Bleach Episode 10 bleach|episode Bleach Episode 10

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光 みあげ||よぞら||ほし|さとる||ひかり La luce delle stelle nel cielo notturno che guarda in alto

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光 みあげ||よぞら||ほし|さとる||ひかり

一 つ 二 つ 鐘 の 音 は 響く 心 の 中 へ 広く 深く ひと||ふた||かね||おと||ひびく|こころ||なか||ひろく|ふかく Il suono di una o due campane è ampio e profondo nell'eco del cuore

物語 の よう な 星 の 雫 その 中 に 細い 線路 を 築く ものがたり||||ほし||しずく||なか||ほそい|せんろ||きずく Gocce di stelle come una storia Costruisci un sottile binario ferroviario in esso

時間 と ともに 時代 は 動く 流れる 星 は 静か に 動く じかん|||じだい||うごく|ながれる|ほし||しずか||うごく

目 を 閉じ て 耳 を すませ ば Good Bye め||とじ||みみ||すま せ||good|bye

放て 光 負け ず に しっかり 今 時 を 越え 誰 か に 届く まで はなて|ひかり|まけ||||いま|じ||こえ|だれ|||とどく|

栄光 の 光 は この 向こう に キミ たち と つくって いく ストーリー えいこう||ひかり|||むこう||きみ|||||すとーりー La luce della gloria è una storia che verrà creata con te laggiù

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光 みあげ||よぞら||ほし|さとる||ひかり La luce delle stelle nel cielo notturno che guarda in alto

古 の 思い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く ふる||おもい|ねがい||じだい||こえ|いろあせる|||とどく

キラリ 瞳 に 映る 誰 か の 叫び きらり|ひとみ||うつる|だれ|||さけび Il pianto di qualcuno riflesso negli occhi scintillanti

風 に 想い を 月 に 願い を 力 ある 限り 生き て くん だ 今日 も かぜ||おもい||つき||ねがい||ちから||かぎり|いき||||きょう|

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光 みあげ||よぞら||ほし|さとる||ひかり

古 の 想い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く ふる||おもい|ねがい||じだい||こえ|いろあせる|||とどく

僕ら の 想い も いつか 誰 か の 胸 に 光り 続けよ う あの 星 の よう に ぼくら||おもい|||だれ|||むね||ひかり|つづけよ|||ほし|||

皆さん こんばん は ！ 今週 の 『 ぶら 霊 』 は → みなさん|||こんしゅう|||れい|

空 座 町 で 夜な夜な 怨霊 の 叫び声 が 聞こえる と いう → から|ざ|まち||よなよな|おんりょう||さけびごえ||きこえる||

廃 病院 より 緊急 生 放送 で お 送り いたし ます ｡ はい|びょういん||きんきゅう|せい|ほうそう|||おくり||

今夜 我々 は 何 を 目撃 する こと に なる の でしょ う か ｡ こんや|われわれ||なん||もくげき||||||||

それでは 登場 し て いただき ま しょ う ！ |とうじょう||||||

新 世紀 の ｶﾘｽﾏ 霊 媒師 ！ しん|せいき|||れい|ばいし

地獄 の ﾒｯｾﾝｼﾞｬ ｰ ！ じごく|||

ﾐｽﾀ ｰ ﾄﾞﾝ 観音寺 ～ ! ! |||かんおんじ

と う っ ! !

ｽﾋﾟﾘｯﾂ ｱ ｰ ｵ ｰ ﾙｳｪｲｽﾞ ｳｨｽﾞ ﾕ ～ ! ! Spirito Aria All Ways Saggezza ~ !!

ﾎﾞﾊﾊﾊﾊ ～ ！

… あれ ？ ﾘｱｸｼｮﾝ 薄い なぁ ｡ なんだか わから ない ？ これ ｡ ||うすい|||||

ぶ ぶら 霊 …｡ 当ったり ！ おもしろい よ ね ～｡ ||れい|あたったり|||

それ じゃあ 黒崎 君 も ご 一緒 に ！ ||くろさき|きみ|||いっしょ| Allora Kurosaki-kun, per favore unisciti a noi!

ﾎﾞﾊﾊ …｡ ﾊﾞﾝｻﾞ ～ ｲ ｡

た たつ き ちゃん …｡ なに ？ は いはい ﾎﾞﾊﾊ ～ は →

ｱﾀｼ が 付き合って あげる から ｡ なんで ～ ？ ||つきあって|||

よっ 一 護 ｡ |ひと|まもる

浅野 です ｡ 水色 ｡ あさの||みずいろ

ﾎﾞﾊﾊﾊﾊ ～ ！

行か ねえ って なんで だ よ ! ? 日本 を 代表 する 人気 番組 だ ぞ ！ いか||||||にっぽん||だいひょう||にんき|ばんぐみ||

それ が 生 放送 で 空 座 町 に 来る ん だ ぜ ！ ||せい|ほうそう||から|ざ|まち||くる|||

これ を 見 に 行か ない など 町民 と して 死 ん だ も 同然 ！ ||み||いか|||ちょうみん|||し||||どうぜん

ｿﾞﾝﾋﾞ で 結構 ｡ 失せ ろ 失せ ろ ｡ ||けっこう|しっせ||しっせ|

朽木 さん も 誘った のに ～ ! ! くちき|||さそった|

ごきげん よ ～ う 黒崎 君 ｡ |||くろさき|きみ

ほ ～ ら 朽木 さん ﾎﾞﾊﾊﾊﾊ ～｡ ||くちき||

ｲﾔ だ ～ 恥ずかしく て でき ない わ ～｡ ||はずかしく||||

ｺｲﾂ … 徐々に 演技 の ﾊﾞﾘｴ ｰ ｼｮﾝ が 増え て や がる … |じょじょに|えんぎ||||||ふえ|||

ごきげん いかが かな ？

今 宵 も ﾍﾞｲﾋﾞ ｰ たち に ｽﾋﾟﾘｯﾂ の ささやき を → いま|よい|||||||||

お 聞か せ する ぜ ！ |きか|||

いかが です か ？ 観音寺 さん ｡ この 場所 は ！ |||かんおんじ|||ばしょ|

とんで も ねえ ｽﾋﾟﾘｯﾂ の ｽﾒﾙ が ﾋﾞﾝﾋﾞﾝ し や がる ｡

ｺｲﾂ は まさしく ！

ｽﾒﾙｽﾞ ﾗｲｸ ﾊﾞｯﾄﾞ ｽﾋﾟﾘｯﾂ ! !

ﾎﾞﾊﾊﾊﾊ ～ ! !

ﾎﾞﾊﾊﾊﾊ ～ ！

ＣＭ 入り ま ～ す ｡ ｃｍ|はいり||

ｵﾚ は 心 霊 番組 が 大嫌い だ ||こころ|れい|ばんぐみ||だいきらい|

観客 の 皆さん は 係員 の 指示 に 従って → かんきゃく||みなさん||かかりいん||しじ||したがって

浄 霊 会場 まで 移動 お 願い し ます ！ きよし|れい|かいじょう||いどう||ねがい||

黒崎 君 ！ ん ？ くろさき|きみ|

あの … こない だ は ごめん ね ｡ 何 が ？ ||||||なん|

たつ き ちゃん に 聞い た の 黒崎 君 こういう 番組 嫌い だって ｡ ||||ききい|||くろさき|きみ||ばんぐみ|きらい| Il signor Kurosaki, che ha chiesto a Tatsuki-chan, odia questo tipo di programma.

ｱﾀｼ 知ら なく て …｡ いい って 気 に し て ねえ し ｡ |しら|||||き|||||

ﾎﾞﾊﾊﾊﾊ ～ ！ ｱｲﾂ ら なんて →

ｵﾚ が 大嫌い な の 知って て あれ だ し なぁ ｡ ||だいきらい|||しって|||||

でも 来 た ん だ ね ｡ なんで ？ |らい|||||

あぁ … ｳﾁ は 妹 と 親父 が この 番組 の 大 ﾌｧﾝ だ から ｡ |||いもうと||おやじ|||ばんぐみ||だい|||

それ で 来 た の ？ ま ぁ な ｡ ||らい|||||

２ 人 だけ で 行け って の も かわいそう だ ろ ｡ じん|||いけ||||||

優しい ん だ ね 黒崎 君 は ｡ え ？ 普通 だ ろ ｡ やさしい||||くろさき|きみ|||ふつう||

うん そう だ ね … 普通 だ ｡ ||||ふつう|

普通 だ ね ｡ ふつう||

お ～ い 織姫 ～ 先 に 行っちゃ う ぞ ～ ！ ||おりひめ|さき||おこなっちゃ||

あ ～ たつ き ちゃん 待って よ ～ ！ ||||まって|

それにしても ど いつ も ｺｲﾂ も ﾜﾗﾜﾗ 集まり や が って … |||||||あつまり|||

どう し た 一 護 ！ |||ひと|まもる

ﾎﾞ ～ ﾊｯﾊｯﾊｯﾊ ！ 野郎 … ！ ||やろう

ほれ ほれ 何 を そんなに しかめ っ 面 を し て いる ？ ||なん|||||おもて||||

せっかく だ 楽しま ね ば 損 だ ぞ ｡ うる せ え な いつも だ よ ！ ||たのしま|||そん|||||||||

貴 様 も いつも 学業 と 死 神 の 仕事 の 両立 で → とうと|さま|||がくぎょう||し|かみ||しごと||りょうりつ|

疲れ て おる だ ろ う ｡ つかれ|||||

これ から も 厳しい 戦い は 続く の だ → |||きびしい|たたかい||つづく||

この 機会 に うんと 羽根 を 伸ばし て おけ ｡ |きかい|||はね||のばし||

ﾙｷｱ お前 …｡ |おまえ

とき に … これ は いったい 何 の 祭り な の だ ？ |||||なん||まつり|||

全然 わから ず つい て 来 た の か よ ! ? ぜんぜん|||||らい||||

しっか し なぁ … こんな 廃 病院 に 霊 なんて ﾎﾝﾄ に い ん の か よ ？ ||||はい|びょういん||れい||||||||

なぜ だ ？ そんな の が い たら お前 ら 死 神 が とっくに → |||||||おまえ||し|かみ||

成仏 さ せ てん じゃ ねえ か ？ そう と も 言え ん ｡ じょうぶつ||||||||||いえ|

こういう 場所 に いる の は 大概 が 地 縛 霊 だ ｡ |ばしょ|||||たいがい||ち|しば|れい|

ﾔﾂ ら は ふだん 土地 と 同化 し て いる から → ||||とち||どうか||||

ｿｳﾙ ･ ｿｻｴﾃｨ や 我々 の ｾﾝｻ ｰ に は めったに 引っかから ぬ の だ ｡ |||われわれ|||||||ひっかから|||

地 縛 霊 が 姿 を 現す 条件 は １ つ …→ ち|しば|れい||すがた||あらわす|じょうけん||

自分 の 領域 に 人間 が 入り込 ん だ とき だけ だ ｡ じぶん||りょういき||にんげん||はいりこ|||||

… ん ! ? どう し た の ？ ﾁｬﾄﾞ ｡

何 か 聞こえ ない か ？ なん||きこえ||

やめろ よ ﾁｬﾄﾞ … 気持 わり ぃ な …｡ |||きもち|||

気のせい じゃ ない の ？ きのせい|||

そう だ な … すま ん 気のせい だ ｡ |||||きのせい|

やっぱり 来 なきゃ よかった …｡ |らい||

どう し た ？ 夏 梨 ｡ 別に …｡ |||なつ|なし|べつに

地 縛 霊 の 叫び だ ｡ やはり い た よう だ な ｡ ち|しば|れい||さけび|||||||

ﾎﾛｳ の 叫び じゃ ねえ の か あれ ｡ ||さけび|||||

ﾎﾛｳ の 発生 に は いく つ か ﾊﾟﾀ ｰ ﾝ が ある の は 知って おろ う ｡ ||はっせい|||||||||||||しって||

その １ つ が この世 へ の 強い 執着 を 持つ 地 縛 霊 など が → |||このよ|||つよい|しゅうちゃく||もつ|ち|しば|れい||

放置 さ れる うち に ﾎﾛｳ に 堕 ち て しまう …｡ この 例 だ ｡ ほうち|||||||だ|||||れい|

じゃあ ｱｲﾂ は …｡

ﾎﾛｳ に 堕 ち かけ て いる ﾌﾟﾗｽ … ﾃﾞﾐﾎﾛｳ だ ｡ ||だ|||||||

たしかに 感覚 は ﾎﾛｳ に 近い けど …→ |かんかく||||ちかい|

白い 仮面 み たい な ﾔﾂ は 付け て ねえ な ｡ しろい|かめん||||||つけ|||

それ に 胸 の 孔 も まだ 開き きって ねえ ｡ ||むね||あな|||あき||

ﾎﾛｳ の 胸 の 孔 は 中心 を 亡くし 本能 の 塊 と なった こと の しるし ｡ ||むね||あな||ちゅうしん||なくし|ほんのう||かたまり|||||

ﾄﾞｸﾛ を 模 し た 白い 仮面 は → ||かたど|||しろい|かめん|

むき出し に なった 本能 を 外界 から 守る ため の 盾 …｡ むきだし|||ほんのう||がいかい||まもる|||たて

どちら も 中心 の ある うち に は 必要 の ない もの だ ｡ ||ちゅうしん||||||ひつよう||||

人 は 死ぬ と 因果 の 鎖 が 肉体 から 断ち切れる ｡ じん||しぬ||いんが||くさり||にくたい||たちきれる

普通 は そのまま 死 神 の 導き を 待つ が → ふつう|||し|かみ||みちびき||まつ|

現世 に 心残り の ある 者 は → げんせ||こころのこり|||もの|

その 対象 に 鎖 を からめ取ら れ て しまう ｡ |たいしょう||くさり||からめとら|||

ﾔﾂ の 中心 は この 病院 に 捕らわれ て いる の だ ｡ ||ちゅうしん|||びょういん||とらわれ||||

この 病院 は ｵﾚ の もん だ ！ 誰 に も 渡さ ねえ ぞ ! ! |びょういん||||||だれ|||わたさ||

ﾃﾒｴ ら 入って くん じゃ ねえ ! ! ||はいって|||

なんちゅう 俗 っぽい ﾔﾂ なん だ …｡ |ぞく||||

ＣＭ あけ ま ～ す ！ ｃｍ|||

お っ 何 か 始まる よう だ ぞ ！ ||なん||はじまる|||

ｽﾋﾟﾘｯﾂ ｱ ｰ ｵ ｰ ﾙｳｪｲｽﾞ ｳｨｽﾞ ﾕ ～ ！ ﾎﾞ ｰ ｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊ ! !

ﾎﾞﾊﾊﾊﾊﾊ ！ ﾎﾞ ～ ｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊ ！

おい いい の か よ ! ?

騒ぐ な ｡ 本来 ﾎﾛｳ に なる に は 何 か月 も かかる もの だ ｡ さわぐ||ほんらい||||||なん|かげつ||||

さて いよいよ 観音寺 さん の 浄 霊 が 始ま ろ う と し て おり ます ｡ ||かんおんじ|||きよし|れい||はじま|||||||

こんな 衆 目 に さらさ れ た 状態 で 暴れ られ て も 困る ｡ |しゅう|め|||||じょうたい||あばれ||||こまる

魂 葬 は 祭り の 後 で も よか ろ う ｡ いや でも よ …｡ たましい|ほうむ||まつり||あと||||||||

ﾎﾛｳ に なる 直前 と いう の は 恐ろしい 叫び声 を あげて → |||ちょくぜん|||||おそろしい|さけびごえ||

もっと 苦しむ もの だ ｡ |くるしむ||

あやつ が それほど 苦し ん で いる よう に 見える か ？ |||にがし||||||みえる|

あぁ ! ? なん だ ﾃﾒｴ ！

ﾃﾒｴ も ｵﾚ 様 の 病院 汚 そ うって ぇ の か ？ |||さま||びょういん|きたな|||||

いい 度胸 だ ｺﾗ ！ |どきょう||

変 な 帽子 被り や が って ！ へん||ぼうし|かぶり|||

見え ねえ な …｡ そう だ ろ う ？ みえ||||||

胸 の 開き かけ の 孔 に 妙 な 刺激 でも 与え ぬ かぎり → むね||あき|||あな||たえ||しげき||あたえ||

ﾎﾛｳ に なる まで まだ 半年 以上 は …｡ |||||はんとし|いじょう|

ぐ わ ぁ ぁ ～～ っ ! !

すぐ 成仏 さ せ て やる ぜ ﾍﾞｲﾋﾞ ｰ ！ |じょうぶつ|||||||

お ぉ ～ っ ！ 出 まし た 必殺 の 超 ｽﾋﾟﾘｯﾂ ･ ｽﾃｯｷ ! ! |||だ|||ひっさつ||ちょう||

この 段階 で これ を 使う と は まさしく 異例 ！ |だんかい||||つかう||||いれい

何 やって ん だ よ ｱｲﾂ ！ ﾊﾞｶ な ！ なん|||||||

あんな こと を し たら ﾎﾛｳ と なる の を →

早める だけ で は ない か ！ はやめる|||||

ｷｪ ～～ ｯ ! ! ｷﾙｷﾙｱｳﾅﾝ ｱｳﾏｸｷﾙﾅﾝ ！

やめろ ～ っ ! !

なん だ ？ ｱｲﾂ ｡ 警備 ！ 何 やって ん の ！ |||けいび|なん|||

う っ … う わ ぁ っ ！

こっち へ 来い ！ 死 神 化 する ぞ ! ! ||こい|し|かみ|か||

押さえろ ！ 放せ … ！ おさえろ|はなせ

いか ん ！ 放せ ！ ﾁｸｼｮ ｰ ! ! ||はなせ||

… って 誰 だ ！ |だれ|

どうも ｡ ｹﾞﾀ 帽子 ！ ||ぼうし

ﾎﾞ ｰ ｯ と して ない で 早く 行か ない と ｡ |||||||はやく|いか||

… そ そうだ ！ |そう だ

なぜ こんな 所 に いる ？ はい ？ ||しょ|||

どれ ここ は ひと つ 私 に お 任せ を …｡ あっ ｺﾗ ！ |||||わたくし|||まかせ|||

やめろ ～ っ ！ … ん ？

お ぉ ～ っと ！ ﾐｽﾀ ｰ 観音寺 宙 を 舞う ! ! |||||かんおんじ|ちゅう||まう

なん な ん だ ﾎﾞ ｰ ｲ ！

お前 も ｵﾚ が 見える の か ？ ｵﾌｺ ｰ ｽ ｡ おまえ||||みえる|||||

私 は 新 世紀 の ｶﾘｽﾏ 霊 媒師 ｡ わたくし||しん|せいき|||れい|ばいし

… そう か ！ さては 死 し て なお 私 の ﾌｧﾝ か ？ ﾎﾞ ｰ ｲ ！ |||し||||わたくし||||||

しば く ぞ ﾃﾒｴ ！

遅かった って の か … ！ おそかった|||

消え た … ？ きえ|

ｲｬｯﾊ ～ ！ ﾐｯｼｮﾝ ｺﾝﾌﾟﾘ ｰ ﾂ ! !

ﾏｼﾞ で か … ？ 違う … |||ちがう

ﾃﾞﾐﾎﾛｳ は ﾎﾛｳ と なる 瞬間 → |||||しゅんかん

一 度 霧散 し 別 の 場所 で 再 構成 さ れる ｡ ひと|たび|むさん||べつ||ばしょ||さい|こうせい||

しかも この 場所 に 中心 を 捕らわれ て い た の なら … ||ばしょ||ちゅうしん||とらわれ|||||

観音寺 ！ 観音寺 ！ かんおんじ|かんおんじ

ｲｪ ～ ｲ ！ ｻﾝｷｭ ｰ ! !

上 だ 一 護 ！ 上 を 見ろ ! ! うえ||ひと|まもる|うえ||みろ

ぐ わ ぁ ～～ っ ! !

な なん だ … ？

あれ は な ﾎﾛｳ って いって …｡ ん ! ?

感じる … 感じる ぞ ｡ かんじる|かんじる|

ｽ ｰ ﾊﾟ ｰ ﾃﾞｲﾝｼﾞｬ ｰ な 霊 の ｽﾒﾙ が ﾋﾞﾝﾋﾞﾝ と ！ |||||||れい|||||

さては ﾔﾂ め ！ さっき の 霊 の 敵討ち に 現れ た → |||||れい||かたきうち||あらわれ|

悪霊 の 親 玉 か ！ そう じゃ なく て …｡ あくりょう||おや|たま|||||

く 苦しい …｡ 喰 わせ ろ … ！ |くるしい|しょく||

ｸｯ …｡ 待て ！ |まて

逃げる ん だ ﾎﾞ ｰ ｲ ！ え ぇっ ! ? にげる|||||||

て や ぁ っ ！

ｶﾓﾝ ﾊﾞｯﾄﾞ ･ ｽﾋﾟﾘｯﾂ ！

新 世紀 の ｶﾘｽﾏ 霊 媒師 ﾄﾞﾝ 観音寺 様 が 相手 だ ！ しん|せいき|||れい|ばいし||かんおんじ|さま||あいて|

喰 わせ ろ ～ っ ！ しょく|||

何 やって ん だ よ ！ なん||||

なぜ 逃げ ない ん だ ﾎﾞ ｰ ｲ ！ ﾃﾒｴ こそ さっさと 逃げろ ！ |にげ||||||||||にげろ

逃げる だ と ？ 何 を 言う …｡ にげる|||なん||いう

思った とおり っす ねぇ ｡ おもった|||

すばらしい ｡ でも 状況 は 最悪 だ ｡ ||じょうきょう||さいあく|

さて どう し ます ？

ｺﾞ ｰ ﾙﾃﾞﾝ ﾁｬﾝｽ ！

逃げる ぞ ！ あぁ っ ！ にげる|||

どう し た の でしょう か ! ?

なるほど … やっぱり そういう 戦い 方 を する わけ っす ね ｷﾐ は ｡ |||たたかい|かた|||||||

入り口 の ｶﾞﾗｽ は 砕け 散り そば の 壁 は 破壊 さ れ て おり ます ！ いりぐち||||くだけ|ちり|||かべ||はかい|||||

これ は 見え ない 何者 か と 観音寺 氏 の 戦い の 激し さ を → ||みえ||なにもの|||かんおんじ|うじ||たたかい||はげし||

物語って いる の か ! ! ものがたって|||

大丈夫 あの 程度 の ﾎﾛｳ 黒崎 さん なら 問題 ない っす よ ｡ だいじょうぶ||ていど|||くろさき|||もんだい|||

しかし … ！ あまり 騒ぎ が 大きく なる の は よく ない ｡ ||さわぎ||おおきく|||||

観音寺 と いう 男 に も 多少 の 能力 は ある よう です し → かんおんじ|||おとこ|||たしょう||のうりょく|||||

ここ は 彼ら に 任せ ま しょ う ｡ ||かれら||まかせ|||

なぜ 逃げる ん だ ﾎﾞ ｰ ｲ ！ |にげる|||||

逃げろ っ つ っ た の は ﾃﾒｴ だ ろ う が ！ にげろ|||||||||||

あれ は ﾎﾞ ｰ ｲ １ 人 で 逃げろ と 言った ん だ ！ |||||じん||にげろ||いった||

私 は 逃げる わけ に は いか ない ！ わたくし||にげる|||||

ｱﾁｮ ～ ｯ ！

ﾎﾜ ～ ｯﾄ ! ?

なんで ｵﾚ は 逃げ て ﾃﾒｴ は 逃げる わけ に は いか ねえ ん だ よ ！ |||にげ||||にげる||||||||

説明 しろ ! ! せつめい|

それ は …｡

それ は 私 が …→ ||わたくし|

私 が ﾋ ｰ ﾛ ｰ だ から だ ｡ あ ？ わたくし|||||||||

ﾎﾞ ｰ ｲ は 私 の 番組 の 視聴 率 が どの くらい ある か → ||||わたくし||ばんぐみ||しちょう|りつ|||||

知って る かい ？ 答え たく ね …｡ しって|||こたえ||

その と ～ おり ！ 25 ％ ！

実に 国民 の ４ 人 に １ 人 が 見て いる ん だ ｡ じつに|こくみん||じん||じん||みて|||

そして その 視聴 者 の 多く は … 小さな 子供 な ん だ ｡ ||しちょう|もの||おおく||ちいさな|こども|||

子供 たち は 私 の 活躍 を 見 て 胸 躍らせ → こども|||わたくし||かつやく||み||むね|おどらせ

悪霊 に 立ち向かう 私 の 姿 を 見 て 勇気 の 何 たる か を 知る …｡ あくりょう||たちむかう|わたくし||すがた||み||ゆうき||なん||||しる

わかる か ？ ﾎﾞ ｰ ｲ ！ 彼ら の 見て いる 前 で → |||||かれら||みて||ぜん|

私 は 逃げる わけ に は いか ない の だ よ ！ わたくし||にげる||||||||

観音寺 … ｱﾝﾀ …｡ かんおんじ|

さ ぁ 戻って あの ﾓﾝｽﾀ ｰ と 戦 お う ｡ な っ … ！ ||もどって|||||いくさ||||

ﾊﾞｶ 野郎 ！ それ は ﾀﾞﾒ だ ！ |やろう||||

観客 が 巻き添え くったら どう する ! ? かんきゃく||まきぞえ|||

さっき の ﾔﾂ は ｵﾚ や ｱﾝﾀ み たい な 霊 的 濃度 の 高い 魂 を 狙って くる ！ ||||||||||れい|てき|のうど||たかい|たましい||ねらって|

ｱｲﾂ は 必ず こっち を 追って くる ｡ ||かならず|||おって|

ここ で 戦え ば 観客 に 犠牲 者 は 出 ねえ ん だ よ ！ ||たたかえ||かんきゃく||ぎせい|もの||だ||||

ﾎﾞ ｰ ｲ …｡ なんて こと だ ｡

ﾕ ｰ は そんな こと まで 考え て 戦って …｡ ||||||かんがえ||たたかって

ﾎﾞ ｰ ｲ …｡ 待った ｡ |||まった

来 や がった な ！ らい|||

喰 わせ ろ ～ ！ かかって … ！ しょく|||

… えっ ？

くっ ！ う っ ！ う ぅ ～…→

狭い ！ せまい

しまった … ここ じゃ 狭 すぎ て 斬 魄刀 が 振り回せ ねえ ！ |||せま|||き|はくかたな||ふりまわせ|

はっ ！ う わ っ ！

なん だ こりゃ ？ 取れ ねえ ！ |||とれ|

ﾁｯ … うまく 狙え ねえ ！ えっ ？ ||ねらえ||

ぐ わ ぁ ～～ っ ! ! う わ っ ！ ち ょ 待 っ … お っ ！ |||||||||ま|||

う わ ぁ ～ っ ! !

大丈夫 か ﾎﾞ ｰ ｲ ！ だいじょうぶ||||

また 来 た ～ ! ! |らい|

逃げろ 観音寺 ！ ぐ わ っ ! ! にげろ|かんおんじ|||

う わ っ ！ ｸｿｯ … ！

ち ょ ちょっと … ？ ぐ わ ぁ ～～ っ ! !

観音寺 … ？ ｹｶﾞ は ない か ？ ﾎﾞ ｰ ｲ ｡ かんおんじ|||||||

逃げろ ！ ｱﾝﾀ じゃ ｿｲﾂ に は …｡ ﾎﾞ ｰ ｲ ！ にげろ||||||||

私 とて 能力 者 の 端くれ …→ わたくし||のうりょく|もの||はしくれ

敵 と 自分 の 力 の 差 ぐらい わかって る つもり だ ｡ てき||じぶん||ちから||さ|||||

私 は ﾕ ｰ に 感銘 を 受け た の だ ｡ わたくし|||||かんめい||うけ|||

常に 人々 の 安全 を 第 一 に 考える … ｸﾞﾚｲﾄ ！ とわに|ひとびと||あんぜん||だい|ひと||かんがえる|

戦友 と 書 い て ｢ ﾄﾓ ｣ と 呼ば せ て くれ ！ せんゆう||しょ|||||よば|||

いえ 結構 です …｡ |けっこう|

う ぉぉ ～～～～ っ ! !

観音寺 流 最終 奥義 ！ ｷｬﾉﾝﾎﾞ ｰ ﾙ ! ! かんおんじ|りゅう|さいしゅう|おうぎ|||

破 っ ! ! やぶ|

あぁ ～～ っ ! !

ぐ は ぁ っ ! ! 観音寺 ! ! ||||かんおんじ

たとえ この 身 が 砕か れよ う と も → ||み||くだか||||

未来 ある ｷｯｽﾞ たち の 盾 と なって 消え て いける の なら → みらい|||||たて|||きえ||||

我が 生涯 に 一片 の 悔い なし ！ わが|しょうがい||いっぺん||くい|

戦友 よ … ！ せんゆう|

待て ！ まて

悪い な … おしまい だ よ ！ わるい||||

は ぁ っ ! !

やった ぁ ～ っ ! !

ｸﾞﾚｲﾄ ！ すばらしい ! ! すばらしい ！

すばらし ～ い ! ! 観音寺 …｡ ||かんおんじ

あんまり はしゃぐ な よ ｡

… なぜ だ ？ ﾎﾞ ｰ ｲ ｡ ﾓﾝｽﾀ ｰ は 倒し た ん だ ぞ ？ ||||||||たおし||||

ﾕ ｰ こそ もっと 喜 ん だ ら どう … ん ？ ||||よろこ|||||

なん だ … ？

そんな ！ 彼 は 私 が …｡ |かれ||わたくし|

これ は … ？ あれ は ﾎﾛｳ って ん だ ｡

霊 に 付い て いる 鎖 が ちぎれ 胸 に 孔 が 開く と → れい||つけい|||くさり|||むね||あな||あく|

霊 は 理性 を 失った 怪物 … ﾎﾛｳ に なる ん だ ｡ れい||りせい||うしなった|かいぶつ|||||

胸 に … 孔 ？ むね||あな

そんな …｡

私 が 今 まで やって き た こと は いったい …｡ わたくし||いま|||||||

私 は 自分 が ふがいない …｡ わたくし||じぶん||

おい 泣く の は もう そのへん に し とけ よ ﾋ ｰ ﾛ ｰ ｡ |なく||||||||||||

みんな が 待って る ぜ ｡ ||まって||

どう し た ？ 応え て やれ よ ｡ |||こたえ|||

それ が ﾋ ｰ ﾛ - の 務め だ ろ ？ ||||||つとめ||

ﾎﾞ ｰ ｲ …｡

お ～ っと ！

どうやら 観音寺 氏 の 浄 霊 が 終わった よう です ！ |かんおんじ|うじ||きよし|れい||おわった||

ﾐｯｼｮﾝ ｺﾝﾌﾟﾘ ｰ ﾂ ! ! ﾎﾞﾊﾊﾊﾊﾊ ～ ！

ﾎﾞﾊﾊﾊﾊﾊ ～ ！

ﾎﾞ ｰ ｲ … 見事 な 戦い だった ｡ |||みごと||たたかい|

私 は ﾕ ｰ の 勇気 と 機転 そして 強 さ に 敬意 を 表 する ｡ わたくし|||||ゆうき||きてん||つよ|||けいい||ひょう|

これ から も 私 に 力 を 貸し て くれ ｡ |||わたくし||ちから||かし||

ま ぁ … 時々 なら な ｡ ||ときどき||

ありがとう ｡ ﾕ ｰ は 今日 から 私 の …→ ||||きょう||わたくし|

一 番 弟子 だ ！ ひと|ばん|でし|

格下げ だ ぁ ～～ っ ! ! かくさげ|||