Akatsuki no Yona (Yona of the Dawn ) Episode 6
akatsuki||yona|yona|||dawn|episode
熱い
あつい
火 の 様 だ
ひ||さま|
It's like fire...
目 が 逸ら せ ない
め||はやら||
I can't look away.
この 姫 は こんな 顔 を する 姫 だった か
|ひめ|||かお|||ひめ||
馬鹿 野郎
ばか|やろう
You idiot!
動く な と 言った はず だ
うごく|||いった||
I told you not to move!
なんで 出 て き た
|だ|||
Why did you come out?
ば . . . 化け物
|ばけもの
H-He's a monster.
姫
ハク
ひめ|
Hak!
クソ
くそ
Damn it.
さっき . . . 受け た . . . 毒 が
|うけ||どく|
The poison on that arrow...
今 だ
いま|
かかれ
Get him!
ハク
Hak!
よし 下 は 奈落 だ
|した||ならく|
Yes! There's an abyss below him!
雷 獣 を 落とせ
かみなり|けだもの||おとせ
Throw the Thunder Beast down!
このまま じゃ . . .
At this rate...
このまま じゃ . . .
At this rate...
このまま じゃ ハク が . . .
At this rate, Hak...
ハク が . . .
Hak will...
ハク が . . .
Hak will...
ハク が 死 ん じゃ う
||し|||
Hak will die!
姫
お 待ち ください
ひめ||まち|
Wait!
いけ ませ ん よ 姫 あの 男 の もと へ 行 こ う など
||||ひめ||おとこ||||ぎょう|||
No, Princess. You mustn't go to him.
あなた は 私 と ともに 城 へ 行く の だ
||わたくし|||しろ||いく||
You're going to the castle with me!
殺さ せ ない
ころさ||
I won't let you kill him.
殺さ せ ない
ころさ||
殺さ せ ない
ころさ||
I won't let you kill him!
絶対 に
ぜったい|
Never!
高 華国 屈指 の 武人 ソンハク 将軍 を 討ち 取れる など
たか|はなくに|くっし||たけと||しょうぐん||うち|とれる|
To defeat General Son Hak, Kouka Kingdom's greatest warrior,
何たる 名誉
なんたる|めいよ
would bring incredible honor.
離れ て
はなれ|
Get away!
ハク から 離れ なさい
||はなれ|
Get away from Hak!
姫
離れ なさい
ひめ|はなれ|
Get away from him!
お 止し なさい 姫
|よし||ひめ
姫 様 は 大人 しく
ひめ|さま||おとな|
A princess should keep quiet and...
止せ
よせ
Don't!
姫 を 傷つける な
ひめ||きずつける|
Don't hurt the princess!
しかし
But, sir...
こ これ が ヨナ 姫 ?
||||ひめ
Th-This is Princess Yona?
姫 さん
ひめ|
Princess...
ハク 今 助ける から
|いま|たすける|
Hak, I'll save you.
馬鹿 野郎 逃げろ
ばか|やろう|にげろ
You idiot! Run!
あんた に は 無理 だ 早く 遠く へ
|||むり||はやく|とおく|
You can't do it! Run far away!
嫌 だ 絶対
いや||ぜったい
No! Never!
ハク 死 ん だ ら 許さ ない
|し||||ゆるさ|
Hak, I'd never forgive you for dying!
許さ ない から
ゆるさ||
I'd never forgive you!
な なに を し て いる
Wh-What are you doing?
ハク から 姫 を 引き離せ
||ひめ||ひきはなせ
Get the princess away from Hak!
テジュン 様
|さま
Lord Tae-jun!
探せ
さがせ
Find her...
探せ
さがせ
Find her!
今 すぐ 姫 を お 助け する の だ
いま||ひめ|||たすけ|||
We must rescue the princess immediately!
落ち着 い て ください この 谷 は 人 の 踏み入れ ぬ 場所
おちつ|||||たに||じん||ふみいれ||ばしょ
Calm down, sir! We cannot enter this valley.
この 高 さ から 落ち たら 助かり ませ ん
|たか|||おち||たすかり||
You'd never survive this fall!
放せ 姫 を . . .
はなせ|ひめ|
Let go! The princess...
姫 を 助け なけ れ ば
ひめ||たすけ|||
I must save the princess!
テジュン 様
|さま
Lord Tae-jun!
姫 は もう . . .
ひめ||
The princess is already...
ヨナ . . . 姫
|ひめ
Princess Yona...
スウォン 様
|さま
Lord Su-won.
なん です か ケイシュク 参謀
||||さんぼう
What is it, Advisor Keishuk?
大事 を 控え た 夜 に 恐縮 です が
だいじ||ひかえ||よ||きょうしゅく||
Though I hate to disturb you on the eve of an important day,
火 の 部族 カンス ジン 将軍 の ご 子息 が
ひ||ぶぞく|||しょうぐん|||しそく|
the son of General Gang Su-jin, chief of the Fire Tribe, insists on seeing you.
どうして も お 会い し たい と お 越し に なり まし て
|||あい|||||こし||||
や すみません お 待た せ し まし た テジュン 殿
|||また||||||しんがり
I'm sorry to have kept you waiting, Lord Tae-jun.
今日 は どう さ れ まし た
きょう||||||
What brings you here today?
大事 な 即位 式 前日
だいじ||そくい|しき|ぜんじつ
I apologize for coming at such an hour,
然 も 斯様 な 刻限 に 申し訳 有り ませ ん
ぜん||しさま||こくげん||もうしわけ|あり||
on the night before your coronation.
貴方 様 に どうして も お 渡し し たい 物 が 有って 参上 し まし た
あなた|さま|||||わたし|||ぶつ||あって|さんじょう|||
I have come because there is something I must give you.
ヨナ 姫 が 亡くなら れ まし た
|ひめ||なくなら|||
Princess Yona is dead.
風 と 火 の 土地 の 堺 北山 に で
かぜ||ひ||とち||さかい|きたやま||
In the northern mountains that separate the Wind and Fire Tribes' lands...
ハク 将軍 と ヨナ 姫 を 追い詰め
|しょうぐん|||ひめ||おいつめ
I cornered General Hak and Princess Yona.
あと 少し と 言う 所 で 二 人 は 谷底 へ . . .
|すこし||いう|しょ||ふた|じん||たにそこ|
Just when they were within my reach, they fell into the valley.
なんと あの 絶壁 から 落ち た ?
||ぜっぺき||おち|
What? They fell from those cliffs?
スウォン 様 は 二 人 を 発見 次第 連絡 しろ と ご 命令 を 下され た
|さま||ふた|じん||はっけん|しだい|れんらく||||めいれい||くだされ|
Lord Su-won instructed you to contact him the moment you found them.
あろう 事 が ヨナ 姫 を 追い詰め 殺し た など
|こと|||ひめ||おいつめ|ころし||
Instead, you cornered and killed Princess Yona.
これ は 大逆 です よ カン テジュン 様
||だい ぎゃく|||かん||さま
This is treason, Lord Gang Tae-jun.
そう だ 私 が あの 方 を 殺し た
||わたくし|||かた||ころし|
That's right... I killed her.
どうか 罰 を お 与え ください
|ばち|||あたえ|
Please punish me.
スウォン 様
|さま
Lord Su-won...
今日 は 城 で お 休み ください
きょう||しろ|||やすみ|
Rest at the castle today.
明日 の 即位 式 に は 出席 し て ください ます よう
あした||そくい|しき|||しゅっせき|||||
You will attend tomorrow's coronation.
そんな 私 に 罰 を どう か
|わたくし||ばち|||
No! You must punish me! Please!
テジュン 様
|さま
Lord Tae-jun...
スウォン 様 * 3
|さま
Lord Su-won!
昔 々 赤色 の 大きな 太陽 食べ られ て
むかし||あかいろ||おおきな|たいよう|たべ||
Long, long ago, when the big red sun was gobbled up,
世界 が 黒 に 染まる 時
せかい||くろ||そまる|じ
and the world was stained black...
面倒くさい
めんどうくさい
What a bother.
人 が 死 ん でる
じん||し||
Someone's dead.
スウォン 様
|さま
Lord Su-won...
風 の 部族 長老 ムン ドク 様 が 到着 さ れ まし た
かぜ||ぶぞく|ちょうろう|||さま||とうちゃく||||
Elder Mun-deok, of the Wind Tribe, has arrived.
次期 将軍 も ご 一緒 です
じき|しょうぐん|||いっしょ|
The next general is with him.
次期 将軍 ?
じき|しょうぐん
The next general?
決め られ た の です ね
きめ|||||
Then they have chosen one.
一族 を 守る 為 に は やむなし と 思わ れ た の でしょ う
いちぞく||まもる|ため|||||おもわ|||||
They must have thought it necessary, to protect their tribe.
ムン ドク 様 の ご 気性 を 考え れ ば 些か 拍子抜け で は あり ます が
||さま|||きしょう||かんがえ|||さ か|ひょうしぬけ|||||
Though given Lord Mun-deok's temperament, it is something of a disappointment.
それ を 促す 者 が 居 た の かも しれ ませ ん 自ら 部族 と の 絆 を 断って
||うながす|もの||い|||||||おのずから|ぶぞく|||きずな||たって
Perhaps someone encouraged him by cutting ties with the tribe.
いえ
Nothing.
どんな 方 です その 次期 将軍 は
|かた|||じき|しょうぐん|
Who is the next general?
ハク 将軍 より 年若 い 方 です よ
|しょうぐん||としわか||かた||
He's younger than General Hak.
風 の 部族 は 若者 が 元気 です ね
かぜ||ぶぞく||わかもの||げんき||
The youngsters of the Wind Tribe are so full of energy.
ケイシュク さん お 爺ちゃん み たい 年 の 割に
|||じいちゃん|||とし||わりに
Keishuk, for someone so young, you sound like a grandfather.
あなた に 言わ れ たく ない です
||いわ||||
You're one to talk.
夜明け です よ
よあけ||
It's dawn.
実に 戴冠 式 に 相応しい 暁 の 空 です
じつに|たいかん|しき||ふさわしい|あかつき||から|
What a truly fitting dawn sky for a coronation ceremony.
高 華国 王 の 象徴 で ある 赤い 龍 の 城
たか|はなくに|おう||しょうちょう|||あかい|りゅう||しろ
The Castle of the Red Dragon symbolizes the King of Kouka Kingdom.
何時か 此の 城 に 帰る の だ と 心 に 誓って い た
いつか|この|しろ||かえる||||こころ||ちかって||
I swore to myself that I would return to this castle one day.
スウォン
Su-won!
スウォン いらっしゃい 早く 来 て
||はやく|らい|
Su-won, welcome! Come quickly!
今日 は ね 梨 の 余り が ある の よ
きょう|||なし||あまり||||
Today, we have stewed pears.
隙 あり
すき|
Ouch.
い て ぇ
ハク
Hak...
とろい です よ スウォン 様
とろ い||||さま
You're too slow, Lord Su-won.
そう なん じゃ あの じじ に 怒ら れ ます よ
||||||いから|||
You'll get in trouble with the old man.
なに を 言い ます
||いい|
What are you talking about?
ムン ドク 師匠 に は 筋 が 良い と ずいぶん 褒め られ た もの です
||ししょう|||すじ||よい|||ほめ||||
Master Mun-deok said I had a natural aptitude for combat.
稽古 で 俺 に 勝った 事 が あり まし た っけ
けいこ||おれ||かった|こと|||||
Oh? Have you ever beaten me in practice?
ハク は ヨナ 姫 を 守ら なけ れ ば なら ない の です から 強く て 当然 です
|||ひめ||まもら|||||||||つよく||とうぜん|
It's natural for you to be strong, since you must protect Princess Yona.
何 です それ
なん||
What's that supposed to mean?
でも 本当 に 羨ま し い です
|ほんとう||うらやま|||
But I truly am jealous.
ヨナ は ハク が 従者 で
||||じゅうしゃ|
That Yona has you for a servant.
スウォン 様 に も 従者 くらい 居る でしょ う が
|さま|||じゅうしゃ||いる|||
You have servants, too, Lord Su-won.
私 は ハク が 欲しい ん です
わたくし||||ほしい||
Pout
じゃ 王 に なって 下さい よ
|おう|||ください|
ヨナ 姫 と 婚姻 を 結んで 王 に なって 下さい よ
|ひめ||こんいん||むすんで|おう|||ください|
え そんな 私 は ヨナ と 結婚 なんて
||わたくし||||けっこん|
俺 が 欲しい ん でしょ う
おれ||ほしい|||
You want me, don't you?
あぁ それ は 言葉 の 綾 で
|||ことば||あや|
It was a figure of speech...
まっ どっち に しろ 俺 は 次期 王 に なる の は スウォン 様 しか 認め ねぇ けど
||||おれ||じき|おう||||||さま||みとめ||
Either way, as far as I'm concerned,
その 時 俺 は 貴方 様 の 右腕 と なり
|じ|おれ||あなた|さま||みぎうで||
When you do, I'll be your right arm.
滅び の 時 まで お 二 人 の 傍ら に い て 差し上げ ます よ
ほろび||じ|||ふた|じん||かたわら||||さしあげ||
因みに 三 食 昼寝 付き で よろしく
ちなみ に|みっ|しょく|ひるね|つき||
By the way, I'll need three meals a day and naps.
お 得 の 物件 です ぜ
|とく||ぶっけん||
高 華 の 雷 獣 だ から な
たか|はな||かみなり|けだもの|||
After all, I'm the Thunder Beast of Kouka.
それ は
Ah, that is...
幸せ な 夢 です ね
しあわせ||ゆめ||
a wonderful dream.
スウォン 早く
|はやく
Su-won, hurry!
ハク ヨナ を 守って 下さい ね
|||まもって|ください|
Hak, please protect Yona.
きっと 私 が 王 に なる 時 ヨナ も ハク も 私 は 側 に は い ない
|わたくし||おう|||じ|||||わたくし||がわ||||
When I become king,
暖かい こんな 日 は 少し だけ 迷う
あたたかい||ひ||すこし||まよう
Warm days like today make me doubt myself a bit.
でも もう 右腕 は い ない
||みぎうで|||
But now, my right arm is gone.
温もり を くれ た あの 少女 も
ぬくもり|||||しょうじょ|
As is the girl who gave me warmth.
踏み付けて 切り捨て て ここ まで 来 た
ふみつけて|きりすて||||らい|
By crushing them underfoot and casting them off, I have made it this far.
あれ が 新 王 陛下
||しん|おう|へいか
That's the new king?
また お 若い が ユホン 様 の 嫡子 で あら れる から な
||わかい|||さま||ちゃくし|||||
He's still young, but he's Lord Yu-hong's son.
あの ユホン 様 の ?
||さま|
Lord Yu-hong's son?
なら ば きっと 素晴らしい 王 に お なり だ ろ
|||すばらしい|おう|||||
だから もう 迷い は し ない
||まよい|||
So I will not doubt myself any longer!
五 部 族 の 承認 の 元
いつ|ぶ|ぞく||しょうにん||もと
With the approval of the five tribes,
ここ に 高 華国 空 の 部族 第 十一 代目 スウォン 新 王 陛下 が 即位 さ れ た
||たか|はなくに|から||ぶぞく|だい|じゅういち|だい め||しん|おう|へいか||そくい|||
King Su-won is crowned the Sky Tribe's eleventh king of the Kingdom of Kouka.
新 王 陛下
しん|おう|へいか
Your Highness, my new king.
お 即位 心 より お 喜び 申し上げ ます
|そくい|こころ|||よろこび|もうしあげ|
I congratulate you on your coronation.
火 の 部族 長 カン スジン
ひ||ぶぞく|ちょう|かん|
I, Gang Su-jin, leader of the Fire Tribe,
火 の 部族 の 民 は これ より 陛下 に 絶対 の 忠誠 を 誓い ます
ひ||ぶぞく||たみ||||へいか||ぜったい||ちゅうせい||ちかい|
火 の 部族
ひ||ぶぞく
彼ら は 協力 する ふり を し て ずっと 王都 を 狙って いる
かれら||きょうりょく|||||||おう と||ねらって|
They pretend to support me, but their eyes are always on the throne.
地 の 部族 は 強い 主に 従う
ち||ぶぞく||つよい|おもに|したがう
The Earth Tribe submits to a powerful master.
水 の 部族 は 様子 を 見て いる
すい||ぶぞく||ようす||みて|
The Water Tribe waits to see how things go.
そして 風 の 部族
|かぜ||ぶぞく
And the Wind Tribe...
圧力 を かけ て 大人 しく なった が
あつりょく||||おとな|||
あそこ に は ムン ドク が 育てあげ た 屈強 な 戦士 が 居る
||||||そだてあげ||くっきょう||せんし||いる
they have many strong warriors trained by Mun-deok.
ハク の 死 を 知って 何 時 牙 を 向く と も 知れ ない
||し||しって|なん|じ|きば||むく|||しれ|
There's no telling when they will learn of Hak's death, and bare their teeth.
北 の 戒 帝国 や 南 の 真 斎 も
きた||かい|ていこく||みなみ||まこと|ひとし|
The crowning of a new king will draw the attention of the Kai Empire
高 華 の 新 王 即位 に 注目 する だ ろ
たか|はな||しん|おう|そくい||ちゅうもく|||
to the north, and Shin and Sei in the south.
だが まず
However, first...
この ばらばら の 部族 達 を 纏め あげ なく て は
|||ぶぞく|さとる||まとめ||||
I must unite these divided clans.
陛下
へいか
Your Highness...
ご存知 の よう に この 城 に は 今 神官 様 が いらっしゃい ら ない
ごぞんじ|||||しろ|||いま|しんかん|さま||||
As you know, there is currently no priest within the castle.
ですが 天 の 神 が 見 て おら れる
|てん||かみ||み|||
However, the gods above are watching.
陛下 が 何 の 犠牲 の 上 に 何 を なさ れる の か
へいか||なん||ぎせい||うえ||なん||な さ|||
They will see what you accomplish, on the backs of what sacrifices...
この 老いばれ も それ を 見届け て から
|ろう いばれ||||みとどけ||
As will this old man.
先 に 逝か れ た イル 陛下 の 元 へ 参る 所存 です
さき||いか||||へいか||もと||まいる|しょぞん|
ムン ドク 様
||さま
Lord Mun-deok—
そう です ね
貴方 に は 見届け 頂きたい ムン ドク 長老
あなた|||みとどけ|いただきたい|||ちょうろう
I want you to watch, Elder Mun-deok.
しかし 見て いる だけ の 天 など
|みて||||てん|
However, a heaven that only watches has no meaning for me.
私 に とって 何 の 意味 も あり ませ ん
わたくし|||なん||いみ||||
欲しい の は 神 で は なく 人 の 力 な の だ から
ほしい|||かみ||||じん||ちから||||
私 は この 高 華国 を 先々 代 国王 の 様 な 強国 へ と 再生 さ せる
わたくし|||たか|はなくに||さきざき|だい|こくおう||さま||きょうこく|||さいせい||
I will restore the Kingdom of Kouka to the mighty nation it once was.
立ち塞がる もの が あれ ば 例え 天 でも 私 は ねじ伏せる
たちふさがる|||||たとえ|てん||わたくし||ねじふせる
Should anyone stand in my way, even if they be a god, I will crush them underfoot!
新 王 陛下 万歳 . . .
しん|おう|へいか|ばんざい
Long live the king! Long live the king!
長老 帰って いい
ちょうろう|かえって|
Elder, can we go now?
面倒くさい 人 が いっぱい だ
めんどうくさい|じん|||
This place is full of annoying people.
何 時 から あんな 目 を する 様 に なった の か
なん|じ|||め|||さま||||
Since when has he had that look in his eyes?
ムン ドク 師匠 今日 は 槍 を 教え て ください
||ししょう|きょう||やり||おしえ||
Master Mun-deok, please teach me how to use a spear today.
あの 優しい 笑顔 に は もう 会え ない の だ ろ う か
|やさしい|えがお||||あえ||||||
Will I never see that kind smile again?
声 が 聞こえる
こえ||きこえる
I can hear voices.
大勢 の 人々 の 声
おおぜい||ひとびと||こえ
The voices of a crowd.
そこ に 居る の は 誰
||いる|||だれ
Who's there?
スウォン
Su-won?
起き た
おき|
You're awake?
手 疲れ ちゃ った よ
て|つかれ|||
食べ ちゃ って
たべ||
Eat up.
誰
俺 は ユン
だれ|おれ||
I'm Yun.
ただ の 通り縋り の 美少年 だから 忘れ て いい よ
||とおり つい り||び しょうねん||わすれ|||
I'm just a passing, handsome boy, so you don't have to remember me.
あんた 達 こそ だれ
|さとる||
Who are you two?
あの 崖 から 落ち て 生き てる なんて しぶとい ね
|がけ||おち||いき||||
To survive a fall from that cliff, you must be pretty tough.
崖
そう だ 私
がけ|||わたくし
That's right. I...
ハク ハク は どこ
Hak! Where's Hak?
ハク
Hak?
あ 一緒 に 居 た 黒 髪 の 男 なら あそこ に
|いっしょ||い||くろ|かみ||おとこ|||
Oh, the black-haired man you were with is over there.
ハク
Hak!
ハク
Hak...
生き てる よ 辛うじて ね
いき|||かろうじて|
He's alive, just barely.
体 に 受け た 毒 は 何とか 抜い た けど
からだ||うけ||どく||なんとか|ぬ い||
I removed the poison, but he had a cut on his chest, and he's bruised all over.
胸 に 刀 傷 と 全身 打撲
むね||かたな|きず||ぜんしん|だぼく
肋骨 も 何 本 か 入って る し
あばらぼね||なん|ほん||はいって||
A bunch of his ribs are broken, too.
出血 多量 で 後 少し 治療 が 遅かったら 死 ん で た ね
しゅっけつ|たりょう||あと|すこし|ちりょう||おそかったら|し||||
多分 崖 から 落ちる 時 あんた を 庇った ん だ
たぶん|がけ||おちる|じ|||かばった||
He probably protected you during your fall.
抱きしめる よう に し て 倒れ て た もん
だきしめる|||||たおれ|||
He was holding you when you fell.
ハク
Hak...
木 が 緩衝材 の 役目 を し た ん だ ね
き||かんしょう ざい||やくめ||||||
The trees must have cushioned your fall.
面倒くさい
めんどうくさい
What a bother.
そい つ あんた に そんなに 尽くし て 何 恋人
|||||つくし||なん|こいびと
Why is he so devoted to you? Is he your lover?
うん 全然
|ぜんぜん
なんか 可哀想 だ ね
|かわいそう||
I feel bad for him...
ここ は 谷底 ここに 住 ん でる の
||たにそこ|ここ に|じゅう|||
Is this the bottom of the valley? Do you live here?
ま ぁ ね
I guess.
あなた は 医術 師
||いじゅつ|し
Are you a doctor?
私 人 を 探し て いる の だ けど
わたくし|じん||さがし|||||
I'm looking for someone...
ユン 君 ユン 君 聞い て くれ 僕 の 話 を 聞い て くれ
|きみ||きみ|ききい|||ぼく||はなし||ききい||
Yun! Yun!
ちょっと もう 何で 泥 だらけ な ん だ よ
||なんで|どろ|||||
Hey! Why are you covered in mud?!
皆 が 幸せ で ある と いい なって
みな||しあわせ|||||
I was praying for everyone's happiness when I slipped and fell...
天 に 祈り を 捧げ て たら 滑って 転ん じゃ って
てん||いのり||ささげ|||すべって|ころ ん||
面倒くさい
めんどうくさい
What a bother!
あんた 天 に 見放さ れ た ん だ よ
|てん||みはなさ|||||
Heaven has abandoned you.
目 を 覚まさ れ た ん です ね よかった
め||さまさ||||||
You're awake. Thank goodness...
どうも です
Hello.
僕 イクス と 言い ます
ぼく|||いい|
My name is Ik-su.
ユン 君 の 保護 者 みたい な 者 で し て
|きみ||ほご|もの|||もの|||
あの 私 は . . .
|わたくし|
Um, I'm...
悪い 人 達 に は 見え ない けど 名乗る に は まだ
わるい|じん|さとる|||みえ|||なのる|||
They don't seem like bad people, but I can't tell them my name.
本当 に 辛かった です ね
ほんとう||からかった||
It must have been very hard...
いや 私 は なにも
|わたくし||
No, I didn't...
崖 は ハク が 庇って くれ た ので
がけ||||かばって|||
Hak protected me from the fall.
いいえ よく 旅立ち の 決心 を さ れ た
||たびだち||けっしん||||
No, I am impressed you resolved to go on this journey.
旅立ち
たびだち
Journey?
まして や ヨナ 姫 と も あ ろ う 方 が
|||ひめ||||||かた|
To think that Princess Yona herself would...
ちょっと
Wait.
なぜ 私 の 事 を
|わたくし||こと|
How do you know who I am?
それ は 神様 の お告げ で
||かみさま||おつげ|
Oh, the gods told me...
バカ じゃ ない の
ばか|||
Are you stupid?
そんな 簡単 に 喋って 隠れ 住 ん でる 意味 ない じゃ ん
|かんたん||しゃべって|かくれ|じゅう|||いみ|||
How could you tell her all that?
本当 嘘 が つき ない ん だ から
ほんとう|うそ||||||
You really don't know how to lie.
まさか
Are you...
神官 様 が 風 の 地 の 何 処 か に おら れる
しんかん|さま||かぜ||ち||なん|しょ||||
A priest is said to live somewhere within the Wind Tribe's territory.
すみません
I'm sorry...
姫 様 に は きちんと し た 姿 で お 出迎え する つもり だった のに
ひめ|さま||||||すがた|||でむかえ||||
I meant to receive you in proper attire, Princess.
この 人 が 神官 様
|じん||しんかん|さま
This person is the priest?
あなた が 生きる と 言う 事 は この 国 を 揺るがす 嵐 を 起こす と 言う 事
||いきる||いう|こと|||くに||ゆるがす|あらし||おこす||いう|こと
Your life will create a storm that will shake this kingdom.
次回 暁 の ヨナ 第 七 話
じかい|あかつき|||だい|なな|はなし
天命 Comment : 0,0 : 23 : 39.42,0 : 23 : 39.43 , 通用 1080 日 文 , , 0,0,0 , , Comment : 0,0 : 23 : 39.43,0 : 23 : 41.42 , 通用 1080 日 文 , , 0,0,0 , ,
てんめい|comment|つうよう|ひ|ぶん|comment|つうよう|ひ|ぶん