Chuunibyou demo Koi ga Shitai ! Episode 6 Chuunibyou demo Koi ga Shitai! Episode 6

暫く ほっと い た から 全然 ついていけ ねえ しばらく|||||ぜんぜん||

これ じゃ 完全 に 足手纏い じゃ ん ||かんぜん||あしでまとい||

おい 邪魔 す ん な |じゃま|||

勇太 勇太 勇太 サポート を ゆうた|ゆうた|ゆうた|さぽーと|

あの な

火急 的 速やか 的 に 要件 が 一 つ ある かきゅう|てき|すみやか|てき||ようけん||ひと||

使い 方 間違って る ぞ つかい|かた|まちがって|| You're using it wrong.

結社 の 制服 を 作って み た けっしゃ||せいふく||つくって||

制服 ？ せいふく

活動 中 は これ を 着用 し て 「 ダーク フレイム 」 と 読む かつどう|なか||||ちゃくよう|||だーく|||よむ

私 は これ 「 イビル アイ 」 と 読む わたくし||||||よむ

さっそく 明日 の 活動 から |あした||かつどう|

着る か 言った ろ う 俺 は もう そういう の は 卒業 し た ん だ って きる||いった|||おれ||||||そつぎょう||||| I told you, I'm done with that kind of thing.

これ 勇太 の キャラ |ゆうた||

ま … まあ な

名前 は 「 刹那 」 なまえ||せつな

ゲーム の 中 は いい の げーむ||なか|||

ほら 帰って き た ぞ プリーステス が |かえって||||| Look who's back. Priestess is back.

明朝 七 時 ランデブー ポイント B に みょうちょう|なな|じ||ぽいんと||

来 た か らい||

しばらく 見つめ 合って から |みつめ|あって|

しばらく 見つめ 合って から |みつめ|あって|

逸ら す まで に 何 を 考え て た の 気 に なる はやら||||なん||かんがえ||||き||

逸ら す まで に 何 を 考え て た の 気 に なる はやら||||なん||かんがえ||||き||

唇 尖ら せ た あたし を 見 て くちびる|とがら|||||み|

唇 尖ら せ た あたし を 見 て くちびる|とがら|||||み|

どう し た の って 聞い て くる の 待って みる の |||||ききい||||まって||

どう し た の って 聞い て くる の 待って みる の |||||ききい||||まって||

ごまかし た あ と の 独り言 は |||||ひとりごと|

ごまかし た あ と の 独り言 は |||||ひとりごと|

恥ずかしい から 聞か ない で くれる はずかしい||きか|||

恥ずかしい から 聞か ない で くれる はずかしい||きか|||

後 に 引け ない ほど 惹 か れ 合う 恋 あと||ひけ|||じゃく|||あう|こい

後 に 引け ない ほど 惹 か れ 合う 恋 あと||ひけ|||じゃく|||あう|こい

もう 始まって た |はじまって|

もう 始まって た |はじまって|

夢 なら たくさん 見 た ゆめ|||み|

夢 なら たくさん 見 た ゆめ|||み|

覚め た まま でも まだ 会い たい さめ|||||あい|

覚め た まま でも まだ 会い たい さめ|||||あい|

君 が そう さ せ た きみ|||||

君 が そう さ せ た きみ|||||

恋 は 欲張り だ ね こい||よくばり||

恋 は 欲張り だ ね こい||よくばり||

飛び 跳ね そう な 心 の 行く まま に 行 こ う よ とび|はね|||こころ||いく|||ぎょう|||

飛び 跳ね そう な 心 の 行く まま に 行 こ う よ とび|はね|||こころ||いく|||ぎょう|||

理想 も 妄想 も 現実 も りそう||もうそう||げんじつ|

理想 も 妄想 も 現実 も りそう||もうそう||げんじつ|

全て 君 を 軸 に 回る すべて|きみ||じく||まわる

全て 君 を 軸 に 回る すべて|きみ||じく||まわる

新しい 世界 へ あたらしい|せかい|

新しい 世界 へ あたらしい|せかい|

お前 さ もう 七 月 だ よ な おまえ|||なな|つき|||

お前 の その 設定 を 理解 できる の が 俺 だけ だ から しょうがない の かも しれ ない けど さ おまえ|||せってい||りかい||||おれ||||しょうが ない||||||

少し は ほか の やつ と も 話し て みろ よ すこし|||||||はなし|||

勇太 の ほか に 凸 守 くみ ん 丹生 谷 と 話し て いる ゆうた||||とつ|しゅ|||にう|たに||はなし||

まあ そりゃ そう だ けど ほか に も

勇太 も クラス で 話す の は 私 と 丹生 谷 一色 ぐらい 同じ ゆうた||くらす||はなす|||わたくし||にう|たに|いっしょく||おなじ

一緒 に する な いっしょ|||

そもそも 群れる の が 好き じゃ ない |むれる|||すき||

めんどうくさい やはり ほっとく …

現 空間 に おい て 私 を 認識 し て いる 存在 は それ だけ げん|くうかん||||わたくし||にんしき||||そんざい|||

冨樫 君 絵 うまい ね とがし|きみ|え||

えっ

この 小鳥 遊 さん 可愛い |ことり|あそ||かわいい

そ … そう かな

どれ どれ 本当 だ 冨樫 君 マンガ と か 描 い て たり ？ ||ほんとう||とがし|きみ|まんが|||えが|||

いやいや 別に |べつに

中 二 病 の 時 散々 イラスト 描 い て た から な なか|ふた|びょう||じ|さんざん|いらすと|えが|||||

でき た かっこいい

本当 ？ 見せ て 見せ て ほんとう|みせ||みせ|

これ 冨樫 君 ？ |とがし|きみ

戦闘 中 せんとう|なか

戦闘 中 ？ せんとう|なか

瀕死 の 状態 から 放った 渾身 の ダーク フレイム ひんし||じょうたい||はなった|こんしん||だーく|

言う な いう|

「 ダーク フレイム 」 だーく|

大きな 声 で は 言え ない が おおきな|こえ|||いえ||

「 ダーク フレイム 」 は 勇太 最大 の 攻撃 魔法 だーく|||ゆうた|さいだい||こうげき|まほう

これ に よって 勇太 は … |||ゆうた|

な に やって ん だ

い た た …

いつ何時 でも 油断 する な です 偽 モリ サマー いつなんどき||ゆだん||||ぎ||さまー

モリ サマー 言う な |さまー|いう|

大丈夫 ？ 丹生 谷 さん だいじょうぶ|にう|たに|

知り合い ？ しりあい

さ … さあ

後輩 に も 慕わ れ てる ん だ ね こうはい|||したわ|||||

な に やって ん だ か

勇太 ゆうた

な … なん だ

授業 終わったら ちょっと いい か じゅぎょう|おわったら|||

なに ラブ レター を もらった ？ |らぶ|れたー||

どう しよ う

つ ー か お前 ずっと 待って た ん じゃ ない の か |-||おまえ||まって||||||

なんで 慌て て ん だ よ |あわて||||

だ … だって まさか 本当 に 来る なんて |||ほんとう||くる|

なに 萌 え アピール し て ん だ よ |ほう||あぴーる|||||

やっぱり ギター だ よ な |ぎたー|||

評価 さ れ た と し たら 音楽 やって る とこ だ よ な ひょうか|||||||おんがく||||||

でも 俺 まだ ほとんど 弾け ない ん だ よ どう しよ う |おれ|||はじけ|||||||

と … とりあえず 離れ て くれ ない か 皆 が 完全 に ひ い て いる ||はなれ|||||みな||かんぜん|||||

マイナー だ よ な 女 と 言え ば マイナー コード だ よ な まいなー||||おんな||いえ||まいなー|こーど|||

どういう 知識 だ 落ち着け |ちしき||おちつけ

無理 言う な むり|いう|

冷静 に 行く ぞ 質問 一 それ は 本当 に ラブ レター です か れいせい||いく||しつもん|ひと|||ほんとう||らぶ|れたー||

だから そう だって 言って る だ ろ う |||いって||||

質問 二 それ は 男子 の いたずら で は ない です か しつもん|ふた|||だんし|||||||

この 丸 文字 見 て みろ よ |まる|もじ|み|||

「 今週 の 土曜 の 放課後 銀杏 の 木 の 下 で 待って ます 」 こんしゅう||どよう||ほうかご|いちょう||き||した||まって|

なぁ なぁ

質問 三 それ は 男子 と 女子 が 結託 し て いる と いう こと は ない です か しつもん|みっ|||だんし||じょし||けったく||||||||||

お前 人間 不信 か おまえ|にんげん|ふしん|

いろいろ あって な

なぁ 誰 だ と 思う ？ クラスメート って 手紙 に は 書 い て ある ん だ が |だれ|||おもう|||てがみ|||しょ||||||

肝心 の 名前 が ない ん だ かんじん||なまえ||||

心当たり は ない の か こころあたり||||

それ は … 枚方 生天目 津 綟子 ない な ||ひらかた|なまため|つ|れいこ||

あり え ない

でも 強いて 言え ば |しいて|いえ|

言え ば ？ いえ|

丹生 谷 ？ にう|たに

あっ 　 いや ほら 丹生 谷 って さ |||にう|たに||

目 を 合う と なん かこ う に こ っと し て くれる ん だ よ め||あう|||||||||||||

性格 も なんて いう か 真面目 で ちゃんと し てる だ ろ う せいかく|||||まじめ|||||||

だから 音楽 やって る やつ の ワイルド さ 的 な もの に 惹 か れ て |おんがく|||||||てき||||じゃく|||

ない ない ない …

なぜ お前 が 言い切る |おまえ||いいきる

ない ん だ よ それ だけ は 断言 でき ん だ よ |||||||だんげん||||

なんで だ よ

ま … まさか お前 もう 丹生 谷 と … ||おまえ||にう|たに|

それ こそ ない

だ よ な 丹生 谷 と お前 じゃ さすが に 釣り合わ ない よ な |||にう|たに||おまえ||||つりあわ|||

お前 が 言う な おまえ||いう|

とにかく 手紙 を くれ た 女子 が 誰 か 知り たい ん だ |てがみ||||じょし||だれ||しり|||

ほら 俺 が ダイレクト に 聞い て 回ったら あれ だ ろ う お前 しか い ない ん だ よ |おれ||だいれくと||ききい||まわったら|||||おまえ||||||

当日 の お楽しみ で いい だ ろ う とうじつ||おたのしみ|||||

バカ 初めて 会った 女子 相手 に ばか|はじめて|あった|じょし|あいて|

この 俺 が アドリブ 聞か せ て うまい 対応 が できる と 思う か |おれ||あどりぶ|きか||||たいおう||||おもう|

絶対 キョド って 失敗 する に 決まって る そう だ ろ う ぜったい|||しっぱい|||きまって|||||

自信 満々 に 自信 の な さ を アピール する な じしん|まんまん||じしん|||||あぴーる||

漆黒 に 包ま れる まさに 闇 の 力 が 降臨 する です しっこく||つつま|||やみ||ちから||こうりん||

寝 巻き に ちょうど いい かな ね|まき||||

とはいえ こいつ ら が 知って る と も 思え ない し ||||しって||||おもえ||

これ を 着 て 現れる 時 に は きちんと 自ら を 名乗る ||ちゃく||あらわれる|じ||||おのずから||なのる

邪 王 真 眼 の 使い 手 結社 ナンバー ゼロ 小鳥 遊 六 花 じゃ|おう|まこと|がん||つかい|て|けっしゃ|なんばー||ことり|あそ|むっ|か

邪 王 真 眼 の サーヴァント ミョルニルハンマー の 使い 手 結社 ナンバー ゼロ 凸 守 早苗 じゃ|おう|まこと|がん|||||つかい|て|けっしゃ|なんばー||とつ|しゅ|さなえ

戦慄 の ライト シエスタ 結社 ナンバー ゼロ 五 月 七 日 くみ ん せんりつ||らいと||けっしゃ|なんばー||いつ|つき|なな|ひ||

決まった きまった

… です

ナンバー リング の 意味 は ある の か なんばー|りんぐ||いみ||||

やっぱり 番号 は ゼロ が かっこいい |ばんごう||||

ゼロ 以外 考え られ ない です |いがい|かんがえ|||

よく 分から ない けど たぶん かっこいい |わから||||

それ に …

どっち が ゼロ に 相応しい か ここ で 決める ||||ふさわしい||||きめる

望む ところ です のぞむ|| I hope so.

って できる

なるほど

先輩 まで 乗ら ない で ください せんぱい||のら|||

えっ 　 でも 冨樫 君 だって ほら その シャツ の 下 ||とがし|きみ||||しゃつ||した

あっ 　 いや これ は たまたま 服 が なく て |||||ふく|||

勇太 着 てる ゆうた|ちゃく|

見る な みる|

バカ 中 坊 ばか|なか|ぼう

やっと 来 た です ね |らい|||

やっぱり バカ は 思い知ら せる しか な いよ ね |ばか||おもいしら|||||

それ は 「 白き 水 」 ||しろき|すい

たっぷり 温め て 風味 と 香り が 口 いっぱい に 広がる よう に し て ある わ |あたため||ふうみ||かおり||くち|||ひろがる||||||

貴 様 悪魔 です か あっ いや この 場合 凸 守 は 闇 の もの です から とうと|さま|あくま||||||ばあい|とつ|しゅ||やみ||||

貴 様 天使 です か とうと|さま|てんし||

どっち で も いい わ よ

さあ 飲め 飲み なさい |のめ|のみ|

やめろ やめる です

頑張れ 凸 ちゃん 凸 ちゃん がんばれ|とつ||とつ|

ほら ほら ほら

おい 丹生 谷 |にう|たに

なに 今 忙しい の 黙って て |いま|いそがしい||だまって|

いや でも さ ほら

なに よ うるさい わ ね 邪魔 する と あんた も … |||||じゃま||||

や … や

あら 一色 君 どう し た の |いっしょく|きみ||||

えっ

いや ちょっと 勇太 に 相談 あって ||ゆうた||そうだん|

そう … そう な ん だ びっくり し た …

よくも やって くれ た です ね

お前 の 白き 水 は もはや 消滅 し た です おまえ||しろき|すい|||しょうめつ|||

見 てる です よ 偽 モリ サマー み||||ぎ||さまー

無限 力 の 地平 に デス ドライブ さ せ て やる デス むげん|ちから||ちへい|||どらいぶ|||||

モリ サマー ？ |さまー

なん だ ろ う ね なんか ちょっと 面白い 子 な の |||||||おもしろい|こ||

『 マビノギ オン 』 七色 の 写本 第 三 章 一節 |おん|なないろ||しゃほん|だい|みっ|しょう|いっせつ

「 精霊 の 囁き と 光 と 水 の 思い が 私 達 に 届く とき せいれい||ささやき||ひかり||すい||おもい||わたくし|さとる||とどく|

白い 世界 は 開か れる の です 」 しろい|せかい||あか|||

「 400 年 に わたって 世界 を 見 続け て き た 私 に は 分かり ます とし|||せかい||み|つづけ||||わたくし|||わかり|

この 世界 に 一 番 必要 な の は 愛 」 |せかい||ひと|ばん|ひつよう||||あい

やめ て これ は 聞き たく ない の ||||きき|||

な … なん だ

さすが 偽物 本物 の 言葉 を 聞い て 精神 が 崩壊 し た です |にせもの|ほんもの||ことば||ききい||せいしん||ほうかい|||

モリ サマー ちゃん しっかり … |さまー||

モリ サマー 言う な |さまー|いう|

に … 丹生 谷 お前 |にう|たに|おまえ

今 見 た こ と クラス で 言ったら 呪い 殺す から いま|み||||くらす||いったら|まじない|ころす|

いや やや …

風 が … 来る かぜ||くる

ど … どう 思う も しか して いたずら ？ ||おもう||||

いや たぶん 本当 に 女子 が 書 い た もの ね ||ほんとう||じょし||しょ||||

本当 か ほんとう|

誰 が 書 い た か 分かる ？ だれ||しょ||||わかる

そこ まで は …

一目 惚れ って 可能 性 は ？ いちもく|ほれ||かのう|せい|

それ あり える と 思う ？ ||||おもう

ない な

お前 が 答える な おまえ||こたえる|

つまり この 子 と うまく いく か どう か は これ から が 肝心 って こと ||こ|||||||||||かんじん||

そう そう 今日 見 た こと もう 忘れ た わ よ ね ||きょう|み||||わすれ||||

は … はい

よかった じゃ あね

で どう する ん だ

そう だ な やる だけ やって みる よ

誰 が 来 て も いい よう に 土曜日 まで に クラス の 女子 全員 分 の シミュレーション を し て だれ||らい||||||どようび|||くらす||じょし|ぜんいん|ぶん||しみゅれーしょん|||

対応 できる よう に し て おく たいおう||||||

マジ で

安心 しろ 「 可愛い 子 ちゃん 選手 権 」 で あんしん||かわいい|こ||せんしゅ|けん|

クラス の 男子 から 女子 の 情報 は すべて 入手 済み だ くらす||だんし||じょし||じょうほう|||にゅうしゅ|すみ|

いま から なら 必ず 間に合う |||かならず|まにあう

一色 … いっしょく

ん な わけ で 時間 ない から これ 乗って くわ あっ 　 じゃ なあ ||||じかん||||のって||||

どうか し た か 帰る ぞ ||||かえる|

勇太 手 を ゆうた|て|

えっ 　 手 ？ えっ ？ |て|

じっと し て

なん だ よ

風 を 呼 ん で い た かぜ||よ||||

風 ？ あ … あの な かぜ|||

風 が 騒がしい かぜ||さわがしい

ありゃ 電車 の 音 だ ろ う が |でんしゃ||おと||||

と いう わけ で 猪俣 さん が 拾った この 手帳 に 書か れ て いる こと が 本当 で あれ ば ||||いのまた|||ひろった||てちょう||かか||||||ほんとう|||

この クラス の 男子 が 勝手 に 女子 の ランク 付け を し て い た と いう こと に なり ます |くらす||だんし||かって||じょし||らんく|つけ|||||||||||

や ばい や ばい ぞ これ は

あの 時 か 昨日 の 駅 の ベンチ |じ||きのう||えき||べんち

おそらく な しかし 持ち主 が 誰 か まで は まだ バレ て は い ない |||もちぬし||だれ|||||||||

けど …

この こと に つい て 男子 から 話 を 聞き たい と 思う の です が |||||だんし||はなし||きき|||おもう|||

目 良 君 め|よ|きみ

は … はい

目 良 君 は こういう ランキング 制作 に 参加 した こと は あり ます か め|よ|きみ|||らんきんぐ|せいさく||さんか||||||

い … いえ えっ と

あり ま …

あり ま

き …

き 記憶 に ござい ませ ん |きおく|||| や ばい や ばい ぞ この 状況 から し て 首謀 者 が 俺 で ある こと が 判明 する の は 時間 の 問題 ||||||じょうきょう||||しゅぼう|もの||おれ|||||はんめい||||じかん||もんだい

そう なれ ば 始まって も い ない 俺 の 恋 が 終わる |||はじまって||||おれ||こい||おわる

考えろ 考える ん だ かんがえろ|かんがえる||

あの う 冨樫 君 に 聞け ば いい と 思い ます ||とがし|きみ||きけ||||おもい|

えっ

そう よ 委員 長 な ん だ し ||いいん|ちょう||||

冨樫 君 どう です か とがし|きみ|||

いや 俺 は … |おれ|

知ら ない ん です か しら||||

えっ と いや あの それ は

あ … あの

俺 です おれ|

えっ

それ は 俺 が 書き まし た ランキング も 俺 が つけ まし た ||おれ||かき|||らんきんぐ||おれ||||

一色 … いっしょく

一色 君 本当 です か いっしょく|きみ|ほんとう||

はい でも 勘違い し ない で ください ||かんちがい||||

クラス で 投票 と か は し て い ませ ん くらす||とうひょう||||||||

それ は 勝手 に 俺 が 一 人 で 書 い た ん です ||かって||おれ||ひと|じん||しょ||||

すみません ちょっと し た 遊び心 だった ん です ||||あそびごころ|||

ほか の 男子 は 関係ない ん です 全部 俺 が 俺 一 人 が 俺 だけ が 悪い ん だ ||だんし||かんけいない|||ぜんぶ|おれ||おれ|ひと|じん||おれ|||わるい||

ここ 拍手 する とこ ？ |はくしゅ||

だ よ ね

じゃあ これ は 全部 一色 君 が 一 人 で やった と いう こと です か |||ぜんぶ|いっしょく|きみ||ひと|じん|||||||

はい でも バレ て 女子 を 傷つけ て しまった こと は 事実 です ||||じょし||きずつけ|||||じじつ|

こう なった 以上 俺 頭 を 丸め て お 詫び し ます ||いじょう|おれ|あたま||まるめ|||わび||

一色 お前 … いっしょく|おまえ

その ぐらい し なきゃ だめ だ ろ う 男 と して ||||||||おとこ||

でも 坊主 |ぼうず

そう よ なにも そこ まで し なく て も

いや それ が 男 の けじめ です から |||おとこ||||

ど … どう だった

「 あえて 火 中 の 栗 を 拾って しまえ ば なんか かっこよく みえる だ ろ う 作戦 」 |ひ|なか||くり||ひろって|||||||||さくせん

まあ な

しかも 男子 を 庇って 罪 を 自ら かぶる この 男 気 |だんし||かばって|ざい||おのずから|||おとこ|き

でも さ お前 その 頭 どう する つもり だ ||おまえ||あたま||||

えっ 　 坊主 の 話 か まさか |ぼうず||はなし||

あれ は ほら 言う 以上 は そういう 覚悟 って ところ を 見せ なきゃ って こと で |||いう|いじょう|||かくご||||みせ||||

でも お前 それ が けじめ だって |おまえ||||

それ は そう だ けど まさか 本気 で やって くる なんて 皆 … ||||||ほんき|||||みな

思って る わ よ おもって|||

に … 丹生 谷 いつの間に |にう|たに|いつのまに

言 っと く けど 女子 は まだ 疑って る わ よ げん||||じょし|||うたがって|||

えっ

口 で いくら 言った って 誰 も 信じる わけない でしょ う くち|||いった||だれ||しんじる|||

一色 君 が けじめ を つけ ない 限り ね いっしょく|きみ||||||かぎり|

お … 俺 が ？ |おれ|

当たり前 でしょ う 一色 君 が 言い出し た こと な ん だ から あたりまえ|||いっしょく|きみ||いいだし||||||

嘘 だ 嘘 だ ろ う うそ||うそ|||

もう 一 度 聞く ぞ マジ で いい ん だ な |ひと|たび|きく|||||||

嫌 だ よ 本当 は 嫌 だ よ いや|||ほんとう||いや||

中学 の 三 年 間 坊主 生活 を 耐え て やっと 手 に 入れた 髪 だ ぞ ちゅうがく||みっ|とし|あいだ|ぼうず|せいかつ||たえ|||て||いれた|かみ||

いい わけな い だ ろ う

だったら 明日 髪 だけ は 勘弁 って 謝って だ な |あした|かみ|||かんべん||あやまって|| Then apologize to her tomorrow and tell her you're not doing her hair.

だから それ を やったら 俺 は 単なる ヘタレ に な っち まう だ ろ う ||||おれ||たんなる||||||||

丹生 谷 の 言う とおり ここ で 俺 がけ じ め つけ なきゃ にう|たに||いう||||おれ|||||

クラス の 女子 及び ラブ レター を くれ た 子 に も くらす||じょし|および|らぶ|れたー||||こ||

確実 に ヘタレ って 思わ れる かくじつ||||おもわ|

いや それ 以前 に 俺 が そんな こと 言ったら ||いぜん||おれ||||いったら

再び 男子 全員 に 疑惑 の 目 が 向け られる ふたたび|だんし|ぜんいん||ぎわく||め||むけ|

だから って

実際 投票 を 募った の は 俺 だ じっさい|とうひょう||つのった|||おれ|

落とし 前 は 自分 で つける の が 男 って もん だ ろ う おとし|ぜん||じぶん|||||おとこ|||||

なん だ これ は

もし かして ジャパニーズ 腹 切り |||はら|きり

違う ちがう

似 た よう な もん じゃ ない 早く 刈っちゃ い なさい よ に|||||||はやく|かっちゃ|||

お前 ら 邪魔 だ から 出 て ろ おまえ||じゃま|||だ||

ここ は 結社 の アジト 占有 権 は … ||けっしゃ|||せんゆう|けん|

すぐ 終わる |おわる

ちょっと 待つ です |まつ|

マイ サーヴァント まい|

こ … これ は 封印 |||ふういん

なあ 勇太 |ゆうた

いろいろ と ありがとう な

入学 式 の とき お前 に 声 を かけ て よかった よ にゅうがく|しき|||おまえ||こえ|||||

俺 の おやじ は さ 三十 五 歳 で 髪 の 毛 が 逝 っち まっ た おれ|||||さんじゅう|いつ|さい||かみ||け||い|||

遺伝 し てる と なる と 俺 が 髪 型 を 弄れ る の は 二十 年 そこそこ だ いでん||||||おれ||かみ|かた||いじれ||||にじゅう|とし||

その うち 三 年 は もう 坊主 で 過ごし ち まった うえ に ||みっ|とし|||ぼうず||すごし||||

また こんな こと に なる なんて バカ な 話 だ よ な ||||||ばか||はなし|||

い … 一色 お 俺 は … |いっしょく||おれ|

なに 泣 い て ん だ よ 勇太 |なき||||||ゆうた

さあ ひと思いに やって くれ お前 の その 手 で |ひとおもいに|||おまえ|||て|

一色 ！ いっしょく

あれ 皆 どう し た の |みな||||

封印 さ れ た ふういん|||

解か れ た とか||

終わった の おわった|

マイサーヴァンツ

ああ 終わった |おわった

だが 今一 色 は そうとう ナーバス に なって いる |いまいち|いろ||||||

皆 頼む あいつ を 元気づけ て やって くれ ない か みな|たのむ|||げんきづけ|||||

そう ね

分かった わかった

魔力 を 授ける まりょく||さずける

よく 分から ない けど 任せ て |わから|||まかせ|

… です

その 前 に くれ ぐれ も 言って おく 絶対 に 笑う な よ |ぜん|||||いって||ぜったい||わらう||

話 を 聞い て なかった の か お前 ら はなし||ききい|||||おまえ|

な に す ん の よ

一色 いっしょく

その 勇気 に 力 を 授け たい ここ へ |ゆうき||ちから||さずけ|||

ここ に 集まり し 闇 の 力 よ 我が 名 に おい て この 者 を 祝福 せよ ||あつまり||やみ||ちから||わが|な|||||もの||しゅくふく|

お前 ら ！ おまえ|

威力 あり すぎ です いりょく|||

くそ 笑う な お前 ら に は 人 の 心 が ない の か |わらう||おまえ||||じん||こころ||||

こうして 可愛い 子 ちゃん ランキング の 一 件 は なんとか 決着 し た |かわいい|こ||らんきんぐ||ひと|けん|||けっちゃく||

そして 銀杏 の 木 の 下 に ラブ レター の 女子 が 現れる こと に |いちょう||き||した||らぶ|れたー||じょし||あらわれる||

わずか な 期待 を 残し た まま 迎え た 運命 の 土曜日 ||きたい||のこし|||むかえ||うんめい||どようび

一色 君 いっしょく|きみ

一色 は クラス の 男子 達 から 思い も せ ぬ 熱狂 的 な 支持 を 得る こと に なった いっしょく||くらす||だんし|さとる||おもい||||ねっきょう|てき||しじ||える|||

じゃあ 結局 ラブ レター の 主 は 現われ なかった わけ ね |けっきょく|らぶ|れたー||おも||あらわれ|||

丹生 谷 だれ か わから ない の か よ にう|たに|||||||

分かった ところ で どう しよう も ない でしょ う わかった||||||||

まあ な

でも まあ 男子 守って ちゃんと 坊主 に し た その 気持ち は 悪く ない ん じゃ ない ||だんし|まもって||ぼうず|||||きもち||わるく||||

って 思って る 女子 は いる かも ね |おもって||じょし||||

本当 か ほんとう|

バカ ね いる わけない でしょ う ばか|||||

からかって ん の か

ごめん ね どうして も 我慢 でき なく て つい … ||||がまん||||

お 願い 一色 君 触ら せ て |ねがい|いっしょく|きみ|さわら||

ち ょ … ちょっと あんた

夏 休み が 来る なつ|やすみ||くる

ねえ 勇太 どう する |ゆうた||

お 父さん 今年 は 日本 に 戻って こ られ そう に ない って いう から |とうさん|ことし||にっぽん||もどって||||||||

こっち が ジャカルタ に 行く こと に なり そう だ けど ||じゃかるた||いく||||||

うん 考え とく |かんがえ|

勇太 お前 に 頼み が ある ゆうた|おまえ||たのみ||

夏 休み 六 花 と 一緒 に 来 て ほしい なつ|やすみ|むっ|か||いっしょ||らい||

お前 が 必要 だ おまえ||ひつよう|

夏 が 始まる なつ||はじまる

INSIDE IDENTITY

居場所 は どこ ？ いばしょ||

勘違い が 恥 だ と か かんちがい||はじ|||

素直 さ が 痛い と か すなお|||いたい||

誰 が なんと 言いよう と か だれ|||いいよう||

正し さ なんて 分か ん ない ぜ ただし|||わか|||

普通 に 流れ て く 日常 に ふつう||ながれ|||にちじょう|

無理 し て 馴染ま せ た むり|||なじま||

沈 ん じ まった 個性 と 血 を しず||||こせい||ち|

噛 ん で 飲 ん で 吐 い て 割れ か|||いん|||は|||われ

こんな 僕 を 分かって ほしい |ぼく||わかって|

言い たい けど 言え なく て いい|||いえ||

なんで 誰 も 分かって くん ない の と |だれ||わかって||||

思う の は 贅沢 な の か な ？ な の か な ？ おもう|||ぜいたく||||||||

感情 的 な 太陽 は かんじょう|てき||たいよう|

熱 を 上げ すぎ て ねつ||あげ||

どうにか なり そう

叫び たく て しょうがない さけび|||しょうが ない

がむしゃら に 求め てる IDENTITY ||もとめ||

INSIDE IDENTITY

INSIDE MY JUSTICE

邪魔 し ない で じゃま|||

居場所 は 何 処 ？ いばしょ||なん|しょ