Neon Genesis Evangelion Episode 26
自分 が い なく なる こと 。
でも 、 こんな 自分 なら 、 い なく て も いい と 思う 。 どうして ?
だって 、 私 は いら ない 人間 だ もの 。
やっぱり 僕 は 、 いら ない 子供 な ん だ ! 僕 の こと な ん か 、 どうでも いい ん だ !
どうでも いい と 思う こと で 、 逃げ てる でしょ ? 失敗 する の が こわい ん でしょ ?
人 から 嫌わ れる の が 恐い ん でしょ ? 弱い 自分 を 見る の が 恐い ん でしょ う ?
そんな の 、 ミサト さん も 同じ じゃ ない か !
そう よ 。 私 たち は みんな 同じ な の よ 。 心 が どこ か 欠け て いる の 。
それ が 恐い の 。 不安 な の 。
だから 、 今 、 一 つ に な ろ う と して いる 。
互いに 埋め 合 お う と して いる 。 それ が 、 補完 計画 。
人 は 、 群れ て い なけ れ ば 生き られ ない 。
人 は 一 人 で 生き て いけ ない 。
自分 は 一 人 しか い ない のに 。
だから 辛い ん だ な 。
だから さみしい の よ 。
だから 、 心 を 、 体 を 重ね たい の 。
一 つ に なり たい の ね 。
人 は 、 脆く 、 弱い もの で でき て いる 。
心 も 体 も 、 脆く て 弱い もの で でき て いる 。
だから 、 お互いに 補完 し 合わ ね ば なら ない 。
そう し なけ れ ば 生き て いけ ない から だ 。
なぜ 、 生き てる の ?
それ を 知り たく て 、 生き てる の か な ?
誰 の ため に 生き てる の ? もちろん 、 私 の ため よ 。
多分 、 自分 の ため に 。
生き て い て 嬉しい ? 分から ない 。
生き て い て 嬉しい ? 嬉しい に 決まって る わ よ 。
生き て い て 嬉しい ? 楽しい こと しか 、 し たく ない の 。
さみしい の は 、 嫌い かい ? 好き じゃ ない です 。
辛い の は 、 嫌い かい ? 好き じゃ ない わ 。
だから 逃げる の か ?
そう よ 。 嫌 な こと から 逃げ出し て 、 何 が 悪い って 言う の よ !
逃げ ちゃ だめ だ 。 どうして 逃げ て は いけない の ?
逃げ たら 辛い ん だ ! 辛い こと から 逃げ出し た のに ?
辛かった ん だ よ ! 辛い こと が 分かって る ん なら 、 それ で いい じゃ ん 。
そう 。 辛かったら 逃げ て も いい の よ 。
本当 に 嫌 だったら 、 逃げ出し て も いい の 。
でも 嫌 だ ! 逃げる の は もう 嫌 な ん だ よ !
そう 、 逃げ ちゃ だめ な ん だ !
それ は 、 ただ 逃げる ほう が もっと 辛い と 感じ て いる から よ 。
逃げ出し た 辛 さ を 知った から 。 だから 逃げる の が 嫌 な の ね 。
だって 、 逃げ出し たら 誰 も 相手 に し て くれ ない ん だ !
僕 を 捨て ない で 。 お 願い だ から 、 僕 を 捨て ない で !
人 の 言う こと に は おとなしく 素直 に 従う 。 それ が あの 子 の 処 世 術 じゃ な の ?
そう だ よ 、 そう し ない と また 捨て られ ちゃ う ん だ 。
自分 が 傷つく の が 恐い ん でしょ う 。 そう 思い込 ん で いる だけ でしょ ?
傷つ い て いる の は 、 シンジ 一 人 だけ じゃ ない よ 。 難儀 な ん は 、 おまえ 一 人 や ない で ぇ 。
そう 考える と 楽 だ から 、 そう 思って いる だけ ね 。
うるさい ! そんな の 関係ない よ ! 僕 の こと な ん か 、 どうでも いい ん だ !
そう やって 、 すぐに 自分 の 価値 を 放り出す 。 私 に は 、 何も ない もの 。
ま ぁ た 、 価値 が ない ん だ 、 と 思い込む !
そう 思って 何も し なけ れ ば 、 傷つく こと も ない もの 。
人 に 誉め られる こと で 、 自分 を 維持 し て いる の よ 。
誰 も 僕 を 受け入れ て くれ ない ん だ 。 そう 思い込 ん で いる だけ でしょ ?
だから 僕 は 、 エヴァ に 乗ら なきゃ いけない 。
自分 に は 、 最初 から 価値 が ない と 思い込 ん で いる だけ な ん でしょ ?
そう し なきゃ いけない ん だ ! そんな 事 ない さ 。
そう 思い込 ん でる だけ や で 。 きっと 。
違う 。 僕 に 価値 は ない 。 誇れ る もの が ない 。
だから エヴァ に 乗って る 。 エヴァ に 乗る こと で 、 僕 は 僕 で い られる 。
エヴァ に 乗る こと で 、 私 は 私 で い られる 。
エヴァ に 乗る 前 の 僕 に は 、 何も なかった 。
僕 は エヴァ に 乗って いる から ここ に い られる 。
他 に は 何も ない の 。 他 に は 何も ない もの 。
僕 に は 何も ない 。 何も ない ん だ 。
僕 に は ない 。
僕 は 、 僕 が 嫌い な ん だ 。
あんた な ん か 、 嫌い 、 嫌い ! 大 っ 嫌い !
おまえ な ん か 、 大 っ 嫌い や ! 僕 は 嫌い だ な 、 君 の こと が 。
ごめんなさい 、 あなた の こと 嫌い な の 。
嫌い ね 。 嫌い です ね 。
嫌い だ よ 。 嫌い です 。 あなた の こと 。
嫌い だ な 、 君 の こと が 。 大 っ 嫌い !
ほら 、 みんな そう 思って る 。
きっと そう 思って る ん だ ! そう 思い込 ん で いる だけ でしょ 。
違う ! だって 、 僕 は 僕 が 嫌い だ もの !
だから 、 みんな も そう だ と 思い込 ん でる 。
嫌い 、 嫌い ! 大 っ 嫌い !
でも 、 誉め て くれる ん だ 。 エヴァ に 乗る と 、 誉め て くれる ん だ !
人 に 誉め られ た ん だ 。
人 に 誉め られ た ん だ !
どちら が ほんと の 気持ち な の ?
分から ない 。 いや 、 どっち も ほんと の 気持ち だ 。
だから エヴァ に 乗る の ね 。
今 の 僕 に は 、 エヴァ しか ない から 。 そう し ない と 自分 が 保て ない の ね 。
確かに エヴァ 初 号 機 は 、 あなた の 心 の 一部 だ わ 。
けど エヴァ に すがって いる と 、 エヴァ そのもの が あなた 自身 に なって しまう 。
エヴァ そのもの が 君 の すべて に なって しまう 。
本当 の あなた 自身 は 、 どこ に も い なく なって しまう の よ 。
いい ん だ ! もともと 僕 に は 何にも なかった ん だ 。
習って い た チェロ だって 、 何にも なら なかった ん だ 。
自分 から 何も し なかった だけ じゃ ない の 。 でも 、 今 は エヴァ に 乗れ る ん だ !
で 、 その うち エヴァ が なけ れ ば 何も でき なく なる の よ 。 私 みたい に 。
それ が 僕 の すべて だ から 。
雨 。
憂鬱 な 気分 。 僕 の 気分 みたい だ 。 好き じゃ ない
夕日 。 消え て いく 命 。 私 の 願い 。 好き じゃ ない 。
朝 。 今日 の 始まり 。 嫌 な 一 日 の 始まり 。 好き じゃ ない 。
青い 空 。 暖かい もの 。 慣れ ない もの 。
恐い もの 。 いら ない もの 。 好き じゃ ない 。
みんな 、 みんな 、 大 っ 嫌い !
何 を 願う の ?
何 が ほしい の ?
何 を 求め て いる の ?
私 を 嫌わ ない で !
恐い もの は
ほしい もの は
そば に い て も いい の ? ここ に い て も いい の ?
私 の こと 、 好き ?
ママ の ところ に 行き たい の ? 行き たく ない 。
お 父さん の ところ へ 行か ない の ? 行き たく ない 。
どうして ?
嫌わ れる の が 恐い から 。
私 が 消え て しまう かも しれ ない から 。
何 を 願う の ?
何 を 求める の ?
幸せ で は ない の ね 。 その 前 に ほしい ん だ 。
僕 に 価値 が ほしい ん だ 。
誰 も 僕 を 捨て ない 、 大事 に し て くれる だけ の 。
それ は あなた 自身 で 認める しか ない の よ 。 自分 の 価値 を 。
僕 に は 価値 が ない 生き て いく だけ の 価値 が ない 。
では 、 あなた は 何 ?
じゃあ 、 僕 って 何 ? 僕 って 何 な ん だ !
これ は … 僕 だ !
僕 を 他人 に 見せ て いる 形 。 僕 と いう 記号 だ !
これ も 、 これ も 、 これ も 、
みんな 僕 を あらわす もの に 過ぎ ない 。
僕 を 他人 に 認識 さ せ て いる もの に 過ぎ ない 。
じゃあ 僕 って 何 だ ?
これ は 僕 、 本当 の 僕 。 偽り の 僕 。
あなた は あなた 。 ただ あなた 自身 の 広がり と 、 境目 が ある の 。
そう だ 。 僕 の 服
僕 の 靴 、 僕 の 部屋 。
それ ら は 僕 の 一部 。 あなた の 意識 で 繋がって いる 、 モノ 。
僕 と 感じ て いる もの が 僕 。 僕 は 僕 自身 で しか ない の か ?
でも 僕 が 分から ない 、 僕 は どこ に いる ん だ ?
僕 って 何 な ん だ ! 僕 って 何 な ん だ !
誰 も 僕 の こと なんか 分かって くれ ない ん だ !
あんた バカ ぁ ? そんな の 、 あったり まえ じゃ ん !
誰 も あんた の こと なんて 、 わかん ない わ よ !
あなた の こと を いたわり 、 理解 できる の は 、 あなた 自身 しか い ない の よ 。
だから 、 自分 を 大事 に し なさい 。
そんな 事 言った って 、 自分 が ない ん だ 、 分から ない ん だ !
大事 に できる わけない よ !
やはり 、 不安 な の よ 。 今 の あなた 。
今 の あなた の 周り の 人々 。
今 の あなた を 取り巻く 環境 。
どれ も ずっと 永遠 に 続く もの で は ない わ 。 あなた の 時間 は 常に 流れ 、
あなた の 世界 は 変化 の 連続 で でき て いる 。
何より も 、 あなた の 心 次第 で いつ で も 変わる もの な の よ 。
これ は ? 何も ない 世界 。
誰 も い ない 世界 。 自由 の 世界 。
自由 ?
何者 に も 束縛 さ れ ない 、 自由 の 世界 だ よ 。
これ が 自由 ? そ 。 自由 の 世界 。
その 代わり に 、 何も ない 。 僕 が 考え ない 限り 。
そう 。 あなた が 考え ない 限り 。 そんな 、 どう し たら いい の か 分か ん ない よ 。
不安 な の ね 。 自分 の イメージ が ない の ね 。
漠然 と し すぎ てる 。 何も つかめ ない 世界 。
君 の 好き に し て いい 世界 。 けど 、 あなた は 不安 な の ね 。
どう し たら いい の か 、 分から ない の か ね ? どう し たら い い ん です か ?
不自由 を やろ う 。 ほら 、 これ で 天地 が でき た わ 。
でも これ で 、 自由 が 一 つ 、 消え た 。
あなた は 地 に 立た なけ れ ば なら ない 。 だが 、 君 は 安心 する 。
自分 の 心 が 少し 楽 に なった から 。
そして 、 歩 い て いく 。 それ は 、 あなた の 意志
これ が 、 僕 の 意志 ? 世界 に 地 が 存在 する の は 、 あなた の 周り の 世界
せ やけど 、 おまえ は 自由 に 動け る ん や 。 その 気 に なれ ば 世界 の 位置 を 変える 事 も できる さ 。
そして 、 世界 の 位置 も 常に 同じ ところ で は ない の 。
時 の 流れ と ともに 、 変わって いく もの さ 。
君 自身 も 変わる 事 が できる 。
おまえ を かたどって いる の は 、 おまえ 自身 の 心 と 、 その 周り の 世界 だ から な 。
だって 、 これ は あなた の 世界 です もの 。 あなた が 捉え て いる 、 現実 の 形 な の よ 。
これ は … 何も ない 空間 。
何も ない 世界 。 僕 の ほか に は 何も ない 世界 。
僕 が よく 分から なく なって いく 。 自分 が なくなって いく 感じ 。
僕 と いう 存在 が 消え て いく 。
ここ に は 、 あなた しか い ない から よ 。 僕 しか い ない から ?
自分 以外 の 存在 が ない と 、 あなた は 自分 の 形 が 分から ない から 。 自分 の 形 …
そう 。 他の 人 の 形 を 見る 事 で 、 自分 の 形 を 知って いる 。
他の 人 と の 壁 を 見る 事 で 、 自分 の 形 を イメージ し て いる 。
あなた は 、 他の 人 が い ない と 自分 が 見え ない の 。
他の 人 が いる から 、 自分 が い られる ん じゃ ない か 。 一 人 は 、 どこ まで 行って も 一 人 じゃ ない か 。
世界 は みんな 僕 だけ だ !
他人 と の 違い を 認識 する 事 で 、 自分 を かたどって いる の ね 。
一 番 最初 の 他人 は 、 母親 。 母親 は 、 あなた と は 違う 人間 な の よ 。
そう 、 僕 は 僕 だ 。 ただ 、 他の 人 たち が 僕 の 心 の 形 を 作って いる の も 確か な ん だ !
そう よ 。 碇 シンジ 君 。 やっと 分かった の ? バカ シンジ !
ようやく お 目覚め ね 、 バカ シンジ 。
なん だ 、 アスカ か 。
なん だ と は 何 よ 、 こうして 毎朝 遅刻 し ない よう に 、 起こし に 来 て やって る のに 。
それ が 幼なじみ に ささげる 感謝 の 言葉 ぁ ?
うん 、 ありがとう … だ から 、 もう 少し 、 寝かせ て …
何 甘え て ん の ! も ぉ 、 さっさと 起き なさい よ !
エッチ 、 バカ ! ヘン タイ ! 信じ らん ない ! 仕方ない だ ろ ! 朝 な ん だ から !
シンジ ったら 、 せっかく アスカ ちゃん が 迎え に 来 て くれ て いる のに 、 仕様 の ない 子 ね 。
あなた も 、 新聞 ばかり 読 ん で ない で 、 さっさと 支度 し て ください !
もう 、 いい 年 し て シンジ と 変 わん ない ん だ から … 君 の 支度 は いい の か ?
はい いつ でも ! もう 、 会議 に 遅れ て 冬 月 先生 に 文句 いわ れる の 、 私 な ん です よ 。
君 は もてる から な 。
バカ 言って ない で 、 さっさと 着替え て ください ! ああ 、 分かって る よ 、 ユイ 。
ほ ぉ ら 、 さっさと し なさい よ ぉ ! 分かって る よ 、
ほんと 、 うるさい ん だ から アスカ は … 何で すって ぇ ?
じゃあ おば 様 、 行って き ま ー す ! 行って き ま ー す …
はい 、 行って らっしゃい 。
ほら 、 もう ! あなた ! いつまで 読 ん で いる ん です か ! ああ 、 分かって る よ 、 ユイ 。
今日 も 転校 生 が 来る ん だって ね 。
まあ ね 。 ここ も 来年 は 遷都 さ れ て 、 新た な 首都 に なる ん です もの 。 どんどん 人 は 増え て いく わ よ 。
そう だ ね 。 どんな 子 か なぁ 。 可愛い 子 だったら いい な 。
あー 、 遅刻 遅刻 ぅ ! 初日 から 遅刻 じゃ 、 かなり ヤバイ 、 って 感じ だ よ ね ー !
ごめん ね 、 マジ で 急 い で た ん だ !
ほんと 、 ごめん ね ー !
なぁ ~ に ぃ ! で 、 見 たんか ? その 女 の パンツ !
別に 、 見 た って わけ じゃ … ちらっと だけ 。
カァ ~ ッ ! 朝っぱら から 運 の ええ やっちゃ なぁ ! いっ 、 いて て て て !
いきなり 何 す ん の や 、 もう ! イインチョ !
鈴 原 こそ 、 朝っぱら から 何 バカ な こ と 言って ん の よ !
ほら ! さっさと 花瓶 の お 水 変え て き て ! 週番 でしょ !
ほん ま 、 うるさい やっちゃ なぁ ! なんで すって ぇ ! ?
尻 に 敷か れる タイプ だ な 、 トウジ って 。
あんた も でしょ 。 なんで 僕 が 尻 に 敷か れる タイプ な ん だ よ !
何 よ 、 ほんと の こと 言った まで じゃ ない の 。 どうして だ よ !
見 た まん ま じゃ ない ! アスカ が いつも そう やって . . .
いや ~ ぁ 、 平和 だ ねぇ 。
おお ~ っ 、 ミサト 先生 や !
や っぱ ええ なぁ 、 ミサト 先生 は 。
何 よ 、 3 バカ トリオ が ! バッカ みたい !
起立 ! 礼 ! 着席 !
喜べ 男子 ! 今日 は 噂 の 転校 生 を 紹介 する ー っ !
綾 波 レイ です 。 よろしく 。
あ あっ ! あんた 、 今朝 の パンツ 覗き 魔 !
ちょっと ! 言いがかり は やめ て よ ! あんた が シンジ に 勝手 に 見せ た ん じゃ ない !
あんた こそ 何 ? すぐ この 子 かばっちゃ っ て さ 。 何 ? でき てる わけ ? 2 人 ?
た 、 ただ の 幼なじみ よ ! う っさ いわ ねぇ …
ちょっと 、 授業 中 よ ! 静か に し て ください !
ま ぁ ~ 、 楽し そう じゃ ない 。 私 も 興味 ある わ 。 続け て チョー ダイ 。
そう だ 、 これ も 一 つ の 世界 。
僕 の 中 の 可能 性 。 今 の 僕 が 僕 そのもの で は ない 。
いろんな 僕 自身 が あり える ん だ 。
そう だ 、 エヴァ の パイロット で は ない 僕 も あり える ん だ 。
そう 考え れ ば 、 この 現実 世界 も そう 悪い もん じゃ ない わ 。
現実 世界 は 悪く ない かも しれ ない 。 でも 、 自分 は 嫌い だ 。
現実 を 、 悪く 、 嫌 だ と 捉え て いる の は 君 の 心 だ 。
現実 を 真実 に 置き換え て いる 、 君 の 心 さ 。
現実 を 見る 角度 、 置き換える 場所 。 これ ら が 少し 違う だけ で 、 心 の 中 は 大きく 変わる わ 。
真実 は 、 人 の 数 だけ 存在 する 。
だが 、 君 の 真実 は 一 つ だ 。
狭 量 な 世界 観 で 作ら れ 、 自分 を 護 る ため に 変更 さ れ た 情報 。
歪め られ た 真実 。
ま 、 人 一 人 が 持てる 世界 観 なんて 、 ちっぽけ な もん や 。
だけど 、 人 は その 自分 の 小さな 物差し で しか 、 物事 を 測れ ない わ 。
与え られ た 他人 の 真実 で しか 、 物事 を 見よ う と し ない 。
晴れ の 日 は 気分 よく 、 雨 の 日 は 憂鬱 。
そう 教え られ たら 、 そう 思い込 ん で しまう 。
雨 の 日 だって 楽しい 事 は ある のに 。
受け取り 方 一 つ で まるで 別物 に なって しまう 、 脆弱 な もの だ 。 人 の 中 の 真実 と は な 。
人間 の 真実 なんて 、 その 程度 の もの さ 。 だからこそ 、 より 深い 真実 を 知り たく なる ん だ ね 。
ただ 、 おまえ は 人 に 好か れる 事 に 慣れ て い ない だけ だ 。
だから 、 そう やって 人 の 顔色 ばかり うかがう 必要 なんて ない の よ 。
でも 、 みんな 僕 が 嫌い じゃ ない の か な ?
あんた バカ ぁ ? あんた が 一 人 で そう 思い込 ん で いる だけ じゃ ない の !
でも 、 僕 は 僕 が 嫌い な ん だ 。
自分 が 嫌い な 人 は 、 他人 を 好き に 、 信頼 する よう に なれ ない わ 。
僕 は 卑怯 で 、 臆病 で 、 ずるく て 、 弱虫 で 。
自分 が 分かれ ば 、 優しく できる でしょ う ?
僕 は 僕 が 嫌い だ 。
でも 、 好き に なれる かも しれ ない 。
僕 は ここ に い て も いい の かも しれ ない 。
そう だ 、 僕 は 僕 で しか ない 。
僕 は 僕 だ 。 僕 で いたい !
僕 は ここ に い たい !
僕 は ここ に い て も いい ん だ !
おめでとう ! おめでとう !
おめでとう ! おめでとう !
おめでとう おめでとう !
めでたい な ! お めで と さ ん !
おめでとう !
おめでとう !
おめでとう
ありがとう …