Neon Genesis Evangelion Episode 21
はい 、 ただいま 留守 に し て い ます 。 発信 音 の 後 に メッセージ を どうぞ 。
最後 の 仕事 か …
まるで 血 の 赤 だ な 。
拉致 さ れ た って 、 副 指令 が ?
今 より 2 時間 前 です 。 西 の 第 8 管区 を 最後 に 、 消息 を 絶って い ます 。
うち の 署 内 じゃ ない 。 あなた たち 諜報 部 は 何 やって た の ! ?
身内 に 内 報 、 および 先導 し た もの が い ます 。 その 人物 に 裏 を かかれ まし た 。
諜報 2 課 を 煙 に 巻 ける 奴 ? まさか !
加持 リョウジ 。 この 事件 の 首謀 者 と 目 さ れる 人物 です 。
で 、 私 の ところ に き た わけ ね 。 ご 理解 が 早く 、 助かり ます 。
作戦 課長 を 疑う の は 、 同じ 職場 の 人間 と して 心苦しい の です が 、 これ も 仕事 です ので 。
彼 と 私 の 経歴 を 考え れ ば 、 当然 の 処置 でしょ う ね 。
ご 協力 感謝 し ます 。 お 連れ しろ 。
久しぶり です 、 キール 議長 。 まったく 手荒 な 歓迎 です な 。
非 礼 を 詫びる 必要 は ない 。 君 と ゆっくり 話 を する ため に は 、 当然 の 処置 だ 。
相変わらず です ねぇ 、 私 の 都合 は 関係 無し です か 。
議題 と して いる 問題 が 急務 な の で ね 。 やむなく の 処置 だ 。
分かって くれ た まえ 。
委員 会 で は なく 、 ゼーレ の お出まし と は 。
われわれ は 、 新た な 神 を 作る つもり は ない の だ ! ご 協力 を 願い ます よ 、 冬 月 先生 。
( 冬 月 先生 … か … )
先生 ! 冬 月 先生 !
ん ? ああ 、 君 たち か 。
これ から ど ない です ? 鴨川 で ビール でも 。 また かね 。
リョウコ ら が 先生 と 一緒 なら 行く ゆう とり ます ん や 。
教授 も たまに は 顔 出せ ゆう て はり まし た で 。 ああ 、 分かった よ 。
たまに は こうして 外 で 飲む の も 良 か ろ う 。
君 は 優秀 だ が 、 人 の 付き合い と いう もの を 軽く 見て いる の が いか ん な 。 - 恐れ入り ます 。
ところで 冬 月 君 、 生物 工学 で 面白い レポート を 書 い て き た 学生 が いる ん だ が ね 、
碇 と 言う 学生 な ん だ が 、 知って る か ね ?
碇 ? … いいえ 。
君 の 事 を 話 たら 、 ぜひ 会い たい と 言って い た 。
その うち 連絡 が ある だ ろ う から よろしく 頼む よ 。
碇 君 です ね 、 分かり まし た 。
これ 読ま せ て もらった よ 、 2・3 疑問 は 残る が 、 刺激 の ある レポート だ ねぇ 。
ありがとう ござい ます 。 碇 ユイ 君 だった ね 、
この先 どう する つもり か ね ?
就職 か ? それとも ここ の 研究 室 に 入る つもり か ね ?
まだ そこ まで 考え て い ませ ん 。 それ に 、 第 3 の 選択 も ある ん じゃ あり ませ ん ?
家庭 に 入 ろ う か と も 思って いる ん です 。 いい 人 が いれ ば の 話 です けど 。
S 2 機関 を 自ら 搭載 し 、 絶対 的 存在 を 手 に し た エヴァンゲリオン 初 号 機 !
われわれ に は 具象 化 さ れ た 神 は 不要 な の だ よ 。
神 を 作って は いか ん 。
まし て 、 あの 男 に 神 を 手渡す わけ に は いか ん よ !
碇 ゲンドウ 。 信用 に 足る 人物 かな ?
六 分 儀 ゲンドウ ? 聞い た 事 は あり ます 。
い ぇ 、 面識 は あり ませ ん が …
いろいろ と 噂 の 絶え ない 男 です から 。 え ぇっ 、 私 を 身元 引受 人 に ?
いえ 、 うかがい ます 。 いつ うかがえ ば よろしい でしょう か ?
ある 人物 から あなた の 噂 を 聞き まし て ね 、 一 度 お 会い し たかった ん です よ 。
酔って 喧嘩 と は 、 意外 と 安っぽい 男 だ な 。
話す 間もなく 一方的 に 絡ま れ まし て ね 。
人 に 好か れる の は 苦手 です が 、 疎 ま れる の は 慣れ て ます 。
ま ぁ 私 に は 関係 の ない 事 だ 。
冬 月 先生 、 どうやら あなた は 、 僕 が 期待 し た 通り の 人 の よう だ 。
そう 。 彼 の 第 一 印象 は 、 嫌 な 男 だった 。
そして あの 時 は この 国 に 季節 、 四季 が あった 。
本当 か ね ! はい 、 六 分 儀 さん と 、 お付き合い さ せ て いた だい て ます 。
それ を 聞い た 時 、 私 は 驚き を 隠せ なかった 。
君 が あの 男 と 並 ん で 歩く と は …
あら 、 冬 月 先生 、 あの 人 は とても 可愛い 人 な ん です よ 。 みんな 知ら ない だけ です 。
知ら ない 方 が 幸せ かも 知れ ん な 。 あの 人 に 紹介 し た 事 、 ご 迷惑 で し た ?
いや … 面白い 男 で ある 事 は 認める よ 。 好き に は な れ ん が ね 。
だが 彼 は 、 ユイ 君 の 才能 と その バックボーン の 組織 を 目的 に 近づ い た と いう の が 仲間内 で の 通説 だった 。
その 組織 は 、 ゼーレ と 呼ば れる と いう 噂 を 、 その後 耳 に し た 。
セカンド インパクト 。 20 世紀 最後 の 年 に 、 あの 悲劇 は 起こった 。
そして 、 21 世紀 最初 の 年 は 、 地獄 しか なかった 。
他 に 語る 言葉 を 持た ない 年 だ 。
これ が かつて の 氷 の 大陸 と は な 。 見る 影 も ない !
冬 月 教授 。
君 か 。 よく 生き て い た な 。
君 は 例の 葛城 調査 隊 に 参加 し て い た と 聞い て い た が ?
運 良く 事件 の 前日 、 日本 に 戻って い た ので 、 悲劇 を 免れ まし た 。
そう か … 六 分 儀 君 、 君 は … 失礼 、 今 は 名前 を 変え て まし て 。
はがき ? 名刺 で は ない の か ね ?
碇 ! 碇 ゲンドウ !
妻 が 、 これ を 冬 月 教授 に 、 と うるさい ので 。 あなた の ファン だ そう です 。
それ は 光栄 だ な 。 ユイ 君 は どう して る ? この ツアー に は 参加 し ない の か ね ?
ユイ も 来 た がって い まし た が 、 今 は 子供 が いる ので ね 。
君 の 組織 、 ゼーレ 、 と か 言った か な 、 いや な 噂 が 絶え ない ねぇ 。
力 で 理事 会 を 押え 込む の は 、 感心 で きん 。
変わら ず の 潔癖 主義 だ 。 この 時代 に 、 きれい な 組織 など 生き残れ ませ ん よ 。
今回 の セカンド インパクト の 正式 調査 。 これ も 、 ゼーレ の 人間 だけ で 調査 隊 を 組め ば 、 いろいろ と 面倒 な 事 に なる 。
その ため の 間に合わ せ だ ろ 、 私 たち は 。
暗い とこ は 、 まだ 苦手 ね … いや な 事 ばかり を 思い出す わ 。
彼女 は ? 例の 調査 団 ただ 一 人 の 生き残り です 。
名 は 、 葛城 ミサト 。
葛城 ? 葛城 博士 の お嬢さん か !
はい 、 もう 2 年 近く も 口 を 開 い て い ませ ん 。 ひどい な 。
それ だけ の 地獄 を 見 た の です 。 体 の 傷 は 治って も 、 心 の 傷 は そう 簡単 に は 治り ませ ん よ 。
… そう だ なぁ 。 こっち の 調査 結果 も 簡単 に は 出せ ない なぁ 。
この 光 の 巨人 、 謎 だらけ だ よ 。
その後 国連 は 、 セカンド インパクト は 大 質量 隕石 の 落下 に よる もの と 正式 発表 し た 。
だが 、 私 の 目 から 見 れ ば 、 それ は あからさま に 情報 操作 を さ れ た もの だった 。
その 裏 に は ゼーレ 、 そして 、 キール と 言う 人物 が 見え隠れ し て い た 。
私 は 、 あの 事件 の 闇 の 真相 を 知り たく なった 。
その先 に 、 たとえ 碇 ユイ の 名 が あ ろ う と も 。
なぜ 巨人 の 存在 を 隠す !
セカンド インパクト を 知って い た ん じゃ ない の か ね 、 君 ら は 。 その 日 、 あれ が 起こる 事 を 。
君 は 運 良く 事件 の 前日 に 引き揚げ た 、 と 言って い た な 。
全て の 資料 を 一緒 に 引き揚げ た の も 、 幸運 か ?
こんな 物 が 処分 さ れ ず に 残って い た と は 意外 です 。
君 の 資産 、 いろいろ と 調べ させ て もらった 。
子供 の 養育 に 金 は かかる だ ろ う が 、 個人 で 持つ に は 額 が 多 すぎ ない か ね ?
さすが 冬 月 教授 。 経済 学部 に 転向 なさったら どう です ?
セカンド インパクト の 裏 に 潜む 、 君 たち ゼーレ と 、 死 海 文書 を 公表 さ せ て もらう 。
あれ を 起こし た 人間 たち を 、 許す つもり は ない !
お 好き に 。 ただ 、 その 前 に お 目 に かけ たい もの が あり ます 。
随分 潜る ん だ なぁ 。
ご 心配 です か ? 多少 ね 。
これ は … われわれ で は ない 、 誰 か が 残し た 空間 です よ 。
89 % は 埋まって い ます が ね 。
もと は きれい な 球 状 の 地底 空間 か …
あれ が 、 人類 が もてる 全て を 費やし て いる 施設 です 。
あら 、 冬 月 先生 。
赤木 君 、 君 も か ね 。
ええ 、 ここ は 目指す べき 生体 コンピュータ の 基礎 理論 を 模索 する 、 ベスト な 所 です の よ 。
MAGI と 名づける つもり です わ 。 MAGI ? 東方 より 来たり し 三 賢 者 か 。
見せ たい もの と は 、 これ か ? いいえ 、 こちら です 。
リツコ 、 すぐ 戻る わ 。
これ は … まさか 、 あの 巨人 を ! ?
あの 物体 を われわれ ゲヒルン で は アダム と 呼 ん で い ます 。 が 、 これ は 違い ます 。
オリジナル の もの で は あり ませ ん 。
では … そうです 。 アダム より 人 の 造り し もの 、 エヴァ です 。
エヴァ ! われわれ の アダム 再生 計画 、
通称 E 計画 の 雛形 たる 、 エヴァ 零 号 機 だ よ 。
神 の プロトタイプ か 。 冬 月 。
俺 と 一緒 に 人類 の 新た な 歴史 を 作ら ない か 。
あの 、 先輩 ! あぁ 、 ごめんなさい 、 レイ の 再 テスト 、 急ぎ ま しょ 。
葛城 さん 、 今日 見 ませ ん ね 。 そう ね 。
葛城 さん ? そ ー 。 葛城 ミサト 、 よろしく ね !
母さん 、
先日 葛城 と 言う 子 と 知り合い まし た 。
他の 人 たち は 私 を 遠巻き に 見る だけ で 、
その 都度 母さん の 名前 の 重 さ を 思い知ら さ れる の です が 、
なぜ か 彼女 だけ は 私 に 対 し て も 屈託 が あり ませ ん 。
彼女 は 例の 調査 隊 ただ 一 人 の 生き残り と 聞き まし た 。
一 時 失語症 に なった そうです が 、 今 は ブランク を 取り戻す か の よう に ベラベラ と 良く 喋り ます 。
リッ ちゃん 、 こっち は 変わら ず 地下 に 潜り っぱなし です 。
支給 の お 弁当 に も 飽き まし た 。
上 で は 第 二 遷都 計画 に よる 第 三 新 東京 市 の 計画 に 着工 し た よう です 。
この ところ ミサト が 大学 に 来 ない ので 、 理由 を 白状 さ せ たら 、 バカ みたい で し た 。
ずっと 彼 氏 と アパート で 寝 て い た そう です 。 飽き も せ ず 、 一 週間 も だらだら と !
彼女 の 意外 な 一面 を 知った 感じ です 。
今日 紹介 さ れ まし た 。 顔 は いい の です が 、
どうも 私 は あの 軽い 感じ が 馴染め ませ ん 。
昔 から 男の子 が 苦手 で し た ね 、 リッ ちゃん は 。
やはり 女手 一 つ で … ごめんなさい 、 ずっと 放任 し て た もの ね 。
嫌 ね 、 都合 の いい 時 だけ 母親 面 する の は 。
… 母親 か …
なぜ ここ に 子供 が いる ! 碇 所長 の 息子 さん です 。
碇 、 ここ は 託児 所 じゃ ない 。 今日 は 大事 な 日 だ ぞ 。
ごめんなさい 冬 月 先生 、 私 が 連れ て き た ん です 。
ユイ 君 。 今日 は 君 の 実験 な ん だ ぞ 。
だから なん です 。 この 子 に は 明るい 未来 を 見せ て おき たい ん です 。
それ が ユイ さん 最後 の 言葉 で し た 。
イレギュラー な 事件 は 彼女 を この世 から 消し去って しまい まし た 。
私 の 、 願い そのまま に 。 何て 嫌 な 女 な ん でしょ う ね 。
リッ ちゃん 、 この 日 を 境 に 碇 所長 は 変わった わ 。
この 一 週間 どこ へ 行って い た 。
傷心 も いい 。 だが 、 もう おまえ 一 人 の 体 じゃ ない 事 を 自覚 し て くれ 。
分かって いる 。 冬 月 、 今日 から 新た な 計画 を 推奨 する 。
キール 議長 に は 提唱 済み だ 。
まさか 、 あれ を ! そうだ 。
かつて 誰 も が 為 し 得 なかった 神 へ の 道 、 人類 補完 計画 だ よ 。
母さん 、 MAGI の 基礎 理論 、 完成 おめでとう 。
その お 祝い と 言う わけ で も ない けど 、 私 の ゲヒルン へ の 正式 入所 が 内定 し まし た 。
来月 から 、 E 計画 勤務 と なり ます 。
誰 だ !
技術 開発 部 赤木 リツコ 。 これ ID 。
発令 所 の 躯体 が でき た そう だ から 見 に き た ん だ けど 、 迷路 ね 、 ここ 。
発令 所 なら 今 、 所長 と 赤木 博士 が 見え て ます よ 。
本当 に いい の ? ああ 、 自分 の 仕事 に 後悔 は ない 。
嘘 ! ユイ さん の 事 忘れ られ ない ん でしょ 。
でも いい の 。 私 。
あれ が ゲヒルン 本部 だ よ 。
所長 、 おはよう ございます 。 お 子 さん 連れ です か ?
あら 、 でも 確か 男の子 …
シンジ で は あり ませ ん 。 知人 の 子 を 預かる 事 に なり まし て ね
綾 波 レイ と 言い ます 。
レイ ちゃん 、 今日 は 。
この 子 、 誰 か に … ユイ さん ?
綾 波 レイ に 関 する 全 ファイル 、 抹消 済み ?
白紙 だ わ 。 どういう 事 ?
MAGI - CASPER 、 MAGI - BALTHASAR 、 MAGI - MELCHIOR 。
MAGI は 三 人 の 私 。 科学 者 と して の 私 、
母親 と して の 私 、 女 と して の 私 。
その 3 つ が せめ ぎ あって る の 。 3 つ の 母さん か 。
後 は 電源 を 入れる だけ ね 。
今日 、 先 帰る わ ね 。 ミサト が 帰って くる の よ 。
そう そう 、 彼女 、 ゲヒルン に 入って た の ねぇ 。 確か 、 ドイツ 。
ええ 、 第 三 支部 勤務 。 じゃあ 、 遠距離 恋愛 ね 。
別れ た そう よ 。 あら 、 お 似合い の カップル に 見え た のに 。
男 と 女 は 分から ない わ 。 ロジック じゃ ない もの 。
そういう 醒 め た ところ 、 変わら ない わ ね 。 自分 の 幸せ まで 、 逃し ちゃ う わ よ 。
幸せ の 定義 なんて 、 もっと 分から ない わ よ 。 さて と 、 飲み に 行く の 久しぶり だ わ 。
お 疲れ さま 。 お 疲れ さま 。
… ? 何 か ご用 ? レイ ちゃん ! 道 に 迷った の 。
あらそう 。 じゃあ 私 と 一緒 に 出よ う か ? - いい 。
でも 、 一 人 じゃ 帰れ ない でしょ ? 大きな お 世話 よ 、 ばあさん 。
… 何 ? 一 人 で 帰れ る から 放っと い て 、 ばあさん 。
人 の 事 ばあさん 、 なんて 言う もん じゃ ない わ 。 だって あなた ばあさん でしょ ?
怒る わ よ 、 碇 所長 に 叱って もらわ なきゃ 。
所長 が そう 言って る の よ 、 あなた の 事 。 嘘 !
ばあさん は しつこい と か 、 ばあさん は 用 済み だ と か 。
ばあさん は しつこい と か 、 ばあさん は 用 済み だ と か 。
ばあさん は 用 済み 。 所長 が 言って る の よ 。
あなた の 事 。
… あんた な ん か 、 あんた なんか 死 ん で も 代わり は いる の よ 、 レイ 。
私 と 同じ ね 。
キール ローレンツ を 議長 と する 人類 補完 委員 会 は 、
調査 組織 で ある ゲヒルン を 即日 解体 。
全 計画 の 遂行 組織 と して 特務 機関 ネルフ を 結成 し た 。
そして われわれ は 、 そのまま 籍 を ネルフ へ と 移し た 。
ただ 一 人 、 MAGI システム 開発 の 功績 者 、 赤木 博士 を 除 い て 。
君 か … ご無沙汰 です 。
外 の 見張り に は 、 しばらく 眠って もらい まし た 。
この 行動 は 、 君 の 命取り に なる ぞ 。
真実 に 近づき たい だけ な ん です 。 僕 の 中 の ね 。
ご 協力 、 ありがとう ござい まし た 。
もう いい の ? はい 、 問題 は 解決 し まし た から 。
そう … 彼 は ?
存じ ませ ん 。
よ ぅ 、 遅かった じゃ ない か 。
ただいま …
葛城 、 俺 だ 。 多分 この 話 を 聞い て いる 時 は 、 君 に 多大 な 迷惑 を かけ た 後 だ と 思う 。
すまない 。 リッ ちゃん に も すま ない と 謝って おい て くれ 。
後 、 迷惑 ついでに 俺 の 育て て い た 花 が ある 。
俺 の 代わり に 水 を やって くれる と 嬉しい 。 場所 は シンジ 君 が 知って る 。
葛城 、 真実 は 君 と ともに ある 。 迷わ ず 進 ん で くれ 。
もし 、 もう 一 度 会え る 事 が あったら 、
8 年 前 に 言え なかった 言葉 を 言う よ 。 じゃ 。
午後 、 0 時 、 2 分 、 です 。
バカ … あんた 、 ほんと に バカ よ …
その 時 僕 は 、 ミサト さん から 逃げる 事 しか でき なかった 。
他 に は 何も でき ない 、 何も 言え ない 子供 な ん だ と 、 僕 は 分かった 。
シンジ に 負け た こと で 、 精神 の 落し穴 に 落ちこむ アスカ 。
さらに 使徒 の 精神 攻撃 が 、 彼女 の 心 に とどめ を さす 。
シンジ は アスカ に なぐさめ の ことば を もた なかった 。