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ナルト, Naruto Episode 198

Naruto Episode 198

♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と …

♬ 新たな 旅 が 今 始まる

♬~

♬ 変わり 行く 季節 の 中 を

♬ 生き抜く 度 に 僕ら

♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど

♬ ( just looks like a survival game )

♬ 流れて く 時間 の 中 に

♬ 置き去り に した 思い を

♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた

♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って

♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない

♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を

♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く

♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を

♬ きっと 会える よ

♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で

♬~

♬~

( ナルト ) だ から 知って る こと は ぜ ~ ん ぶ 話した って ば よ 。

( 暗部 1 ) 君 は 一 楽 で 初めて ゲンノウ と 会った 。

( 暗部 2 ) その 時 どんな 話 を した ?

いちいち 覚えて ねえ よ 。

( 暗部 3 ) われわれ は それ を 知り たい のだ 。

( 暗部 1 ) 会話 を 分析 すれば ➡

ゲンノウ が 誰 に 雇わ れて いた か つかめる かも しれ ない 。

( 暗部 2 ) ちなみに 最近 2 週間 の 会話 は すべて 暗部 で 把握 して いる 。 ➡

知り たい の は その 前 に 何 を 話した か だ 。

んな こ と 言わ れて も 覚えて ねえ し … 。

( 暗部 1 ) で は 君 に 逆行 催眠 を かける 。

は ? 逆行 催眠 ?

( 暗部 3 ) 催眠 に よって 潜在 意識 の 中 から ➡

過去 の 記憶 を 引っ張り出す んだ 。

へ ぇ ~ 。

( 暗部 1 ) リラックス して 。 ➡

時 逆 の 術 。

( 暗部 1 ) 始めよう 。

( 暗部 1 ) 君 は 今 記憶 を さかのぼって いる 。 ➡

1 日 前 ➡

2 日 前 3 日 前 。 ➡

どんどん さかのぼる 。 ➡

そして 大工 の じいさん と 会った 日 だ 。 ➡

君 は どこ に いる ?

森 の 中 … 。

1 人 で 修業 して た 。

昼 飯 時 に なった んで ➡

一 楽 に 向かった んだ 。

そして そこ で … 。

( 暗部 1 ) 店 の 中 で なく 外 で 会った んだ ね ?

< ねぇ 何 やって ん の ?> ( ゲンノウ ) < ん ? あぁ ➡

この 店 に 入ろう か どう しよう か 迷って いて ね 。 ➡

おいしい の かい ?>

< じいちゃん って ば よそ から 来た 人 ?>

< あ … ああ 出稼ぎ の 大工 さ 。 ➡

どうして 分かった ん だい ?>

< ヘヘ ~ だって さ 木 ノ 葉 の 人間 なら ➡

一 楽 の ラーメン が 最高 だって みんな 知って る って ば よ >

< なるほど >

( テウチ ) < へい お 待ち !>

< うん 確かに こりゃ うまい !> < だ ろ !>

< た ぁ ~! ご っそ さん >

< もう 食べ 終わった の かい ?>

< ああ 俺 って ば 育ち盛り だし 大盛り でも 足り ねえ って ば よ >

< そう か ぁ だったら わし の を 分けて やろう >

< えっ いい の !?> ( ゲンノウ ) < ああ >

< ラッキー !>

< あり が と な じいちゃん !> < うん うん >

そいで ラーメン を 食った あと 店 の 前 で 別れて … 。

( 暗部 1 ) 次に 会った の は ?

やっぱり 一 楽 の 前 で … 。

( ネジ ) 白 眼 !

( ネジ ) ここ に も 何も ない 。 ( リー ) そう です か 。

( ヒナタ ) 白 眼 !

( テンテン ) そ っか … 。

( 赤 丸 が におい を 嗅ぐ 音 )

( 赤 丸 の 鳴き声 ) ( キバ ) きのう の 煙幕 に は ➡

におい 消し の 成分 も 含ま れて いた ようだ な 。

用意 周到な ヤツ だ 。 ( シノ ) で は なぜ 追いつか れた ?

あ ? そりゃ あ うち の 暗部 が 優秀だ から だ ろ ?

( シノ ) 暗部 が 優秀な の は 潜入 前 から 分かって いた はず 。

もっと 別な 脱出 方法 も 想定 して いて しかる べきだ 。

言わ れて みりゃ そう かも しれ ねえ けど ➡

今 と なっちゃ 知り よう も ない ぜ 。

( シノ ) 死人 に 口なし か 。

( 忍 ) こっち だ 。

( いの ) 何 やって る んです か ?

( 忍 ) 死体 を つなぎ合わせて いる んだ よ 。

つなぎ合わせる って … 。

( 忍 ) 相当 ひどい 状態 だった から な 。 ➡

何しろ 体 じゅう に 起爆 札 を 貼り 付けて たって 話 だ 。

終わる まで 外 に 出て いる か ?

そう です ね 。

( サクラ ) 立ち会い ます 。 えっ ?

は ぁ ~ 。

あんた すごい よ ➡

サクラ … 。

そいで そん 時 卵 と チャーシュー つけて くれた んだ 。

( 暗部 2 ) また ラーメン の 話 か 。 ( 暗部 3 ) シッ 。

あっ そうだ そん 時 だ 。

( 暗部 たち ) あっ 。 ( 暗部 1 ) 何 が あった んだ ね ?

写真 を 見せて くれた んだ 。 ( 暗部 1 ) 写真 ?

うん 俺 と 同い年 ぐらい の ヤツ の 写真 。

何で 俺 に こんなに 親切に して くれる の か 尋ねたら … 。

< 孫 が いて ね 。 ➡

ちょうど お前 さん と 同じ くらい の 年 だ 。 ➡

どうも 他人 と は 思え なくて な 。 ➡

休み の 日 に は な 孫 と 一緒に なって ➡

宝 探し を する の が 楽しみな んじゃ >

< 宝 探し ?> < ああ 。 ➡

何 だい ? もう 食べ 終わった の か ?>

< あ … アハハハ …> < じゃあ わし の を 分けて やろう >

< あ ~! サンキュー じいちゃん !➡

あ ?>

< どうした ん だ ? その 手 >

< ん ? あぁ 昔 の こ で 切 っち まった 古傷 さ >

< ふ ~ ん >

それ で また ラーメン を 分けて もらって … 。

( 暗部 2 ) ゲンノウ に 肉親 は い ない 。 ( 暗部 1 ) で は 孫 の 話 は うそ か 。

( 暗部 3 ) この 次の 日 から われわれ の 監視 が ついて い ます 。 ➡

これ 以上 の 尋問 は 無意味 か と … 。

( 暗部 1 ) やはり 下 忍 相手 と は いえ ➡

うかつに 情報 を 漏らす ような まね は して い ない か 。

( 暗部 4 ) 綱 手 様 より 緊急の 連絡 です 。

( チョウジ ) あ ~ ん 。

( シカマル ) そう か 建物 の ほう は 異常な しか 。

すべて 図面 どおり 造ら れて いた 。

何 か 細工 した ような 形跡 も ない 。 ( ヒナタ ) うん 。

やっぱり 大工 と いう の は ➡

潜入 する ため の カムフラ ー ジュ だった んでしょう か ?

断定 する の は まだ 早い 。

ただ 図面 を 盗む ため だけ だったら ➡

何も 大工 である 必要 は ねえ から な 。

ところで シカマル 君 たち は 何 を 調べて る んです か ?

大工 仲間 から 聞き出した ゲンノウ が 一 度 でも ➡

立ち寄った こと の ある 場所 を 探って る んだ が … 。

今 ん とこ 手がかり なし だ 。

( テンテン ) あら 何 か 食べ物 屋 さん ばっかり ね 。

ああ 食事 以外 で 外出 する こと は めったに なかった らしい 。

とりあえず ヒナタ は いの たち の いる 死体 安置 所 へ 。

ネジ たち は キバ と シノ の 支援 に 回って くれ 。

( ネジ ) 了解 した 。

さ ~ て 俺 たち も 次に … 。

≪ ( シズネ ) シカマル 君 。 ( チョウジ ・ シカマル ) あっ 。

( シズネ ) 綱 手 様 が お呼び です 。

五 代 目 が ?

え ? 滝 隠れ の 里 が ?

( 綱 手 ) 総員 臨戦 態勢 に 入った そうだ 。 ➡

一応 名目 は 総合 大 演習 と いう こと に なって いる が … 。

( シカマル ) 大 演習 っす か 。 ( 綱 手 ) 言う まで も ない が ➡

過去 に も 演習 名目 で 総 動員 を かけ ➡

一気に 他国 を 侵略 する と いう やり 方 は ➡

よく 行わ れて いる 。

それ に ゲンノウ は 木 ノ 葉 隠れ に 来る 前 ➡

滝 隠れ の 里 に 身 を 寄せて いた と いう 情報 も 入って い ます 。

何らか の つながり が あって も 決して 不思議で は あり ませ ん 。

( 綱 手 ) 各所 に 展開 して いた 忍 の ほとんど は ➡

すでに 滝 隠れ 方面 に 向かわ せた 。 ➡

国境 を 越えた 時点 で 侵略 の 意思 あり と 見て ➡

これ を 迎え撃つ こと に する 。 ( シカマル ) あっ ?

シカマル お前たち も すぐに 国境 に 向かって くれ 。

は ぁ ~ 。

別に 俺 たち が 行く 必要 も ない と 思う ん す けど ね 。

シカマル 君 ?

どういう こと だ ?

( テウチ ) ナルト おい ナルト ! あっ 。

( テウチ ) そんな 所 に 突っ立って ちゃ 商売 の 邪魔だろう が !

あぁ … 悪 ぃ 。

そう いや 俺 ➡

じいちゃん が ラーメン 食べ きった の 見た こと ねえ な 。

もし かして ラーメン 嫌い だった んじゃ … 。

でも じゃ 何で あんなに しょっちゅう 一 楽に ?

ん ~ 。

理由 を 聞か せて もらおう か 。

下 忍 10 人 に 中 忍 1 人 。

いて も い なくて も 大勢 に 影響 な いっしょ 。

何 が 言い たい ?

気 に 入ら ない ん すよ 。

ん ?

ゲンノウ って じいさん の 行動 が 。

調べて みて 分かった ん す けど ➡

ヤツ の ふだん の 行動 は 実に 見事だった 。 ➡

大工 と して の 腕 は 並 。 ➡

地味で 目立た ず 大きな 失敗 は し ない 。 ➡

誰 から も 恨ま れ ず 誰 から も 慕わ れ ず ➡

もし 急に い なく なって しまった と して も ➡

次の 日 に は 誰 も 気 に 留め なく なる 。 ➡

影 の 薄い 存在 。

忍 の 教科 書 に 載せ たい ぐらい 見事な 潜伏 術 だ 。

それほど の 忍 が ほんの ささいな きっかけ で ➡

暗部 に マーク さ れる ように なる 。

妙だ と 思わ ない っす か ?

確かに な 。

逃げる 時 に して も そう だ 。

( シカマル ) 一 度 は 暗部 の 追跡 を 振り切って おき ながら ➡

みすみす 追いつか れて ➡

トラップ の 名人 に しちゃ あまりに あっけない 最期 だ 。

そのくせ 図面 だけ は キレイ に 消えて る 。

どうにも 納得 でき ねえ 。

で ?

すべて が ヤツ の 思惑 どおり 事態 は 動いて る 。

あっ 。 ( シズネ ) まさか … 。

正体 が バレ る の も 暗部 の 目の前 で 死んだ の も ➡

すべて ヤツ の 計算 だ と したら … 。 ➡

滝 隠れ を 警戒 して ➡

俺 たち 全員 が 里 を 離れる こと まで 計算 して いた と したら ➡

俺 たち は ヤツ の 手のひら の 上 で 踊って る だけ かも しれ ない 。

( 綱 手 ) だが 現 時点 で の 情報 を 総合 すれば ➡

警戒 す べき は 滝 隠れ だ 。

( シカマル ) ま ぁ そりゃ そう っす けど 。 ( 綱 手 ) と は いえ ➡

たかが 下 忍 10 人 に 中 忍 1 人 を 追加 派遣 した ところ で ➡

大きく 状況 が 変化 する と も 思え ん 。

あっ ?

シカマル 班 は 引き続き ゲンノウ に 関する 調査 を 行って もらう 。

分かり ました 。

あっ シカマル チョウジ ! ( シカマル ) 悪 ぃ 待た せ ち まった な 。

ん ~ 頭痛 ぇ 。

なぁ 何で 帳簿 なんか 調べ なきゃ な ん ねえ んだ よ ?

俺 だって めん どくせ ぇよ 。

けど こりゃ 調査 の 基本 だ から な 。

( チョウジ ) それにしても 数字 ばっかり で 目 が 痛く なる よ 。

( カンナ ) すま ねえ やっぱり 見つから ねえ な 。

( シカマル ) あっ そう っす か 。 何 が だ よ ?

あ ? ゲンノウ の 紹介 状 が 偽物 だって 分かる きっかけ に なった ➡

昔 の 紹介 状 だ よ 。

あ ? 何で そんな もん を わざわざ ?

( シカマル ) 何となく な 。

( シカマル ) 《 単に この 家 の 人間 が なくした だけ か ➡

それとも ヤツ が … 。 ➡

だ と して も 自分 が 持ってきた ほう の 紹介 状 を ➡

先 に 処分 する はず 。 ➡

なぜ わざわざ 昔 の 紹介 状 だけ を …》

ここ が 自爆 地点 です か ?

遺留 品 は すでに 回収 済み の ようだ な 。

( シノ ) 暗部 の 仕事 だ 抜かり は ある まい 。

( テンテン ) みんな 来て ! ( キバ ) あ ?

見て 木 の 両側 が 焦げて る 。

起爆 札 が 爆発 した んだ 焦げ 目 くらい … 。

両側 って の が 問題 な の 。

なるほど 自爆 した だけ で は そのような 焦げ 目 は 付か ない 。

最低 でも 2 回 の 爆発 が ない と こんな 焦げ 目 は 付か ない わ 。

でも 暗部 の 人 たち の 話 じゃ ➡

体 に 巻きつけた 起爆 札 を 爆発 さ せた って 。

( シノ ) だが 爆発 の 瞬間 を 見た 者 は い ない 。 ➡

なぜなら 暗部 と いえ ど ➡

爆風 を よける ため に 身 を 隠す から だ 。

これ も 両側 に 焦げ 跡 が 付いて る 。

( 赤 丸 の ほえ 声 )

こっち の 木 も そう だ 。

たぶん … 。 ➡

まず 周囲 の 木 に 取り付け られた 起爆 札 が 爆発 し ➡

真ん中 で 大きな 爆発 が 起きる 。

爆発 の 間隔 を 短く すれば 1 回 の 爆発 に しか 見え ない はず よ 。

なるほど 。 ( ネジ ) だが その ため に は ➡

事前 に 何らか の 仕掛け が 必要だ 。

ゲンノウ は ここ で 暗部 に 追いつか れて ➡

死 を 選んだ んじゃ なかった の か ?

( シノ ) 追いつか れた ので は なく 追いつか せた のだ と したら … 。

最初 から ここ で 追いつか れる よう ➡

計算 し ながら 逃げて たって こと か ?

( シノ ) 不可能で は ない 。

だ と すれば ほか に も いろいろ 細工 を して いて も ➡

おかしく ないで すね 。

もしや 起爆 札 で 死んだ と いう の も … 。

終わった わ 入って い いって 。

( いの ) う … うん 。

( 忍 1 ) あり え ない 話 だ 暗部 が 目の前 で 確認 して る んだ ろ ?

( 忍 2 ) ああ 。

( いの ) 調べろ って 言わ れて も ➡

あたし 医療 忍者 じゃ ない し … 。

どこ を どう やって … 。

あっ 。

( いの ) サクラ ➡

この 人 って 大工 に 変装 して 潜入 して た の よ ね ?

そう よ 何 か 気 に なる こと が ?

手 が キレイ すぎる 。

うち 花屋 でしょ ?

( いの ) 子ども の 頃 から お 店 の 手伝い して たから ➡

手 を 見れば どんな 仕事 を して る 人 か 分かる んだ けど ➡

大工 を やって た 人 の 手 って もっと ゴツゴツ して る わ 。 ➡

まして トラップ 使い の 忍者 の 手 が ➡

こんな キレイ な はず ない 。

それ じゃあ … 。 ( ヒナタ ) ちょっと いい です か ?

白 眼 !

( ヒナタ ) やっぱり … 経 絡 系 を 鍛えた 跡 が ない 。

チャクラ を 練った こと が ない んだ 。 えっ ?

そこ で 医療 班 の 人 たち が 話して た の 。

この 死体 に は 疑問 が ある って 。

この 人 は 忍者 じゃ ない 。

( ガイ ) ん ?

( コテツ ) 報告 滝 隠れ の 先ぽう は ➡

まもなく 国境 線 に 到達 し ます 。

( ガイ ) 早い な こちら の 援軍 は ?

( コテツ ) 集結 中 で は あり ます が まだ 十分な 態勢 は … 。

( ガイ ) 《 こちら の 態勢 が 整わ ぬ うち に 一気に 攻め 入ら れたら …》

( コテツ ) それにしても まさか 滝 隠れ が … 。

嘆いて みて も 始まら ん 。 ➡

敵 が あの 小川 を 越えた 時点 で 宣戦 布告 と 見なし ➡

攻撃 を 開始 する 。 ( コテツ ) はっ !

♬~

ん ~… 。

( シカマル ) 《 あ ? アカデミー ?➡

アカデミー の 図面 なんか なかった はずだ が …》

すいません ちょっと いい っす か 。

( 足音 )

呼んだ かい ?

( シカマル ) 先月 アカデミー から 入金 が あった こと に なって る ん す けど 。

先月 ?

ん ? あぁ これ ね 。

アカデミー の 補修 工事 を やった んだ 。

そん 時 の 図面 が ない ん す けど 。

いや そんな はず は ない が … 。

お っか し いな どこ に やった んだ ?

≪ ( 人々 の ざわめき )

何 だ ?

( ざわめき ) ん ?

上 ?

( チョウジ ) どうした ? ナルト 。

何 だ ?

そろそろ 姿 を 現す はずだ が … 。

報告 し ます 接近 中 だった 滝 隠れ の 先ぽう は ➡

引き返し 始め ました 。 ( ガイ ) 何 !?

本当に ただ の 演習 だった も ようで … 。

では 盗ま れた 図面 は どこ に … 。

こ … これ は !

( チョウジ ・ ナルト ) ん ?

( チョウジ ) これ は シカマル ん と この … 。

これ が 図面 ? ああ 。

複雑に 暗号 化 さ れ 簡単に は 解読 でき ない ように 出来て る んだ 。

( シカマル ) 《 しかし …》

( シカマル ) 《 ゲンノウ に 盗ま れた はずの 図面 が ➡

どうして ここ に …》

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ 星屑 ☆ スチャスチャ 踊る 市松 の 夜 に

♬ 『 あぁ まだ 帰り たく ない 』 と

♬ 口 に は 出せ ない なぁ

♬ 思わせぶり テリー

♬ 愛す べき 顔 に 唾 を ‼

♬ ミスタ ー クリケット

♬ 汗 臭い ステージ の

♬ 上 で 光る トロンボーン の

♬ ピッチ が 段々

♬ 外れて いって いる の も

♬ 気 に なる けど

♬ そんな 事 より この 無い 胸 の

♬ モヤモヤ は さっき 呑 んだ

♬ コーラ の せい かしら ねぇ ?

♬~

♬~

〈 った く 最近 の 生徒 って ば なって ねえ な !〉

( チョウジ ) 〈 普通 ポテチ 食ったり 焼き肉 食ったり …〉

〈 漫画 読んだり …〉 ( チョウジ ) 〈 弁当 食ったり …〉

〈 お前 食う ことば っか じゃ ん 〉 ( チョウジ ) 〈 エヘ !〉

( リー ) 〈… って 全部 サボり です か !?〉 〈 だって 自習 っつ ったら …〉

( チョウジ ) 〈 ねぇ !〉 ( リー ) 〈 「 ねぇ 」 じゃ あり ませ ん 。 ➡

先生 が 見て い なくて も 修業 に 打ち込む ➡

美しい 姿 じゃ ないで す か !〉 ( ナルト ・ チョウジ ) 〈 そう か ~?〉

( リー ) 〈 感動 し ました この 僕 が 彼ら の 修業 を ➡

バックアップ し ようじゃ あり ませ ん か 〉 ( ナルト ・ チョウジ ) 〈 え ~!〉

( まる 子 ) さあ みんな 集まって 。 「 ちび まる 子 ちゃん 」 が 始まる よ !

♬( オ ー プニングテ ー マ )

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Naruto Episode 198 Naruto Episode 198

♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と … かきならせ|そんざい|||||

♬ 新たな 旅 が 今 始まる あらたな|たび||いま|はじまる

♬~

♬ 変わり 行く 季節 の 中 を かわり|いく|きせつ||なか|

♬ 生き抜く 度 に 僕ら いきぬく|たび||ぼくら

♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど ちえ||つよ|||て||いれた|

♬ ( just looks like a survival game )

♬ 流れて く 時間 の 中 に ながれて||じかん||なか|

♬ 置き去り に した 思い を おきざり|||おもい|

♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた わすれた|こと||わすれて|

♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って くずれ||じ|こどく||しって

♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない であえた|ぼくら|ひと|じん||

♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を さらけだせ|かんじょう||よろず|たけ||おもい|

♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く なみだ|め||うんめい||かえて|いく

♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を やみ||うちならせ|こどう|

♬ きっと 会える よ |あえる|

♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で おなじ|いたみ||き||した|

♬~

♬~

( ナルト ) だ から 知って る こと は ぜ ~ ん ぶ 話した って ば よ 。 |||しって|||||||はなした|||

( 暗部 1 ) 君 は 一 楽 で 初めて ゲンノウ と 会った 。 あんぶ|きみ||ひと|がく||はじめて|||あった

( 暗部 2 ) その 時 どんな 話 を した ? あんぶ||じ||はなし||

いちいち 覚えて ねえ よ 。 |おぼえて||

( 暗部 3 ) われわれ は それ を 知り たい のだ 。 あんぶ|||||しり||

( 暗部 1 ) 会話 を 分析 すれば ➡ あんぶ|かいわ||ぶんせき|

ゲンノウ が 誰 に 雇わ れて いた か つかめる かも しれ ない 。 ||だれ||やとわ|||||||

( 暗部 2 ) ちなみに 最近 2 週間 の 会話 は すべて 暗部 で 把握 して いる 。 ➡ あんぶ||さいきん|しゅうかん||かいわ|||あんぶ||はあく||

知り たい の は その 前 に 何 を 話した か だ 。 しり|||||ぜん||なん||はなした||

んな こ と 言わ れて も 覚えて ねえ し … 。 |||いわ|||おぼえて||

( 暗部 1 ) で は 君 に 逆行 催眠 を かける 。 あんぶ|||きみ||ぎゃっこう|さいみん||

は ? 逆行 催眠 ? |ぎゃっこう|さいみん

( 暗部 3 ) 催眠 に よって 潜在 意識 の 中 から ➡ あんぶ|さいみん|||せんざい|いしき||なか|

過去 の 記憶 を 引っ張り出す んだ 。 かこ||きおく||ひっぱりだす|

へ ぇ ~ 。

( 暗部 1 ) リラックス して 。 ➡ あんぶ|りらっくす|

時 逆 の 術 。 じ|ぎゃく||じゅつ

( 暗部 1 ) 始めよう 。 あんぶ|はじめよう

( 暗部 1 ) 君 は 今 記憶 を さかのぼって いる 。 ➡ あんぶ|きみ||いま|きおく|||

1 日 前 ➡ ひ|ぜん

2 日 前 3 日 前 。 ➡ ひ|ぜん|ひ|ぜん

どんどん さかのぼる 。 ➡

そして 大工 の じいさん と 会った 日 だ 。 ➡ |だいく||||あった|ひ|

君 は どこ に いる ? きみ||||

森 の 中 … 。 しげる||なか

1 人 で 修業 して た 。 じん||しゅぎょう||

昼 飯 時 に なった んで ➡ ひる|めし|じ|||

一 楽 に 向かった んだ 。 ひと|がく||むかった|

そして そこ で … 。

( 暗部 1 ) 店 の 中 で なく 外 で 会った んだ ね ? あんぶ|てん||なか|||がい||あった||

< ねぇ 何 やって ん の ?> ( ゲンノウ ) < ん ? あぁ ➡ |なん||||||

この 店 に 入ろう か どう しよう か 迷って いて ね 。 ➡ |てん||はいろう|||||まよって||

おいしい の かい ?>

< じいちゃん って ば よそ から 来た 人 ?> |||||きた|じん

< あ … ああ 出稼ぎ の 大工 さ 。 ➡ ||でかせぎ||だいく|

どうして 分かった ん だい ?> |わかった||

< ヘヘ ~ だって さ 木 ノ 葉 の 人間 なら ➡ |||き||は||にんげん|

一 楽 の ラーメン が 最高 だって みんな 知って る って ば よ > ひと|がく||らーめん||さいこう|||しって||||

< なるほど >

( テウチ ) < へい お 待ち !> |||まち

< うん 確かに こりゃ うまい !> < だ ろ !> |たしかに||||

< た ぁ ~! ご っそ さん >

< もう 食べ 終わった の かい ?> |たべ|おわった||

< ああ 俺 って ば 育ち盛り だし 大盛り でも 足り ねえ って ば よ > |おれ|||そだちざかり||おおもり||たり||||

< そう か ぁ だったら わし の を 分けて やろう > |||||||わけて|

< えっ いい の !?> ( ゲンノウ ) < ああ >

< ラッキー !> らっきー

< あり が と な じいちゃん !> < うん うん >

そいで ラーメン を 食った あと 店 の 前 で 別れて … 。 |らーめん||くった||てん||ぜん||わかれて

( 暗部 1 ) 次に 会った の は ? あんぶ|つぎに|あった||

やっぱり 一 楽 の 前 で … 。 |ひと|がく||ぜん|

( ネジ ) 白 眼 ! ねじ|しろ|がん

( ネジ ) ここ に も 何も ない 。 ( リー ) そう です か 。 ねじ||||なにも|||||

( ヒナタ ) 白 眼 ! |しろ|がん

( テンテン ) そ っか … 。

( 赤 丸 が におい を 嗅ぐ 音 ) あか|まる||||かぐ|おと

( 赤 丸 の 鳴き声 ) ( キバ ) きのう の 煙幕 に は ➡ あか|まる||なきごえ||||えんまく||

におい 消し の 成分 も 含ま れて いた ようだ な 。 |けし||せいぶん||ふくま||||

用意 周到な ヤツ だ 。 ( シノ ) で は なぜ 追いつか れた ? ようい|しゅうとうな|やつ||しの||||おいつか|

あ ? そりゃ あ うち の 暗部 が 優秀だ から だ ろ ? |||||あんぶ||ゆうしゅうだ|||

( シノ ) 暗部 が 優秀な の は 潜入 前 から 分かって いた はず 。 しの|あんぶ||ゆうしゅうな|||せんにゅう|ぜん||わかって||

もっと 別な 脱出 方法 も 想定 して いて しかる べきだ 。 |べつな|だっしゅつ|ほうほう||そうてい||||

言わ れて みりゃ そう かも しれ ねえ けど ➡ いわ|||||||

今 と なっちゃ 知り よう も ない ぜ 。 いま|||しり||||

( シノ ) 死人 に 口なし か 。 しの|しにん||くちなし|

( 忍 ) こっち だ 。 おし||

( いの ) 何 やって る んです か ? |なん|||ん です|

( 忍 ) 死体 を つなぎ合わせて いる んだ よ 。 おし|したい||つなぎあわせて|||

つなぎ合わせる って … 。 つなぎあわせる|

( 忍 ) 相当 ひどい 状態 だった から な 。 ➡ おし|そうとう||じょうたい|||

何しろ 体 じゅう に 起爆 札 を 貼り 付けて たって 話 だ 。 なにしろ|からだ|||きばく|さつ||はり|つけて||はなし|

終わる まで 外 に 出て いる か ? おわる||がい||でて||

そう です ね 。

( サクラ ) 立ち会い ます 。 えっ ? |たちあい||

は ぁ ~ 。

あんた すごい よ ➡

サクラ … 。 さくら

そいで そん 時 卵 と チャーシュー つけて くれた んだ 。 ||じ|たまご|||||

( 暗部 2 ) また ラーメン の 話 か 。 ( 暗部 3 ) シッ 。 あんぶ||らーめん||はなし||あんぶ|

あっ そうだ そん 時 だ 。 |そう だ||じ|

( 暗部 たち ) あっ 。 ( 暗部 1 ) 何 が あった んだ ね ? あんぶ|||あんぶ|なん||||

写真 を 見せて くれた んだ 。 ( 暗部 1 ) 写真 ? しゃしん||みせて|||あんぶ|しゃしん

うん 俺 と 同い年 ぐらい の ヤツ の 写真 。 |おれ||おないどし|||やつ||しゃしん

何で 俺 に こんなに 親切に して くれる の か 尋ねたら … 。 なんで|おれ|||しんせつに|||||たずねたら

< 孫 が いて ね 。 ➡ まご|||

ちょうど お前 さん と 同じ くらい の 年 だ 。 ➡ |おまえ|||おなじ|||とし|

どうも 他人 と は 思え なくて な 。 ➡ |たにん|||おもえ||

休み の 日 に は な 孫 と 一緒に なって ➡ やすみ||ひ||||まご||いっしょに|

宝 探し を する の が 楽しみな んじゃ > たから|さがし|||||たのしみな|

< 宝 探し ?> < ああ 。 ➡ たから|さがし|

何 だい ? もう 食べ 終わった の か ?> なん|||たべ|おわった||

< あ … アハハハ …> < じゃあ わし の を 分けて やろう > ||||||わけて|

< あ ~! サンキュー じいちゃん !➡ |さんきゅー|

あ ?>

< どうした ん だ ? その 手 > ||||て

< ん ? あぁ 昔 の こ で 切 っち まった 古傷 さ > ||むかし||||せつ|||ふるきず|

< ふ ~ ん >

それ で また ラーメン を 分けて もらって … 。 |||らーめん||わけて|

( 暗部 2 ) ゲンノウ に 肉親 は い ない 。 ( 暗部 1 ) で は 孫 の 話 は うそ か 。 あんぶ|||にくしん||||あんぶ|||まご||はなし|||

( 暗部 3 ) この 次の 日 から われわれ の 監視 が ついて い ます 。 ➡ あんぶ||つぎの|ひ||||かんし||||

これ 以上 の 尋問 は 無意味 か と … 。 |いじょう||じんもん||むいみ||

( 暗部 1 ) やはり 下 忍 相手 と は いえ ➡ あんぶ||した|おし|あいて|||

うかつに 情報 を 漏らす ような まね は して い ない か 。 |じょうほう||もらす|||||||

( 暗部 4 ) 綱 手 様 より 緊急の 連絡 です 。 あんぶ|つな|て|さま||きんきゅうの|れんらく|

( チョウジ ) あ ~ ん 。

( シカマル ) そう か 建物 の ほう は 異常な しか 。 |||たてもの||||いじょうな|

すべて 図面 どおり 造ら れて いた 。 |ずめん||つくら||

何 か 細工 した ような 形跡 も ない 。 ( ヒナタ ) うん 。 なん||さいく|||けいせき||||

やっぱり 大工 と いう の は ➡ |だいく||||

潜入 する ため の カムフラ ー ジュ だった んでしょう か ? せんにゅう|||||||||

断定 する の は まだ 早い 。 だんてい|||||はやい

ただ 図面 を 盗む ため だけ だったら ➡ |ずめん||ぬすむ|||

何も 大工 である 必要 は ねえ から な 。 なにも|だいく||ひつよう||||

ところで シカマル 君 たち は 何 を 調べて る んです か ? ||きみ|||なん||しらべて||ん です|

大工 仲間 から 聞き出した ゲンノウ が 一 度 でも ➡ だいく|なかま||ききだした|||ひと|たび|

立ち寄った こと の ある 場所 を 探って る んだ が … 。 たちよった||||ばしょ||さぐって|||

今 ん とこ 手がかり なし だ 。 いま|||てがかり||

( テンテン ) あら 何 か 食べ物 屋 さん ばっかり ね 。 ||なん||たべもの|や|||

ああ 食事 以外 で 外出 する こと は めったに なかった らしい 。 |しょくじ|いがい||がいしゅつ||||||

とりあえず ヒナタ は いの たち の いる 死体 安置 所 へ 。 |||||||したい|あんち|しょ|

ネジ たち は キバ と シノ の 支援 に 回って くれ 。 ねじ|||||しの||しえん||まわって|

( ネジ ) 了解 した 。 ねじ|りょうかい|

さ ~ て 俺 たち も 次に … 。 ||おれ|||つぎに

≪ ( シズネ ) シカマル 君 。 ( チョウジ ・ シカマル ) あっ 。 ||きみ|||

( シズネ ) 綱 手 様 が お呼び です 。 |つな|て|さま||および|

五 代 目 が ? いつ|だい|め|

え ? 滝 隠れ の 里 が ? |たき|かくれ||さと|

( 綱 手 ) 総員 臨戦 態勢 に 入った そうだ 。 ➡ つな|て|そういん|りんせん|たいせい||はいった|そう だ

一応 名目 は 総合 大 演習 と いう こと に なって いる が … 。 いちおう|めいもく||そうごう|だい|えんしゅう|||||||

( シカマル ) 大 演習 っす か 。 ( 綱 手 ) 言う まで も ない が ➡ |だい|えんしゅう|||つな|て|いう||||

過去 に も 演習 名目 で 総 動員 を かけ ➡ かこ|||えんしゅう|めいもく||そう|どういん||

一気に 他国 を 侵略 する と いう やり 方 は ➡ いっきに|たこく||しんりゃく|||||かた|

よく 行わ れて いる 。 |おこなわ||

それ に ゲンノウ は 木 ノ 葉 隠れ に 来る 前 ➡ ||||き||は|かくれ||くる|ぜん

滝 隠れ の 里 に 身 を 寄せて いた と いう 情報 も 入って い ます 。 たき|かくれ||さと||み||よせて||||じょうほう||はいって||

何らか の つながり が あって も 決して 不思議で は あり ませ ん 。 なんらか||||||けっして|ふしぎで||||

( 綱 手 ) 各所 に 展開 して いた 忍 の ほとんど は ➡ つな|て|かくしょ||てんかい|||おし|||

すでに 滝 隠れ 方面 に 向かわ せた 。 ➡ |たき|かくれ|ほうめん||むかわ|

国境 を 越えた 時点 で 侵略 の 意思 あり と 見て ➡ くにざかい||こえた|じてん||しんりゃく||いし|||みて

これ を 迎え撃つ こと に する 。 ( シカマル ) あっ ? ||むかえうつ|||||

シカマル お前たち も すぐに 国境 に 向かって くれ 。 |おまえたち|||くにざかい||むかって|

は ぁ ~ 。

別に 俺 たち が 行く 必要 も ない と 思う ん す けど ね 。 べつに|おれ|||いく|ひつよう||||おもう||||

シカマル 君 ? |きみ

どういう こと だ ?

( テウチ ) ナルト おい ナルト ! あっ 。

( テウチ ) そんな 所 に 突っ立って ちゃ 商売 の 邪魔だろう が ! ||しょ||つったって||しょうばい||じゃまだろう|

あぁ … 悪 ぃ 。 |あく|

そう いや 俺 ➡ ||おれ

じいちゃん が ラーメン 食べ きった の 見た こと ねえ な 。 ||らーめん|たべ|||みた|||

もし かして ラーメン 嫌い だった んじゃ … 。 ||らーめん|きらい||

でも じゃ 何で あんなに しょっちゅう 一 楽に ? ||なんで|||ひと|らくに

ん ~ 。

理由 を 聞か せて もらおう か 。 りゆう||きか|||

下 忍 10 人 に 中 忍 1 人 。 した|おし|じん||なか|おし|じん

いて も い なくて も 大勢 に 影響 な いっしょ 。 |||||おおぜい||えいきょう||

何 が 言い たい ? なん||いい|

気 に 入ら ない ん すよ 。 き||はいら|||

ん ?

ゲンノウ って じいさん の 行動 が 。 ||||こうどう|

調べて みて 分かった ん す けど ➡ しらべて||わかった|||

ヤツ の ふだん の 行動 は 実に 見事だった 。 ➡ やつ||||こうどう||じつに|みごとだった

大工 と して の 腕 は 並 。 ➡ だいく||||うで||なみ

地味で 目立た ず 大きな 失敗 は し ない 。 ➡ じみで|めだた||おおきな|しっぱい|||

誰 から も 恨ま れ ず 誰 から も 慕わ れ ず ➡ だれ|||うらま|||だれ|||したわ||

もし 急に い なく なって しまった と して も ➡ |きゅうに|||||||

次の 日 に は 誰 も 気 に 留め なく なる 。 ➡ つぎの|ひ|||だれ||き||とどめ||

影 の 薄い 存在 。 かげ||うすい|そんざい

忍 の 教科 書 に 載せ たい ぐらい 見事な 潜伏 術 だ 。 おし||きょうか|しょ||のせ|||みごとな|せんぷく|じゅつ|

それほど の 忍 が ほんの ささいな きっかけ で ➡ ||おし|||||

暗部 に マーク さ れる ように なる 。 あんぶ|||||よう に|

妙だ と 思わ ない っす か ? みょうだ||おもわ|||

確かに な 。 たしかに|

逃げる 時 に して も そう だ 。 にげる|じ|||||

( シカマル ) 一 度 は 暗部 の 追跡 を 振り切って おき ながら ➡ |ひと|たび||あんぶ||ついせき||ふりきって||

みすみす 追いつか れて ➡ |おいつか|

トラップ の 名人 に しちゃ あまりに あっけない 最期 だ 。 ||めいじん|||||さいご|

そのくせ 図面 だけ は キレイ に 消えて る 。 |ずめん|||||きえて|

どうにも 納得 でき ねえ 。 |なっとく||

で ?

すべて が ヤツ の 思惑 どおり 事態 は 動いて る 。 ||やつ||おもわく||じたい||うごいて|

あっ 。 ( シズネ ) まさか … 。

正体 が バレ る の も 暗部 の 目の前 で 死んだ の も ➡ しょうたい||||||あんぶ||めのまえ||しんだ||

すべて ヤツ の 計算 だ と したら … 。 ➡ |やつ||けいさん|||

滝 隠れ を 警戒 して ➡ たき|かくれ||けいかい|

俺 たち 全員 が 里 を 離れる こと まで 計算 して いた と したら ➡ おれ||ぜんいん||さと||はなれる|||けいさん||||

俺 たち は ヤツ の 手のひら の 上 で 踊って る だけ かも しれ ない 。 おれ|||やつ||てのひら||うえ||おどって|||||

( 綱 手 ) だが 現 時点 で の 情報 を 総合 すれば ➡ つな|て||げん|じてん|||じょうほう||そうごう|

警戒 す べき は 滝 隠れ だ 。 けいかい||||たき|かくれ|

( シカマル ) ま ぁ そりゃ そう っす けど 。 ( 綱 手 ) と は いえ ➡ |||||||つな|て|||

たかが 下 忍 10 人 に 中 忍 1 人 を 追加 派遣 した ところ で ➡ |した|おし|じん||なか|おし|じん||ついか|はけん|||

大きく 状況 が 変化 する と も 思え ん 。 おおきく|じょうきょう||へんか||||おもえ|

あっ ?

シカマル 班 は 引き続き ゲンノウ に 関する 調査 を 行って もらう 。 |はん||ひきつづき|||かんする|ちょうさ||おこなって|

分かり ました 。 わかり|

あっ シカマル チョウジ ! ( シカマル ) 悪 ぃ 待た せ ち まった な 。 ||||あく||また||||

ん ~ 頭痛 ぇ 。 |ずつう|

なぁ 何で 帳簿 なんか 調べ なきゃ な ん ねえ んだ よ ? |なんで|ちょうぼ||しらべ||||||

俺 だって めん どくせ ぇよ 。 おれ||||

けど こりゃ 調査 の 基本 だ から な 。 ||ちょうさ||きほん|||

( チョウジ ) それにしても 数字 ばっかり で 目 が 痛く なる よ 。 ||すうじ|||め||いたく||

( カンナ ) すま ねえ やっぱり 見つから ねえ な 。 ||||みつから||

( シカマル ) あっ そう っす か 。 何 が だ よ ? |||||なん|||

あ ? ゲンノウ の 紹介 状 が 偽物 だって 分かる きっかけ に なった ➡ |||しょうかい|じょう||にせもの||わかる|||

昔 の 紹介 状 だ よ 。 むかし||しょうかい|じょう||

あ ? 何で そんな もん を わざわざ ? |なんで||||

( シカマル ) 何となく な 。 |なんとなく|

( シカマル ) 《 単に この 家 の 人間 が なくした だけ か ➡ |たんに||いえ||にんげん||||

それとも ヤツ が … 。 ➡ |やつ|

だ と して も 自分 が 持ってきた ほう の 紹介 状 を ➡ ||||じぶん||もってきた|||しょうかい|じょう|

先 に 処分 する はず 。 ➡ さき||しょぶん||

なぜ わざわざ 昔 の 紹介 状 だけ を …》 ||むかし||しょうかい|じょう||

ここ が 自爆 地点 です か ? ||じばく|ちてん||

遺留 品 は すでに 回収 済み の ようだ な 。 いりゅう|しな|||かいしゅう|すみ|||

( シノ ) 暗部 の 仕事 だ 抜かり は ある まい 。 しの|あんぶ||しごと||ぬかり|||

( テンテン ) みんな 来て ! ( キバ ) あ ? ||きて||

見て 木 の 両側 が 焦げて る 。 みて|き||りょうがわ||こげて|

起爆 札 が 爆発 した んだ 焦げ 目 くらい … 。 きばく|さつ||ばくはつ|||こげ|め|

両側 って の が 問題 な の 。 りょうがわ||||もんだい||

なるほど 自爆 した だけ で は そのような 焦げ 目 は 付か ない 。 |じばく||||||こげ|め||つか|

最低 でも 2 回 の 爆発 が ない と こんな 焦げ 目 は 付か ない わ 。 さいてい||かい||ばくはつ|||||こげ|め||つか||

でも 暗部 の 人 たち の 話 じゃ ➡ |あんぶ||じん|||はなし|

体 に 巻きつけた 起爆 札 を 爆発 さ せた って 。 からだ||まきつけた|きばく|さつ||ばくはつ|||

( シノ ) だが 爆発 の 瞬間 を 見た 者 は い ない 。 ➡ しの||ばくはつ||しゅんかん||みた|もの|||

なぜなら 暗部 と いえ ど ➡ |あんぶ|||

爆風 を よける ため に 身 を 隠す から だ 。 ばくふう|||||み||かくす||

これ も 両側 に 焦げ 跡 が 付いて る 。 ||りょうがわ||こげ|あと||ついて|

( 赤 丸 の ほえ 声 ) あか|まる|||こえ

こっち の 木 も そう だ 。 ||き|||

たぶん … 。 ➡

まず 周囲 の 木 に 取り付け られた 起爆 札 が 爆発 し ➡ |しゅうい||き||とりつけ||きばく|さつ||ばくはつ|

真ん中 で 大きな 爆発 が 起きる 。 まんなか||おおきな|ばくはつ||おきる

爆発 の 間隔 を 短く すれば 1 回 の 爆発 に しか 見え ない はず よ 。 ばくはつ||かんかく||みじかく||かい||ばくはつ|||みえ|||

なるほど 。 ( ネジ ) だが その ため に は ➡ |ねじ|||||

事前 に 何らか の 仕掛け が 必要だ 。 じぜん||なんらか||しかけ||ひつようだ

ゲンノウ は ここ で 暗部 に 追いつか れて ➡ ||||あんぶ||おいつか|

死 を 選んだ んじゃ なかった の か ? し||えらんだ||||

( シノ ) 追いつか れた ので は なく 追いつか せた のだ と したら … 。 しの|おいつか|||||おいつか||||

最初 から ここ で 追いつか れる よう ➡ さいしょ||||おいつか||

計算 し ながら 逃げて たって こと か ? けいさん|||にげて|||

( シノ ) 不可能で は ない 。 しの|ふかのうで||

だ と すれば ほか に も いろいろ 細工 を して いて も ➡ |||||||さいく||||

おかしく ないで すね 。

もしや 起爆 札 で 死んだ と いう の も … 。 |きばく|さつ||しんだ||||

終わった わ 入って い いって 。 おわった||はいって||

( いの ) う … うん 。

( 忍 1 ) あり え ない 話 だ 暗部 が 目の前 で 確認 して る んだ ろ ? おし||||はなし||あんぶ||めのまえ||かくにん||||

( 忍 2 ) ああ 。 おし|

( いの ) 調べろ って 言わ れて も ➡ |しらべろ||いわ||

あたし 医療 忍者 じゃ ない し … 。 |いりょう|にんじゃ|||

どこ を どう やって … 。

あっ 。

( いの ) サクラ ➡ |さくら

この 人 って 大工 に 変装 して 潜入 して た の よ ね ? |じん||だいく||へんそう||せんにゅう|||||

そう よ 何 か 気 に なる こと が ? ||なん||き||||

手 が キレイ すぎる 。 て|||

うち 花屋 でしょ ? |はなや|

( いの ) 子ども の 頃 から お 店 の 手伝い して たから ➡ |こども||ころ|||てん||てつだい||

手 を 見れば どんな 仕事 を して る 人 か 分かる んだ けど ➡ て||みれば||しごと||||じん||わかる||

大工 を やって た 人 の 手 って もっと ゴツゴツ して る わ 。 ➡ だいく||||じん||て|||ごつごつ|||

まして トラップ 使い の 忍者 の 手 が ➡ ||つかい||にんじゃ||て|

こんな キレイ な はず ない 。

それ じゃあ … 。 ( ヒナタ ) ちょっと いい です か ?

白 眼 ! しろ|がん

( ヒナタ ) やっぱり … 経 絡 系 を 鍛えた 跡 が ない 。 ||へ|から|けい||きたえた|あと||

チャクラ を 練った こと が ない んだ 。 えっ ? ||ねった|||||

そこ で 医療 班 の 人 たち が 話して た の 。 ||いりょう|はん||じん|||はなして||

この 死体 に は 疑問 が ある って 。 |したい|||ぎもん|||

この 人 は 忍者 じゃ ない 。 |じん||にんじゃ||

( ガイ ) ん ?

( コテツ ) 報告 滝 隠れ の 先ぽう は ➡ |ほうこく|たき|かくれ||せんぽう|

まもなく 国境 線 に 到達 し ます 。 |くにざかい|せん||とうたつ||

( ガイ ) 早い な こちら の 援軍 は ? |はやい||||えんぐん|

( コテツ ) 集結 中 で は あり ます が まだ 十分な 態勢 は … 。 |しゅうけつ|なか|||||||じゅうぶんな|たいせい|

( ガイ ) 《 こちら の 態勢 が 整わ ぬ うち に 一気に 攻め 入ら れたら …》 |||たいせい||ととのわ||||いっきに|せめ|はいら|

( コテツ ) それにしても まさか 滝 隠れ が … 。 |||たき|かくれ|

嘆いて みて も 始まら ん 。 ➡ なげいて|||はじまら|

敵 が あの 小川 を 越えた 時点 で 宣戦 布告 と 見なし ➡ てき|||おがわ||こえた|じてん||せんせん|ふこく||みなし

攻撃 を 開始 する 。 ( コテツ ) はっ ! こうげき||かいし|||

♬~

ん ~… 。

( シカマル ) 《 あ ? アカデミー ?➡ ||あかでみー

アカデミー の 図面 なんか なかった はずだ が …》 あかでみー||ずめん||||

すいません ちょっと いい っす か 。

( 足音 ) あしおと

呼んだ かい ? よんだ|

( シカマル ) 先月 アカデミー から 入金 が あった こと に なって る ん す けど 。 |せんげつ|あかでみー||にゅうきん|||||||||

先月 ? せんげつ

ん ? あぁ これ ね 。

アカデミー の 補修 工事 を やった んだ 。 あかでみー||ほしゅう|こうじ|||

そん 時 の 図面 が ない ん す けど 。 |じ||ずめん|||||

いや そんな はず は ない が … 。

お っか し いな どこ に やった んだ ?

≪ ( 人々 の ざわめき ) ひとびと||

何 だ ? なん|

( ざわめき ) ん ?

上 ? うえ

( チョウジ ) どうした ? ナルト 。

何 だ ? なん|

そろそろ 姿 を 現す はずだ が … 。 |すがた||あらわす||

報告 し ます 接近 中 だった 滝 隠れ の 先ぽう は ➡ ほうこく|||せっきん|なか||たき|かくれ||せんぽう|

引き返し 始め ました 。 ( ガイ ) 何 !? ひきかえし|はじめ|||なん

本当に ただ の 演習 だった も ようで … 。 ほんとうに|||えんしゅう|||

では 盗ま れた 図面 は どこ に … 。 |ぬすま||ずめん|||

こ … これ は !

( チョウジ ・ ナルト ) ん ?

( チョウジ ) これ は シカマル ん と この … 。

これ が 図面 ? ああ 。 ||ずめん|

複雑に 暗号 化 さ れ 簡単に は 解読 でき ない ように 出来て る んだ 。 ふくざつに|あんごう|か|||かんたんに||かいどく|||よう に|できて||

( シカマル ) 《 しかし …》

( シカマル ) 《 ゲンノウ に 盗ま れた はずの 図面 が ➡ |||ぬすま|||ずめん|

どうして ここ に …》

♬ ( エンディングテ ー マ )

♬~

♬ 星屑 ☆ スチャスチャ 踊る 市松 の 夜 に ほしくず||おどる|いちまつ||よ|

♬ 『 あぁ まだ 帰り たく ない 』 と ||かえり|||

♬ 口 に は 出せ ない なぁ くち|||だせ||

♬ 思わせぶり テリー おもわせぶり|

♬ 愛す べき 顔 に 唾 を ‼ あいす||かお||つば|

♬ ミスタ ー クリケット

♬ 汗 臭い ステージ の あせ|くさい|すてーじ|

♬ 上 で 光る トロンボーン の うえ||ひかる||

♬ ピッチ が 段々 ぴっち||だんだん

♬ 外れて いって いる の も はずれて||||

♬ 気 に なる けど き|||

♬ そんな 事 より この 無い 胸 の |こと|||ない|むね|

♬ モヤモヤ は さっき 呑 んだ もやもや|||どん|

♬ コーラ の せい かしら ねぇ ? こーら||||

♬~

♬~

〈 った く 最近 の 生徒 って ば なって ねえ な !〉 ||さいきん||せいと|||||

( チョウジ ) 〈 普通 ポテチ 食ったり 焼き肉 食ったり …〉 |ふつう||くったり|やきにく|くったり

〈 漫画 読んだり …〉 ( チョウジ ) 〈 弁当 食ったり …〉 まんが|よんだり||べんとう|くったり

〈 お前 食う ことば っか じゃ ん 〉 ( チョウジ ) 〈 エヘ !〉 おまえ|くう||||||

( リー ) 〈… って 全部 サボり です か !?〉 〈 だって 自習 っつ ったら …〉 ||ぜんぶ|さぼり||||じしゅう||

( チョウジ ) 〈 ねぇ !〉 ( リー ) 〈 「 ねぇ 」 じゃ あり ませ ん 。 ➡

先生 が 見て い なくて も 修業 に 打ち込む ➡ せんせい||みて||||しゅぎょう||うちこむ

美しい 姿 じゃ ないで す か !〉 ( ナルト ・ チョウジ ) 〈 そう か ~?〉 うつくしい|すがた||||||||

( リー ) 〈 感動 し ました この 僕 が 彼ら の 修業 を ➡ |かんどう||||ぼく||かれら||しゅぎょう|

バックアップ し ようじゃ あり ませ ん か 〉 ( ナルト ・ チョウジ ) 〈 え ~!〉

( まる 子 ) さあ みんな 集まって 。 「 ちび まる 子 ちゃん 」 が 始まる よ ! |こ|||あつまって|||こ|||はじまる|

♬( オ ー プニングテ ー マ )