へ と 誘わ れる めいきゅう|||さそわ|

次回 鋼 の 錬金術 師 じかい|はがね||れんきんじゅつ|し

FULLMETAL ALCHEMIST fullmetal|alchemist

第 七 話 隠さ れ た 真実 だい|なな|はなし|かくさ|||しんじつ

辿り着き たけ れ ば 目 を そらし て は いけない たどりつき||||め|||||