Amagi Brilliant Park Episode 2 Amagi Brilliant Park Episode 2

< あ ～ あ いつも の ＯＬ の 子 今日 は い ない な > ||||||こ|きょう|||| < 今日 スカート 短く し すぎ た かな > きょう|すかーと|みじかく|||| < いい 箱 作 ろう 頼 朝 幕府 > |はこ|さく||たの|あさ|ばくふ ( 西 也 ) 違う ！ ( い す ず ) どう し た の ？ にし|や|ちがう|||||||

｢ 頼 朝 ｣ って 何 だ ! ? 鎌倉 だ 鎌倉 ！ たの|あさ||なん||かまくら||かまくら

放っておき なさい ほうっておき|

これ で 信じる 気 に なった でしょ う ？ ||しんじる|き||||

ﾒ ｰ ﾌﾟﾙﾗﾝﾄﾞ の 王族 は 接吻 に よって 魔法 を 授ける こと が できる の よ ||||おうぞく||せっぷん|||まほう||さずける|||||

王族 … あの 子 が ？ おうぞく||こ|

そう 姫君 よ |ひめぎみ|

あなた の 魔法 は 他人 の 心 の 声 が 聞 ける もの の よう ね ||まほう||たにん||こころ||こえ||き|||||

私 に も やって み て わたくし|||||

< 過去 に も 同じ 力 を 持った 者 が いる の > かこ|||おなじ|ちから||もった|もの||| < ただし 同じ 相手 に は 一 度 だけ しか 使え なかった わ > |おなじ|あいて|||ひと|たび|||つかえ|| 待て する と もう お前 に は この 力 は … まて||||おまえ||||ちから|

使え な いわ ね ハメ たな つかえ|||||

今後 自分 の 心 が 読ま れ ない よう に と こんご|じぶん||こころ||よま|||||

かもし れ な いわ ね こんな 力 を 与え て どう する 気 だ ？ ||||||ちから||あたえ||||き|

もちろん 支配人 を 引き受け て もらう の |しはいにん||ひきうけ|||

放課後 また 一緒 に ﾊﾟ ｰ ｸ へ 行く わ よ こと わ … ほうかご||いっしょ||||||いく||||

( ラティファ ) あ ッ 叔父 様 ！ |||おじ|さま

( モッフル ) ラティファ 昨日 は 来 られ なく て すま なかった ふ も ||きのう||らい|||||||

いえ 平気 です 可児 江 って 小僧 に は 会った ふ も ？ |へいき||かに|こう||こぞう|||あった||

いす ずさん に つい て いる よう お 願い し て あり ます ||||||||ねがい||||

じゃあ ﾗﾃｨﾌｧ と あの 小僧 … ||||こぞう

はい ？ 何でもない ふ も |なんでもない||

い す ず と 間違い が 起き ない か 心配 ふ も ||||まちがい||おき|||しんぱい||

｢ 間違い ｣ と いい ます と ？ まちがい||||

ああ … ラティファ も 大人 に なれ ば 分かる ふ も |||おとな||||わかる||

すまない ふ も つい うっかり …

今年 は 無理 かも しれ ませ ん けど いつか は きっと … ことし||むり||||||||

何 か が 変わる よう な 気 が する ん です なん|||かわる|||き||||

マカ ローン ！ ティラ ミー ！ |ろーん||

( マカロン ) ろ ～ ん ( ティラ ミー ) み ～

よかった わ ね ～\ N いっぱい 遊 ん で もらえ て |||||あそ||||

また ね ！ バイ バーイ

ろ ～ ん み ～

あ ああ …

あん の クソ ガキ ども 本気 で 殺意 抱 い た み ～ ||くそ|がき||ほんき||さつい|いだ|||

落ち 着 くろ ん こんな こと で 怒って たら おち|ちゃく||||||いかって|

この 商売 や って け な いろ ん |しょうばい||||||

でも こんな ん だった み ～\ N やめ る ろ ん … やめ …

やめ ん か ゴラ ～ ！

朝 から 何 騒 い でる ふ も あさ||なん|さわ||||

おお モッフル おはよう み ～

不景気 な 顔 し て どうし たみ ～ ？ ふけいき||かお|||どう し|

例の 小僧 の こと ふ も いす ず ちゃん が 連れ て き た と いう れいの|こぞう|||||||||つれ|||||

どんな ヤツ だった み ～ ？ 虫 の 好か ない ガキ だった ふ も |やつ|||ちゅう||すか||がき|||

思い出し た だけ で ムカ つく ふ も おもいだし|||||||

( ミュース ) おはよう ございます ！

ｺﾎﾞﾘ ｰ ちゃん 今日 も 奥ゆかしい み ～\ N ( ｺﾎﾞﾘ ｰ ) ども |||きょう||おくゆかしい|||||

シルフィー ちゃん 今日 も 聞い て ない み ～ ！ ||きょう||ききい|||

( ｼﾙﾌｨ ｰ ) ﾍﾘｺﾌﾟﾀ ｰ ！ これ から ｴﾚﾒﾝﾀﾘｵ だ ろ ん ？

< あんな 小僧 に 頼ら なきゃ いけない なんて > |こぞう||たよら||| < 屈辱 だ ふ も > くつじょく||| まだ 疑問 は 山ほど ある |ぎもん||やまほど|

メープル ランド と やら は 一体 何 な の だ ？ |||||いったい|なん|||

海 と 大地 の はざま に ある 魔法 の 国 よ うみ||だいち|||||まほう||くに|

ラティファ 様 は そこ の 第 一 王女 |さま||||だい|ひと|おうじょ

その 王女 様 が 妙 な こと を 言って い た な |おうじょ|さま||たえ||||いって|||

生きる 力 が 失わ れる と か 何とか いきる|ちから||うしなわ||||なんとか

アニムス の こと ね アニムス ？

遊園地 に 来 た ｹﾞｽﾄ の 楽しい 気持ち を 集め て 結晶 化 し た もの よ ゆうえんち||らい||||たのしい|きもち||あつめ||けっしょう|か||||

それ が 私 達 の 生きる ｴﾈﾙｷﾞ ｰ に なる の ふ ー ん ||わたくし|さとる||いきる|||||||-|

あの パーク は アニムス の 収集 施設 な の |ぱーく||||しゅうしゅう|しせつ||

私 達 は こういう 施設 の こと を アゲル と 呼 ん で いる わ わたくし|さとる|||しせつ||||||よ||||

つまり あの パーク の 存続 は お前 ら に とって ||ぱーく||そんぞく||おまえ|||

文字どおり の 死活 問題 と いう 訳 か その とおり よ もじどおり||しかつ|もんだい|||やく||||

ちなみに 浦安 に ある ﾃﾞｼﾞﾏ ｰ ﾗﾝﾄﾞ や ﾊｲﾗﾝﾀﾞ ｰ 富士見 も ｱｹﾞﾙ よ |うらやす|||||||||ふじみ|||

それ も 全部 ﾒ ｰ ﾌﾟﾙﾗﾝﾄﾞ が 建て た もの な の か ？ ||ぜんぶ|||||たて|||||

違う わ 魔法 の 国 は 他 に も 色々 あって ちがう||まほう||くに||た|||いろいろ|

それぞれ に アゲル を 建設 し て いる の ||||けんせつ||||

アニムス が なけ れ ば 魔法 の 国 は 力 を 失う |||||まほう||くに||ちから||うしなう

だから どこ も 集 客 に 必死 な の よ |||しゅう|きゃく||ひっし|||

力 が 失わ れる と どう なる の だ ？ ちから||うしなわ||||||

消滅 し て しまう わ しょうめつ||||

( オー クロ ) おはよう ございます いす ず さん おー||||||

おはよう

あいつ も 魔法 の 国 の 出身 か ？ 違う わ 彼 は 普通 の 人間 よ ||まほう||くに||しゅっしん||ちがう||かれ||ふつう||にんげん|

彼 以外 に も 普通 の 人間 が 大勢 ここ で 働 い て いる わ かれ|いがい|||ふつう||にんげん||おおぜい|||はたら||||

これ は ？ 社員 寮 私 の 下宿 も ここ よ ||しゃいん|りょう|わたくし||げしゅく|||

でも 今日 あなた に 来 て ほしい の は あの 建物 |きょう|||らい||||||たてもの

事務 棟 よ じむ|むね|

も っ ふ

何 を し て いる の ？ いや 何となく なん|||||||なんとなく

も ふ も ふ も ふ も ふ ー ッ 何の ー ッ ！ ||||||||-||なんの|-|

ぐ は ｯ ！ ｽｷﾝｼｯﾌﾟ は 終わった かしら ？ |||||おわった|

これ の どこ が スキンシップ だ ! ?

行く わ よ 急が ない と 遅れる わ いく|||いそが|||おくれる|

今度 は 何 を さ せる つもり だ ？ こんど||なん|||||

私 達 の 敵 に 会う の よ え ッ ？ わたくし|さとる||てき||あう||||

( 栗栖 ) どうも 初め まして くりす||はじめ|

甘 城 企画 の 栗栖 隆也 です あ … どうも あま|しろ|きかく||くりす|たかや|||

こちら の 学生 さん は ？ 可児 江 西 也 インターン です ||がくせい|||かに|こう|にし|や||

支配人 の ラティファ さん は ？ 体調 不良 に より 欠席 です しはいにん|||||たいちょう|ふりょう|||けっせき|

支配人 代行 の 私 が ご用 を 承り ます しはいにん|だいこう||わたくし||ごよう||うけたまわり|

ご存じ と は 思い ます が 念のため ごぞんじ|||おもい|||ねんのため

契約 書 で は ８ 月 １ 日 から １ 年 ごと に 年間 動員 数 を ｶｳﾝﾄ し けいやく|しょ|||つき|ひ||とし|||ねんかん|どういん|すう|||

甘 城 企画 に 譲る こと に なって いる はい あま|しろ|きかく||ゆずる|||||

現在 動員 は 25 万 人 げんざい|どういん||よろず|じん

今 は ５ 月 の 上旬 です から 期限 まで あと ３ ヵ 月 も あり ませ ん いま||つき||じょうじゅん|||きげん||||つき||||

閉園 の 準備 を 全く し て い ない へいえん||じゅんび||まったく||||

それ は … まだ 動員 数 が |||どういん|すう|

50 万 人 に 満たない と は 断言 でき ない から です よろず|じん||みたない|||だんげん||||

は あ … 冗談 は よし て ほしい ||じょうだん||||

いずれ 夏 休み に なり ます |なつ|やすみ|||

そう すれ ば …\ N ( 栗栖 ) 夏 休み に 入る の は ７ 月 後半 ||||くりす|なつ|やすみ||はいる|||つき|こうはん

早く 資産 を 整理 する べき だ と 思い ます が ね はやく|しさん||せいり|||||おもい|||

概算 し て み ま しょ う か がいさん|||||||

８ 万 5000 円 よろず|えん

なかなか 大した もん だ 君 甘 城 企画 に 来 ない か ？ |たいした|||きみ|あま|しろ|きかく||らい||

いえ 遠慮 し て おき ます |えんりょ||||

そりゃ 残念 |ざんねん

あんた 方 の 道楽 を 継続 する の は 不可能 と いう こと だ |かた||どうらく||けいぞく||||ふかのう||||

それ は チャンス を いただけ れ ば これ から 何とか … ||ちゃんす|||||||なんとか

あと 25 万 人 い て くれ れ ば いい です けど ねえ |よろず|じん|||||||||

お前 支配人 代行 だった の か おまえ|しはいにん|だいこう|||

一 年間 やって た わ ひと|ねんかん|||

ラティファ 様 の 代わり に |さま||かわり|

さっき の ８ 万 5000 円 ||よろず|えん

もし かして 栗栖 隆也 の 心 を 読 ん だ の ？ ||くりす|たかや||こころ||よ|||

昨日 の 客 入り や パーク の 規模 から ざ っく り 推定 し た だけ だ きのう||きゃく|はいり||ぱーく||きぼ|||||すいてい||||

フェルミ 推定 と いう 思考 ゲーム だ フェルミ 推定 ？ |すいてい|||しこう|げーむ|||すいてい

あと で 調べろ それ より ||しらべろ||

なぜ 俺 を あんな 連中 に 会わ せ た ？ |おれ|||れんちゅう||あわ||

敵 を 知って おい て ほしかった から てき||しって||||

あなた が 支配人 に なった とき の ため に ||しはいにん||||||

いいかげん に しろ

お前 は 俺 の 休日 や 放課後 を 奪い おまえ||おれ||きゅうじつ||ほうかご||うばい

あま つ さえ 珍妙 な 銃 で 撃ち |||ちんみょう||じゅう||うち

なのに 厚かましく も 助け て くれ と 言って いる |あつかましく||たすけ||||いって|

ここ まで 人 を 小 バカ に し た 要求 が ある か ! ? ||じん||しょう|ばか||||ようきゅう|||

私 は こちら の 世界 に 慣れ て い ない の わたくし||||せかい||なれ||||

地上 の 人 に もの を 頼む 方法 を 知ら ない の よ ちじょう||じん||||たのむ|ほうほう||しら|||

それ で 銃 か ？ ええ ||じゅう||

魔 銃 シュタイン ベルガー ま|じゅう||

様々 な 弾 を 撃つ こと が できる わ 出さ なく て いい ！ さまざま||たま||うつ|||||ださ|||

あなた を 撃った 弾 は ﾍﾟｲﾝﾌﾞﾘﾝｶﾞ ｰ ||うった|たま|||

タンス の 角 に 足 の 小指 を ぶつけ た とき の たんす||かど||あし||こゆび|||||

２ 倍 の 苦痛 に 見舞わ れる わ いい から しまえ ！ ばい||くつう||みまわ|||||

そもそも 俺 に 頼む 前 に なぜ 経営 の プロ を 雇わ ない の だ ! ? |おれ||たのむ|ぜん|||けいえい||ぷろ||やとわ|||

雇った けど みんな 辞め て しまった わ やとった|||やめ|||

なぜ ？ 私 が 銃 で 脅し たから かも |わたくし||じゅう||おどし||

おい ！ 責任 は 感じ て いる わ |せきにん||かんじ|||

だから 何と して も あなた に は 引き受け て ほしかった |なんと||||||ひきうけ||

あなた の 学校 に 来 た の も その ため な の ||がっこう||らい|||||||

は あ … つきあい きれ ん

帰る 気 ？ ああ かえる|き|

可児 江 君 あなた は 最後 の 希望 よ 私 達 を 救って ほしい ！ かに|こう|きみ|||さいご||きぼう||わたくし|さとる||すくって|

お 断り だ もう 一 度 ラティファ 様 に … |ことわり|||ひと|たび||さま|

ふん

よ お ！

どうも

うん ？

うん ! ?

何 か ？ 君 … も しか して 児玉 誠 也 か ？ なん||きみ||||こだま|まこと|や|

人違い です いやいや 間違い ない ひとちがい|||まちがい|

驚 い た なあ あの 大 スター が おどろ|||||だい|すたー|

こんな 寂れ た 遊園地 で ﾊﾞｲﾄ と は ねえ だ から ！ |さびれ||ゆうえんち|||||||

は あ …

余計 な お 世話 です よけい|||せわ|

ま ッ 色々 事情 が ある ん だ ろ う が 忠告 し て おこ う ||いろいろ|じじょう||||||||ちゅうこく||||

バカ な 気 を 起こす な よ ばか||き||おこす||

負け 犬 と つきあって いる と 自分 も 負け 犬 に なる ぞ まけ|いぬ|||||じぶん||まけ|いぬ|||

じゃあ な

( 車 の ドア が 閉まる ) くるま||どあ||しまる

子供 が ケガ を し ない よう に か … こども||けが||||||

こんな 工夫 を する 暇 が あったら まず 見てくれ だけ でも 何とか しろ |くふう|||いとま||||みてくれ|||なんとか|

力 の 入れ どころ が 違う だ ろ ちから||いれ|||ちがう||

バカ ばか

何 に せよ なん||

心 を 読む 魔法 は 何とか し て もらわ ん と な こころ||よむ|まほう||なんとか||||||

う ッ う う …

は あ は あ …

やっぱり よく ない 話 なん でしょう か ？ |||はなし|||

モッフル さん 何 か ご 存じ ない ん です か ？ ||なん|||ぞんじ||||

どう ろ ん ？ キャスト リーダー 様 |||きゃすと|りーだー|さま

まあ 多分 思って る とおり ふ も よ |たぶん|おもって|||||

傾注 せよ 傾注 せよ ！ けいちゅう||けいちゅう|

これ より メープル ランド 第 一 王女 ||||だい|ひと|おうじょ

ラティファ ･ フルーランザ 殿下 より お 言葉 が ある ||でんか|||ことば||

心して 聴く が よい こころして|きく||

≪ は いはい 聴き ま しょ ≪ ついに この とき が 来 た か … ||きき|||||||らい||

みんな 諦め ムード だ み ～\ N まあ 無理 な いろ ん |あきらめ|むーど|||||むり|||

こんばん は みなさん

この 甘 城 ブリリアント パーク は あと ３ ヵ 月 で 閉園 に なり ます |あま|しろ||ぱーく||||つき||へいえん|||

( 一同 が 驚く ) いちどう||おどろく

( ラティファ ) この パーク と も もう すぐ お 別れ です ||ぱーく||||||わかれ|

でも みなさん の 職場 は 何とか 私 が 探し ます |||しょくば||なんとか|わたくし||さがし|

色々 と 苦労 する こと も ある か と 思い ます けど … いろいろ||くろう|||||||おもい||

( ワニ ピー ) 苦労 ？ 苦 労 っ ぴ ! ? ラティファ 様 わに||くろう|く|ろう||||さま

おい ら 知名度 なんて ほとんど ゼロ だ よ ||ちめいど|||||

今さら 人気 なんて 集め られ な いっ ぴ いまさら|にんき||あつめ||||

どうして くれる の ! ? それ は … 分かり ませ ん |||||わかり||

でも 頑張れ ば …\ N ( ワニ ピー ) 頑張って も ムダ だっ ぴ |がんばれ|||わに||がんばって||むだ||

どうせ どこ か の 駅前 で ﾃｨｯｼｭ を 配る しか なくなる っぴ ||||えきまえ||||くばる|||

それ で きっと すぐ 忘れ られ て 消え て しまう ん だっ ぴ ！ ||||わすれ|||きえ|||||

地上 で 人気 が なくなったら 消滅 だっ ぴ ！ ちじょう||にんき|||しょうめつ||

どうして くれる っぴ ！

ピーー …\ N 黙る ふ も ワニ ピー ピー-||だまる|||わに|

モッフル お前 ここ に 来 て 何 年 に なる ふ も |おまえ|||らい||なん|とし||||

12 年 だっ ぴ とし||

なら ﾁｬﾝｽ は いくら で も あった はず

こう なった の は パーク に 甘え て ||||ぱーく||あまえ|

固定 客 を つか ん で こ なかった お前 の 怠慢 こてい|きゃく|||||||おまえ||たいまん

今さら 取り乱し て どう する ふ も いまさら|とりみだし|||||

でも … でも …\ N く ー ッ ||||-|

心配 し なく て も ﾃｨｯｼｭ 配り くらい 一緒 に やって やる ふ も しんぱい||||||くばり||いっしょ|||||

お前 が 本気 を 出せ ば おまえ||ほんき||だせ|

地元 の 人気者 に なる くらい は 造作 も ない ふ も じもと||にんきもの|||||ぞうさく||||

一 軍 の 余裕 っぴ \ N 何 ？ ひと|ぐん||よゆう|||なん

モッフル なら どこ か の 遊園地 に 移籍 する の も 簡単 だっ ぴ |||||ゆうえんち||いせき||||かんたん||

そんな こと 考え て も い ない ふ も ||かんがえ||||||

それ に ﾓｯﾌﾙ は 浦安 ﾃﾞｼﾞﾏ ｰ ﾗﾝﾄﾞ の 大 ｽﾀ ｰ ﾏｯｷ ｰ と ||||うらやす|||||だい|||||

どっち も ネズミ だ し 二 番手 キャラ と して いけ る … ||ねずみ|||ふた|ばんて|||||

僕 は 誰 か の 二 番手 じゃ ない ！ ぼく||だれ|||ふた|ばんて||

人 マネ で 売れ てる わけ じゃ ない ふ も ！ じん|まね||うれ||||||

痛い 痛 いっ ぴ ！ いたい|つう||

一 番 つらい の は ラティファ 様 そんな の 分かって る はず だ ろ ん ひと|ばん|||||さま|||わかって|||||

すま なかった ふ も

いえ … 私 の ほう こそ です |わたくし||||

私 の 力 が 足り ない ばかり に … わたくし||ちから||たり|||

私 から は ただ 謝る こと しか でき ませ ん わたくし||||あやまる|||||

みなさん 本当 に … 本当 に |ほんとう||ほんとう|

すみません …

謝る の は まだ 早い ん じゃ ない の か ？ あやまる||||はやい|||||

は あ …

まったく あきれ た 連中 だ な |||れんちゅう||

哀れ っぽく ため息 を つく なら やる こと を やって から に しろ あわれ||ためいき||||||||||

あ ッ

小僧 ！ 何 を しに 来 た ふ も ！ こぞう|なん|||らい|||

何 は ない だ ろ う 俺 を 呼 ん だ の は そっち じゃ ない の か なん||||||おれ||よ|||||||||

支配人 代行 は 断った と 聞い た しはいにん|だいこう||たった||ききい|

さっさと 帰る ふ も ！ そう は いか ん |かえる||||||

この 俺 が 一 肌 脱 い で やる 気 に なった ん だ から な |おれ||ひと|はだ|だつ||||き||||||

これ は 僕達 の 問題 ふ も お前 の 助け など いら ない ふ も ！ ||ぼくたち||もんだい|||おまえ||たすけ|||||

ふん ッ それ で この ザマ だ ろ う が 何 ？ ||||||||||なん

見ろ ！ 雁 首 揃え て 何も でき ない みろ|がん|くび|そろえ||なにも||

客 も 呼べ ず 資金 も 集まら ず きゃく||よべ||しきん||あつまら|

みすみす 職場 を 失 お う と して いる |しょくば||うしな|||||

さっき あの 甘 城 企画 の 男 が 言って い た ぞ ||あま|しろ|きかく||おとこ||いって|||

こんな パーク に 来る 客 は 大 バカ だ そう だ |ぱーく||くる|きゃく||だい|ばか|||

正論 じゃ ない か こんな 楽し さ も 興奮 も ない せいろん|||||たのし|||こうふん||

ネタ に さえ なら ない ダメ 遊園地 に わざわざ 来る 客 な ん だ から な ねた|||||だめ|ゆうえんち|||くる|きゃく|||||

さすが に 俺 も 反論 でき なかった ぞ ||おれ||はんろん|||

それ で お前 ら と き たら 何 を やって る ？ ||おまえ|||||なん|||

何と 自己 憐憫 の 残念 会 だ なんと|じこ|れんびん||ざんねん|かい|

なるほど 確かに こんな ヤツ ら に 金 を 出す の は バカ の やる こと だ |たしかに||やつ|||きむ||だす|||ばか||||

言わ せ て おけ ば … いわ||||

すみません で し た 可児 江 様 ||||かに|こう|さま

どうぞ こちら へ い らし て ください

ふん

自己 紹介 が まだ だった な じこ|しょうかい||||

可児 江 西 也 だ かに|こう|にし|や|

ふ ～ ん お前 ら の 声 が 聞こえる ぞ ||おまえ|||こえ||きこえる|

まず 分かる の は |わかる||

そう お前 ら が 俺 の こと を 嫌い だ と いう こと だ な |おまえ|||おれ||||きらい||||||

｢ どこ の 何 様 だ こんな ﾔﾂ に ﾊﾟ ｰ ｸ を 任せる って ｣ ||なん|さま|||||||||まかせる|

｢ あと ３ ヵ 月 で 何 が できる って いう ん だ ｣ ||つき||なん||||||

まだ ある なあ

｢ 俺 達 の ﾗﾃｨﾌｧ 様 が あんな ﾔﾂ に ？ ｣\ N ｢ ｷ ｰ ｯ 悔しい ！ ｣ おれ|さとる|||さま|||||||||くやしい

不愉快 だ ろ う ムカ つく だ ろ う それ で いい ふゆかい|||||||||||

俺 は お前 ら に 何 か を 懇願 し たり し ない おれ||おまえ|||なん|||こんがん||||

独裁 的 に やって やる どくさい|てき|||

逆らう なら 今 すぐ クビ だ ！ さからう||いま||くび|

俺 の 指示 どおり に 仕事 を しろ ！ おれ||しじ|||しごと||

どうせ 潰れる ダメ パーク だ |つぶれる|だめ|ぱーく|

やり たい 放題 やら せ て もらう ||ほうだい||||

だが お前 ら は 必ず 見る こと に なる |おまえ|||かならず|みる|||

お前 ら が 嫌い な どこ ぞ の ガキ が おまえ|||きらい|||||がき|

これ から ３ ヵ 月 で 奇跡 を 起こす の を な ！ |||つき||きせき||おこす|||

俺 は 25 万 人 の 客 を 呼ぶ おれ||よろず|じん||きゃく||よぶ

お前 ら の 神 が 出し た 神 託 を おまえ|||かみ||だし||かみ|たく|

この 俺 が かなえ て やる ！ |おれ||||

演技 ？ ああ わざと 連中 を 怒ら せ た えんぎ|||れんちゅう||いから||

( ラティファ ) わざと … です か ？

お前 ら の 客 は バカ だって 言った だ ろ おまえ|||きゃく||ばか||いった||

連中 は 本気 で 怒った れんちゅう||ほんき||いかった

客 を バカ に さ れ て 怒る の は 自分 の 仕事 に 真剣 だ と いう こと だ きゃく||ばか|||||いかる|||じぶん||しごと||しんけん|||||

それ なら まだ 希望 は ある |||きぼう||

勉強 に なり ます べんきょう|||

では 力 を 貸し て くれる の ね ？ ああ |ちから||かし|||||

ただし ３ ヵ 月 だけ だ ||つき||

俺 の 仕事 は そこ で 終わり に させ て もらう おれ||しごと||||おわり||さ せ||

はい 深く 感謝 し ます |ふかく|かんしゃ||

は あ …

感謝 など し ない で くれ え ッ ？ かんしゃ|||||||

や れる だけ の こと は やって みる が ほぼ 不可能 だ ||||||||||ふかのう|

その 覚悟 は し て おい て くれ |かくご||||||

じゃあ さっき 言った 話 は …\ N ああ 言う しか なかった だけ だ ||いった|はなし||||いう||||

最善 を 尽くす なら 連中 に も さいぜん||つくす||れんちゅう||

希望 を 持って もらう しか ない から な きぼう||もって|||||

私 も 希望 は 捨て ませ ん わたくし||きぼう||すて||

神 託 で そう 予言 さ れ て いる から か ？ かみ|たく|||よげん||||||

いいえ 神 託 は |かみ|たく|

ほんの 少し 道 を 照らし て くださる だけ です |すこし|どう||てらし||||

先 の こと は 何も 分かり ませ ん さき||||なにも|わかり||

だったら なぜ ？

可児 江 様 が 来 て くださった から です かに|こう|さま||らい||||

この パーク は 変わり ます |ぱーく||かわり|

ならば きっと 新しい 未来 も ある はず です ||あたらしい|みらい||||

は あ …

言わ れ た 資料 は これ で 全部 よ ああ いわ|||しりょう||||ぜんぶ||

他 に いる もの は ？ いや た|||||

家 に は 連絡 し た ？ 今日 は 帰れ ない って いえ|||れんらく|||きょう||かえれ||

ああ

仮眠 を とれ る よう に 毛布 を 置 い て お くわ かみん||||||もうふ||お||||

ああ

可児 江 君 ああ ？ かに|こう|きみ|

ありがとう ああ

( 扉 が 開く ) とびら||あく

( タカミ ) あ ッ モッフル さん ！ いらっしゃい

生 と 冷やし トマト は ～ い せい||ひやし|とまと||

おお モッフル 先 に 始め て た ろ ん やっと き た み ～ ||さき||はじめ||||||||

も っ ふ 失礼 し ま ～ す 生 一 丁 です ！ |||しつれい||||せい|ひと|ちょう|

も っ ふ タカミ ちゃん 生 ２ つ 追加 だ ろ ん |||||せい||ついか|||

は ～ い

タカミ ちゃん の お 尻 も 追加 だ み ～\ N は いはい ||||しり||ついか|||||

ティラ ミー 下品 な 言葉 は 控える ふ も ||げひん||ことば||ひかえる||

いつ 誰 に 聞か れる か 分から ない ふ も |だれ||きか|||わから|||

ララ パッチ の お守り が ある から 大丈夫 だ み ～ |||おもり||||だいじょうぶ||

これ が あれ ば 僕ら の こと 誰 も 気 に し ない み ～ ||||ぼくら|||だれ||き||||

それ の 効き目 は 見た目 だけ だ ふ も ||ききめ||みため||||

甘 ブリ の マスコット が 居酒屋 で 女 の 尻 の 話 と か あま|ぶり||ますこっと||いざかや||おんな||しり||はなし||

実況 さ れ たら えらい こと ふ も む ～ じっきょう||||||||

僕 は もっと 自由 に 生き たい み ～ ぼく|||じゆう||いき||

ﾊﾟｯﾌ と か ﾐｯﾁ と か ﾓﾅﾋﾟ ｰ と か がん がん 言って くみ ～ ||||||||||||いって|

なら その 口 チャック ふ も 暴れ ない で ください ！ ||くち|ちゃっく|||あばれ|||

ごめんなさい

じゃ ッ 乾杯 ！ ||かんぱい

モッフル が 機嫌 悪い の は やっぱり 可児 江 君 の こと だ み ～ ？ ||きげん|わるい||||かに|こう|きみ||||

楽しみ だ ろ ん たのしみ|||

( ざ わ つく 従業 員 ) |||じゅうぎょう|いん

ど ッ …

どういう つもり ふ も

あの 小僧 ～ ！ |こぞう

今日 は ﾏｶﾛﾝ の ﾐｭ ｰ ｼﾞｯｸｼｱﾀ ｰ を 紹介 する わ きょう|||||||||しょうかい||

まだ 中 を 見て い ない が どんな 場所 な ん だ ？ |なか||みて|||||ばしょ|||

この ｼｱﾀ ｰ は 数々 の 伝説 に 彩ら れ た 音楽 の 殿堂 よ ||||かずかず||でんせつ||いろどら|||おんがく||でんどう|

ほう アーティスティック だ な どんな 伝説 だ ？ |||||でんせつ|

態度 の 悪い ゲスト と マカロン が 乱闘 を 始め て たいど||わるい|げすと||||らんとう||はじめ|

ステージ が 崩壊 し た と いう 伝説 閉鎖 だ 閉鎖 ！ すてーじ||ほうかい|||||でんせつ|へいさ||へいさ